JP4116537B2 - 乾燥粉末吸入器のための粉末製剤の粉砕手段及び吸入器 - Google Patents

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Description

発明の技術分野
発明の分野は、薬剤若しくは薬剤の混合物を気道に供給するための乾燥粉末吸入器に関する。乾燥粉末吸入器は、有効な深い肺堆積のための適切な粒子寸法における薬剤を含有する粉末製剤を貯蔵及び提供するように設計されており、患者への所要の粉末量の再現可能な投与のための供給システムと、粉末製剤から薬剤粒子を解放するための粉砕システムと、マウスピースとを有する。
発明の背景
乾燥粉末吸入器
乾燥粉末吸入器を(a)一回供給、(b)多数ユニット供給、(c)多数供給装置に分割することは歴史的な伝統である。第1の形式の吸入器のために、一回分の量が製造者によって、大抵は硬いゼラチンカプセルである小さな容器内へ計量される。カプセルは、別個の箱又は容器から取り出され、吸入器のレセプタクル領域に挿入されなければならない。次いで、カプセルは、ピン又は裁断ブレードによって開放又は穴開けされなければならず、吸入空気流の一部が粉末を連行するためにカプセルを通過することができるか、吸入中の遠心力によって粉末がカプセルからこれらの穴を通って排出されることができる。吸入後、空になったカプセルは吸入器から再び取り出されなければならない。大抵は、カプセルの挿入及び取出しのために吸入器の分解が必要であり、この分解は、一部の患者にとっては困難かつ厄介であるおそれのある操作である。粉末を吸入するために硬いゼラチンカプセルを使用することに関するその他の欠点は、(a)周囲空気からの水分取込みに対する不十分な保護、(b)破砕又は刻み目を生じる、カプセルが前もって過剰な相対湿度に曝露された後の開放又は穴開けに関する問題、(c)カプセルの断片を吸入する可能性、である。さらに、多数のカプセル吸入器のために、不完全な排除が報告されている(例えば、Nielsen他、1997年)。
国際公開第92/03175号パンフレットに記載されているように、一部のカプセル吸入器はマガジンを有しており、このマガジンから個々のカプセルは収容チャンバへ移されることができ、収容チャンバにおいて穴開け及び放出が行われる。その他のカプセル吸入器は、カプセルチャンバを備えた回転マガジンを有しており、カプセルチャンバが、用量放出のために空気導管と整列させられることができる(例えばDE3927170)。カプセル吸入器は、ブリスタ吸入器を備えた多数ユニット用量吸入器の形式を有しており、ブリスタ吸入器は、ディスク又はストリップにおける供給において制限された数の単位用量を有する。ブリスタ吸入器は、カプセル吸入器よりも、薬剤のより優れた水分保護を提供する。粉末へのアクセスは、カバー及びブリスタ箔に穴開けすることによって、又はカバー箔を剥離することによって得られる。ディスクの代わりにブリスタストリップが使用される場合、用量数を増大させることができるが、患者にとって空のストリップを交換することは不便である。したがって、このような装置はしばしば、組み込まれた供給システムと共に使い捨て可能であり、ストリップを搬送しかつブリスタポケットを開放するために使用される技術を含む。
マルチ用量吸入器は、予め計測された量の粉末製剤を含んでいない。マルチ供給吸入器は、比較的大きな容器と、患者によって操作されなければならない用量計測原理とから成る。容器は、容積変位によって粉末のバルクから個々に隔離された多数の用量を有している。回転可能なメンブレン(例えばEP0069715)又はディスク(例えばFR2447725;EP0424790;DE4239402及び米国特許第5829434号明細書)、回転可能な円筒体(例えばEP0166294;GB2165159及び国際公開第92/09322号パンフレット)及び回転可能な切頭体(例えば米国特許第5437270号明細書)を含む様々な用量計測原理が存在し、これらの全ての原理は、容器からの粉末で充填されなければならないキャビティを有している。その他のマルチ用量装置は、計測スライド(例えば米国特許第2587215号;米国特許第5113855号及び米国特許第5840279号)又は所定の容積の粉末を容器からデリバリチャンバ又は空気導管へ移動させるための局所的又は周方向の凹所を備えた計測プランジャ(例えばEP0505321、DE4027391及び国際公開第92/04928号パンフレット)を有している。
再現可能な用量計測は、マルチ用量吸入器装置のための主要な懸念の1つである。粉末製剤は、良好かつ安定した流れ特性を有していなければならない。なぜならば、用量計測カップ若しくはキャビティの充填は、最も重力の影響を受けるからである。患者は、吸入器を正確に、特に用量計測原理を操作しながら装置を適切な位置に保持するように取り扱わなければならない。粉末の充填を容易にするための特別な手段の幾つかの例のみが、例えばEP0424790(振動する手段)及び国際公開第92/04928号パンフレット(粉末をプランジャの凹所に案内するためのカラー状部分)が、知られている。予め充填された一回用量及び多数ユニット用量吸入器のために、用量計測精度及び再現性が、製造者によって保証されることができる。他方では、マルチ用量吸入器は、著しくより多い数の用量を含むことができるのに対して、用量を詰め込むための取扱いの数が概してより少ない。
マルチ用量装置における吸入空気流は用量計測キャビティを横切ってしばしば直線的であり、マルチ用量吸入器の大きく剛性の用量計測システムはこの吸入空気流によってかく乱されることができないので、粉末質量は単にキャビティから連行され、放出中にほとんど解凝集が得られない。その結果、別個の粉砕手段が必要である。しかしながら実用上は、粉砕手段は常に吸入器設計の一部であるわけではない。マルチ用量装置における多数の用量のため、空気導管及び解凝集手段の内壁への粉末付着は最小限に抑制されなければならず、及び/又は装置内の残りの用量に影響することなく、これらの部分の定期的なクリーニングが可能でなければならない。幾つかのマルチ用量吸入器は、処方された数の用量が取り出された後に交換されることができる使い捨て薬剤容器を有する(例えば米国特許第5840279号)。使い捨て薬剤容器を備えたこのような半永久マルチ用量吸入器のために、薬剤蓄積を回避するための要求は一層厳しい。
粉末製剤
1〜5μm(国際公開第95/11666号パンフレット)、0.1〜5μm(国際公開第97/03649号パンフレット)、0.5〜7μm(Davies他、1976年)及び2〜7μm(Kirk、1986年)を含む、多くの寸法範囲が、薬剤を吸入するのに適しているとして提案されている。7μmよりも大きな粒子は慣性嵌入によって主に中咽頭に堆積される;0.1〜1μmのほとんどの粒子は、気道全体における低い堆積効率の結果再び吐出される(Martonen及びKatz、1993年)。このような小さな粒子を製造するために利用可能な種々異なる技術、例えば、ジェットミル又はその他の粉砕機器を用いたより大きな結晶の微粉砕、(過)飽和溶液からの沈殿、噴霧乾燥又は超臨界流体法が利用可能である。種々異なる技術によって得られた製品は、その表面特性、ひいては凝集性及び/又は接着性が異なる。粒子対粒子の相互作用の程度は、吸入中の解凝集プロセスに影響する。
微粉砕された粒子の極めて凝集性の性質及び、所望の治療効果を得るために吸入薬剤が投与される小さい量、概して10〜400μgとは、予防薬(例えばクロモリン二ナトリウム)及び抗生物質(例えば硫酸コリスチン)薬剤(両者ともmg範囲)を除き、患者への投与における所要の再現性を達成することを極めて困難にする。したがって、薬剤又は薬剤組合せを適切な粉末製剤に処理することが必要である。現在、吸入器のために2つの異なる形式の粉末製剤が広く使用されている:球状ペレット及び接着性混合物である。接着性混合物は、順序混合物(Hersey、1975年)又は相互作用混合物(Egermann、1983年)とも呼ばれる。特別な形式の接着性混合物は、凝集核であり、過飽和順序混合物(Schmitt及びBenke、1985年)又は凝集コア(PCT/EP95/02392)とも呼ばれる。
球状ペレットにおいて、微粉砕された(ラクトース)賦形剤を有する又は有さない微粉砕された薬剤粒子は、凝集され、次いで著しくより大きな、球状の、ひいては自由に流れるペレットを形成するために球状化される。このようなペレットの寸法範囲は約100〜2000μmである。結合材は使用されなかったが、凝集性を増大するために水の吸収量が制御された。概して、吸入のためのペレットは極めて弱く、0.28〜0.38g/cmの極めて低い密度を有している(NL C1008019、1999年)。
接着性混合物は比較的大きな結晶、概して、表面に微粉砕された薬剤粒子を持つ、α−ラクトース一水化物から成る。標準的な混合技術は、所望の程度の均一性を得るために使用されることができる。良好な均一性及び十分な流れ特性は、良好な用量再現性のための唯一の前提条件ではない。しかしながら、吸入中、薬剤粒子は、より低い呼吸気道に進入することができる前に、キャリヤ結晶から解離されなければならない。キャリヤの表面特性は、薬剤対キャリヤの相互作用において、ひいては吸入中の解離の程度において重要な役割を果たすことが認識された。
2つの形式の粉末製剤のそれぞれがある吸入器設計と不適合であることの複数の理由がある。衝撃力に対する高い感度により、球状のペレットは有利には、一回用量を隔離するために患者によって操作されなければならない計測原理と組合わさった粉末のためのバルクコンテナを有する吸入器において使用されるべきではない。吸入器が患者によって落下されると、自由に流れるペレットは、容積の用量計測キャビティを再現可能に充填することができない無形粉末質量に歪められる。他方では、低い薬剤濃度を有する接着性混合物は、有利には、粉末よりも著しく大きな容積を有する予め装填された用量コンパートメントと組み合わせて使用されるべきではない。薬剤粒子は、薬剤用量の30%を超える程度までキャリヤ結晶からコンパートメントの内壁へ転移される。このことは、放出された微細粒子用量の高い損失を生じる。なぜならば、キャリヤ粒子からコンパートメント壁部へ容易に転移されることができる粒子は、吸入中の除去力が最もよく保持されることができる粒子でもあるからである。
接着性混合物におけるキャリヤ材料
吸入のための接着性混合物において、キャリヤ賦形剤として結晶α−ラクトース一水化物が最も広く使用されている。キャリヤフラクションの寸法分布は、粉末流、薬剤負荷、用量コンパートメントの内容物排出、吸入中の微細粒子解離及び気道におけるキャリヤ堆積からの生理学的効果等に関する特定の要求に応じて変化する。Bell他(1971年)は、BPラクトースの70〜100μmのフラクションのためのFisons Spinhalerにおける穿孔された硬いゼラチンカプセルからの最良の放出を発見した。Silvasti他(1996年)は、Orion Easyhalerのために使用されるラクトース寸法フラクションは気道の下部における材料の堆積を回避するのに十分に大きいことを記載しているが、正確な寸法範囲は明示していない。Podczeck(1998年)はより具体的に、生理学的に不活性である、50〜200μmの寸法範囲の粗いキャリヤ粒子に言及している。30〜80μmのほとんど同じフラクション、それぞれ30〜90μmが米国特許第5478578号においてTimsina他(1994年)によって言及されている。国際公開第95/11666号パンフレットには、最良の流れ特性を有するために、キャリヤ粒子が有利には50〜1000μm、有利には355μm未満(26〜250μm)でかつさらに有利には90〜250μmであることを主張している。
顆粒状キャリヤ材料の使用も記載されている。国際公開第87/05213号パンフレットは、水溶性ビヒクル(例えばラクトース)又はこのようなビヒクルの混合物と、吸入粉末のための新たなキャリヤ賦形剤としての30〜150μmの寸法範囲の適切な滑剤(例えばステアリン酸マグネシウム)とから成る“凝集物”を記載している。欧州特許出願公開0876814号明細書は、乾燥粉末吸入のための適切な賦形剤として50〜250μm(有利には100〜160μm)の寸法フラクションのローラ乾燥β−ラクトースを記載している。このタイプのラクトースは、顆粒状外観を有し、1.9〜2.4のしわ(rugosity)が特に推奨される。同じ特許において、結晶質のα−ラクトース一水化物(1.75のしわを備える)及び噴霧乾燥されたラクトース(2.4〜2.8のしわを備える)が、薬剤を吸入するための下のキャリヤとして拒絶される。
キャリヤ表面特性の効果は、さらに詳細にPodczeck(1996年)及びKawashima他(1998年)によって研究された。Podczeckは、サルメテロール キシナフォアート(salmeterol xinafoate)を備えた接着性混合物を準備するために10個の種々異なる市販されたα−ラクトース一水化物製品を使用した。研究の結果は、ラクトースキャリヤ粒子の物理的特性と衝撃子堆積データとの関係は複雑であり、別のブランド又はグレードによるキャリヤ材料の単純な交換は不可能であることを示している。DMV International及びBorculo Whey Products(両方ともオランダ)によって供給された結晶質α−ラクトース製品は、粒子寸法が減少すると共に減少する表面粗さを有しているのに対し、Meggle(ドイツ)の製品は逆の相関関係を示すという結論が得られた。Kawashima他は、完全に異なるタイプの同様の寸法フラクションを備えたプランルカスト・ハイドレート(pranlukast hydrate)とラクトースのモディフィケーションとの混合物を製造し、Spinhalerから(60l/分で)供給された用量がキャリヤフラクションの増大する特定の面積と共に増大するのに対し、微細粒子用量が減少することを発見した。彼らは、キャリヤ結晶の絶対的な表面粗さではなく、粗さのスケール(微視的対巨視的)が重要であるという結論を得た。いわゆる“スーパー粒子”粗さを備えた顆粒のために、薬剤とキャリヤとの間の粒子間結合がインターロッキングの結果として高い。国際公開第95/11666号明細書は、キャリヤ粒子の表面における隆起及び裂が、しばしば高い表面エネルギの領域であることが分かっており、この領域のために活性粒子は堆積することを好みかつ最も強く接着される。Buckton(1997年)は、キャリヤ結晶における非晶質材料の存在のような、表面エネルギ及び物性の相違による物理的キャリヤ表面特性の著しい差異を説明している。
キャリヤ材料としてのその特性を改良するために、薬剤と混合する前にキャリヤ結晶を処理することは、国際公開第95/11666号パンフレット、国際公開第96/23485号パンフレット及び国際公開第97/03649号パンフレットに記載されている。国際公開第95/11666号パンフレットにおける処理は、低い回転速度で数時間、有利にはボールミルにおける、キャリヤ粒子の穏やかなミリングから成る。処理の間、小さな粒子等の隆起は、キャリヤ表面から排除され、裂における高エネルギ部位に付着されるのに対し、キャリヤ粒子の寸法は実質的に不変である。国際公開第96/23485号パンフレットは、活性部位の占有のためのキャリヤ結晶への微細粒子として、ステアリン酸マグネシウム、ロイシン又は二酸化ケイ素等の少量の接着防止又は摩擦防止材料を付加することを記載している。
吸入中における接着混合物から解放された微細粒子フラクションの増大は、これらの混合物に微細な賦形剤(ラクトース)粒子を付加することによっても達成された。Zeng他(1998年)は、硫酸サルブタモール及びキャリヤフラクション63〜90μmを備えた接着性混合物に中間寸法のラクトース(MMD=15.9μm)の1.5%を付加することが、微細ラクトースフラクションを有さない混合物と比較して、ツインインピンジャ(60l/分)におけるRotahalerからの微細薬剤粒子フラクションを60%以上増大することが分かった。ブレンドにおけるより微細なラクトースを9%までさらに増大させると、微細薬剤粒子フラクションはさらに50%増大した。米国特許第5478578号明細書は、微粉砕された反応性物質を適切な量の許容できる賦形剤の混合物と組み合わせることによって、計測の良好な精度を維持しながら、吸入粉末における反応性物質の吸入可能な部分が広い範囲で制御されることができることを主張している。賦形剤混合物の1つの成分は、10μm未満の平均粒子寸法を有していなければならないのに対し、別の成分は、20μmを超える平均直径を有していなければならない(概して150μm未満、有利には80μm未満である)。
粒子間の相互作用力及び分解力
吸入中の十分な粉末解凝集は、分離力が粒子間の相互作用力を超過した場合に生じる。分離力は、種々異なる形式で生ぜしめられ、現在市販されている装置においては、例えば(a)粒子が互いに衝突する又は吸入器壁部に衝突する場合の慣性力、(b)吸入器壁部に沿って摺動する凝集物に作用する摩擦又はせん断力、(c)抗力及び持上げ力等の、空気乱流における分散力を含む。呼吸によって作動させられる乾燥粉末吸入器において、分離力は概して、呼吸努力が増大すると、空気速度が増大した結果、より高くなる。利用可能なエネルギが破断又は解離に散逸されることができる効率は、その他の多くの要因、例えばこれらの力を受ける製剤のタイプ(ペレット又は接着性混合物)、製剤における粒子間の力のための大きさのオーダ、粉末凝集物、特にキャリヤ表面に付着された薬剤粒子に除去力が作用する方向にも依存する。衝突時における粒子の向きは制御することができないので、このような粒子の解離のための正確な方向を得るためには、反復した衝突が必要である。
前に、ラクトースキャリヤ結晶の表面特性が、接着性混合物における薬剤とキャリヤ粒子との間の相互作用に対する劇的な効果を有することを説明した。表面特性は、除去力に対しても効果を有することができる。抗力及び持上げ力は、より大きなキャリヤ結晶からの小さな薬剤粒子の解離のためにはむしろ非効果的である。このことは特に、キャリヤ結晶の表面が滑らかではなく(顆粒のように)、微細な粒子が表面の不連続部に貯蔵される可能性がある場合である。より高い表面のしわを備えたキャリヤ粒子のために、摩擦力も、付着する薬剤粒子をせん断することはかなり不可能である。なぜならば、これらの微細な粒子は、吸入器壁部と接触せず、この吸入器壁部に沿ってキャリヤ粒子ががたつき、転動し又は滑動する。他方では慣性力、例えば衝突時の減速力は、衝突前の元の粒子動作の方向に極めて有効であることができる。微細粒子の運動量、ひいてはこの方向での除去効率は、空気速度が大きいほど増大するのみならず、付着する粒子のための質量がより大きいほど増大し、この付着する粒子は微細粒子の小さな凝集物であってもよい。したがって、混合中の微細な薬剤粒子の不完全な破壊は、このタイプの除去力のための利点であるようである。
薬剤粒子がキャリヤ結晶から離反するための自由経路が存在する場合、減速力は、薬剤粒子を解離させることにおいてのみ有効である。キャリヤ粒子が衝突する吸入器壁部が妨害されている場合、キャリヤとこの吸入器壁部との間の薬剤粒子は、衝突前よりも、キャリヤ表面に一層強く付着させられる。同じことが、反対側のキャリヤ表面に付着された粒子又は、衝突された吸入器壁部に対して垂直なキャリヤ表面における突出によって、ただしより低い程度に妨害された粒子にも言える。なぜならば、これらのキャリヤ表面に対する付着力の増大は、微細な粒子の運動量に依存し、著しくより高いキャリヤの運動量には依存しないからである。薬剤粒子とキャリヤ結晶との間の接触領域が負荷下で増大されることができる場合に、付着力の増大が予想される。このことは、例えば、ラクトース不純物の延性の表面層が存在する結果である。慣性力に依存する解凝集原理のために、キャリヤ表面の不連続部は利点である。なぜならば、(a)不連続部は、解離された微細粒子のための自由経路を提供することができ、(b)不連続部は、混合プロセス中に不変でありかつ、主要な薬剤エンティティよりも、衝突時に除去力に変換される著しくより高い運動力を有する、より大きな微細粒子凝集物を貯蔵することができるからである。キャリヤ結晶から薬剤粒子回路は一方向でのみ生じ、接着する薬剤粒子の一部は衝突時に一層強く付着させられるので、吸入中に接着性混合物から許容できる微細粒子のフラクションを得るためには、比較的高速での反復した衝突が必要である。
衝突時に柔軟な球状ペレットを粉砕するための所要のエネルギは、これらのペレットの構造に強く依存する(Coury及びAguiar、1995年及びBoerefijn他、1998年)。Rumpf(1962年)及びCheng(1968年)から始まって、顆粒及び圧縮粉の強度を予測するために、多くの種々異なる理論的アプローチが示された。これらのアプローチのほとんどにおいて、ペレットの引張強度は、接触点ごとの平均相互作用力と、ペレットにおける主要な粒子の寸法と、平均配位数との関数として表される。これらの理論的なアプローチのためになされた仮定は、概して寸法が極端に変化しない、程度の差こそあれ球形の粒子から成る微粉砕された吸入薬剤によく当てはまる。さらに、粒子間の相互作用力は、全ての同じ大きさのオーダであり、ペレットの破断は、粒子間の接着部位に亘っている。
理論的なアプローチに対するさらなる改良が、2つの粒子間の単位接触領域及び全接触領域ごとの相互作用力に関して行われることができる。配位数は粉末空隙率において表されることができ、この粉末空隙率は、柔軟な球形の吸入ペレットのためには極端に高い。約0.30〜0.40g/cm(NL C1008019、1999年)の報告された密度(ρp)と対応して、空隙率値(ε=1−ρs/ρ0)は、(1.3g/cmの真実の粒子密度ρ0の場合)0.69〜0.77である。吸入ペレットにおける粒子間の相互作用力は、概してファン・デル・ワールスタイプのものである。
最近の研究は、ペレットにおける欠陥が亀裂の核形成を生ぜしめ、この亀裂に沿って破損が生じることを示している(Coury及びAguiar、1995年)。このような欠陥は、破断のための所要のエネルギを著しく減じる。吸入のための極端に多孔質の柔軟な球形のペレットは、高い不連続性を示し、多くの欠陥を有し、これらの欠陥から粉砕が開始する。Boerefijn他(1998年)は、吸入のための柔軟な球形のラクトースペレットの粉砕は、衝撃速度の二乗と釣り合っていることを示した。彼らは、破断のタイプ及び程度に対する、貯蔵条件及びペレット寸法の効果をも調査した。固形材料とは異なり、彼らは、(デシケータ内に5%の相対湿度で貯蔵されたペレットの場合)より小さなペレットが、より大きな凝集物よりも著しく高い破損程度を有することを発見した。彼らは、87%の相対湿度に曝露されたペレットが、粒子間の力の変化により、乾燥したペレットよりも破損に対して著しく耐久性があることも観察した。(5〜30質量パーセント)の乾燥した衝突されたペレットからのフラクション損失は、主として、1つの粒子と、主要な粒子の幾つかのより小さなクラスタとから成る。87%の相対湿度に曝露された試料は、(0〜12質量%の)衝突時の著しくより低いフラクション損失を有しており、これらの試料は、元のペレット寸法よりも遙かに低い小さなフレークから成る。乾燥したペレットの核は、湿った凝集物よりも、内部せん断の結果著しく強く変形し、むしろ準脆性故障モードを示すことが分かった。
接着性混合物と同様に、種々異なるタイプの分離力は、柔軟な球形のペレットを破壊するための効率が極めて異なる。(例えば乱流領域における)抗力は、ペレットが既に空気浮遊されている場合には余り効果的ではない。しかしながら、ペレットが用量コンパートメント内に強制され、空気流が突然高速でこのコンパートメントを通過させられると、粉末は広範囲に粉砕され、バルクにおいてではなくより小さな断片としてコンパートメントから持ち上げられる。空気流が大きな粒子間空隙の代わりに極めて多孔質の粉末質量自体を通過することができる場合、すなわちペレットが1つの粉末塊に統合されている場合に、抗力はこのような粉末を粉砕するのに特に有効である。この原理のために、ピーク流量に向かう極めて高い流れ増大速度が必要である。しかしながら、これは、まず隣接するスペーサ内の圧力に対して、閉鎖された用量コンパートメント内の粉末の空隙容積内に負圧又は過剰圧力を形成し、次に用量コンパートメントをかなり突然に著しく大きなスペーサ容積に接続することによって、粉末質量内の空気を突然膨張させることによって達成されることもできる。
Astra Turbuhalerのために示されているように(例えばSteckel及びMuller、1997年;de Boer他、1997年及びde Koning、2001年)、柔軟な球形のペレットの粉砕のために摩擦力が極めて有効である。ペレットにおける用量の大部分は、らせん形挿入体を備えた空気導管の比較的短い通過の間に著しくより小さなエンティティに分割されることができ、ラベルクレイムの40〜60%のガラス器内微細粒子を生ぜしめる。ペレットと吸入器壁部との接触中に、摩擦力、及びファン・デル・ワールス引付力が、ペレットの周囲に沿った主要な粒子に直接かつ単独に課せられ、これらの摩擦力が主要粒子を、主要エンティティとしての又は小さなクラスタとしてのマザーペレットから分離させる。この原理の欠点は、ファン・デル・ワールス力、場合によってはクーロン力もが、これらのより小さなエンティティを吸入器壁部にかなり高い程度に付着させる。用量の15〜25%の吸入器蓄積がかなり通常である。
しかしながら、慣性力も球形のペレットのために最も効果的である。ペレットの極めて多孔質でかつかなり異方性の構造により、ペレットは衝突時にかなり容易に変形されることができる。Boerefijn他(1998年)によって観察されたように、この変形は内部せん断及び破砕を生ぜしめ、断片の分離を生ぜしめる。ペレットが所定の時間の間エーロゾル化チャンバ内を高速で循環されると、粒子とチャンバ壁部との間に繰返し衝突が生じるか又は粒子が互いに衝突することができ、これにより、より大きな分離された断片の粉砕を完了する。
種々異なるタイプの分離力が同じタイプの製剤のために種々異なる効率を有するので、望ましくない組合せが、粉末製剤及び解凝集原理のために存在する。前述のように、空気乱流における抗力及びせん断力は、接着性混合物におけるキャリヤ結晶からの微細な薬剤粉末の解離に関して極めて非効果的である。このタイプの製剤のための不完全な粉砕は、らせん形挿入体を備えた空気導管において達成されてもよい。他方では球形のペレットのために、このような空気チャネルにおいて、及び粒子間又は粒子と吸入器壁部との間において繰り返し衝突が生じる循環チャンバにおいて、良好な解凝集を達成することができる。しかしながら、集中的な粒子対壁部接触は、この壁部への粒子接着による用量の実質的な損失を生じてはならない。(a)ペレット裂断の程度及び(b)粒子蓄積に関する最適化が必要である。
不適合性は、粉末製剤が、与えられたタイプの解凝集原理のために意図的に交換されることができないという含意を有している。なぜならば、接着からの薬剤粒子の不十分な粉砕又は深刻な損失が生じるからである。このことは、吸入器コンセプトの多様性を著しく低減する。
乾燥粉末吸入器における粉末解凝集
多くの呼吸制御される乾燥粉末吸入器において、粉末解凝集は、用量システムを内容物排出と関連している。例えばGB1118341、DE3016127、US4811731、US5113855、US5840279及びWO92/09322に記載されているように、コンパートメントを空にしかつ分散された粉末を気道へ搬送するために、吸入の、個々に補助空気流の全体又は一部が、一回分の用量が計量されている用量コンパートメント内に送られ、通過させられる。
空気流は、乱流であるか、粉末をせん断力及び抗力によって又は粒子対粒子の衝突によって分散させるための特別な流れパターンを有していてよいか(例えばHovione ref. report DY002−rev.4、1995年)、又は空気流により用量コンテナが所定の動作(旋回又は振動)を開始し、この動作によって用量放出及び解凝集が促進される。例えばUS3507277;US3669113;US3635219;US3991761;FR2352556;US4353365及びUS4889144に記載されているように、これらは、特にカプセル吸入器のために使用される機構である。カプセル吸入器の主要な欠点は、吸入中のカプセルの旋回、揺動又は振動が、粉末とカプセル内壁との間に強力な接触を生ぜしめ、これらの壁部に沿った粉末の摩擦及びせん断がしばしば、著しい薬剤蓄積を生ぜしめるということである。カプセルとは対照的に、ブリスタは、振動又はスピニングを容易に生じにくい。
用量コンパートメントに吸入空気流(の一部)を単に案内することは、粉末凝集物のための所望の程度の粉砕を生ぜしめないことが分かった。粉末分散の改良のための種々異なる解決手段が提案されており、(a)局所的な空気速度を増大するためのベンチュリ管等の狭い空気通路、(b)大きな不活性の凝集物が衝突するように空気流内に位置決めされた衝突バッフル、プレート又は壁部、(c)例えばらせん形挿入体によって空気が蛇行性の経路を辿らされる空気チャネル及び(d)粒子が循環しかつ互いに及びチャンバ壁部に衝突する特別な循環チャンバ、を導入することから様々である。
粒子を連行した空気流のための狭い空気通路の例は、US2587215、FR2447725、DE4027391及びWO93/09832に開示されている。より具体的には、ベンチュリタイプの狭いチャネルは、例えばUS4046146、GB2165159、US5161524及びUS5437270から知られている。このタイプの解凝集手段は、かなり高い空気流抵抗を有しており、微粉砕された薬剤粒子と接触する吸入器壁部の表面積全体はかなり大きく、このことは、これらの壁部への粒子接着の観点からは欠点である。さらに、ベンチュリのど部における局所的な高い空気速度は、吸引によってこの領域における用量キャビティからの粉末連行を容易にするが(ベルヌーイ効果)、高い速度は、粉末の粉砕を容易にする極端な乱流を生ぜしめにくい。なぜならば、ベンチュリ管は基本的に乱流を最小限に抑制するように設計されているからである。
衝撃壁部又はバッフルを利用する吸入器は、曲がったマウスピース区分を備えた装置をも含む。空気導管内の障害物は、粒子を連行する空気流の方向を変化させる。空気よりも著しく高い慣性を有するより大きな粒子は、蛇行性経路を辿ることはできず、障害物に衝突し、これが凝集物の粉砕を生ぜしめることになっている。吸入器への延長部におけるバッフルの使用はWO92/05825に記載されているのに対し、マウスピースの内面における粒子衝突による解凝集は例えば、Clickhalerマルチ用量吸入器のためのParry-Billings他(2000年)によって請求されている。
粒子凝集物を備えた吸入空気流が、挿入体ボディ又は特別な内部輪郭を備えたマウスピースチャネル内を案内される吸入器装置は極めて多い。しばしば、挿入体ボディはらせん形であり、空気流がらせん形経路を辿らされる。空気流内の粒子は遠心力を受け、らせん形通路の外側に集中する傾向がある。この外周部領域において、程度の差こそあれ球形のペレットタイプの凝集物は、放出チャネルの円筒状壁部に沿って転動する。伴われる摩擦及びせん断力により、主要な粒子又は小さなクラスタがペレットの外部シェルから分離される。接着性混合物における一層不規則なキャリヤ粒子は、チャネル壁部に沿って、転動するよりもむしろがたつき、繰り返される衝突が、接着する薬剤粒子の解離を生ぜしめる。らせん形挿入体ボディを備えたマウスピースチャネルの例は、US4907538、EP0424790及びEP0592601に記載されている。六角形の横断面を有する、いわゆる溝付きチムニを備えた吸入器がUS5829434に記載されている。らせん経路動作においてチムニに進入する粒子は、チムニの内壁と繰返し衝突し、ひいては運動エネルギを微細粒子の解離又は凝集物の粉砕に変換する。
以下に特別な循環チャンバから成る解凝集原理をより詳細に説明する。この解凝集原理では、粒子が循環し、互いに又はチャンバの壁部に衝突する。
前に言及した全ての粉砕原理によって、呼吸制御される乾燥粉末吸入器における粉末解凝集の程度は、患者の吸気努力によって決定される。すなわち、吸入器の性能は吸入操作に依存する。努力が特定の吸入器設計のための要求を満たさないならば、連行及び微細粉末発生は不完全となるであろう。その結果、目標領域における薬剤堆積が、所望の治療効果を得るためには不十分となるであろう。最大限の努力によってさえも、乾燥粉末吸入器における最大圧力降下は約2〜20kPaに制限されているのに対し、吸入されるべき最大合計容積は1〜3リットルであり、両者とも患者の臨床像及び年齢、特に空気流に対する吸入器の抵抗に依存する。
実用上は解凝集原理を設計することが可能であり、この解凝集原理は、この原理がエネルギを吸入空気流からのみ引き出す場合に、広範囲の流量に亘って一定の粉末解凝集を与えることが分かった(WO94/23772)。その理由は、より高い吸入空気流量が吸入器内のより高い空気速度、ひいてはより高い衝撃力又はせん断力及びより高い乱流を生ぜしめる傾向があるからである。より高い努力において、単により多くのエネルギが粒子凝集物を粉砕するために利用可能である。
吸入流れ曲線における変化の結果、呼吸制御される乾燥粉末吸入器の微細粒子出力の可変性を低減又は排除するために、複数のアプローチが提案されている。例えば、弁の適用が提案されており、この弁は、良好な粉砕のためのしきい流量が患者によって達成された後に初めて開放する(例えばUS5301666)。US5161524は、二次的な空気流チャネル内に位置決めされた最大速度レギュレータを開示している。より複雑な解決手段は、空気流の変化のための補償する解凝集ジオメトリを有する吸入器のためにWO94/23772に、分散チャンバ内の負圧の発生のためにDE4237568に開示されている。
吸気努力に依存する用量放出及び粉末解凝集は、加圧空気又は機械的に発生された負圧を利用することによって排除されることもできる。さらに、粉末分散システムにおける著しくより高い圧力差を提供することができる(過圧の場合>100kPa、1barに等しい)。エーロゾルは、吸入される前に用量システムからスペーサチャンバへ排出されることができ、吸入は、のどにおける堆積を低減するために比較的低い流量において行われることができる。30l/分の平均流量(φ)は、0.04kPa0.5.分.L−1の適度な空気流抵抗(R)を有する呼吸制御される吸入器のためにはかなり適当である。このことから、流れ絞りのオリフィスタイプのための単純化された方程式:√dP=R.φを使用して、1.44kPa(1.44×10N.m−2)の吸入中の平均圧力降下(dP)が計算されることができる。また、この吸入器抵抗のために適当であることは、1.5リットル(1.5×10−3)の合計吸入容積(V)であり、この合計吸入容積は、粉末分散のために利用可能な2.16Nmの合計エネルギ(E=V.dP)と対応する。スペーサチャンバは、吸入器の寸法を許容できる範囲に維持するために比較的小さな容積を有する。しかしながら、僅か250mlの容積を有するスペーサのためにさえも、同じ粉砕原理によって同じエネルギ、つまり同程度の粉末破壊を発生するために、8.64kPa(≒0.09bar)の平均圧力降下が必要である。しかしながら、粉砕原理の(利用可能なエネルギを利用する場合の)設計及び効率は異なる。粉末解凝集のために加圧空気システムを適用する乾燥粉末吸入器の例が、DE2435186、US3906950、US5113855、DE4027391及びWO9962495に開示されている。
用量コンパートメントの排出及び粉末解凝集のために補助エネルギを適用する他の方法は、(a)例えばUS3948264、US3971377、US4147166及びWO98/03217に記載されているような電気的に駆動されるインペラによるもの、又は(b)薬剤粒子をテープから叩き出す、電池式ピストンを用いるもの(WO90/13327)である。補助エネルギを備えたシステムは、しばしばかさばっており、大きな内壁への実質的な微細薬剤粉末の付着に対して敏感であるか、又は複雑な設計及び構造を有しておりかつ電池の故障に関して弱い。
用量放出精度及び微細粒子出力に関して程度の差こそあれ患者の吸気努力から独立した乾燥粉末吸入器の特別なグループは、スクレーパシステムによって構成されている。EP0407028、DE4027390及びWO93/24165は、薬剤コンパクトに対して摩耗ブレードを所定の回転角度だけ回転させることによって少量の粉末を薬剤コンパクトから取り出す、切断、掻取り又は腐食原理を記載している。EP0407028は、薬剤の用量がより長い時間に亘って吸入されるように、吸入のためにより微細な粒子のみを選択しかつ連行された粉末の丸い塊をより均一に拡散するために、サイクロンチャンバとのこのような原理の組合せを記載している。スクレーパ原理は、微粉砕された粉末の錠剤化という問題を共有し、これは完全に等方性コンパクトを生ぜしめなければならず、種々異なる周囲条件において一定の硬度を維持する。このようなコンパクトの部分を掻き取ることによって吸入のための所望の薬剤寸法分配を得ることはかなり問題がある。
従来技術
前記解凝集原理のほとんどは1つの共通の大きな欠点を有する。すなわち、吸入装置からの用量の放出がかなり瞬間的に生じるということである。解凝集手段における粉末の滞留時間は、空気が吸入器装置を通って引き出される合計時間に対して極めて短い。したがって、利用可能なエネルギを利用する場合の効率が極めて低く、空気のほとんどは、発生された薬剤粒子を気道内へ搬送するためにしか使用されない。その結果、粉末、特に接着性混合物の粉末の解凝集は、しばしば極めて不完全であり、所望の寸法範囲における解放された薬剤粒子の量は極めて低い(公称用量の20〜40%)。これに基づき、用量からの最適な治療効果が得られない。さらに、全ての粒子はその寸法に拘わらず吸入器から放出される。一部の薬剤の場合、このことは、口及びのどにおける堆積からの深刻な不都合な副作用が生じるため望ましくない。例えば、コルチコステロイドはのどに堆積した後嗄声及びカンジダ症を惹起することが報告されている(Selroos他、1994年)。
特別な循環チャンバから成る解凝集原理はこれらの欠点を低減し、前記循環チャンバから粒子はより漸進的に軌道内へ排出されることができる。概して、このようなチャンバ内の循環流パターンは、ディスク状(又は管状)のチャンバの円筒状壁部において終わっている1つ又は2つ以上の接線方向流入チャネルの構成によって形成される。チャンバ内の粉末の滞留時間は、抗力と遠心力とをバランスづけることによって影響されてよく、遠心力が優勢である極端な状況においては、接線方向流れは、遠心分離によりより大きな粒子を保持する可能性を提供する。本特許出願に開示された発明は、解凝集原理の循環チャンバタイプのものである。本発明は、種々異なる修正を備えたモジュラーコンセプトであり、これらの修正のそれぞれは独特な特徴を有している。本発明に特に関連する前述の解凝集原理は、同じタイプのもの(循環チャンバ)であるか、又は異なるタイプのものであるが同じ特徴のうちの1つ又は2つ以上を共有するものであり、以下にさらに詳細に説明するように、(a)滞留時間制御、(b)大きな粒子の保持、(c)空気流抵抗の制御を含んでいる。
内部循環チャンバを備えた吸入器は、例えばGB1478138、FR2447725、DE4004904、EP0407028、WO91/13646、WO92/04928、EP0547429、DE4239402、DE19522416及び公開されていないPCT/NL01/00133に記載されている。接線方向流れチャンバの極めて早期の概念はGB1118341に開示されている。この特許には、中空チャンバの中央における直立した支持ロッドに配置された粉末用量のための開放カップ(例えばカプセル)が記載されている。蓋に設けられた孔を通ってチャンバに進入する空気ジェットがカップ内へ向けられ、粉末を排出する。粉末カップの開放端部と同じ高さにおいてチャンバの円筒状壁部に設けられた半径方向流入孔を通って進入する補助空気流は、特別な空気バリヤ又はスワール反転によって接線方向経路を辿らされる。循環空気流における乱流は、空気流における粉末の分散を補助することが予測される。
基本的に類似の概念がGB1478138に開示されている。吸入器は、マウスピースチューブを備えた円筒状の容器から成っており、マウスピースチューブは、同じ長手方向軸線を有しているが、容器よりも小さな直径を有している。両部材の結合は、容器内に突入した、マウスピースチューブの狭い管状の延長部によって行われる。マウスピースの出口も、マウスピース円筒体に突入した狭い管を介する。空気は、通気孔の2つのセットを通って装置に進入し、容器内及びマウスピース円筒体内に渦動作を生ぜしめる。容器内に配置された粉末は、循環空気流に連行される。遠心力により、より重い粒子は容器の壁部に向かって外方へ投げ出されるのに対し、より微細な粒子は、抗力によって狭い管を通って気道へ引き込まれる。
循環チャンバのための全く異なる設計がドイツ連邦共和国特許出願公開第4004904号明細書に開示されている。排出チャネルは、粒子を連行する空気流を主流と副流とに分割し、副流は、サイクロン状(ディスク状)の循環チャンバに進入する。空気流が分割される領域において、吸入器が吸入中に正しい位置に保持されている場合、主流は空気導管において90゜上方へ向けられる。屈曲部の下流における垂直方向の通路において、抗力が重力とは反対方向に生じる。これにより、より大きな凝集物がチャネルの底部に落下するのに対し、微細な粒子のみがさらに吸入器のマウスピースに向かって引きずられることができる。副流が円筒状チャンバにおいて180゜旋回した後に主流に戻る部位における、沈降する凝集物収集が行われた。この領域における乱流は、主流の抗力によって吸入器マウスピースに向かって搬送されるのに十分に小さくなるまで、凝集物を粉砕する。
欧州特許出願公開第0407028号明細書に記載された循環チャンバは、空気通路又はサイクロン手段の特定の配置と呼ばれ、この空気通路又はサイクロン手段内において連行された薬剤粒子が循環する。粒子を連行した空気は、円筒状壁部に対し接線方向の1つの空気入り口を通ってチャンバに進入する。サイクロンチャンバとの入口チャネルの公差部に隣接したベンチュリは、このチャンバ内へ空気流を加速する。チャンバの排出は、チャンバの長手方向軸線に沿った出口チャネルを介して行われる。この配置の主張された利点は、(a)吸入のために、様々な寸法の粒子集団におけるより微細な粒子のみが選択されるのに対し、(b)薬剤の用量がより長い時間に亘って吸入されるように、連行された粉末の丸い塊がより均一に分散される、ということである。サイクロンチャンバは、合併された薬剤供給部及び用量測定手段としての掻取りブレードと組み合わせて記載されている。1つの接線方向入口チャネルを備えた種々異なる設計の同等の循環又は渦チャンバが、国際公開第90/15635号パンフレットに示されている。概念は、出口チャネルの位置及び、渦チャンバの寸法及び形状において異なっており、渦チャンバは、チューブ、ディスク、又は渦チャンバと同じ長手方向軸線を有する出口チャネルに向かって漏斗状区分を備えたディスクである。
キャビティ内に空気乱流を提供する2つの向き合った特別に成形された入口チャネルを備えたディスク状キャビティが、FR2447725に記載されている。この特許において、解凝集はキャビティにおいてではなく、キャビティの出口チャネルでもある、吸入器の中央吸入チューブ内のらせん形挿入体領域において生じることが記載されている。この発明の市場の概念のために、Meakin他(1998年)によって記載されたPulvonal高抵抗乾燥粉末吸入器、キャビティはエーロゾル化チャンバとも呼ばれる。今や、解凝集は、このエーロゾル化チャンバの中央の突出した底部とその上方の吸入チューブとの間の狭い通路において生じるということが主張される。
国際公開第92/04928号パンフレットは、丸味付けられた円筒状壁部を備えたディスク形状を有するいわゆる渦混合チャンバに関する。吸引は、丸味付けられた壁部における孔を通ってチャンバに進入する接線方向の空気チャネルを介して生じる。渦混合チャンバ内において、第1の空気流は粉末コンパートメントに沿って案内され、第2の空気流は、第1の空気流と実質的に横方向で衝突する。これは、空気と粉末とを所望の形式で混合するためである。別の実施例では、粉末は、中心がずれた押出機のような用量供給機構からチャンバ内へ排出される。
欧州特許出願公開第0547429号明細書、ドイツ連邦共和国特許出願公開第19522416号明細書及び未公開のPCT/NL01/00133は、基本的に同じ形式の循環チャンバの種々異なる概念を開示しており、それぞれの概念は異なる用途のためのものである。欧州特許出願公開0547429号明細書に記載された基本的な原理において、用量コンパートメントからの粉末を連行した空気流は、粒子を含まない空気流と混合された後、両流れの混合物が、チャンバのサイクロン底部からチャンバ内に突出した中央チューブにおける特別な形状のスリットを介してサイクロンチャンバに進入する。スリットは、円筒体の上部及び底部に円錐台形を備えた円筒形状を有するこのチャンバ内に、接線方向の流れパターンを生ぜしめる。部分的な空気流の混合は、サイクロンチャンバ内の粒子速度を増大させるためであり、これにより、特に接着性混合物のための解凝集力を増大させる。解離された微細薬剤粒子の排出は、サイクロンチャンバの円筒状軸線と同軸的でありかつ部分的にこのチャンバ内に突出した特別なチャネルを介して行われる。排出チャネルは、気道への進入時に粒子速度を減じるために及びこのチャネル内の維持されるサイクロン動作を防止するために、患者の口に向かって拡開している。吸入空気流の別の部分は、微細な薬剤粒子のエーロゾルクラウドの周囲に、粒子を含まない同軸的なシース流を形成するために使用される。吸入空気のための中央の入口導管は特別な弁を有することができ、この弁は、良好な用量の連行及び粉末の解凝集を保証するために、十分な圧力降下が患者によって生ぜしめられた後に初めて開放する。択一的な設計では、循環チャンバは、丸味付けられた底部を有しているのに対し、接線方向の空気流はチャンバの円筒状壁部から生じる。
未公開のPCT/NL01/00133には、硫酸コリスチン製剤のためのこの基本的な形式の解凝集原理の適用が記載されている。CF治療における高いコリスチン用量からの高い粉末負荷は、患者に対する負担である可能性があるので、概念は、特に製剤におけるより大きな賦形剤結晶を慣性分離によって保持するように修正されている。その結果、気道における粉末堆積は、有効成分にのみ限定されることができる。この形式の解凝集原理のための製剤における賦形剤粒子は、キャリヤ又は希釈剤としてではなく、粉砕チャンバの内面から反応性物質の接着性微粉を除去するスイーパとして働く。製剤は物理的な混合物であってよく、この混合物において、接着性混合物におけるように、スイーパ結晶と薬剤粒子との間には認識できる相互作用は存在しない。これは、キャリヤ表面特性が、吸入中に得られる微細粒子フラクションに無関係であるという利点を有する。
未公開のPCT/NL01/00133に開示された特定の設計は、循環チャンバの内壁への著しい微細粒子の付着により、スイーパ結晶を有していない製剤の球形ペレット形式には適用できない。この用途のために、ドイツ連邦共和国特許出願公開第19522416号明細書に記載されているように、第3の概念が発展された。この概念は、欧州特許出願公開第0547429号明細書における基本的概念と同じ円筒状チャンバを有しているが、粒子を連行する流れ(粉末流)を、粒子を含まない空気流と混合することは、この場合、チャンバに向かう空気チャネルにおいてではなく、チャンバの内部において行われる。示された実施例において、付加的な空気流のためのいわゆるバイパスチャネルの数は7つであるが、より多くの又はより少ないチャネルが設けられていてよい。さらに、粉末流のための接線方向の第8のスリットが設けられている。解凝集チャンバからの排出は、このチャンバと同じ長手方向軸線を有する、ディスク状チャンバの円筒状端部の中心において出発するチャネルを介して行われる。ドイツ連邦共和国特許出願公開第19522416号明細書に記載された修正では、排出チャネルは、解凝集チャンバ内に突出していない。この排出チャネルは、内壁に付着することによる微細粒子の損失を最小限に抑制するために、最小限の長さと、著しく減じられた直径とを有する。ドイツ連邦共和国特許出願公開第19522416号明細書における概念は、接着性混合物のためにも使用することができるが、解凝集の効率は、未公開のPCT/NL01/00133に開示された概念の場合よりも幾分低い。
未公開のPCT/NL01/00133における概念とは対照的に、大きな粒子の保持は生じない。大きな粒子は、チャンバの寸法とキャリヤ寸法分布とによって予め決定された速度で徐々に解凝集チャンバから排出される。解凝集原理内の所定の滞留時間は、前に説明したように及び以下に詳細に説明するように、利点として考えられる。しかしながら、完全な排出のために必要な時間は、吸入時間全体を超過するべきではない。最近のガイドラインは、全ての薬剤用量が2リットル以内で吸入されることを規定しており、これは、平均流量60l/分で2秒の吸入時間に相当する。
欧州特許出願公開第0547429号明細書、ドイツ連邦共和国特許出願公開第19522416号明細書及び未公開のPCT/NL01/00133に記載された解凝集原理の形式は、戻り流からの患者の口における微細粒子の堆積を減じることができる、粒子を含まないシース流を有している。シース流は特に球状ペレットの場合に有効である。なぜならば、この形式の製剤から発生された、放出されたエーロゾルクラウドは、高い慣性を有する大きな凝集物を含んでいないからであり、これらの凝集物は、らせん形経路排出流パターンにおける遠心力の影響下で、クリーン空気の薄いシースを介して混合することができる。接着性混合物の場合、シース流の重要性は、主として、吸入器の空気流抵抗を許容できる範囲に維持することに限定されている。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第4239402号明細書には、球状ペレットから成る又は接着性混合物である粉末を吸入するための、デリバリチャンバ及び粉砕チャンバとの滞留チャンバの複雑な組合せが記載されている。滞留チャンバは、用量測定システムと、マウスピースの出口との間の空気通路のディスク状部分である。その長手方向軸線は、マウスピースシリンダの長手方向軸線に対して垂直である。粒子を連行する空気は、滞留チャンバの周囲に沿って終わった加速チャネルを通過し、このチャンバ内に接線方向に排出される。滞留チャンバの空気出口チャネルは、滞留チャンバの円筒状軸線と同軸的な、円筒状端部に位置する。空気出口チャネルは、やっぱりディスク状でありかつ滞留チャンバと同じ長手方向軸線を有する隣接するデリバリチャンバにおいて終わっている。デリバリチャンバには、粉砕チャンバと呼ばれる接線方向の出口チャネルが接続されている。滞留チャネルに向かう加速チャネルと、デリバリチャンバの出口チャネルと、マウスピース円筒体とは、平行な長手方向軸線を有している。滞留チャンバからの粉末の排出はかなり漸進的であり、用量の大部分は、患者によってピーク流量が達成される前にはまだ解放されないということが主張されている。前記原理に関しては、維持された滞留は、分散力の利用を最大化する。さらなる凝集は粉砕チャンバにおいて生じ、この粉砕チャンバに粉末流が中間のデリバリチャンバから加速される。患者の端部において、空気及び粒子速度を減速させるために、粉砕チャネルは拡開している。このことは、口及びのどにおける堆積を減じる。
全ての前述した循環チャンバは特定の吸入器設計と一体的である。これとは対照的に、国際公開第98/26827号パンフレットは、事実上乾燥粉末吸入器のマウスピースの延長である、粉末解凝集及び粒子分類原理に言及している。この特許出願は、以前の乾燥粉末吸入器の発展に言及しており、この発展において、サイクロンチャンバは、(a)解凝集を行いかつ/又は(b)空気/粉末混合物におけるより重い及びより軽い粒子を互いに分離するために使用された。サイクロンのこのような使用は著者によって拒絶される。なぜならば、それぞれの言及した用途における効率は、患者がマウスピースに加えることができる吸引力によって決定されるからである。国際公開第98/26827号パンフレットに開示された発明の場合、サイクロンチャンバの主要な機能は、解凝集を行うことでも寸法に応じて粒子を分離することでもなく、サイクロンチャンバの上流の“循環区分”によってより軽い粒子から前もって分離されたより重い粒子を軌道上に保持することである。与えられた実施例において、この循環区分は、漏斗状ハウジングに密に取り付けられた円錐台形ボディである。流れダクトは、円錐台形ボディのテーパした円周に沿った、このボディと漏斗状ハウジングとの間のらせん形構造の1つ又は2つ以上の通路の形式である。軸線方向の流れかららせん形の流れへの変換は、円錐台形ボディの頂部に対してかなり突発的である。粒子は、この面に衝突すると解凝集される。より微細な粒子とより大きな粒子とは、らせん形通路において遠心作用によって広範囲に分離し、より微細な粒子は、より大きな粒子よりも小さな半径を備えたらせん経路を辿る。
本発明の循環区分の下流において、空気は、漏斗状ハウジングの内壁の近くの通路からこのハウジングの中心軸線に向かって切頭台の底部に沿って案内される。抗力が遠心力とは反対向きであるこの流れ領域において、さらなる分類が生じる。次いで、微細な粒子のみが、切頭台の軸線と同軸的な出口導管を通って、漏斗状ハウジングにおける蓋における狭い通路を通って排出される。大きな粒子は、循環区分に隣接したサイクロンチャンバにおいて吸入中に循環し続けるか、又はこのチャンバの基部に蓄積するが、この循環の間に解離された微細粒子は、このチャンバから気道への流れが存在しないので、軌道内へ排出されない。
循環チャンバの別の特別な用途が、Asmanex(モメタソネ フロエート(Mometasone Furoate))Twisthaler(米国特許第5840792号、米国特許第5829434号、及びFan他、2000年)のために提供されている。粉末凝集物を粉砕するためのTwisthalerのノズルは、(a)キャビティ手段と、(b)渦手段と、(c)チムニ手段とを有している。キャビティ手段と渦手段とはいわゆる渦流室を構成している(Fan他、2000年)。吸入空気(の一部)によって用量調量キャビティから連行された粒子は、吸入チャネルを通って渦流室に向かって進行する。この渦流室は、基本的に円筒状で中空の室であり、この室をアーチ状経路において横切った内壁(渦流手段)を備えている。壁部は、粒子を連行した空気流を接線方向経路へ逸らせるようになっている。付与された渦は、空気がチムニを通過するとき残っている。その結果、空気よりも著しく高い慣性を有する、空気によって運搬される粉末凝集物は、渦流室の内壁と、この室を横切った空気案内渦流壁とに間断なく衝突する(米国特許第5829434号)。凝集物は互いにも衝突し、このことは、これらの間の相互の粉砕又は破砕動作を生じる。この室に二次的な空気流を付加することによって渦流室内での分裂のための臨界速度まで粒子が加速することが記載されている(Fan他、2000年及び米国特許第5829434号)。特許(米国特許第5829434号)とは対照的に、Fan他は、チムニにおける粉末対壁部衝突は、吸入のための微細粒子の形成における主要な粉砕機構であることを説明している。チムニにおけるこの微細粒子粉砕のより良好な実行のために、解凝集手段のこの部分の内壁には、(例えば六角形の横断面を提供するように)溝付き縁部が設けられている。
前述の概念の幾つかは、特定の欠点又は制限された用途を有する。循環チャンバの適用の可能な結果の1つは、例えばPulvonal乾燥粉末吸入器のためにMeakin他(1998年)によって記載されているような、吸入器の合計空気流抵抗の増大である。特にDE4239402に記載されているように2つ以上のチャンバを有する概念の場合、増大は実質的でなければならない。高い抵抗は無条件に欠点であるが(例えばSvartengren他、1995年)、減少した肺パワーを有する患者は、装置の十分な性能のために十分な空気流を生ぜしめることができなければならない。このことは、用量連行及び粉末解凝集のために一定の外部エネルギ源が使用されないならば、解凝集原理の設計に拘わらず必要とされる。国際公開第98/26827号パンフレットに開示されているように、サイクロンチャンバの上流の流れダクトの循環区分における粒子の予備分離は、この問題を低減又は排除しない。なぜならば、キャリヤ結晶からの微細粒子の解離は、依然としてこの区分における分離力のサイズに依存するからである。
主要な懸念は、未公開のPCT/NL01/00133に記載されているような、解凝集手段の循環タイプの内壁への微細粒子付着である。DE4239402、国際公開第98/26827号パンフレット及び米国特許第5829434号に関しては、微細薬剤粒子と接触する吸入器部分の全表面積はしばしばかなり大きい。定期的な間隔で、この形式の解凝集手段は、検査及び/又はクリーニングのために分解されなければならず、検査及び/又はクリーニングは常に可能であるわけではない(例えばDE4004904)。分解は単純でなければならず、患者のために不便であってはならない。さらに、検査及び/又はクリーニングの後の再組立ては、吸入器の機能不全につながってはならない。微細粒子付着の結果の1つは、粉砕手段としての循環チャンバを備えたほとんどのdpi(乾燥粉末吸入器)は、球状ペレットには適していないということである。付着性混合物の場合、問題はそれ程極端ではない。なぜならば、より大きなキャリヤ粒子が、吸入器壁部から、付着する微粒子の大部分を一掃することができるからである。
前に概説された特許の幾つかは、解凝集手段内の粉末の滞留に言及しているが(例えば、DE4004904、EP0407028、DE4239402及びDE19522416)、どの原理についても、滞留時間の制御の可能性は言及されていない。滞留時間の変化の可能性のみが、DE19522416に記載されており、この変化は、それぞれ循環チャンバの周囲の部分空気流の速度比を変化させることによって、及びチャンバの何らかの寸法、例えば高さ及び直径を変化させることによって行われる。
前に言及した特許の幾つか、例えばGB1478138、EP0407028、国際公開第92/05825号パンフレット、国際公開第92/04928号パンフレット、EP0547429、国際公開第98/26827号パンフレット及び未公開のPCT/NL01/00133は、特に粗い粒子の連行に言及している。GB1478138に記載された容器内で空気の渦動作によって外方へ投げ出される、高い慣性を備えた粒子は、この容器の内壁に沿って循環する。粒子は、この容器の同じ長手方向軸線に沿って容器内に突出したマウスピース円筒体の狭い管状の延長部を通過することはできない。第2の粗い粒子トラップは、マウスピース円筒体の出口における狭い管状通路である。欧州特許第0407028号明細書、EP0547429、国際公開第98/26827号パンフレット及び未公開のPCT/NL01/00133に記載されたサイクロン手段は、2つの競合的な力、すなわち遠心力及び抗力の同じ原理に基づいて作動する。しかしながら、国際公開第92/04928号パンフレットにおける概念は基本的に異なっているが、分離はやはり粒子の慣性に基づく。渦流室の下流の別個の吸引片が記載されており、この吸引片において、高い運動量を有する大きな粒子は、行止り管内への直線的な経路を辿るのに対し、より微細な粒子は、空気流によってサイドチューブ内へ引き込まれる。分離された粗い粒子は、行止り管(収集室)の底部に収集され、この行止り管は時折空にされなければならない。慣性衝突も、国際公開第92/05825号パンフレットに記載された種々異なるバッフル及びプレートを備えた衝突ジェットのための分離機構である。
遠心的な投出しに基づく前記の分離原理の幾つかは、サイクロン手段として記載されている。これは正しくない。なぜならば、それらは、全ての固体材料を空気流から分離するのではなく、空中浮揚粒子を2つの寸法クラスにその慣性に基づいて選別するように設計されており、これは、それらの原理が基本的にGB1478138において言及されているような空気分級機であることを意味する。しかしながら、種々異なる形式の衝突ジェットのための実験定数を備えた公式を提供する、国際公開第92/05825号パンフレットを除いて、いずれの特許にも分級機のカットオフ直径は言及されていない。この特許出願において、カットオフ直径は、特定の薬剤と特定の用途とに適合するように調節されることができることも説明されている。
空気流抵抗が所定の範囲内で制御されることができる2つの概念のみが知られている。米国特許第5829434号明細書には、渦流ノズルにおける圧力降下が、渦流室とチムニとの間の通路における空気流のための横断面を変化させることによって変化されることができることが記載されている。吸入器における圧力降下は、望ましくは、損失された呼吸機能を有する患者による使用を容易にするためには、約5kPaよりも低いべきである。DE19522416における原理の場合、呼吸空気流は、粉砕チャンバを通る部分流と、放出されるエーロゾルクラウドの周囲に粒子を含まないシール流を形成するためにこのチャンバを通過する部分流とに分割されることができる。これらの流れの比は、用量連行及び粉末粉砕に影響することなく所定の範囲内で変化させられることができる。
発明の概要
本発明は、2〜25mgの用量重量の範囲及び、種々異なるタイプの粉末製剤(キャリヤ賦形剤を備える又は備えない)のための種々異なるタイプの用量システムと組み合わせて使用されることができる、粉末を吸入するための様々な分散機を提供する。1つの特定の設計において、分散機は、解凝集(粉砕;エーロゾル化)手段として及び、特に接着性混合物のための空気分級機として働く。微細な薬剤粉末のみが放出されるのに対し、より大きな凝集物及びキャリヤ結晶は、分散機によって保持される。基本的な設計の修正は、これらの混合物におけるキャリヤ結晶の時間制御された解放を可能にする。別の修正において、概念は、キャリヤ結晶を含まない球状ペレットと組み合わせた、分散機としての最適化された性能を有する。分散原理のさらなる設計変更は、いわゆるクリーン空気のシース流を付加することによって、合計吸入器抵抗及び、上部気道における粉末堆積を制御することができる。修正は、マウスピースにおけるキャリヤ保持及び排出クラウドの接線方向流れ成分の排除を可能にする。
発明の説明
EP0547429、DE19522416及び未公開のPCT/NL01/00133に記載された概念は、種々異なる用途のための解凝集原理のファミリーを含み、全ては、同じ基本設計の種々異なる修正である。全ての概念のために、呼吸空気流の一部が、粉末を連行するために用量コンパートメントを通過させられる。用量コンパートメントと解凝集チャンバとを接続した粉末チャネルの下流区分は、解凝集チャンバの円筒状壁部に対して接線方向である。解凝集チャンバはディスク状であり、マウスピース円筒体と円筒状軸線を共有している。やはり同じ長手方向軸線と、解凝集チャンバよりも著しく小さな直径を有する、管状の排出チャネルは、マウスピースに最も近いこのチャンバの円筒状端部の中心から出発している。吸入空気流の別の部分は、円筒状壁部に設けられた接線方向スリットを通って解凝集チャンバに進入する。これらのバイパスチャネルの数は、未公開のPCT/NL01/00133に開示された概念のように1つのみに限定されているか、又はDE19522416におけるように、解凝集チャンバの特定の用途に応じて、さらに多くてもよい。部分的なバイパス空気流は、チャンバ内の接線方向の空気及び粒子の速度を増大する。吸入空気流の第3の部分は、解凝集チャンバを通過させられないが、解凝集チャンバの排出チャネルと同軸的な環状の開口に向かってバイパスされる。この環状の開口からの空気流は、解凝集チャンバからの、粒子を連行した空気流と同軸的であり、これにより、エーロゾルの周囲に、粒子を含まない空気のシースを構成する。
解凝集チャンバ内を循環する粒子は、3つの異なる力、すなわち空気の抗力と、遠心力と、重力とを受ける。重力は、チャンバ内の空気浮揚された粒子の軌道とは無関係である。遠心力が優勢である限り、粒子は解凝集チャンバの円筒状壁部に向かって投げ出される。粒子がこの壁部に沿って滑らかに転動するか、又は粒子と壁部との短い瞬間の接触を伴って衝突するかどうかは、解凝集チャンバの負荷、バイパスチャネルの数、及び粒子形状等の多くの要因に依存する。これに関して粒子寸法分布も重要である。粒子が比較的大きいならば、所定の用量重量における解凝集チャンバ内の粒子の数は少なく、粒子対粒子の衝突の回数が制限される。さらに、粒子を備えたチャンバの負荷は、用量重量及び粉末チャネルからの排出パターンに応じて、かなり非対称的である。これに対して、粒子が比較的小さいならば、チャンバ内の粒子の数は著しく多く、粒子間の衝突の回数も増大するが、多数の粒子がより均一に拡散されることができるので、負荷が著しくより均一になる。
DE19522416と未公開のPCT/NL01/00133とに開示された概念の相違は、主として特定の用途のための最適化である。つまり、EP0547429に記載された概念は、多数一回用量吸入器の一体的な部分としての最適化なしの元の設計であり、前記多数一回用量吸入器のために、個々の用量は回転可能なディスクのキャビティに計量分配されている。DE19522416における概念は、柔軟な球状ペレットの解凝集のために最適化されているが、この概念は接着性混合物のためにも極めてよく働く。未公開のPCT/NL01/00133に記載された概念は、キャリヤ保持が望まれる用途における接着性混合物のために設計されている。キャリヤ保持の理由は様々である。患者ののどにおける実質的な薬剤堆積による可能な不都合な副作用は既に言及されている。解放されたキャリヤ粒子は、吸入器から排出された時に、大きな慣性、さらにはより低い流量によりのどに堆積し、依然として解放時に表面に薬剤粒子を支持している。キャリヤ粒子を呼吸空気流から抜き出すことによって、のどにおける堆積を著しく減じることができる。しかしながら、接着性混合物を用いた製剤研究のためにも、キャリヤ抜出しは価値があることができる。保持されたキャリヤ粒子は、残留薬剤内容に基づき分析されることができ、これにより、薬剤とキャリヤとの相互作用について及び吸入中の薬剤解離についての情報が得られる。この情報は、インパクタにおいて収集された微細粒子フラクションから得られるものよりも正確でかつ信頼できる。この微細粒子フラクションは、吸入器、入口管及びインパクタ段階の内壁への付着による再生不可能な損失と、最終段階による不完全な収集とによって影響される。
2つのタイプの製剤のための分裂機構は、基本的にDE19522416及び未公開のPCT/NL01/00133における2つの解凝集概念のために異なっている。柔軟な球状ペレットが解凝集チャンバの円筒状壁部に沿って転動すると、球状ペレットは主に摩擦によって摩耗する。主要な粒子の解離された微細粒子又は小さなクラスタは、ファン・デル・ワールス力(又はクーロン力)によってチャンバの壁部に付着するか、又は空気流によって排出チャネルに向かって連行される。解凝集原理の特に円筒状壁部へのこの微細粒子の付着により、EP0547429に開示された概念は、未公開のPCT/NL01/00133に記載されているように、製剤に(大きな)いわゆるスイーパ結晶を付加することなく柔軟な球状ペレットのために使用されることはできない。これらのスイーパ結晶がないと、球状ペレットの解凝集は、解凝集チャンバにおける幾らかの滞留時間の後に(ほぼ)完了するが、吸入器の壁部への付着の結果による放出される微細粒子用量の減少は、吸入される薬剤のタイプに応じて、50%以上である。
DE19522416に開示された概念において、多数の中断部によって円筒状壁部の表面積を減じるために、及びチャンバ内に循環パターンを形成し、この循環パターンが、ペレットを円筒状壁部の残留区分と、この壁部の2つの隣接する区分の間の角度よりも鈍角で衝突させるために、バイパスチャネルの数は7つまで増加させられている。連続的な円筒状のチャンバ壁部に沿って転動するのではなく、ペレットは、ペレットと残留区分との間の“空気バリヤ”によって常に横切られる。ペレットは、これらの区分に衝突するよりもむしろかすめ、接触領域が著しく減じられたことにより、円筒状壁部への微細粒子の付着が最小限に抑制される。解凝集は主にバイパス流のせん断により生じる。ペレットが円筒状チャンバ壁の次の区分に接近すると、ペレットは、バイパス流がペレットの軌道と45゜の角度で交差する領域に進入する。バイパスチャネルを通る高い空気速度、すなわち吸入器を通る60l/分の流量において約10m/秒により、比較的弱いペレットがより小さな断片に粉砕され、最終的に、排出チャネルに引き込まれるのに十分に微細な主要な粒子又は小さなクラスタに破壊される。
これに対して、未公開のPCT/NL01/00133に開示された概念において循環する接着性混合物におけるキャリヤ粒子は、不規則な形状のため、円筒状壁部に衝突した後にこの円筒状壁部から跳ね返り、このことは、キャリヤ粒子が、球状ペレットのように滑らかに転動することを妨げる。キャリヤ粒子の軌道は、隣接する放物線に沿った経路として最もよく示されることができ、これらの放物線は全て、上部をこのチャンバの中心に向けながら、解凝集チャンバの円筒状軸線に対して垂直な同一平面に位置している。壁部から跳ね返った後、粒子は、遠心力の作用によって解凝集チャンバの周縁部に向かって押し戻され、次の衝突を生じる。その間、粒子はチャンバを通って接線方向に進行する。衝突時、微細な薬剤粒子は、壁部との衝突の角度及び速度に応じて、キャリヤ結晶から解離される。EP0547429及び未公開のPCT/NL01/00133に開示された基本的概念では、解凝集チャンバの円筒状壁部には2つの中断部しかない。その結果、粒子軌道の妨害はほとんど生じず、与えられた吸入流量におけるカットオフ直径よりも高い粒子は、かなり高い効率で保持される。放物線の頂部は、チャンバの円筒状壁部から僅かな距離に位置している。なぜならば、衝突角度がかなり鈍角であるからである。したがって、粒子が放物線の頂部に位置する場合でさえも、跳ね返る粒子と排出チャネルとの所定の距離が維持される。解凝集チャンバ内への排出チャネルの延長は、循環チャンバと排出チャネルとの間の通路の断面積を減じることによって、ほとんど完全な大きな粒子の抜取りに寄与する。この基本的な修正において、循環チャンバは、解凝集手段及び空気分級機として作用する。図1は、未公開のPCT/NL01/00133に開示された概念と同様の空気分級機概念のキャリヤ抜出し効率を示しており、30,個々に40l/分の低い流量における結晶質αラクトース一水化物の種々異なる狭い寸法フラクションのためのものである。50μmよりも小さな中位径を有するフラクションのためにのみ、効率は90%未満である。特別な吸入器アダプタを使用してエーロゾルクラウドのレーザ回折測定より引き出された、同じ分級機における(0.7〜87μmの寸法分布を有するサンプルのための)硫酸コリスチンのための公称カットオフ直径が、図2に示されている。流量が増大すると、平均カットオフ直径が減少するのみならず、個々の吸入の間のばらつきも減少する。
概念DE19522416における解凝集チャンバの円筒状壁部における中断部、粒子軌道と交差する多くのバイパス流、及び解凝集チャンバに突出した排出管の延長の除去は、キャリヤ跳ね返り軌道に影響する。衝突の角度は僅かに鋭角となり、解凝集チャンバ内の流れパターンはより乱流となり、循環チャンバと排出チャネルとの間の通路の断面積が増大される。その結果、キャリア粒子は、排出チャネルに進入することができ、循環チャンバの漸進的な内容物排出が得られる。予想されるように、あるキャリヤ寸法フラクションのための流量が増大すると、粒子を循環させておく遠心力が増大するので、平均キャリヤ滞留時間が増大する。しかしながら、平均キャリヤ寸法が増大すると、流量への依存が低くなる。150μmよりも大きな質量中位径を備えたキャリヤ粒子のために、流量効果は、30〜90l/分内で従属的である。平均キャリヤ直径が増大すると、滞留時間が短縮する。なぜならば、粒子慣性と形状逸脱とが増大することにより、粒子跳ね返り軌道の変化が大きくなるからである。より大きなラクトースキャリヤ粒子は、ラクトースの同じバッチからのものであったとしても、より微細な結晶よりも著しく不規則な形状を有する傾向があり、粒子慣性が増大すると、循環チャンバ内の接線方向空気流によって行われる抗力の修正効果が減少する。徐々にキャリヤ粒子が解放される結果、概念DE19522416におけるこれらの粒子の平均滞留時間は、概して合計吸入時間よりも短い。その結果、同じ接着性混合物のための微細粒子解離は、未公開のPCT/NL01/00133による概念によって得られる除去の程度よりも完全ではなく、ほとんど完全なキャリヤ抜出しという利点を有する。
本発明の最も特徴的なのは、(a)呼吸空気流を3つの異なる部分流に分割すること、及び(b)ディスク状の循環チャンバが設けられていることであり、これらの組合せが、
球状ペレットからの口堆積を低減するためにエーロゾルクラウドの周囲に、粒子を含まない空気のシースを形成し、
吸入器の抵抗を、患者によって快適でありかつ上部気道における薬剤堆積に関して好ましい範囲で制御し、
解凝集チャンバ内に空気バリヤを形成し、このことが、球状ペレットの解凝集の場合にこのチャンバの内壁への微細粒子の付着を低減し、
微細粒子解離のための利用可能なエネルギの利用を改良するために、解凝集チャンバにおいて大きなキャリヤ結晶に所定の滞留時間を与え、
下部気道に堆積するのに好ましい寸法フラクション(解放される)と、作用の部位に進入するには粗すぎるフラクション(保持される)とに粒子を選別し、
吸入器からの排出クラウドにおける接線方向流れ成分によって、のどの代わりに患者の口の前方に大きな粒子を堆積させ、その結果、大きな粒子は、マウスピースから出た後すぐに側方へ投げ出される
ための可能性を提供する。このことは、患者が、吸入後に口をゆすぎ、かつ用量のこの部分からの全身の又は局所的な副作用を回避することを可能にする。
本発明の2つの別の態様は、解凝集手段におけるキャリヤの所望の滞留時間と、これに対応して解凝集チャンバにおける滞留時間を制御する可能性とである。
滞留時間を制御するために、本発明の別の新たな態様として後に説明されるように、接着性混合物のための改良された解凝集効率を有する別の概念が発展された。後に開示される別の態様は、解凝集手段のモジュラー構造であり、これにより、使用される製剤のタイプ及び/又は特別の要求、例えば患者の特定のグループのための特定の空気流抵抗又は完全なキャリヤ保持に応じて、同じ乾燥粉末吸入器内において種々異なる概念を交換することができる。
その様々な態様において、本発明は以下のものを提供する:
乾燥粉末吸入器のための粉砕手段であって、直径よりも高さが小さい実質的に円筒状の空気循環チャンバと、このチャンバの円筒状壁部に対して接線方向にこの壁部の概して向き合った側においてチャンバに進入する少なくとも2つの空気供給チャネルとが設けられており、空気供給チャネルが、チャンバ内に円形の空気流パターンを形成するのに適しており、両空気チャネルが、種々異なる入口を有しているか又は択一的に分割された同じ入口を共有しており、これにより、吸入器の用量計測又は用量供給領域を横切るための1つの通路を有しており、これにより、この通路を流過する空気によって循環チャンバに引き込まれる一回用量の粉末量を可能にし、また粒子を加速しかつ前記チャンバ内のより対称的な流れパターンを形成するのに適した、循環チャンバに向かうバイパスチャネルとして働くための別の通路を有しており、乾燥粉末吸入器のための粉砕手段が、管状の排出チャネルを有しており、この排出チャネルが、循環チャンバとほぼ同じ長手方向軸線を有しているが著しくより小さな直径を有しており、このチャネルの延長部が、循環チャンバの全高さよりも小さな長さに亘って前記チャンバ内へ突出しており、乾燥粉末吸入器のための粉砕手段が、循環チャンバのための前記空気供給チャネルに加えて第3の空気通路を有しており、この第3の空気通路が、別個の入口チャネルを有しているか又はサイクロンバイパスチャネルの分岐部として設けられており、この第3の空気通路を、全体吸入流の一部である空気が流れるようになっており、この第3の空気通路が空気流制限部によって制御可能であり、この通路が、循環チャンバの排出チャネルと、排出チャネルよりも大きな内径を有する同軸的なマウスピース円筒部との間の環状開口において終わっており、これにより、吸入器装置の空気流抵抗全体を制御しかつ、エーロゾルクラウドの周囲にクリーン空気のシースを形成し、このことが、球状ペレットから解放された薬剤粒子の口堆積を低減し、これは、通常口キャビティの高さ又は幅よりも小さな直径を有する管状のマウスピース円筒体を備えた吸入器による吸入中に口において生じる戻り流の結果であり、乾燥粉末吸入器のための粉砕手段が、2つ以上、有利には7つの、バイパス流のための空気供給チャネルを有しており、全ての空気供給チャネルが、循環チャネルの円筒状壁部の円周に亘って実質的に対称的に分配されており、吸入器の用量コンパートメントを横切るチャネルに加えて、使用中に、循環する粒子とチャンバの内壁との間に、互いに隣接したバイパスチャネルを通る空気流によって形成されたいわゆる空気バリヤを提供し、特に柔軟な球状ペレットとの組合せのための、前記壁部への著しく減じられた微細粒子の付着を相俟って提供する、前記壁部の減じられた表面積を提供し、乾燥粉末吸入器のための粉砕手段において、円筒状壁部の残留区分の間の約135゜の鈍角が、循環チャンバに進入する空気供給チャネルによって提供されており、この鈍角が、使用時に、衝突角度の増大を提供し、かつ、粒子を、チャンバのこれらの壁区分からこのチャンバの中心に向かって、キャリヤ粒子が循環チャンバの中央領域に接近する又は横切ることを許容するより大きな距離に亘って跳ね返らせ、前記中央領域から粒子は排出チャネルに進入することができ、このことは、前記排出チャネルを介する循環チャンバからのキャリヤ粒子の漸進的な解放を生じ、乾燥粉末吸入器のための粉砕手段において、排出チャネルにおける循環チャンバの上端部は、前記チャンバの上部プレートを形成しており、このプレートは、チャンバ自体の外径よりも大きな直径を有しており、これにより、外部サイクロン壁部から突出した円形フランジを形成し、この円形フランジは、前記マウスピース円筒体の内壁と接触することによって、円筒状循環チャンバと、より大きな直径を備えた同軸的な管状のマウスピース円筒体との間の環状チャネルを通る空気のための通路をブロックし、これは、この通路の空気流抵抗を制御する前記フランジにおける幾つかの小さな中断を除き、同軸的なマウスピース円筒体と、このフランジのさらに下流の循環チャンバの排出チャネルとの間の環状開口を通る部分シース流を制御するための循環チャンバの所定の全体抵抗に適応されており、乾燥粉末吸入器のための粉砕手段において、バイパスチャネルの数が1つから8つまで、有利には3つであり、有利には、吸入器の用量供給手段を横切るチャネルに加えて、循環チャンバの壁部の円周に亘って実質的に対称的に分配されており、循環チャンバの形状が、角を有する、有利には8つの角を有しており、種々異なる長さのチャンバの壁の区分を有しており、より長い側と隣接するより短い側とが交互に配置されており、より長い側は加速側として働き、この加速側に沿って粒子は、衝撃速度を増大するために移動速度を高め、より短い側は、有利にはより長い側と約135゜の鈍角を有しており、衝突部位として適しており、乾燥粉末吸入器のための粉砕手段において、管状の排出チャネルが、キャリヤ粒子はこのチャネルに進入するときに通過する循環チャネル内の領域を制御するために、循環チャンバからの規定された寸法分布を備えたキャリヤ用量の排出速度を制御するために、及びさらに具体的には、循環チャンバ内の平均キャリヤ滞留時間を制御するために、その長さに亘って種々異なる直径を有しており、前記平均キャリヤ滞留時間は、キャリヤからの微細粒子解離の程度を決定し、ひいては、ある吸入流量における放出される微細粒子用量を決定し、乾燥粉末吸入器のための粉砕手段が、排出チャネルの内部管状壁部に長手方向リッジ又はストリップ、又は前記チャネル内に同様に壁部から壁部まで形成されたフレームを有しており、このフレームの横断面が、有利には、排出チャネルを約4つの長手方向区分に分割する×印の形状を有しており、前記リッジ又はフレームが、管状の排出チャネルを通過する粒子のための接線方向流れ成分を排除することによって流れ修正効果を提供し、これにより、これらの粒子が、遠心作用によって側方へ投げ出されるのではなく実質的に長手方向に排出され、乾燥粉末吸入器のための粉砕手段が、マウスピース円筒体と排出チャネルとの間に2つの同心的な環状チャネルを有しており、1つのチャネルが、粉砕手段に向かうバイパス流及びシース流のための空気通路として働き、他方のチャネルが、保持されたキャリヤ粒子のための内部貯蔵空間として働き、吸入中にキャリヤ貯蔵チャンバを開放させるか又は吸入後にこのチャンバを閉鎖させるために排出チャネルに対して長手方向に移動可能な前記マウスピース円筒体が、それ自体がキャリヤ保持のために設計されていなかった粉砕手段の概念と共に使用するために完成されており、乾燥粉末吸入器のための粉砕手段において、循環チャンバへの供給チャネルの進入が、それぞれ実質的に矩形の横断面を有しており、乾燥粉末吸入器のための粉砕手段が、吸入器システムに適応された本質的な寸法を有しており、これにより、粉砕手段の様々な実施形態が、同じ乾燥粉末吸入器内で容易に交換可能であり、ひいては、吸入器において使用される粉末製剤の特定の要求に適応されることができるモジュラーシステムを有しており、乾燥粉末吸入器のための粉砕手段が、粉砕手段と所定の医用粉末製剤との正確な組合せを保証するために、所定の用量供給システム又は吸入器にのみ粉砕手段の取付けを許容するための、用量システムと粉砕チャンバとの間の敵対者レセプタ機能の意味の対応する機械的コーディング手段と相互作用する機械的コーディング手段を有している。
別の態様において、本発明は、本明細書に記載されている粉砕手段を有する吸入器に関する。
本発明の別の態様において、微粉砕された形式の、有利には1〜5μmの寸法範囲の薬剤と、必ずではないが大体において充填材若しくはキャリヤ賦形剤とを含んでおりかつ、柔軟な球状凝集物とも呼ばれるいわゆる柔軟な球状ペレットにおける薬剤とほぼ同じ寸法分布を有する製剤から、深い肺の堆積のための微細の薬剤粒子の実質的な量を解放するために、約2〜25mgの重量範囲で、一回用量の事前の活性化の後に吸入器を介して患者によって吸入される間に、粉末化されかつ結合材を有さない薬剤製剤を粉砕するための、乾燥粉末吸入器のための様々なかつ多目的の粉砕方法が提供され、表面における均一な分配において主な賦形剤又は小さなクラスタとしての薬剤粒子が、ファン・デル・ワールス力等の穏やかな相互作用力によって、いわゆる接着性の、相互作用的な又は命令された混合物において付着されており、この混合物において、付着する薬剤粒子を備えたそれぞれのキャリヤ粒子が、凝集物としても考えられることができる。
本発明の別の態様において、方法は、凝集物が、チャンバ内を循環しながら循環チャンバの円筒状壁部及び/又は互いに繰り返し衝突し、これにより、薬剤粒子が衝撃力及びせん断力によってこれらの凝集物から解離させられることを含む。
発明のさらに別の態様において、方法は、慣性の差に基づく粒子の分離は、抗力及び遠心力の作用によって生じ、生じる遠心力を受けるより大きな粒子はチャンバ内に保持され、生じる抗力を受けるより小さな粒子は吸入空気と共に解放され、その結果、循環チャンバは、薬剤凝集物のための粉砕チャンバとしてだけでなく、空気分級機としても働き、これにより、キャリヤ結晶から解離されていない又は不十分に粉砕された薬剤からの口及びのどにおける薬剤堆積の著しい減少と、患者への減じられた粉末投与の利点とを提供し、このことは、口の不快感及び胸苦しさを低減する。
発明の別の態様において、本発明は、吸入器排出クラウドは、著しい接線方向流れ成分を有しており、この接線方向流れ成分は、肺における目標領域に到達することができないキャリヤ粒子等のより大きな粒子を、吸入器のマウスピースから排出された後すぐに遠心作用によって側方へ投げ出し、これにより、これらに粒子を、のどではなく患者の口の前方に堆積させ、キャリヤ粒子から解離されなかった粒子の薬剤堆積による、のどにおける不都合な局所的副作用、例えばコルチコステロイドに関連した嗄声又はカンジダ症を軽減し、口濯ぎによるこれらのキャリヤ粒子の容易な除去を提供する。
解凝集チャンバにおけるキャリヤ循環の所望の継続時間は、薬剤粒子がこのチャンバ内でキャリヤ結晶から解離されることができる速度に依存する。未公開のPCT/NL01/00133に開示された基本的な空気分級機は、この解離速度を研究するための可能性を提供する。この分級機によって保持されたキャリヤ結晶は、吸入(循環)時間に関する吸入後の残留薬剤(CR:キャリヤ残留物)に基づき分析されることができる。この空気分級機概念における3つの異なるキャリヤフラクションを備えた0.4%ブデソニドの混合物のための(初期薬剤負荷のパーセントとしての)キャリヤ残留物は、60l/分の吸入流量(9.3kPaに等しい)に関して図3Aに示されている。使用されたキャリヤフラクションは、45〜63μm、それぞれPharmatose 150 M ( DMV International, オランダ)からの150〜200μmと、Capsulac 60 (Meggle GmbH, ドイツ)からの150〜200μmである。小さなキャリヤ通過が生じるので(図1)、全てのキャリヤ残留物値は、100%キャリヤ取出しに外挿された。2つの異なる混合時間、すなわち90r.p.mのTurbulaミキサ(W.A.Bachofen, スイス)における10分及び120分が使用された。10分間の混合時間の後の混合物に関する解放曲線(100マイナスCR)が図3Bに示されている。
図3Aは、10分間の混合時間後のキャリヤ残留物(白抜きのマーク)は、このタイプの分級機において、吸入の最初の0.5秒の間に最も著しく、初期キャリヤ負荷の約50%に向かって減少することを示している。その後の1.5秒において、その他の20〜25%の薬剤が解離され、キャリヤ残留物はさらに(2秒の全吸入時間の後)約30%に減少される。さらに6秒の吸入の後、初期薬剤負荷の約10%であるエンドポイントは依然として達成されていない。この結果は、種々異なるキャリヤフラクションの差が、(60l/分における)このタイプの分級機に関して劇的ではないことを証明する。
図3Aは、混合時間の増大が、薬剤粒子解離の速度を低下させることも示している。例えば、分級機における1秒間の循環の後の、(全ての3つのキャリヤフラクションのための)平均キャリヤ残留物は、混合時間が10分から120分まで増大した結果、42%から70%まで増大する。また、同程度の解離に関して:10分間の混合の後の0.5秒の循環時間の効果は、120分の混合時間の後の約3秒の循環時間の効果と等しい。これらの結果は、Staniforth(1987年)によって紹介された全混合概念と一致し、混合中に進行する薬剤凝集物粉砕が生じることを意味し、これは、混合時間が増大するに従って、薬剤粒子の間の優勢な凝集から、主要薬剤とキャリヤ粒子との間の優勢な凝集への漸進的な変化を生じる。このことは、吸入中の除去力が、主要薬剤賦形剤よりも、より大きな薬剤凝集物をよりよく保持することができることを述べた別の理論(Aulton及びClarke, 1996年)と組合わさって、粉末のための増大した混合時間によって生ぜしめられる微細薬剤粒子解離速度の増大を説明する。
未公開のPCT/NL01/00133に記載された基本的な空気分級機は、ほとんどの市販されている乾燥粉末吸入器と比較して極めて有効な解凝集原理であり、DE19522416及びEP0547429に記載された概念も同様である。このことは図4に示されており、図4は、これらの概念及び幾つかの市販された装置からの、これらの装置における4kPaの圧力降下において、種々異なる薬剤及び種々異なるタイプのキャリヤ材料を備えた接着性混合物のためのカスケードインパクタにおいて収集された、微細粒子フラクションを表している。Cllは、未公開のPCT/NL01/00133に開示されたタイプの基本的な分級機(図3A及びBのために使用されたものと同じもの)を表しているのに対し、Novolizerは、DE19522416に表された概念の市販されたバージョンである。Cllを用いて得られた微細粒子フラクションは、0.4%ブデソニド及び図において言及されたキャリヤの市販されたPharmatoseタイプからである。Novolizerを用いて得られた結果は、1%ブデソニド又は1%硫酸サルブタモール及びこの図のレジェンダにおいて言及されたキャリヤ材料を備えた混合物のためである。市販されたdpiのためには、2つの異なる製剤も試験された(レジェンダ参照)。全ての吸入時間は3秒であった。Cll及びNovolizerを用いて得られた平均微細粒子フラクションは、平均して、吸入器における同じ圧力降下の場合に、市販されたdpiを用いて得られたものよりも約2倍高い。
市販された吸入器と試験吸入器Cllにおける空気分級機とNovolizerとからの微細粒子フラクションの間の差のための可能な説明は、(a)装置を介する吸入から利用可能なエネルギを利用することにおける種々異なる効率と、(b)Cll及びNovolizerのための標準的なラクトース製品を含んでいる使用される製剤のための種々異なる特性と、である。粉末粉砕のために利用可能なエネルギの量(Nm)は、吸入器における平均圧力降下(N・m−2)に、装置における平均容積空気流量(m・s−1)と吸入操作の継続時間(s)とを乗じることによって計算されることができる。粉末解体における種々異なる効率は、(a)種々異なるエネルギ散逸速度(Nm・s−1)及び/又は(b)解凝集プロセスのためのエネルギ消費の種々異なる継続時間(s)であり、この継続時間(s)は、吸入装置内の粉末の種々異なる滞留時間の結果である。図3A及びBのために使用される分級機よりも低いエネルギ散逸速度を有する吸入器の場合、薬剤解離速度もより遅いことがかなり明らかである。これは、キャリヤ結晶からの同程度の微細粒子解離を得るためにはより長い滞留時間が必要であることを意味する。これに対して、エネルギ散逸速度が高められることができるならば、滞留時間が減じられてよく、このことは、ある継続時間の間所要の吸入操作を維持することができない患者に対する不完全な用量吸入の危険性を低減する。
最近の取締り指示は、完全な用量が2リットル以内で吸入されることができることを規定している。この要求は、60l/分の平均流量の場合に、解凝集チャンバにおける用量のための滞留時間を2秒に制限する。さらに、解離された微細薬剤粒子を、気道内の作用部位へ搬送するためのある容積の空気の必要性を考慮すると、薬剤粒子の解離は、有利には、この流量において吸入操作の開始から最初の1〜1.5秒以内に完了されるべきである。未公開のPCT/NL01/00133に開示されているような空気分級機のためのこのような制限は、図3A及びBのための実験において使用されるようなキャリヤ材料から、用量の約60〜65%しか解離されることができないことを含む(これは、これらのキャリヤからの最大の達成可能な解放の約70%である)。このことは、粉末解体のためのエネルギ散逸速度(Nm・s−1)のさらなる増大がなぜ本発明の重要な側面であるかを説明している。
循環チャンバ内の滞留時間の制御は、(a)接着性粉末混合物のための適切なキャリヤ寸法を選択し、(b)吸入装置を通る達成可能な流量を制限し、(c)循環チャンバの排出チャネルの直径を変化させることによって、得られることができる。後に説明するタイプの特定の循環チャンバにおける滞留時間に対する、平均キャリヤ直径及び吸入流速の効果の例が図5に示されている。データは、手段における圧力降下減少の測定によって得られ、これは、チャンバ内に粒子が存在する結果である。粒子がないと、チャンバ内で循環する空気の乱流は、同じ流速における、粒子を連行した循環チャンバの場合の乱流よりも著しく大きくなる。粒子は、空気の慣性よりも著しく高い慣性によって、チャンバ内の流れパターンを滑らかにする。その結果、チャンバにおける圧力降下は粒子が存在する場合低くなる。差が、吸入時間に関して測定されることができる。減少がゼロまで減じられると、全ての粒子はチャンバを通過しており、これは、吸入が完了した後に循環チャンバを調査することによって及び、吸入中にレーザ回折技術を用いて吸入器からの排出クラウドの光学的濃度測定によって、チェックされた。
125μmよりも大きな粒子の場合、流量の効果は、図5の準備のために使用された概念においてほとんど無視できる。さらに、この概念におけるこのような粒子の滞留時間は、前述のように、1.5秒までの所望の範囲と一致する。これは、解凝集原理の所定の設計及び寸法の結果である。流量の効果は、平均キャリヤ寸法が減少すると増大し、90l/分におけるこの特定の概念のために3秒以上の最大値を生じる。一層低い流量のためには、滞留時間は、キャリヤ寸法分布とはほとんど無関係である。
滞留時間のより優れた制御は、循環チャンバの排出チャネルの直径を変化させることによって得られることができる。このことは、2つの異なる直径、すなわち7及び8mmを備えて、図5における実験のために使用されたものと同じ概念に関して、図6に示されている。この図における白抜きのマークは、比較的広い寸法分布を備えた市販されたラクトース製品を表しているのに対し、塗り潰されたマークは、Pharmatose 110 M から引き出された狭い範囲のフラクションである。7〜8mmから排出チャネルの直径を増大させることにより、150μm(又はそれ以上)を備えた製品のための滞留時間の平均減少は、このタイプの循環チャンバの場合(60l/分において)約50%である。これらは、単なる例であり、(a)このタイプの解凝集チャンバにおける滞留時間の制御の多くの可能性と(b)このチャンバ内の粒子循環が変化させられることができる時間範囲とを解明している。
全ての前述の効果に加えて、7及び8mmの排出チャネル(用量重量は約14mgである)を備えた、図5及び6のために使用されたものと同じ概念の場合、3つの異なるキャリヤ材料と2つの異なる薬剤負荷とに関して(例として)示されているように、循環チャンバ内のキャリヤ滞留時間に対する薬剤負荷の効果があってよい。キャリヤフラクションのための滞留時間に対する薬剤負荷の効果は、比較的大きな直径を有するキャリヤの場合にはかなり小さいが、より小さな粒子の場合には、効果はかなり著しい可能性がある。滞留時間の延長の理由は、解離された微細粒子を空気内へ分散させることによって、解凝集チャンバ内の循環する空気の慣性を増大させることである。粒子を含有しない空気と比較して、エーロゾルのためのこのより高い慣性の結果、チャンバ内のキャリヤ粒子経路は、吸入器壁部とのキャリヤ粒子との衝突及び/又はキャリヤ粒子の互いの衝突により別の方向へ拡散した後、元の循環動作により良く再方向付けされることができる。修正効率は、最も小さな慣性自体を有する最も小さいキャリヤ結晶の場合に最も高い。効果は、排出チャネルの直径が増大すると共に減少する:既に8mmのチャネルを備えた概念の場合、63〜100μmのフラクションの場合でさえ効果は減少されていた。
循環チャンバ内の製剤の滞留時間に影響する全ての前述の変数は、患者による吸入操作を除き、制御されることができる。しかしながら、キャリヤ材料のための適切な寸法分布を選択することによって、吸入流量の効果は最小限に抑制されることができる(図5)。比較的大きなキャリヤ材料の使用は、後に開示される解凝集原理のタイプのための微細薬剤粒子解離の観点から、問題がない。これは、前述のように、多くの他の原理とは対照的である。これは、図3及び図4より明らかになるであろう。図3におけるフラクション150〜200μmは、(60l/分における)著しくより微細なクラクション45〜63μmと同じ最終値にも向かって、同じ微細粒子解離速度を有する。図4に表された混合物のPharmatose 110 M及びCapsulac 60のための(乾燥レーザ回折分析による)中位径は、バッチに応じて約130μm(X100=365μm)、それぞれ190μm(X100=360〜460μm)である。より大きな直径は、用量再生可能性の観点からさらに有利である。
圧力降下差減少法によって測定された滞留時間は、循環チャンバからの完全なキャリヤ排出のために必要な時間に等しい。キャリヤ粒子の通過は、吸入の開始から程度の差こそあれ漸進的であるので、循環チャンバにおける平均滞留時間は著しくより短い。全用量の吸入が2リットル以内であるべきならば、全キャリヤ通路は、作用部位への微細粒子搬送のために残された幾つかの容積(0.5リットル)を有するために、1.5リットル以内で完了されると有利である。すなわち、解凝集チャンバにおける平均滞留時間は、(約0.75秒の完全に一定の排出速度の場合)60l/分において1.5秒よりも著しく短い。
図3から、(未公開のPCT/NL01/00133における既に高い効率の基本的な空気分級機及びPharmatose又はCapsulacフラクション等のかなり一般的なキャリヤ材料のために)、0.75秒後の微細粒子解離は、用量の約60%のみであるという結論が得られる。このことは、患者の口及びのどにキャリヤ結晶と共に結合された堆積によって、用量の40%が無駄になったことを含む。用量のこの部分は、これらの部位に不都合な局所的な副作用を生じる可能性がある。薬剤用量の解放された60%から、吸入器及び口の蓄積によっても幾らかの量が損失され、これは、目標領域に進入するために用量の半分以下が利用可能であることを意味し、用量のこの部分内の全ての薬剤粒子(又は小さな凝集物)は、正しい寸法分布を有することを提供する。これは、概念のさらなる改良のための議論である。吸入器からの微細粒子出力を増大させるための1つの可能性は、キャリヤ特性及び混合時間に関して粉末製剤を最適化させることである(例えば図3A及び3B)。このアプローチは本発明の範囲に含まれる。別の方法は、粉末解凝集のためのエネルギ散逸速度に関する吸入器の効率を高めることである。接着性混合物のための吸入器の効率の改良は、既に前述のように、本発明の1つの態様である。
同じ循環時間内で、循環チャンバ内のホスティングキャリヤ結晶からの微細粒子解離の効率は、(a)衝突時のキャリヤ粒子速度を増大させ、(b)前記循環時間内の衝突回数を増加させ、(c)衝突角度を最適化させることによって高められることができる。衝突時の粒子速度は、循環チャンバ内の空気速度のみならず、抗力によって粒子を再加速させるために2つの衝突の間に利用可能な時間にも依存する。キャリヤ粒子が吸入器壁部と衝突する場合、キャリヤ粒子は、慣性、より具体的に、付着する薬剤粒子に作用する減速力を生ぜしめるために運動量の一部を緩和させる必要がある。衝突の間の所要の加速のために、(a)衝突後の(新たな方向での)残留速度、(b)2つの衝突ゾーンの間の距離、(c)チャンバ内の空気速度、(d)粒子質量、が最も関連する。衝突後に次の衝突ゾーンに向かう残留速度のために、衝突角度も重要である。
未公開のPCT/NL01/00133に開示された循環チャンバの円筒状壁部は、空気チャネルからの2つの妨害のみを有している。このチャンバ内で循環する粒子のために、この円筒状チャンバ壁部との衝突角度はかなり鈍角である。したがって、衝突時の運動量の損失は極端ではなく、その結果、残留速度はかなり高い。空気速度が高く、これに加えて単位時間毎の衝突回数もかなり多い場合、粒子はこのチャンバ内で高い速度で循環する。高い速度及び高い衝突回数は、衝突のかなりの鈍角を保証する。また、キャリヤ通路がないので、微細粒子解離のためのエネルギ消費は、吸入の継続時間全体に亘っており、このことは解凝集原理を極めて有効にしている。定義によって、このタイプの原理を備えた得られた微細粒子フラクションは、極めて流量に依存する。
DE19522416に開示された概念の場合、循環チャンバの内壁の残留区分に対する衝突角度は45度であり、これは、衝突角度と残留粒子速度とのバランスにおいて最適であるが、セクションの間の距離がかなり短い。これに加えて、循環チャンバへの空気バイパスチャネルの数は多く、このことは、これらのチャネル内の空気速度を減じる。したがって、衝突後の新たな方向でのキャリヤ粒子の加速は最大ではない。概念は、前述のように、柔軟な球状ペレットの粉砕のために極めて適しているが、接着性混合物のためには最良の可能な結果は得られない。
以下に記載された接着性混合物のための新たに発展された概念(技術的記載)の場合、循環チャンバの基本形状は、それぞれ45度の8つの角度を有する八角形である。しかしながら、DE19522416とは対照的に、八角形の全ての側が同じ長さであるわけではない。より長い4つの側と、より短い4つの側とが交互に位置している。より短い側はキャリヤ粒子のための衝突部位を含む。また、この前述された概念とは対照的に、バイパスチャネルの数は3つしかない。したがって、これらのチャネル内の空気速度は、循環チャンバを通る同じ吸入流量において著しく高くなる。すなわち、チャンバ内のキャリヤ粒子を加速するための抗力が著しく高くなる。粒子は、八角形の最も長い側に沿って加速され、隣接するより短い側に衝突する。より高い初期的な抗力と、粒子加速のためのより長い軌道とは、より高い衝突速度に寄与する。
平均して、粒子は、衝突角度とほぼ同じ角度で衝突側にはね返り、方向転換の後、粒子はすぐに次の衝突側に向かって加速される。しかしながら、キャリヤ結晶の不規則な形状のために、粒子のある程度の散乱が他の方向に生じる。(DE19522416に記載された概念における同じ流量におけるキャリヤ粒子衝突速度と比較して)より高い速度におけるこの散乱の結果、排出チャネルを通る通過速度が高くなる。前述のように、この排出速度は、適切なキャリヤ寸法分布と排出チャネルのための直径とを選択することによって極めてよく制御されることができる。未公開のPCT/NL01/00133における(全ての概念の)最も高いキャリヤ循環速度は、衝突の鈍角と、循環チャンバ内に突出した排出管の延長とにより、この基本的な空気分級機概念から最も高いキャリヤ排出速度を生じるわけではない。この概念におけるほとんどの粒子は、排出チャネルの方向に散乱されず、排出チャネルの方向に散乱される僅かな粒子は、(幾つかの例外はあるが)分級機の上部壁部から突出した延長部により、このチャネルに進入することはできない。
新たに発展された概念の内部で粒子が循環する場合の平均粒子速度は、同じ吸入流量において、DE195522416と未公開のPCT/NL01/00133とに開示された概念のものの間である。その理由は、この新たな概念における衝突部位の間の距離は、チャンバ内の空気速度に向かって粒子を加速するために必要とされる距離よりも短いということである。これは、微細粒子フラクション(FPF)が、未公開のPCT/NL01/00133のものよりも、吸入流量に依存しないという利点を有する。
ほぼ完全なキャリヤ保持を備えた概念(PCT/NL01/00133)に関しては、FPFは、接着性混合物のための新たに発展された概念の循環チャンバにおける滞留時間に依存する。このことは、図8に、Capsulac 60 及び2%ブデソニドとの混合物を使用して、DE19522416に記載された解凝集手段からのFPFと比較してこの新たな概念の2つの異なる設計に関して示されている(空白のマークと塗り潰されたマーク)。塗り潰されたマークは、この概念の最も効率的な設計からのFPFを表す。増大した効率は、キャリヤ結晶から薬剤粒子の約40%を解離させるための所要の循環時間を、2秒から1秒未満に減じた。
図は、図3Bに示されたものと同様の滞留時間とFPFとの相関関係を示しているが、幾つかの関連する相違がある。図3Bにおける基本的な空気分級機のために、シース流は使用されなかった。その結果、吸入空気流全体は、実験中に解凝集チャンバを通って案内された。図8における、キャリヤの通過が制御される接着性混合物のための新たに発展された概念の場合、概念の空気流抵抗を患者のための同意できる値に制限するために、流量全体の約3分の1がシース流として使用された。図3Bに示された曲線は、キャリヤ結晶から解離された薬剤のパーセンテージを示しているのに対し、図8に示された曲線は、カスケードインパクタにおける収集された微細粒子フラクションのためのものである。したがって、両タイプの曲線の差は、吸入器装置とインパクタへの入口管とにおける薬剤付着である。最終的なインパクタ段階を通過することによる、最も微細な薬剤粒子フラクションの損失もあるであろう。最後に、図3Bに示された滞留時間は、ほぼ完全なキャリヤフラクションのためのものであるのに対し、図8における滞留時間は、完全なキャリヤ排出に必要な時間である。したがって、新たに発展された概念におけるキャリヤ循環の平均継続時間は、示されている滞留時間の約半分である。
これらの全ての差を考慮すると、図3Bと図8とを比較することにより、新たに発展された概念とPCT/NL01/00133に示された概念との効率の差は著しいという結論を得ることができる。図8に示された最適化された概念のための得られた微細粒子フラクションは、1秒間の滞在時間の後には用量のほぼ45%であり、これは、平均循環時間が僅か約0.5秒であったことを意味する。これは、0.5秒後に、図3Bに示された薬剤粒子解離のために見られたものとほぼ同じパーセンテージである。したがって、(a)吸入器及び入口管における付着によるFPFの損失と、(b)(シース流の適用によって、新たに発展された概念の場合には3分の1だけ減じられた)解凝集チャンバを通る流量の差とを修正した後、0.5秒以内の薬剤解離は、この新たな概念においては著しく高くなる。シース流を減じることによって、さらなる効率の向上が可能であるが、空気流に対する抵抗が増大することにより、患者にとって吸入器が使用しにくくなるであろう。
60l/分よりも大きな流量のために滞留時間を1〜1.5秒未満、又はさらに短く減じることは、最近の取締り命令を考慮すると、程度の差こそあれ義務的であるようだ。最近の取締り命令は、用量全体が2リットル以内で吸入されることができることを要求している。
図8に示したように、このことは、極めて効率的な解凝集手段から吸入される場合でさえも、接着性混合物のための公称用量の約40〜50%に微細粒子フラクションを事実上制限する。特に1秒までの範囲のために、FPFは、循環時間が減少するのに応じて著しく減少する。したがって、吸入用量からできるだけ最良の治療効果を得るために、滞留時間の極めて注意深い調整が必要である。循環時間の同じ範囲(0〜1秒)以内では、薬剤粒子解離に関連する、接着性混合物におけるキャリヤ材料の特性も最も重要である。したがって、1秒の滞留時間までの良好な粉末解凝集を達成することは困難であり、このことは、前述の要求を再考慮するための深刻な議論であるべきである。
発明の有利な実施形態の説明
新たに発展された概念の説明が、添付の図面に基づき行われる。
解凝集手段のモジュラー設計は、発明の別の態様である。これは、同じ吸入装置内での種々異なる概念の交換(例えば接着性混合物のための最適化された解凝集原理によって代用された基本的な空気分級機)及び/又は異なる吸入器における概念の使用を可能にする。概念の選択は、(a)特定の用途又は(b)製剤のタイプに依存する。
解凝集チャンバのための種々異なる概念を備えたモジュラー設計に加えて、様々な実施形態及び変更が有効及び有利であり、(このチャネル内での薬剤蓄積の増大を犠牲にして)接線方向流れ成分を排除する循環チャンバの排出チャネル内での長手方向流れバッフルの使用と、マウスピースから排出された後直ぐに遠心力によって半径方向に投げ出される大きなキャリヤ粒子を連行するための特別なマウスピースの使用とを含んでいる。このことは、口にキャリヤが堆積することによる口の不快感及びカンジダ症を減じる。マウスピースは、二重(同軸的)円筒体として設計されることができ、保持されたキャリヤ粒子を貯蔵するために両円筒体の間に環状チャンバが形成されている。吸入前、キャリヤ粒子のための通路を形成するために、長手方向に(ねじ山を用いて回転させることによって、又は引っ張ることによって)外部マウスピースは内部円筒体に対して移動させられる。吸入後、環状チャンバは再び閉鎖される。
上に概説した発明と発明の全ての特徴とは、図1〜8に部分的に示されており、以下に与えられる技術的説明より明らかになるであろう。この説明は、図9〜13を特に参照して読まれなければならないであろう。
図9〜13は例としての可能な実施形態を示しており、これらの実施形態は、概説部において説明されかつさらに請求項に定義された発明の範囲から逸脱することなしに多くの異なる方法で修正されることができることが当業者によって理解されるであろう。
図面において同じ又は同類のエレメントは、発明の理解を容易にするために同じ参照符号で表されている。
図9は、吸入器ボディ1に結合された基本的な空気分級機を示しており、用量機構の詳細は示されておらず、この用量機構から、一回用量を表す粉末量が、粉末チャネル2を通る吸入空気流の一部によって連行される。空気分級機の循環チャンバ3は円筒状であり、直径よりも小さな高さと、チャンバ3の円筒状壁部5から底壁6への移行部において小さな丸味4を有している。粉末チャネル2を通る粒子を連行した空気は、循環チャンバ3の上部プレート8に到達した後、その流れ方向を90゜だけ粉末チャネル2の最終区分2Aへ変化させられ、この最終区分は、円筒状壁部5に対して接線方向に循環チャンバに接近している。循環チャンバ3の反対側において、このチャンバへの、吸入流の第2の部分であるバイパス流のための入口が設けられており、この入口は、バイパス流チャネル9の最終区分9Aである。バイパス流チャネル9のこの最終区分9Aも、図10に示したように、このチャンバ3内に基本的に円形の空気流を支持するために、循環チャンバ3の円筒状壁部5に対して接線方向に構成されている。矩形横断面を有する、粉末流チャネル2及びバイパスチャネル9の最終区分2A及び9Aの深さは、ほぼ、分級機の循環チャンバ3の深さの半分である。最終区分9Aの上流におけるバイパス流チャネル9は、チャネル区分9Aに隣接した、循環チャンバ3の外部円筒状壁区分10Aの厚さを、より薄い区分10Bのものと同じ直径に、バイパス流チャネル9Aの最終区分の深さと同じ高さに亘って、減じることによって形成されている。
循環チャンバ3の円筒状壁部10は、より薄い2つの区分10Bと、より厚い2つの区分10Aとを有しており、これらのより厚い区分によって空気通路2及び9が形成されており、全ての4つの区分は、この壁部の円周の等しい部分、つまり約90゜の角度に対応する部分に亘って延びている。中央吸入器ハウジング1の上部プレート7において、壁部10のより薄い区分と対応する位置において、部分的なバイパス流及びシース流のための通路として働く開口11が設けられている。これらの通路11を通過した空気は、図9Aに示したように、環状のマウスピース円筒体13と循環室の円筒状壁部10との間の環状チャンバ12に進入する。循環チャンバ3の円筒状壁部10の厚さの局所的な差により、環状チャンバ12は種々異なる幅を有する。図9及び9Aは、吸入流のための入口開口と、この流れを(a)粉末チャネル2を通って循環チャンバに進入する前に吸入器の用量測定又は用量供給区分を横切る部分流と(b)開口11を通って環状チャンバ12に進入する別の部分流とに分割すること、とは示していない。これらの態様は、吸入器設計の部分であり、発明に関連しない。
循環チャンバ3の上部プレート8は別個の部材であり、マウスピース円筒体13に、この円筒体へマイルド・ジャミングすることによって締りばめされている。マウスピース円筒体13は、循環チャンバ3の円筒状壁部10に被せて位置決めされ、バヨネット・キャッチによって吸入器ハウジング1に固定され、マウスピース円筒体13に結合されたバヨネット・キャッチの突出部が、循環チャンバ3の外壁部10に隣接して局所的に破断された突出した境界16の下側における僅かにテーパしたギャップ15Aに嵌合する。テーパしたスリット15A内での突出部15の終端位置において、上部プレート8は、循環チャンバ4の円筒状壁部10の縁部にしっかりと押し付けられる。図13Eは、この上部プレート8が循環チャンバの一体的部分であってもよいことを示している。択一的に(図示せず)、上部プレートは、マウスピース円筒体13自体の一体的部分であってもよい。図9及び9Aに示された上部プレート8は、基本的に、マウスピース円筒体13が所定の位置にスナップ結合されている場合、循環チャンバ4の円筒状壁部10のための異なる直径10A及び10Bに対応して、このプレートの異なる区分のための2つの異なる直径14A及び14Bを有している。図9Aに示された、上部プレートが減径されている位置における、マウスピース円筒体13の内壁と循環チャンバ3の上部プレートとの間の空間は、シース流のための通路として働き、このシース流は、吸入流全体の第3の部分である。マウスピースチャネル13の内壁と、循環チャンバの上部プレート8との間の、基本的に環状のスリットの2つの4分の1の断面積全体は、シース流のための通路全体の空気流抵抗に寄与する。
循環チャンバ3の上部プレート8は、前記チャンバ3からエーロゾルクラウドを解放するための管状通路19を有している。排出チャネル19は、循環チャンバ3と軸線を共有しており、チャンバ3よりも小さな直径を有している。チャネル19の下側部分19Aは、チャンバ3の深さの半分よりも僅かに長い距離に亘って、循環チャンバ3内に突出している。チャネル19の他の部分19Bは、マウスピース円筒体13の上部プレート20を貫通して突出している。排出チャネル10の外径は、上部プレート20に設けられた円形孔28(図11)の直径よりも僅かに小さく、これにより、シース流のための狭い環状通路21を形成している。この狭い通路21は、シース流のための空気流抵抗全体にも貢献する。シース流のための前記抵抗は、吸入器を通る部分流量を制御するために、循環チャンバ3の空気流抵抗に関して注意深くバランスされている。排出チャネル19とマウスピース13の上部プレート20との間の環状スリット21は、中断部を有しておらず、排出チャネル19からのエーロゾルクラウドの周囲に、粒子を含有しない空気の連続的な同軸的なシースを形成する。
基本的な空気分級機概念の作動原理が図10に説明されている。図10Aは、このチャンバの内部の空気の流線の関連する成分を示しているのに対し、図10Bは、種々異なる循環領域において種々異なる寸法の粒子に作用する力の概略的な図である。図10Aにおける循環チャンバ3に沿った流線の主要な成分は接線方向であるのに対し、チャンバ3の中心から出発した排出チャネル19に近付くと、空気がこのチャネルに進入するので、半径方向及び長手方向の流れ成分が増大する。縁部に沿って循環チャンバ3に進入する比較的大きな慣性を有する凝集物は、内壁5に沿って基本的に円形の軌道を開始し、この内壁においては遠心力(F)が優勢である(図10B)。循環チャンバ3の内壁5と衝突し、その結果粒子がこの壁部からはね返り、このチャンバ3の中心における排出チャネル19に接近した後でさえも、ほとんどの大きな凝集物は、その高いモーメント(mV)によって元の円形軌道に戻り、この円形軌道に沿って凝集物は抗力(F)によって加速される。しかしながら、これらの凝集物から解離された微細粒子は著しくより低いモーメントを有しているのに対し、抗力は、特に循環チャンバ3の壁部5からある距離における循環領域において、遠心力と比較して比較的高い。これらの粒子は空気の流線を辿ることができかつ循環チャンバ3から排出されるのに対し、より大きな凝集物は、遠心力の作用によってこのチャンバ3の内部に保持される。
基本的な空気分級機は、接着性混合物の粉砕に特に適しており、この接着性混合物において、大きなキャリヤ結晶は、循環チャンバ3の内部円筒状壁部5に微細薬剤粒子が付着しないようにするスイーパ結晶として作用する。これらのスイーパ結晶が存在しないと、他の乾燥粉末吸入器において適用される同様のスワール、ワール又はサイクロンチャンバのように、このチャンバ3内の微細粒子蓄積が著しくなる。
図11に示したように発明の別の実施形態において、原理は、柔軟な球状ペレット又は接着性混合物の粉砕に特に適しており、これらの場合、キャリヤ結晶等のより大きな粒子は保持されず、徐々に循環チャンバ3から解放される。この概念は、循環チャンバ3の形状及び深さと、バイパス流9のためのチャネルの数及び形状と、粉末チャネル2の形状と、循環チャンバの上部プレート8と、この上部プレートに接続された循環チャンバのための排出チャネル19と、バイパスチャネル9に向かう空気通路とに関して、図9における概念とは異なる。これに加えて、発明の範囲にとって重要ではない、図9に示された概念と図11に示された概念との幾つかの構造的な差異は、示されていない。
図11に示された概念は、バイパス流のための7つの同じチャネル9を有しており、これらのチャネル9のうち、それぞれが、断面が概して矩形を有しており、円形チャンバとほぼ同じ深さを有している。チャネル9は、循環チャンバ3に、平面図で見て、概して循環チャンバ3の内壁5の残留区分22の間に135゜の8つの同じ開放角を備えた八角形を提供している。粉末流チャネル2は、図9に示された概念の場合と同じであるが、チャネル9の最終区分2Aの深さを除き、この深さは、循環チャンバ3の深さと同じである。バイパス9及び粉末チャネル2からの空気流は、より大きな凝集物のための衝突ゾーンであるこれらの残留区分22をスキムオーバしている。より大きな粒子のみが、その高いモーメントの結果これらの流れを横切ることができる。著しくより低い慣性を有する微細粒子はバイパス流によって所定のコースから外され、バイパス流は、これらの粒子と残留壁部区分22との間にいわゆる内部空気バリヤを形成する。その結果、微細粒子はこれらの区分2に衝突することはできない。したがって、区分22の衝突ゾーンへの微細粒子付着は、球状ペレットの粉砕からでさえも、図9に示された概念のための循環チャンバ3の内壁5への付着と比較して極端に低い。この概念の循環チャンバは、内壁の残留区分22とその底部6との間に丸味を有していない。
図11に示された概念のための循環チャンバ3のための上部プレート8の中央における排出チャネルは、この循環チャンバ3への突出部を有していない。チャネル19は、一定の直径を備えた内壁23を有しているが、上縁部19Cから循環チャンバ3の上部プレート8に向かって指数関数的に増大する直径を備えた外壁24を有している。これは、シース流を、排出チャネル19とマウスピース円筒体13の上部プレート20との間の環状チャネル21に、上部プレート20と8との間のキャビティ25(図9に示されている)からできるだけ滑らかに通過させるためである。循環チャンバ3の上部プレート8からこのチャンバ3内に延びた排出チャネル19の突出部19Aが設けられていないので、衝突後に循環チャンバ3の円筒状壁部の残留区分22から跳ね返るより大きな粒子のための排出チャネル19内への通路は、著しく広くなる。このことは、より大きな粒子が排出チャネルに進入することができるためのゾーンを増大させる。これに加えて、粒子が衝突ゾーン22から跳ね返る場合の角度は、円形の内壁5を備えた基本的な空気分級機における角度(図9に示した概念)よりも鈍角でない。その結果、図11の概念の循環チャンバ3内の粒子軌道は、粒子が排出チャネル19に進入することができるゾーンを一層頻繁に横切る。これにより、大きな粒子は、徐々に循環チャンバ3から解放され、粉砕原理のこの特定の概念のためにはキャリヤ保持は行われない。
図11の概念のための循環チャンバの上部プレート8は、その全周に亘って同じ直径を有する。環状チャンバ12(図9A)から、上部プレート3とマウスピース円筒体13の上部プレート20との間のキャビティ25(図9)への、シース流の供給は、上部プレート8の円周14に沿って設けられたニック26を介して行われ、これらのニックは注意深く制御された形状及び寸法を有する。図11の概念の場合、ニック26の数は6つであり、ニックは、互いの間に60゜の角度を有しながら上部プレート8の円周14に亘って対称的に分配されている。これらのニック26の全空気抵抗は、排出チャネル19とマウスピース円筒体13の上部プレート20との間の環状チャネル21の空気流抵抗と相俟って、吸入器を通る部分的なバイパス及び粉末流量に関するシース流の量を決定する。
マウスピース円筒体13の形状は、発明の範囲に特に関係しないが、この形状は、図9の概念の場合下縁部29から上縁部27まで漸増する直径を備えた円形であり、図11に示された概念の場合と同じ方向で円形から楕円形に変化する。上縁部27は、マウスピース円筒体13の上部プレート20に対して突出させられてよい。
粉砕原理の別の概念が図12に示されている。この概念の場合、循環チャンバ3の形状は基本的に八角形であるが、八角形の8つの側は2つの異なる長さを有している。有利には概して同じ長さの4つのより長い側32と、有利には概して同じ長さの4つのより短い側2とが交互に設けられている。より長い側32は、比較的高い慣性を有しておりかつ、速度を増大するために空気流によって引きずられることができるある距離を必要とする凝集物のための加速ゾーンとして働くのに対し、より短い側22はこれらの粒子のための衝突ゾーンとして働く。バイパス流のためのチャネル9の数は、図11に示された概念と比較して、3つに減じられている。これらのチャネルの横断面は概して矩形であり、チャネル9ごとの断面積は、図11に示された概念におけるバイパスチャネル9の断面積よりも僅かに大きい。それにも拘わらず、全てのチャネル9の断面積の合計は、図11に示された概念のものよりも小さい。その結果、バイパス流のためのチャネル9内の空気速度は、図12に示された概念の場合に最も高いのに対し、バイパス流のためのこの通路の合計空気流抵抗も、僅かに大きい。
図11に示された概念のように、排出チャネル19は、循環室3内に突出した部分19Aを有していない。チャネル19の内径は、循環チャンバ3内のキャリヤ結晶の所望の滞留時間に適応されている。この直径を変化させることによって、キャリヤ粒子がチャネル19に進入することができるチャンバ3内の領域が制御されることができ、このことは図8に示されており、図8において同じ符号は、排出チャネル19の種々異なる直径を備えた同じ概念の滞留時間を表している。種々異なる直径を有する、排出チャネル19に結合された上部プレート8は、シース流のためのニック26の数を除いて(必ずではないが、選択的に)、図13B1〜B3に示したように、全ての別の観点において同じであることができる。上部プレートは、係合するマウスピース円筒体13を有しており、このマウスピース円筒体の、上部プレート20に設けられた円形孔28がチャネル19の外径に調節されており、円形孔28の内壁30と排出チャネル19の外壁24との間の環状チャネル21を通るシース流のための断面積がほぼ同じになるようになっている。循環チャンバ3のための上部プレート8の円周14に沿ったシース流のためのニック26の数は、循環チャンバ3の空気流抵抗に対して、シース流のための通路全体の空気流抵抗を精密に調整するために変化させられてよい(図13B1)。
循環チャンバ3のための上部プレート8の別の実施形態において、排出チャネル19は2つの異なる区分を有しており、一方の上部区分23Aは一定の内径を有しており、下部区分23Bは、循環チャンバに向かって増大する直径を有している(図13B4)。移行部は、ほぼチャネル19の中間点である。このチャネル19の下部は切頭台の形状を有する。循環チャンバ3内のキャリヤ滞留時間を制御するために、この切頭台のベースの幅は変化させられてよい。これは、マウスピース13の適応が不要であり、種々異なる滞留時間を提供する種々異なる排出チャネル19が同じマウスピース円筒体13と組み合わせて使用されることができるという利点を有する。
図13Cは、排出チャネル19を備えた循環チャンバ3のための上部プレート8を示しており、前記排出チャネル19は、内壁に、互いに等間隔を置いた長手方向リッジ31を有している。このような長手方向リッジ31は、排出チャネル19の全長に亘って延びており、内壁からチャネル19内へ、チャネルの内径よりも短い距離に亘って突出しており、このチャネル19内の粒子の動きをらせん形から長手方向へ変化させることができる。このことは、キャリヤ結晶等の比較的大きな慣性を有する粒子の遠心的な投出しによる、口の前部における堆積を減じ、前記粒子は、依然として、循環チャンバ3から排出された後に表面に薬剤用量の一部を有している。このことは、口の感覚を減じるが、のどの堆積を増大する。したがって、ほとんどの用途の場合、これらのリッジ31を有さない設計が好ましい。リッジ31は、互いに到達しかつ平面図で見て×印状を有する中実なフレーム34を有するように、排出チャネル19内の深くまで突出してよい(図13D)。
最後に、図13(E)において、設計が上下反転して示されており、この場合、循環チャンバ3の上部プレート8はこのチャンバの一体的部分である。このような構造は、粉末チャネル2の長手方向部分から最終区分2Aへの移行部には丸味33が設けられていることができるという利点を有する。最終区分2Aは循環チャンバ3に対して接線方向であり、最終区分2Aにおいて流れ方向は区分2における流れ方向に対して垂直である。このような丸味は、この流れ移行ゾーンにおける粉末の蓄積を著しく減じる。
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30及び40l/分における種々異なるタイプの結晶質αラクトース一水化物の狭い寸法フラクションのための平均キャリヤ直径に関して、PCT/NL01/00133に開示された概念と同様の空気分級機のキャリヤ引出し効率を示すグラフである。
レーザ回折装置(Sympatec, HELOS compact, 100mmレンズを備えたmodel KA)を用いて測定された0.7〜87μmの比較的広い寸法分布を備えた硫酸コリスチンのための分級機を通る流量に関して、PCT/NL01/00133に開示された概念と同様の空気分級機のカットオフ直径を示すグラフである。
PCT/NL01/00133に開示された概念と同様の空気分級機のための60l分での吸入時間に関して、0.4%ブデソニドを含んだ接着性混合物のための、100%引出しに外挿されたキャリヤ残留を示すグラフである。空白のマークを備えた実線は、10分間の混合時間の後の混合物を表し、破線を備えた塗り潰されたマークは、120分間の混合時間の後の混合物のためのものである。キャリヤ材料は、ふるい分級物45〜63μmと、Pharmatose 150 M から引き出された150〜200μmと、Capsulac 60 からの寸法フラクション150〜200μmとである。用量重量は25mgである。
PCT/NL01/00133に開示された概念と同様の空気分級機のための、0.4%ブデソニドを含有する混合物のための薬剤解放速度を示すグラフである。曲線は、100マイナス図3Aにおける値として計算された。
幾つかの市販されたdpiと、発明の2つの異なる概念とのための微細粒子フラクションを示すグラフであり、これらは全て接着性混合物を用いており、吸入器において4kPaを得た。Flixotide及びSerevent製剤を備えたGlaxo Diskus及びDiskhaler;ブデソニドを備えたISF吸入器(Cyclocaps, Pharbita)及びForadil(Ciba Geigy)。示されたPharmatoseキャリヤのための0.4%ブデソニド混合物を備えた、PCT/NL01/00133における概念と同様の、空気分級機Cll; Capsulac 60 における1%ブデソニドそれぞれ1%サルブタモールの混合物(薬剤ごとの左側のビーム)と、Capsulac 60 と5%Pharmatose 450 Mとの混合物(薬剤ごとの右側のビーム)とを用いる、Novolizer(DE19522416の概念を備える)。
8mmの排出チャネルを用いて、接着性混合物のための新たに発展された概念において3つの異なる流量において、平均フラクション直径に関して、Pharmatose 110 M から引き出された狭いふるい分級物の滞留時間を示すグラフである。用量重要は10〜11mgである。
60l/分において2つの異なる排出チャネルの場合に、接着性混合物のための新たに発展された概念において種々異なるキャリヤ材料の滞留時間を示すグラフである。塗り潰されたマークはPharmatose 110Mから引き出された狭いふるい分級物であり、空白のマークは、種々異なる中位径を備えた市販されたラクトース製品の場合である。用量重量は約11mgである。
60l/分において7mmの排出チャネルを用いた、新たに発展された概念のための、混合されていないキャリヤ材料と比較した、2つの異なる薬剤負荷(0.4及び4.0%ブデソニド)を用いた接着性混合物の滞留時間を示すグラフである。用量重要は約14mgである。キャリヤフラクションは、Pharmatose 110M(63〜100及び150〜200μm)及びCapsulac 60(150〜200μm)から引き出された。
60l/分において8mmの排出チャネルを用いた、新たに発展された概念のための、混合されていないキャリヤ材料と比較した、2つの異なる薬剤負荷(0.4及び4.0%ブデソニド)を用いた接着性混合物の滞留時間を示すグラフである。用量重要は約14mgである。キャリヤフラクションは、Pharmatose 110M(63〜100及び150〜200μm)及びCapsulac 60(150〜200μm)から引き出された。
装置における4kPaにおいてFisonsタイプの4段階Lenz Labor インパクタで測定された接着性混合物のための、新たに発展された解凝集原理の種々異なる概念における滞留時間に関して、粒子フラクションを示したグラフである。混合物:2%ブデソニドを含有したCapsulac 60。図5から8までのための滞留時間は、dP抑制測定による得られた。
キャリヤ保持を備えた粉砕手段の基本的な空気分級機概念の分解斜視図である。
図9の組み立てられた基本的な空気分級機概念の断面図である。
基本的な空気分級機の循環チャンバ内の空気及び粒子気道の流れラインの主流れ成分を、これらの粒子に作用する力に関して示した図である。
特に柔軟な球状ペレットの解体時に、内部チャンバ壁部への著しい微細粒子付着を防止する、循環チャンバ内に空気バリヤを備えた概念の分解斜視図である。
別個の加速側と衝突側と、キャリヤ結晶のための制御された解法速度とを備えた概念の分解図である。
図11及び12に示された概念のための、排出チャネルが接続された循環チャンバの上部プレートの幾つかの異なる修正の分解図である。
符号の説明
1 吸入器ボディ、 2 粉末チャネル、 3 循環チャンバ、 4 丸味、 5 円筒状壁部、 6 底壁、 8 上部プレート、 9 バイパス流チャネル、 9A 最終区分、 10 円筒状壁部、 10A 外部円筒状壁区分、 10B より薄い区分、 11 通路、 12 環状チャンバ、 13 マウスピース円筒体、 14A,14B 直径、 15 突出部、 15A スリット、 16 境界、 19 排出チャネル、 19A 下側部分、 19B 他の部分、 19C 上縁部、 20 上部プレート、 21 環状通路、 22 残留区分、 23 内壁、 24 外壁、 25 キャビティ、 26 ニック、 27 上縁部、 28 円形孔、 29 下縁部、 31 長手方向リッジ、 32 より長い側、 33 丸味

Claims (14)

  1. 乾燥粉末吸入器のための粉砕手段において、
    直径よりも小さな高さを備えた実質的に円筒状の空気循環チャンバ(3)が設けられており、
    該チャンバ(3)内に円形の空気流パターンを形成するのに適した、チャンバの円筒状壁部(5)に対して接線方向に、該壁部(5)の概して向き合った側において前記チャンバ(3)に接続した少なくとも2つの空気供給チャネル(2,9)が設けられており、
    両空気チャネル(2,9)がそれぞれ、異なる入口を有しているか又は択一的に分岐した同じ入口を共有しており、これにより、
    一方の通路(2)が、該通路(2)を流過する空気によって一回用量の粉末が循環チャンバ(3)内に引き込まれることを可能にするために、吸入器の用量測定領域又は用量供給領域を通過するためのものであり、
    他方の通路が、粒子を加速しかつ前記チャンバ(3)内により対称的な流れパターンを形成するのに適した、循環チャンバ(3)に向かって延びたバイパスチャネル(9)として働くようになっている形式のものにおいて、
    吸入器の用量供給手段を横切るチャネル(2)に加えて、バイパスチャネル(9)の数が、1から8まで、有利には3つであり、有利には循環チャンバ(3)の壁部(5,10)の円周に亘って実質的に対称的に分配されており、循環チャンバ(3)の形状が、角、有利には8つの角を有しておりかつ、種々異なる長さのチャンバ(3)の壁部(5)の区分(22,32)を有しており、この場合、より長い側(32)と、隣接するより短い側(22)とが交互に配置されており、より長い側(32)が加速側として働き、該加速側に沿って粒子が運動速度を獲得しこれにより衝突速度を増大し、より短い側(22)が衝突部位として適していることを特徴とする、乾燥粉末吸入器のための粉砕手段。
  2. 循環チャンバ(3)とほぼ同じ長手方向軸線を有しているが著しくより小さな直径を有する管状の排出チャネル(19)と、循環チャンバ(3)の高さ全体よりも小さな長さに亘って前記チャンバ(3)内に突出した、前記チャネル(19)の延長部(19A)とが設けられている、請求項1記載の乾燥粉末吸入器のための粉砕手段。
  3. 別個の入口チャネルを備えるか又はサイクロンバイパスチャネル(9)の分岐部としての、循環チャンバ(3)のための前記空気供給チャネル(2,9)に加えての、第3の空気通路(12,18,21,25,26)が設けられており、これらの空気通路を通って、合計吸入流の一部である空気流が、空気流制限部(21,26)によって制御可能であり、
    吸入装置の合計空気流抵抗を制御するために、及び通常は口腔の高さ又は幅よりも小さな直径を有する管状のマウスピース円筒体を備えた吸入器による吸入中に口内に生じる戻り流の結果である球状ペレットから開放された薬剤粒子の口堆積を低減する、エーロゾルクラウドの周囲のクリーン空気のシースを形成するために、
    前記通路(12,18,21,25,26)が、循環チャネル(3)の排出チャネル(19)と排出チャネル(19よりも大きな内径を備えた同軸的なマウスピース円筒体(13)との間の環状開口(21)において終わっている、請求項1又は2記載の乾燥粉末吸入器のための粉砕手段。
  4. 吸入器の用量コンパートメントを横切るチャネル(2)に加えて、使用時に、循環する粒子とチャンバの内壁との間に、互いに隣接したバイパスチャネル(9)を通る空気流によって形成されたいわゆる空気バリヤを提供する、循環チャンバ(3)の円筒状壁部(5)の円周に亘って実質的に対称的に分配された、2つ以上の、有利には7つの、バイパス流のための空気供給チャネル(9)が設けられており、
    特に柔軟な球状ペレットとの組合せのために、前記壁部(5)への著しく減じられた微細粒子付着を提供する、前記壁部(5)の減じられた表面積が設けられている、請求項1から3までのいずれか1項記載の乾燥粉末吸入器のための粉砕手段。
  5. 円筒状壁部(5)の残留区分(22)の間の約135゜の鈍角が、循環チャンバ(3)に進入する空気供給チャネル(9)によって提供されており、該空気供給チャネルが、使用時に、衝突角度の増大を提供し、粒子を、チャンバ(3)のこれらの壁区分(22)から、このチャンバ(3)の中心に向かって、キャリヤ粒子が循環チャンバ(3)の中央領域に接近する又は該中央領域を横断することを許容するより大きな距離に亘って、跳ね返らせ、前記中央領域からキャリヤ粒子が排出チャネル(19)に進入することができるようになっており、これにより、キャリヤ粒子が循環チャンバ(3)から前記排出チャネル(19)を通って徐々に解放されるようになっている、請求項4記載の乾燥粉末吸入器のための粉砕手段。
  6. 排出チャネル(19)側における循環チャンバ(3)の上端部が、該チャンバ83)の上部プレート(8)を形成しており、該上部プレートが、チャンバ(3)自体の外径よりも大きな直径を有しておりこれにより外部サイクロン壁部(10)から突出した円形のフランジを形成しておりかつ、円筒状の循環チャンバ(3)とより大きな直径を有する管状のマウスピース円筒体(13)との間の環状チャネル(12)を通る空気のための通路を、該通路の空気流抵抗を制御する前記フランジ(18,26)に設けられた幾つかの小さな中断部を除いて前記マウスピース円筒体(13)の内壁と接触することによってブロックし、前記空気流抵抗が、同軸的なマウスピース円筒体(13)とこのフランジのさらに下流における循環チャンバ(3)の排出チャネル(19)との間の環状部(21)を通る部分的なシース流を制御するための循環チャンバ(3)の所定の合計抵抗に適応されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の乾燥粉末吸入器のための粉砕手段。
  7. より短い側(22)が、有利にはより長い側(32)と約135゜の鈍角を有している、請求項1から6までのいずれか1項記載の乾燥粉末吸入器のための粉砕手段。
  8. 管状の排出チャネル(19)が、該排出チャネルの長さに亘って種々異なる内径を有しており、これにより、循環チャンバ(3)内の領域を制御し、該領域からキャリヤ粒子がこのチャネル(19)に進入するようになっており、また、規定された寸法分布を有するキャリヤ用量の、循環チャンバ(3)からの排出速度を制御し、より具体的には、循環チャンバ(3)内の平均キャリヤ滞留時間を制御し、該滞留時間が、微細粒子がキャリヤから解離する程度を決定するようになっており、放出された微細粒子が、所定の吸入流量で用量供給する、請求項1から7までのいずれか1項記載の乾燥粉末吸入器のための粉砕手段。
  9. 排出チャネル(19)の内部管状壁部における長手方向リッジ(31)又はストリップ、又は同様に壁部から壁部まで前記チャネル(19)内に形成されたフレーム(34)が設けられており、該フレームが、排出チャネル(34)を約4つの長手方向区分に分割する有利には横断面が×印状を有しており、前記リッジ(31)又はフレーム(34)が、管状の排出チャネル(19)を通過する粒子のための接線方向流れ成分を排除することによって流れ修正効果を提供し、これにより、これらの粒子が、遠心作用によって側方へ飛ばされる代わりに実質的に長手方向に排出される、請求項1から8までのいずれか1項記載の乾燥粉末吸入器のための粉砕手段。
  10. マウスピース円筒体(13)と排出チャネル(19)との間に2つの同心的な環状のチャネルが設けられており、一方のチャネル(12)が、粉砕手段に向かうバイパス流と、シース流とのための空気通路として働き、他方のチャネルが、保持されたキャリヤ粒子のための内部貯蔵空間として働き、前記マウスピース円筒体(13)が、キャリヤ保持それ自体のために設計されているのではない粉砕手段の概念と組み合わせて使用するために、吸入中にキャリヤ貯蔵チャンバを開放させかつ吸入後にチャンバを閉鎖するために排出チャネルに対して長手方向に可動である、請求項1から9までのいずれか1項記載の乾燥粉末吸入器のための粉砕手段。
  11. 循環チャンバ(3)への供給チャネル(2,9)の進入部がそれぞれ実質的に矩形横断面を有している、請求項1から10までのいずれか1項記載の乾燥粉末吸入器のための粉砕手段。
  12. 粉砕手段の様々な実施形態が同じ乾燥粉末吸入器システム内で容易に交換可能であるように本質的な寸法が吸入器システムに適応されており、これにより、吸入器において使用される粉末製剤の特定の要求に適応されることができるモジュラーシステムを有するようになっている、請求項1から11までのいずれか1項記載の乾燥粉末吸入器のための粉砕手段。
  13. 所定の用量供給システム又は吸入器のみに対する粉砕手段の取付けが、粉砕手段と所定の医用粉末製剤との正しい組合せを保証するようにするために、用量システムと粉砕チャンバとの間の拮抗体レセプタ機能の意味において、対応する機械的コーディング手段と相互作用する機械的コーディング手段が設けられている、請求項1から12までのいずれか1項記載の乾燥粉末吸入器のための粉砕手段。
  14. 請求項1から13までのいずれか1項記載の粉砕手段を特徴とする吸入器。
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