JP4109632B2 - 乗用型走行芝刈り機 - Google Patents

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Description

本発明は、作業者が搭乗して操縦するようにした走行機体に、当該走行機体に搭載のエンジンにて駆動されるロータリーモアを装着して成る乗用型の走行芝刈り機に関するものである。
先行技術としての特許文献1は、作業者が搭乗する操縦座席を備えた走行機体に、これに搭載したエンジンにて駆動されるロータリーモアを装着するとともに、このロータリーモアにて刈り取った芝草を受け入れるグラスキャッチャーを設けて成る乗用型の走行芝刈り機を提案している。
ところで、この種の乗用型走行芝刈り機においては、その走行機体を支持する車輪が溝又は泥濘等に落ち込んだ状態から脱出することを容易にするために、エンジンから左右両車輪への動力伝達を完全に遮断して、両車輪が自由に回転できるようにするための動力伝達遮断機構を設けることが必要である。
そして、前記先行技術の乗用型走行芝刈り機に前記した動力伝達遮断機構を設ける場合において、前記動力伝達遮断機構は、走行機体における操縦座席から操作することが必要であるため、この動力伝達遮断機構に対する操作具を、前記操縦座席の近傍に設けるという構成にしている。
特開2000−50716号公報
しかし、前記動力伝達遮断機構に対する操作具を操縦座席の近傍に設けることは、作業者が、芝刈り作業中において、前記動力伝達遮断機構を誤って操作するおそれが大きいという問題がある。
この問題を解消するには、前記動力伝達遮断機構に対する操作具に、これを覆う開閉自在なカバーを設けて、このカバーを、開いてから操作できるように構成すれば良いが、このように構成することは、構造が複雑化するばがりか、前記操縦座席の近傍に、前記操作具を覆うカバーを設けるためのスペースを確保しなげればならないという問題を招来する。
本発明は、乗用型走行芝刈り機には、前記特許文献1に記載されているように、刈り取った芝草を受け入れるためのグラスキャッチャーが設けられていることに着目して、このグラスキャッチャーを利用して、前記した問題を解消することを技術的課題とするものである。
この技術的課題を達成するため本発明の請求項1は、
「操縦座席を備えた走行機体に、エンジンと、左右両駆動車輪に対する走行ミッション機構と、前記エンジンにて駆動されるロータリーモアとを設けるとともに、前記ロータリーモアにて刈り取った芝草を排出ダクトを介して受け入れるグラスキャッチャーを、当該グラスキャッチャーにおける芝草受け入れ口が前記ダクトに一致する横向きの姿勢と、前記芝草受け入れ口が下向きになる下向き姿勢とに切り換え可能に装着して成り、前記走行ミッション機構に、前記エンジンから両駆動車輪への動力伝達を両駆動車輪が自由に回転できるように遮断する動力伝達遮断機構を設けて成る乗用型走行芝刈り機において、
前記動力伝達遮断機構に対する操作具を、前記横向き姿勢のグラスキャッチャー内のうち、当該グラスキャッチャーを下向き姿勢にしたとき前記操縦座席から操作できるような部位に位置する。」
ことを特徴としている。
また、本発明の請求項2は、
「前記請求項1の記載において、前記グラスキャッチャーが、前記操縦座席の後部に設けた。」
ことを特徴としている。
前記請求項1に記載した構成において、芝刈り作業は、グラスキャッチャーを横向き姿勢にした状態で行うことにより、走行ミッション機構における動力伝達遮断機構に対する操作具は、前記グラスキャッチャー内の位置にあって、前記グラスキャッチャーにてカバーされているから、芝刈り作業中に、誤ってこれを操作することを確実に回避できる一方、前記動力伝達遮断機構に対する操作具は、前記グラスキャッチャーを横向き姿勢から下向き姿勢にすることにより、操縦座席から操作することができる状態になる。
従って、本発明によると、乗用型走行芝刈り機に設けられているグラスキャッチャーをを利用して、前記動力伝達遮断機構に対する操作具を操作できる状態と、操作できない状態とにすることができるから、構造を簡単できるとともに、操縦座席の付近に十分なスペースを確保できる。
特に、請求項2に記載した構成によると、作業者は、前記動力伝達遮断機構に対する操作具を操作するときには、後ろ向きにならなければならないから、誤って操作することをより確実に回避できる利点がある。
以下、本発明の実施の形態を、図1及び図2の図面について説明する。
この図において、符号1は、前後方向に延びる左右一対のサイドフレーム1a,1bにて構成した走行機体を示し、この走行機体1は、左右一対の前車輪2と、同じく左右一対の後車輪3とで支持され、且つ、この走行機体1の前部上面には、エンジン4が搭載されているとともに、前記両前車輪2を同時に回動するように舵取りするための操縦ハンドル5が設けられ、また、前記走行機体1の後部上面には、作業者が座る操縦座席6が、後述する構造にて設けられている。
更にまた、前記走行機体1の上面には、前記両後車輪3の上部、当該走行機体1のうち前記操縦座席6における左右両側の部分及び後ろ側の部分並びに前側における足元部分をを覆うフェンダカバー体ー7が設けられ、このフェンダカバー体7には、前記エンジン4に対するボンネットカバー8が開閉可能に設けられている。
前記両後車輪3は、前記走行機体1における両サイドフレーム1a,1bの外側面に上下方向に延びるように固着した左右一対のブラケット部材9a,9bにおける下端の外側に装着されて一方、この両ブラケット部材9a,9bの上端間に、前記操縦座席6が取付けられている。
前記走行機体1における下面側で、且つ、前記両前車輪2と両後車輪3との間には、左右一対の回転式刈取り羽根10aを備えたロータリーモア10が、左右一対の前部リンク11と、後部リンク12とにより上下動可能に装着され、且つ、前記操縦座席6の右側に配設した昇降レバー(図示せず)の回動によって、上下動するように構成されている。
また、前記走行機体1の下面のうち前記両後車輪3間には、前記ロータリーモア10にて刈り取った芝草を後方に放出するようにした排出ダクト11が設けられている。
更にまた、前記走行機体1における両サイドフレーム1a,1bの後端を、前記ダクト11の後端より更に後方に突出して、これにグラスキャッチャー13を回動自在にピン14にて枢着することにより、当該グラスキャッチャー13を、当該グラスキャッチャーにおける芝草受け入れ口が前記排出ダクト11に一致する横向きの姿勢(図1に実線で示す状態)と、前記芝草受け入れ口が下向きになる下向き姿勢(図1に二点鎖線で示す状態)とに切り換え可能に構成する。なお、前記グラスキャッチャー13における横向きの姿勢と下向き姿勢との切り換えは、前記操縦座席6の近傍に設けた操作レバー(図示せず)によって行うように構成している。
なお、前記グラスキャッチャー13は、その左右両側面、底面及び後側面が塞がれ、且つ、その上面がカバー13aにて塞がれて、前面のみが芝草受け入れ口として開口するという構成になっている。
前記エンジン4における一方の出力軸4aを、エンジン4から前向きに、他方の出力軸4bを、エンジン4から後ろ向きに各々突出し、前記前向きに突出する一方の出力軸4aの回転を、前記走行機体1の前部に中間軸14にベルト15にて動力伝達し、この中間軸14の回転を、前記ロータリーモア10に、両端に自在軸継手を備えた伸縮式の動力伝達軸16を介して動力伝達して、両刈取り羽根10aを、図2に点線矢印で示すように、互いに逆方向に回転することにより、地面における芝を刈取ったのち、刈り取った芝草を前記排出ダクト11内を後方に放出するように構成する。
前記走行機体1のうち前記排出ダクト11の上部で、且つ、前記操縦座席6の下部の部位に、前記エンジン4の回転を適宜変速して前記両後車輪3に伝達するするための走行ミッション機構18を配設して、この走行ミッション機構18に、前記エンジン4における後向きの他方の出力軸4bからの動力を、両端に自在軸継ぎ手を備えた伸縮式の動力伝達軸19を介して入力するように構成している。
また、前記走行ミッション機構18には、前記エンジン4から左右両後車輪3への動力伝達を完全に遮断して、両後車輪3が自由に回転できるようにするための動力伝達遮断機構20を備えている。
そして、前記両サイドフレーム1a,1b間で、且つ、前記排出ダクト11の上面には、操作杆21を、走行機体1における前後方向延びるように配設して、この操作杆21の前端を、前記動力伝達遮断機構20に連結する一方、前記操作杆21の後端に、握り部21aを設けて、この握り部21aを、前記グラスキャッチャー13内のうち、当該グラスキャッチャー13を下向き姿勢にしたとき前記操縦座席6から手が届いてこれを操作できるような部位に位置する。
この構成において、前記ロータリーモア10による芝刈り作業は、グラスキャッチャー13を横向き姿勢にした状態で行うことにより、走行ミッション機構18における動力伝達遮断機構20に対する操作具であるところの握り部21aは、前記グラスキャッチャー13内の位置にあって、前記グラスキャッチャー13にてカバーされているから、芝刈り作業中に、誤ってこれを操作することを確実に回避できる一方、前記握り部21aは、前記グラスキャッチャー13を横向き姿勢から下向き姿勢に回動操作することにより、操縦座席6から手が届くことになって、これを操作することができる状態になる。
本発明の実施の形態を示す側面図である。 図1の要部拡大平面図である。
符号の説明
1 走行機体
2 前車輪
3 後車輪
4 エンジン
6 操縦座席
10 ロータリーモア
11 排出ダクト
13 グラスキャッチャー
18 走行ミッション機構
20 動力伝達遮断機構
21a 操作具としての握り部

Claims (2)

  1. 操縦座席を備えた走行機体に、エンジンと、左右両駆動車輪に対する走行ミッション機構と、前記エンジンにて駆動されるロータリーモアとを設けるとともに、前記ロータリーモアにて刈り取った芝草を排出ダクトを介して受け入れるグラスキャッチャーを、当該グラスキャッチャーにおける芝草受け入れ口が前記ダクトに一致する横向きの姿勢と、前記芝草受け入れ口が下向きになる下向き姿勢とに切り換え可能に装着して成り、前記走行ミッション機構に、前記エンジンから両駆動車輪への動力伝達を両駆動車輪が自由に回転できるように遮断する動力伝達遮断機構を設けて成る乗用型走行芝刈り機において、
    前記動力伝達遮断機構に対する操作具を、前記横向き姿勢のグラスキャッチャー内のうち、当該グラスキャッチャーを下向き姿勢にしたとき前記操縦座席から操作できるような部位に位置することを特徴とする乗用型走行芝刈り機。
  2. 前記請求項1の記載において、前記グラスキャッチャーが、前記操縦座席の後部に設けたことを特徴とする乗用型走行芝刈り機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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