JP4108776B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばズームレンズを構成する対物光学系等の被駆動体を駆動するアクチュエータを備えた内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ズームレンズを構成する対物光学系等の被駆動体を駆動する圧電アクチュエータは、例えば、特願平8-141754号、特開平7-264886号公報および特願平7-254267号として提案されている。
【0003】
特願平8-141754号は、複数の圧電体層を積層した積層圧電素子と、この積層圧電素子の一部に設けられ前記積層圧電素子の発生する歪みまたは応力を検出する検出手段とを具備し、検出手段により、圧電アクチュエータを駆動したとき、その積層圧電素子の発生する歪みまたは応力を検出し、この検出信号により、例えば駆動ストロークの終端に達したことを把握するようにしたものである。
【0004】
特開平7-264886号公報は、移動体に連結した圧電素子の軸方向に垂直な方向においての少なくとも1つの向きで前記移動体の外形に包含される位置にその圧電素子を配置し、圧電アクチュエータの小型化と共に、衝撃に対する耐久性を向上させたものである。
【0005】
特願平7-254267号は、アクチュエータを駆動する駆動手段が送出する出力信号波形に応じて連続的に所定のパルス波を出力するパルス発生手段と、パルス数をカウントするカウント手段と、パルス数に関する所定の制限値を設定し、カウント手段によってカウントされたパルス数と制限値とを比較する比較手段と、パルス数が制限値を超えた場合に、比較手段により発生された出力信号のレベルに応じてアクチュエータを駆動するための駆動信号を停止して通電を止める通電停止手段とを具備し、圧電アクチュエータの衝撃に対する耐久性を向上させたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そして、前述した圧電アクチュエータを用いて内視鏡のズームレンズを構成する対物光学系等の被駆動体を駆動するようにした場合、内視鏡観察の初期設定時、体内へ挿入するときは広角像が見えるように、WIDEの状態にしておくことが必要である。このため、従来は、ズーム制御装置も含めた拡大内視鏡システムの電源をONにした後、ズームスイッチにより、ズームレンズをWIDE端まで移動させてから挿入しなければならず、初期設定の作業が煩わしかった。
【0007】
また、処置具挿入時にWIDE端にズームしていないと、処置具先端が見えるまで慎重に処置具を挿入しなければならず、使い勝手が悪い。
さらに、内視鏡の拡大観察時に、従来のズームの方法では、現在の拡大画像が何倍になっているのか全くわからず、病変部の絶対的な大きさを把握するのが大変であった。また、観察部の拡大画像を同じ倍率で再現するのが難しかった。また、所定の倍率となるまでスイッチを押し続けなくてはならない。
【0008】
また、従来の速度調整手段は、TELE,WIDE側の調整が独立しておらず、両方向の速度が変わってしまう問題があり、所望のズーム速度に合わせるための操作が煩雑であった。例えば、TELE側はゆっくり、WIDE側は速くズームしたい等の好みに合わせることができなかった。
【0009】
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、内視鏡観察時の初期設定を容易にし、すぐに検査を開始でき操作性を向上することができる内視鏡装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記目的を達成するために、挿入部の先端部に設けられ、操作に伴いアクチュエータにより駆動されるズームレンズと、処置具を挿通するためのチャンネルとを有する内視鏡と、前記アクチュエータを駆動する駆動手段と、前記アクチュエータを駆動するための操作手段と、前記操作手段の操作によらず、前記チャンネルの先端部に設けられた前記チャンネルへの処置具の挿通を検出する検出部の検出結果に応じて前記アクチュエータを駆動するための駆動信号を発生する駆動信号発生手段と、前記操作手段の操作および前記駆動信号のいずれにも応じて前記駆動手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記駆動信号に応じて前記ズームレンズを広角側に移動するように制御することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図4は第1の参考例を示し、図1は、拡大式電子内視鏡(以下は内視鏡と呼ぶ)1のシステムを概略的に示す。内視鏡1は挿入部2、操作部3およびユニバーサルコード4を備えている。ユニバーサルコード4の延出先端には後述する光源装置25に接続するためのコネクタ5が設けられている。内視鏡1の挿入部2は先端側から順次配置した先端部6、湾曲部7および可撓管部8からなっている。
【0012】
前記コネクタ5からはズームケーブル9が延出し、そのズームケーブル9の先端にはズームコネクタ10が設けられている。このズームコネクタ10には接続コード11が接続される。この接続コード11を接続していないときにはキャップ10aが装着される。前記接続コード11はその一端に前記ズームコネクタ10に対して着脱自在に接続するコネクタ12が取着され、その他端に別のコネクタ13が固定されている。コネクタ13は後述するズーム制御装置14に対して着脱自在に接続されている。
【0013】
ズーム制御装置14には速度調整つまみ15が設けられている。さらにズーム制御装置14にはフットスイッチ16への接続コード17と、シーソー型のズーム用リモコンスイッチ18への接続コード19が着脱自在に設けられている。
【0014】
さらにユニバーサルコード4のコネクタ5にはビデオケーブル20の一端に設けられたコネクタ21が着脱自在に接続されている。ビデオケーブル20の他端にはコネクタ22が設けられ、このコネクタ22がカメラコントロールユニット(以下、CCUと呼ぶ)23に対して着脱自在に接続される。CCU23の出力画像は図2で示すモニタ24の画面に表示される。
【0015】
図2で示すように、ユニバーサルコード4のコネクタ5は光源装置25に対して着脱自在に接続される。光源装置25には内視鏡1内に内蔵されるライトガイドファイバ27に照明光を入射せしめるランプ26が内蔵され、さらに図示しないが、送気管路に空気を供給する送気源と送水管路に水を供給する送水源が内蔵されている。
【0016】
一方、内視鏡1の先端部6内には対物レンズ系28、及び撮像素子詳しくは固体撮像素子さらに好ましくは電荷結合素子(以下CCD)29が内蔵され、被写体を撮像するようになっている。
【0017】
前記対物レンズ系28の一部にはズームレンズ30が設けられている。このズームレンズ30は一般の、いわゆるズームレンズと異なり、変倍するとフォーカス点も変化する形式のものである。すなわち、広角側では例えば被写界深度が5〜100mmで、拡大側では被写界深度が2〜5mmである。
【0018】
前記CCD29の撮像信号はプリアンプ31を介して前記CCU23内の信号処理回路32に入力される。
また内視鏡1の先端部6内には前記ズームレンズ30を操作するアクチュエータ33が設けられている。このアクチュエータ33はズーム制御装置14内に設けられた駆動回路34から駆動信号を受けて駆動されるようになっている。
【0019】
前記アクチュエータ33は詳しくは圧電式アクチュエータからなり、このアクチュエータ33により連結腕35を介して前記ズームレンズ30を光軸前後方向に移動させる。
【0020】
このアクチュエータ33は図3で示すように構成されている。すなわち前記ズームレンズ30の連結腕35に連結部材36を介して連結された移動体37と、この移動体37に一端が固定され、所定の波形の駆動電圧をかけることで伸縮動作をし、この伸縮動作によって移動体37に衝撃力を与える衝撃力発生部としての圧電素子(電歪素子を含む)38を備える。移動体37は先端部6の本体部材に固定的に設けられたベース(静止部材)、詳しくは円管39の内面に摩擦係合して保持されている。
【0021】
ここで、圧電素子38は例えばチタン酸バリウム、チタン酸ジルコン酸鉛、磁器等のセラミックスの圧電部材を積層してそれらに電極を形成し、その電極に直流電流を加えることにより圧電部材に機械的な伸び変形を生じるものである。本来的な圧電素子38は逆電圧効果により電界強度に比例した歪が生ずる素子であり、また、電歪素子は駆動電圧の2乗に比例した歪が生じる素子であるが、ここではいずれも圧電素子と呼ぶ。
【0022】
前記移動体37は前記円管39の内面に接する円形状の部材からなり、その部材の外周部位には後方側へ向けて延出されると共に、外向きに弾性的に開拡する複数の梁部(脚部)40が突設されている。これらの梁部40の延出端には前記円管39の内面に押し当たる突部40aが設けられている。
【0023】
前記操作部3にはアクチュエータ操作用スイッチ、詳しくはシーソー型のズームスイッチ42が設けられている。このズームスイッチ42の出力信号はズーム制御装置14内に設けられた制御回路43に入力する。制御回路43は前記駆動回路34に対してアクチュエータ33の駆動波形の形式と駆動電力等の種類を指示する。
【0024】
図2で示すように、ズームスイッチ42はシーソー型のものであり、その一方の山部からなる拡大(T)スイッチ部42aと、他方の山部からなる広角(W)スイッチ部42bを備える。そして、各スイッチ部42a,42bを選択的に操作することにより、それに応じてアクチュエータ33が前記ズームレンズ30を光軸方向の前方または後方に移動させ、対物レンズ系28のズームがされる。アクチュエータ33の移動体37は対物レンズ系28のズームレンズ30と一体に対物レンズ系28の光軸方向の前後に移動する。
【0025】
前記フットスイッチ16の出力信号はフォトカプラ44を介して前記制御回路43に入力する。このため、前記フットスイッチ16側と前記制御回路43側が電気的に絶縁される。
【0026】
また、前記フットスイッチ16は拡大(T)スイッチ部16aと広角(W)スイッチ部16bを備える。そして、各スイッチ部16a、16bを選択的に操作することによりアクチュエータ33が駆動され、前記対物レンズ系28におけるズームレンズ30をその選択したスイッチ操作に応じて光軸方向の前方または後方へ移動し、所定のズームがされる。
【0027】
同様に、前記リモコンスイッチ18の出力信号も前記制御回路43に入力する。リモコンスイッチ18もシーソー型のものであり、その一方の山部からなる拡大(T)スイッチ部18aと他方の山部からなる広角(W)スイッチ部18bを備える。そして、各スイッチ部18a,18bを選択的に操作することによりアクチュエータ33が駆動され、前記対物レンズ系28におけるズームレンズ30をその選択したスイッチ操作に応じて光軸方向の前方または後方へ移動し、所定のズームがされる。
【0028】
なお、図1に示すように、このリモコンスイッチ18にはL字状の引っ掛け部46が設けられており、この引っ掛け部46を内視鏡1の可撓管部8に引っ掛けると共に可撓管部8の軸方向に摺動自在になっている。術者はリモコンスイッチ18の装置位置の選択と共に、そのリモコンスイッチ18と可撓管部8を同時に握ることができる。
【0029】
以上の各スイッチ42、16、18でそれぞれ構成されるスイッチ手段によりマニュアルズーム(すなわち、マニュアルフォーカス)が可能である。
図4は本参考例の要部を示す回路図である。まず、ズーム制御装置14の制御回路内の構成を説明する。ズーム制御装置14のメイン電源スイッチ45は電源投入信号発生部46aを介してワンショットマルチバイブレータ47の入力に接続され、ワンショットマルチバイブレータ47の出力は、ORゲート48の一方の入力に接続されている。
【0030】
一方、前記ズームスイッチ(リモコンスイッチ18、フットスイッチ16、操作部スイッチ42)は、TELE側、WIDE側各々のスイッチ信号発生部49a,49bに接続され、WIDEスイッチ信号発生部49bの出力の一方は、前記ORゲート48の他方の入力に接続されている。また、前記TELEスイッチ信号発生部49aの出力の一方は、WIDEスイッチ信号発生部49bの出力の他方と、前記ORゲート48の出力と共に、3入力ORゲート50に入力され、3入力ORゲート50の出力は、高圧電源+Vccを前記駆動回路34内の増幅回路51へ供給することを制御するためのリレー52の制御端子に接続されている。
【0031】
一方、ズーム制御装置14の駆動回路34内の基本的な構成は、正逆両方向の全波整流波形の各発生部53a,53bの出力が、アナログスイッチ54a、54bの入力に接続され、アナログスイッチ54a、54bの出力は、互いに結線された後、前記増幅回路51に入力され、この増幅回路51の出力が前記アクチュエータ33に電通している。ここで、前記アナログスイッチ54aの制御端子には、前記ORゲート48の出力が接続され、一方アナログスイッチ54bの制御端子には、前記TELEスイッチ発生回路49aの出力が直接接続されている。
【0032】
したがって、まず、制御装置のメイン電源45が投入されると、前記電源投入信号発生部46より、投入時に同期して、LレベルからHレベルへと変化する信号S1が発生し、このLからHレベルヘの変化をトリガとして、前記ワンショットマルチバイブレータ47により、単発パルス信号S2を発生させる。
【0033】
ここで、この単発パルスS2の持続時間Tは、TELE端〜WIDE端間のズーム所要時間より十分大きく設定される。この単発パルスS2はORゲート48の一方に入力されるので、このORゲート48の出力は単発パルスS2の状態に直接影響され、このパルスS2がHレベルになっている時間Tの間は、直接リレー52を閉じるようにコントロールされ、全波整流波形(正波形)53aを増幅回路51に入力させる。
【0034】
また、前記ORゲート48の出力は、前記3入力ORゲート50にも入力されているので、この3入力ORゲート50の出力も単発パルスS2の状態に直接影響され、このパルスS2がHレベルになっている時間Tの間は、直接リレー52を閉じるようにコントロールされ、高圧電源が増幅回路51に供給される。このようにして、メインスイッチ45が投入されたと同時に増幅された全波整流波形(正波形)53aがアクチュエータ33に通電され、ズームレンズ30がWIDE方向へ移動し、WIDE端に突き当たる。
【0035】
前述のように、WIDE端にズームされた後は、ズームスイッチ16、18、42の”T”または”W”を押すことにより、ズームスイッチ16、18、42を押している時間だけ各々のスイッチ信号発生部49a,49bの状態がHレベルとなる。
【0036】
したがって、このHレベルの間だけ高圧電源と正逆の全波整流波形53a,53bが増幅回路51に供給されることにより、所望のTELE,WIDE両方向のズーム動作が可能となる。また、前記メイン電源45をOFFにしたときにWIDE端にズームされるようにしてもよい。
【0037】
このように、制御装置の電源を投入し、内視鏡1によって挿入及び観察を始めようとするときには、ズームが広角(WIDE)になっていることが必要であるが、この初期設定をズームスイッチを操作することなしに簡便に行え、安全に内視鏡1の挿入及び観察ができる。
【0038】
前記第1の参考例においては、アクチュエータ33により連結腕35を介してズームレンズ30を光軸前後方向に移動させるようにしたが、処置具起上台をアクチュエータ33で駆動するようにしてもよい。その場合、所定の位置として処置具を起上しない角度にある位置にし、電源の操作に応じてその角度に位置する。
【0039】
さらに、視野方向変換手段、例えばミラーをアクチュエータ33で駆動するようにしてもよい。その場合、所定の位置として直視の状態にある位置にし、電源の操作に応じてその位置になる。視野方向変換として、斜視や側視の状態に変換される。
【0040】
図5および図6は第の実施形態を示し、図5(a)は内視鏡1の先端部6の断面図、図5(b)は内視鏡1の先端部6である。第1の参考例において述べたようなズーム機構と並行して設けられている円筒状のチャンネル54の内壁面上のうち、チャンネル出口55付近に、互いに送受光面が対向するように発光ダイオード56aとフォトディテクタ56bが各々設置されている。また、前記発光ダイオード56aとフォトディテクタ56bの送受光面はチャンネル54の内壁面と面一となっている。
【0041】
図5(b)のように内視鏡鉗子挿入口58からスネア等の処置具57をチャンネル54内に挿入していき、処置具57の先が、先端部6のチャンネル出口55付近に達すると、前記発光ダイオード56aより出射していた光が処置具57の先に当たり、反射、散乱することをフォトディテクタ56bで検出すると、図6(a)のような検出信号S3が発生し、この検出信号S3の立ち上がり時から時間Tだけ持続する全波整流波(正波形)S4をアクチュエータ33に通電させることにより、WIDE方向にズームさせ、WIDE端に突き当てる。ここで時間Tは第1の参考例で述べたように、TELE端〜WIDE端間のズーム所要時間より十分大きく設定される。処置具検出手段として、前記発光ダイオード56aとフォトディテクタ56bの他、超音波式センサや、直接処置具の先と接触することによって反応する触覚・力覚センサ等を用いてもよい。
【0042】
このように、内視鏡1による観察時に、内視鏡的処置を始めようとするときには、ズームが広角(WIDE)になっていることが必要であるが、この初期設定を、ズームスイッチを操作することなしに簡便に行え、的確かつ安全な処置が可能となる。
【0043】
図7および図8は第2の参考例を示す。図7に示すように、ズームスイッチ16、18、42からは、それぞれの接点に3本のスイッチ信号線59が接続され延びており、これらのスイッチ信号線59はコネクタ13とズームコネクタ10を途中に介してズーム制御装置14内の制御回路43の入力に接続されている。また、アクチュエータ33にはその両端に2本のアクチュエータ通電線60が接続され、これらのアクチュエータ通電線60も同様にコネクタ13とズームコネクタ10を途中に介してズーム制御装置14内の駆動回路34の出力端に接続されている。
【0044】
さらに、前記スイッチ信号線59、アクチュエータ通電線60とは別系統で、その先を短絡した2本の接続不良検査線61がコネクタ13とズームコネクタ10を途中に介して接続不良感知手段62に入力されている。この接続不良感知手段62の出力は制御回路43の入力に接続され、制御回路43の3本の出力線のうち2本の線70、71は駆動回路34の制御入力部へ1本の線72はアラーム発音部63の制御入力端子に接続されている。
【0045】
ここで、各コネクタ13、10のピン形状は図8に示すように、ピンの凸部64は長いズームスイッチ用ピン65と短い接続不良感知用のピン66の2本からなり、ズームスイッチ用ピン65には、スイッチ信号線59とアクチュエータ通電線60が導通され、短い接続不良感知用のピン66には接続不良検査線61が導通されている。相手側のソケット67には、この2本のピンの長さに対応したコンタクト部68、69を備えている。
【0046】
前述したように、各コネクタ13、10での接続不良のときは、コネクタ13、10内の接続不良感知用のピン66が完全に外に露出し、接続不良検査線61は断線する。一方、長いズームスイッチ用ピン65はソケット内のコンタクト68から完全に抜けきらないので、ズームスイッチ線59とアクチュエータ通電線60は導通が保たれる。この状態の時は、前記接続不良感知手段52の出力がHレベルとなり、これが制御回路43へ送られると、出力線70を介してアクチュエータ33への通電を停止させる。
【0047】
また、この断線を感知したときにズームスイッチ16、18、42が押されると、制御回路43の3本の出力線のうち出力線72を介してアラーム発音部63により、ブザーを鳴らす。また、出力線71は接続良好時にズームスイッチが押されたとき、アクチュエータに通電させるための制御信号を駆動回路34に送るためのものである。
【0048】
したがって、コネクタ接続不良時に通電されず、アラームが鳴るため、コネクタの接続ミスを防ぐことができ感電の恐れがなく電気的に安全である。また、制御装置の電源を切らなくてもコネクタ部の脱着で内部の回路が遮断されるため、従来通り光源装置とCCU電源のON−OFFのみで内視鏡観察の初期セッティングができる。
【0049】
図9〜図13は第参考例を示す。図9(a)は、ズーム制御装置14の外観図を示し、ズーム制御装置14のフロントパネル73には同図(b),(c)を示すようにモード切換押しボタンスイッチ74と、同図(d),(e)に示すように、4段階定倍切換押しボタンスイッチ75が設けられている。各スイッチ73〜74の断面は、同図(c),(e)のようなメンブレンスイッチとなっており、押しボタン部76a,76bの内部にLED77a,77bを備えている。この他アクチュエータ速度調整用押しボタンスイッチ78、第参考例で述べるTELE側、WIDE側のズーム速度のバランスを取るためのT/Wバランススイッチ79、アクチュエータのショートを示すOVERLOADランプ80、各ズームスイッチによる通電状態を示す3連ランプ81等が備えられている。
【0050】
次に、フロントパネル73上の各スイッチやズームスイッチとモニタ画面表示との関係図を図10に示す。フロントパネル73上の各スイッチやズームスイッチは、各々のスイッチ信号線が全てマイコン82に入力され、マイコン82の出力がキャラクタジェネレータ83に入力され、キャラクタジェネレータ83の出力はスーパーインポーズ部84に入力され、その出力がモニタ24に接続される。
【0051】
また、前記内視鏡1の先端部6の内部で、前記ズームレンズ30の近傍にはズームレンズの位置を検出するセンサが設けられ、このセンサの出力信号線が前記マイコン82に接続されている。センサは、フォトインタラプタ等の光学式や、超音波式等がある(図示せず)。
【0052】
参考例の作用を図9〜図13に基づいて説明する。図11,図12は各パネルスイッチ、ズームスイッチの動作と画面表示状態の関係を示すフローチャートである。まず、ズーム制御装置14のメイン電源45が投入されると、第1の参考例で述べたように、ズーム位置がWIDE端に突き当たると、パネル73上の4段階定倍切換押しボタンスイッチ75のLED85a〜85dのうち”W”が点灯すると同時に、モード切換スイッチ74のLED77a,77bのうち”CONT”が点灯し、ズーム制御装置14は任意の拡大倍率で観察できる通常モードに設定される。
【0053】
ここで、定倍観察をしたいときには、モード切換スイッチ74の”SKIP”のボタン76bを押すと、内部のLED77bが点灯し、モニタ24の表示がAパターンのようになり、モニタ上の”WIDE”の文字が他の文字よりも明るく点灯する。ここで、4段階定倍切換押しボタンスイッチ85a〜85dのうちいずれかが押されると、押された倍率に対応した長さのパルスがアクチュエータに通電されることにより、モニタ画像が設定した倍率にズームされる。
【0054】
また、4段階定倍切換押しボタンスイッチ75の押された倍率のLEDが点灯し、Aパターンのモニタ画面も押された倍率のところが他の部分より明るく光る。また、リモコンスイッチ18、フットスイッチ16、操作部スイッチ42のTELE/WIDEスイッチを押すことによっても段階的に倍率を変えることができる。TELEスイッチが1回押されると、TELE側の1つ先の倍率にズームすることができ、逆にWIDEスイッチが押されると、WIDE側の1つ先の倍率にズームすることができる。4段階定倍切換押しボタンスイッチ75のLED86の点灯、モニタ上の倍率表示もこれに応じて変化する。
【0055】
一方、定倍観察でなく、任意の倍率で通常の拡大観察をしたいときは、モード切換スイッチ74の”CONT”のボタン76aを押すと、内部のLED77aが点灯し、モニタ上の表示がBパターンのようになり、所望の拡大倍率にズームされる。ズーム状態がWIDE端/TELE端にあるときは、それぞれ、モニタ上の”WIDE”/”TELE”の文字が他の文字よりも明るく点灯し、ズーム状態がWIDE端とTELE端の間にあるときは、この明るい点灯が消失する。
【0056】
参考例において、さらに、突き当て検出部87を制御回路43内に設けることで、ズームレンズ30の位置がWIDE端/TELE端にあることを確実に検知できる。この突き当て検出部の回路を図13に示す。ここでは、アクチュエータ33に流れる電流が、突き当て状態の時に大きくなることを検出しているが、具体的には、駆動回路34の電流検出用抵抗R4に並列に接続されたフォトカプラ89により、アクチュエータ33に流れる電流を検出し、非突き当て時の電流に対応する電圧値より若干低いしきい値電圧S5とフォトカプラ出力電圧S6とをコンパレータ90で比較する。
【0057】
ズームレンズ30が突き当たったときはフォトカプラ出力電圧S6がしきい値電圧S5よりも低くなるため、コンパレータ90の出力が”L”レベルに変化することによって突き当てを検出できる。このほか、アクチュエータ33の共振周波数の変化などによっても突き当てを検出することができる。
【0058】
また、前記ズームレンズ30の位置を検出するセンサがレンズ位置を検出すると、その検出信号と、前記の拡大倍率設定手段で設定された拡大倍率に相当する位置信号との比較を行い、両信号レベルの差が、ある所定値以内に収束するまで、WIDE方向、TELE方向にズームさせる各パルス電圧を前記アクチュエータ33に加え続ける。これにより、より正確な拡大倍率での観察が可能になる。
【0059】
参考例によれば、微小病変の拡大観察時、ある決まった倍率にズームできるため、病変の大きさを把握しやすいという効果がある。
なお、前記突き当て検知が行われると、ズームレンズ30が確実に突き当たるまでは、マイコンがTELE端/WIDE端と認識しないため、アクチュエータ33への通電は続行され、モニタ上の”TELE”あるいは”WIDE”の文字は明るく点灯しない。この通電が行われている間に、ズームレンズ30が実際にTELE端/WIDE端に突き当たり突き当てが検知されると、前記通電が停止してモニタ上の”TELE”あるいは”WIDE”の文字が明るく点灯する。これにより、ズームレンズ30の位置がTELE端/WIDE端にあることを確実に検知できる。
【0060】
この突き当て検知がない場合には、所定のパルス数が通電され、”TELE”あるいは”WIDE”の文字が点灯するが、この場合、実際のレンズ位置がTELE端/WIDE端に突き当たっていない可能性が有り、使い勝手が悪い。
【0061】
図14は第参考例を示し、同図(a)に示すように、前述した第参考例におけるT/Wバランススイッチ79には上下に押しボタン91a,91bがあり、その間に数段階で点灯するLED92が設けられている。前記T/Wバランススイッチ79は、ズーム制御装置14の筐体内部の制御回路43の中で電圧発生回路93に入力され、この出力S7は、別に設けられた三角波発生回路94の出力S8と共にコンパレータ95に入力され、その出力S9は前記アナログスイッチ54a,54bの制御端子に入力されている。同図(b)は電圧発生回路93の内部を示し、可変端子96が+5V電源に直接接続されている可変抵抗器97の両端はマルチプレクサ98の入力に接続されており、またマルチプレクサの制御瑞子にはT/Wスイッチ信号S12が入力されている。マルチプレクサの出力S7は、−5V電源に直列につながった抵抗Rllに接続される。
【0062】
参考例によれば、前記T/Wバランススイッチ79の上/下の押しボタン91a,91bのうち、上のボタン91aを押すと、可変端子96が図の上方へ移動する。また、ズームスイッチ16、18、42のWIDEが押されると、T/Wスイッチ信号S12により、マルチプレクサはS10とS7を導通するように働くことによって信号S7の電位は0V以上に上昇する。
【0063】
この出力信号S7がコンパレータに入力されると、同図(c)の上段に示される波形を持つ三角波S8と、信号S7の比較を行い、下段の信号S9は方形波となるが、そのDUTY比は、上のボタン91aを押してLED92が上段まで点灯するほど低くなる。その出力S9が前記アナログスイッチ54aの制御端子に入力されているため、WIDE方向のアクチュエータ33に通電するパルスのDUTY比が減少するので、WIDE方向のズーム速度は減少していく。
【0064】
逆にズームスイッチ16、18、42のTELEが押されると、T/Wスイッチ信号S12により、マルチプレクサはS11とS7を導通するように働くことによって信号S7の電位は0V以下に下降する。よってこの出力信号S7がコンパレータ95に入力されると、信号S9は常に”H”レベルの信号となり、TELE方向のズーム速度は最大値まま変わらない。
【0065】
一方、T/Wバランススイッチ79の上/下の押しボタン91a,91bのうち、下のボタン91bを押すと、可変瑞子96が下方へ移動するので、上述の動作と逆の回路動作により、TELE方向のズーム速度が減少し、WIDE方向のズーム速度は最大値のまま変わらない。
【0066】
結局、LED92の表示がちょうど中間に位置しているときは、TELE,WIDE方向ともズーム速度が最大となるが、LED92の表示が上方に行くにつれて、WIDE方向の速度のみ減少し、LEDの表示が下方に行くにつれて、TELE方向の速度のみ減少する。従って、TELE/WIDE側のズーム速度のバランスを調整できる。
【0067】
したがって、観察部位に応じて、拡大、広角動作がそれぞれ所望の速度で観察できる。前述した参考例、実施形態によれば、次のような構成が得られる。
【0068】
(付記1)アクチュエータにより駆動される被駆動体を有する内視鏡と、前記内視鏡に連結され前記アクチュエータを駆動制御する制御装置とを備えた内視鏡装置において、前記制御装置の電源の操作に応じて前記被駆動体を所定の位置に移動するよう前記アクチュエータを駆動制御する移動制御手段を有することを特徴とする内視鏡装置。
【0069】
(付記2)付記1において、前記被駆動体は、ズームレンズを構成する対物光学系の少なくとも一つのレンズであることを特徴とする内視鏡装置。
(付記3)付記1において、前記所定の位置は、ワイド端であることを特徴とする内視鏡装置。
(付記4)付記1において、前記移動制御手段は、前記制御装置の電源のON動作に応じて前記アクチュエータを制御することを特徴とする内視鏡装置。
【0070】
(付記5)付記1において、前記移動制御手段は、前記制御装置の電源のOFF動作に応じて前記アクチュエータを制御することを特徴とする内視鏡装置。
(付記6)付記1において、前記被駆動体は、所定の可動範囲の間を移動することを特徴とする内視鏡装置。
【0071】
(付記7)付記1において、前記移動制御手段は、前記被駆動体が前記可動範囲の全長を移動する所要時問より長く前記アクチュエータを駆動制御し、前記被駆動体を所定の位置に移動させることを特徴とする内視鏡装置。
【0072】
(付記8)付記1において、前記移動制御手段は、前記制御装置の電源の投入に応じて信号を発生する電源投入信号発生部と、この電源投入信号発生部に基づいて所定時間信号を発生する信号保持回路と、この信号保持回路に基づいて前記アクチュエータヘ駆動パルスを供給する駆動パルス発生回路とを有することを特徴とする内視鏡装置。
【0073】
(付記9)付記8において、前記移動制御手段は、さらに、前記被駆動体を制御するための操作スイッチに基づいて信号を発生するスイッチ信号発生部と、前記信号保持回路及び前記スイッチ信号発生部の出力が入力される選択回路を備え、前記選択回路を介して出力された信号に基づいて前記アクチュエータヘ駆動パルスを供給することを特徴とする内視鏡装置。
【0074】
(付記10)付記9において、前記信号保持回路の出力信号は、前記スイッチ信号発生部の出力信号に優先して前記駆動パルス発生回路に入力されることを特徴とする内視鏡装置。
【0075】
(付記11)付記1において、前記内視鏡は前記制御装置に対して着脱自在であることを特徴とする内視鏡装置。
(付記12)付記11において、前記制御装置は、前記内視鏡の接続不良を検知する接続不良検知手段を有し、前記内視鏡の接続不良の際、前記アクチュエータの駆動を禁止することを特徴とする内視鏡装置。
【0076】
(付記13)付記12において、さらに、前記アクチュエータを制御する際、接続不良検知手段に基づいて接続不良を告知する告知手段を備えることを特徴とする内視鏡装置。
(付記14)付記6において、前記被駆動体が可動範囲の始端と終端の位置にあることを検知する被駆動体位置検知手段を有することを特徴とする内視鏡装置。
【0077】
(付記15)付記14において、前記被駆動体位置検知手段は、前記アクチュエータに流れる電流の変化を検出してなることを特徴とする内視鏡装置。
(付記16)付記14において、前記被駆動体位置検知手段は、前記アクチュエータの共振周波数の変化を検出してなることを特徴とする内視鏡装置。
【0078】
(付記17)付記1において、前記被駆動体は、処置具起上台であることを特徴とする内視鏡装置。
(付記18)付記17において、前記所定の位置は、前記処置具起上台が処置具を起上しない角度にある位置であることを特徴とする内視鏡装置。
【0079】
(付記19)付記1において、前記被駆動体は、観察視野方向変換手段であることを特徴とする内視鏡装置。
(付記20)付記19において、前記所定の位置は、前記観察視野方向変換手段が直視状態に向いた位置であることを特徴とする内視鏡装置。
【0080】
(付記21)アクチュエータにより駆動される被駆動体を有する内視鏡と、前記内視鏡を連結し前記アクチュエータを駆動制御する制御装置とを備えた内視鏡装置において、前記制御装置は、所定の拡大倍率に設定する手段を有することを特徴とする内視鏡装置。
【0081】
(付記22)付記21において、前記制御装置は、通常観察モードと定倍観察モードとに切り換える切り換え手段を有することを特徴とする内視鏡装置。
(付記23)付記21において、モニタを有し、前記制御装置は、設定された倍率を表示する表示手段を有することを特徴とする内視鏡装置。
【0082】
(付記24)付記23において、前記表示手段の少なくとも一部を強調して表示することを特徴とする内視鏡装置。
(付記25)アクチュエータにより駆動される被駆動体を有する内視鏡と、前記内視鏡を連結し前記アクチュエータを駆動制御する制御装置とを備えた内視鏡装置において、前記被駆動体は、前記被駆動体を一方の方向に移動制御するとともに移動速度を設定する第1の移動速度設定手段と、前記被駆動体を他方の方向に移動制御するとともに移動速度を設定する第2の移動速度設定手段とで制御されることを特徴とする内視鏡装置。
【0083】
(付記26)アクチュエータにより駆動される被駆動体と処置具挿通チャンネルを有する内視鏡と、前記内視鏡を連結し前記アクチュエータを駆動制御する制御装置とを備えた内視鏡装置において、前記処置具挿通チャンネル内に処置具の挿通を検出する処置具検出手段と、この処置具検出手段に基づいて前記被駆動体を所定の位置に移動するよう前記アクチュエータを駆動制御する移動制御手段とを有することを特徴とする内視鏡装置。
【0084】
(付記27)付記26において、前記処置具検出手段は、前記処置具挿通チャンネルの先端出口側に設けられていることを特徴とする内視鏡装置。
(付記28)付記26において、前記被駆動体は、ズームレンズを構成する対物光学系の少なくとも一つのレンズであることを特徴とする内視鏡装置。
(付記29)付記28において、前記所定の位置は、ワイド端であることを特徴とする内視鏡装置。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、内視鏡観察時の初期設定を容易にすることができ、すぐに検査を開始でき、操作性を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の参考例に係る拡大式電子内視鏡システムを概略的に示す斜視図。
【図2】 同参考例の電気回路図。
【図3】 同参考例の対物光学系を駆動する圧電アクチュエータの部分断面図。
【図4】 (a)は同参考例の要部の電気回路図、(b)はタイミングチャート図。
【図5】 この発明の第の実施形態を示し、(a)は内視鏡の先端部の縦断側面図、(b)は内視鏡の挿入部の斜視図。
【図6】 同実施形態のタイミングチャート図。
【図7】 この発明の第参考例の電気回路図。
【図8】 同参考例のコネクタの一部切欠した側面図。
【図9】 この発明の第参考例を示し、(a)はズーム制御装置の斜視図、(b)はモード切換押しボタンスイッチの正面図、(c)はモード切換押しボタンスイッチの断面図、(d)は4段階定倍切換押しボタンスイッチの正面図、(e)は4段階定倍切換押しボタンスイッチの断面図。
【図10】 同参考例の構成図。
【図11】 同参考例のフローチャート図。
【図12】 同参考例のフローチャート図。
【図13】 同参考例の電気回路図。
【図14】 この発明の第参考例を示し、(a)はT/Wバランススイッチの正面図および制御回路図、(b)は電圧発生回路図、(c)はタンミングチャート図。
【符号の説明】
1…内視鏡
14…ズーム制御装置
30…ズームレンズ(被駆動体)
33…アクチュエータ

Claims (2)

  1. 挿入部の先端部に設けられ、操作に伴いアクチュエータにより駆動されるズームレンズと、処置具を挿通するためのチャンネルとを有する内視鏡と、
    前記アクチュエータを駆動する駆動手段と、
    前記アクチュエータを駆動するための操作手段と、
    前記操作手段の操作によらず、前記チャンネルの先端部に設けられた前記チャンネルへの処置具の挿通を検出する検出部の検出結果に応じて前記アクチュエータを駆動するための駆動信号を発生する駆動信号発生手段と、
    前記操作手段の操作および前記駆動信号のいずれにも応じて前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を備え
    前記制御手段は、前記駆動信号に応じて前記ズームレンズを広角側に移動するように制御することを特徴とする内視鏡装置。
  2. 前記操作手段は、前記ズームレンズをそれぞれ広角側または拡大側に移動させる広角スイッチ部と拡大スイッチ部とを有することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
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