JP2000266192A - ダストブーツの取付構造 - Google Patents

ダストブーツの取付構造

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JP2000266192A
JP2000266192A JP11073480A JP7348099A JP2000266192A JP 2000266192 A JP2000266192 A JP 2000266192A JP 11073480 A JP11073480 A JP 11073480A JP 7348099 A JP7348099 A JP 7348099A JP 2000266192 A JP2000266192 A JP 2000266192A
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Japan
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fitting
dust boot
projection
mounting portion
peripheral surface
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Yoichi Numagami
洋一 沼上
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 締付バンドによる締付作業を省略することに
より、締付バンドの緩みに伴う高熱の潤滑油の漏れを防
止すると共に、ダストブーツの取付作業性を向上させ
る。 【解決手段】 ミッションハウジング24の上端部に形
成された突出部25の外周に嵌合溝32を全周に亙って
形成する。この突出部25とシフトレバー29の下端部
30との間をシールするダストブーツの取付部37の内
周面40の下端部に嵌合溝32に嵌合する円環状の嵌合
突部45を形成する。また、取付部37を厚肉状に形成
すると共に、外周面に肉抜部を設ける。さらに、嵌合突
部45に補強材46を周方向90°の位置に4個埋設す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のフロアパネ
ルの下側に配置されたミッションハウジングと、シフト
レバーの下端部との間をシールするダストブーツの取付
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、一般に車両のフロア
パネル1の下側には、トランスミッションを収納してい
るミッションハウジング3が配置されている。このミッ
ションハウジング3の上端部には、円筒状の突出部4が
形成され、該突出部4は内部の軸方向に挿通孔8を有し
ていると共に、外周面9の下端部に円環状の嵌合溝10
が形成されている。
【0003】前記突出部4の挿通孔8には、前記トラン
スミッションと連係しているシフトレバー6の下端部7
が保持具11を介して挿通されている。この保持具11
は、前記シフトレバー6の下端部7を回動自在に保持す
る小径環部11aと、該小径環部11aを前記突出部4
の内周面に支持する4つの支持ロッド11bとにより構
成され、それぞれの支持ロッド11b間には空隙Rが形
成されている。
【0004】また、前記シフトレバー6の下端部7と前
記突出部4との間には、前記フロアパネル1の挿通孔2
を介して、該両者4,7間をシールするダストブーツ5
が取付けられている。このダストブーツ5は、薄肉のゴ
ム材などにより構成され、蛇腹状に形成されたブーツ本
体12と、該ブーツ本体12の上端部に形成されて前記
シフトレバー6の下端部7の外周面に密接状態に嵌着す
る小径部13と、前記ブーツ本体12の下端部に形成さ
れた取付部14とを有している。
【0005】前記取付部14は、前記突出部4に被嵌状
態で取付けられていると共に、内周面15の下側に円環
状に形成された嵌合突部16が前記嵌合溝10に嵌合し
ている。そして、取付部14の外周面18を締付バンド
17で締付けて、ダストブーツ5を、前記突出部4に強
固に取付けるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
のダストブーツの取付構造では、車両のフロアパネル1
に形成された挿通孔2の面積が狭いため、締付バンド1
7の締付作業が困難であり、締付バンド17を取付部1
4の外周面18に正しく装着できない場合がある。した
がって、締付バンド17の締付力が不足し、嵌合突部1
6の嵌合溝10への組付性が悪化するおそれがある。こ
のため、シフトレバー6の操作により嵌合突部16が嵌
合溝10から外れ、これにより取付部14が突出部4か
ら脱落し、トランスミッションから突出部4の挿通孔8
内に飛散する高熱の潤滑油Pが空隙Rを介して車室側に
漏れるおそれがある。
【0007】また、経時変化により、締付バンド17の
締付力が低下すると共に、締付位置にバラツキが生じる
ため、嵌合突部16の嵌合溝10への組付性が悪化し、
シフトレバー6の操作により嵌合突部16が嵌合溝10
から外れる場合もある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の実
情に鑑み案出されれたもので、請求項1記載の発明は、
車両のフロアパネルの下側に配置されたミッションハウ
ジングの上端部に、シフトレバーの下端部が挿通される
突出部を形成すると共に、該突出部の外周面に嵌合溝を
形成する一方、シフトレバーの下端部と前記突出部との
間をシールするダストブーツの下端部に、前記突出部を
被嵌する筒状の取付部を形成し、該取付部の内周面に形
成された嵌合突部を前記嵌合溝に嵌合させて取付けられ
るダストブーツの取付構造において、前記取付部を厚肉
状に形成すると共に、該取付部の外周に肉抜部を設け、
前記嵌合突部に補強材を埋設したことを特徴としてい
る。
【0009】この取付部を突出部に取付ける際には、取
付部の下端部を拡開しつつ該取付部を上方向から押し込
んで、突出部に被嵌すると共に、嵌合突部を嵌合溝に嵌
合させる。この取付後は、厚肉状の取付部が突出部を把
持被嵌すると共に、補強材が嵌合突部を介して嵌合溝に
嵌合係止するため、嵌合突部が嵌合溝に強固に嵌着し、
これにより締付バンドによる締付作業が不要になり、取
付部を突出部に簡単かつ確実に取付けることができる。
また、嵌合突部が嵌合溝に強固に嵌着するため、ダスト
ブーツのシール性が向上する。
【0010】請求項2記載の発明は、前記嵌合突部を円
環状に形成すると共に、前記補強材を前記嵌合突部の周
方向90°の位置に4個埋設し、該補強材の内周部が前
記嵌合溝に嵌合係止することを特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明は、前記嵌合突部を円
環状に形成すると共に、前記補強材を拡縮自在な円環状
に形成したことを特徴としている。
【0012】この補強材は、ダストブーツの取付作業時
に外周側に弾性変形する一方、ダストブーツの取付後
は、嵌合溝に嵌合係止し、これにより嵌合突部が嵌合溝
にさらに強固に嵌着する。
【0013】請求項4記載の発明は、車両のフロアパネ
ルの下側に配置されたミッションハウジングの上端部
に、シフトレバーの下端部が挿通される突出部を形成す
ると共に、該突出部の外周面に嵌合溝を形成する一方、
シフトレバーの下端部と前記突出部との間をシールする
ダストブーツの下端部に、前記突出部を被嵌する筒状の
取付部を形成し、該取付部の内周面に形成された嵌合突
部を前記嵌合溝に嵌合させて取付けられるダストブーツ
の取付構造において、前記嵌合突部に第1補強材を埋設
すると共に、前記取付部の上端側内面に、前記突出部の
上端縁を嵌合把持する第2補強材を設けたことを特徴と
している。
【0014】この取付部を突出部に取付ける際には、取
付部の下端部を拡開しつつ該取付部を上方向から押し込
んで、取付部を突出部に被嵌すると共に、突出部の上端
縁を把持溝により嵌合把持する。この取付後は、第2補
強材が突出部上端縁を挟持するため、該両者が強固に組
付き、これにより締付バンドの締付作業が不要になり、
取付部を突出部に簡単かつ確実に取付けることができ
る。また、第2補強材と突出部上端縁が強固に組付くた
め、ダストブーツのシール性が向上する。
【0015】請求項5記載の発明は、前記嵌合突部を円
環状に形成すると共に、前記第1補強材を前記嵌合突部
の周方向90°の位置に4個埋設したことを特徴として
いる。
【0016】請求項6記載の発明は、前記嵌合突部を円
環状に形成すると共に、前記第1補強材を拡縮自在な円
環状に形成したことを特徴としている。
【0017】この第1補強材は、ダストブーツの取付作
業時に外周側に弾性変形する一方、ダストブーツの取付
後は、嵌合溝に嵌合係止し、これにより嵌合突部が嵌合
溝に強固に嵌着する。
【0018】請求項7記載の発明は、前記取付部の上端
側内面に縦断面ほぼ逆U字状の把持溝を形成すると共
に、前記第2補強材を縦断面ほぼ逆U字状に形成し、前
記把持溝の内周縁に前記第2補強材を埋設したことを特
徴としている。
【0019】したがって、第2補強材が把持溝の内周縁
を介して突出部上端縁を挟持し、これにより把持溝の対
向する内周面が突出部上端縁の内外周面を圧接する。こ
のため、前期圧接面に大きな摩擦力が発生し、これによ
り第2補強材が、把持溝の内周縁を介して突出部上端縁
に強固に組付くことになる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、本発明の第1実施
形態に係るダストブーツの取付構造を示している。図1
中、22は車両のフロアパネルを示し、該フロアパネル
22の下側には、トランスミッションを収納しているミ
ッションハウジング24が配置されている。また、前記
ミッションハウジング24の上端部には、円筒状の突出
部25が形成され、該突出部25は、内部の軸方向に挿
通孔31を有していると共に、外周面26の下端部に円
環状の嵌合溝32が形成されている。
【0021】前記突出部25の挿通孔31には、前記ト
ランスミッションと連係しているシフトレバー29の下
端部30が保持具48を介して挿通されている。この保
持具48は、前記シフトレバー29の下端部30を回動
自在に保持する小径環部48aと、該小径環部48aを
前記突出部25の内周面に支持する4つの支持ロッド4
8bとにより構成され、それぞれの支持ロッド48b間
には空隙Rが形成されている。
【0022】また、前記シフトレバー29の下端部30
と前記突出部25との間には、前記フロアパネル22に
形成された挿通孔23を介して、該両者25,30間を
シールするダストブーツ27が取付けられている。この
ダストブーツ27は、ゴム材又は合成樹脂材などからな
り、図2に示すように、蛇腹状に形成された薄肉のブー
ツ本体33と、該ブーツ本体33の上端部34に周設さ
れて前記シフトレバー29の外周面39に密着状態に嵌
着する円筒状の小径部35と、前記ブーツ本体33の下
端部36に円筒状に周設された大径の取付部37とを有
している。
【0023】前記取付部37は、内径が前記突出部25
の直径よりも若干大きく形成され、内周面40が前記突
出部25の外周面26を被嵌把持するようになってい
る。この取付部37は、剛性を有する厚肉状に形成され
ていると共に、外周面の軸方向ほぼ中央位置に肉抜部4
2を有し、該肉抜部42は、図2及び図3に示すよう
に、外周の周方向90°の位置に4個形成されている。
また、肉抜部42は、横断面円弧状の深溝からなり、該
溝の深さが取付部37の肉厚の約半分に形成されている
と共に、該溝の内周部44が弾性変形可能な薄肉状に形
成されている。
【0024】前記取付部37の下端部47の内周面40
には、前記突出部25の嵌合溝32に嵌合する円環状の
嵌合突部45が形成されている。この嵌合突部45に
は、インサート成型により予め金型内にセットされた補
強材46が埋設されている。この補強材46は、図3に
示すように、横断面円弧状に形成されたバネ鋼などの芯
金により構成されている。また、補強材46は、前記肉
抜部42の下側の位置に4個埋設されていると共に、そ
れぞれの補強材46が前記嵌合突部45を介して、前記
嵌合溝32に嵌合係止するようになっている。
【0025】したがって、取付部37を突出部25に取
付ける際には、取付部37の下端部47を拡開しつつ該
取付部37を上方向から押し込んで、内周面40を突出
部25の外周面26に被嵌すると共に、嵌合突部45を
嵌合溝32に嵌合させる。このとき、肉抜部42の内周
部44が、弾性変形可能な薄肉状に形成されているた
め、下端部47の容易な拡開変形が得られる。
【0026】この取付作業後は、剛性を有する厚肉状の
取付部37が突出部25を把持被嵌すると共に、補強材
46が嵌合突部45を介して嵌合溝32に嵌合係止して
いるため、嵌合突部45が嵌合溝32に強固に嵌着す
る。したがって、従来例に示した締付バンド17による
締付作業が不要になり、これにより取付部37を突出部
25に簡単かつ確実に取付けることができる。また、嵌
合突部45が嵌合溝32に強固に嵌着するため、ダスト
ブーツ27のシール性が向上する。
【0027】さらに、シフトレバー29を急激に操作し
た場合でも、補強材46が嵌合突部45を介して嵌合溝
32に強固に嵌着しているため、ブーツ本体33の伸縮
に追従して肉抜部42の内周部44が伸縮し、これによ
り取付部37の脱落が防止される。
【0028】図4は、本発明の第2実施形態に係るダス
トブーツの取付構造50を示し、前記取付部37が前記
ブーツ本体33よりも若干厚肉状に形成されていると共
に、前記肉抜部42が廃止されている一方で、前記取付
部37の上端側内面51には、縦断面ほぼ逆U字状の把
持溝53が全周に亙って形成されている。この把持溝5
3の内周縁には、インサート成型により予め金型内にセ
ットされた円環状の補強材54が埋設されている。この
補強材54は、縦断面逆U字状のバネ鋼などの芯材から
なり、開口部が内周側にテーパ状に折曲形成されてい
る。
【0029】したがって、取付部37を突出部25に取
付ける際には、取付部37の下端部47を拡開しつつ該
取付部37を上方向から押し込んで、取付部37の内周
面40を突出部25の外周面26に被嵌すると共に、突
出部25の上端縁52を把持溝53により嵌合把持す
る。
【0030】この取付後は、補強材54の開口部が、把
持溝53の内周縁を介して、突出部25の上端縁52を
挟持するため、図4中の一点鎖線部分の拡大図に示すよ
うに、把持溝53の対抗する内周面55,56が、突出
部25の上端縁52の内外周面57,58を圧接し、該
圧接面55,57,56,58に大きな摩擦力が発生す
る。
【0031】したがって、補強材54が把持溝53の内
周縁を介して突出部25の上端縁52に強固に組付き、
これにより締付バンド17の締付作業が不要になり、取
付部37を突出部25に簡単かつ確実に取付けることが
できる。また、補強材54が把持溝53の内周縁を介し
て突出部25の上端縁52に強固に組付くため、ダスト
ブーツ27のシール性がさらに向上する。
【0032】図5は、本発明に供される補強材46の他
例を示し、該補強材46が拡縮自在な円環状に形成され
ている。この補強材46は、周方向の120°の位置の
3カ所において内周側に折曲形成され、該折曲箇所46
aは外周側に弾性変形可能になっていると共に、先端部
46bが前記嵌合突部45から露出している。
【0033】したがって、折曲箇所46aは、取付部3
7の取付作業時には、外周側に弾性変形する一方、取付
後は、先端部46bが嵌合溝32に嵌合係止し、これに
より嵌合突部45が嵌合溝32に一層強固に嵌着する。
【0034】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、例えば前記補強材46の折曲箇所46
aの先端部46bを、前記嵌合突部45内に埋設するこ
とも可能である。この場合は、前記先端部46bが前記
嵌合突部45を介して、嵌合溝32に嵌合係止し、これ
により嵌合突部45が嵌合溝32に強固に嵌着する。
【0035】また、前記補強材46を、拡縮自在な有端
円環状に形成することもできる。この場合は、前記補強
材46が、嵌合突部45を介して嵌合溝32に円環状に
嵌合係止し、これにより嵌合突部45が嵌会溝32に強
固に嵌着する。
【0036】さらに、前記補強材54を横断面円弧状に
形成すると共に、前記把持溝53の内周縁の周方向90
°位置に4個設けることも可能である。この場合は、補
強材54の埋設箇所の把持溝53が、突出部25の上端
縁52を挟持し、これにより該埋設箇所の対向する内周
面が、突出部25の上端縁52の内外周面57,58を
圧接する。
【0037】また、前記把持溝53を廃止して、前記補
強材54の外周面を取付部25の上端側の内周面に固着
することも可能である。この場合は、前記補強材54の
開口部が、突出部25の上端縁52を直接挟持し、前記
補強材54の開口部の対向する内周面が突出部25の上
端縁52の内外周面57,58を圧接する。
【0038】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
に係る発明によれば、嵌合突部が嵌合溝に強固に嵌着す
るため、締付バンドの締付作業が不要になる。したがっ
て、取付部を突出部に簡単かつ確実に取付けることがで
き、これによりダストブーツの取付作業性が向上する。
また、ダストブーツのシール性が向上するため、トラン
スミッションから突出部内に飛散する高熱の潤滑油が確
実に遮断され、これにより該潤滑油の車室側への漏れが
防止される。
【0039】請求項4に係る発明によれば、第2補強材
が突出部の上端縁に強固に組付くため、締付バンドの締
付作業が不要になる。したがって、取付部を突出部に簡
単かつ確実に取付けることができ、これによりダストブ
ーツの取付作業性が向上する。また、ダストブーツのシ
ール性がさらに向上し、高温の潤滑油の車室側への漏れ
が確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るダストブーツの
取付構造を示す縦断面図。
【図2】 同ダストブーツの斜視図。
【図3】 同ダストブーツの横断面図。
【図4】 本発明の第2実施形態に係るダストブーツの
取付構造を示す縦断面図。
【図5】 本発明に供される補強材の他例を示す横断面
図。
【図6】 従来例の縦断面図。
【符号の説明】
22…フロアパネル 24…ミッションハウジング 25…突出部 27…ダストブーツ 29…シフトレバー 30…シフトレバーの下端部 32…嵌合溝 37…取付部 42…肉抜部 45…嵌合突部 46…補強材 51…取付部の上端側内面 52…突出部の上端縁 53…把持溝 54…補強材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のフロアパネルの下側に配置された
    ミッションハウジングの上端部に、シフトレバーの下端
    部が挿通される突出部を形成すると共に、該突出部の外
    周面に嵌合溝を形成する一方、シフトレバーの下端部と
    前記突出部との間をシールするダストブーツの下端部
    に、前記突出部を被嵌する筒状の取付部を形成し、該取
    付部の内周面に形成された嵌合突部を前記嵌合溝に嵌合
    させて取付けられるダストブーツの取付構造において、 前記取付部を厚肉状に形成すると共に、該取付部の外周
    に肉抜部を設け、 前記嵌合突部に補強材を埋設したことを特徴とするダス
    トブーツの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記嵌合突部を円環状に形成すると共
    に、前記補強材を前記嵌合突部の周方向90°の位置に
    4個埋設したことを特徴とする請求項1記載のダストブ
    ーツの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記嵌合突部を円環状に形成すると共
    に、前記補強材を拡縮自在な円環状に形成したことを特
    徴とする請求項1記載のダストブーツの取付構造。
  4. 【請求項4】 車両のフロアパネルの下側に配置された
    ミッションハウジングの上端部に、シフトレバーの下端
    部が挿通される突出部を形成すると共に、該突出部の外
    周面に嵌合溝を形成する一方、シフトレバーの下端部と
    前記突出部との間をシールするダストブーツの下端部
    に、前記突出部を被嵌する筒状の取付部を形成し、該取
    付部の内周面に形成された嵌合突部を前記嵌合溝に嵌合
    させて取付けられるダストブーツの取付構造において、 前記嵌合突部に第1補強材を埋設すると共に、前記取付
    部の上端側内面に、前記突出部の上端縁を嵌合把持する
    第2補強材を設けたことを特徴とするダストブーツの取
    付構造。
  5. 【請求項5】 前記嵌合突部を円環状に形成すると共
    に、前記第1補強材を前記嵌合突部の周方向90°の位
    置に4個埋設したことを特徴とする請求項4記載のダス
    トブーツの取付構造。
  6. 【請求項6】 前記嵌合突部を円環状に形成すると共
    に、前記第1補強材を拡縮自在な円環状に形成したこと
    を特徴とする請求項4記載のダストブーツの取付構造。
  7. 【請求項7】 前記取付部の上端側内面に縦断面ほぼ逆
    U字状の把持溝を形成すると共に、前記第2補強材を縦
    断面ほぼ逆U字状に形成し、 前記把持溝の内周縁に前記第2補強材を埋設したことを
    特徴とする請求項4〜6記載のダストブーツの取付構
    造。
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