JP4114612B2 - 内燃機関の高圧燃料供給装置 - Google Patents

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Description

この発明は、燃料タンクに貯蔵された燃料を内燃機関の高圧燃料噴射系に圧送供給するとともに、その圧送量をスピル弁によって調整する内燃機関の高圧燃料供給装置に関するものである。
内燃機関の高圧燃料供給装置は、加圧室と、低圧燃料通路と、スピル弁とを備える。低圧燃料通路は、加圧室に当接されており、スピル弁は、低圧燃料通路と加圧室との当接部に設けられる。
そして、加圧室は、スピル弁が開くと、低圧燃料通路を介して燃料タンクから燃料を受け、スピル弁が閉じると、往復動するプランジャによって加圧された高圧燃料を内燃機関の高圧燃料噴射系へ圧送する。
このような内燃機関の高圧燃料供給装置において、スピル弁が閉じるときの衝撃による作動音を低減するための技術が特許文献1に開示されている。すなわち、特許文献1は、スピル弁が閉じるときの衝撃による作動音を低減するために、加圧室の圧力が急激に上昇するのを抑制する抑制機構を開示する。そして、この抑制機構は、スピル弁が閉じると、加圧室内の燃料を低圧燃料通路へ流出し、加圧室の圧力が急激に上昇するのを抑制する。これにより、スピル弁が閉まるときの速度を低下させ、スピル弁が閉じるときの衝撃による作動音を低減する。
特開2001−241369号公報 特開2003−65185号公報 特開2001−304073号公報
しかし、特許文献1に開示された方法では、抑制機構は、高圧室の燃料を低圧燃料通路のうちスピル弁の弁体から離れた領域に流出するので、低圧燃料通路のうちスピル弁の弁体の近傍に位置する弁体近傍領域と加圧室との圧力差に起因してスピル弁が高速で閉じるときの作動音を低減することが困難である。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、低圧燃料通路のうち弁体近傍領域と加圧室との圧力差に起因してスピル弁が閉じるときの作動音を抑制可能な内燃機関の高圧燃料供給装置を提供することである。
この発明によれば、内燃機関の高圧燃料供給装置は、シリンダと該シリンダ内を往復動するプランジャとによって区画形成される加圧室に低圧燃料系から燃料を吸入するとともに、加圧室内の燃料を高圧燃料系に圧送するに際し、スピル弁の弁体を開閉制御することによりその燃料圧送量の調整、並びに余剰燃料の前記低圧燃料系への戻流を行なう内燃機関の高圧燃料供給装置において、連通部材を備えることを特徴とする。連通部材は、燃料タンクから加圧室へ燃料を吸入するための低圧燃料通路のうち弁体の近傍に位置する弁体近傍領域と加圧室とを連通する。
好ましくは、内燃機関の高圧燃料供給装置は、拡散抑制部材をさらに備える。拡散抑制部材は、低圧燃料通路の弁体近傍領域へ戻流された燃料の燃料タンク側への拡散を抑制する。
好ましくは、拡散抑制部材は、低圧燃料通路の内径を小さくする部材である。
好ましくは、拡散抑制部材とスピル弁との間の空間の燃料が通過する断面積は、連通部材の燃料が通過する断面積以下である。
好ましくは、内燃機関の高圧燃料供給装置は、スピル弁の弁体に当接する弁座をさらに備える。そして、連通部材は、弁体の表面に設けられた溝である。
好ましくは、内燃機関の高圧燃料供給装置は、スピル弁の弁体に当接する弁座をさらに備える。そして、連通部材は、弁座に設けられた溝である。
好ましくは、内燃機関の高圧燃料供給装置は、スピル弁の弁体に当接する弁座をさらに備える。そして、連通部材は、低圧燃料通路の弁体近傍領域と加圧室とを直接連通する連通管である。
好ましくは、連通部材は、スピル弁の弁体に設けられ、低圧燃料通路の弁体近傍領域と加圧室とを連通する連通管である。
好ましくは、内燃機関の高圧燃料供給装置は、スピル弁の弁体に当接する弁座をさらに備える。そして、連通部材は、スピル弁の弁体の表面に設けられた溝と、低圧燃料通路の弁体近傍領域と加圧室とを直接連通する連通管とからなる。
好ましくは、内燃機関の高圧燃料供給装置は、スピル弁の弁体に当接する弁座をさらに備える。そして、連通部材は、弁座に設けられた溝と、スピル弁の弁体に設けられ、低圧燃料通路の弁体近傍領域と加圧室とを連通する連通管とからなる。
好ましくは、内燃機関の高圧燃料供給装置は、スピル弁の弁体に当接する弁座をさらに備える。そして、連通部材は、スピル弁の弁体の表面に設けられた第1の溝と、弁座に設けられた第2の溝とからなる。
好ましくは、内燃機関の高圧燃料供給装置は、スピル弁の弁体に当接する弁座をさらに備える。そして、連通部材は、低圧燃料通路の弁体近傍領域と加圧室とを直接連通する第1の連通管と、スピル弁の弁体に設けられ、低圧燃料通路の弁体近傍領域と加圧室とを連通する第2の連通管とからなる。
この発明による高圧燃料供給装置においては、スピル弁の弁体が閉まるとき、連通部材は、加圧室の高圧燃料を低圧燃料通路のうちスピル弁の弁体近傍の領域へ戻流する。そして、スピル弁の弁体近傍の領域と加圧室との圧力差が小さくなり、スピル弁の弁体が閉まる速度が低下する。
したがって、この発明によれば、スピル弁の弁体が閉まることに起因して発生する作動音(打音)を低減できる。
また、この発明による高圧燃料供給装置においては、拡散抑制部材は、連通部材によって加圧室から低圧燃料通路の弁体近傍領域へ戻流された燃料の拡散を抑制する。そして、弁体近傍の低圧燃料通路と加圧室との圧力差がさらに小さくなり、スピル弁の弁体が閉まる速度がさらに低下する。
したがって、この発明によれば、スピル弁の弁体が閉まることに起因して発生する作動音(打音)をさらに低減できる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、本実施の形態にかかる内燃機関の高圧燃料供給装置の概略構成図である。この高圧燃料供給装置は、エンジン11の各気筒の燃焼室に高圧燃料を直接噴射供給するための装置であり、高圧燃料ポンプ20、蓄圧配管(デリバリパイプ、コモンレール等)14、インジェクタ15等を備えて構成されている。
ここで、高圧燃料ポンプ20は、燃料を高圧に加圧してこれを蓄圧配管14に圧送するためのものであり、ポンプシリンダ21と、同ポンプシリンダ21内で往復運動するプランジャ22と、ポンプシリンダ21の内周壁面およびプランジャ22の上端面により区画形成された加圧室23と、同加圧室23に設けられたスピル弁(電磁スピル弁)25とを備えて構成されている。
このように構成される高圧燃料ポンプ20において、プランジャ22の下端に取り付けられたポンプリフタ26は、スプリング27の付勢力によりカムシャフト35に設けられているポンプカム36に圧接されている。カムシャフト35はエンジン11により回転駆動され、このカムシャフト35の回転に伴ってポンプカム36が回転することにより、プランジャ22がポンプシリンダ21内を往復動して加圧室23の容積が変化する。
高圧燃料ポンプ20の加圧室23はスピル弁25および低圧燃料通路50を介して燃料タンク12に接続されている。そして、燃料タンク12内には低圧フィードポンプ13、燃料フィルタ51およびプレッシャレギュレータ52が配設されている。低圧フィードポンプ13は、エンジン11の始動に伴い電気的に駆動され、燃料タンク12内の燃料を低圧燃料通路50を介して高圧燃料ポンプ20に移送する。低圧燃料通路50を燃料が通過する際、燃料内に混入している不純物は燃料フィルタ51によって取り除かれる。また、低圧燃料通路50内の燃料圧力(燃圧)はプレッシャレギュレータ52によって予め定められた一定値に保たれる。すなわち、低圧燃料通路50内の燃圧がこの一定値以上になる場合には、プレッシャレギュレータ52を通じて低圧燃料通路50内から燃料タンク12内に燃料が戻されるようになっている。
低圧燃料通路50を通過した燃料はスピル弁25を介して高圧燃料ポンプ20の加圧室23内に導入される。このスピル弁25は常開型の電磁弁であり、ソレノイドコイル28への通電の有無に基づいて閉弁状態あるいは開弁状態に制御されるものである。すなわち、ソレノイドコイル28への通電がないときには、スプリング29の付勢力によって弁体30が加圧室23のシート部31から離座する開弁状態に維持される。一方、ソレノイドコイル28への通電が行われると、スプリング29の付勢力に抗して弁体30がシート部31に着座し、閉弁状態になる。
また、加圧室23には、逆止弁54および高圧燃料通路53を介して蓄圧配管14が接続されている。そして、蓄圧配管14には加圧室23から、高圧の燃料が供給されるようになっている。この蓄圧配管14は、燃料を高圧の状態に保持するとともに、その燃料をエンジン11の各気筒に設けられたインジェクタ15に分配するためのものである。これら各インジェクタ15からは、エンジン11の各気筒の燃焼室に対して所定量の燃料が噴射される。また、高圧燃料通路53に設けられた逆止弁54は、加圧室23から蓄圧配管14に向かう燃料の流通のみを許容する弁であり、同弁54によって蓄圧配管14から加圧室23への燃料の逆流が規制されている。
そして、カムシャフト35の回転に伴いプランジャ22が下動する高圧燃料ポンプ20の吸入行程中には、低圧燃料通路50内の燃料が加圧室23内に吸入される。一方、カムシャフト35の回転に伴いプランジャ22が上昇する高圧燃料ポンプ20の圧送行程中には、加圧室23内の燃料が高圧燃料通路53および蓄圧配管14に圧送される。ただし、高圧燃料通路53、蓄圧配管14に燃料が圧送されるのは、圧送行程中において、スピル弁25が閉弁している期間のみであって、圧送行程中においてスピル弁25が開弁している期間には加圧室23内の燃料は低圧燃料通路50に戻される。従って、圧送行程中におけるスピル弁の閉弁期間を制御することにより、高圧燃料通路53に圧送される燃料を調量することができる。
こうした高圧燃料通路53への燃料圧送量を調量するためのスピル弁25の開閉制御は、エンジン11の運転を統括制御するECU(Electrical Control Unit)60によって行われる。ECU60は、圧送行程中においてソレノイドコイル28への通電開始時期(スピル弁25の閉弁開始時期)を制御することにより、圧送行程中でのスピル弁25の閉弁期間を制御し、高圧燃料通路53への燃料圧送量を高い精度で要求される値へと調量する。
ここで、スピル弁25の閉弁開始時期(閉弁期間)の変化に対し、高圧燃料通路53への燃料圧送量、および加圧室23から低圧燃料通路50に戻される燃料の量がどのように変化するかを図2を参照して説明する。図2は、ポンプカムの回転に伴うプランジャのリフト量変化の概念およびスピル弁の開閉弁状態の例を示すタイミングチャートである。なお、図2の(a)はポンプカム36の回転(カム角度の変化)に伴うプランジャ22のリフト量変化の概念を示し、図2の(b)はポンプカム36の回転に伴うスピル弁25の開閉態様を示す。
高圧燃料通路53への燃料圧送量の要求値は、インジェクタ15からの燃料噴射量に応じて変化する。即ち、機関高負荷時などインジェクタ15からの燃料噴射量が多いときには要求される燃料圧送量が多くなり、機関低負荷時などインジェクタ15からの燃料噴射量が少ないときには要求される燃料圧送量が少なくなる。インジェクタ15からの燃料噴射量が多くなる機関高負荷時など、要求される燃料圧送量が大のときには、図2の(b)に示すようにスピル弁25の閉弁開始時期が例えば圧送行程初期へと早められて図中左方へと変化し、圧送行程中におけるスピル弁25の閉弁期間が長くされる。そして、このスピル弁25の閉弁期間中に加圧室23から高圧燃料通路53への燃料圧送が行われるため、図2の(a)中のGで示される部分に対応した量の燃料が高圧燃料通路53に圧送され、要求される燃料圧送量が得られるようになる。また、圧送行程中においてスピル弁25が閉弁開始される前の開弁中には、高圧燃料通路53に圧送されない燃料(余剰の燃料)が加圧室23から低圧燃料通路50に戻される。低圧燃料通路50に戻される余剰燃料の量は、図2の(a)中にFで示される部分の面積に対応した値となる。
一方、インジェクタ15からの燃料噴射量が少なくなる機関低負荷時など、要求される燃料圧送量が小のときには、圧送行程中におけるスピル弁25の閉弁開始時期が例えば圧送行程終期まで遅らされて図中右方へ変化し、圧送行程中におけるスピル弁25の閉弁期間が短くされる。そして、このスピル弁25の閉弁期間中に加圧室23から高圧燃料通路53への燃料圧送が行われるため、図2の(a)のIで示される部分に対応した量の燃料が高圧燃料通路53に圧送され、要求される燃料圧送量が得られるようになる。また、この場合には、圧送行程中においてスピル弁25の閉弁期間が短くなることに伴い、同スピル弁25における閉弁開始前の開弁期間は長くなる。その結果、加圧室23から低圧燃料通路50に戻される余剰燃料の量は、図2の(a)中にHで示される部分の面積に対応した値となり、要求される燃料圧送量が大のときの値(図中Fで示される部分に対応)よりも大きくなる。
このように、スピル弁25は、高負荷時および低負荷時において開閉され、弁体30は、シート部31に設けられた弁座(図示せず)に当接する。この場合、加圧室23は、十MPa程度の圧力であり、低圧燃料通路50は、数百kPaの圧力であるため、加圧室23と低圧燃料通路50との間の圧力差が大きい。したがって、スピル弁25の弁体30は、高速度で弁座に当接する。その結果、スピル弁25が閉まることによる作動音が大きくなる。
そこで、スピル弁25が閉まることによる作動音を抑制する高圧燃料供給装置の各実施の形態を以下に説明する。
[実施の形態1]
図3は、実施の形態1による高圧燃料供給装置の加圧室およびスピル弁の拡大断面図である。図3を参照して、実施の形態1による高圧燃料供給装置100は、図1に示す高圧燃料供給装置のスピル弁25に代えてスピル弁70を備える。
スピル弁70は、スピル弁25の弁体30を弁体80に代えたものであり、その他は、スピル弁25と同じである。弁体80は、略円錐形状からなり、加圧室23と低圧燃料通路50との連結部に位置する弁座24に当接する。すなわち、高圧燃料供給装置100は、弁体80に当接する弁座24を有する。そして、弁体80は、弁座24に当接する略円錐形状の表面に溝81〜88を有する。溝81〜88は、加圧室23から低圧燃料通路50側へ燃料を通すように略円錐形状の弁体80の表面に形成される。
図4は、図3に示すA方向から見た弁体80の平面図である。図4を参照して、溝81〜88は、弁体80の周囲に形成される。この場合、溝81〜88は、相互に等間隔で形成されてもよく、等間隔でなくてもよい。
再び、図3を参照して、ソレノイドコイル28に通電されると、弁体80は、加圧室23から低圧燃料通路50の方向へ移動し、スピル弁70は閉じる。この場合、弁体80の低圧燃料通路50方向への移動によって、弁体80の表面が弁座24に近づいても、加圧室23の高圧燃料は、弁体80に設けられた溝81〜88を介して低圧燃料通路50の弁体80近傍の領域50Aに流出される。
そうすると、低圧燃料通路50の弁体80近傍の領域50Aは、加圧室23からの高圧燃料によって低圧燃料通路50のその他の領域よりも圧力が高くなる。その結果、加圧室23と領域50Aとの圧力差は、小さくなり、弁体80は、溝81〜88がない場合よりも低速で弁座24に当接する。そして、弁体80が弁座24に当接することに起因する作動音が抑制される。
また、弁体80が弁座24に当接する速度、すなわち、スピル弁70が閉まる速度が下がることによって、加圧室23の圧力上昇速度が低下するので、加圧室23の発生圧力が起振力となり、高圧燃料ポンプ20全体が振動するレベルが低下する。その結果、高圧燃料ポンプ20に付いている部品の振動が下がり、放射音が低減される。
さらに、カムシャフト35に連結されたジャーナルで発生する打音が低減される。その機構を図5を参照して説明する。図5は、カムシャフト35およびカムシャフト35に連結されたジャーナルの断面図である。図5を参照して、カムシャフト35は、ポンプカム36およびジャーナル37に嵌合している。そして、ジャーナル37は、ベアリング38A,38Bによって挟まれている。なお、実際には、ジャーナル37は、ベアリング38によって囲まれている。ベアリング38Aの上側には、カムキャップ39が配設され、ベアリング38Bの下側には、ヘッド40が配設されている。
このような配置において、加圧室23の圧力によってプランジャ22がポンプリフタ26の方向へ押される力が低減されると、ポンプリフタ26およびポンプカム36を介してカムシャフト35を矢印41の方向へ押す力が低下する。そうすると、ジャーナル37がベアリング38(38B)を矢印41の方向へ押す力が弱くなり、ベアリング38(38B)とヘッド40との間で発生する打音が低減される。したがって、加圧室23の圧力上昇速度が低下すると、カムシャフト35に連結されたジャーナル37で発生する打音が低減される。
上述したように、加圧室23の高圧燃料を加圧室23から低圧燃料通路50の弁体80近傍の領域50Aへ戻流する溝81〜88をスピル弁70の弁体80の表面に設けることによって、スピル弁70が閉まる速度を低減でき、スピル弁70の弁体80が弁座24に当接することに起因して高圧燃料ポンプ20(弁体80と弁座24との当接部)およびその周辺(ジャーナル37)で発生する打音を低減できる。
なお、領域50Aは、「弁体近傍領域」を構成する。
[実施の形態2]
図6は、実施の形態2による高圧燃料供給装置の加圧室およびスピル弁の拡大断面図である。図6を参照して、実施の形態2による高圧燃料供給装置100Aは、図3に示す高圧燃料供給装置100に内壁90を追加したものであり、その他は、高圧燃料供給装置100と同じである。
内壁90は、スピル弁70の弁体80の近傍において低圧燃料通路50の内側に配設される。そして、内壁90は、低圧燃料通路50の内径を小さくする。その結果、加圧室23から弁体80の表面に設けられた溝81〜88を介して低圧燃料通路50の弁体80近傍の領域50Bに戻流された燃料は、内壁90によって燃料タンク12の方向へ拡散するのを抑制され、低圧燃料通路50、弁体80および内壁90によって囲まれた領域50Bは、内壁90がない場合よりも圧力が高くなる。つまり、内壁90を設けることによって、領域50Bと加圧室23との圧力差はさらに小さくなる。その結果、スピル弁70が閉まる速度がさらに低下し、実施の形態1において説明した機構によって、スピル弁70の弁体80が弁座24に当接することに起因して高圧燃料ポンプ20(弁体80と弁座24との当接部)およびその周辺(ジャーナル37)で発生する打音をさらに低減できる。
弁体80に設けられた溝81〜88の断面積をA0とし、内壁90とスピル弁70との間の領域の断面積をA1とすると、
A0≧A1・・・(1)
が成立するように断面積A0,A1を決定する。
これによって、領域50Bの圧力を加圧室23との圧力差が小さくなるように保持できる。
溝81〜88の断面積A0が大きくなると、加圧室23から低圧燃料通路50へ戻流される燃料の流量が増加するので、加圧室23から高圧燃料通路53へ圧送される燃料の流量が減少する。したがって、この発明においては、溝81〜88の断面積A0を次のように決定する。
図7は、加圧室23の圧力とエンジン11で必要とされる高圧燃料の流量との関係図である。図7において、横軸は、加圧室23の圧力Pを表し、縦軸は、高圧燃料の流量を表す。低圧燃料通路50の圧力をP0とし、溝81〜88を通って低圧燃料通路50へ戻される流量をqとすると、
q∝[1−(P0/P)(γ−1/γ)1/2・・・(2)
となる。ただし、γは、表面張力係数である。
そして、燃料の流量は、断面積によって変化するので、断面積A0がa1,a2(<a1),a3(<a2),a4(<a3)と変化すると、流量qの曲線は、図7に示す曲線k1〜k4のように変化する。
図7に示す斜線部は、エンジン11の運転中に要求される燃料の圧力と流量との関係を示すマップである。したがって、燃料が加圧室23から高圧燃料通路53へ供給され続けるようにするには、流量qが図7の斜線部で示す領域よりも低い流量(A0=a4のとき)であればよい。さらに、図7に示すα点およびβ点における流量をそれぞれqαおよびqβとし、加圧室23の圧力Pが最大圧力Pmaxである場合に高圧燃料ポンプ20が圧送可能な最大流量をqpmaxとすると、
pmax>qα+qβ・・・(3)
が成立していれば、加圧室23から高圧燃料通路53へ供給される燃料は切れない。
したがって、この発明においては、上記(1)および(3)を満たし、かつ、図7に示す曲線k4によって燃料の流量が決定されるように、溝81〜88の断面積A0が決定される。つまり、溝81〜88の断面積A0は、加圧室23から高圧燃料通路53(エンジン11)への燃料の供給が継続されるように決定される。
上述したように、弁体80の近傍の低圧燃料通路50に内壁90を設けることによって、低圧燃料通路50の弁体80近傍の領域50Bと加圧室23との圧力差をさらに小さくすることができ、高圧燃料ポンプ20(弁体80と弁座24との当接部)およびその周辺(ジャーナル37)で発生する打音をさらに低減できる。
なお、領域50Bは、「弁体近傍領域」を構成する。
その他は、実施の形態1と同じである。
[実施の形態3]
図8は、実施の形態3による高圧燃料供給装置の加圧室およびスピル弁の拡大断面図である。図8を参照して、実施の形態3による高圧燃料供給装置100Bは、図6に示す高圧燃料供給装置100Aのスピル弁70をスピル弁70Aに代え、弁座24を弁座24Aに代えたものであり、その他は、高圧燃料供給装置100Aと同じである。
スピル弁70Aは、スピル弁70の弁体80を弁体80Aに代えたものであり、その他は、スピル弁70と同じである。弁体80Aは、弁体80から溝81〜88を除いたものである。
図9は、図8に示す弁座24Aの拡大図である。図9を参照して、弁座24Aは、溝91〜94を有する。溝91〜94は、上述した溝81〜88と同じような溝であり、スピル弁70Aの弁体80Aの表面に当接する弁座24Aの傾斜面241に形成される。そして、溝91〜94は、加圧室23の高圧燃料を低圧燃料通路50の弁体80A近傍の領域50Bへ戻流する。
したがって、高圧燃料供給装置100Bにおいては、高圧燃料供給装置100Aと同じように、スピル弁70Aが閉まることに起因して高圧燃料ポンプ20およびその周辺で発生する打音を低減できる。
なお、高圧燃料供給装置100Bにおいては、内壁90を削除してもよい。
その他は、実施の形態1,2と同じである。
[実施の形態4]
図10は、実施の形態4による高圧燃料供給装置の加圧室およびスピル弁の拡大断面図である。図10を参照して、実施の形態4による高圧燃料供給装置100Cは、図6に示す高圧燃料供給装置100Aのスピル弁70をスピル弁70Aに代え、連通管110を追加したものであり、その他は、高圧燃料供給装置100Aと同じである。
スピル弁70Aについては、図8において説明したとおりである。
連通管110は、加圧室23と低圧燃料通路50の弁体80A近傍の領域50Cとを直接連通するように配設され、低圧燃料通路50との当接部が内壁90よりも弁体80A側に位置する。そして、連通管110は、加圧室23の高圧燃料を低圧燃料通路50の弁体80A近傍の領域50Cへ戻流する。
ソレノイドコイル28に通電されると、弁体80Aは、加圧室23から低圧燃料通路50の方向へ移動し、スピル弁70Aは閉じる。この場合、弁体80Aの低圧燃料通路50方向への移動によって、弁体80Aの表面が弁座24に近づいても、連通管110は、加圧室23の高圧燃料を低圧燃料通路50の領域50Cに供給する。
そうすると、低圧燃料通路50の領域50Cは、加圧室23からの高圧燃料によって低圧燃料通路50のその他の領域よりも圧力が高くなる。その結果、加圧室23と低圧燃料通路50との圧力差は、小さくなり、弁体80Aは、連通管110がない場合よりも低速で弁座24に当接する。
したがって、実施の形態1において説明したように、スピル弁70Aが閉まることに起因して高圧燃料ポンプ20およびその周辺で発生する打音を低減できる。
なお、連通管110は、複数個形成されてもよく、弁体80Aの周囲に形成されてもよい。
また、高圧燃料供給装置100Cにおいては、内壁90を削除してもよい。
さらに、領域50Cは、「弁体近傍領域」を構成する。
その他は、実施の形態1,2と同じである。
[実施の形態5]
図11は、実施の形態5による高圧燃料供給装置の加圧室およびスピル弁の拡大断面図である。図11を参照して、実施の形態5による高圧燃料供給装置100Dは、図6に示す高圧燃料供給装置100Aのスピル弁70をスピル弁70Bに代えたものであり、その他は、高圧燃料供給装置100Aと同じである。
スピル弁70Bは、スピル弁70の弁体80を弁体80Bに代えたものであり、その他は、スピル弁70と同じである。弁体80Bは、連通管121,122を有する。すなわち、連通管121,122は、弁体80Bを加圧室23から低圧燃料通路50へ貫通するように弁体80Bに形成される。そして、連通管121,122は、加圧室23の高圧燃料を低圧燃料通路50の弁体80B近傍の領域50Dへ戻流する。
ソレノイドコイル28に通電されると、弁体80Bは、加圧室23から低圧燃料通路50の方向へ移動し、スピル弁70Bは閉じる。この場合、弁体80Bの低圧燃料通路50方向への移動によって、弁体80Bの表面が弁座24に近づいても、連通管121,122は、加圧室23の高圧燃料を低圧燃料通路50の領域50Dに供給する。
そうすると、低圧燃料通路50の領域50Dは、加圧室23からの高圧燃料によって低圧燃料通路50のその他の領域よりも圧力が高くなる。その結果、加圧室23と領域50Dとの圧力差は、小さくなり、弁体80Dは、連通管121,122が形成されない場合よりも低速で弁座24に当接する。
したがって、実施の形態1において説明したように、スピル弁70Bが閉まることに起因して高圧燃料ポンプ20およびその周辺で発生する打音を低減できる。
なお、連通管121,122は、弁体80Bの周囲に形成されてもよい。
また、高圧燃料供給装置100Dにおいては、内壁90を削除してもよい。
さらに、領域50Dは、「弁体近傍領域」を構成する。
その他は、実施の形態1,2と同じである。
上記においては、溝81〜88,91〜94をスピル弁70の弁体80または弁座24Aのいずれか一方に形成した場合、および連通管110,121,122をスピル弁70Bの弁体80Bまたは弁座24の近傍に形成した場合について説明したが、この発明においては、これに限らず、溝81〜88,91〜94は、スピル弁70の弁体80および弁座24Aの両方に形成されていてもよく、連通管110,121,122は、スピル弁70Bの弁体80Bおよび弁座24の近傍の両方に形成されていてもよい。
また、この発明においては、溝81〜88,91〜94が、スピル弁70の弁体80および弁座24Aのいずれか一方に形成され、連通管110,121,122が、スピル弁70の弁体80および弁座24Aのいずれか他方に形成されていてもよい。
なお、内壁90は、スピル弁70(弁体80),70A(弁体80A),70B(弁体80B)の近傍の低圧燃料通路へ戻流される燃料の燃料タンク12側への拡散を抑制する「拡散抑制部材」を構成する。
また、溝81〜88,91〜94は、加圧室23と低圧燃料通路50の弁体近傍領域(領域50A,50B,50C,50D)とを連通する「連通部材」を構成する。
さらに、連通管110,121,122は、加圧室23と低圧燃料通路50の弁体近傍領域(領域50A,50B,50C,50D)とを連通する「連通部材」を構成する。
さらに、溝81〜88は、「第1の溝」を構成し、溝91〜94は、「第2の溝」を構成する。
さらに、連通管110は、「第1の連通管」を構成し、連通管121,122は、「第2の連通管」を構成する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、低圧燃料通路のうち弁体近傍領域と加圧室との圧力差に起因してスピル弁が閉じるときの作動音を抑制可能な内燃機関の高圧燃料供給装置に適用される。
本実施の形態にかかる内燃機関の高圧燃料供給装置の概略構成図である。 ポンプカムの回転に伴うプランジャのリフト量変化の概念およびスピル弁の開閉弁状態の例を示すタイミングチャートである。 実施の形態1による高圧燃料供給装置の加圧室およびスピル弁の拡大断面図である。 図3に示すA方向から見た弁体の平面図である。 カムシャフトおよびカムシャフトに連結されたジャーナルの断面図である。 実施の形態2による高圧燃料供給装置の加圧室およびスピル弁の拡大断面図である。 加圧室の圧力とエンジンで必要とされる高圧燃料の流量との関係図である。 実施の形態3による高圧燃料供給装置の加圧室およびスピル弁の拡大断面図である。 図8に示す弁座の拡大図である。 実施の形態4による高圧燃料供給装置の加圧室およびスピル弁の拡大断面図である。 実施の形態5による高圧燃料供給装置の加圧室およびスピル弁の拡大断面図である。
符号の説明
11 エンジン、12 燃料タンク、13 低圧フィードポンプ、14 蓄圧配管、15 インジェクタ、20 高圧燃料ポンプ、21 ポンプシリンダ、22 プランジャ、23 加圧室、24,24A 弁座、25,70,70A,70B スピル弁、26 ポンプリフタ、27,29 スプリング、28 ソレノイドコイル、30,80,80A,80B 弁体、31 シート部、35 カムシャフト、36 ポンプカム、37 ジャーナル、38,38A,38B ベアリング、39 カムキャップ、40 ヘッド、41 矢印、50 低圧燃料通路、50A,50B,50C,50D 領域、51 燃料フィルタ、52 プレッシャレギュレータ、53 高圧燃料通路、54 逆止弁、60 ECU、81〜88,91〜94 溝、90 内壁、100,100A,100B,100C,100D 高圧燃料供給装置、110,121,122 連通管、241 傾斜面。

Claims (11)

  1. シリンダと該シリンダ内を往復動するプランジャとによって区画形成される加圧室に低圧燃料系から燃料を吸入するとともに、前記加圧室内の燃料を高圧燃料系に圧送するに際し、スピル弁の弁体を開閉制御することによりその燃料圧送量の調整、並びに余剰燃料の前記低圧燃料系への戻流を行なう内燃機関の高圧燃料供給装置において、
    燃料タンクから前記加圧室へ前記燃料を吸入するための低圧燃料通路のうち前記弁体の近傍に位置する弁体近傍領域と前記加圧室とを連通する連通部材と、
    前記弁体近傍領域へ戻流された燃料の前記燃料タンク側への拡散を抑制する拡散抑制部材とを備えることを特徴とする内燃機関の高圧燃料供給装置。
  2. 前記拡散抑制部材は、前記低圧燃料通路の内径を小さくする部材である、請求項1に記載の内燃機関の高圧燃料供給装置。
  3. 前記拡散抑制部材と前記スピル弁との間の空間の前記燃料が通過する断面積は、前記連通部材の前記燃料が通過する断面積以下である、請求項1または請求項2に記載の内燃機関の高圧燃料供給装置。
  4. 前記弁体に当接する弁座をさらに備え、
    前記連通部材は、前記弁体の表面に設けられた溝である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の内燃機関の高圧燃料供給装置。
  5. 前記弁体に当接する弁座をさらに備え、
    前記連通部材は、前記弁座に設けられた溝である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の内燃機関の高圧燃料供給装置。
  6. 前記弁体に当接する弁座をさらに備え、
    前記連通部材は、前記弁体近傍領域と前記加圧室とを直接連通する連通管である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の内燃機関の高圧燃料供給装置。
  7. 前記連通部材は、前記弁体に設けられ、前記弁体近傍領域と前記加圧室とを連通する連通管である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の内燃機関の高圧燃料供給装置。
  8. 前記弁体に当接する弁座をさらに備え、
    前記連通部材は、
    前記弁体の表面に設けられた溝と、
    前記弁体近傍領域と前記加圧室とを直接連通する連通管とからなる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の内燃機関の高圧燃料供給装置。
  9. 前記弁体に当接する弁座をさらに備え、
    前記連通部材は、
    前記弁座に設けられた溝と、
    前記弁体に設けられ、前記弁体近傍領域と前記加圧室とを連通する連通管とからなる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の内燃機関の高圧燃料供給装置。
  10. 前記弁体に当接する弁座をさらに備え、
    前記連通部材は、
    前記弁体の表面に設けられた第1の溝と、
    前記弁座に設けられた第2の溝とからなる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の内燃機関の高圧燃料供給装置。
  11. 前記弁体に当接する弁座をさらに備え、
    前記連通部材は、
    前記弁体近傍領域と前記加圧室とを直接連通する第1の連通管と、
    前記弁体に設けられ、前記弁体近傍領域と前記加圧室とを連通する第2の連通管とからなる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の内燃機関の高圧燃料供給装置。
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