JP4110504B2 - 真空用モータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、真空環境で使用される半導体製造装置のリニアステージ等を駆動する真空用モータに関する。
【0002】
【従来の技術】
真空環境で使用される機器には、ガス放出が少ないことが要求される。真空中でのガスの放出は、材料表面に吸着された物質の脱離や、材料内部に吸蔵されるガスの拡散により生ずる。そこで、真空環境で使用される機器は、ガス放出が少ない材料で構成される。
【0003】
本発明のモータに関連して、特開2000−4572号公報に記載されているようなガラス布をエポキシ樹脂で固めて構成されたキャン構造を有するリニアモータが提案されている。
【0004】
図9は従来のキャンの構成を示す構成説明図であり、101が筐体、102がキャン、106が樹脂板である。従来のリニアモータでは、図9に示したようなキャン構造が取られていた。
【0005】
この例では、樹脂板106を、ガラス繊維を充填した樹脂、もしくはカーボン繊維を充填した樹脂で構成したことにより、ヤング率を高くできる共に薄肉化が可能でありモータの重量を軽くすることが可能である。また、この例では冷媒通路に冷媒のフロリナートを流すことにより、電機子巻線を冷却することが可能である。
【0006】
一方、キャンにガス放出の少ない金属を用いると、渦電流が生じモータ損失が増大してしまう。
【0007】
図10は、従来例を示す真空用アキシャルギャップモータの側断面図を示している。図10において、1はステータコア、2はコイル、3はモールド樹脂、4はステータハウジングである。低・中真空領域の用途では、この例のように、真空内にモールド樹脂3が露出されたコイル構造のモータが用いられてきた。ところが、図10に示した真空用モータでは、コイル2をモールドした樹脂3からのガス放出速度が多く、到達圧力が高くなるため、高真空領域の用途では目標とする真空度が得られない。さらに、樹脂3からは有機系ガスが放出され、真空環境を汚染するといった問題がある。
【0008】
そこで、ガス放出速度を低減するため、モールド樹脂を金属製キャンで覆うことが公知技術として実施されている。モールド樹脂を金属製のキャンで覆うことにより、大気中の水蒸気の吸着や吸収が、モールド樹脂に比較して極端に少なくなるため、真空におけるガス放出速度は大幅に低減できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した樹脂製キャンを用いた従来のリニアモータでは、真空環境で半導体露光装置のリニアステージ駆動として用いるときに、キャン表面に吸着されたガスの脱離や、キャン内部に吸蔵されるガスの表面への拡散によりガス放出が生ずる。一般的に樹脂からのガス放出速度が大きいために、目標の到達圧力を得ることができないといった問題がある。
【0010】
更に、樹脂から放出される有機系ガスが真空環境を汚染し、シリコンウエハや装置内部を汚染するといった問題がある。
【0011】
また、金属製のキャン構造では、ガス放出速度が小さく、有機系ガスの放出もないが、渦電流損を生じるのでモータの特性が低下する上、製作しにくいのでコストが高くなるといった問題がある。
【0012】
一方、図10に示した従来の真空用モータでは、先にも述べたようにコイルをモールドした樹脂からのガス放出速度が多く、到達圧力が高くなり目標とする真空度が得られない。さらに、樹脂からは有機系ガスが放出され、真空環境を汚染するといった問題がある。
【0013】
本発明は、これらの問題に鑑みてなされたものであり、真空環境に暴露されても、樹脂からのガス放出速度が小さく、また真空環境を汚染するガスの発生が少なく、さらに渦電流による損失が少ない真空モータを提供することを目的としたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、少なくとも一部が樹脂製キャンで構成された真空用モータにおいて、前記樹脂の表面の少なくとも一部が無機質の皮膜で被覆されていることを特徴とする。
【0016】
無機質の皮膜としては、金属、セラミックスあるいは無電解ニッケルめっきが適している。また、本発明は、リニアモータに適用することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明において、無機質の皮膜で被覆した理由は以下のとおりである。一般に、金属やセラミックスなどの無機質材料の表面や内部にはガスの吸着や吸蔵が少なく、樹脂などに比較すると真空内におけるガス放出速度は小さい。また、金属やセラミックスなどの無機質材料では、有機系のガスを材料中に有することが無く、真空雰囲気を汚染する有機ガスの発生が少ない。
【0018】
特に、巻線を有する電気装苛手段が固定子で、永久磁石により構成される磁気装荷手段が移動子であるリニアモータの場合、該固定子を覆うキャンの表面積が比較的大きくなるため、放出ガスの問題を低減する効果は一層大きい。
【0019】
次に、本発明の実施形態について図を参照して詳細に説明する。図1は本発明によるキャンの構成説明図、図2は本発明の実施例を示す真空用アキシャルギャップモータのステータの側断面図、図3は本発明の実施例を示すリニアモータの斜視図、図4は正断面図である。
【0020】
図3において、100が固定子、101が筐体、102がキャン、103がキャン固定用ボルト、104が押え板、105が端子台、204が冷媒供給口、205が冷媒排出口、200が可動子、201が界磁ヨーク支持部材、202が界磁ヨーク、203が永久磁石である。
【0021】
可動子200は、永久磁石203間に固定子100の電機子が配置され、図示しないリニアガイド、エアスライダ、滑り案内等によって支持されている。所定の電流を電機子巻線に流すと永久磁石203の作る磁界との作用により可動子200に推力が発生し、可動子200は矢印で示す進行方向に移動する。
【0022】
図4において、固定子100は、内部を中空とする口の字形の金属筐体101、筐体101の外形を象った板状の樹脂製キャン102、キャン102を筐体101に固定するためのキャン固定用ボルト103、キャン固定用ボルト103の通し穴を持ち、キャンを均等な荷重でもって押さえるための押え板104、筐体101の中空内に配置された3相の電機子巻線108、電機子巻線108を固定している巻線固定枠109、筐体101とキャン102の中を冷媒が通過する冷媒通路110、筐体101の縁よりも少し大きめに象られたOリング111、巻線固定枠109と筐体101を固定するための巻線固定用ボルト112により構成されている。
【0023】
図1において、キャン102は、樹脂板106と筐体101とからなり、樹脂板材106の表面に無機質皮膜107が設けられ構成されている。なお、本実施例では、樹脂板106はガラス布をエポキシ樹脂で固めたGFRP、もしくはカーボン繊維をエポキシ樹脂で固めたCFRPを用いている。
【0024】
また、本発明の実施例では、電機子巻線108により構成される電気装苛手段を固定子100、永久磁石203により構成される磁気装荷手段を可動子200としているが、その逆も成り立つことは当然である。
【0025】
図2は本発明の実施例を示す真空用アキシャルギャップモータのステータの側断面図を示す。対地間絶縁を施したステータコア1にワニス含浸処理したコイル2を挿入した後、高粘度の樹脂3をモールドし、150℃で硬化させた。このように絶縁処理されたステータのモールド3の表面に無機質の皮膜5を設けた。なお、4はステータハウジングである。
【0026】
【実施例1】
実施例1
本実施例では、無機質の皮膜107として無電解ニッケルめっき処理を施した。ここで、ニッケルなどの金属皮膜の厚さは、薄すぎるとピンホールなど下地の樹脂と貫通した欠陥が発生する原因となり、貫通した欠陥部からのガス放出が起こるので良くない。また、厚すぎると渦電流損が大きくなったり、割れや剥離を生じやすくなったりするので良くない。したがって、無電解ニッケルめっきの皮膜厚さは0.5mmから50mmの範囲が適切である。めっき処理前には密着性を向上させるため、ショットブラスト処理により表面をあらしたほうが良い。なお、めっき皮膜を真空にさらされる樹脂の面だけに被覆しても良いが、筐体との境界面のわずかな隙間からのガス放出が起こるので、図1に示したように樹脂の全面を被覆する方が望ましい。
【0027】
図5は、このように無電解ニッケルめっき処理を施した本実施例によるリニアモータと、従来例として無電解ニッケルめっき処理をしていないリニアモータ(未処理品)とを組み込んだ真空装置において、室温で排気したときの排気時間と圧力との関係を示した特性図である。無電解ニッケルめっき処理を施したリニアモータを組み込んだ場合の圧力は、従来例よりも3桁程度減少している。
【0028】
図6は無電解ニッケルめっき処理を施した本実施例によるリニアモータと、従来例として無電解ニッケルめっき処理をしていないリニアモータ(未処理品)とを組み込んだ真空装置において、真空環境で放出されるガス成分を四重極質量分析計で調べた例である。従来例では、質量数28近辺や、40近辺、質量数50以上などの有機系ガスの放出が認められたが、本実施例では有機系ガスの放出は一切認められていない。
【0029】
なお、金属の皮膜5を設ける手段として、無電解めっき処理の他に、溶融めっき法、真空蒸着法、溶射法などの方法を用いても構わない。また、該金属の材質は、ニッケルの他に、アルミニウム、銅、金、銀などを用いてもよい。
【0030】
実施例2
第2の実施例では、無機質の皮膜5として、窒化チタン(TiN)をイオンプレーティング処理により施した。ここで、窒化チタンなどのセラミックス皮膜の厚さは、薄すぎるとピンホールなど下地の樹脂と貫通した欠陥が発生する原因となり、貫通した欠陥部からのガス放出が起こるので良くない。また、厚すぎると割れや剥離を生じやすくなるので良くない。したがって、窒化チタンの皮膜厚さは0.5mmから50mmの範囲が適切である。イオンプレーティング前には密着性を向上させるため、ショットブラスト処理により表面をあらしたほうが良い。イオンプレーティング皮膜を真空にさらされる樹脂の面だけにマスキングにより被覆しても良いが、筐体との境界面のわずかな隙間からのガス放出が起こるので、図1に示したように樹脂の全面を被覆する方が望ましい。
【0031】
図7は、このようにTiNのイオンプレーティング処理を施した本実施例によるリニアモータと、従来例としてTiNのイオンプレーティング処理をしていないリニアモータ(未処理品)とを組み込んだ真空装置において、室温で排気したときの排気時間と圧力との関係を示した特性図である。TiNのイオンプレーティング処理を施したリニアモータを組み込んだ場合の圧力は、従来例よりも3桁程度減少している。
【0032】
図8はTiNのイオンプレーティング処理を施した本実施例によるリニアモータと、従来例としてTiNのイオンプレーティング処理をしていないリニアモータ(未処理品)とを組み込んだ真空装置において、真空環境で放出されるガス成分を四重極質量分析計で調べた例である。従来例では、質量数28近辺や、40近辺、質量数50以上などの有機系ガスの放出が認められたが、本実施例では有機系ガスの放出は一切認められていない。
【0033】
なお、セラミックスの皮膜を設ける手段として、イオンプレーティング処理の他に、ゾルゲル法、プラズマCVD法、溶射法などの方法を用いても構わない。また、該セラミックスの材質は、TiNの他に、二酸化珪素(SiO2)、アルミナ((Al2O3)、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)などを用いてもよい。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の真空モータは、樹脂の表面の少なくとも一部が無機質の皮膜で被覆されているので、真空環境で半導体露光装置のリニアステージ駆動用等として用いるとき、キャンからのガス放出速度を小さくし、到達圧力を大幅に下げることができ、なおかつ有機系ガスの放出がないために真空環境を汚染することがない。
【0035】
以上の効果と併せて、ケミカルクリーン用途のモータなどにも応用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるキャンの構成を示す構成説明図。
【図2】本発明によるステータの側断面図。
【図3】本発明によるリニアモータの斜視図。
【図4】本発明の実施例を示すリニアモータの正断面図。
【図5】本発明の第1の実施例を示すモータと、従来例を示すモータとを真空装置で排気したときの排気特性を示す特性図。
【図6】本発明の第1の実施例を示すモータと、従来例を示すモータとを真空装置で排気したときに放出されるガス成分を示す特性図。
【図7】本発明の第2の実施例を示すモータと、従来例を示すモータとを真空装置で排気したときの排気特性を示す特性図である。
【図8】本発明の第2の実施例を示すモータと、従来例を示すモータとを真空装置で排気したときに放出されるガス成分を示す特性図。
【図9】従来のキャンの構成を示す構成説明図。
【図10】従来のキャンの構成を示す構成説明図。
【符号の説明】
1:ステータコア、2:コイル、3:樹脂、4:ステータハウジング、5:無機質被膜、100:固定子、101:筐体、102:キャン、103:キャン固定用ボルト、104:押え板、105:端子台、106:樹脂板、107:無機質被膜、108:電機子巻線、109:巻線固定枠、110:冷媒通路、111:Oリング、112:巻線固定用ボルト、200:可動子、201:界磁ヨーク支持部材、202:界磁ヨーク、203:永久磁石、204:冷媒供給口、205:冷媒排出口
Claims (5)
- 少なくとも一部が樹脂製キャンで構成された真空用モータにおいて、前記樹脂の表面の少なくとも一部が無機質の皮膜で被覆されていることを特徴とする真空用モータ。
- 前記無機質の皮膜が金属であることを特徴とする請求項1記載の真空用モータ。
- 前記無機質の皮膜がセラミックスであることを特徴とする請求項1記載の真空用モータ。
- 前記無機質の皮膜を無電解ニッケルめっき法により作製したことを特徴とする請求項1記載の真空用モータ。
- 前記真空用モータはリニアモータであることを特徴とする請求項1記載の真空用モータ。
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