JP4107788B2 - 車両用アクチュエータの保持構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のブレーキやクラッチを作動するのに用いられるスレーブシリンダ等のアクチュエータにあって、該アクチュエータのピストンロッドを縮小状態に保持したり、この保持状態を解除する車両用アクチュエータの保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、車両のクラッチを作動するアクチュエータとして用いられるクラッチマスタシリンダやスレーブシリンダは、アクチュエータ製造メーカからの出荷時に、予め配管を用いてクラッチマスタシリンダとスレーブシリンダとをクラッチ配管系統として略車体組み付け状態に連結し、このクラッチ配管系統に作動液を充填したいわゆるプレフィルド状態で車両組み立てメーカに出荷することが行われている。
【0003】
このうち、スレーブシリンダは、液圧発生源であるクラッチマスタシリンダからの圧液移動によってピストンロッドをハウジングに出没させる構造となっており、上述のプレフィルド状態では、ピストンロッドがガタつくことのないよう保持構造によって縮小状態に保持するようにしており、この保持構造として、例えば特公平4−8644号公報や特開平9−32805号公報に示されるものがある。
【0004】
前者の保持構造は、スレーブシリンダのハウジングとピストンロッドの突出端との間に保持帯ひもを掛け渡し、該保持帯ひもにてピストンロッドをハウジング方向へ縮小した状態に保持すると共に、車体取付け後のアクチュエータを最初に操作した時に前記保持帯ひもに設けた低強度部を切断するようにしている。
【0005】
また後者の保持構造は、スレーブシリンダのハウジングとピストンロッドの突出端との間を覆う保護ブーツに、蛇腹部を縮小状態に保持する複数の脚片を設け、該脚片にピストンロッドの突出力によって破断される低強度部を設けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの保持構造では、保持帯ひもや保護ブーツの脚片をペダルの踏み操作等で引き千切る際の荷重がアクチュエータのシール類や保護ブーツにも作用して、これらにいたずらな負荷を与えることとなるために好ましくなく、また保持帯ひもや脚片の切断面にバリや切粉が発生して、アクチュエータをメンテナンスする際の支障となるばかりか、切断された保持帯ひもや脚片がいつまでも垂れ下がって外観を損なう。
【0007】
そこで本発明は、車両のブレーキやクラッチ等に用いられるアクチュエータをプレフィルドして車体に装着するまでの間、アクチュエータのピストンロッドを縮小状態に保持しつつ、上述の問題点を確実に回避することのできる車両用アクチュエータの保持構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するため、本発明は、アクチュエータのハウジングに伸縮自在に収容されたピストンロッドをハウジング方向へ縮小した状態に保持し、且つ前記アクチュエータの使用時には、前記ピストンロッドの縮小状態を解除して該ピストンロッドの伸縮を許容する車両用アクチュエータの保持構造において、該保持構造は、前記ハウジングとピストンロッドのいずれか一方に装着される第1保持具と、他方に装着される第2保持具とからなり、少なくとも第1保持具を前記一方から取り外し可能となすと共に、第1保持具と前記第2保持具とを係脱自在に連結し、第1保持具と第2保持具との係合状態では前記ピストンロッドの縮小状態を保持し、第1保持具を前記ハウジングとピストンロッドのいずれか一方から取り外すことにより、第1保持具と第2保持具との係合状態を解除して、前記ピストンロッドの伸縮を許容するようになしている。
【0009】
かかる構成によれば、第1保持具と第2保持具との連結によってピストンロッドの縮小状態が保持され、また第1保持具をハウジングとピストンロッドのいずれか一方から取り外すことにより、第1保持具と第2保持具との係合状態が解かれてピストンロッドがハウジングより伸張し、ピストンロッドの伸縮作動が可能となる。
【0010】
また、少なくとも第1保持具は、ハウジングとピストンロッドのいずれか一方から取り外し可能に組み付けられるが、本発明は、第2保持具が第1保持具との係合を解かれるに伴ってハウジングとピストンロッドの他方から脱落するように構成することを妨げない。
【0011】
さらに、本発明は、上述の構成において、第1保持具には、ハウジングとピストンロッドのいずれか一方に係脱自在に装着される組み付け体と、該組み付け体からハウジングとピストンロッドのいずれか一方に沿って複数の脚片と、各脚片先端に形成される第1係合部とを備え、第2保持具では第1保持具の第1係合部と係脱する第2係合部とを備えると共に、前記複数の連結用脚片を、ハウジングとピストンロッドのいずれか一方を周方向に抱持する横帯片にて連結し、かつ、該横帯片に、第1保持具を取り外す際に破断する破断部を設けていることを特徴としている。
【0012】
また、上記発明において、第1保持具の組み付け体を、ハウジングとピストンロッドのいずれか一方を囲繞し、且つその一部に取り外し用のスリットを持つC字状に形成している。さらに、第1係合部と第2係合部とは、ピストンロッドの軸方向の移動を規制するよう係合するよう構成している。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を車両用クラッチのスレーブシリンダに適用した形態例を図面に基づいて説明する。
図中、図1〜図6は本発明の第1形態例を示し、図1はピストンロッドを保持手段で縮小した状態のスレーブシリンダの断面正面図、図2はクラッチ配管系統の概略図、図3は図4のIII−III断面図、図4は図1のIV−IV断面図、図5は図1のV−V断面図、図6は保持手段の分解斜視図である。
図1〜図6に示す第1形態例において、車両用クラッチのアクチュエータとして用いられるクラッチマスタシリンダ1とスレーブシリンダ2は、予めアクチュエータ製造メーカにおいて、クラッチマスタシリンダ用のリザーバ3と共に配管4,5を用いて連結されており、さらに車体取り付け用のボルト6やブリーダスクリュ7、後述する保持手段8等の部品が組み付けして、図2の実線に示す如く、略車体組み付け状態のクラッチ配管系統9を構成し、リザーバ3からスレーブシリンダ2までの系統内にクラッチ液を充填したプレフィルド状態で車両組み立てメーカへ出荷される。
【0014】
クラッチマスタシリンダ1とスレーブシリンダ2は、ハウジングとなるシリンダボディ10,11に有底のシリンダ孔12,13が穿設され、該シリンダ孔12,13にピストン14,15が液密かつ移動可能に内挿されており、該ピストン14,15の内挿によって、シリンダ孔12,13の底部との間に液圧室16,17が画成されている。両シリンダ1,2の液圧室16,17は上述の配管4にて連結され、クラッチマスタシリンダ1のシリンダ孔12の開口側にピストンロッド18が、またスレーブシリンダ2のシリンダ孔13の開口側にはピストンロッド19がそれぞれ伸縮自在に内挿されている。
【0015】
スレーブシリンダ2のピストンロッド19は、シリンダ孔13に凡そ半分を収容し、その内端19aをピストン15に当接させて配設され、シリンダボディ11のシリンダ孔開口端とピストンロッド19の突出部との間に保護ブーツ20が被着されると共に、車体組み付け後には、ピストンロッド19の外端19bにクラッチ用のレリーズフォーク21の先端が当接して設けられる。また、プレフィルド状態のスレーブシリンダ2には、前述の如く保持手段8が装着されており、スレーブシリンダ2は、この保持手段8によってピストンロッド19をハウジング方向へ縮小した状態に保持されている。
【0016】
上記保持手段8は、シリンダボディ11に係脱自在に装着される合成樹脂製の第1保持具25と、ピストンロッド19の突出部に装着される同じく合成樹脂製の第2保持具26との組み合わせでなっている。
【0017】
第1保持具25は、組み付け体25aの一側部にL字状の摘み片25bが突設され、該摘み片25bの取付け部と直交する組み付け体25aの対向する2箇所に脚片25c,25cが延設されており、該脚片25c,25cの先端に第1係合部25d,25dが設けられている。
【0018】
組み付け体25aは、前記ブリーダスクリュ7の軸部と略同径の短円筒体をベースに、該短円筒体の摘み片25bと対向する他側部をスリット25eで切断したC字環で形成され、該スリット25eを極細の抜け止め片25fでつないだ形状となっており、脚片25cの組み付け体側は帯状に、先端の第1係合部側は円形にそれぞれ形成されている。
【0019】
第1係合部25dは、脚片25cの先端に長円板状の第1ストッパ25gを摘み片25bの突出方向と平行に設け、脚片25cの第1ストッパ25gから第2保持具26の肉厚よりもやや幅広な間隔をおいた位置に第2ストッパ25hを膨出させて、両ストッパ25g,25hに挟まれた前記間隔を係合軸25iとなしている。
【0020】
尚、第1保持具25は、スリット25eが開口したままでも、組み付け体25aがブリーダスクリュ7への取付け状態を保持できるのであれば、抜け止め片25fは省略しても差し支えない。
【0021】
また前記第2保持具26は、ピストンロッド19の突出部よりもやや大径の通孔26aを持つリング体を、保護ブーツ20の外端部の曲面形状に合わせて僅かに湾曲させて形成されており、第2保持具26の外湾曲面には、一対の補強リブ26b,26bが通孔26aを挟んで立設され、両補強リブ26b,26bに挟まれた両外周縁に、半長円形の係合溝26c,26cが補強リブ26bと平行に切り込まれている。係合溝26cと補強リブ26bの外端との間は、それぞれ薄肉の抜け止め壁26dでつないでおり、係合溝26cとその両側の抜け止め壁26d,26dとで第2係合部26eが構成されている。
【0022】
このように構成される保持手段8は、スレーブシリンダ2をクラッチ配管系統9として組み付けする前に、第1保持具25が、シリンダボディ11のブリーダ孔27に螺着されるブリーダスクリュ7を囲繞して装着される。第1保持具25の脚片25c,25cは、ブリーダスクリュ7からシリンダボディ11に沿ってピストンロッド突出方向へ配設される。
【0023】
また第2保持具26は、シリンダボディ11にピストンロッド19を組み付けする前に、内湾曲面側をシリンダボディ方向へ向けながらピストンロッド19の突出部に挿通することにより、保護ブーツ20の外端部に近接配置される。この状態において、スレーブシリンダ2のピストンロッド19は、液圧室17内で自由状態に伸張するリターンスプリング28によって、図2に示す縮小状態よりも突出している。
【0024】
次に、上述のスレーブシリンダ2を、クラッチマスタシリンダ1等と共にクラッチ配管系統9として組み付けし、リザーバ3からスレーブシリンダ2までの系統内にクラッチ液を充填して、クラッチ配管系統9をプレフィルド状態とする。そして、スレーブシリンダ2のピストンロッド19を、リターンスプリング28の弾発力とクラッチ液圧に抗してシリンダ孔13内へ押し込み、第1保持具25の第1係合部25dの係合軸25iを第2保持具26の第2係合部26eの係合溝26cに直交方向に係合することにより、ピストンロッド19の縮小状態が保持される。
【0025】
上述の如く係合した第1,第2係合部25d,26eは、外方向への抜けを第1ストッパ25gと抜け止め壁26d,26dとの当接によって規制され、ピストンロッド軸方向の移動を第1係合部25dの第1,第2ストッパ25g,25hと第2係合部26eとの当接によって規制され、これによって、ピストンロッド19の軸方向の移動が規制される。
【0026】
このようにしてプレフィルドされたクラッチ配管系統9は、車両組み立てメーカへ搬送され、車両のエンジン室内に配設される。保持手段8の第1保持具25は、スレーブシリンダ2の車体組み付け状態において、摘み片25bが車体上側に位置し、またスリット25eと抜け止め片25fとが車体下側に位置する。そして、作業員がエンジン室上方より摘み片25bを直接または適宜な工具で摘んで引き上げると、第1保持具25の抜け止め片25fがブリーダスクリュ7に圧接して引き千切られ、さらにスリット25eが左右に大きく開いて組み付け体25aがブリーダスクリュ7から引き上げられる。
【0027】
次に、第1保持具25の脚片25cが上方からの牽引力によって側方へよじれ、第2係合部26eの係合溝26cと直交方向に係合していた第1係合部25dが傾き、該第1係合部25dの係合軸25iが係合溝26cの外側へ抜け出て、第1保持具25全体がスレーブシリンダ2より取り外される。一方、第1保持具25との係合をはずれた第2保持具26は、そのままピストンロッド19上に残される。
【0028】
これにより、それまで縮小状態にあったスレーブシリンダ2のピストンロッド19が、リターンスプリング28の弾発力とクラッチ液圧によって伸縮自在に突出し、該ピストンロッド19の外端19bがレリーズフォーク21の先端に当接する。
【0029】
本形態例は以上のように、スレーブシリンダ2のシリンダボディ側に装着される第1保持具25と、ピストンロッド側に装着される第2保持具26とで保持手段8を構成し、該第1保持具25をシリンダボディ側から取り外し可能となすと共に、両保持具25,26の第1,第2係合部25d,26eを係脱自在に連結してピストンロッド19の縮小状態を保持し、また第1保持具25をシリンダボディ側から取り外して、第1,第2係合部25d,26eの係合を解除することにより、ピストンロッド19の伸縮を許容するようにしたもので、スレーブシリンダ2の作動状態では、保持手段8の小さな円形の第2保持具26のみがピストンロッド19上に残される。
【0030】
従って本形態例は、保持帯ひもや保護ブーツの脚片を切断していた従来のものに較べると、保護ブーツ20やシリンダ孔13内部のシール類にいたずらな負荷を与えることがなく、耐久性の向上が図れると共に、バリや切粉でスレーブシリンダ2周りを汚損してメンテナンスの支障となることがない。
【0031】
また、保持手段8の第1保持具25に、従来のものに似た脚片25cを用いるが、脚片25cは、スレーブシリンダ2を車体組み付けした後に、第1保持具25の取り外しによってスレーブシリンダ周りから排除されるので、スレーブシリンダ2からいつまでも垂れ下がって外観を損なったりメンテナンスの支障となることがない。
【0032】
さらに本形態例は、保持手段8の第1,第2係合部25d,26eの係合によって、スレーブシリンダ2のピストンロッド19の自由な伸縮移動が規制されるので、プレフィルド状態のクラッチ配管系統9を搬送する際に、スレーブシリンダ2のピストンロッド19に押し込み方向の外力が作用したとしても、ピストンロッド19に設定した押し込み位置と第1,第2保持具25,26の連結状態をよく維持でき、車体組み立てメーカへの搬入形態を良好に保つことができる。
【0033】
図7〜図9は本発明の第2形態例を示し、図7はピストンロッドを保持手段で縮小した状態のスレーブシリンダの斜視図、図8は図7の要部平面図、図9は図8のIX−IX断面図である。
【0034】
図7〜図9の第2形態例に示す保持手段30は、スレーブシリンダ2のシリンダボディ11に係脱自在に装着される合成樹脂製の第1保持具31と、ピストンロッド19の突出部に装着される第1形態例と同一の第2保持具26との組み合わせでなっている。
【0035】
第1保持具31には、組み付け体31aと摘み片31b,第1係合部31d,31d,スリット31e及び抜け止め片31fとが上述の第1形態例と略同様に設定されており、脚片31c,31cの形状がやや変更されている点と、この脚片31c,31cをつなぐ横帯片31gが追加されている点で第1形態例と異なっている。
【0036】
各脚片31cの組み付け体側は、支片31h,31iの二股状に分岐していて、一方の支片31hが第1形態例と同様に組み付け体31aの側面に接続され、また他方の支片31iが摘み片31bの側面に接続されており、これら4つの支片31h,31iにて組み付け体31a側の強度の向上を図ると共に、摘み片31bを摘んで第1保持具25を引き上げる際に、第1保持具31が剛性力の不足で左右に変形することなく安定した抜き作業が行えるようにしている。
【0037】
横帯片31gは、一対の脚片31c,31cの中間部よりも第1係合部側を、シリンダボディ11の外周と略同径の円弧を描きながら、脚片31c,31cをシリンダボディ11の直径と略同間隔に連結しており、第1保持具31と第2保持具26とをそれぞれシリンダボディ11とピストンロッド19に装着してピストンロッド19を縮小状態に保持した際には、脚片31c,31cをシリンダボディ11の左右両側部に位置させながら、シリンダボディ11の車体下側の半周を抱持するようになっている。
【0038】
横帯片31gの中間部には、両側部から切り込みを入れた細幅の破断部31jが、組み付け体31aの抜け止め片31fと同一面である車体下側にあって、スレーブシリンダ2を車体組み付けする前のプレフィルド状態では、シリンダボディ11に対する第1保持具31の取り付け状態をよく維持し、またスレーブシリンダ2の車体組み付け後に摘み片31bを摘んで引き上げた際には、組み付け体31aの抜け止め片31fと前後して破断部31jが破断し、シリンダボディ11からの第1保持具31の取り外しを可能とする。
【0039】
本形態例は、第1保持具31の脚片31c,31cの第1係合部側を、横帯片31gがシリンダボディ11の車体下側の略半周を抱持しながら、脚片31c,31cをシリンダボディ11の直径と略同間隔でつないだことにより、縮小状態のピストンロッド19が半径方向にガタついたり傾こうとした場合に、横帯片31gが脚片31c,31cの動きを小さく規制するので、ピストンロッド19の不要な動きを抑えてガタつきや傾きを有効に防止することができるようになる。この結果、ピストンロッド19とスレーブシリンダ2のシリンダ孔内部でピストンロッド19と係合するピストンの損耗をよく防いで、スレーブシリンダ全体の耐久性を向上することができる。
【0040】
さらに、このように横帯片31gでピストンロッド19のガタつきや傾きを防止しながらも、スレーブシリンダ2を車体に組み付けした後には、破断部31jが破断して、第1保持具31をシリンダボディ11から簡便に取り外すことができる。
【0041】
尚、上述の形態例では、保持手段の第1保持具をスレーブシリンダのシリンダボディ側に、また第2保持具をピストンロッド側にそれぞれ装着し、さらに第1保持具のみを取り外し可能としたが、本発明は第1,第2保持具を逆に装着してもよく、また第1,第2保持具の双方を取り外しできるようにしてもよい。第1保持具が垂れ下がるような脚片を持つ場合には、少なくとも第1保持具をハウジングまたはピストンロッドから取り外せるようにする。
【0042】
また、形態例の第1保持具の組み付け体は、C字環のスリットを極細の抜け止め片でつないだ形状で説明したが、本発明は抜け止め片を省略したC字環をそのまま用いることもできる。保持手段の第1,第2保持具の形状とこれらの係合は、上述の形態例以外に設定することもできる。また、本発明の保持構造は、その目的に応じて、クラッチマスタシリンダやブレーキマスタシリンダにも使用が可能である。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る車両用アクチュエータの保持構造によれば、保持帯ひもや保護ブーツの脚片を切断していた従来のものに較べると、保護ブーツやシリンダ孔内部のシール類にいたずらな負荷を与えることがなく、耐久性の向上を図ることができる。
【0044】
さらに、切断によるバリや切粉が発生しないので、シリンダ周りを汚損してメンテナンスの支障となることがない。さらに一方の第1保持具をハウジングやピストンロッドから取り外すので、縮小状態を解除したシリンダ周りに保持帯ひもや脚片がいつまでも垂れ下がって、外観を損なったりメンテナンスの支障となることがなくなる。
【0045】
また、第1保持具の複数の連結用脚片を横帯片で連結することにより、縮小状態のピストンロッドが半径方向にガタついたり傾こうとするのを有効に防止することができるようになり、いたずらな損耗を防ぐことができて耐久性の向上が図れる。さらに、横帯片に破断部を形成することにより、アクチュエータを車体に組み付けする前には横帯片でピストンロッドのガタつきや傾きを防止しながら、アクチュエータを車体に組み付けした後には、横帯片を破断部で破断して第1保持具をアクチュエータから簡便に取り外すことができるようになる。
【0046】
第1保持具の組み付け体をC字状に形成することにより、アクチュエータを車体に組み付けする前には第1保持具の取り付け状態をよく保持しながら、アクチュエータを車体に組み付けした後には第1保持具をアクチュエータから簡便に取り外すことができる。
【0047】
また、第1,第2係合部の係合によって、アクチュエータのピストンロッドが軸方向へ伸縮移動するのを規制するので、保持構造によって所定の押し込み位置に設定されたピストンロッドに押し込み方向の外力が作用したとしても、ピストンロッドの設定位置と第1,第2保持具の連結状態を良好に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1形態例を示すピストンロッドを保持手段で縮小した状態のスレーブシリンダの断面正面図
【図2】 本発明の第1形態例を示すクラッチ配管系統の概略図
【図3】 本発明の第1形態例を示す図4のIII−III断面図
【図4】 本発明の第1形態例を示す図1のIV−IV断面図
【図5】 本発明の第1形態例を示す図1のV−V断面図
【図6】 本発明の第1形態例を示す保持手段の分解斜視図
【図7】 本発明の第2形態例を示すピストンロッドを保持手段で縮小した状態のスレーブシリンダの斜視図
【図8】 本発明の第2形態例を示す図7の要部平面図
【図9】 本発明の第2形態例を示す図8のIX−IX断面図
【符号の説明】
1…クラッチマスタシリンダ、2…スレーブシリンダ(本発明のアクチュエータ)、3…リザーバ、4,5…配管、7…ブリーダスクリュ、8…保持手段、9…クラッチ配管系統、11…シリンダボディ(本発明のハウジング)、13…シリンダ孔、15…ピストン、17…液圧室、19…ピストンロッド、19a…内端、19b…外端、20…保護ブーツ、21…レリーズフォーク、25…第1保持具、25a…組み付け体、25b…摘み片、25c…脚片、25d…第1係合部、25e…スリット、25f…抜け止め片、25g…第1ストッパ、25h…第2ストッパ、25i…係合軸、26…第2保持具、26a…通孔、26c…係合溝、26d…抜け止め壁、26e…第2係合部、27…ブリーダ孔、28…リターンスプリング、30…保持手段、31…第1保持具、31a…組み付け体、31b…摘み片、31c…脚片、31d…第1係合部、31e…スリット、31f…抜け止め片、31g…横帯片、31j…切断部
Claims (3)
- アクチュエータのハウジングに伸縮自在に収容されたピストンロッドをハウジング方向へ縮小した状態に保持し、且つ前記アクチュエータの使用時には、前記ピストンロッドの縮小状態を解除して該ピストンロッドの伸縮を許容する車両用アクチュエータの保持構造において、該保持構造は、前記ハウジングとピストンロッドのいずれか一方に装着される第1保持具と、他方に装着される第2保持具とからなり、少なくとも第1保持具を前記一方から取り外し可能となし、第1保持具と前記第2保持具とを係脱自在に連結し、第1保持具と第2保持具との係合状態では前記ピストンロッドの縮小状態を保持し、第1保持具を前記ハウジングとピストンロッドのいずれか一方から取り外すことにより、第1保持具と第2保持具との係合状態を解除して、前記ピストンロッドの伸縮を許容するようなすと共に、前記第1保持具は、前記ハウジングとピストンロッドのいずれか一方に係脱自在に装着される組み付け体と、該組み付け体から前記ハウジングとピストンロッドのいずれか一方に沿って配設される複数の連結用脚片と、各脚片先端に形成される第1係合部とを備え、前記第2保持具は前記第1保持具の第1係合部と係脱する第2係合部を備え、前記複数の連結用脚片は、前記ハウジングとピストンロッドのいずれか一方を周方向に抱持する横帯片にて連結され、該横帯片に、前記第1保持具を取り外す際に破断する破断部を設けたことを特徴とする車両用アクチュエータの保持構造。
- 前記第1保持具の組み付け体は、前記ハウジングとピストンロッドのいずれか一方を囲繞し、且つその一部に第1保持具を取り外すためのスリットを持つC字状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用アクチュエータの保持構造。
- 前記第1係合部と第2係合部との係合は、前記ピストンロッドの軸方向の移動を規制することを特徴とする請求項1又は2記載の車両用アクチュエータの保持構造。
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