JP4112604B1 - 溶接用トーチ組立体及び溶接用ロボット - Google Patents

溶接用トーチ組立体及び溶接用ロボット Download PDF

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Abstract

【課題】
ショックセンサユニットのセンサボディと駒部材間のシール性を上げることにより、ショックセンサユニット内をエアーブロー用の圧縮空気の通過ができるとともに、同ショックセンサ内をシールドガスと圧縮空気の供給通路にでき、その結果、圧縮空気の管路の外配をなくすことができる溶接用トーチ組立体及び溶接用ロボットを提供する。
【解決手段】
ショックセンサユニット72、スウイングシャフト46及び溶接用トーチ13の通路が、圧縮空気の通路として兼用されるとともにスプリングガイド83にはセンサボディ73に摺接するとともに圧縮空気の漏出を防止する摺動シール84,85を設け。この結果、ショックセンサユニット72のセンサボディ73とスプリングガイド83間のシール性を上げることにより、ショックセンサユニット72内をエアーブロー用の圧縮空気の通過ができる。
【選択図】図2

Description

本発明は溶接用トーチ組立体及び及び溶接用ロボットに関するものである。
図7は、多関節ロボットを使用したときの溶接用ロボットの一般的な構成を示すシステムの図である。同図において、複数のアームからなるマニピュレータ11端に設けられた手首部12の先端には、溶接用トーチ13が取付けられ、ワイヤリール14に巻かれた溶接用ワイヤ15が、マニピュレータ11に取付けられたワイヤ送給機16によって溶接用トーチ13に送給される。溶接用ワイヤ15はワイヤリール14からワイヤ送給機16までは、コンジットパイプ31によってガイドされ、ワイヤ送給機16から溶接用トーチ13までは、一線式パワーケーブル30(すなわち、トーチケーブル)によってガイドされて送給される。一線式パワーケーブル30は、溶接用ワイヤ15を送給するコンジットパイプだけでなく、その外周に沿って送気されるシールドガスのための通路を形成するホース78、その外周を被覆して溶接電力を供給する導電線79及び最外周の絶縁被覆80からなる多重構造となっている(図2(a)参照)。
そして、溶接用電源装置17から一線式パワーケーブル30を介して溶接用トーチ13に電力が供給され、ガスボンベ18から溶接用トーチ13に前記シールドガスが供給される。ティーチペンダント9からロボット制御装置10に指令信号が入力され、このロボット制御装置10からの信号がマニピュレータ11に入力されて、マニピュレータ11の第1軸乃至第6軸から成る6つの軸を回転させて、溶接用トーチ13の先端位置が制御される(例えば、特許文献1参照。)。
マニピュレータ11について説明すると、図8に示すようにマニピュレータ11の旋回ベース19は基台20の上に取り付けられ、第1軸J1回りに旋回する。旋回ベース19の上には下アーム21が取り付けられ、第2軸J2回りに揺動する。下アーム21の上端には上アーム22が取り付けられ、第3軸J3回りに揺動する。上アーム22の先端部には胴体23が取り付けられて、上アーム22の長手方向の第4軸J4(すなわち、手首第1軸)回りに回転する。
胴体23の先端部には手首部12を構成する揺動体24が取り付けられて、第4軸J4(手首第1軸)に直交する第5軸J5(すなわち、手首第2軸)回りに揺動する。揺動体24の先端部には回転体25が取り付けられて、第5軸J5(すなわち、手首第2軸)に直交する第6軸J6(すなわち、手首第3軸)回りに回転する。回転体25には前記溶接用トーチ13が取り付けられている。第1軸J1乃至第6軸J6には、図示しない減速機を介したモータが設けられていて、ロボット制御装置10(図7参照)からの指令を入力して駆動される。
近年の溶接用ロボットでは図8に示すように一線式パワーケーブル30が、上アーム22及び胴体23の挿通孔を通過して、胴体23の長手方向に延びて溶接用トーチ13に接続されているものが多い。このように一線式パワーケーブル30が配置されることにより、マニピュレータ11を動作させたとき、一線式パワーケーブル30が胴体23、被溶接物、又は治具等と干渉することが軽減される。
又、近年の溶接用ロボットはショックセンサ機能付となっているものが多い。
すなわち、図9に示すように手首部12の回転体25の出力フランジに対して逆L字状のブラケット32が取り付けされ、同ブラケット32によりショックセンサユニット35が取付けされている。そして、ショックセンサユニット35には、溶接用トーチ13が取付け支持されている。
図10(a),(b)に示すようにショックセンサユニット35のセンサボディ43の上部は、給電アダプタ44が設けられている。給電アダプタ44は、ブラケット32を通過して回転体25の挿入孔に挿入されるとともに前記一線式パワーケーブル30の端末が接続されている。
図10(a)、(b)に示すように有蓋有底円筒状のセンサボディ43の底部には管状のスウイングシャフト46が貫通されている。スウイングシャフト46の自由端には膨出部47が形成され、センサボディ43に対してその軸線に沿って摺動可能に、かつセンサボディ43の底部に対して揺動可能に膨出部47にて支持されている。スウイングシャフト46の先端には溶接用トーチ13が取付けされている。スウイングシャフト46とセンサボディ43の内頂部間には有底円筒状の駒部材48がセンサボディ43に対してその軸線に沿って摺動可能に収納されるとともに、駒部材48を底部側に付勢するコイルスプリング49が収納されている。
又、一線式パワーケーブル30にガイドされた溶接用ワイヤ15は、給電アダプタ44、センサボディ43、駒部材48、スウイングシャフト46にそれぞれ設けられた貫通孔48a等を介して溶接用トーチ13に導入されている。一線式パワーケーブル30のホース78、及び給電アダプタ44の貫通孔を通して、ショックセンサユニット35のセンサボディ43に供給されたシールドガスは、駒部材48の底部の貫通孔48a、及びスウイングシャフト46を通過して溶接用トーチ13内に供給される。
又、溶接用トーチ13とスウイングシャフト46とを連結する連結部50を覆うように接続端子部材51が外装され、給電アダプタ44と接続端子部材51間には中継パワーケーブル52が連結されている。接続端子部材51は、溶接用トーチ13のトーチボディに対して電気的に接続されている。センサボディ43と接続端子部材51の間に位置するスウイングシャフト46は絶縁ゴムからなる絶縁フード53により覆われている。そして、ショックセンサユニット35は、溶接用トーチ13に物が当接してスウイングシャフト46がコイルスプリング49の付勢力に抗して揺動又は摺動して駒部材48を移動させた際に、駒部材48の移動をセンサボディ43内に設けられたスイッチ55が検出作動するようにされている。上記のようにショックセンサユニット35は、溶接用トーチ13が物に当接した際に、その当接による振動の減衰を前記コイルスプリング49と、駒部材48とセンサボディ43内に供給されるシールドガスの抵抗(例えばガスの移動による抵抗)とにより行うショックアブソーバの機能がある。
又、溶接時には、スパッタが多く発生する。このスパッタは溶接用トーチ13の図示しないトーチノズル、チップ、及びトーチボディに付着するため、定期的に清掃作業を行う必要がある。
そこで、従来は、例えば、5〜10kgf/cmの圧縮空気により吹き付けすることにより、内部に溜まったスパッタを吹き飛ばすエアーブロー機能をもった溶接用トーチが多く採用されている。従来は、図9、及び図10(a)に示すように、この圧縮空気を溶接用トーチ13の基端側に外配された管路37を介して溶接用トーチ13に供給するようにしていた。
なお、特許文献2には、給電アダプタにエンドレス給電機構が付設された溶接用ロボットが開示されている。
特開2006−150378号公報 特開2004−306072号公報
ところが、従来は、上記のように、エアーブロー用の圧縮空気を溶接用トーチに供給する管路がショックセンサユニットに対して外配しているため、ワークや、治具に干渉することがあり、トラブルの原因となる問題があった。
又、シールドガスは、ショックセンサユニット35、及びスウイングシャフト46を介して溶接用トーチ13内に供給されているため、このシールドガス用の通路を圧縮空気の通路とすることが考えられる。
ところが、圧縮空気の圧力は、シールドガスの圧力よりも、倍以上大きいため、単にそのまま共通の通路とすると問題があった。例えば、ショックセンサユニット内部に圧縮空気を通すと、駒部材48とセンサボディ43間から圧縮空気が漏出して絶縁フード53が膨らみ、さらに漏出した空気が絶縁フードから外部へ漏れてしまい、このため、溶接用トーチまで高圧の空気が流れず、スパッタ除去の効果が落ちることになる。さらに、絶縁フード53はバンドで止着されているため、絶縁フード内で5〜10kgf/cmの高圧力がダイレクトに絶縁フードにかかってしまうと絶縁フード53が耐えられない。又、このように高圧力が絶縁フード53に印加されると、耐久的にも弱い問題がある。
本発明の目的は、ショックセンサユニットのセンサボディと駒部材間のシール性を上げることにより、同ユニット内をエアーブロー用の圧縮空気の通過ができるとともに、シールドガスと圧縮空気の供給通路にでき、その結果、圧縮空気の管路の外配をなくすことができる溶接用トーチ組立体及び溶接用ロボットを提供することにある。又、本発明の目的は、溶接用トーチに対して圧縮空気及びシールドガスの管路の外配がないため、これらの管路によってワークや、治具に干渉することがない溶接用トーチ組立体及び溶接用ロボットを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、溶接用ロボットのマニピュレータに対して取付けされるショックセンサユニットと、同ショックセンサユニットに対して移動自在に支持された支持部材を介して取付けされた溶接用トーチとを備え、前記ショックセンサユニット、前記支持部材及び前記溶接用トーチ内にはシールドガスが通過する通路がそれぞれ設けられ、前記ショックセンサユニットが、センサボディと、前記支持部材の移動に伴って同センサボディ内を摺動自在に移動するとともに、ショックセンサユニットの前記通路の一部となる貫通孔を有した駒部材と、前記駒部材の移動に伴う物理量の変化を検出する検出手段を備えた溶接用トーチ組立体において、前記ショックセンサユニット、前記支持部材及び前記溶接用トーチの通路が、圧縮空気の通路として兼用されるとともに前記駒部材にはセンサボディに摺接するとともに、前記圧縮空気の漏出を防止するシール部材が設けられていることを特徴とする溶接用トーチ組立体を要旨とするものである。
請求項2の発明は、請求項1において、前記センサボディが、導電性を有して給電ケーブルに電気的に接続され、前記支持部材の自由端部が前記センサボディに対して動作可能に貫通されるとともに膨出部を有し、同膨出部が前記センサボディの底部に係止可能に形成され、前記センサボディと前記溶接用トーチが有する導通部が電気的に接続されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2において、前記センサボディと、前記溶接用トーチの導通部間は、導電部材を介して電気的に接続され、前記導電部材と、同導電部材を接続するセンサボディの接続導電部及び溶接用トーチの接続導電部が絶縁部材にて覆われていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の溶接用トーチ組立体が、マニピュレータに取付けされた溶接用ロボットを要旨とするものである。
請求項1の溶接用トーチ組立体の発明によれば、ショックセンサユニットのセンサボディと駒部材間のシール性を上げることにより、ショックセンサユニット内をエアーブロー用の圧縮空気の通過ができるとともに、同ショックセンサ内をシールドガスと圧縮空気の供給通路にでき、その結果、圧縮空気の管路の外配をなくすことができる。又、請求項1の発明によれば、溶接用トーチに対して圧縮空気及びシールドガスの管路の外配がないため、これらの管路によってワークや、治具に干渉することがない。
請求項2の溶接用トーチ組立体の発明によれば、センサボディが導電性を有して、給電ケーブルに電気的に接続されるため、従来外配されていた中継パワーケーブルが必要でなくなり、中継パワーケーブルによるワークや、治具への干渉がなくなる効果を併せ持つことができる。このようにして溶接用ケーブルに繋がるケーブル、管路が外配されないため、ワークや、治具への干渉がなくなる。
請求項3の溶接用トーチ組立体の発明によれば、センサボディと、溶接用トーチとの間が導電部材を介して電気的に接続され、前記導電部材を接続するセンサボディの接続導電部及び溶接接用トーチの接続導電部が絶縁部材にて覆われているため、帯電する部位が露出されなくなる。
請求項4の発明によれば、請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の効果を容易に実現する溶接用ロボットを提供することができる。
以下、本発明を具体化した溶接用トーチ組立体を備えた溶接用ロボットの一実施形態を図1〜5を参照して説明する。なお、本実施形態の溶接用ロボットは、前記従来例で説明した溶接用ロボットの構成中、手首部12の揺動体24に取り付けされる溶接用トーチの周辺構成が異なるだけであるため、従来例と異なる構成を中心に説明し、従来例の構成と同一又は相当する構成については同一符号を付して説明を省略する。従って、本実施形態の溶接用ロボットも図8に示すように、給電ケーブルとしての一線式パワーケーブル30が上アーム22及び胴体23内に挿通されている。
図2(a)に示すように手首部12を構成する揺動体24には、モータ60が設けられ、モータ60が回転駆動すると同モータ60に設けられたハーモニック減速機61を介してギヤ62が回転駆動される。図3に示すように前記ギヤ62はその中心に中空部65を有するとともに揺動体24の先端に対して軸受63,64により回動自在に支持されている。ギヤ62には回転体66が同軸となるように一体的に取付けられ、ギヤ62とともに一体に回動可能する。回転体66の一部は図3に示すように揺動体24の側面から突出され一部は、揺動体24内に位置する。回転体66には、中空部65と同軸同径の中空部67が形成されている(図3参照)。又、回転体66のギヤ62とは反対側の端面に絶縁性の取付リング68が絶縁性のボルト69により取付けされている。ボルト69の材質は、例えば合成樹脂が挙げられるが、絶縁性であれば、材質は限定されない。取付リング68は中空部65と同軸に配置されるとともに同軸の中空部70が形成されている(図3参照)。ギヤ62,回転体66,取付リング68の中空部65,67,70にはショックセンサユニット72が嵌合されて取付けされている。ショックセンサユニット72はフローティングユニットに相当する。
このようにして、ショックセンサユニット72の一部が、手首部12である揺動体24に内蔵されている。すなわち、揺動体24内に配置されたギヤ62,回転体66内に対してショックセンサユニット72の一部を嵌合して配置されている。
ショックセンサユニット72のセンサボディ73は、円筒状のボディ本体74と、ボディ本体74の軸線方向の一端側開口を閉塞して一体に取付けられた給電アダプタ75と、ボディ本体74の軸線方向の他端側開口に取付けされた円筒状の掛止部材76を備える。ボディ本体74,給電アダプタ75,及び掛止部材76の材質は、導電性を有していれば、材質は限定されないが、金属であることが好ましい。
給電アダプタ75は、図2(a),3に示すように接続端がやや細くなった中空体に形成され、一線式パワーケーブル30の先端のクランプ77を被せて締付けられることにより一線式パワーケーブル30の導電線79からクランプ77を経て電力が供給される。なお、図2(a)において、一線式パワーケーブル30内に配置され、溶接用ワイヤ15を送給するコンジットパイプは説明の便宜上省略されている。
ボディ本体74の外周面において掛止部材76寄りの部位には取付フランジ81が形成され、同取付フランジ81が取付リング68に当接された状態でボルト82により着脱自在に取付けされている。ボルト82は絶縁性の材質であっても、導電性の材質であってもよい。
又、ボディ本体74には、有蓋筒状の絶縁性カバー71が被せられている。絶縁性カバー71は、その頂部からは前記給電アダプタ75が突出する透孔71aが形成され(図3参照)、下部は絶縁性の取付リング68と内周面と重なるように延出されている。絶縁性カバー71により、センサボディ73の外周面とギヤ62間、及びセンサボディ73の外周面と取付リング68間が絶縁されている。
ボディ本体74の収納空間には、駒部材としてのスプリングガイド83がボディ本体74の軸線方向に沿って摺動自在(すなわち、移動自在)に収納されている。スプリングガイド83は、有底円筒状に形成されるとともに底部にボディ本体74の軸線と同軸に貫通孔86が形成され、さらに、外周面には複数の周溝83a,83bが形成されている(図2(b)参照)。スプリングガイド83の形状は円筒形状に限定されるものではなく、前記収納空間を形成するボディ本体74の内周面を摺動できる形状であればよく、例えばブロック状であってもよい。又、本実施形態では、周溝の数は2つとしているが、数は限定されるものではなく、1つでも良く、或いは3つ以上でもよい。周溝83a,83b内にそれぞれシール部材としての摺動シール84と、同じくシール部材としてのOリング85が嵌合されている。同シール部材がスプリングガイド83に設けられることにより、スプリングガイド83の摺動時におけるボディ本体74とスプリングガイド83間のシール性を保持するようにされるとともに、後述する圧縮空気がセンサボディ73を通過する際にも、そのシール性が失われないようになっている。
ボディ本体74内には付勢手段としてのコイルスプリング87が収納され、コイルスプリング87によりスプリングガイド83が掛止部材76側へ付勢されている。そして、ショックセンサユニット72は、溶接用トーチ13が物に当接した際にその当接による振動の減衰を前記コイルスプリング87と、スプリングガイド83とセンサボディ73内に供給されるシールドガス又は圧縮空気の抵抗(例えばガスの移動による抵抗)とにより行うショックアブソーバの機能がある。
前記掛止部材76はボディ本体74の収納空間の内径よりも径が縮径された貫通孔88が形成されている(図2(b)参照)。貫通孔88内には支持部材としてのスウイングシャフト46が貫通されている。そして、スウイングシャフト46は、その自由端部に膨出部47が形成され、ボディ本体74に対してその軸線に沿って摺動可能にされ、かつセンサボディ73の底部である掛止部材76に対して揺動可能に膨出部47にて支持されている。
スウイングシャフト46の膨出部47の端面47a及びスプリングガイド83の底面83cは図2(b)に示すように平面に形成され、両者が当接した際に密着可能である。
又、スウイングシャフト46がボディ本体74に対してその軸線に沿って摺動した際、或いは図4に示すようにセンサボディ73の掛止部材76に対して揺動した際、スプリングガイド83をコイルスプリング87の付勢力に抗してボディ本体74の軸線方向に移動させる。このときのスプリングガイド83の移動により、スプリングガイド83の側部に設けられたドッグD(図2(b)、図4参照)が、ボディ本体74内に設けられたスイッチSが検出作動する。このスプリングガイド83が移動する際、ボディ本体74とスプリングガイド83で囲まれた空間は、高圧のシールドガス又は圧縮空気が充填されてダンピング機能を発揮するため、衝撃吸収ができる。なお、図4においては、説明の便宜上、後述する可撓性銅線90は省略されている。
スウイングシャフト46の先端には溶接用トーチ13が取付けされている。掛止部材76の下部とスウイングシャフト46の下端部に設けられた電力入力金具89間は、導電部材としての可撓性銅線90が連結されている。又、スウイングシャフト46の下端部は、溶接用トーチ13のトーチボディ92に設けられた取付端部に対して螺合等により着脱自在に連結され、同溶接用トーチ13を支持している。そして、溶接用トーチ13がスウイングシャフト46連結された状態で、電力入力金具89は、溶接用トーチ13のトーチボディ92に対して電気的に接続されている。
一方、一線式パワーケーブル30内においてコンジットパイプにてガイドされた溶接用ワイヤは図示はしないがコンジットパイプにガイドされた状態で、給電アダプタ75、スプリングガイド83、スウイングシャフト46にそれぞれ設けられた貫通孔75a,86等の空間領域を介して溶接用トーチ13内に導入されている。
従って、一線式パワーケーブル30の導電線79からクランプ77を経て給電アダプタ75に供給された電力は、ボディ本体74、掛止部材76、可撓性銅線90、電力入力金具89を介して溶接用トーチ13の導通部としてのトーチボディ92に供給される。又、トーチボディ92に供給された電力は、後述するトーチボディ92、給電チップ93等の導通部を介して給電チップ93に内接する溶接用ワイヤに供給される(図5参照)。
このようにして、溶接用トーチ13の導通部は、センサボディ73に対して導電部材としての可撓性銅線90を介して電気的に接続されている。なお、導電部材は可撓性銅線に限定されるものではなく、他の金属線であってもよく、例えば、銀線であってもよい。
又、取付リング68の外周面と溶接用トーチ13の取付け端部間は、絶縁部材としての蛇腹状の絶縁フード91にて覆われている。絶縁フード91は、絶縁性のゴムや、絶縁性の合成樹脂から形成されている。絶縁フードは、蛇腹状の代わりに伸縮性を備えた材質であってもよい。この絶縁フード91により、取付リング68にて覆われていないボディ本体74の一部(例えば、取付フランジ81)、掛止部材76、可撓性銅線90、電力入力金具89が覆われている。
ここで、取付リング68にて覆われていないボディ本体74の一部(例えば、取付フランジ81)及び電力入力金具89は、本発明の「導電部材を接続するセンサボディ及び溶接用トーチの接続導電部」に相当する。又、前記取付リング68にて覆われていないボディ本体74の一部(例えば、取付フランジ81)、掛止部材76、可撓性銅線90、電力入力金具89は帯電する部位となる。
本実施形態では、ショックセンサユニット72、溶接用トーチ13、スウイングシャフト46(支持部材)及びこれらに付設された部材により溶接用トーチ組立体が構成されている。
次に、溶接用トーチ13の先端部の構成を図5を参照して説明する。
同図に示すように、トーチボディ92の先端開口には給電チップ93が螺合されている。又、トーチボディ92の先端側面にはシールドガス噴出口92aが設けられている。そして、トーチボディ92の先端の周囲には、側面にシールドガス噴出口94を有するとともに絶縁材からなるオリフィス95が設けられている。又、トーチボディ92の周囲には、絶縁材からなる絶縁ブッシュ96が配設され、絶縁ブッシュ96の先端と前記給電チップ93を囲繞するようにノズル97が設けられている。
又、オリフィス95の一端には突出部98が外側へ突出されて、ノズル97の一端に形成された切欠段部99に係止され、オリフィス95が絶縁ブッシュ96とノズル97との間で配置されている。
そして、ガスボンベ18から供給されたシールドガスは矢印に示すようにトーチボディ92のシールドガス噴出口92aを通り、オリフィス95のシールドガス噴出口94を通り、ノズル先端100から噴出されて、溶融池を空気から遮蔽する。
給電チップ93は、自身の軸線方向に形成されたワイヤ挿通孔(図示しない)にワイヤを挿通することによって溶接用ワイヤを案内し、かつ、溶接用電源装置17から供給された電力がトーチボディ92を通じて給電チップ93に供給されて、ワイヤが給電チップ93と内接することによって溶接用ワイヤに電力が供給される。オリフィス95は、溶融池から飛散するスパッタからトーチボディ92を保護している。
本実施形態では、溶接中には前記シールドガスが一線式パワーケーブル30、ショックセンサユニット72の通路、支持部材であるスウイングシャフト46の通路を介して溶接用トーチ13の通路に供給される。ここで、前記ショックセンサユニット72の通路は、給電アダプタ75の貫通孔75a、スプリングガイド83,ボディ本体74及び給電アダプタ75にて囲まれる空間、スプリングガイド83の貫通孔86である。又、スウイングシャフト46の通路は、スウイングシャフト46の貫通孔46aである。又、溶接用トーチ13の通路は、トーチボディ92の軸線方向に沿って形成された貫通孔である。
又、本実施形態では、溶接が行われていないときには、前記シールドガスに代えて圧縮空気が、図示しないコンプレッサから送出されて、一線式パワーケーブル30、ショックセンサユニット72の通路、支持部材であるスウイングシャフト46の通路を介して溶接用トーチ13の通路に供給される。そして、前述のようにトーチボディ92、シールドガス噴出口92a,オリフィス95のシールドガス噴出口94、ノズル先端100から噴出される。この圧縮空気の噴出により溶接中に付着した溶接用トーチ13のノズル97の先端開口付近に付着されたスパッタを吹き飛ばす。
又、圧縮空気が溶接用トーチ13内を通過することにより、溶接により熱くなった溶接用トーチ13が冷却される。なお、圧縮空気の圧力は、例えば、5〜10kgf/cm程度であり、それに対して、シールドガスの圧力は、約2kgf/cm程度であり、圧縮空気の方が高い圧力となっている。なお、前記圧力値は、例示であって、限定されるものではないが、いずれにしても圧縮空気の方がシールドガスよりも高い圧力である。
このようにしてショックセンサユニット72,スウイングシャフト46,トーチボディ92のそれぞれの通路は、シールドガスと圧縮空気の供給通路として兼用されている。
さて、上記のように構成された溶接用トーチ組立体を備えた溶接用ロボットは、下記の特徴がある。
(1) 本実施形態の溶接用トーチ組立体は、マニピュレータ11に対しショックセンサユニット72が取付けられ、ショックセンサユニット72に対して移動自在に支持されたスウイングシャフト46(支持部材)を介して溶接用トーチ13が支持されている。そして、ショックセンサユニット72、スウイングシャフト46及び溶接用トーチ13内にはシールドガスが通過する通路が設けられている。さらに、ショックセンサユニット72が、センサボディ73と、センサボディ73との間でショックセンサユニット72の通路を形成するスプリングガイド83と、スプリングガイド83の移動に伴うスプリングガイド83の変位を検出するスイッチSを備えている。
又、本実施形態の溶接用トーチ組立体は、ショックセンサユニット72、スウイングシャフト46及び溶接用トーチ13の通路が、圧縮空気の通路として兼用されるとともにスプリングガイド83にはセンサボディ73に摺接するとともに、圧縮空気の漏出を防止する摺動シール84,Oリング85(シール部材)が設けられている。この結果、ショックセンサユニット72のセンサボディ73とスプリングガイド83間のシール性を上げることにより、ショックセンサユニット72内をエアーブロー用の圧縮空気の通過ができる。さらに、同ショックセンサユニット72内をシールドガスと圧縮空気の供給通路にでき、その結果、圧縮空気の管路の外配をなくすことができる。又、本実施形態では、溶接用トーチ13に対して圧縮空気及びシールドガスの管路の外配がないため、これらの管路によってワークや、治具に干渉することがない。
(2) 本実施形態の溶接用トーチ組立体は、前述のようにスプリングガイド83にはセンサボディ73に摺接するとともに、摺動シール84,Oリング85(シール部材)が設けられていることから、センサボディ73とスプリングガイド83が直接的に接することが抑制され、スプリングガイド83の移動をスムースに動作させることができる。ここで、従来例では、駒部材48、センサボディ43が金属製であることから、駒部材48が繰り返して摺動すると、駒部材48とセンサボディ43が互いに接触するそれぞれの接触面が傷つき、駒部材48の動作がスムースに動かなくなる虞がある。なお、駒部材48の動作を良好に行うために、潤滑剤等を使用すると、溶接する際に使用しているシールドガスにその潤滑剤の成分が入り込み、溶接欠陥を引き起こす原因となる。又、駒部材の動作が悪くなると、繰り返し再現精度も悪くなる問題がある。
それに対しても本実施形態では、従来例の問題を解消することができる。
(3) 本実施形態では、センサボディ73が、導電性を有して一線式パワーケーブル30(給電ケーブル)に電気的に接続されている。そして、スウイングシャフト46の自由端部がセンサボディ73に対して動作可能に貫通されるとともに膨出部47を有し、センサボディ73の底部に係止可能に形成されている。又、センサボディ73と溶接用トーチ13が有するトーチボディ92(導通部)が電気的に接続されている。この結果、センサボディ73が導電性を有して、一線式パワーケーブル30に電気的に接続されるため、従来外配されていた中継パワーケーブルが必要でなくなり、中継パワーケーブルによるワークや、治具への干渉がなくなる効果を併せ持つことができる。このようにして溶接用ケーブルに繋がるケーブル、管路が外配されないため、ワークや、治具への干渉がなくなる。さらに、中継パワーケーブルがなくなった分、溶接用トーチや周辺部材の全体の外観をすっきりさせてシンプルにすることができ、溶接用トーチ及び周辺部材のデザインの自由度を上げることができる。
(4) 本実施形態の溶接用トーチ組立体では、センサボディ73と溶接用トーチ13のトーチボディ92間は、可撓性銅線90を介して電気的に接続され、可撓性銅線90と、可撓性銅線90を接続するセンサボディ73及び溶接用トーチ13の接続導電部が絶縁フード91にて覆われている。
この結果、取付リング68にて覆われていないボディ本体74の一部(例えば、取付フランジ81)、掛止部材76、可撓性銅線90、電力入力金具89のような帯電する部位が絶縁フード91にて覆われるため、感電の防止ができる。
(5) なお、従来例では、仮にショックセンサユニットを備えた溶接用トーチに対して、ショックセンサユニット内部に圧縮空気を通した場合、駒部材48とセンサボディ43間から圧縮空気が漏出して絶縁フード53が膨らみ、さらに漏出した空気が絶縁フード53から外部へ漏れてしまう。このため、溶接用トーチ13まで高圧の空気が流れず、スパッタ除去の効果が落ちる問題がある。又、従来は、通常絶縁フード53はバンドで止着されているため、絶縁フード53内で5〜10kgf/cmの高圧力がダイレクトに絶縁フードにかかってしまうと絶縁フード53が耐えられないためである。又、このように高圧の圧力が絶縁フードに印加されると、耐久的にも弱い。
それに対して、本実施形態の溶接用トーチ組立体では、前述のように摺動シール84,Oリング85(シール部材)が設けられていることから圧縮空気が漏れ出ることがないため、スパッタ除去の効果が落ちることがなく、絶縁フード91の耐久性が損なわれることがない。
(6) 本実施形態の溶接用トーチ組立体では、ショックセンサユニット72、スウイングシャフト46(支持部材)及び溶接用トーチ13の通路が、圧縮空気の通路として兼用されているため、溶接用トーチの強制空冷が可能となり、溶接用トーチ13の使用率をアップすることができる。
従来は、図10(a)に示すように、強制空冷を行いたい場合、溶接用トーチ13に管路37を接続するための部材等の別のラインナップが必要となっていたが、本実施形態では、管路37を接続するための部材、金具等が必要でなくなり、溶接用トーチを共通化できる効果がある。
(7) 本実施形態の溶接用ロボットは、上記のように構成された溶接用トーチ組立体を備えるため、上記(1)〜(6)の効果を奏する溶接ロボットを容易に実現できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、下記のように構成してもよい。
○ 従来例のショックセンサユニット35の構成中、図6(a)、(b)に示すように、管路37を省略するとともに駒部材48の周部に一対の周溝を設けて、前記実施形態と同様にシール部材としての摺動シール101、及びOリング102を嵌合するようにしてもよい。
このように構成しても前記実施形態の(1)、(2)、(4)、(5)と同様の効果を奏する。
○ 前記実施形態では、摺動シール84と、Oリング85を設けたが、摺動シール84を省略してもよい。又、Oリングの代わりに他のシール部材に代えても良い。
○ 前記実施形態では、ショックセンサユニット72の一部を手首部12に内蔵するようにしたが、全部を内蔵するようにしてもよい。このように構成すると、前記実施形態のトーチ長Lよりもさらに、短くすることができる。
○ 前記実施形態では、6軸の溶接用ロボットに具体化したが、5軸以下の溶接用ロボットや、7軸以上の溶接用ロボットに具体化してもよい。
○前記実施形態では、支持部材は、ショックセンサユニット72に対して傾動自在にかつショックセンサユニット72の軸線方向に移動自在にしたが、支持部材のショックセンサユニット72に対する移動方向は限定されるものではない。例えば、ショックセンサユニット72に対してその軸線方向に対して直交する横方向に移動自在にしてもよく、移動方向は限定されるものではない。
○ 前記実施形態では、検出手段は、駒部材の移動、すなわち、変位を検出するスイッチとしたが、検出手段として、駒部材とボディ本体間の存在するガスの圧力(ガス圧)を検出する圧力センサに変更しても良い。
この場合、圧力センサが検出した値が、溶接中であってシールドガスが供給されている場合には、シールドガスの圧力値よりも高い値を検出した場合、ロボットを停止するようにしてもよい。
又、圧縮空気が供給されてスパッタを吹き飛ばす清掃作業中の場合には、圧縮空気の圧力値よりも高い値を圧力センサが検出した場合、その検出に基づいてロボット制御装置がロボットを停止するようにしてもよい。
○ 前記実施形態の構成中、コイルスプリング87を省略してもよい。この場合、駒部材としてスプリングガイド83としたが、スプリングガイド83と同形状の駒部材或いは、ブロック形状にした駒部材とする。
○ 前記実施形態の構成中、特許文献2に記載のスリップ式給電機構、すなわち、エンドレス給電機構を給電アダプタ75に設けてもよい。このスリップ式給電機構を設けることにより、第6軸J6の回転による一線式パワーケーブル30の捻りを防止することができる。
本発明を具体化した一実施形態の手首部に対して溶接用トーチが取着されている構成の概略図。 (a)はショックセンサユニットの取付け状態を示す断面図、(b)は要部拡大図。 溶接用トーチと、ショックセンサユニットの分解図。 ショックセンサユニットの作用の説明図。 溶接用トーチの要部断面図。 (a)は他の実施形態の溶接用ロボットに使用されるショックセンサユニットの側面図、(b)は同じく他の実施形態の溶接用ロボットに使用されるショックセンサユニットを備えた溶接用トーチの断面図。 溶接用ロボットのシステムの概略図。 従来の溶接用ロボットの概略図。 溶接用トーチとショックセンサユニットが手首部に取付けられている状態の側面図。 (a)は溶接用トーチとショックセンサユニットの組立てられた状態の側面図、(b)は、同じく溶接用トーチとショックセンサユニットの断面図。
符号の説明
11…マニピュレータ、12…手首部、13…溶接用トーチ、
30…一線式パワーケーブル(給電ケーブル)、
43…センサボディ、46…スウイングシャフト(支持部材)
47…膨出部、48…駒部材、53…絶縁フード、
72…ショックセンサユニット、73…センサボディ、
83…スプリングガイド(駒部材)、84…摺動シール(シール部材)、
85…Oリング(シール部材)、92…トーチボディ、
102…摺動シール(シール部材)、103…Oリング(シール部材)。

Claims (4)

  1. 溶接用ロボットのマニピュレータに対して取付けされるショックセンサユニットと、同ショックセンサユニットに対して移動自在に支持された支持部材を介して取付けされた溶接用トーチとを備え、
    前記ショックセンサユニット、前記支持部材及び前記溶接用トーチ内にはシールドガスが通過する通路がそれぞれ設けられ、
    前記ショックセンサユニットが、センサボディと、前記支持部材の移動に伴って同センサボディ内を摺動自在に移動するとともに、ショックセンサユニットの前記通路の一部となる貫通孔を有した駒部材と、前記駒部材の移動に伴う物理量の変化を検出する検出手段を備えた溶接用トーチ組立体において、
    前記ショックセンサユニット、前記支持部材及び前記溶接用トーチの通路が、圧縮空気の通路として兼用されるとともに前記駒部材にはセンサボディに摺接するとともに、前記圧縮空気の漏出を防止するシール部材が設けられていることを特徴とする溶接用トーチ組立体。
  2. 前記センサボディが、導電性を有して給電ケーブルに電気的に接続され、
    前記支持部材の自由端部が前記センサボディに対して動作可能に貫通されるとともに膨出部を有し、同膨出部が前記センサボディの底部に係止可能に形成され、
    前記センサボディと前記溶接用トーチが有する導通部が電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の溶接用トーチ組立体。
  3. 前記センサボディと、前記溶接用トーチの導通部間は、導電部材を介して電気的に接続され、前記導電部材と、同導電部材を接続するセンサボディの接続導電部及び溶接用トーチの接続導電部が絶縁部材にて覆われていることを特徴とする請求項2に記載の溶接用トーチ組立体。
  4. 請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の溶接用トーチ組立体が、マニピュレータに取付けされた溶接用ロボット。
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