JP2008035604A - Gm冷凍機、パルス管冷凍機、クライオポンプ、mri装置、超電導磁石装置、nmr装置および半導体冷却用冷凍機 - Google Patents

Gm冷凍機、パルス管冷凍機、クライオポンプ、mri装置、超電導磁石装置、nmr装置および半導体冷却用冷凍機 Download PDF

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Abstract

【課題】 電機子コイルから発生する不純物と、内側ロータマグネット、出力軸、被駆動装置とを完全に遮蔽し、被駆動装置を長寿命に維持し、磁束の漏洩の少なく、モーター効率の高いコアレスブラシレス直流電動機、このコアレスブラシレス直流電動機を動力装置とする良好な冷却能力を有する冷凍機、応用機器を提供する。
【解決手段】空芯状で成型され、円筒上に設けられる電機子コイル204を挟んで、外側ロータマグネット210と対向して内側ロータマグネット209が設けられ、電機子コイル204の磁界により外側ロータマグネット210と同期回転され、出力軸206は内側ロータマグネット209に伴い回転され、被駆動装置を回転駆動する。隔壁構造の密閉手段は、電機子コイル204、外側ロータマグネット210を、内側ロータマグネット209の外側に隔離密閉する。このコアレスブラシレス直流電動機を動力装置として有する冷凍機及びその応用機器。
【選択図】図1

Description

本発明は、GM冷凍機等の蓄冷式冷凍機およびクライオポンプ等の応用機器の動力装置であるコアレスブラシレス直流電動機、および、このコアレスブラシレス直流電動機を動力装置とする冷凍機及び応用機器に関する。
従来、駆動源として電動機が用いられるGM冷凍機又はパルス管冷凍機が、例えば、米国特許第5,361,588号公報(特許文献1)で提案されている。
米国特許第5,361,588号公報
そこで、本発明は、電機子コイルから発生する不純物と、内側ロータマグネット、出力軸、被駆動装置とを完全に遮蔽し、被駆動装置を長寿命に維持し、磁束の漏洩の少なく、モーター効率の高いコアレスブラシレス直流電動機及び、このコアレスブラシレス直流電動機を動力装置とする良好な冷却能力を有する冷凍機及び応用機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明のコアレスブラシレス直流電動機は、空芯状に巻き回されて成型され、複数個が互いに離間して円筒上に配置され、直流電流が通電されて磁界が発生される電機子コイルと、
前記電機子コイルに面して前記電機子コイルの外側に円筒状に設けられ、前記磁界により回転される永久磁石から成る外側ロータマグネットと、
前記電機子コイルの内側に前記外側ロータマグネットと異極同心で、回転軸が独立し円筒状に設けられ、前記磁界により前記外側ロータマグネットと同期回転される永久磁石から成る内側ロータマグネットと、
前記内側ロータマグネットに接続され、前記内側ロータマグネットの回転に伴い回転され、連結される被駆動装置を回転駆動する出力軸と、
前記電機子コイルおよび前記外側ロータマグネットを、前記内側ロータマグネットの外側に隔離して仕切り密閉する隔壁構造の密閉手段と、から成ることを特徴とする。
さらに、本発明のコアレスブラシレス直流電動機において、前記隔壁構造の密閉手段は、
前記出力軸が支えられるハウジングと、
前記ハウジングの一端から延長され、前記電機子コイルおよび前記外側ロータマグネットを前記内側ロータマグネットの外側に隔離して仕切る隔壁部と、
前記ハウジングおよび前記隔壁部と共に前記電機子コイルおよび前記外側ロータマグネットを前記内側ロータマグネットから仕切り密閉するケーシングと、から成る。
さらに、本発明のGM冷凍機は、前記コアレスブラシレス直流電動機から成る動力装置と、
前記動力装置の回転運動を直線運動に変換する回転−直線変換機構と、
前記動力装置の回転出力を受け、圧縮機の高圧側から出て低圧側に戻る作動流体の流路を切換えるバルブ機構と、
前記バルブ機構により供給および排出される前記作動流体を取り込み任意数のステージを冷却するシリンダと、
複数の蓄冷器を備えたディスプレーサと、から成ることを特徴とする。
さらに、本発明のパルス管冷凍機は、コールドヘッドと、
前記コールドヘッドへ高圧化された作動ガスを供給し、前記コールドヘッドから低圧ガスとして回収する圧縮機と、
前記コールドヘッド及び前記圧縮機との間に接続され、前記圧縮機の高圧側と低圧側とを交互に前記コールドヘッドに連通させるバルブユニットと、
前記作動ガスの圧力変動と流速変動との位相差を制御するバッファタンクと、
前記バルブユニットを回転駆動する前記コアレスブラシレス直流電動機から成る動力装置と、から成ることを特徴とする。
さらに、本発明のクライオポンプは、真空処理装置に吸気口を介して連設されるクライオポンプ容器と、
ルーバーを有し、前記クライオポンプ容器内に設けられる輻射シールドと、
前記輻射シールド内に設けられるクライオパネルと、
前記クライオポンプ容器の下側に配置される請求項3記載のGM冷凍機と、
前記GM冷凍機の作動流体により冷却され、前記輻射シールドに接続される第1ステージと、
前記作動流体により冷却され、前記クライオパネルに接続される第2ステージと、から成ることを特徴とする。
さらに、本発明のクライオポンプは、真空処理装置に吸気口を介して連設されるクライオポンプ容器と、
ルーバーを有し、前記クライオポンプ容器内に設けられる輻射シールドと、
前記輻射シールド内に設けられるクライオパネルと、
前記クライオポンプ容器の下側に配置される請求項4記載のパルス管冷凍機と、
前記パルス管冷凍機の作動流体により冷却され、前記輻射シールドに接続される第1ステージと、
前記作動流体により冷却され、前記クライオパネルに接続される第2ステージと、から成ることを特徴とする。
さらに、本発明のMRI装置は、真空槽内に少なくとも設けられる第1輻射シールド板と、
前記第1輻射シールド板内に設けられる第2輻射シールド板と、
前記第2輻射シールド板内に設けられ、液体ヘリウムが貯蔵される液体ヘリウム槽と、
前記液体ヘリウム槽内に配置され、液体ヘリウムに浸漬される超電導磁石と、前記液体ヘリウム槽に連結され、ヘリウム回収部に連通される配管と、
前記第1輻射シールド板に接続され、請求項3記載のGM冷凍機の作動流体により冷却される各ステージと、から成ることを特徴とする。
さらに、本発明のMRI装置は、真空槽内に少なくとも設けられる第1輻射シールド板と、
前記第1輻射シールド板内に設けられる第2輻射シールド板と、
前記第2輻射シールド板内に設けられ、液体ヘリウムが貯蔵される液体ヘリウム槽と、
前記液体ヘリウム槽内に配置され、液体ヘリウムに浸漬される超電導磁石と、前記液体ヘリウム槽に連結され、ヘリウム回収部に連通される配管と、
前記第1輻射シールド板に接続され、請求項4記載のパルス管冷凍機の作動流体により冷却される各ステージと、から成ることを特徴とする。
さらに、本発明の超電導磁石装置は、真空容器内に設けられ、超電導コイルと前記超電導コイルに接続される酸化物超電導電流リードと、
前記真空容器に設けられる請求項3記載のGM冷凍機と、
前記酸化物超電導電流リードの一端に接続され、前記GM冷凍機を構成する第1ステージと、
前記酸化物超電導電流リードの他端および前記超電導コイルのコイル巻枠に接続され、前記GM冷凍機を構成する第2ステージと、から成り、
前記第1ステージおよび第2ステージは、前記GM冷凍機の作動流体により冷却されることを特徴とする。
さらに、本発明の超電導磁石装置は、真空容器内に設けられ、超電導コイルと前記超電導コイルに接続される酸化物超電導電流リードと、
前記真空容器に設けられる請求項4記載のパルス管冷凍機と、
前記酸化物超電導電流リードの一端に接続され、前記パルス管冷凍機を構成する第1ステージと、
前記酸化物超電導電流リードの他端および前記超電導コイルのコイル巻枠に接続され、前記パルス管冷凍機を構成する第2ステージと、から成り、
前記第1ステージおよび第2ステージは、前記パルス管冷凍機の作動流体により冷却されることを特徴とする。
さらに、本発明のNMR装置は、真空槽内に少なくとも設けられる第1輻射シールド板と、
前記第1輻射シールド板内に設けられる第2輻射シールド板と、
前記第2輻射シールド板内に設けられ、液体ヘリウムが貯蔵される液体ヘリウム槽と、
前記液体ヘリウム槽内に配置され、液体ヘリウムに浸漬される超電導磁石と、前記液体ヘリウム槽に連結され、ヘリウム回収部に連通される配管と、
前記第1輻射シールド板に接続され、前記GM冷凍機の作動流体により冷却される各ステージと、から成ることを特徴とする。
さらに、本発明のNMR装置は、真空槽内に少なくとも設けられる第1輻射シールド板と、
前記第1輻射シールド板内に設けられる第2輻射シールド板と、
前記第2輻射シールド板内に設けられ、液体ヘリウムが貯蔵される液体ヘリウム槽と、
前記液体ヘリウム槽内に配置され、液体ヘリウムに浸漬される超電導磁石と、前記液体ヘリウム槽に連結され、ヘリウム回収部に連通される配管と、
前記第1輻射シールド板に接続され、前記パルス管冷凍機の作動流体により冷却される各ステージと、から成ることを特徴とする。
さらに、本発明の半導体冷却用冷凍機は、コールドヘッドを冷却するように作動流体を動作させる前記GM冷凍機と、
真空断熱室内に設けられ、前記コールドヘッドに載置される半導体素子と、から成り、前記半導体素子の検出出力を取り出すことを特徴とする。
さらに、本発明の半導体冷却用冷凍機は、コールドヘッドを冷却するように作動流体を動作させる前記パルス管冷凍機と、
真空断熱室内に設けられ、前記コールドヘッドに載置される半導体素子と、から成り、
前記半導体素子の検出出力を取り出すことを特徴とする半導体冷却用冷凍機。
本発明のコアレスブラシレス直流電動機300によれば、図1及び図2に示されるように、電機子コイル204は、空芯で巻き回され鞍型に成型され、複数個が互いに離間して円筒円周上に配置され、直流電流が通電された時に磁界が発生される。
永久磁石より成る外側ロータマグネット210は、電機子コイル204に面して円筒状に設けられ、電機子コイル204の磁界により回転される。
永久磁石より成る内側ロータマグネット209は、電機子コイル204の内側に外側ロータマグネット210と異極同心で且つ回転軸が独立して円筒状に設けられ、電機子コイル204の磁界により外側ロータマグネット210と同期回転される。
このため、外側ロータマグネット210および内側ロータマグネット209に対する電機子コイル204の各々の磁界により回転され、発生される各々の出力トルクが重ね合わされて強力なトルクが生じる。
出力軸206は、内側ロータマグネット209に接続され、内側ロータマグネット209の回転に伴い回転され、連結される被駆動装置を回転駆動する。
このため、発生される出力トルクは、出力軸206を介して確実に連結される図示されない冷凍機、ポンプ等の被駆動装置に伝達される。
隔壁構造の密閉手段219は、電機子コイル204および外側ロータマグネット210を、内側ロータマグネット209の外側に隔離して仕切り密閉する。
このため軸心と平行する方向の磁束の漏洩は抑制され、高い電動機効率が維持される。
また、電機子コイル204から発生する不純物は、内側ロータマグネット209、出力軸206および図示されない被駆動装置から完全に遮蔽され、図示されない被駆動装置は長寿命に維持される。
さらに、本発明のGM冷凍機、パルス管冷凍機、クライオポンプ、MRI装置、超電導磁石装置、NMR装置および半導体冷却用冷凍機によれば、本発明のコアレスブラシレス直流電動機を動力装置とするため、良好な冷却能力を有する。
以下、本発明を、その実施例に基づいて、図面を参照して説明する。
本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1は、図1及び図2に示されるように、電機子コイル204は、ハウジング218の一端が延在される隔壁部219およびケーシング202に接続されるコイルホルダー208上に空芯で巻き回され鞍型に成型され、複数個が互いに離間して円筒円周上に配置されるコイルを有し、電機子コイル204に直流電流が通電された時に磁界が発生される。
このため、過電流損、ヒステリシス損が皆無となり高い電動機効率を維持することができる。
図1に示されるように、外側ロータマグネット210は、永久磁石から成り電機子コイル204に面して円筒状に設けられ、電機子コイル204の磁界により回転される。
外側ロータマグネット210は、収納される第1のベアリング214及び第2のベアリング217を介してハウジングに軸支されるヨークフランジ213に締結されるヨーク211に接続される。
外側ロータマグネット210と電機子コイル204の間の空隙は、ヨークフランジ213、コイルホルダー208および電動機筐体を構成する外ケース212、ケース蓋216により密閉される。
次に、内側ロータマグネット209は、円筒状の永久磁石から成り電機子コイル204の内側に外側ロータマグネット210と異極同心で対面して、外側ロータマグネット210とペアを構成するように配置され、電機子コイル204の磁界による外側ロータマグネット210の磁気吸引力により同期して回転される。
これにより、軸心と平行する方向の磁束の漏洩は、磁極と磁性体での対面よりはるかに減少される。
このため、高い電動機効率を得ることが可能となる。
また、外側ロータマグネット210および内側ロータマグネット209の回転軸は、互いに同心上にはあるが、全く独立して配置されるため、外側ロータマグネット210と内側ロータマグネット209を完全に仕切ることができる。
このため、発生される出力トルクは、ダイレクトに出力軸206に伝達される。
外側ロータマグネット210および内側ロータマグネット209の構造は、永久磁石をロータの外周に配置した表面磁石形が一般的であるが、ロータ内部に永久磁石を配置する埋込磁石形も適用可能である。
永久磁石材料は、異方性フェライト磁石、磁束密度が高い希土類磁石が多く使用される。
また、電機子コイル204を挟んで外側ロータマグネット210及び内側ロータマグネット209を対向させ、且つ電機子コイル204と外側ロータマグネット210の間の空隙がコイルホルダー208、ヨークフランジ213、ヨーク211、押えフランジ201及び外ケース212により密閉される。これにより、電機子コイル204を鎖交する磁束の漏洩は極小に抑制される。
このため、出力トルクの低下が最小限に抑えられ、電動機の効率が維持され、出力トルクの低下を補うための電機子コイル204の電流増加を抑制することもでき、高い電動機効率を得ることが可能となる。
また、電機子コイル204から発生する不純物は内側ロータマグネット209、出力軸206および図示されない被駆動装置から完全に遮蔽され、図示されない被駆動装置は長寿命に維持される。
さらに、外側ロータマグネット210と内側ロータマグネット209を同じ仕様として共用することも可能であり、組立てが簡単で量産が容易となる利点も有する。
出力軸206は、その外周に円筒状の内側ロータマグネット209が接続され、一方を、収納される第3のベアリング215を介してハウジング218に軸支され、他方を、収納される第4のベアリング205を介してベアリングボス207内に軸支される。
さらに、出力軸206は、内側ロータマグネット209の回転に伴い回転され、さらに、連結される図示されない被駆動装置を回転駆動する。
このため、発生される出力トルクは出力軸206に伝達され、必要とする伝達トルクは定格トルクに近似した値でほぼ満足され、確実に図示されない被駆動装置に伝達される。
ハウジング218は、ハウジング218の一端が延在されて成る隔壁部219およびケーシング202と一体に形成され、電動機の筐体の一部を構成するケース蓋216に図示されないボルトにより固定される。
ハウジング218の一端は、内側ロータマグネット209が接続される出力軸206が、収納される第3のベアリング215を介して軸支され、ハウジング218の外周は、外側ロータマグネット210が接続されるヨークフランジ213が、収納される第1のベアリング214及び第2のベアリング217を介して軸支される。
隔壁構造の密閉手段は、図1に示されるように、ハウジング218の一端から延在され、電機子コイル204および外側ロータマグネット210を内側ロータマグネット209の外側に隔離して仕切り、内側ロータマグネット209を内包するようにカップ状にハウジング218と一体に形成される隔壁部219である。
隔壁部219は、電機子コイル204が接続されるコイルホルダー208、および電動機の筐体の一部を構成するケーシング202、押えフランジ201、外ケース212およびケース蓋216と共に、電機子コイル204および外側ロータマグネット210を仕切り密閉する。
これにより、軸心と平行する方向の磁束の漏洩は抑制され、高い電動機効率を得ることが可能となる
さらに、電機子コイル204から発生する不純物は内側ロータマグネット209、出力軸206および図示されない被駆動装置から完全に遮蔽され、図示されない被駆動装置は長寿命に維持される。
隔壁構造の密閉手段は非磁性材料より成り、非磁性金属であれば基本的に使用可能である。
図示されない電機子電流制御装置は、好適には、ホール素子と増幅回路が一体化されたホールIC203が用いられる。
ホールIC203は、電機子コイル204が接続されるコイルホルダー208の円周面に外側ロータマグネット210に対面して設けられ、外側ロータマグネット210の磁極位置(磁極のNからS、又はSからNへの切換りポイント)を検出して、ホールIC203からの信号により直流電流を制御する。
従って、電機子コイル204および外側ロータマグネット210を隔壁部219及びケーシング202の外側に配置することにより、ホールIC203は、外側ロータマグネット210のみで動作することができる。
また、図示されない電機子電流制御装置は、ホールIC203に配線される図示されないリード線を介して電動機筐体の外部に設けられ、外側ロータマグネット210の磁極位置を正確に検出でき、適正な回転制御が可能となる。
図示されないリード線やホール素子からのリード線は、電動機の筐体に設けられる図示されない引出口を通して配線される。
図示されない被駆動装置、例えば、冷凍装置、ポンプ等は、出力軸206に連結され、内側ロータマグネット209及び出力軸206により回転駆動される。
電機子コイル204から発生する不純物は内側ロータマグネット209、出力軸206及び図示されない被駆動装置から完全に遮蔽され、図示されない被駆動装置は長寿命に維持される。
図3は、図1に示される本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1を有する動力装置を有するGM(ギフォード・マクマホン)冷凍機の一部断面図である。
コンタミの混入を阻止するための隔壁を必要とするGM冷凍機に適用した実施例である。
GM冷凍機は、クライオポンプや超電導MRI(Magnetic
Resonance Imaging)の冷却に使用され、構造上、圧縮機と膨張機を離して設置できるため、小型の圧縮機を高速で運転しながら、膨張機を低速で運転する。
圧縮機74は作動ガスを低圧側から吸い込み、高圧側へ排出する。冷凍機は、ハウジング部60とシリンダー部61に分かれる。上下2段に配置されたシリンダー62には、蓄冷器63を内蔵した一体のディスプレイサー64が摺動自在に設けられる。
ディスプレイサー64とシリンダー62との間に空室(第1段下部空室)65、空室(第2段下部空室)66、空室(上部空室)67が形成される。
空室相互の間は、蓄冷器63を内蔵したディスプレイサー64と作動ガス流路68により接続されている。
シリンダー62の下部外周には、放熱のためにフランジである第2ステージ69が密着される。空室65のシリンダー部61には第1ステージ150が設けられる。
ディスプレイサー64は摺動軸受70に支持されたスコッチヨーク(回転運動−直線運動変換機構)71に連結され、本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1を有する動力装置、クランク72、スコッチヨーク71を介して駆動されてシリンダー62内を往復動する。
ディスプレイサー64の往復動に伴ってシリンダー62内の空室65、66の容積が増加するとき、空室67の容積は減少する。
また、空室65、66の容積が減少するとき、空室67の容積は増加するように変化し、作動ガスは空室65〜67の間を作動ガス流路68を通して移動する。
作動ガスの流れを制御するロータリー弁装置RVからなるバルブ機構73が圧縮機74とシリンダー62との間に配置され、圧縮機74の高圧側から送り出される作動ガスをシリンダー62内に導く。
また、シリンダー62内から送り出される作動ガスを圧縮機74の低圧側に導くように構成される。
ハウジング部60内には図1に示される本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1を有する動力装置が配置される。
隔壁を構成し、ハウジング60内を隔壁により作動ガスの空間78とコアレスブラシレス直流電動機300の収納空間の2空間に分離する。
隔壁となるケーシングにより分離されたハウジング60の出力軸側の空間78は、シリンダー62内から送り出される作動ガスを圧縮機74の低圧側に送り出すための空間を構成する。
作動ガスを圧縮機74の低圧側に戻す空間78には、従来のようにコアレスブラシレス直流電動機300の一部が介挿されることがなくなり、コンタミが混入する恐れが防止できる。
このため、隔壁により作動ガスの空間78と本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1の収納空間の2空間に分離できる。
図4は、図1に示される本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1を有する動力装置を有するパルス管冷凍機の一部断面図である。
図4(a)は、パルス管冷凍機の全体の概略図で、図4(b)はパルス管冷凍機のバルブユニットの断面図である。
コンタミの混入を阻止するための隔壁を必要とするにパルス管冷凍機適用した実施例である。
パルス管(チューブ)冷凍機は、スターリング冷凍機やGM冷凍機と同様に、熱交換機として蓄冷器を持つ冷凍機であるが、膨張機にピストンやディスプレーサを持たず、パルス管といわれるパイプが膨張機の役割を果たす極低温冷凍機である。
膨張機側にピストン等の稼動部分を持たないため、低振動、高信頼性特性を有する。
パルス管冷凍機は、各種超伝導磁石装置、各種センサー冷却システム、液化装置、液化ガス再凝縮装置、クライオポンプ、MRI診断装置、および理化学機器等に利用される。
パルス管冷凍機171は、圧縮機95、バルブユニット96、コールドヘッド97、及びバッファータンク98から構成される。
圧縮機95は、作動ガスを圧縮し高圧ガスとしてコールドヘッド97へ供給し、コールドヘッド97から低圧ガスとして回収する。
バルブユニット96は、圧縮機95とコールドヘッド97との間に接続され、圧縮機95の高圧側又は低圧側を交互にコールドヘッド97に連通させる。
コールドヘッド97は、バルブユニット96にその高温端側が接続される蓄冷器99と、バッファータンク98にその高温端側が接続されるパルス管100と、蓄冷器99およびパルス管100の低温端側同士を連結する低温端連結部101と、これらを収納する真空槽102とを有する。
バッファータンク98は、パルス管100から流出する作動ガスを収容して、パルス管100における作動ガスの圧力変動と流速変動との位相差を制御する位相制御機構として働く。
バルブユニット96に本発明のブラシレス直流モータを用いた動力装置を適用する。
図4(b)に示すように、バルブユニット96は、ハウジング103内にロータリーバルブタイプのバルブ機構104と動力装置を連結して収納し、ハウジング103内を空間110と空間115に分離する。
バルブ機構104は、バルブ本体105とバルブプレート106から成り、バルブ本体105はハウジング103内に固定ピン107で固定される。
バルブプレート106は、コアレスブラシレス直流電動機300の出力軸と結合される。
モータによりバルブプレート106を回転することにより、バルブ本体105に供給されている作動ガスがバルブプレート106の案内溝108およびバルブ本体105の案内通路109を介してパルス管100へ供給される。
パルス管100で使用された作動ガスは、バルブ本体105の案内通路109およびバルブプレート106の貫通孔(図示省略)を介してハウジング103と隔壁部17を備えるケーシング113により画成される空間110に排出され、さらに、低圧流路を介して圧縮機111へ戻る。
ハウジング103内に排出された作動ガスはケーシング113により空間110として隔離されるので、コアレスブラシレス直流電動機300に接触することがなくなる。
これにより、本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1を有する動力装置からのコンタミを圧縮機111への帰還流路110に混入させることを防止する。
また、低速高トルクの本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1を用いることで低ノイズおよび冷却温度の低下を達成する。
図5は、本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1を用いた動力装置を動力源とし、この動力装置を組み込んだクライオポンプの一部断面図である。
クライオポンプ172は、真空処理装置の真空排気に使用される。クライオポンプ172は、クライオポンプ容器116に約10Kまで冷凍可能な冷凍機117が取り付けられている。
この10K冷凍機117の第1ステージ118は約60〜100Kに、第2ステージ119はおよそ10Kに冷却される。
第1ステージ118には輻射シールド120が取り付けられており、その吸気口側にはルーバー121が取り付けられている。
第2ステージ119には第2温度センサ122と排気パネルであるクライオパネル123が取り付けられており、第2温度センサ122は温度計124に接続されている。
真空処理装置125と吸気口126とは吸気口弁127を介して接続されており、真空処理装置125から吸気口弁127を通って入ってくる水や二酸化炭素はルーバー121や輻射シールド120で凝縮され、アルゴン、窒素、水素、ネオン等のガスは20K以下に冷却されているクライオパネル123上に凝縮され、排気される。
クライオポンプ容器116には、真空計128に接続された真空センサ129と、クライオポンプ内を排気するための他の真空ポンプに接続された真空弁130が取り付けられている。
10K冷凍機117として2段GM冷凍機を用いる。GM冷凍機は例えば図3に示される実施例の構成とするが、図4に示されるパルス管冷凍機を用いてもよい。
作動ガスを圧縮機74の低圧側に戻す流路には、コアレスブラシレス直流電動機300の出力軸側のみを介挿したので、従来のようにモータの一部が介挿されることがなくなり、コンタミが混入する恐れが防止できる。
冷凍機は、本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1を有する動力装置を用いているので、振動が少なく、低速・高トルクで運転できるので、測定データに対するノイズの影響が少なくなり、冷却能力を向上することができる。
図6は、本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1を用いた動力装置を動力源とし、この動力装置を組み込んだMRI冷却用液体ヘリウム凝縮用冷凍機を備えたMRI装置の一部断面図である。
MRI131は、図6(a)、(b)に示すように、半径方向断面ロ字形の環状体の真空槽132内に同じく半径方向断面ロ字形の環状体の第1輻射シールド板133を設け、その第1輻射シールド板133内に半径方向断面ロ字形の環状体の第2輻射シールド板134が配設されていて、第1輻射シールド板133と第2輻射シールド板134には冷凍機としてGM冷凍機135が接続されている。
第2輻射シールド板134内には、液体ヘリウム136が貯蔵されている液体ヘリウム槽137が配置され、液体ヘリウム槽137内には液体ヘリウム136に浸漬されて超電導磁石138が配置されている。
液体ヘリウム槽137には、ヘリウム回収部と連通している配管139が連結される。
円筒状に形成される真空槽132の上部には、クライオスタットが配置され、円筒状に形成されている超電導磁石(静磁場マグネット)138の内周側には、勾配磁場コイル(図示省略)とラジオ波送受信用プローブ(図示省略)が配置される。
液体ヘリウム槽137は、2重の輻射シールド板133、134に囲まれる。
外側の第1輻射シールド板133はGM冷凍機135の第1ステージ150によって約80Kに保たれ、第2輻射シールド板134は、第2ステージ69によって約20Kに保たれる。
これにより、液体ヘリウム136の蒸発量は格段に減少する。この特徴から、超電導MRIや単結晶引上げ装置用の超電導磁石等の超電導磁石一般に用いられている。
超電導磁石138の冷却は、輻射シールド板を冷却するベビーシッター方式から、図6(d)の液体ヘリウム再凝縮方式にすると、例えば、3段の4K−GM冷凍機135を用いて、第1および第2ステージ150、69で第1および第2輻射シールド板133、134を冷却し、3段ステージで蒸発したヘリウムを再凝縮することができる。この液体ヘリウム再凝縮方式は医療用MRIに用いられる。
GM冷凍機135には、図6(c)に示す本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1を密封状態に組み込んだ動力装置が設けられている。
GM冷凍機135の構成および効果は既に述べたとおりであるから密封状態に隔壁を構成することもここでは省略する。
この実施例では、冷凍機としてGM冷凍機を用いたが、図4に示されるパルス管冷凍機等で構成することも可能である。
超電導コイルの冷却の方式は、図6(d)に示す液体ヘリウム再凝縮方式のほかに図6(e)に示す冷凍機直冷式も可能である。
冷凍機直冷式の超電導磁石138は、液体窒素や液体ヘリウム等の寒剤を必要としない方式で、酸化物超電導電流リード140と4K−GM冷凍機135の組み合わせにより構成する。
磁性蓄冷材を用いることにより更に冷却温度を下げることが可能になる。冷凍機直冷式の超電導磁石138は、液体ヘリウム容器がないために小型化が可能となり、同一仕様の従来型磁石に対して1/3程度に小さくなる。
また、隔壁は円筒状に構成したので、薄くすることができる。また、隔壁は補強カラーにより補強されているので、両者により高い圧力に耐えることができるようになる。
図7は、本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1を用いた動力装置を動力源とし、この動力装置を組み込んだNMR用冷凍機の一部断面図である。
核磁気共鳴装置(Nuclear
Magnetic Resonacc)はNMRと略称される。
NMRの原理は、磁石の性質を持つ原子、例えば水素原子を磁界中に入れると、磁界の周波数によっては磁気エネルギーの吸収(吸収状態が「共鳴」)が起こるときの吸収量を電気信号に変換して測定することにある。
NMR冷却用液体ヘリウム凝縮用冷凍機141は、第1又は2段のGM冷凍機135で構成される。
図7のNMR(MRI)分析装置は、磁場内に置かれた被試験物体のNMR信号を隣接した検出コイル143で検出する。
円柱形状に合成した超電導バルク144を真空断熱容器145の内部に設置し、これをGM冷凍機135の冷却部(コールドヘッド)146に接触させて固定する。
GM冷凍機135は小型のGM冷凍機を用いる。真空ポンプで真空断熱容器145を減圧して断熱状態にして、冷凍機135とその圧縮機147を作動させて超電導バルク144の温度を下げて超電導状態にする。
これに真空断熱容器145の外部の着磁コイル148から磁場を印加して着磁する。
超電導バルク144の発生する磁場中に被測定物体149が置かれ、その周りに検出コイル143が巻かれている。
被測定物体149中に鉛直に印加される主磁場に対して直行する方向の高周波磁場を印加し、その方向の磁化の変化を検出してNMR信号を測定する。
NMR用冷凍機141はGM冷凍機135の他に図4に示されるパルス管冷凍機、スターリング冷凍機も適用可能である。
本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1を用いた動力装置を、隔壁部を備えたケーシングで密封状態に組み込むGM冷凍機の構成および特性等は既に述べたとおりであるから、ここでは省略する。
NMR装置の検出コイル143は、検出感度を上げて用いるので、ノイズの影響が出ないようにする必要がある。
本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1は低速高トルクで運転するので、駆動電流の周波数が低くなり、従ってノイズの発生も少なくなる。
また、本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1のステータ巻線とローターの間隔は通常の近接した間隔となり、従来例のようにモータのステータ巻線とローターとの間に密封のための隔壁を設けるものと異なり、漏洩磁束の発生が少なくなり、従って、従来例と比べ本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1の効率およびトルク特性も向上し、ノイズの発生が少なくなり、冷却能力も向上する。
図8は、本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1を用いた動力装置を動力源とし、この動力装置を組み込んだ伝導冷却型超電導磁石装置の一部断面図である。
伝導冷却型超電導磁石装置は、冷凍機により、超電導コイルと共に高温超電導電流リードを冷却するように構成されている。
図8の伝導冷却型超電導磁石装置151は、基台152、真空容器153、熱シールド板154、超電導コイル155、正負極一対の酸化物超電導電流リード156、蓄冷式冷凍機157とを有する。
熱シールド板154は、蓄冷式冷凍機157の第1ステージ150に接触固定するとともに、その内部の超電導コイル155および酸化物超電導電流リード156への熱侵入を防止している。
外周冷却用銅ブロックおよびコイル巻枠158を蓄冷式冷凍機の第2ステージ69に接触固定することにより、超電導線材を極低温まで冷却可能とする。
酸化物超電導電流リード156は、正負極一対を設けてあり、電流リード端子および常電導電流リードワイヤを介して外部電源に接続し、その高温側端部159を蓄冷式冷凍機157の第1ステージ150に、低温側端部160を第2ステージ69にそれぞれ取り付ける。
蓄冷式冷凍機157は、図3に示されるGM冷凍機、図4に示されるパルス管冷凍機等の任意の冷凍機が適用可能であり、第1ステージ150は約80K程度まで冷却可能であり、第2ステージ69は極低温4〜10K程度まで冷却可能となる。
本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1を用いた動力装置を、隔壁部を備えたケーシングで密封状態に組み込むGM冷凍機の構成および特性等は既に述べたとおりであるから、ここでは省略する。
超電導コイルと高温超電導電流リードを冷却するために、冷凍機を兼用するので、装置全体が小型化、コンパクト化ができる。
また、冷却機の冷媒の通路と本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1の隔壁部を含めたケーシングで密封状態に隔離するので、ケーシングが密封隔壁に兼用できる。
また、低速・高トルクで本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1を駆動できるので、不要なノイズの発生を抑制することができ、冷却能力を向上することができる。
図9は、本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1を用いた動力装置を動力源とし、この動力伝達装置を組み込んだ半導体冷却用冷凍機の一部断面図である。
半導体冷却用冷凍機を組み込んだ半導体放射線検出装置は、半導体検出素子を冷却して放射線を検出する。
半導体冷却用冷凍機161はGM冷凍機135で構成される。冷凍機は、主に、ハウジング部60とシリンダー部61からなる。
ここで、GM冷凍機135の代わりに図4に示されるパルス管冷凍機等も用いることが出来る。
ハウジング部60は、バルブ切換機構162とピストン駆動用の回転−直線運動変換機構163と、前記各機構に回転力を伝えるマグネットカップリング機構6と、ブラシレス直流モータ164とから構成される。
バルブ切換機構162は、本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1の回転力により、圧縮機165の高圧側作動流体をシリンダとディスプレイサーにより形成される空室へ供給し、回転−直線運動変換機構163を動かして空室65〜67内の作動ガスを圧縮機165の低圧側へ戻すように流路を切り換える。
一方、シリンダー部61は、第1ステージ150、第2ステージ69を設けるように、上下2段に配置されたシリンダー62に、蓄冷器を内蔵した一体のディスプレィサー64が摺動自在に設けられる。
コールドヘッドを構成する第2ステージ69上には、測定用の半導体又は半導体素子167が設けられる。
4KGM冷凍機を用いると、コールドヘッドを4Kに冷却できるので、半導体の検出能力を向上することができる。
本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1を有する動力装置は既に述べたようにパッキングおよび隔壁部を備えたケーシングを冷凍機のハウジングに密封状態で取り付けることができる。
作動ガスを圧縮機164の低圧側に戻す流路には、実施例1のコアレスブラシレス直流電動機300の出力軸側のみを介挿したので、従来のようにモータの一部が介挿されることがなくなり、コンタミが混入する恐れが防止できる。
上部マグネットカップリング機構用ケーシングの凹溝に設けたOリング等のゴムパッキングにより、冷凍機のハウジング60と本発明のコアレスブラシレス直流電動機300の実施例1のケーシングが密封状態に保持される。
冷凍機は、前記動力装置を用いているので、振動が少なく、低速・高トルクで運転できるので、半導体又は半導体素子に対する振動およびノイズの影響が少なくなり、半導体および半導体素子の検出能力および冷却能力を向上することができる。
本発明のコアレスブラシレス直流電動機の実施例1の断面図である。 本発明のコアレスブラシレス直流電動機の実施例1を構成する電機子コイル貼着部の概略構成図である。 本発明のコアレスブラシレス直流電動機の動力装置を有するGM(ギフォード・マクマホン)冷凍機の一部断面図である。 本発明のコアレスブラシレス直流電動機の動力装置を有するパルス管冷凍機の一部断面図である。 本発明のコアレスブラシレス直流電動機の動力装置を有するクライオポンプの一部断面図である。 本発明のコアレスブラシレス直流電動機の動力装置を有するMRI装置の一部断面図である。 本発明のコアレスブラシレス直流電動機の動力装置を有するNMR用冷凍機の一部断面図である。 本発明のコアレスブラシレス直流電動機の動力装置を有する超電導磁石装置の一部断面図である。 本発明のコアレスブラシレス直流電動機の動力装置を有する半導体冷却用冷凍機の一部断面図である。
符号の説明
201 押えフランジ 202 ケーシング
203 ホールIC 204 電機子コイル
205 第4のベアリング 206 出力軸
207 ベアリングボス 208 コイルホルダー
209 内側ロータマグネット 210 外側ロータマグネット
211 ヨーク 213 ヨークフランジ
214 第1のベアリング 215 第3のベアリング
217 第2のベアリング 218 ハウジング
219 隔壁部 231 ポンプ内ヨーク
232 メインロータマグネット 233 隔壁部
234 ホールIC 235 扁平電機子コイル
236 サブロータマグネット 237 ロータヨーク
242 出力軸 244 第1のベアリング
245 第2のベアリング 246 ハウジング
300 コアレスブラシレス直流電動機
131 MRI 135 GM冷凍機 141 NMR用冷凍機
151 伝導冷却型超電導磁石装置 161 半導体冷却用冷凍機
168 回転センサー 171 パルス管冷凍機 172 クライオポンプ

Claims (14)

  1. 空芯状に巻き回されて成型され、複数個が互いに離間して円筒上に配置され、直流電流が通電されて磁界が発生される電機子コイルと、
    前記電機子コイルに面して前記電機子コイルの外側に円筒状に設けられ、前記磁界により回転される永久磁石から成る外側ロータマグネットと、
    前記電機子コイルの内側に前記外側ロータマグネットと異極同心で、回転軸が独立し円筒状に設けられ、前記磁界により前記外側ロータマグネットと同期回転される永久磁石から成る内側ロータマグネットと、
    前記内側ロータマグネットに接続され、前記内側ロータマグネットの回転に伴い回転され、連結される被駆動装置を回転駆動する出力軸と、
    前記電機子コイルおよび前記外側ロータマグネットを、前記内側ロータマグネットの外側に隔離して仕切り密閉する隔壁構造の密閉手段と、から成ることを特徴とするコアレスブラシレス直流電動機。
  2. 前記隔壁構造の密閉手段は、
    前記出力軸が支えられるハウジングと、
    前記ハウジングの一端から延長され、前記電機子コイルおよび前記外側ロータマグネットを前記内側ロータマグネットの外側に隔離して仕切る隔壁部と、
    前記ハウジングおよび前記隔壁部と共に前記電機子コイルおよび前記外側ロータマグネットを前記内側ロータマグネットから仕切り密閉するケーシングと、から成る請求項1記載のコアレスブラシレス直流電動機。
  3. 請求項1記載のコアレスブラシレス直流電動機から成る動力装置と、
    前記動力装置の回転運動を直線運動に変換する回転−直線変換機構と、
    前記動力装置の回転出力を受け、圧縮機の高圧側から出て低圧側に戻る作動流体の流路を切換えるバルブ機構と、
    前記バルブ機構により供給および排出される前記作動流体を取り込み任意数のステージを冷却するシリンダと、
    複数の蓄冷器を備えたディスプレーサと、から成ることを特徴とするGM冷凍機。
  4. コールドヘッドと、
    前記コールドヘッドへ高圧化された作動ガスを供給し、前記コールドヘッドから低圧ガスとして回収する圧縮機と、
    前記コールドヘッド及び前記圧縮機との間に接続され、前記圧縮機の高圧側と低圧側とを交互に前記コールドヘッドに連通させるバルブユニットと、
    前記作動ガスの圧力変動と流速変動との位相差を制御するバッファタンクと、

    前記バルブユニットを回転駆動する請求項1記載のコアレスブラシレス直流電動機から成る動力装置と、から成ることを特徴とするパルス管冷凍機。
  5. 真空処理装置に吸気口を介して連設されるクライオポンプ容器と、
    ルーバーを有し、前記クライオポンプ容器内に設けられる輻射シールドと、
    前記輻射シールド内に設けられるクライオパネルと、
    前記クライオポンプ容器の下側に配置される請求項3記載のGM冷凍機と、
    前記GM冷凍機の作動流体により冷却され、前記輻射シールドに接続される第1ステージと、
    前記作動流体により冷却され、前記クライオパネルに接続される第2ステージと、から成ることを特徴とするクライオポンプ。
  6. 真空処理装置に吸気口を介して連設されるクライオポンプ容器と、
    ルーバーを有し、前記クライオポンプ容器内に設けられる輻射シールドと、
    前記輻射シールド内に設けられるクライオパネルと、
    前記クライオポンプ容器の下側に配置される請求項4記載のパルス管冷凍機と、
    前記パルス管冷凍機の作動流体により冷却され、前記輻射シールドに接続される第1ステージと、
    前記作動流体により冷却され、前記クライオパネルに接続される第2ステージと、から成ることを特徴とするクライオポンプ。
  7. 真空槽内に少なくとも設けられる第1輻射シールド板と、
    前記第1輻射シールド板内に設けられる第2輻射シールド板と、
    前記第2輻射シールド板内に設けられ、液体ヘリウムが貯蔵される液体ヘリウム槽と、
    前記液体ヘリウム槽内に配置され、液体ヘリウムに浸漬される超電導磁石と、前記液体ヘリウム槽に連結され、ヘリウム回収部に連通される配管と、
    前記第1輻射シールド板に接続され、請求項3記載のGM冷凍機の作動流体により冷却される各ステージと、から成ることを特徴とするMRI装置。
  8. 真空槽内に少なくとも設けられる第1輻射シールド板と、
    前記第1輻射シールド板内に設けられる第2輻射シールド板と、
    前記第2輻射シールド板内に設けられ、液体ヘリウムが貯蔵される液体ヘリウム槽と、
    前記液体ヘリウム槽内に配置され、液体ヘリウムに浸漬される超電導磁石と、前記液体ヘリウム槽に連結され、ヘリウム回収部に連通される配管と、
    前記第1輻射シールド板に接続され、請求項4記載のパルス管冷凍機の作動流体により冷却される各ステージと、から成ることを特徴とするMRI装置。
  9. 真空容器内に設けられ、超電導コイルと前記超電導コイルに接続される酸化物超電導電流リードと、
    前記真空容器に設けられる請求項3記載のGM冷凍機と、
    前記酸化物超電導電流リードの一端に接続され、前記GM冷凍機を構成する第1ステージと、
    前記酸化物超電導電流リードの他端および前記超電導コイルのコイル巻枠に接続され、前記GM冷凍機を構成する第2ステージと、から成り、
    前記第1ステージおよび第2ステージは、前記GM冷凍機の作動流体により冷却されることを特徴とする超電導磁石装置。
  10. 真空容器内に設けられ、超電導コイルと前記超電導コイルに接続される酸化物超電導電流リードと、
    前記真空容器に設けられる請求項4記載のパルス管冷凍機と、
    前記酸化物超電導電流リードの一端に接続され、前記パルス管冷凍機を構成する第1ステージと、
    前記酸化物超電導電流リードの他端および前記超電導コイルのコイル巻枠に接続され、前記パルス管冷凍機を構成する第2ステージと、から成り、
    前記第1ステージおよび第2ステージは、前記パルス管冷凍機の作動流体により冷却されることを特徴とする超電導磁石装置。
  11. 真空槽内に少なくとも設けられる第1輻射シールド板と、
    前記第1輻射シールド板内に設けられる第2輻射シールド板と、
    前記第2輻射シールド板内に設けられ、液体ヘリウムが貯蔵される液体ヘリウム槽と、
    前記液体ヘリウム槽内に配置され、液体ヘリウムに浸漬される超電導磁石と、前記液体ヘリウム槽に連結され、ヘリウム回収部に連通される配管と、
    前記第1輻射シールド板に接続され、請求項3記載のGM冷凍機の作動流体により冷却される各ステージと、から成ることを特徴とするNMR装置。
  12. 真空槽内に少なくとも設けられる第1輻射シールド板と、
    前記第1輻射シールド板内に設けられる第2輻射シールド板と、
    前記第2輻射シールド板内に設けられ、液体ヘリウムが貯蔵される液体ヘリウム槽と、
    前記液体ヘリウム槽内に配置され、液体ヘリウムに浸漬される超電導磁石と、前記液体ヘリウム槽に連結され、ヘリウム回収部に連通される配管と、
    前記第1輻射シールド板に接続され、請求項4記載のパルス管冷凍機の作動流体により冷却される各ステージと、から成ることを特徴とするNMR装置。
  13. コールドヘッドを冷却するように作動流体を動作させる請求項3記載のGM冷凍機と、
    真空断熱室内に設けられ、前記コールドヘッドに載置される半導体素子と、から成り、
    前記半導体素子の検出出力を取り出すことを特徴とする半導体冷却用冷凍機。
  14. コールドヘッドを冷却するように作動流体を動作させる請求項4記載のパルス管冷凍機と、
    真空断熱室内に設けられ、前記コールドヘッドに載置される半導体素子と、から成り、
    前記半導体素子の検出出力を取り出すことを特徴とする半導体冷却用冷凍機。
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