JP4112037B2 - X線診断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テーブル下枠と、テーブル下枠を水平軸の周りに旋回可能に支持するベースユニットと、テーブル下枠をベースユニットに対して相対変位させる変位装置とを備えるX線診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
かかる種類のX線診断装置はHU−PS207 431 より公知である。このX線診断装置において、テーブル下枠のベースユニットに対する相対変位はスピンドル駆動により実現されている。長手軸の周りに回転可能なスピンドルはテーブル下枠に取り付けられている。スピンドルはチェーンを介してテーブル下枠に取り付けられたモータにより駆動される。スピンドルには、床に連結されたベースユニットにスライドブロックと共に取り付けられたネジナットが螺合している。スライドブロックは、テーブル下枠にスピンドルに対して平行に延びるように取り付けられたガイドレール内をスライドする。スピンドルが駆動されると、テーブル下枠はベースユニットに対して相対的に変位される。ベースユニットの更に別の場所には、テーブル下枠に取り付けられたガイドレール上を転がるガイドローラが取り付けられている。ガイドレールは湾曲しているため、テーブル下枠には変位と同時に水平軸周りの旋回運動が生ずる。このため、ネジナットを備えるスライドブロックは、水平軸周りの旋回運動に追従し得るようベースユニットに回転可能に支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記X線診断装置に用いられる湾曲したガイドレールは、所望の旋回運動を達成するよう非常に小さな製造公差しか許されないため、その製造は非常に複雑かつ高価となる。スライドブロックをベースユニットに回転可能に支持することもまた問題を生じさせる。重量の大部分がスライドブロックにかかるため、軸受の摩耗が非常に大きくなるのである。全体的にみて、駆動機構の構成は複雑であり、また、非常に高い精度での製造を要求する高価な多数の部品を必要とする。
【0004】
従って、本発明の目的は、上述の如きX線診断装置を、単純で、可能な限り耐摩耗性が高くかつ廉価な部品を用いて構成することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記の目的は、案内ロッドの第1の点がベースユニットのヒンジ点に配置され、案内ロッドの第2の点がテーブル下枠のヒンジ点に配置され、これにより、前記テーブル下枠の前記ベースユニットに対する相対変位に、テーブル下枠の旋回運動が付加されたX線診断装置により達成される。
【0006】
本発明において、テーブル下枠の旋回運動は、十分に単純な部品により実現される。案内ロッドは単純であり、好ましくは、引張り力及び圧縮力を支持するように構成された直線ロッドである。案内ロッドは、テーブル下枠の水平旋回軸に対して垂直な平面内で旋回運動できるように、ベースユニット及びテーブル下枠に対して回動可能に設けられる。かかる回動可能な結合は、例えば単純なボールベアリングで実現することができる。
【0007】
本発明に係るX線診断装置において、テーブル下枠は、少なくとも120°にわたって、即ち、テーブルが鉛直方向(足が下)に延びる位置からテーブルが水平位置に対して反対向き(頭が下)に30°傾斜した位置まで旋回することができる。これにより、患者のX線画像観察を種々の位置で行なうことが可能となる。テーブル下枠の旋回は断続することなく均一で円滑である。
【0008】
本発明の一実施例において、テーブル下枠にはベースユニットに対して回動可能に支持されたスライドブロック上をスライドする案内レールが設けられる。装置重量の大部分は変位装置に作用する。この装置に作用する荷重を除去し、変位装置の摩耗を最小化するため、本実施例においては、重量の大部分はスライドブロックにより支持される。スライドブロックはテーブル下枠の旋回運動に追従し得るように、即ち、テーブル下枠と同期して長手軸の周りを旋回するようにベースに回転可能に支持される。
【0009】
装置の重量を更により均一に分布させるため、本発明の別の実施例において、テーブル下枠に平行な2本の案内レールが設けられ、ベースユニットにそれぞれ対応する案内レールがスライドする2本の回動可能なスライドブロックが設けられる。従って、テーブル下枠の支持は更に改良され、テーブル下枠が、テーブル下枠の水平旋回軸に対して垂直に延びる水平軸の周りに傾斜することが防止される。
【0010】
本発明に係る装置は、好ましくは平行な2本の案内ロッドを備え、ベースユニット及びテーブル下枠のヒンジ点は常に共通の水平シャフトに位置する。従って、旋回運動の際の装置の安定性が向上される。力は可能な限り多数の部品に分散されるため、摩耗は低減される。
本発明の好ましい実施例において、変位装置はテーブル下枠に取り付けられた歯付きラックと、ベースユニットに回転可能に取り付けられ、歯付きラックと噛合するギアホイールとを備える。これらの部品の製造は非常に単純かつ廉価である。更に、かかる部品の摩耗は極めて僅かである。かかる単純な部品の交換も非常に容易である。
【0011】
本発明の更に別の好ましい実施例において、変位装置は、テーブル下枠に取り付けられた平行な2本の歯付きラックと、ベースユニットに回転可能に支持され、それぞれ対応する歯付きラックと噛合する平行な2本のギアホイールとを備え、ギアホイールはモータにより駆動される共通の駆動シャフトに取り付けられる。その結果、旋回運動は特に円滑で均一となる。
【0012】
あるいは、本発明の更なる実施例において、変位装置はテーブル下枠に取り付けられたスピンドルと、ベースユニットに回転可能に支持され、スピンドルと螺合するネジナットとを備える。この比較的単純な構成によっても、テーブル下枠のベースユニットに対する所望の相対変位が実現される。
直線的な部品の場合、製造は特に簡単で廉価である。例えば、案内レール及び歯付きラックは直線的に構成され、互いに平行に配置される。
【0013】
以下、図面を参照して、本発明について説明する。図1に示すX線診断装置はテーブルユニット18を備えている。テーブルユニット18はテーブル1を備えている。テーブル1は、移動架台ユニット20を介してテーブル下枠2の上を変位できるように取り付けられている。テーブル1の下方には、支持部5に取り付けられたX線管(図示せず)が配設されている。テーブル1の上方において、光増幅器を備えるX線スポット写真装置6が支持部5に取り付けられている。テーブル1の下方には、床に連結されたベースユニット3、及び、モータ4が設置されている。中心軸が軸11を構成する駆動シャフト19は図面に対して垂直に延びるように配置されている。駆動シャフト19の水平方向の位置は、図1において必ずしも正確ではない。駆動シャフト19はベースユニット3に回転可能に支持されており、モータ4により駆動される。2つのギアホイール15が駆動シャフト19に取り付けられている。テーブル下枠2の下側には、テーブル1に対して平行に延びる平行な2本の直線状の歯付きラック14が設けられている。歯付きラック14には夫々対応するギアホイール15が係合している。
【0014】
2つのスライドブロック10もまた駆動シャフト19に取り付けられている。テーブル下枠2の下側で歯付きラック14に対して平行に延びる案内レール8はスライドブロック10上をスライドする。
平行な2本の案内ロッド9の端部は、ベースユニット3内を軸11に対して平行に延びるシャフト12上のヒンジ点Aにおいて回転可能に支持されている。2本の案内ロッド9の他端は、テーブル下枠2側の、シャフト12に対して平行に延びる更に別のシャフト13上のヒンジ点Bにおいて回転可能に支持されている。このため、案内ロッド9は図面に平行な平面内でシャフト12の周りを旋回することができる。
【0015】
テーブル1を図示された水平位置から別の位置、例えば垂直位置へ移動させる場合には、2つのギアホイール15を備えるシャフト19をモータ4により駆動する。ギアホイール15は歯付きラック14に係合しているため、テーブル下枠2はベースユニット3に対して相対的に変位する。そして、テーブル下枠2はスライドブロック10上を案内レール8に案内されながらスライドする。案内ロッド9によって、かかる変位が生ずるのと同時に、テーブル下枠2が軸11に対して平行に延びる水平軸の周りを旋回し、その空間内での位置を変化させることが保証される。テーブル下枠2の旋回運動の間、案内ロッド9のヒンジ点Bは、この案内ロッドのヒンジ点Aを中心とする図1の図面に平行な平面内の円弧上を移動する。
【0016】
図2は図1に示すX線診断装置の正面図である。図2はテーブル1の下方に配置されたX線管21を示している。テーブル下枠2はX線管21に隣接して配置されており、更にその下方にはベースユニット3が配置されている。ベースユニット3は、例えば金属製の2つの鉛直壁22及び23を備えている。鉛直壁22及び23には駆動シャフト19が回転可能に支持されている。ギアホイール15はそれぞれモータ4の両側において駆動シャフト19に取り付けられている。更に、スライドブロック10もまたそれぞれモータ4の両側において駆動シャフト19に取り付けられている。スライドブロック10は駆動シャフト19に回転可能に支持されている。即ち、スライドブロック10は駆動シャフト19に固定されておらず、従って、スライドブロック10は駆動シャフト19の回転駆動運動に追従しない。
【0017】
各スライドブロック10の上方において、テーブル下枠2に案内レール8が設けられている。歯付きラック14は、部分的に各案内レール8に隣接して延び、部分的に各案内レール8の下方を延びるようにテーブル下枠2に固定されている。軸11の上方において、案内ロッド9のヒンジ点Aを備えるシャフト12は2つの壁22及び23を貫通して延びている。シャフト12の上方には、案内ロッド9のヒンジ点Bが配置されたシャフト13が配置されている。
【0018】
以下、特に、スライドブロック10の構成について図3を参照して詳細に説明する。図3は、モータ4の図2中右側における駆動シャフト19の周囲の領域を示している。実際の実施例において、以下に説明する要素はモータ4の左側にも、好ましくはモータ4の中心軸に対して対称に存在しているが、明瞭化のためその説明は省略する。しかしながら、変位装置の適正な動作のためには、モータ4の片側に位置する図示した要素のみで十分であることに注意されるべきである。
【0019】
駆動シャフト19はベースユニット3の壁23にベアリング24により回転可能に支持されている。駆動シャフト19に固定されたギアホイール15は歯付きラック14に噛合している。歯付きラック14は案内レール8の一部に固定されている。案内レール8自体はテーブル下枠2に固定されている。ベアリング25、26はギアホイール15を挟んで両側に設けられている。スライドブロック10は上記ベアリングに回転可能に支持されている。案内レール8はスライドブロック10上のスライド面27上をスライドする。
【0020】
歯付きラック14は、その上側のモータ4に面する側に凹部を備えている。この凹部にスライドブロック10の一部が係合することで、スライドブロック10と歯付きラック14との間にスライド面28が形成されている。
スライドブロック10及び案内レール8は装置及び患者の重量の大部分を支持する役割を有している。X線診断装置は案内レール8及びスライドブロック10を用いることなく構成され得るが、その場合、歯付きラック14及びギアホイール15に重量の大部分がかかることになるため、これら2つの要素には大きな摩耗が生ずる。図示する実施例において、スライド面27上のスライドブロック10が重量の大部分を支持する。テーブル下枠2の旋回位置によっては、重量の一部はスライド面28に作用する。
【0021】
図4は、テーブル1が鉛直位置(足が下)にある状態の本発明に係るX線診断装置を示す。この状態ではギアホイール15は、ギアホイール15が歯付きラック14の一端位置に達するまでテーブル下枠2を歯付きラック14と共に変位させている。案内ロッド9はテーブル下枠2及びテーブル1を鉛直位置へ旋回させている。図示する位置において、案内ロッド9はほぼ全重量を支持している。スライドブロック10及びスライド面28には小さな力しか作用しない(図3を参照)。
【0022】
図5はテーブル1が水平位置に対して反対向き(頭が下)に30°旋回した位置のX線診断装置を示す。図4に示す位置と比較すると、ギアホイール15は歯付きラック14の他端に位置している。図4に示す位置から図5に示す位置に到達するため、テーブル下枠2はギアホイール15及び歯付きラック14により変位される。その際、案内ロッド9は図面に平行な面内を移動する。案内ロッド9のヒンジ点Bは、先ず、テーブル1が水平位置に達するまでシャフト12の周りを反時計周り方向に下降移動する。すなわち、テーブル1が水平位置に達するときに、ヒンジ点Bが最低位置に達することとなる。続いて、このヒンジ点Bは、案内ロッド9が図5に示す位置に達するまでシャフト12の周囲を時計周り方向に上昇移動する。ヒンジ点Bと軸11との間の距離は、テーブル1が水平位置に達したときに、ヒンジ点Bとテーブル下枠2の底面との間の距離に軸11とテーブル下枠2の底面との間の距離を加えた合計距離に等しくなり、ヒンジ点Bと軸11との間の距離は、その合計距離より短くなることはなく、かつ、その状態で変位できるのはヒンジ点Bのみであって、ヒンジ点A及び軸11は変位できないからである。
【0023】
図6は、スピンドル駆動機構を備える本発明に係るX線診断装置の別の実施例を示す。スライドブロック29は、ベースユニット3に旋回可能に取り付けられていると共にテーブル下枠2に設けられた案内レール30上をスライドすることで、テーブル下枠2の旋回運動に追従することができる。スライドブロック29はネジナット31を収容している。ネジナット31は、テーブル下枠2に設けられた案内レール30の下方に取り付けられ、ネジナット31のネジ山と螺合する歯を備えるスピンドル32に係合している。ネジナット31は例えばチェーン33を介してギアホイール36を備えるシャフト35により駆動される。シャフト35はテーブル下枠2に取り付けられたモータ34により駆動される。ネジナット31はスライドブロック29と共にベースユニット3に連結され、テーブル下枠2の旋回運動には追従するが水平方向に変位することはできないため、ネジナット31が回転するとテーブル下枠2はスピンドル32によりベースユニット3に対して相対的に変位する。本実施例においても、重量の大部分はスライドブロック及びガイドレールにかかり、ネジナット及びスピンドルにはかからないことで、これら構成部品の摩耗は低減される。
【0024】
案内ロッド9は、テーブル下枠2の位置によって変化する引張り力及び圧縮力を支持できるように構成されなければならない。シャフト11、12、及び13の位置は、最小のテーブル高さが得られると共に、テーブル下枠2の下方に付添いの職員又は患者のための適正な隙間が確保されるように選択される。一方、構成部品の摩耗を最小限に抑えるため、力は各軸受にできるだけ分配されるべきである。
【0025】
図1に示す実施例において、テーブル高さは約850mmであり、ヒンジ点Aは床上435mmに設けられ、ヒンジ点Bは床上625mmに設けられている。軸11は床上255mmに配置されている。ヒンジ点A及びBの間の距離は約400mmであり、ヒンジ点Aと軸11との間の距離は約370mmである。
一般的にいえば、テーブル下枠に取り付けられた変位装置の部分(例えば、図1の歯付きラック)は、テーブル下枠が並進運動に加えて旋回運動を行なえるように、1本の軸のみに沿ってベースユニットに支持される。ヒンジ点Aは、床に対して鉛直に延び、軸11を含む平面内に位置しなくともよい。ヒンジ点Bは、床からの距離がヒンジ点Aの高さよりも大きくなるように配置される。
【0026】
X線診断装置の図示する何れの実施例においても、一組のギアホイール、一組の歯付きラック、一組のスライドブロック、一組の案内レール、及び一組の案内ロッドが設けられている。しかしながら、本発明の目的を達成する上では、このことは不要である。上記要素を何れも単独で設け、あるいは、例えばギアホイール及び歯付きラックのような組をなす要素のみを2つ設けた実施例も可能である。
【0027】
本発明において、テーブル下枠が歯付きラックと噛合するギアホイールによって駆動されるか、あるいは、スピンドル駆動により駆動されるかは問題ではない。例えば液圧により駆動してもよいのである。重要なのは、駆動によって、テーブル下枠のベースユニットに対する相対変位が実現されることである。
本発明に係るX線診断装置において、テーブル下枠の、断続することのない全体として均一で円滑な旋回運動が少なくとも120°の旋回範囲にわたって実現されている。
【0028】
更に、テーブル下枠の旋回は、廉価に製造することが可能な比較的単純な部品により実現されている。部品の構成及び組み立ては非常に単純であるため、装置は非常に高い信頼性で動作し、メインテナンスはほとんど不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るX線診断装置の側面図である。
【図2】図1に示すX線診断装置の正面図である。
【図3】図2に示す装置の詳細図である。
【図4】図1とは異なる位置にあるX線診断装置を示す図である。
【図5】図1とは異なる位置にあるX線診断装置を示す図である。
【図6】スピンドル駆動装置を備える本発明に係るX線診断装置の更に別の実施例を示す図である。
【符号の説明】
2 テーブル下枠
3 ベースユニット
4 変位装置
9 案内ロッド
10、29 スライドブロック
14 歯付きラック
15 ギアホイール
19 駆動シャフト
31 ネジナット
32 スピンドル

Claims (6)

  1. テーブル下枠と、該テーブル下枠を水平軸の周りに旋回可能に支持するベースユニットと、前記テーブル下枠を前記ベースユニットに対して相対変位させる変位装置とを備えるX線診断装置であって、
    案内ロッドの第1の点が前記ベースユニットの第1ヒンジ点に配置され、前記案内ロッドの第2の点が前記テーブル下枠の第2ヒンジ点に配置され、これにより、前記テーブル下枠の前記ベースユニットに対する相対変位に、前記テーブル下枠の旋回運動が付加され、
    前記変位装置は、前記テーブル下枠に取り付けられた直線的な部品と、前記ベースユニットに回転可能に取り付けられ、前記直線的な部品と係合する部品とを含み、
    前記テーブル下枠は、前記ベースユニットに回動可能に設けられたスライドブロック上をスライドする案内レールを備える、
    ことを特徴とするX線診断装置。
  2. 前記テーブル下枠は平行な2本の案内レールを備え、前記ベースユニットは、それぞれ前記案内レールがスライドする回動可能な2つのスライドブロックを備えることを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  3. 平行な2本の案内ロッドを備え、前記ベースユニットにおける各案内ロッドの第1ヒンジ点及び前記テーブル下枠における各案内ロッドの第2ヒンジ点はそれぞれ常に共通のシャフト上に位置することを特徴とする請求項1又は2記載のX線診断装置。
  4. 前記変位装置は、前記テーブル下枠に取り付けられた歯付きラックと、前記ベースユニットに回転可能に支持され、前記歯付きラックと噛合するギアホイールとを備えることを特徴とする請求項1乃至のうち何れか1項記載のX線診断装置。
  5. 前記変位装置は、前記テーブル下枠に取り付けられた平行な2本の歯付きラックと、前記ベースユニットに回転可能に支持され、それぞれ対応する歯付きラックと噛合する平行な2本のギアホイールとを備え、前記ギアホイールはモータにより駆動される共通の駆動シャフトに取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至のうち何れか1項記載のX線診断装置。
  6. 前記変位装置は、前記テーブル下枠に取り付けられたスピンドルと、前記ベースユニットに回動可能に支持され、前記スピンドルに螺合するネジナットとを備えることを特徴とする請求項1乃至のうち何れか1項記載のX線診断装置。
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