JP2000265926A - 燃料供給ポンプ - Google Patents

燃料供給ポンプ

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JP2000265926A
JP2000265926A JP11066486A JP6648699A JP2000265926A JP 2000265926 A JP2000265926 A JP 2000265926A JP 11066486 A JP11066486 A JP 11066486A JP 6648699 A JP6648699 A JP 6648699A JP 2000265926 A JP2000265926 A JP 2000265926A
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pressure
fuel
pump chamber
return passage
pump
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Hideya Kikuchi
英弥 菊地
Susumu Okuyama
将 奥山
Tatsuya Seshima
辰哉 瀬島
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Bosch Corp
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Bosch Automotive Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプ室の圧力脈動を十分に低減することが
できる燃料供給ポンプを提供する。 【解決手段】 プランジャ21の往復動によりポンプ室
35で加圧した燃料をコモンレール11に圧送するとと
もに、燃料の一部を戻し通路20を介して低圧通路45
に戻す高圧ポンプ2において、圧送時に戻し通路20を
開放する電磁弁51と、戻し通路20に設けたオリフィ
ス22とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プランジャの往復
動により、燃料を圧送する燃料供給ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポンプ室内の圧力脈動を低減する
ために、特開昭64−73166号公報に開示されてい
るように、ポンプ室内の燃料の一部を低圧通路に戻す戻
し通路と、戻し通路を開閉する電磁弁とを備える技術が
公知である。この技術によれば、ポンプ室内の圧力に応
じて、電磁弁を開くことにより、ポンプ室内の燃料の一
部を戻し通路に流入させることで、ポンプ室内の圧力脈
動を低減している。
【0003】また、特開平9−100759号公報に
は、上述した従来技術の電磁弁の代りに、戻し通路を開
閉するリリーフ弁を設ける技術が公知である。この技術
によれば、ポンプ室内の圧力が所定圧になると、この圧
力でリリーフ弁が開いて、ポンプ室内の圧力脈動を低減
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、両公報に開示
されている技術では、電磁弁或いはリリーフ弁を開いた
ときに、ポンプ室内の燃料が急激に戻し通路に流れ込ん
でしまい、このとき、ポンプ室内の圧力が急激に低下す
るので、ポンプ室から吐出する吐出圧の圧力脈動が十分
に低減できないという課題があった。
【0005】そこで、本発明は、吐出圧の圧力脈動を十
分に低減することができる燃料供給ポンプを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、プランジャの往復動によりポンプ室で加圧した燃料
を圧送するとともに、ポンプ室の燃料の一部を戻し通路
を介して低圧通路に戻す燃料ポンプにおいて、圧送時に
戻し通路を開放する電磁弁と、戻し通路に設けた絞り手
段と、を備えることを特徴とする。
【0007】この請求項1に記載の発明では、燃料の加
圧時には、ポンプ室で加圧された燃料が圧送されるとと
もに、電磁弁が開いて、燃料の一部を戻し通路を介して
低圧通路に戻す。電磁弁が戻し通路を開放したとき、ポ
ンプ室内の高圧燃料は急激に戻し通路に流入するため、
ポンプ室の圧力が低下しようとするが、戻し通路に設け
られた絞り手段により、ポンプ室からの急激な流入が抑
制される。従って、ポンプ室内の圧力が急激に低下する
のを防止し、これにより吐出圧の圧力脈動を十分に低減
することができる。更に、電磁弁が開いたとき、絞り手
段により低圧通路の圧力が急激に上がるのを防止して、
低圧通路の圧力脈動をも低減することができ、これによ
って、吸入燃料の圧力脈動を低減できるので、吐出圧の
圧力脈動も更に低減する。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記絞り手段は、オリフィスであるこ
とを特徴とする。
【0009】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、絞り
手段はオリフィスを形成するだけであるから、構成が簡
単である。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、前記戻し通路は、アキュムレー
タを介して低圧通路に連通されていることを特徴とす
る。
【0011】この請求項3に記載の発明では、請求項1
又は2に記載の発明と同様な作用効果を奏するととも
に、絞り手段によりポンプ室からの急激な流入が抑制さ
れているので、アキュムレータにおけるダイヤフラムの
振幅(圧力脈動)を低減することができ、アキュムレー
タの耐久性が向上する。また、ダイヤフラムの振幅を低
減できるので、アキュムレータの容量を小さくでき、ア
キュムレータを小型にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面の図1乃至図4
を参照して、第1実施の形態を詳細に説明する。図1
は、本発明に係る高圧ポンプ(燃料供給ポンプ)2を搭
載した燃料噴射装置1の回路図である。この燃料噴射装
置1は、ガソリンエンジンの燃料室(気筒)にガソリン
を直接噴射するもので、いわゆる直接噴射式ガソリンエ
ンジンに用いられるものである。燃料噴射装置1は、概
して、燃料タンク3と、燃料タンク3の燃料を汲み上げ
る低圧ポンプ5、低圧ポンプ5から燃料が供給される高
圧ポンプ2、高圧ポンプ2から圧送された燃料を蓄圧す
る蓄圧器としてのコモンレール11とを接続して構成さ
れている。
【0013】低圧ポンプ5は、燃料タンク3内の燃料
(ガソリン)を高圧ポンプ2に圧送するものであり、モ
ータ6により駆動されている。この高圧ポンプ5には、
リリーフ弁7が設けられており、燃料の供給圧力が所定
の圧力より高まると、弁を開いて圧送する燃料の一部を
燃料タンク3に戻している。
【0014】コモンレール11には、複数のインジェク
タ(噴射弁)13が接続されており、コモンレール11
で高圧に蓄積された燃料を各インジェクタ13からそれ
ぞれエンジンの気筒内に噴射するようになっている。コ
モンレール11の余剰燃料は、リリーフ弁12を介して
燃料タンク3に戻される。
【0015】高圧ポンプ2は、低圧ポンプ5から供給さ
れた燃料を高圧に加圧するものであり、エンジンによっ
て駆動され、燃料を高圧に加圧してコモンレール11に
圧送する。高圧ポンプ2のポンプ部9及びコモンレール
11の間には、吐出弁(チェック弁)16が設けられて
おり、コモンレール11からポンプ部9への逆流が防止
されている。
【0016】ポンプ部9の燃料入口側(吸入側)には、
アキュムレータ19が設けられており、ポンプ部9の燃
料入口側で低圧燃料の圧力脈動を低減する構成になって
いる。アキュムレータ19及びポンプ部9の間には、吸
入弁17が設けられており、ポンプ部9からアキュムレ
ータ19への逆流が防止されている。
【0017】また、ポンプ部9とアキュムレータ19と
の間には、戻し通路20が形成されており、ポンプ部9
からコモンレール11に燃料が圧送されているときに、
燃料の一部をアキュムレータ19に戻すようになってい
る。この戻し通路20には、電磁弁51が設けられてお
り、戻し通路20は、電磁弁51により開閉させられて
いる。
【0018】図2は、高圧ポンプ2の断面図である。こ
の高圧ポンプ2は、単筒式プランジャポンプであり、ポ
ンプ部9は、プランジャー21を収納したポンプハウジ
ング23と、このプランジャ21を駆動するカム25を
収納した下本体部27とを備えている。カム25は、図
示しないエンジンによって駆動され、エンジンの駆動に
よりカム25が回転し、プランジャ21の下端に設けら
れたカム当接シュー29に周接してプランジャ21を往
復動(上下動)する構成になっている。
【0019】プランジャ21の下端部に設けられた第1
固定部材37には、スプリング41の下端部が当接され
ており、スプリング41の上端部は、バレル50の下方
に設けられた第2固定部材39に当接されている。この
スプリング41は、プランジャ21を常時下方に付勢し
ている。そして、プランジャ21の上端部と吸入弁17
との間に燃料を加圧するポンプ室35を形成している。
【0020】ポンプハウジング23には、低圧ポンプ5
からの低圧燃料が供給される吸入ポート(図示せず)
と、プランジャ21の上昇により加圧された燃料を吐出
する吐出ポート31とが設けられている。
【0021】吸入ポートは、ポンプハウジング23に設
けたアキュムレータ19の受圧室33に連通されてお
り、アキュムレータ19の受圧室33は、更に、低圧通
路45、吸入弁17を介してポンプ室35に連通されて
いる。吸入弁17は、プランジャ21の下降によって生
じる低圧通路45とポンプ室35との圧力差により、ス
プリング49の付勢力に抗して、弁体17が開放するよ
うになっている。また、吐出ポート31は、コモンレー
ル11に接続されている。
【0022】一方、ポンプハウジング23には、コモン
レール11に燃料を圧送しているときに、ポンプ室35
の燃料の圧力脈動を低減するために、ポンプ室35の燃
料の一部をアキュムレータ19を介して低圧通路45に
戻す戻し通路20が形成されている。戻し通路20は、
概して、ポンプ室側連通路20aと、アキュムレータ側
連通路20fとを有しており、これら通路は電磁弁51
を介して連通されている。
【0023】ポンプ室側連通路20aは、ポンプ室35
と直接連通し、アキュムレータ側連通路20fは、ポン
プ室側連通路20aからの高圧燃料をアキュムレータ1
9に案内している。このアキュムレータ側連通路20f
には、オリフィス(絞り手段)22が形成されている。
オリフィス22を形成することにより、ポンプ室35か
らの高圧燃料の急激な流入を抑制しているので、ポンプ
室35内の圧力脈動を十分に低減できる。
【0024】電磁弁51は、ポンプ室側連通路20aと
アキュムレータ側連通路20fとの間を開閉しており、
電磁弁51は、結果的に戻し通路20を開閉している。
電磁弁51は、ニードル弁53と、ニードル弁53を収
納する弁筒55と、弁孔52に形成された弁座54と、
シュー57を介してニードル弁53を着座方向(ポンプ
室側連通路20aを閉じる方向)に付勢するスプリング
59とを有している。なお、シュー57には、第1中間
通路20bからの燃料を第2中間通路20cに案内する
案内路57aが形成されている。
【0025】電磁弁51は、励磁コイル61の通電によ
り、戻し通路20を閉じており、通電がONになると、
ニードル弁53は弁座54に向けて移動し、ニードル弁
53が弁座54に着座して戻し通路20を閉じる。通電
がOFFになると、ポンプ室35内の高圧燃料の圧力に
より、ニードル弁53は、スプリング59の付勢力に抗
して弁座54から離れ、弁孔52を開き戻し通路20を
開く。
【0026】次に、上述した構成に基づき、第1実施の
形態の作用を説明する。燃料噴射装置1の運転時には、
燃料タンク3の燃料は、低圧ポンプ5から高圧ポンプ2
に供給される。高圧ポンプ2では、アキュムレータ1
9、低圧通路45、吸入弁17を介してポンプ室35に
燃料が供給される。プランジャ21の上昇によりポンプ
室35で加圧された燃料は、吐出弁16を通ってコモン
レール11に供給され、コモンレール11の各インジェ
クタ13から燃料を噴射する。
【0027】一方、プランジャ21の上昇時には、通電
がOFFになった電磁弁51が、戻し通路20を開い
て、ポンプ室35の高圧燃料の一部が戻し通路20に流
入する。戻し通路20に流入した燃料は、ポンプ室側連
通路20a、第1中間通路20b、案内路57a、第2
中間通路20c、孔20d、第三中間通路20e、アキ
ュムレータ側連通路20fを通り、アキュムレータ19
の受圧室33を介して低圧通路45に戻される。低圧通
路45に戻された燃料は、低圧ポンプ3からの低圧燃料
と合流して、ポンプ室35に供給される。
【0028】ここで、図3及び図4を参照しながら、プ
ランジャ21の上下動及び電磁弁51の開閉動作に伴う
ポンプ室35、コモンレール11、及びアキュムレータ
19の圧力変動について説明する。なお、図3は、本発
明にかかる燃料噴射装置1を用いた場合における各部位
の圧力の変動を示すグラフであり、図4は、オリフィス
22が形成されていない従来の燃料噴射装置を用いた場
合における各部位の圧力の変動を示すグラフである。ま
た、図3及び図4の(a)乃至(e)の各グラフは、横
軸に時間Tをとったものであり、(a)の縦軸はプラン
ジャ変位をとり、(b)の縦軸は電磁弁の通電をとり、
(c)乃至(d)の縦軸は、圧力をとったものである。
【0029】図3を参照して本実施の形態にかかる燃料
噴射装置1を用いた場合の各部位の圧力の変動を説明す
る。燃料吐出行程において、(a)のプランジャ変位の
グラフで示すようにプランジャ21が上昇していくと、
(c)のポンプ室圧のグラフで示すようにポンプ室35
内の圧力が高まり、所定圧まで高まったところで吐出弁
16が開いて、ポンプ室35内の燃料は、コモンレール
11に向けて吐出(圧送)される。ポンプ室35から燃
料が吐出されたコモンレール11は、(d)のコモンレ
ール側圧力のグラフで示すように、その圧力が徐々に高
まり、インジェクタ13を介して燃料を噴射する。
【0030】一方、プランジャ21が上昇しているとき
に(圧送時に)、電磁弁51への通電をOFFにして戻
し通路20を開くと、ポンプ室35内で加圧された高圧
燃料は、急激に戻し通路20に流入するため、ポンプ室
35の圧力が急激に低下しようとするが、戻し通路20
に形成されたオリフィス22により、ポンプ室35から
の急激な流入が抑制される。従って、ポンプ室35内の
圧力(ポンプ室圧)は、図3の(c)を見ても明らかな
ように、急激に低下せず、緩やかに低下する。
【0031】即ち、図4の(c)のグラフで示すよう
に、従来においては、電磁弁51への通電をOFFにす
ると、ポンプ室の高圧燃料は、急激に戻し通路に流入す
るので、ポンプ室圧が急激に低下してしまい、これに伴
って(d)のコモンレール側圧力のグラフで示すように
コモンレール側圧力が急激に変動し、脈動の原因となっ
ていた。このように、オリフィス22を形成するだけの
簡単な構成で、吐出圧(コモンレール側圧力)の圧力脈
動を十分に低減することができる。しかも、低圧通路4
5の圧力が急激に上がるのを防止し、低圧通路45での
圧力脈動をも低減することができ、これによって、吸入
燃料の圧力脈動を低減できるので、吐出圧の圧力脈動も
更に低減する。
【0032】また、ポンプ室35内の圧力が急激に低下
しないので、ポンプ室35からの燃料の吐出期間T2
は、図4の(c)に示す従来の装置における吐出期間T
1に比べて長くなる(T2>T1)。この吐出期間の延
長に伴って、図3の(d)に示すように、コモンレール
側圧力も急激に低下せず、緩やかに低下していく。即
ち、本実施の形態のコモンレール11側の圧力振幅ΔP
2は、図4の(d)に示す従来の装置における圧力振幅
ΔP1に比べて小さくなる(ΔP2<ΔP1)。
【0033】これに対し、従来においては、図4の
(c)、(d)のグラフで示すように、ポンプ室の圧力
が急激に低下すると、これに伴いコモンレール側圧力も
急激に低下する。このように、本実施の形態において
は、ポンプ室35の圧力脈動を十分に低減できているの
で、コモンレール11の噴射による急激な圧力の低下を
防止することができ、コモンレール11の圧力脈動を低
減することができる。
【0034】一方、アキュムレータ19側圧力(アキュ
ムレータ19の受圧室33の圧力)においては、オリフ
ィス22により、ポンプ室35からの高圧燃料の急激な
流入が抑制されているので、アキュムレータ19の受圧
室33の圧力振幅(ダイヤフラム18の振幅)PW2
は、図4の(e)のグラフで示す従来の装置におけるア
キュムレータの圧力振幅に比べて小さくなる(PW2<
PW1)。
【0035】このように、アキュムレータ19の圧力振
幅(圧力脈動)を低減することができ、アキュムレータ
19の耐久性が向上する。また、圧力振幅を低減するこ
とができるので、アキュムレータ19の容量を低減で
き、アキュムレータ19を小型にすることができる。な
お、上述した効果は、本実施の形態のように、単筒式プ
ランジャによる燃料噴射装置1の場合、特にその効果が
大きい。
【0036】次に、図5を参照して、第2実施の形態を
説明するが、上述の部分と同様な作用効果を奏する部分
には、同一の符号を付しその説明は省略する。図5は、
第2実施の形態に係る高圧ポンプ2を搭載した燃料噴射
装置1を示す回路図である。第2実施の形態では、低圧
側連通路20fに、上述のオリフィス22に代えてリリ
ーフ弁(絞り手段)63を設けたことのみが、第1実施
の形態と相違する。このように、絞り手段としてリリー
フ弁63を設けても、第1実施の形態と同様な作用効果
を奏する。
【0037】本発明は、上述の実施の形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。
【0038】例えば、本実施の形態においては、オリフ
ィス22或いはリリーフ弁63を、戻し通路20の低圧
側連通路20fに設けたが、これに限定されず、ポンプ
室側連通路20aに設けたり、低圧連通路20f及び高
圧連通路20aの両方に設けても良く、戻し通路20に
絞り手段が設けられていれば良い。
【0039】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、戻し通路に
設けられた絞り手段により、ポンプ室からの急激な流入
が抑制され、これにより吐出圧の圧力脈動を十分に低減
することができる。更に、低圧通路の圧力が急激に上が
るのを防止して、低圧通路の圧力脈動をも低減すること
ができ、これによって、吸入燃料の圧力脈動を低減でき
るので、吐出圧の圧力脈動も更に低減する。
【0040】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、絞り手段はオ
リフィスを形成するだけであるから、構成が簡単であ
る。
【0041】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、絞り手
段によりポンプ室からの急激な流入が抑制されているの
で、アキュムレータにおけるダイヤフラムの振幅(圧力
脈動)を低減することができ、アキュムレータの耐久性
が向上する。また、圧力脈動を低減できるので、アキュ
ムレータの容量を小さくでき、アキュムレータを小型に
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる高圧ポンプを搭載した燃料噴射
装置の回路図である。
【図2】高圧ポンプを示す断面図である。
【図3】本発明にかかる燃料噴射装置1を用いた場合に
おける各部位の圧力の変動を示すグラフである。
【図4】従来にかかる燃料噴射装置を用いた場合におけ
る各部位の圧力の変動を示すグラフである。
【図5】第2実施の形態にかかる高圧ポンプを搭載した
燃料噴射装置の回路図である。
【符号の説明】
2 高圧ポンプ(燃料供給ポンプ) 19 アキュムレータ 20 戻し通路 21 プランジャ 22 オリフィス(絞り手段) 35 ポンプ室 45 低圧通路 51 電磁弁 63 リリーフ弁(絞り手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬島 辰哉 埼玉県東松山市箭弓町3丁目13番26号 株 式会社ゼクセル東松山工場内 Fターム(参考) 3G066 AA02 AB02 AD12 BA12 BA67 CA01S CA04T CA04U CA09 CA18 CA20U CA38 CB16 CC01 CD03 CE02 CE22 3H075 AA03 BB03 BB13 CC03 CC18 CC34 DA06 DA09 DA13 DA16 DB04 DB24 EE04 EE16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プランジャの往復動によりポンプ室で加
    圧した燃料を圧送するとともに、ポンプ室の燃料の一部
    を戻し通路を介して低圧通路に戻す燃料供給ポンプにお
    いて、 圧送時に戻し通路を開放する電磁弁と、戻し通路に設け
    た絞り手段と、を備えることを特徴とする燃料供給ポン
    プ。
  2. 【請求項2】 前記絞り手段は、オリフィスであること
    を特徴とする請求項1に記載の燃料供給ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記戻し通路は、アキュムレータを介し
    て低圧通路に連通されていることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の燃料供給ポンプ。
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