JP4113476B2 - 電磁弁の電磁コイル取付構造 - Google Patents

電磁弁の電磁コイル取付構造 Download PDF

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Description

この発明は、電磁弁の電磁コイル取付構造に関するものである。
電磁弁は、弁ハウジングの外部に、プランジャチューブ、磁気ガイド部材等による円筒部が設けられ、前記円筒部の内部に、プランジャ、弁体等が設けられ、前記円筒部の外周に環状の電磁コイルユニットが挿入装着されている。
電磁弁の電磁コイルの取付構造とては、弁ハウジング側の円筒部の外周に挿入された電磁コイルユニットの上部(外凾上片)を締結ボルトによって固定するもの(例えば、特許文献1)、電磁コイルユニットの上部(外凾上片)にリベット止めされた押圧係止片の凸部を弁ハウジング側の円筒部に形成された凹部に押圧係合させることによって電磁コイルユニットの固定を行うもの(例えば、特許文献2)がある。
また、U字状の切り欠きを有する板ばねを固定鉄心の周溝に差し込んで電磁コイルユニットの固定を行うもの(例えば、特許文献3)、門形の弾性係止線材を固定鉄心の周溝に差し込んで電磁コイルユニットの固定を行うもの(例えば、特許文献4)がある。
特開2001−108136号公報 特開2003−97757号公報 実開昭59−94674号公報 実開昭62−96807号公報
締結ボルトによるものは、電磁コイルユニットの固定に工具が必要であり、また、締結ボルトが緩み防止と締めすぎによる破壊防止のために締結トルクを管理する必要が生じる。リベット止めされた押圧係止片によるものは、押圧係止片のリベット止めのために、製造工数が増え、リベット分の部品点数が増加し、ばねの撓み部を軸方向に形成するため、弁装置全体の高さ寸法が大きくなる。
板ばね、あるいは門形の弾性係止線材をを固定鉄心の周溝に差し込んで電磁コイルユニットの固定を行うものは、ワンタッチで電磁コイルユニットの固定を行うことができず、電磁コイルユニットの軸線方向のがた付きを確実になくすことができなかったり、電磁コイルユニットの回転止めが不充分であったりする。
この発明は、上述の如き問題点を解消するためになされたもので、電磁コイルユニットを軸線方向のがた付きを含むことなく固定でき、また、電磁コイルユニットの固定をワンタッチで、しかも確実に行える電磁弁の電磁コイル取付構造を提供することを目的としている。
上述の目的を達成するために、請求項1記載の発明による電磁弁の電磁コイル取付構造は、弁ハウジングに円筒部が設けられ、前記円筒部の内部に、プランジャ、弁体等が設けられ、前記円筒部の外周に環状の電磁コイルユニットが挿入装着される電磁弁の電磁コイル取付構造において、前記円筒部の外周面に傾斜面あるいはR面による溝面を有する係合溝が形成され、前記電磁コイルユニットの上面あるいは下面に径方向のばね性を有する係止部材が取り付けられ、前記係止部材が、前記係合溝に径方向の弾性変形状態で係合し、弾性変形によるばね荷重によって前記溝面に押し付けられ、この押し付けによる軸線方向分力によって前記円筒部に設けられている段差端面が前記電磁コイルユニット側の端面に押し付けられている。
なお、請求項2記載の発明による電磁弁の電磁コイル取付構造のように、電磁コイルユニットが挿入装着される前記円筒部は、一端を弁ハウジングに固定されプランジャを軸線方向に移動可能に収容する円筒体によるプランジャチューブと、前記プランジャチューブの他端に取り付けられて当該プランジャチューブの他端開口を閉じるプラグ部材とにより構成されていてもよい。
また、請求項3記載の発明による電磁弁の電磁コイル取付構造で用いられる前記係止部材は、一つの実施形態として、U字状のヘアーピン形状をなした係止線材により構成され、前記係止線材は前記円筒部を両側より挟むようにして前記係合溝に係合している。請求項4記載の発明による電磁弁の電磁コイル取付構造で用いられる係止線材は、電磁コイルユニットの上面あるいは下面に形成された嵌め込み装着部に嵌め込み装着することができる。
さらに、請求項5記載の発明による電磁弁の電磁コイル取付構造では、さらに、前記円筒部の先端外周縁がR加工あるいは面取り加工されている。
また、請求項6記載の発明による電磁弁の電磁コイル取付構造では、さらに、前記電磁コイルユニットの上面に非円形の挿入孔が形成され、前記円筒部に前記挿入孔と同じ非円形の回転止め部が形成され、前記挿入孔と回転止め部との係合により前記電磁コイルユニットが回転止め装着される。
さらに、請求項7記載の発明による電磁弁の電磁コイル取付構造では、前記挿入孔が非円形に形成され、前記円筒部に前記挿入孔と同じ非円形の回転止め部が形成され、前記円筒部の先端が、横断面形状が前記回転止め部と整合する非円形の先細の錐体に形成され、前記挿入孔と前記回転止め部との係合により前記電磁コイルユニットが回転止め装着される。
また、請求項8記載の発明による電磁弁の電磁コイル取付構造では、前記電磁コイルユニットの前記円筒部に対する挿入孔が長方形乃至小判形に形成され、当該長方形乃至小判形の挿入孔の長辺に沿って前記係止部材が設けられ、前記円筒部が、前記長方形乃至小判形の挿入孔と同じ長方形乃至小判形形状部分と、前記長方形乃至小判形形状部分の長辺と直交する方向に形成された前記係合溝とを有していてもよい。
さらに、請求項9記載の発明による電磁弁の電磁コイル取付構造では、弁ハウジングに円筒部が設けられ、前記円筒部の内部に、プランジャ、弁体等が設けられ、前記円筒部の外周に環状の電磁コイルユニットが挿入装着される電磁弁の電磁コイル取付構造において、前記円筒部の先端部に長方形乃至小判形の頭部が形成され、前記頭部の長辺と直交する側の側面がV形の傾斜面になっており、前記電磁コイルユニットの上面に、前記円筒部の頭部が挿入、係合される挿入孔が前記頭部と同じ長方形乃至小判形に形成され、前記電磁コイルユニットの上面に径方向のばね性を有する係止部材が取り付けられ、前記電磁コイルユニットの挿入孔に前記円筒部の頭部を係合した状態で、前記係止部材が、前記頭部の前記傾斜面に径方向の弾性変形状態で係合し、弾性変形によるばね荷重によって前記傾斜面に押し付けられ、この押し付けによる軸線方向分力によって前記円筒部に設けられている段差端面が前記電磁コイルユニット側の端面に押し付けられている。
請求項1記載の発明による電磁弁の電磁コイル取付構造によれば、電磁コイルユニット側の係止部材が円筒部外周面の係合溝に、径方向の弾性変形状態で係合することにより、径方向のがた付きを含むことなく、電磁コイルユニットが弁ハウジング側の円筒部に抜け止め固定される。これと同時に、係止部材が弾性変形によるばね荷重によって傾斜面あるいはR面による溝面に押し付けられ、この押し付けによる軸線方向分力によって円筒部に設けられている段差端面が電磁コイルユニット側の端面に押し付けられることにより、電磁コイルユニットが軸線方向のがた付きを含むことなく固定される。
また、請求項2記載の発明による電磁弁の電磁コイル取付構造のように、電磁コイルユニットが挿入装着される円筒部を、プランジャチューブとプラグ部材とにより構成すれば、プラグ部材の外面に係合溝を自由に形成することができる。
さらに、請求項3記載の発明による電磁弁の電磁コイル取付構造のように、係止部材をU字状のヘアーピン形状をなした係止線材により構成し、この係止線材を、円筒部を両側より挟むようにして係合溝に係合する構成とすれば、工具を用いることなく、ワンタッチで係止線材を係合溝に嵌め込み装着することができる。
また、請求項4記載の発明による電磁弁の電磁コイル取付構造のように、係止線材を電磁コイルユニットの上面あるいは下面に形成された嵌め込み装着部に嵌め込み装着する構成とすれば、工具を用いることなく、ワンタッチで係止線材を電磁コイルユニットに装着することができる。
さらに、請求項5記載の発明による電磁弁の電磁コイル取付構造のように、円筒部の先端外周縁をR加工あるいは面取り加工すれば、この円筒部の先端形状により、円筒部の外周に環状の電磁コイルユニットを挿入するだけで、係止部材が押し広げられ、電磁コイルユニットの固定をワンタッチで行うことができる。
また、請求項6及び請求項7記載の発明による電磁弁の電磁コイル取付構造のように、電磁コイルユニットの上面の挿入孔を非円形に形成し、円筒部に挿入孔と同じ非円形の回転止め部を形成して、あるいは、請求項7記載の発明による電磁コイル取付構造ではさらに、円筒部の先端を、横断面形状が回転止め部と整合する非円形の先細の錐体に形成して、挿入孔と回転止め部との係合により電磁コイルユニットを回転止め装着する構成とすれば、円筒部の先端の錐体を電磁コイルユニットの挿入孔に挿入することで、電磁コイルユニットと円筒部とが回転方向において位置決めされた状態となり、その後に、挿入孔と回転止め部との係合により電磁コイルユニットを円筒部に対して回転止め固定することになるので、電磁コイルユニットと円筒部との回転方向における位置合わせを容易にし、円筒部に対する電磁コイルユニットの装着を容易かつ円滑に行うことができる。
さらに、請求項8記載の発明による電磁弁の電磁コイル取付構造のように、挿入孔を長方形乃至小判形に形成して、この挿入孔の長辺に沿って係止部材を設け、円筒部に挿入孔と同じ長方形乃至小判形の部分を設けて、この部分の長辺と直交する方向に係合溝を形成する構成とすれば、円筒部の長方形乃至小判形の部分を長方形乃至小判形の挿入孔に挿入し、係止部材を通過させた後、円筒部の長方形乃至小判形部分の長辺が挿入孔の長辺と直交する方向に延在するように円筒部に対して電磁コイルユニットを回転させて、係止部材を通過できない向きに円筒部の長方形乃至小判形の部分を延在させ、これにより、円筒部を挿入孔に対して抜け止め状態にしておいて、円筒部の係合溝に電磁コイルユニットの係止部材を係合させることになるので、電磁コイルユニットを円筒部に対して抜け止め状態で容易に装着することができる。
また、請求項9記載の発明による電磁弁の電磁コイル取付構造によれば、電磁コイルユニットの挿入孔に円筒部の頭部を挿入、係合することで、電磁コイルユニット側の係止部材が円筒部の頭部に形成された傾斜面に、径方向の弾性変形状態で係合することにより、径方向のがた付きを含むことなく、電磁コイルユニットが弁ハウジング側の円筒部に抜け止め固定される。これと同時に、係止部材が弾性変形によるばね荷重によって電磁コイルユニットの下面側の傾斜面に押し付けられ、この押し付けによる軸線方向分力によって円筒部に設けられている段差端面が電磁コイルユニット側の端面に押し付けられることにより、電磁コイルユニットが軸線方向のがた付きを含むことなく固定される。
のように、
以下に添付の図を参照してこの発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1〜図8はこの発明による電磁弁の電磁コイル取付構造の一つの実施の形態を示している。
図1及び図3に示されているように、電磁弁は、内部に弁室12、弁ポート13等を形成された弁ハウジング11と、弁ハウジング11に取り付けられた入口継手14、出口継手15と、下端を弁ハウジング11に固定されたプランジャチューブ16と、プランジャチューブ16の上端(先端)に固定されてプランジャチューブ16の先端開口を閉じるプラグ部材17と、これらプランジャチューブ16とプラグ部材17の外周に嵌装される電磁コイルユニット21とを有する。この実施形態では、プランジャチューブ16とプラグ部材17とが特許請求の範囲における円筒部をなす。
プランジャチューブ16内には、図3に示されているように、プランジャ18、コイルばね20、円筒カラー19A等が設けられており、この円筒カラー19A内に弁体19が設けられている。
電磁コイルユニット21は、外凾(ヨーク部材)22と、外凾22の内側に設けられた巻線部23とを有する。外凾22の下片22Aと巻線部23にはプランジャチューブ16の外径にほぼ等しい内径の挿入孔24、25が貫通形成されている。外凾22の上片22Bには、図7に示されているように、平行2面取り部27を有する小判形の、すなわち、非円形の挿入孔(回転止め部)28が貫通形成されている。
外凾22の上片22Bの上面には、挿入孔28の両側位置に各々、ルーバ加工(プレス加工)によるブリッジ状の嵌め込み装着部29、30が形成されている。嵌め込み装着部29、30には、U字状のヘアーピン形状をなす係止線材31が横方向に差し込み装着(嵌め込み装着)されている。係止線材31は、図8に示されているように、端部に折曲部32、33を有している。折曲部32、33は、図7注の矢印の方向に係止線材31を両嵌め込み装着部29、30に挿通させた状態で、図2及び図5に示されているように、外凾22の上片22Bに切り欠き形成された抜け止め係合部34に係合される。この係合によって係止線材31は上片22Bの上面に抜け止め係止される。
係止線材31の2個の中間部(脚部)35、36は、図5に示すように係止線材31を両嵌め込み装着部29、30に挿通して折曲部32、33抜け止め係合部34に係合させた状態で、各々、挿入孔28の長辺(平行2面取り部27)に沿って延在し、この状態で挿入孔28の径方向にばね性を有する状態に配置される。中間部35、36には、各々、円弧形状部35A、36Aが形成されている。
なお、上片22Bの上面に抜け止め係止された状態(係合溝46と係合していない状態)での円弧形状部35Aと36Aの内側の間隔寸法t(図7、図8(a)参照)は、挿入孔28の平行2面取り部27の内側の間隔寸法s(図7参照)より少し小さい。
図3に示されているように、プラグ部材17はプランジャチューブ16の外径とほぼ同一径で、プランジャチューブ16に連続する円柱部41と、円柱部41の上端面側に形成された非円形の回転止め部43とを有する。回転止め部43は、円柱部41より小径で、図6に示されているように、挿入孔28と同様の平行2面取り部42を有する小判形に形成されている。回転止め部43の輪郭及び寸法は、挿入孔28の形状及び寸法とほぼ同じで、回転止め部43が挿入孔28に嵌合可能になっている。
円柱部41と回転止め部43との段差部分により、円柱部41の軸方向における端面44が形成されている。回転止め部43の端面には先太のテーパ軸部45が形成されている。テーパ軸部45のテーパ面(傾斜面)45Aと回転止め部43の端面43Aとにより係合溝46が画定されている。
テーパ軸部45の先端には、先端外周縁をR加工(R面47)された頭部48が形成されている。図4に示されている係合溝46の小径側直径DaminとR面47の小径側直径Dbminは、ともに抜け止め係止状態(係合溝46と係合していない状態)での円弧形状部35Aと36Aの内側の間隔寸法tより小さく、係合溝46の大径側直径DamaxとR面47の大径側直径Dbmaxは、ともに抜け止め係止状態(係合溝46と係合していない状態)での円弧形状部35Aと36Aの内側の間隔寸法tより大きい。
つぎに、電磁コイルユニット21の取付手順を説明する。図3に示されているように、挿入孔28の平行2面取り部27の位置と回転止め部43の平行2面取り部42の位置とがガイド部材17の周方向において一致するようにした状態で、電磁コイルユニット21を、外凾22の下片22A側から円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)の外周に嵌装する。換言すれば、電磁コイルユニット21の挿入孔24、25、28に、円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)を挿入孔24の側から挿入する。
この嵌装(挿入)によってプラグ部材17の頭部48が電磁コイルユニット21の挿入孔28の部分に到達すると、頭部48のR面47が係止線材31の中間部35、36、特に、円弧形状部35A、36Aに当接する。これより、さらに、挿入(押し込み)を行うと、R面47に案内されて係止線材31の中間部35、36が外側(互いに離間する方向)に押し広げられる。
そして、係止線材31の中間部35、36(円弧形状部35A、36A)が頭部48を乗り越えてテーパ軸部45のテーパ面(傾斜面)45Aに差しかかると、中間部35、36が係合溝46に、これを両側から挟むようにして径方向の弾性変形状態で落ち込み係合する。これと同時に、ガイド部材17の周方向における両平行2面取り部27、42の位置が一致していることから、回転止め形状の挿入孔28に回転止め部43が整合係合する。
上述の如く、係止線材31の中間部35、36が係合溝46に径方向の弾性変形状態で係合することにより、径方向のがた付きを含むことなく、電磁コイルユニット21が弁ハウジング11側の円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)に抜け止め固定される。
これと同時に、係止線材31が弾性変形によるばね荷重によって傾斜面であるテーパ面(溝面)45Aに押し付けられることにより、ガイド部材17の軸線方向分力(頭部48を上方へ持ち上げる方向の力)が、円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)と電磁コイルユニット21との間に発生する。この軸線方向分力によって、図4に示されているように、プラグ部材17の円柱部41と回転止め部43との段差部分に設けられている端面44が、上片22Bの下端面37に押し付けられる。これにより、電磁コイルユニット21が軸線方向のがた付きを含むことなく円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)に固定される。
そして、上述の電磁コイルユニット21の取り付けは、電磁コイルユニット21の挿入孔24、25、28に、円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)を挿入孔24の側から挿入するだけで、何の工具も必要とすることなく、ワンタッチで、簡便、且つ確実に行われる。
さらには、これと同時に、回転止め形状の挿入孔28と回転止め部43との整合係合によって電磁コイルユニット21の回転止めも行われる。なお、挿入孔28、回転止め部43の回転止め形状は、図示されているような、小判形に限られることはなく、長円、四角形、六角形、星形等であってよい。
なお、係合溝46の溝面は、テーパ面45Aに限られることはなく、図9に示されているように、R面49であってもよく、上述の実施形態と同様の作用、効果を得ることがてきる。さらには、係合溝46は、図10に示されているように、抜け止め強化の矩形断面部46Aとテーパ面45Aとの組み合わせ形状であってよい。
また、頭部48の先端外周縁は、R加工(R面47)以外に、図11に示されているように、面取り加工(面取り面50)形成されていてもよい。この場合も、ワンタッチ取り付けのために、面取り面50の小径側直径Dbminは、抜け止め係止状態(係合溝46と係合していない状態)での円弧形状部35Aと36Aの内側の間隔寸法tより小さく、面取り面50の大径側直径Dbmaxは、ともに抜け止め係止状態(係合溝46と係合していない状態)での円弧形状部35Aと36Aの内側の間隔寸法tより大きい。
なお、面取り面50は、45度傾斜のものに限られることはなく、上述の小径側直径Dbmin、大径側直径Dbmaxと円弧形状部35Aと36Aの内側の間隔寸法tとの関係を保つ範囲で、いかなる傾斜度の傾斜面であってもよい。
また、係止線材31の抜け止めは、図12に示されているように、折曲部32、33が上片22Bに形成された丸孔51、52に係合することにより、あるいは、図13に示されているように、折曲部32、33が上片22Bに形成された長孔53に係合することにより行われてもよい。また、図14、図15に示されているように、係止線材31は、外側へのばね力によってブリッジ状の嵌め込み装着部29、30の内面に押さえ付けられ、係止線材31の中間部35、36(二つの嵌め込み装着部29、30間に位置する部分)が段差形状になっていることにより抜け止めされる形態をとることもできる。
また、係止線材31は、一方の中間部35にのみ円弧形状部35Aが形成され他方の中間部36の円弧形状部36Aが省略されたものであったり、図16に示されているように、円弧形状部に代えて山形折曲部35Bとしたものであったり、あるいは図17に示されているように、中間部35、36のいずれもにも円弧形状部が形成されていないものであってもよい。
また、係止線材31は、図18に示されているように、両中間部35、36を接続するターン部39が傾斜角θをもって傾斜しているものであってもよい。この場合には、係止線材31と外凾22との間のがた付きを完全になくすことができる。
また、係止線材31は、図19に示されているように、両端部54,55を上片22の上面にスポット溶接されたものであってもよく、さらに、図20に示されているように、円弧形状部に代えてコの字形等のばね性強化形状部56を両端部54,55の間に備えているものであってもよい。これらのように係止線材31を構成する場合、図19や図20に示されているように頭部48の一側のみに係止線材31を設けるのではなく、頭部48の両側に各々係止線材31を設けるようにすることもできる。
図21、図22は、この発明による電磁コイル取付構造の他の実施形態を示している。なお、図21、図22において、図1〜図8に対応する部分は、図1〜図8に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この実施形態では、プラグ部材17の頭部148が先細のテーパ軸状に形成され、その外周面を傾斜した平行2面取り(平行2面取り部61)されている。平行2面取り部61は回転止め部43の平行2面取り部42と同一の周方向位置にある。これにより、頭部148は横断面形状が回転止め部43と整合する非円形(小判形)の先細の平行2面取り錐体62をなす。
傾斜面である平行2面取り部61の最大幅Tmaxは小判形の挿入孔28の平行2面取り部27の内側の間隔寸法sより少し小さく、平行2面取り部61の最小幅Tminは最大幅Tmaxよりさらに小さい。なお、平行2面取り部61の最大幅Tmaxは、回転止め部43の平行2面取り部42の幅寸法と同等であってよい。
この実施形態では、電磁コイルユニット21側の挿入孔28にプラグ先端を挿入する際に、最初に、平行2面取り錐体62と挿入孔28の小判形状が互いに整合する状態にして電磁コイルユニット21を円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)の外周に嵌装する。
この嵌装は、平行2面取り錐体62と挿入孔28との係合によって回り止め状態で行われ、真っ直ぐの挿入により、挿入孔28と回転止め部43との係合が、その後の回転方向の位置あわせを行うことなく、双方の平行2面取り部27、42が合った状態で円滑に行われる。
この嵌装(挿入)過程で、係止線材31の中間部35,36は、平行2面取り錐体62の傾斜面である平行2面取り部61に案内されて外側に押し広げられ、平行2面取り部61の最大幅部を乗り越えることにより、前述の実施形態と同様に、係合溝46に落ち込み係合する。
したがって、この実施形態でも、前述した実施形態と同等の作用、効果が得られる。
図23は、この発明による電磁コイル取付構造の他の実施形態を示している。なお、図23において、図1〜図8に対応する部分は、図1〜図8に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この実施形態では、小判形の回転止め部43の端面に形成された先太のテーパ軸部45のテーパ面(傾斜面)45A上に円柱状の頭部148Aが形成され、この頭部148Aに、回転止め部43の平行2面取り部42と同等の幅寸法で平行2面取り(平行2面取り部63)され、各平行2面取り部63の上縁部に先細のテーパ面(傾斜面)45Bが形成されている。平行2面取り部63は回転止め部43の平行2面取り部42と同一の周方向位置にある。
この実施形態では、電磁コイルユニット21側の挿入孔28にプラグ先端を挿入する際に、最初に、平行2面取り部63と挿入孔28の小判形状が互いに整合する状態にして電磁コイルユニット21を円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)の外周に嵌装する。
この嵌装は、平行2面取り部63と挿入孔28との係合によって回り止め状態で行われ、真っ直ぐの挿入により、挿入孔28と回転止め部43との係合が、その後の回転方向の位置あわせを行うことなく、双方の平行2面取り部27、42が合った状態で円滑に行われる。
この嵌装(挿入)過程で、係止線材31の中間部35,36は、平行2面取り部63に連なるテーパ面45Bに案内されて外側に押し広げられ、平行2面取り部63を乗り越えてテーパ軸部45のテーパ面(傾斜面)45Aに差しかかると、中間部35、36がテーパ面(傾斜面)45Aに、これを両側から挟むようにして径方向の弾性変形状態で落ち込み係合する。これと同時に、ガイド部材17の周方向における両平行2面取り部27、42の位置が一致していることから、回転止め形状の挿入孔28に回転止め部43が整合係合する。
上述の如く、係止線材31の中間部35、36がテーパ面(傾斜面)45Aに径方向の弾性変形状態で係合することにより、径方向のがた付きを含むことなく、電磁コイルユニット21が弁ハウジング11側の円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)に抜け止め固定される。
これと同時に、係止線材31が弾性変形によるばね荷重によって傾斜面であるテーパ面(溝面)45Aに押し付けられることにより、ガイド部材17の軸線方向分力(頭部148Aを上方へ持ち上げる方向の力)が、円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)と電磁コイルユニット21との間に発生する。この軸線方向分力によって、プラグ部材17の円柱部41と回転止め部43との段差部分に設けられている端面44が、上片22Bの下端面37に押し付けられる。これにより、電磁コイルユニット21が軸線方向のがた付きを含むことなく円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)に固定される。
さらには、これと同時に、回転止め形状の挿入孔28と回転止め部43との整合係合によって電磁コイルユニット21の回転止めも行われる。
図24、図25は、この発明による電磁コイル取付構造のさらにもう一つの実施形態を示している。なお、図24、図25においても、図1〜図8に対応する部分は、図1〜図8に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この実施形態でも、電磁コイルユニット21の上片22Bに平行2面取り部27による小判形の挿入孔28と同じ小判形が形成され、この小判形の挿入孔28の長辺(平行2面取り部27)に沿って係止線材31の中間部35、36が配置されている。なお、係止線材31の上片22Bに対する取り付けは、図示していないが、上述の実施形態と同様に行われる。
プラグ部材17の頭部248が平行2面取り部63によって挿入孔28と同じ小判形に形成されている。頭部248、すなわち小判形形状部分の形状、寸法は、挿入孔28の形状及び寸法とほぼ同じで、頭部248が挿入孔28を貫通可能になっている。頭部248と円柱部41との間に、平行2面取り部63の幅寸法より少し小さい外径の中間円柱部64が形成されている。頭部248と挿入孔28は小判形に代えて長方形でもよい。
中間円柱部64の外周のうち、頭部248の長辺(平行2面取り部63)と直交する方向の2箇所(両側)に係合溝65が形成されている。係合溝65は、前述の実施形態の係合溝46と同等のものであり、傾斜溝底面66を有する。なお、係合溝65は中間円柱部64の全周に設けられていてもよく、その底面66は、傾斜溝でなく中間円柱部64の軸方向に沿って傾斜を有しない平面であってもよい。
この実施形態では、挿入孔28の平行2面取り部27の位置と頭部248の平行2面取り部63の位置とがプラグ部材17の周方向において一致するようにした状態で、電磁コイルユニット21を、下側から円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)の外周に嵌装する。
頭部248が挿入孔28を通過した段階で、電磁コイルユニット21を円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)に対して中心軸線周りに90度回転させる。これにより、両側の係合溝65の各々に係止線材31の中間部35、36が径方向に弾性変形した状態で嵌り込み係合する。
この実施形態でも、係止線材31の中間部35、36が係合溝65に径方向の弾性変形状態で係合することにより、径方向のがた付きを含むことなく、電磁コイルユニット21が弁ハウジング11側の円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)に抜け止め固定される。
これと同時に、係止線材31が弾性変形によるばね荷重によって傾斜溝底面66に押し付けられることにより、ガイド部材17の軸線方向分力(頭部248を上方へ持ち上げる方向の力)が、円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)と電磁コイルユニット21との間に発生する。この軸線方向分力によって、プラグ部材17の円柱部41と回転止め部43との段差部分に設けられている端面44が、上片22Bの下端面37に押し付けられる。これにより、電磁コイルユニット21が軸線方向のがた付きを含むことなく円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)に固定される。また、この固定状態では、頭部248と挿入孔28とが相互に90度回転変位しているから、確実な抜け止めが行われる。
図26、図27は、この発明による電磁コイル取付構造のもう一つの実施形態を示している。この実施形態では、係止線材31が外凾22の下片22Aの下面に取り付けられ、係合溝46がプランジャチューブ16の下端側(弁ハウジング11側)に設けられた構造になっている。
この場合には、図27に示されているように、外凾22の下片22Aには丸穴67が明けられ、外凾22の上片22Bに設けられる挿入孔28の平行2面取り部27の位置と丸穴67の周りにある係止線材31の中間部35、36の位置とがガイド部材17の周方向において90度位相ずれしている場合を示している。
この実施形態では、プラグ部材17の先端側の回転止め部43の平行2面取り部42を係止線材31の中間部35、36の間隔方向に合わせた状態で、円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)の外周への電磁コイルユニット21の嵌装、つまり、円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)の挿入孔24への挿入を開始する。
そして、回転止め部43の2面取り部42が中間部35、36間に入った段階で、電磁コイルユニット21を回転させる。これにより、回転止め部43の平行2面取り部42に当接していた係止線材31の中間部35、36が回転止め部43の周面43Aに乗り上げて押し広げられる。これよりさらに、円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)を丸穴67に挿入し、挿入孔28の平行2面取り部27の位置と回転止め部43の平行2面取り部42の位置とがガイド部材17の周方向において一致するように回転させ、回転止め部43を挿入孔28に挿入係合させる。そして、プラグ部材17に設けられている平行2面取り部42の端面42Aが上片22Bの下面に当接した時点で、挿入嵌合が完了し、係止線材31の中間部35、36が係合溝46に係合する。
これにより、この実施形態でも、上述した実施形態と同等の作用、効果が得られる。
ちなみに、図26、図27の実施形態において、図27に示されているように、丸穴67の周りにある係止線材31の中間部35、36の位置に対してプラグ部材17の周方向において90度位相ずれさせている、外凾22の上片22Bに設けられる挿入孔28の平行2面取り部27を、係止線材31の中間部35、36の位置と合致して両者に位相ずれの無い位置に形成し、プラグ部材17に平行2面取り部42を形成することによってプラグ部材17と回転止め部43との段差部分に発生する端面42Aを、傾斜面またはR面としてもよい。
その場合には、電磁コイルユニット21を途中で回転させなくても、円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)を丸孔67に単に挿入し続けることで、係止線材31の中間部35、36が平行2面取り部42に当接しながらこれに乗り上げて、プラグ部材17の直径と同じ間隔となるまで押し広げられるので、さらに円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)を丸孔67に挿入すると、プラグ部材17に設けられている平行2面取り部42の端面42Aが上片22Bの下面に当接した時点で、回転止め部43が挿入孔28に挿入係合することになる。
図28、図29は、この発明による電磁コイル取付構造のもう一つの実施形態を示している。
この実施形態でも、電磁コイルユニット21の上片22Bには平行2面取り部27による小判形の挿入孔28の小判形が形成されている。この小判形の挿入孔28の長辺(平行2面取り部27)に沿って係止線材31の中間部35、36が配置されている。中間部35、36の配置位置は、図示されているように、平行2面取り部27の縁部より外側になっている。なお、係止線材31の上片22Bに対する取り付けは、図示していないが、上述の実施形態と同様に行われる。
プラグ部材17の頭部348が平行2面取り部68によって挿入孔28と同じ小判形に形成されている。頭部348、すなわち小判形形状部分の形状、寸法は、挿入孔28の形状及び寸法とほぼ同じで、頭部348が挿入孔28を貫通可能になっている。頭部348と円柱部41との間に、平行2面取り部68の幅寸法より少し小さい外径の中間円柱部69が形成されている。頭部348の長辺(平行2面取り部68)と直交する側の両側面がV形の傾斜面70になっている。なお、頭部348と挿入孔28は小判形に代えて長方形でもよい。
この実施形態では、挿入孔28の平行2面取り部27の位置と頭部348の平行2面取り部68の位置とがプラグ部材17の周方向において一致するようにした状態で、電磁コイルユニット21を、下側から円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)の外周に嵌装する。
頭部348が挿入孔28を通過した段階で、電磁コイルユニット21を円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)に対して中心軸線周りに90度回転させる。これにより、頭部348の両側の傾斜面70の各々に係止線材31の中間部35、36が径方向に弾性変形した状態で係合する。
この実施形態では、係止線材31の中間部35、36が傾斜面70に径方向の弾性変形状態で係合することにより、径方向のがた付きを含むことなく、電磁コイルユニット21が弁ハウジング11側の円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)に抜け止め固定される。
これと同時に、係止線材31が弾性変形によるばね荷重によって傾斜面70に押し付けられることにより、ガイド部材17の軸線方向分力(頭部348を上方へ持ち上げる方向の力)が、円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)と電磁コイルユニット21との間に発生する。この軸線方向分力によって、プラグ部材17の円柱部41と回転止め部43との段差部分に設けられている端面44が、上片22Bの下端面37に押し付けられる。これにより、電磁コイルユニット21が軸線方向のがた付きを含むことなく円筒部(プラグ部材17+プランジャチューブ16)に固定される。また、この固定状態では、頭部348と挿入孔28とが相互に90度回転変位しているから、確実な抜け止めが行われる。
ちなみに、図28、図29の実施形態では、元々円柱形状であった部材を回転させつつ切削して傾斜面70を形成していることから、傾斜面70が曲面状となっているが、円柱形状であった部材の両側を切り落として各平行2面取り部68を先に形成し、続いて、各平行2面取り部68のプランジャチューブ16側の部分や、両平行2面取り部68間を接続する頭部348の一対の側面のうちプランジャチューブ16側の部分を、傾斜状に切り落とすことで、各傾斜面70を、両傾斜面70間を接続する面と同様に、平坦面としてもよい。
この発明による電磁コイル取付構造を用いられた電磁弁の一つの実施形態を示す正面図である。 この発明による電磁コイル取付構造を用いられた電磁弁の一つの実施形態を示す平面図である。 この発明による電磁コイル取付構造を用いられた電磁弁の一つの実施形態の分解図である。 一つの実施形態による電磁弁の電磁コイル取付構造の要部の拡大断面図である。 一つの実施形態による電磁弁の電磁コイル取付構造の要部の拡大平面図である。 一つの実施形態による電磁弁の電磁コイル取付構造のプラグ部材の要部の拡大斜視図である。 一つの実施形態による電磁弁の電磁コイル取付構造の外凾上面部の拡大斜視図である。 (a)は一つの実施形態による電磁弁の電磁コイル取付構造で用いられ係止線材の平面図、(b)は同じく正面図である。 他の実施形態による電磁弁の電磁コイル取付構造の要部の拡大平面図である。 他の実施形態による電磁弁の電磁コイル取付構造の要部の拡大平面図である。 他の実施形態による電磁弁の電磁コイル取付構造の要部の拡大平面図である。 この発明による電磁コイル取付構造を用いられた電磁弁の他の実施形態を示す平面図である。 この発明による電磁コイル取付構造を用いられた電磁弁の他の実施形態を示す平面図である。 この発明による電磁コイル取付構造を用いられた電磁弁の他の実施形態を示す平面図である。 この発明による電磁弁の電磁コイル取付構造で用いられる係止線材の他の実施形態を示す斜視図である。 この発明による電磁弁の電磁コイル取付構造で用いられる係止線材の他の実施形態を示す平面図である。 この発明による電磁弁の電磁コイル取付構造で用いられる係止線材の他の実施形態を示す平面図である。 この発明による電磁弁の電磁コイル取付構造で用いられる係止線材の他の実施形態を示す正面図である。 この発明による電磁弁の電磁コイル取付構造の他の実施形態の要部の平面図である。 この発明による電磁弁の電磁コイル取付構造の他の実施形態の要部の平面図である。 この発明による電磁弁の電磁コイル取付構造の他の実施形態の要部の拡大斜視図である。 この発明による電磁弁の電磁コイル取付構造の他の実施形態の要部の拡大断面図である。 この発明による電磁弁の電磁コイル取付構造の他の実施形態の要部の拡大斜視図である。 この発明による電磁弁の電磁コイル取付構造の他の実施形態の要部の拡大斜視図である。 この発明による電磁弁の電磁コイル取付構造の他の実施形態の要部の拡大断面図である。 この発明による電磁コイル取付構造を用いられた電磁弁の他の実施形態を示す正面図である。 他の実施形態による電磁弁の電磁コイル取付構造の要部を概略的に示す斜視図である。 この発明による電磁弁の電磁コイル取付構造の他の実施形態の要部の拡大斜視図である。 この発明による電磁弁の電磁コイル取付構造の他の実施形態の要部の拡大断面図である。
符号の説明
11 弁ハウジング
16 プランジャチューブ
17 プラグ部材
18 プランジャ
19 弁体
21 電磁コイルユニット
22 外凾
24、25、28 挿入孔
29、30 嵌め込み装着部
31 係止線材
41 円柱部
43 回転止め部
45 テーパ軸部
46、65 係合溝
47、49 R面
48、148、248、348 頭部
50 面取り面
62 平行2面取り錐体
70 傾斜面

Claims (9)

  1. 弁ハウジングに円筒部が設けられ、前記円筒部の内部に、プランジャ、弁体等が設けられ、前記円筒部の外周に環状の電磁コイルユニットが挿入装着される電磁弁の電磁コイル取付構造において、
    前記円筒部の外周面に傾斜面あるいはR面による溝面を有する係合溝が形成され、
    前記電磁コイルユニットの上面あるいは下面に径方向のばね性を有する係止部材が取り付けられ、
    前記係止部材が、前記係合溝に径方向の弾性変形状態で係合し、弾性変形によるばね荷重によって前記溝面に押し付けられ、この押し付けによる軸線方向分力によって前記円筒部に設けられている段差端面が前記電磁コイルユニット側の端面に押し付けられていることを特徴とする電磁弁の電磁コイル取付構造。
  2. 前記円筒部は、一端を弁ハウジングに固定されプランジャを軸線方向に移動可能に収容する円筒体によるプランジャチューブと、前記プランジャチューブの他端に取り付けられて当該プランジャチューブの他端開口を閉じるプラグ部材とにより構成され、前記プラグ部材の外面に前記係合溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載の電磁弁の電磁コイル取付構造。
  3. 前記係止部材は、U字状のヘアーピン形状をなした係止線材により構成され、前記係止線材は前記円筒部を両側より挟むようにして前記係合溝に係合していることを特徴とする請求項1または2記載の電磁弁の電磁コイル取付構造。
  4. 前記電磁コイルユニットの上面あるいは下面に前記係止部材の嵌め込み装着部が形成され、前記嵌め込み装着部に前記係止線材が嵌め込み装着されていることを特徴とする請求項3記載の電磁弁の電磁コイル取付構造。
  5. 前記円筒部の先端外周縁がR加工あるいは面取り加工されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載の電磁弁の電磁コイル取付構造。
  6. 前記電磁コイルユニットの上面に非円形の挿入孔が形成され、前記円筒部に前記挿入孔と同じ非円形の回転止め部が形成され、前記挿入孔と回転止め部との係合により前記電磁コイルユニットが回転止め装着されることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項記載の電磁弁の電磁コイル取付構造。
  7. 前記挿入孔が非円形に形成され、前記円筒部に前記挿入孔と同じ非円形の回転止め部が形成され、前記円筒部の先端が、横断面形状が前記回転止め部と整合する非円形の先細の錐体に形成され、前記挿入孔と前記回転止め部との係合により前記電磁コイルユニットが回転止め装着されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載の電磁弁の電磁コイル取付構造。
  8. 前記電磁コイルユニットの前記円筒部に対する挿入孔が長方形乃至小判形に形成され、当該長方形乃至小判形の挿入孔の長辺に沿って前記係止部材が設けられ、前記円筒部が、前記長方形乃至小判形の挿入孔と同じ長方形乃至小判形形状部分と、前記長方形乃至小判形形状部分の長辺と直交する方向に形成された前記係合溝とを有していることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載の電磁弁の電磁コイル取付構造。
  9. 弁ハウジングに円筒部が設けられ、前記円筒部の内部に、プランジャ、弁体等が設けられ、前記円筒部の外周に環状の電磁コイルユニットが挿入装着される電磁弁の電磁コイル取付構造において、
    前記円筒部の先端部に長方形乃至小判形の頭部が形成され、前記頭部の長辺と直交する側の側面がV形の傾斜面になっており、
    前記電磁コイルユニットの上面に、前記円筒部の頭部が挿入、係合される挿入孔が前記頭部と同じ長方形乃至小判形に形成され、
    前記電磁コイルユニットの上面に径方向のばね性を有する係止部材が取り付けられ、
    前記電磁コイルユニットの挿入孔に前記円筒部の頭部を係合した状態で、前記係止部材が、前記頭部の前記傾斜面に径方向の弾性変形状態で係合し、弾性変形によるばね荷重によって前記傾斜面に押し付けられ、この押し付けによる軸線方向分力によって前記円筒部に設けられている段差端面が前記電磁コイルユニット側の端面に押し付けられていることを特徴とする電磁弁の電磁コイル取付構造。
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