JP4108497B2 - ブラシレス直流電動機 - Google Patents

ブラシレス直流電動機 Download PDF

Info

Publication number
JP4108497B2
JP4108497B2 JP2003026951A JP2003026951A JP4108497B2 JP 4108497 B2 JP4108497 B2 JP 4108497B2 JP 2003026951 A JP2003026951 A JP 2003026951A JP 2003026951 A JP2003026951 A JP 2003026951A JP 4108497 B2 JP4108497 B2 JP 4108497B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor magnet
magnet
casing
main rotor
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003026951A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004242394A (ja
Inventor
達雄 小泉
年雄 内田
輝夫 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2003026951A priority Critical patent/JP4108497B2/ja
Publication of JP2004242394A publication Critical patent/JP2004242394A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4108497B2 publication Critical patent/JP4108497B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コイル磁束の有効利用を図りながら、密封された隔壁の構成が必要な産業機器の動力源として利用するために回転軸まわりを密封するように構成し、軽量で高速時高効率特性を達成するようにした隔壁構造を持つブラシレス直流電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種資料や各種材料の極低温の保存技術の開発が急務になっており、特にスターリング冷凍機などの冷凍装置は注目されている。
【0003】
極低温の発生に用いるスターリング冷凍機等のガス圧縮/膨張機からなる冷凍装置においては、製造及び組立時に混入したり、或いは連続運転時に作動ガスや構成部品等から発生する水分、不純物ガス、例えば二酸化炭素等のコンタミ(不純物)を完全に除去することができなかった。このため、冷凍装置本体内のコンタミが金属メッシュ部材等からなる蓄冷材を通過する際に集積・凝固して、金属メッシュ部材等に目詰まりを引き起こしていた。この結果、作動ガスが蓄冷材を通過する際に圧力損出が生じて、膨張空間での膨張仕事が減少すると共に、蓄冷材での熱交換効率の低下を引き起こし、冷凍特性が大きく低下することになる。
【0004】
また、駆動源に電動機を用いる場合には、冷却ガスの漏洩を防止するために電動機も含めてクランクケースを密封することが行われている。しかし、電動機には金属材料以外の各種材料からなるコイル巻線が用いられているため、このコイル巻線が主にコンタミを発生することになる。
【0005】
これらコンタミによる悪影響を抑制するために、電動機内に、コイル巻線とロータとの間をガス密に隔離するカップ状の隔壁を設け、該隔壁とクランクケースを相互に連通するように一体に連結する先行例(例えば、特許文献1参照)が既に提案されている。
【0006】
図7は従来のスターリング冷凍機の一部断面図である。
【0007】
図7のスターリング冷凍機は、クランクシャフト102、結合ロッド105を駆動する偏芯カム104、クランクケース101、クランクケース101に係止される非磁性カップ状カバー106を有し、該非磁性カップ状カバー106は直接クランクシャフト102に連結されるモーターの回転子(ローター)107を収容している。ブラシレスモーターの電機子(ステーター)と位置センサ組立体108は、非磁性カップ状カバー106およびローター107上に同軸配置される。シリンダー111はヘッド103から突出配置される。このようなスターリング冷凍機において、固定子組立体をガス雰囲気の外に配置する配置構成が、ガスの汚濁を妨ぎ、冷却機としての寿命を長くすることが記載されている。
【0008】
【特許文献1】
米国特許第4769997号明細書
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この技術の欠点は、プラシレス直流モータの電機子(ステーター)と永久磁石よりなる回転子(ローター)の間に、ガス室を大気から密封するための隔壁として非磁性のカップ状カバーを設けている点にある。このカップ状カバーの厚みによる隔壁内の回転子と隔壁外の電機子間の磁気的ギャップが増大されることになり、電機子コイルと鎖交する回転子の有効鎖交磁束が減少する。さらにカップ状カバーの材質が非磁性ではあるが金属などの場合には、その導電性のために渦電流損を増大せしめ、その結果、出力トルクを低下させるとともに電機子コイルの電流を増加し、効率が劣化する不都合が発生する第1の課題がある。
【0010】
また、出力トルクを増大するために電機子巻線の巻き数を多くすると、スロットルの容積が決まっているので、細線を使用せざるをえず、このため、抵抗が増大して効率が劣化する不都合があると同時に、コイルスロットヘ収納する工程、およびコイルエンドの処理の作業が煩雑となる第2の課題がある。
【0011】
一方、有効鎖交磁束を増大するために前記非磁性のカップ状カバー106からなる隔壁の厚みを薄くすると、高圧の差動ガスに対して耐圧強度が劣化するので、これを改善するためには隔壁の内径を小さくせねばならず、隔壁の内径を小さくするとマグネットローター径も小さくなり、マグネットローター径が小さくなると有効鎖交磁束が減少して出力トルクが減少する不都合が発生する第3の課題がある。
【0012】
短形の電機子コイルを貫挿するようにマグネット回転子を設けているので、短形の電機子コイルの磁束を有効に閉じるために磁性体として珪素鋼板が使用されている。このため鉄損が多くなり、高速時の効率も劣化して、用途が制限されるという第4の課題がある。
【0013】
本発明は、前記各課題に鑑み、損失を減少させて出力トルクを大きくし、高速時でも高効率で、量産の容易な、しかも軽量な隔壁構造を持つブラシレス直流電動機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明のブラシレス直流電動機においては、シャフトに設けられたメインローターマグネットと、該メインローターマグネットに対し前記シャフトの長さ方向に離間して対向配置された電機子コイルと、前記メインローターマグネットと前記電機子コイルとの間に設けられ、キャップと組み合わされて前記メインローターマグネットを密封する非磁性の隔壁をなすケーシングと、前記電機子コイルを介して前記メインローターマグネットと反対側に回動自在に設けられたサブローターマグネットとを有する。
そして、前記シャフトは、キャップ及びケーシング内において軸受によって回動自在に軸支される。
また、前記サブローターマグネットは、キャップ及びケーシング外において軸受によって回動自在に軸支される。
そして、前記メインローターマグネットと前記サブローターマグネットとは、磁路を形成するように配置される。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を以下図面に基づいて詳細に説明する。
【0016】
(第1実施例)
図1は本発明の2マグネットローター方式ブラシレス直流電動機の第1実施例の断面図である。
【0017】
本発明の第1実施例は、シャフト4にメインローターヨーク3を介して設けられたメインローターマグネット2と、メインローターマグネット2に対しシャフト4の長さ方向に離間して対向配置された電機子コイル7との間に、メインローターマグネット2をキャップ16と組み合わせて密封する非磁性の隔壁をなすケーシング1を設けたブラシレス直流電動機において、電機子コイル7を介してメインローターマグネット2と反対側にサブロータマグネット8を回動自在に設けることを特徴とする。詳細を図1に示す。
【0018】
電動機筐体は、ケーシング1と、ケーシング1の一方側を密封状態に封止するキャップ16と、ケーシング1の他方側を保護するカバー10からなり、それらは相互にボルトで固着されている。
【0019】
ケーシング1は、略中央部に両側に突出する軸受収納部22を有し、周辺にボルトを締着するフランジ部23を備え、軸受収納部22とフランジ部23との間に電機子コイル7やメインローターマグネット2を隙間ありまたはなしで収納可能に構成されている。このケーシング1は、後述するメインローターマグネット2を含むメインマグネット回転子5側とコンタミの主な発生源となる後述する電機子コイル7側とを隔離するための密封構造の隔壁を構成する。ケーシング1は、非磁性金属であれば基本的に使用可能であるが、主にSUS305、SUS309、SUS310、SUS314およびSUS316などのオーステナイト系の非磁性ステンレス鋼の内の一種並びにNiまたはCr残Feを主成分とし、Mn、Mo,NおよびAlの少なくとも一種を添加した非磁性ステンレス鋼が好ましく、この内特にステンレスSUS310は、加工を施したとしても比誘磁率が1から殆ど変化せず、着磁を起こしたりすることがなく、高い熱膨張係数を示すので好ましく、他にチタンでも使用可能である。
【0020】
図1の断面コ字状のキャップ16の中央部には貫通孔が設けられ、その貫通孔の回りには軸受15が設けられている。一方、ケーシング1における中央部の軸受収納部22の一方には軸受14が設けられている。
【0021】
断面コ字状のキャップ16には、両側に立ち上がり部19を設けたので、長いボルトを使うことができ、ケーシング1等を必要な強度で固定することができる。また、ケーシング1は、完全に渦電流損をゼロにはできないため、メインローターマグネット2とサブローターマグネット8により形成される磁束がケーシング1を貫通するのに応じて、渦電流による熱を発生するが、ケーシング1のフランジ部23をキャップ16の立ち上がり部19に比較的広い面積で接触するように構成してあるので、ケーシング1で発生する渦電流による熱を、ケーシング1のフランジ部23からキャップ16を介して外気中へ放出することが可能となる。
【0022】
メインローターヨーク3とコ字状のキャップ16との間には、回転部分の摩耗に伴う金属粉を収納すると共に冷却ガスを収容する空間20を設けてある。
【0023】
外部出力取出用のシャフト4は、長さ方向に離間した位置に設けた左右の軸受14および軸受15に回動自在に支持される。シャフト4には軟鋼製の略板状でリング状のメインローターヨーク3が設けられている。メインローターヨーク3のケーシング1側には、リング状で回転界磁発生用のマグネットとなるメインローターマグネット2が貼着等により固着されている。
【0024】
メインローターマグネット2は、例えば希土類系磁石などの保持力の大きな磁性材料が用いられ、例えば、周方向に交互に異極となるように着磁されている。
【0025】
メインローターヨーク3は軟鋼製でメインローターマグネット2を収納する段部24を有し、全体的にはリング状に形成されている。
【0026】
メインローターマグネット2とメインローターヨーク3とシャフト4の3者によりメインマグネット回転子5を構成する。メインローターマグネット2は、その磁極の挟角を後述する電機子コイル7における複数のコイルの挟角との関係で決まる角度に設定されている。リング状のメインローターマグネット2とメインローターヨーク3の半径方向長さおよびそのシャフト方向の幅は必要な特性を得るように適宜設計される。
【0027】
メインローターマグネット2と隔壁となるケーシング1との間には僅かな空隙、即ち、両者が接触することなく、且つ、メインローターマグネット2の回転を抑制することのない空隙(ギャップ)を設ける。
【0028】
メインローターマグネット2に対向し、ケーシング1のメインローターマグネット2とは反対側の外側面の段部25にはプリント基板6を介して電機子コイル7を含む固定電機子21が貼着固定されている。電機子コイル7は、平面上で扇形に整列巻きされると共にトルクに有効なコイル部分の挟角が、電気角で180度より大きくされた扁平なコイルに形成されている。固定電機子21は、電機子コイル7を平面内で放射状にかつその外側部が互いに隣接するように等しいピッチで配設し、樹脂で固化して構成する。固定電機子21は全体でリング状に形成される。この結果、ケーシング1はリング状の固定電機子21によって補強される形になるので、実質的にケーシング1の対剪断強度を増大せしめることになる。
【0029】
リング状の固定電機子21と僅かな空隙を介してリング状のサブローターマグネット8がシャフト4の長さ方向に対向配置される。この僅かな空隙はメインローターマグネット2と隔壁となるケーシング1との間に設けた前記僅かな空隙と同趣旨の構成とする。サブローターマグネット8は、例えば希土類系磁石などの保持力の大きな磁性材料が用いられ、例えば、周方向に交互に異極となるように着磁されている。前記サブローターマグネット8の磁極の数およびその挟角は前記メインローターマグネット2の磁極の数およびその挟角と同じに構成する。
メインローターマグネット2とこれに対向配置されるサブローターマグネット8は、異極間の磁気的吸引力で対向させ、同期回転せしめる構成とする。たとえば外側のサブローターマグネット8の対向面が順にN−S−N−・・・極に、内側のメインローターマグネット2の対向面が反対に順にS−N−S−・・・極に着磁される場合に、外側から内側方向へまた逆に内側から外側方向へ磁界が生じる。
【0030】
サブローターヨーク9は軟鋼製でサブローターマグネット8を収納する段部26を有し全体的にリング状に形成されている。
【0031】
サブローターマグネット8は、サブローターヨーク9の段部26に貼着される。サブローターヨーク9はケーシング1における軸受収納部22の他方に設けられている2連の軸受13によって軸支される。サブローターマグネット8とサブローターヨーク9によりサブマグネット回転子18を構成する。サブローターマグネット8の外周面に対向して、微小空隙を介してホールIC(インテグレートサーキット)11を配置する。ホールIC11はホールICホルダー12を有する。ホールIC11およびホールICホルダー12はカバー10に取り付けられている。ホールIC11によって界磁磁極の位置を検出する。ホールIC11の計測位置は、上記の位置に限らずメインローターマグネット2またはサブローターマグネット8のいずれかの界磁磁極の位置を検出するように設ければよい。また、界磁磁極の位置を検出するものであればホール素子以外の素子でも適用可能である。
【0032】
カバー10には、リード線導出孔17が設けられている。リード線導出孔17には、電機子コイル7からのリード線やホールIC11からのリード線が配線される。
【0033】
電機子コイル7からのリード線には、図示しない電機子電流を制御する電機子電流制御装置が接続される。
【0034】
ケーシング1は、基本的には、中央部に軸受収納部22を設け、その一方の軸受収納部の周囲にプリント基板6を介して固定電機子21を収納するリング状平面からなる段部25を設け、他方の軸受収納部の周囲にメインローターマグネット2を回動可能に収容できるリング状の段部27を設け、周縁部にフランジ部23を設けることにより構成可能である。
【0035】
メインローターマグネット2とサブローターマグネット8とを磁力の強いものとすれば、特性を劣化させないでモーター長を小さくすることも可能である。これによって、用途に応じた設計の自由度が大きくできる。
メインローターマグネット2の例えば8分割した1磁極、例えばN極から放出された磁束が、ケーシング1、電機子コイル7を貫通して、サブローターマグネット8の同様に8分割した1磁極、例えばS極に流入し、さらに、サブローターマグネット8のN極から、電機子コイル7、ケーシング1を貫通してメインローターマグネット2のS極に帰る磁束ループが形成され、この状態で、電機子コイル7に駆動電流を供給し、回転磁界を発生させることによって、メインローターマグネット2とサブローターマグネット8に回転力が作用し、メインマグネット回転子5とサブマグネット回転子18が同期回転する。
【0036】
この結果、従来のような漏洩磁束の発生を抑制し有効に推力発生に利用できる。また、コミュテーションなしにメインマグネット回転子5とサブマグネット回転子18の回転が可能となる。また、メインローターマグネット2とサブローターマグネット8に強磁性材料を用いることにより、誘起電圧に依存する上限回転数を気にすることなくトルクを増すことができるので、メインマグネット回転子5とサブマグネット回転子18の高速化が可能となる。また、コギングの発生を抑制できる。
【0037】
このようにメインローターマグネット2とサブローターマグネット8で磁路を形成するので、従来のローターマグネットのみの場合と比べ、漏洩磁束が極少に抑制され、トルク効率を向上できる。また、損失はケーシング1の鉄損のみに近似させることができるので、出力トルクの低下を抑制できると共に、出力トルクの低下を補うための電機子コイルの電流増加を抑制することもできる。
【0038】
本発明のブラシレス直流電動機は、回転制御を行うために、メインマグネット回転子5またはサブマグネット回転子18の界磁磁極の位置をホールIC11等の位置センサで検出し、電機子コイル7の電機子電流を制御する電機子電流制御装置を備えている。
(第1実施例の効果)
第1実施例のブラシレス直流電動機は、メインマグネット回転子5を、隔壁となるケーシング1とキャップ16によって、コンタミの発生源となる電機子コイル7を含む固定電機子21から密封状態に分離遮蔽すると共に、メインローターマグネット2の発生磁束をトルク発生のために有効に利用するように、該メインローターマグネット2とで電機子コイル7を貫通する磁路を形成するためのサブローターマグネット8を設ける構成としたので、メインローターマグネット2と、その磁路を閉じるためのサブローターマグネット8との間の磁束の漏洩を極少にして駆動トルクを増加できるとともに、ケーシング1の鉄損のみに近似できるものとなり、前記「【発明が解決しようとする課題】」における第1の課題を解決する。
【0039】
また、モーター構成は、各部品をシャフト4の長さ方向に積み重ねて組立てる単純な構成となっており、さらに、2つのメインマグネット回転子5とサブマグネット回転子18を同じ仕様として共用することも可能なのでその場合組立も簡単になり、前記「【発明が解決しようとする課題】」における第2の課題を解決する。
【0040】
さらに、リング状に固化した固定電機子21は、ケーシング1の一方の軸受収納部22の周囲にプリント基板6を介して固定電機子21を貼着固定するので、実質的にケーシング1の対剪断強度を増大せしめ、従ってその分、ケーシング肉厚を薄くすることができるため、ケーシング1の鉄損も大幅に縮小できることになり、前記「【発明が解決しようとする課題】」における第3の課題を解決する。
【0041】
メインローターマグネット2とサブローターマグネット8の磁力を増大せしめることにより、モーター特性を劣化させずにマグネットの厚さを縮小できるため、電動機のシャフト4方向の長さを小さくでき、前記「【発明が解決しようとする課題】」における第2の課題も解決する。
【0042】
また、対になったマグネットによる固定電機子21の周方向に交互に異極となる磁界中に、電機子機コイル7が配置されることにより、電機子機コイル7に、この電機子機コイル7と対向するマグネットによって同一方向の力を働かせることができるので、従来のようなコミュテーションなしにメインマグネット回転子5とサブマグネット回転子18の回転が可能となる。
【0043】
ケーシング1のフランジ部23により、ケーシング1で発生する鉄損に基づく熱をキャップ16を介して外気中へ放出することが可能となる。
(第2実施例)
図2は本発明装置の2マグネットローター方式ブラシレス直流電動機の第2実施例の断面図である。
【0044】
図2実施例は、図1の実施例と比べ、ケーシング1におけるプリント基板6を貼着固定した側に凹部を設け、この凹部に例えばステンレスSUS310からなる帯状の非磁性の珪素鋼板を渦巻き状に整形し樹脂で固化した円環を、その表面がケーシング1の面と同じになるように埋設固定した構成で異なるが、その他の構成要素は同じ構成をとる。同じ構成については前記第1実施例の説明を援用して、ここでは説明を省略する。
【0045】
ケーシング1は、新たに凹部を設け、その凹部に珪素鋼板を渦巻き状に整形し樹脂で固化した円環30を埋設固定するので、メインローターマグネット2とサブローターマグネット8とにより形成される磁路中のケーシング1の厚み(シャフト4の長さ方向の厚み)が、前記円環30の厚み分だけ薄くなるので、鎖交磁束に基づく渦電流損は第1実施例の場合と比べかなり小さくなる。また、前記円環30は幅の狭い鋼板が基本なので、前記鎖交磁束に基づく渦電流損は、広い面積部分では発生せず、その幅で制限されるため、円環30の鉄損はケーシング1の部分と比べ極端に小さな値になる。
【0046】
図3は本発明の第2実施例の薄い珪素鋼板を渦巻き状に巻回し固化した円環30の断面図である。円環30は珪素鋼板からなるが、非磁性なので、メインローターマグネット2とサブローターマグネット8との間に配置されているが、両マグネットで発生する磁束をトルク発生のために有効に使われないように、即ち漏洩磁束となるように偏倚することがない。
(第2実施例の効果)
第1実施例と同じ構成については、同じ効果を奏するので説明を省略する。
【0047】
また、ケーシング1は鎖交磁束が貫通する部分の厚みが円環30の厚み分だけ薄くできるので、鉄損を減少させることが可能になる。また、ケーシング1は円環30を貼着固定するのでその分強度を増大できる。また、ケーシング1の薄くなった分を珪素鋼板の円環30で補強することができる。この結果、第1、第3および第4の課題を解決する。
(第3実施例)
図4は本発明の2マグネットローター方式ブラシレス直流電動機の第3実施例の断面図である。また、図5は図4におけるA、B,Cで切った断面図を示す図である。
【0048】
第3実施例は、第1実施例の変形実施例であり、第1実施例と比べ、以下の構成が主に異なる。
【0049】
隔壁を成すケーシング51は、メインマグネット回転子52を収納可能にカップ状に形成されている。
【0050】
メインマグネット回転子52は、メインローターマグネット53、メインローターヨーク54、回転子55およびシャフト56からなり、リング状のメインローターマグネット53をこれと同じ平面形状を有しかつ板状のメインローターヨーク54を介して回転子55の1側に形成したリング状の凹部57に貼着固定してある。メインローターマグネット52の平面形状は、図5(a)に示すように、平面内で放射状にかつその外側部が互いに隣接するように等しいピッチで略3角形に着磁され、これらN極またはS極が交互に全体でリング状に形成される。
【0051】
サブマグネット回転子58も同様に、リング状のサブローターマグネット59をこれと同じ平面形状を有しかつ板状のサブローターヨーク60を介して回転子61の1側に形成したリング状の凹部62に貼着固定してある。
固定電機子63は、図5(b)に示すように、電機子コイル64を平面内で放射状にかつその外側部が互いに隣接するように等しいピッチで配設し、樹脂で固化して構成する。固定電機子63は全体でリング状に形成される。
【0052】
固定電機子63は、電機子コイル64を前記第1実施例のように巻回しリング状に組立た後樹脂で固化したものであるが、ホールIC65も一緒に組み込んである。
【0053】
固定電機子63はプリント基板66に搭載された状態で、プリント基板66側からカバー67の段部68によってケーシング51の外側底面に押圧固定される。また、固定電機子63は同時に接着剤によって貼着固定することも可能である。
【0054】
第3実施例は、上記の相違点を除き、実質的に対応する第1実施例または第2実施例の構造、材料等の構成をそのまま援用しているので、これらについては説明を省略する。
(第3実施例の効果)
第1実施例または第2実施例と対応する構成については、同じ効果を奏するので説明を省略する。
メインローターヨーク54およびサブローターヨーク60を設けたので、大きな形状の両回転子55および61をメインローターヨーク54およびサブローターヨーク60と同じ磁性材で形成する必要が無くなるので、材料の選択範囲が広がる。
【0055】
また、固定電機子63をプリント基板66で押圧固定するので、貼着固定するのと比べ剥離等がなく強固に固着できる。
(第4実施例)
〔小型スターリング冷凍機〕
コンタミによる悪影響を抑制するために、電動機内に、コイル巻線とロータとの間をガス密に隔離するカップ状の隔壁を設け、該隔壁とクランクケースを相互に連通するように一体に連結する先行例(例えば、特許文献1参照)が既に提案されている。
【0056】
しかし、前記隔壁は強度を必要とするため金属で形成されている。このため渦電流損が発生し、電流増加をきたし、冷凍機効率が低いものとなっていた。
これを解消するために、前記第1実施例から第3実施例に示した本発明のブラシレス直流電動機を適用すると、メインローターマグネットの他に、サブローターマグネットを設ける構成としたので、これらによって磁路を形成することができ、メインローターマグネットが発生する磁束の漏洩を抑制でき、電機子コイルによる両マグネットへの発生トルクを従来の漏洩磁束のある電動機と比べ増加することができ、これにより、電動機の駆動特性を向上させ、耐用年数を向上することが可能となる。
【0057】
図6は本発明のブラシレス直流電動機を用いたスターリング冷凍機の概略断面図である。即ち、図6は本発明の隔壁を有するブラシレス直流電動機を、隔壁を必要とするスターリング冷凍機に合目的的に適用した実施例を示す概略図である。
【0058】
スターリング冷凍機は、ピストン31の作動端とクランクケース32との間に圧縮室33が形成され、ディスプレーサ34の作動端とクランクケース32との間には膨張室35が形成され、ディスプレーサ34の内部に蓄冷材36を設けている。また、圧縮室33と膨張室35とはガス移送経路37によって接続されている。ピストン31とディスプレーサ34とをクランクシャフト38を介してブラシレス直流電動機によって同期駆動する。
【0059】
前記ブラシレス直流電動機のメインマグネット回転子5をクランクケース32内と連通する隔壁部分、例えば第1から第3実施例のケーシング1の内側に収納し、その電機子コイル7およびサブローターマグネット8をクランクケース32に連設したケーシング1の外側に配設する。
【0060】
運転時、圧縮室33と膨張室35とガス移送経路37によって形成される密閉空間内にHeガス(作動ガス)を封入し、そのガスをピストン31で圧縮した後に膨張室35に送り込んでディスプレーサ34で断熱膨張させ、膨張後に圧縮室33に送り返して再度圧縮し、前記同じ行程を繰り返す。以上のサイクルを繰り返すことによって、膨張室35を形成するケース端に極低温のコールドヘッド39を形成する。
(第4実施例の効果)
ブラシレス直流電動機のロータはクランクケース32内に収納されるので、ダイナミックシールなしでクランクシャフト38と接続することができ、巻線はクランクケース32外に配設されるので、冷却手段をクランクケース32内に持ち込む必要がなくなる。また、本発明のブラシレス直流電動機を適用すると、メインローターマグネットの他に、サブローターマグネット8を設ける構成としたので、メインローターマグネットからの漏洩磁束を減少させ、電動機のトルク特性を向上することが可能になると共に、隔壁によって電機子コイルを含み追加したサブローターマグネット8をもメインマグネット回転子5と隔離密封することが可能となる。
(第5実施例)
〔小型スターリング冷凍機を使用した赤外線カメラ〕
前記第4実施例に示すようなスターリング冷凍機の適用対象として、そのコールドヘッドにおける極低温の温度特性から、赤外線カメラがある。コールドヘッドに設ける光導電形素子としては、InSb(インジウム錫)、Ge(ゲルマニウム)やSi(シリコン)等の半導体結晶、およびGeやSiにAu(金)、Zn(亜鉛)、Hg(水銀)等の重金属を添加した材料等を用いる。
前記InSbは、一般に液体窒素以下の温度で使用され、動作温度が低いほど感度は増すが、応答速度は逆に遅くなる。
一方、GeやSi等の半導体結晶、およびGeやSiにAu、Zn、Hg等の重金属を添加した材料は、一般に液体窒素以下の温度で使用され、応答速度はマイクロ秒或いはそれ以下と速い。
【0061】
これら光導電形素子をコールドヘッド39に搭載して液体窒素以下の温度に冷却することにより、分光感度のダイナミックレンジを広くとることが可能となる。コールドヘッド39に搭載した光導電形素子の出力は、素子アレイの面出力として、図6に示されるように、コンピュータ40に取り込まれ、必要なA/D変換、直交変換、フィルタリング、画像変換等が施されて遠赤外域の画像等としてモニター41に表示することが可能になる。コンピュータ40を1チップまたはボード1枚のマイクロコンピュータとし、モニター41をスモールサイズの液晶画面で構成することにより、携帯可能な赤外線カメラを構成できる。
(第6実施例)
〔小型スターリング冷凍機を使用したガスモニター〕
スターリング冷凍機の適用対象として、前記第5実施例の赤外線カメラ以外に、ガスモニター、具体的には露点計がある。コールドヘッドにはガスセンサーが設けられ、液体窒素近辺の温度まで冷却される。
【0062】
ガスセンサーとしては、温度を室温から−80度以下の任意の温度まで変えることができる反射鏡に被測定ガスを接触させ、そのガスが接触する反射鏡の部分に集光光線又はレーザー光を放射し、その反射鏡とそのガスとを接触前又はその反射鏡とそのガスとを接触させながら、その反射鏡の温度を除々に低下させ、その反射鏡上に露及び/又は霜を形成させ、結露点及び/又は結露点付近で露及び/又は霜を鏡面上から完全に昇華させない程度に反射鏡の温度を除々に加熱し、それによって散乱光の強さの極大となる温度及び/又は反射光の強さが極小となる温度、或はさらに反射鏡を冷却させて、散乱光の強さが極小となる温度及び/又は反射光の強さが極大とする温度を検出し、その極大温度及びその極小温度をそのガスの露点及び/又は霜点とすることを含む微量水分を含むガスの露点又は霜点を決定することにより、低水分量含有ガスを温度変化可能な反射鏡4に接触させ、反射鏡の温度を低下させ氷の層を形成し、その付近の温度で加熱及び冷却を繰返し、昇華点及び積層凝固点からそのガスの正確な露点及び/又は霜点を知るものがある。
【0063】
これにより、本発明のスターリング冷凍機を用いたガスモニターは、携帯可能で使い勝手のよいものとなる。
(第7実施例)
〔小型スターリング冷凍機を使用した半導体放射線検出器〕
スターリング冷凍機の適用対象として、半導体放射線検出器がある。コールドヘッドには半導体放射線検出素子が設けられ、液体窒素近辺の温度まで冷却される。半導体放射線検出素子としては、Ge検出素子あるいはSi検出素子等であり、例えばクローズドエンド型Geガンマ線検出素子が用いられる。
【0064】
従来は液体窒素を入れた冷却槽によって半導体放射線検出素子を冷却していたため、液体窒素を使用の度に入手する必要があり、使用場所が限られていた。本発明のスターリング冷凍機を用いると、半導体放射線検出素子はコールドヘッドに設ければ良くなり、持ち運びが容易で使い勝手が良いものとなる。
【0065】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、ブラシレス直流電動機においては、シャフトに設けられたメインローターマグネットと、該メインローターマグネットに対し前記シャフトの長さ方向に離間して対向配置された電機子コイルと、前記メインローターマグネットと前記電機子コイルとの間に設けられ、キャップと組み合わされて前記メインローターマグネットを密封する非磁性の隔壁をなすケーシングと、前記電機子コイルを介して前記メインローターマグネットと反対側に回動自在に設けられたサブローターマグネットとを有する。
そして、前記シャフトは、キャップ及びケーシング内において軸受によって回動自在に軸支される。
また、前記サブローターマグネットは、キャップ及びケーシング外において軸受によって回動自在に軸支される。
そして、前記メインローターマグネットと前記サブローターマグネットとは、磁路を形成するように配置される。
この場合、メインマグネット回転子と、その磁路を閉じるためのサブローター回転子との間の漏洩磁束を、極少に減少することができるだけでなく、ケーシングだけの鉄損に近似することができるようになる。したがって、出力トルクが大きく、高速時でも高効率であり、量産が容易であり、しかも、軽量な隔壁構造を有するブラシレス直流電動機を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の2マグネットローター方式ブラシレス直流電動機の第1実施例の断面図である。
【図2】本発明の2マグネットローター方式ブラシレス直流電動機の第2実施例の断面図である。
【図3】本発明の第2実施例の円環の斜視図である。
【図4】本発明の2マグネットローター方式ブラシレス直流電動機の第3実施例の断面図である。
【図5】図4におけるA,B,Cで切った断面図である。
【図6】本発明のブラシレス直流電動機を用いたスターリング冷凍機の概略断面図である。
【図7】従来のスターリング冷凍機の一部断面図である。
【符号の説明】
1、51 ケーシング
2、53 メインローターマグネット
3、54 メインローターヨーク
4、56 シャフト
5、52 メインマグネット回転子
6、66 プリント基板
7、64 電機子コイル
8、59 サブローターマグネット
9、60 サブローターヨーク
10、67 カバー
11、65 ホールIC
12 ホールICホルダー
13、14、15 軸受
16 キャップ
17 リード線導出孔
18、58 サブマグネット回転子
19 立ち上がり部
20 空間
21、63 固定電機子
22 軸受収納部
23 フランジ部
24、25、26、27、68 段部
30 円環
31 ピストン
32 クランクケース
33 圧縮室
34 ディスプレーサ
35 膨張室
36 畜冷材
37 ガス移送経路
38 クランクシャフト
39 コールドヘッド
40 コンピュータ
41 モニター
55、61 回転子
57、62 凹部
66 プリント基板

Claims (4)

  1. シャフトに設けられたメインローターマグネットと、メインローターマグネットに対し前記シャフトの長さ方向に離間して対向配置された電機子コイルと、前記メインローターマグネットと前記電機子コイルとの間に設けられ、キャップと組み合わされて前記メインローターマグネットを密封する非磁性の隔壁をなすケーシングと、前記電機子コイルを介して前記メインローターマグネットと反対側に回動自在に設けられたサブロータマグネットとを有するとともに、前記シャフトは、キャップ及びケーシング内において軸受によって回動自在に軸支され、前記サブローターマグネットは、キャップ及びケーシング外において軸受によって回動自在に軸支され、前記メインローターマグネットと前記サブロータマグネットとは、磁路を形成するように配置されることを特徴とするブラシレス直流電動機。
  2. 薄い珪素鋼板の帯を渦巻き状に巻回した円環が、前記ケーシングの前記電機子コイルに対向する箇所に形成された凹部に配置される請求項1記載のブラシレス直流電動機。
  3. 前記メインローターマグネット又は前記サブローターマグネットの界磁磁極の位置を検出して、電機子電流を制御する電機子電流制御装置を有する請求項1は2記載のブラシレス直流電動機。
  4. 記非磁性の隔壁をなすケーシングステンレス製である請求項13のいずれか1項記載のブラシレス直流電動機。
JP2003026951A 2003-02-04 2003-02-04 ブラシレス直流電動機 Expired - Fee Related JP4108497B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003026951A JP4108497B2 (ja) 2003-02-04 2003-02-04 ブラシレス直流電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003026951A JP4108497B2 (ja) 2003-02-04 2003-02-04 ブラシレス直流電動機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004242394A JP2004242394A (ja) 2004-08-26
JP4108497B2 true JP4108497B2 (ja) 2008-06-25

Family

ID=32954815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003026951A Expired - Fee Related JP4108497B2 (ja) 2003-02-04 2003-02-04 ブラシレス直流電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4108497B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006288023A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Hokuto Giken:Kk コアレスブラシレス直流電動機
JP5020537B2 (ja) * 2006-05-10 2012-09-05 日産自動車株式会社 回転電機
JP2008035604A (ja) 2006-07-27 2008-02-14 Sumitomo Heavy Ind Ltd Gm冷凍機、パルス管冷凍機、クライオポンプ、mri装置、超電導磁石装置、nmr装置および半導体冷却用冷凍機
JP5359042B2 (ja) * 2008-06-13 2013-12-04 セイコーエプソン株式会社 ブラシレス電気機械、それを備えた装置、及び、移動体
CN116865515B (zh) * 2023-06-07 2024-04-26 米拌(上海)科技有限公司 一种磁力输出电机及运用该电机的磁力搅拌容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004242394A (ja) 2004-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7719160B2 (en) Coreless and brushless direct-current motor, Gifford McMahon (GM) cryogenic cooler, pulse tube cryogenic cooler, cryopump, Magnetic Resonance Imaging (MRI) apparatus, Superconducting Magnet (SCM) apparatus, Nuclear Magnetic Resonance (NMR) apparatus, and cryogenic cooler for cooling semiconductor
JP5440063B2 (ja) 超電導回転電機
RU2004131867A (ru) Приводной двигатель, в частности для насоса
JP5373759B2 (ja) 超電導モータ
JP5162654B2 (ja) 超電導モータ
JP2010093886A (ja) 超伝導回転機
JP4108497B2 (ja) ブラシレス直流電動機
JP4247099B2 (ja) 動力装置とそれを用いた冷凍機、応用機器
JP2005160274A (ja) 動力装置およびそれを用いた冷凍機
JP5497625B2 (ja) 超電導モータ
JP2006122785A (ja) 非接触攪拌機
JP4323179B2 (ja) ブラシレス直流電動機
CN217785514U (zh) 集成式斯特林制冷机
JP4930906B2 (ja) 磁気浮上回転装置
Veprik et al. Microminiature linear split Stirling cryogenic cooler for portable infrared imagers
JP2004023921A (ja) 動力又は電力発生装置
JP2010019164A (ja) ポンプ装置
WO2024016613A1 (zh) 集成式斯特林制冷机
JP2012143044A (ja) 超電導モータ
CN117469831A (zh) 集成式斯特林制冷机
WO2023195076A1 (ja) 電動機、送風機および空気調和装置
Rajesh et al. Effect of geometrical parameters on the performance of linear motor for a Stirling cooler
JP2716921B2 (ja) スターリング冷凍機
JP2971557B2 (ja) 電力貯蔵装置
JPH09233803A (ja) 高速回転機器用制動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050607

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060906

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070925

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080402

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120411

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120411

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130411

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130411

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140411

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees