JP4109174B2 - 分光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、検出光を互いに異なる波長帯域の光に分光して各波長帯域の光を光検出器で検出する分光装置に関する。
従来におけるこの種の分光装置の一例として、下記の特許文献1に記載されたものがある。この分光装置においては、反射率の立上り波長が互いに異なる複数のダイクロイックミラーが当該波長の大小順に配列されてダイクロイックミラーアレイが構成されている。このダイクロイックミラーアレイによる光の反射側には、ダイクロイックミラーアレイと対向するように平面鏡が配置されている。また、ダイクロイックミラーアレイによる光の透過側には、ダイクロイックミラーの配列方向に沿って配列された複数の受光素子を有する受光素子アレイが配置されている。
以上のように構成された分光装置では、一端に位置するダイクロイックミラーに平面鏡側から平行光が斜めに入射すると、そのダイクロイックミラーの反射率の立ち上がり波長以上の光は反射され、当該波長以下の光は透過する。反射された光は平面鏡により反射されて隣りのダイクロイックミラーに入射し、以降、他端に位置するダイクロイックミラーに到達するまで光の反射及び透過が繰り返される。このようにして各ダイクロイックミラーを互いに異なる波長帯域の光が透過することで平行光が分光される。そして、各ダイクロイックミラーを透過した光は、ダイクロイックミラーの配列方向に沿って配列された受光素子によって受光される。
特開平10−62246号公報
しかしながら、上述した分光装置にあっては、各ダイクロイックミラーを透過した光が各受光素子の受光面に対して斜めに入射することになるため、隣り合う受光素子間でクロストークが発生するおそれがある。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、互いに異なる波長帯域の光を受光するに際しクロストークの発生を抑制することができる分光装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る分光装置は、検出光を互いに異なる波長帯域の光に分光して各波長帯域の光を光検出器の受光面で受光する分光装置であって、受光面に対し所定の傾斜角度をもって受光面と対面する平面と略平行となるように、長波長帯域側が光透過帯域であって且つ光透過帯域の最短波長が互いに異なる複数のダイクロイックミラーが平面の傾斜方向に沿って最短波長が大きい順に配列されているダイクロイックミラーアレイと、ダイクロイックミラーアレイによる光の反射側に配置され、ダイクロイックミラーと略平行に対面する反射面が形成された反射部材と、受光面とダイクロイックミラーアレイとの間に配置され、ダイクロイックミラーのそれぞれを透過した光が透過する複数のバンドパスフィルタと、を備え、平面は、最短波長が最大のダイクロイックミラー側に比べ、最短波長が最小のダイクロイックミラー側の方が受光面に近くなり、且つ、受光面の垂線方向においてダイクロイックミラーのそれぞれに対応する位置にバンドパスフィルタが配置されるように傾斜し、最短波長が最大のダイクロイックミラーには、検出光が受光面の垂線方向に沿って入射し、光検出器はリニアマルチアノード型の光電子増倍管であることを特徴とする。
この分光装置においては、光透過帯域の最短波長が最大のダイクロイックミラーに対し、検出光が光検出器の受光面の垂線方向に沿って入射するため、当該ダイクロイックミラーを透過した光は受光面にほぼ垂直に入射する。一方、当該ダイクロイックミラーにより反射された光は、ダイクロイックミラーアレイによる光の反射側に配置された反射部材の反射面により反射される。このとき、各ダイクロイックミラーは、最短波長が最大のダイクロイックミラー側に比べ、最短波長が最小のダイクロイックミラー側の方が受光面に近くなるように傾斜する平面と略平行に配置されていると共に、反射部材の反射面と略平行に対面しているので、反射面により反射された光は、光透過帯域の最短波長が2番目に大きいダイクロイックミラーに対し受光面の垂線方向に沿って入射することになる。そのため、最短波長が2番目に大きいダイクロイックミラーを透過した光も受光面にほぼ垂直に入射する。このようにして、光透過帯域の最短波長が最小のダイクロイックミラーに到達するまで光の反射及び透過が繰り返され、各ダイクロイックミラーを透過した光(互いに異なる波長帯域の光)は、すべて光検出器の受光面にほぼ垂直に入射することになる。従って、互いに異なる波長帯域の光を受光する際に光検出器においてクロストークが発生するのを抑制することができる。また、受光面とダイクロイックミラーアレイとの間において、受光面の垂線方向においてダイクロイックミラーのそれぞれに対応する位置には、バンドパスフィルタが配置されている。これにより、各ダイクロイックミラーを透過した光はバンドパスフィルタを透過することになるため、波長弁別性を向上させることができる。従って、検出光を分光する際の分解能を向上させることが可能になる。しかも、各ダイクロイックミラーを透過した光はバンドパスフィルタにほぼ垂直に入射することになるため、バンドパスフィルタを透過した光の波長域がシフトするのを防止することができる。更に、光検出器がリニアマルチアノード型の光電子増倍管であるため、分光された各波長帯域の光を高精度に検出することができる。
また、本発明に係る分光装置は、検出光を互いに異なる波長帯域の光に分光して各波長帯域の光を光検出器の受光面で受光する分光装置であって、受光面に対し所定の傾斜角度をもって受光面と対面する平面と略平行となるように、短波長帯域側が光透過帯域であって且つ光透過帯域の最長波長が互いに異なる複数のダイクロイックミラーが平面の傾斜方向に沿って最長波長が小さい順に配列されているダイクロイックミラーアレイと、ダイクロイックミラーアレイによる光の反射側に配置され、ダイクロイックミラーと略平行に対面する反射面が形成された反射部材と、受光面とダイクロイックミラーアレイとの間に配置され、ダイクロイックミラーのそれぞれを透過した光が透過する複数のバンドパスフィルタと、を備え、平面は、最長波長が最小のダイクロイックミラー側に比べ、最長波長が最大のダイクロイックミラー側の方が受光面に近くなり、且つ、受光面の垂線方向においてダイクロイックミラーのそれぞれに対応する位置にバンドパスフィルタが配置されるように傾斜し、最長波長が最小のダイクロイックミラーには、検出光が受光面の垂線方向に沿って入射し、光検出器はリニアマルチアノード型の光電子増倍管であることを特徴とする。
この分光装置は、短波長帯域側が光透過帯域であるダイクロイックミラーが用いられている点で、長波長帯域側が光透過帯域であるダイクロイックミラーが用いられた上記分光装置と異なっている。従って、この分光装置においては、光透過帯域の最長波長が互いに異なる複数のダイクロイックミラーを最長波長が小さい順に配列することで、上記分光装置と同様に、互いに異なる波長帯域の光を受光する際に光検出器においてクロストークが発生するのを抑制することができる。また、受光面とダイクロイックミラーアレイとの間において、受光面の垂線方向においてダイクロイックミラーのそれぞれに対応する位置には、バンドパスフィルタが配置されている。従って、上記分光装置と同様に、検出光を分光する際の分解能を向上させることが可能になると共に、バンドパスフィルタを透過した光の波長域がシフトするのを防止することができる。更に、光検出器がリニアマルチアノード型の光電子増倍管であるため、分光された各波長帯域の光を高精度に検出することができる。
以上説明したように、本発明によれば、互いに異なる波長帯域の光を受光するに際しクロストークの発生を抑制することができる。
以下、本発明に係る分光装置の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
図1及び図2に示すように、分光装置1は、リニアマルチアノード型の光電子増倍管(光検出器)2を備えている。この光電子増倍管2は四角柱状の金属製側管3を有しており、この側管3の一端側の開口部には、ガラス等の光透過性材料により形成された矩形状の光入射板4が融着等により気密に固定されている。この光入射板4は、図2において紙面に垂直な方向(以下、「幅方向」という)に延在する複数の光遮蔽板6によって等間隔に仕切られ、これにより、光入射板4には、幅方向に延在する光入射部4aが複数形成されることになる。また、光入射板4の内側表面には光電面(受光面)7が形成されている。
一方、側管3の他端側の開口部には、ガラス等の絶縁性材料により形成された矩形状のステム8が取り付けられている。より具体的には、ステム8には、その側面を取り囲む金属製の包囲部材9が融着等により気密に固定されており、この包囲部材9の一端に形成されたフランジ9aと、側管3の他端に形成されたフランジ部3aとが抵抗溶接等により気密に接合されている。
このように側管3、光入射板4及びステム8等により形成された真空空間S内には、複数層のダイノード11を有するメタルチャンネルダイノード12が設置されている。また、真空空間S内においてメタルチャンネルダイノード12と光電面7との間には、平板状の収束電極13が設置されている。この収束電極13には、幅方向に延在する複数のスリット13aが形成されており、各スリット13aは、光電面7の垂線方向において光入射板4の各光入射部4aと対向している。
更に、真空空間S内においてメタルチャンネルダイノード12とステム8との間には、幅方向に延在する複数のマルチアノード14がリニアに配列され、各マルチアノード14は、光電面7の垂線方向において光入射板4の各光入射部4aと対向している。なお、ステム8の内側表面には、隣り合うマルチアノード14,14間を隔てる隔壁16が立設され、クロストークの発生が抑制されている。また、各マルチアノード14には、出力信号を取り出すためのステムピン17の一端が接続されており、各ステムピン17の他端は、ステム8を気密に貫通して外部に突出している。
以上のように構成された光電子増倍管2においては、光電面7の垂線方向において対向する光入射部4aとマルチアノード14との間に位置する収束電極13のスリット13a及びメタルチャンネルダイノード12の電子通過孔によって複数のチャンネルC(ここでは、m=1〜8)が形成される。従って、光電子増倍管1は、リニアに配列された複数のチャンネルCを有することになる。
ここで、任意の1つのチャンネルCに着目して光電子増倍作用について説明する。光入射部4aを透過した光が光電面7に照射されると、光電面7内の電子が励起され、真空空間S中に光電子が放出される。放出された光電子は収束電極13のスリット13aを通って最前段のダイノード11上に収束される。これにより、光電子は、光入射部4aとマルチアノード14との間に位置する電子通過孔を通りながら、メタルチャンネルダイノード12により増倍され、最後段のダイノード12から二次電子群が放出される。この二次電子群はマルチアノード14に到達し、このマルチアノード14に接続されたステムピン17を介して出力信号が送出される。
また、図1及び図3に示すように、光電子増倍管2の光入射板4の光入射側には、光入射部4aの配列方向に沿って所定の傾斜角度θ(ここでは、θ=12度)をもって傾斜するダイクロイックミラーアレイ21が配置されている。このダイクロイックミラーアレイ21においては、光電面7に対し傾斜角度θをもって光電面7と対面する平面P上に、長波長帯域側が光透過帯域であって且つ光透過帯域の最短波長が互いに異なる複数のダイクロイックミラーDM(ここでは、n=1〜8)が平面Pの傾斜方向に沿って最短波長が大きい順に配列されている。各ダイクロイックミラーDMは、図3において紙面に垂直な方向(以下、「幅方向」という)に延在し、光電面7の垂線方向において各光入射部4aと対向している。そして、最短波長が最大のダイクロイックミラーDMと光電面7との距離は、最短波長が最小のダイクロイックミラーDMと光電面7との距離に比べ大きくなっている。
ここで、長波長帯域側が光透過帯域である場合の光透過帯域の最短波長とは、図4に示すように、例えば、各ダイクロイックミラーDMにおいて光透過率が50%のときの波長αを意味する。なお、ダイクロイックミラーアレイ21においては、ダイクロイックミラーDM,DM,DM・・・DMという順序で光透過帯域の最短波長αが徐々に大きくなっているものとする。
更に、図1及び図3に示すように、ダイクロイックミラーアレイ21による光の反射側には、ブロック状のガラス製反射部材23が配置されている。この反射部材23には、ダイクロイックミラーアレイ21と略平行に対面する主鏡面(反射面)23aと、光電面7に対し45度の角度をもち且つ光電面7の垂線方向においてダイクロイックミラーDMと対面する光導入鏡面23bとが形成されている。
また、光電面7とダイクロイックミラーアレイ21との間において、光電面7の垂線方向においてダイクロイックミラーDMのそれぞれに対応する位置には、幅方向に延在するバンドパスフィルタ24が配置されている。各バンドパスフィルタ24は、光入射板4の外側表面に取り付けられており、隣り合うバンドパスフィルタ24,24は、幅方向に延在する光遮蔽板26によって仕切られている。なお、光電面7の垂線方向において対応する各ダイクロイックミラーDMとバンドパスフィルタ24との間には光通過路Rが形成されており、隣り合う光通過路R,Rは、幅方向に延在する光遮光部材27によって仕切られている。
以上のように構成された分光装置1における検出光の分光作用について説明する。図1に示すように、平行光に整形された検出光は、光電面7と平行に且つ光入射部4aの配列方向に沿って反射部材23の光導入鏡面23bに入射する。この光導入鏡面23bは光電面7に対し45度の角度をもち且つ光電面7の垂線方向においてダイクロイックミラーDMと対面しているので、検出光は光導入面23bにより90度折り曲げられるように反射され、光電面7の垂線方向に沿ってダイクロイックミラーDMに入射する。そのため、ダイクロイックミラーDMを透過した光(主に波長αより長波長帯域の光)は、バンドパスフィルタ24及び光入射部4aを透過して光電面7にほぼ垂直に入射する。
一方、ダイクロイックミラーDMにより反射された光(主に波長αより短波長帯域の光)は、反射部材23の主鏡面23aにより反射される。このとき、ダイクロイックミラーアレイ21は、最短波長が最大のダイクロイックミラーDM側に比べ最短波長が最小のダイクロイックミラーDM側のほうが光電面7に近くなるように傾斜していると共に、主鏡面23aと略平行に対面しているので、主鏡面23aにより反射された光は、光透過帯域の最短波長が2番目に大きいダイクロイックミラーDMに対し光電面7の垂線方向に沿って入射することになる。そのため、ダイクロイックミラーDMを透過した光(主に、波長αより短波長帯域の光のうち、波長αより長波長帯域の光)も、バンドパスフィルタ24及び光入射部4aを透過して光電面7にほぼ垂直に入射する。
このようにして、光透過帯域の最短波長が最小のダイクロイックミラーDMに到達するまで光の反射及び透過が繰り返され、各ダイクロイックミラーDMを透過した光(互いに異なる波長帯域の光)は、すべてバンドパスフィルタ24及び光入射部4aを透過して光電面7にほぼ垂直に入射することになる。従って、互いに異なる波長帯域の光を受光する際に光電子増倍管2においてクロストークが発生するのを抑制することができ、各チャンネルCの出力信号を精度良く取り出すことが可能になる。
ところで、ダイクロイックミラーには入射角45度で光を入射させるのが一般的である。しかしながら、図5に示すように、入射角を45度から徐々に小さくしていくと、光透過率特性の立上り部分がより急峻且つ直線状となる。このことは、ダイクロイックミラーへの光の入射角が小さくなるほど波長弁別性が向上することを意味している。上述した分光装置1においては、光電面7に対する傾斜角度θが12度である平面P上に各ダイクロイックミラーDMが配列されており、各ダイクロイックミラーDMには光電面7の垂線方向に沿って光が入射するため、各ダイクロイックミラーDMに対する光の入射角は12度となる。従って、分光装置1は、各ダイクロイックミラーDMの波長弁別性が高いものとなっている。このような観点から、傾斜角度θは15度以下であることが好ましい。なお、光電面7に対する傾斜角度θが12度である平面P上に各ダイクロイックミラーDMを配列することで、例えば、光電面7に対して45度傾斜させて各ダイクロイックミラーDMを配列したような分光装置に比べ、分光装置1の小型化が可能になる。
また、上述したように、各ダイクロイックミラーDMを透過した光はバンドパスフィルタ24を透過することになるため、波長弁別性をより一層向上させることができる。従って、検出光を分光する際の分解能を向上させることが可能になる。しかも、各ダイクロイックミラーDMを透過した光はバンドパスフィルタ24にほぼ垂直に入射することになるため、バンドパスフィルタ24を透過した光の波長域がシフトするのを防止することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態の分光装置1は、ダイクロイックミラーアレイ21及び反射部材23の構成が第1実施形態の分光装置1と異なるものである。従って、以下、ダイクロイックミラーアレイ21及び反射部材23の構成について主に説明し、他の構成についての説明を省略する。
図6及び図7に示すように、分光装置1は、光電子増倍管2の光入射板4の光入射側に配置されたダイクロイックミラーアレイ21を有している。このダイクロイックミラーアレイ21においては、光電面7に対し傾斜角度θ(ここでは、θ=12度)をもって光電面7と対面する平面Pと略平行となるように、長波長帯域側が光透過帯域であって且つ光透過帯域の最短波長が互いに異なる複数のダイクロイックミラーDM(ここでは、n=1〜8)が平面Pの傾斜方向に沿って最短波長が大きい順に配列されている。各ダイクロイックミラーDMは、図7において紙面に垂直な方向(以下、「幅方向」という)に延在し、光電面7の垂線方向において各光入射部4aと対向している。なお、平面Pは、最短波長が最大のダイクロイックミラーDM側に比べ、最短波長が最小のダイクロイックミラーDM側の方が受光面に近くなるように傾斜している。
また、ダイクロイックミラーアレイ21による光の反射側には、ブロック状のガラス製反射部材23が配置されている。この反射部材23には、各ダイクロイックミラーDMのそれぞれと略平行に対面する主鏡面(反射面)23aと、光電面7に対し45度の角度をもち且つ光電面7の垂線方向においてダイクロイックミラーDMと対面する光導入鏡面23bとが形成されている。
以上のようにダイクロイックミラーアレイ21及び反射部材23が構成された第2実施形態の分光装置1における検出光の分光作用について説明する。図6に示すように、平行光に整形された検出光は、光電面7と平行に且つ光入射部4aの配列方向に沿って反射部材23の光導入鏡面23bに入射する。この光導入鏡面23bは光電面7に対し45度の角度をもち且つ光電面7の垂線方向においてダイクロイックミラーDMと対面しているので、検出光は光導入面23bにより90度折り曲げられるように反射され、光電面7の垂線方向に沿ってダイクロイックミラーDMに入射する。そのため、ダイクロイックミラーDMを透過した光(主に波長αより長波長帯域の光)は、バンドパスフィルタ24及び光入射部4aを透過して光電面7にほぼ垂直に入射する。
一方、ダイクロイックミラーDMにより反射された光(主に波長αより短波長帯域の光)は、反射部材23においてダイクロイックミラーDMと対面する主鏡面23aにより反射される。このとき、各ダイクロイックミラーDMは、最短波長が最大のダイクロイックミラーDM側に比べ、最短波長が最小のダイクロイックミラーDM側の方が受光面に近くなるように傾斜する平面Pと略平行に配置されていると共に、反射部材23の各主鏡面23aと略平行に対面しているので、主鏡面23aにより反射された光は、光透過帯域の最短波長が2番目に大きいダイクロイックミラーDMに対し光電面7の垂線方向に沿って入射することになる。そのため、ダイクロイックミラーDMを透過した光(主に、波長αより短波長帯域の光のうち、波長αより長波長帯域の光)も、バンドパスフィルタ24及び光入射部4aを透過して光電面7にほぼ垂直に入射する。
このようにして、光透過帯域の最短波長が最小のダイクロイックミラーDMに到達するまで光の反射及び透過が繰り返され、各ダイクロイックミラーDMを透過した光(互いに異なる波長帯域の光)は、すべてバンドパスフィルタ24及び光入射部4aを透過して光電面7にほぼ垂直に入射することになる。従って、互いに異なる波長帯域の光を受光する際に光電子増倍管2においてクロストークが発生するのを抑制することができ、各チャンネルCの出力信号を精度良く取り出すことが可能になる。
また、第2実施形態の分光装置1においては、第1実施形態の分光装置1に比べ、各ダイクロイックミラーDMと光電面7との距離が短くなるため、各ダイクロイックミラーDMを透過した光の光路長が短くなる。従って、第1実施形態の分光装置1に比べ、各ダイクロイックミラーDMと光電面7との間における光の発散を抑制することができ、クロストークの軽減化をより一層促進させることが可能になる。しかも、第1実施形態の分光装置1に比べ、各ダイクロイックミラーDMと光電面7との距離が短くなるため、分光装置1の小型化をより一層促進させることも可能になる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、ダイクロイックミラーアレイ21において、光電面7に対し傾斜角度θをもって光電面7と対面する平面P上に、短波長帯域側が光透過帯域であって且つ光透過帯域の最長波長が互いに異なる複数のダイクロイックミラーDMを最長波長が小さい順に配列してもよい。この場合には、最長波長が最小のダイクロイックミラーDMと光電面7との距離を、最小波長が最大のダイクロイックミラーDMと光電面7との距離に比べ大きくする。
ここで、短波長帯域側が光透過帯域である場合の光透過帯域の最長波長とは、図8に示すように、例えば、各ダイクロイックミラーDMにおいて光透過率が50%のときの波長βを意味する。なお、この場合のダイクロイックミラーアレイ21においては、ダイクロイックミラーDM,DM,DM・・・DMという順序で光透過帯域の最長波長βが徐々に大きくなっているものとする。
このように、この場合の分光装置1は、短波長帯域側が光透過帯域であるダイクロイックミラーDMが用いられている点で、長波長帯域側が光透過帯域であるダイクロイックミラーDMが用いられた上記実施形態の分光装置1と異なっている。従って、この場合の分光装置1においては、光透過帯域の最長波長が互いに異なる複数のダイクロイックミラーDMを最長波長が小さい順に配列することで、上記実施形態の分光装置1と同様に、互いに異なる波長帯域の光を受光する際に光電子増倍管2においてクロストークが発生するのを抑制することができる。
また、上記実施形態では、分光された各波長帯域の光を高精度に検出すべく、光検出器としてリニアマルチアノード型の光電子増倍管2を用いたが、フォトダイオードアレイやリニアCCD等を光検出器として用いてもよい。
本発明に係る分光装置の第1実施形態を示す断面図ある。 図1の分光装置の光電子増倍管を示す拡大断面図である。 図1の分光装置のダイクロイックミラーアレイ周辺部分を示す拡大断面図である。 長波長帯域側が光透過帯域である場合の光透過帯域の最小波長を説明するためのグラフである。 ダイクロイックミラーにおける入射角毎の光透過率特性の一例を示すグラフである。 本発明に係る分光装置の第2実施形態を示す断面図ある。 図6の分光装置のダイクロイックミラーアレイ周辺部分を示す拡大断面図である。 短波長帯域側が光透過帯域である場合の光透過帯域の最大波長を説明するためのグラフである。
符号の説明
1…分光装置、2…光電子増倍管(光検出器)、7…光電面(受光面)、21…ダイクロイックミラーアレイ、23…反射部材、23a…主鏡面(反射面)、24…バンドパスフィルタ、DM…ダイクロイックミラー、P…平面。

Claims (2)

  1. 検出光を互いに異なる波長帯域の光に分光して各波長帯域の光を光検出器の受光面で受光する分光装置であって、
    前記受光面に対し所定の傾斜角度をもって前記受光面と対面する平面と略平行となるように、長波長帯域側が光透過帯域であって且つ前記光透過帯域の最短波長が互いに異なる複数のダイクロイックミラーが前記平面の傾斜方向に沿って前記最短波長が大きい順に配列されているダイクロイックミラーアレイと、
    前記ダイクロイックミラーアレイによる光の反射側に配置され、前記ダイクロイックミラーと略平行に対面する反射面が形成された反射部材と、
    前記受光面と前記ダイクロイックミラーアレイとの間に配置され、前記ダイクロイックミラーのそれぞれを透過した光が透過する複数のバンドパスフィルタと、を備え、
    前記平面は、前記最短波長が最大の前記ダイクロイックミラー側に比べ、前記最短波長が最小の前記ダイクロイックミラー側の方が前記受光面に近くなり、且つ、前記受光面の垂線方向において前記ダイクロイックミラーのそれぞれに対応する位置に前記バンドパスフィルタが配置されるように傾斜し、
    前記最短波長が最大の前記ダイクロイックミラーには、前記検出光が前記受光面の垂線方向に沿って入射し、
    前記光検出器はリニアマルチアノード型の光電子増倍管であることを特徴とする分光装置。
  2. 検出光を互いに異なる波長帯域の光に分光して各波長帯域の光を光検出器の受光面で受光する分光装置であって、
    前記受光面に対し所定の傾斜角度をもって前記受光面と対面する平面と略平行となるように、短波長帯域側が光透過帯域であって且つ前記光透過帯域の最長波長が互いに異なる複数のダイクロイックミラーが前記平面の傾斜方向に沿って前記最長波長が小さい順に配列されているダイクロイックミラーアレイと、
    前記ダイクロイックミラーアレイによる光の反射側に配置され、前記ダイクロイックミラーと略平行に対面する反射面が形成された反射部材と、
    前記受光面と前記ダイクロイックミラーアレイとの間に配置され、前記ダイクロイックミラーのそれぞれを透過した光が透過する複数のバンドパスフィルタと、を備え、
    前記平面は、前記最長波長が最小の前記ダイクロイックミラー側に比べ、前記最長波長が最大の前記ダイクロイックミラー側の方が前記受光面に近くなり、且つ、前記受光面の垂線方向において前記ダイクロイックミラーのそれぞれに対応する位置に前記バンドパスフィルタが配置されるように傾斜し、
    前記最長波長が最小の前記ダイクロイックミラーには、前記検出光が前記受光面の垂線方向に沿って入射し、
    前記光検出器はリニアマルチアノード型の光電子増倍管であることを特徴とする分光装置。
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