JP4106342B2 - 除雪機 - Google Patents

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Description

本発明は、機体前部に掻き込みオーガやブロアを配置した除雪部を具備する除雪機の技術に関する。より詳細には、掻き込みオーガと機体の走行手段(クローラ等)との間に配置され、雪または氷層を地面から剥離するスクレーパの構成に関する。
従来、機体前部に掻き込みオーガやブロアを配置した除雪部を具備する除雪機の技術は公知となっている。このような従来の除雪機は、機体前部に回転可能に横架された螺旋状の掻き込みオーガを回転駆動することにより地面に堆積した雪または氷層をブロアに搬送し、該ブロアにより機体の側方等に雪を跳ね飛ばす構成としている。また、従来の除雪機においては、掻き込みオーガと機体の走行手段(クローラ等)との間に板材からなるスクレーパを設けている。該スクレーパは、掻き込みオーガにより地面から除去できなかった地表近傍の雪または氷層に食い込み、地面から剥離して細かく破砕除去することにより、走行手段が当該雪や氷層上で滑って除雪機の走行時の安定性が低下することを防止している。従来の除雪機におけるスクレーパは、その多くが機体の左右方向に長い略長方形の板材からなるものである。また、スクレーパの形状としては上記略長方形状の他に、雪や氷層に食い込む下縁部を鋸刃状に形成したものや、下縁部に溝を設けたものが知られている。例えば、特許文献1から特許文献3に記載の如くである。
特許第2552866号公報 特開平9−158144号公報 特開平11−200332号公報
機体の左右方向に長い略長方形の板材からなる従来のスクレーパは、雪や氷層と当接する部分(下縁部)が長く、かつ、スクレーパ自身の強度を大きくするために厚い板材で構成していたので、スクレーパにて剥離する雪や氷層が固い場合には食い込み時の抵抗が大きい。そのため、走行不能となる場合や機体が側方に振られる(横振れが発生する)場合があり、走行安定性が低下する場合があった。また、下縁部を鋸刃状に形成したスクレーパの場合、上記走行不能や機体の横振れの問題は改善されるが、下縁部を鋸刃状に形成するための加工コストが大きいという問題があり、鋸刃状に形成した下縁部が地面(道路)に接触して地面(道路)を損傷させたり、あるいは鋸刃状に形成した下縁部が摩耗するおそれがあった。さらに、下縁部に溝を設けたスクレーパの場合、前記略長方形の板材からなるスクレーパと比較すれば食い込み時の抵抗が小さいものの、それでも走行不能となる場合や機体が側方に振られる(横振れが発生する)場合があり、走行安定性が低下する場合があった。
本発明は上記の如き状況に鑑み、走行安定性を確保しつつ、雪や氷層の地面からの剥離を十分に行うことが可能な除雪機を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、機体前部に、掻き込みオーガ(19)とオーガハウジング(18)とブロア(17)とブロアハウジング(16)を配置した除雪部(11)を具備する除雪機(1)において、該オーガハウジング(18)の下部の左右の外側の面に、取り付け部材(44)を取り付け、該取り付け部材(44)によりスクレーパを取り付ける構成であって、該取り付け部材(44)は、スクレーパ支持部(44a)と、高さ調整部(44b・44b)とで構成し、該スクレーパ支持部(44a)はスクレーパを支持し、該取り付け部材(44)に固定するための部材で、機体左右方向に長い略長方形の板材であり、複数の取り付け孔(45・・)を穿設し、前記高さ調整部(44b・44b)は、該スクレーパ支持部(44a)の左右両端に固設される板状の部材であり、上下方向の長孔(46・46)を穿設し、該長孔(46・46)にボルトを貫装し、前記オーガハウジング(18)の下部外側面に螺設し、該オーガハウジング(18)に対して、該取り付け部材(44)の上下方向の高さを変更し、地面とスクレーパの下端部との隙間を調整可能とし、該スクレーパは、前記除雪機(1)の機体左右方向に長い略長方形の板材で、バネ鋼を用いた可撓性の板材により構成し、除雪機の走行経路上に地面の凹凸や石等の障害物が存在する場合には弾性的に変形可能としたものである。
請求項2においては、前記スクレーパの下部に単数または複数の切り込みを設けたものである。
請求項3においては、前記スクレーパの下部に単数または複数のスリットを設けたものである。
請求項4においては、前記スクレーパに設けた切り込みまたはスリットの上部に押さえ部材を当接させたものである。
請求項5においては、前記スクレーパは、複数の板片を機体の左右方向に隙間無く配置したものであるものである。
請求項6においては、前記スクレーパは、複数の板片を機体の左右方向に隙間を空けて配置したものであるものである。
請求項7においては、前記複数の板片の上部に押さえ部材を当接させたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、機体前部に、掻き込みオーガ(19)とオーガハウジング(18)とブロア(17)とブロアハウジング(16)を配置した除雪部(11)を具備する除雪機(1)において、該オーガハウジング(18)の下部の左右の外側の面に、取り付け部材(44)を取り付け、該取り付け部材(44)によりスクレーパを取り付ける構成であって、該取り付け部材(44)は、スクレーパ支持部(44a)と、高さ調整部(44b・44b)とで構成し、該スクレーパ支持部(44a)はスクレーパを支持し、該取り付け部材(44)に固定するための部材で、機体左右方向に長い略長方形の板材であり、複数の取り付け孔(45・・)を穿設し、前記高さ調整部(44b・44b)は、該スクレーパ支持部(44a)の左右両端に固設される板状の部材であり、上下方向の長孔(46・46)を穿設し、該長孔(46・46)にボルトを貫装し、前記オーガハウジング(18)の下部外側面に螺設し、該オーガハウジング(18)に対して、該取り付け部材(44)の上下方向の高さを変更し、地面とスクレーパの下端部との隙間を調整可能とし、該スクレーパは、前記除雪機(1)の機体左右方向に長い略長方形の板材で、バネ鋼を用いた可撓性の板材により構成し、除雪機の走行経路上に地面の凹凸や石等の障害物が存在する場合には弾性的に変形可能としたので、従来のスクレーパとほぼ同等の強度を保持しつつ、薄く構成することが可能である。
そのため、食い込み時の面圧が大きくなり、固い雪や氷層であっても容易に地面から剥離し、細かく破砕して除去することが可能である。
また、除雪機の走行経路上に地面の凹凸や石等の障害物が存在する場合には弾性的に変形し、除雪機が走行不能となったり、機体が側方に振られて(横振れが発生して)走行安定性が低下するという事態を防止することが可能であり、スクレーパ自身の破損や摩耗も防止することが可能である。
さらに、雪や氷層に食い込む際にスクレーパ自身が振動し、地面から剥離した雪や氷層を細かく破砕する効果が向上する。
さらに、高さ調整部44b・44bはスクレーパ支持部44aの左右両端に固設される板状の部材である。高さ調整部44bには上下方向に長い長孔46・46が穿設されており、該長孔46・46に図示せぬボルトを貫装し、オーガハウジング18の下部に螺設する。このように構成することにより、オーガハウジング18に対する取り付け部材44の上下方向の高さを変更し、地面とスクレーパ110の下端部との隙間の大きさを調整可能としているのである。
請求項2においては、スクレーパに過負荷がかかると、当該過負荷がかかった部分が弾性的に変形して逃げるので、他の部分は確実に雪や氷層と地面との境界部に食い込み、雪や氷層を地面から剥離することが可能である。
また、切り込みと切り込みで挟まれた部分がそれぞれ細かく振動することが可能であり、剥離後の雪や氷層を細かく破砕して除去することが可能である。
請求項3においては、除雪機の走行経路上に地面の凹凸や石等の障害物が存在する場合には、スクレーパのうち、当該障害物と当接する部分だけが弾性的に変形するので、他の部分は確実に雪や氷層と地面との境界部に食い込み、雪や氷層を地面から剥離することが可能である。
また、スリットとスリットで挟まれた部分がそれぞれ細かく振動することが可能であり、剥離後の雪や氷層を細かく破砕して除去することが可能である。
さらに、スリットとスリットで挟まれた部分は、スリットの反対側の部分と接触することがないので、スリットとスリットで挟まれた部分が振動したり弾性変形することが隣のスリットとスリットで挟まれた部分によって妨げられることがない。
請求項4においては、弾性変形や振動に起因して、スクレーパが、切り込みやスリットから裂けて破損することを防止することが可能である。
また、スクレーパの弾性変形や振動の挙動を調整すること(例えば、振動を抑える代わりに強度を上げるなど)が可能である。
請求項5においては、除雪機の走行経路上に地面の凹凸や石等の障害物が存在する場合には、スクレーパのうち、当該障害物と当接する板片だけが弾性的に変形するので、他の板片は確実に雪や氷層と地面との境界部に食い込み、雪や氷層を地面から剥離することが可能である。
また、板片がそれぞれ細かく振動することが可能であり、剥離後の雪や氷層を細かく破砕して除去することが可能である。
さらにまた、破損(または摩耗)した板片のみを交換することが可能でありメンテナンス性に優れる。
請求項6においては、除雪機の走行経路上に地面の凹凸や石等の障害物が存在する場合には、スクレーパのうち、当該障害物と当接する板片だけが弾性的に変形するので、他の板片は確実に雪や氷層と地面との境界部に食い込み、雪や氷層を地面から剥離することが可能である。
また、板片がそれぞれ細かく振動することが可能であり、剥離後の雪や氷層を細かく破砕して除去することが可能である。
さらに、板片は隣の板片と接触することがないので、板片が振動したり弾性変形することが隣の板片によって妨げられることがない。
さらにまた、破損(または摩耗)した板片のみを交換することが可能でありメンテナンス性に優れる。
請求項7においては、スクレーパの弾性変形や振動の挙動を調整すること(例えば、振動を抑える代わりに強度を上げるなど)が可能である。
以下では、図1を用いて、本発明の除雪機の実施の一形態である除雪機1の全体構成について説明する。なお、以下の説明では、便宜上図1における矢印Aの方向(除雪機1の進行方向)を「前方」とする。
図1に示す如く、除雪機1は主に機体前部に配設される除雪部11と、該除雪部11の後方に配設される駆動部12と、該駆動部12の下方に配設されるクローラ式の走行部13と、駆動部12の後方であって機体後部に配設される運転操作部14と、これらを固定支持する機体フレーム15とで構成されている。
以下では、図1を用いて除雪部11の説明を行う。除雪部11は地面に堆積した雪を掻き集め、除雪機1の走行経路外に跳ね飛ばすものである。除雪部11は主に、ブロアハウジング16、ブロア17、オーガハウジング18、掻き込みオーガ19、投雪シュータ21等で構成される。
ブロアハウジング16は除雪部11の後部を成す構造体であり、ブロア17をその内部に収容する筐体であるとともに、掻き込みオーガ19により掻き集められた雪を周囲に飛散させることなくブロア17に案内するカバーとしての機能を兼ねる部材である。ブロアハウジング16は機体フレーム15の前部に固定されている。
ブロア17は掻き込みオーガ19により掻き集められた雪を上方に跳ね飛ばすものであり、ブロアハウジング16の内部に収容される。ブロア17はエンジン22の駆動力の一部を除雪部11に伝達するブロア軸41の前後中途部に設けられており、該ブロア軸41により回転駆動される。
オーガハウジング18は除雪部11の前部を成す構造体であり、掻き込みオーガ19をその内部に収容する筐体であるとともに、掻き込みオーガ19により地面から除去された雪を周囲に飛散させることなく左右中央部に集め掻き込みオーガ19の後方に配置されるブロア17に案内するカバーとしての機能を兼ねる部材である。オーガハウジング18はブロアハウジング16の前部に固定されている。
掻き込みオーガ19は螺旋状の回転体であり、その長手方向(軸線方向)は機体の左右方向に略一致している。掻き込みオーガ19の回転軸であるオーガ軸42は、その左右両端がオーガハウジング18に回転可能に軸支される。また、オーガ軸42の左右略中央部にはギヤボックス42aが設けられ、前記ブロア軸41の前端部がギヤボックス42aに連結されている。
投雪シュータ21は基部(下端部)が直立し、先端部(上端部)にかけて滑らかに屈曲した筒状の部材である。投雪シュータ21はブロアハウジング16の上面、かつブロア17の略上方となる位置に配置された吐出口16aに、旋回座20を介して旋回可能に設けられる。ブロア17により上方に跳ね飛ばされた雪は、吐出口16a、投雪シュータ21を経て除雪部11の外部に投げ出される。このとき、投雪シュータ21の先端部が向いている方向に雪が投下される。なお、投雪シュータ21の先端部の上下方向の向き、および左右方向(旋回方向の向き)は、シュータハンドル37により変更可能であり、作業者はシュータハンドル37を操作することにより、除雪機1により除去した雪の投下(排出)方向およびその距離を調整することが可能である。
以下では、図1を用いて駆動部12の説明を行う。駆動部12は駆動力を発生させ、該駆動力を除雪部11および走行部13に伝達するものである。駆動部12は主に、エンジン22、走行出力プーリ27a、除雪出力プーリ27b、走行入力プーリ28a、除雪入力プーリ28b、走行伝達ベルト29a、除雪伝達ベルト29b、変速装置30等で構成される。
エンジン22は除雪機1の駆動源であり、出力軸22aを回転駆動する。エンジン22は機体フレーム15の上部に配置される。出力軸22aには一対のプーリである走行出力プーリ27aおよび除雪出力プーリ27bが外嵌固定されている。走行入力プーリ28aは変速装置30の入力軸30aに外嵌固定され、走行出力プーリ27aと走行入力プーリ28aとの間には走行伝達ベルト29aが巻回される。除雪入力プーリ28bはブロア軸41の後端部に外嵌固定され、除雪出力プーリ27bと除雪入力プーリ28bとの間には除雪伝達ベルト29bが巻回される。
エンジン22にて発生した駆動力の一部は、出力軸22a→走行出力プーリ27a→走行伝達ベルト29a→走行入力プーリ28a→入力軸30aを経て変速装置30に伝達され、該変速装置30にて変速後、走行部13に伝達される。変速装置30はエンジン22から伝達された駆動力を走行部13に変速して伝達し、除雪機1を前進および左右旋回させるものである。変速装置30はエンジン22の下方に配置され、機体フレーム15に取り付けられる。エンジン22にて発生した駆動力の一部は、出力軸22a→除雪出力プーリ27b→除雪伝達ベルト29b→除雪入力プーリ28b→ブロア軸41を経てブロア17に伝達され、ブロア17を回転駆動する。また、駆動力の一部は更にブロア軸41→ギヤボックス42a→オーガ軸42を経て掻き込みオーガ19に伝達され、掻き込みオーガ19を回転駆動する。
以下では、図1を用いて走行部13の説明を行う。走行部13は除雪機1を走行させるもの(走行手段)である。走行部13は主に、左右一対の駆動軸23・23、左右一対の後車軸24・24、左右一対の駆動スプロケット25・25、左右一対の従動スプロケット26・26、左右一対の無端クローラベルト31・31等で構成される。
左右一対の駆動軸23・23は変速装置30の出力軸であり、それぞれ変速装置30の左右側方に突出している。左右一対の駆動スプロケット25・25は、それぞれ駆動軸23・23の端部に外嵌固定される。左右一対の後車軸24・24は、機体フレーム15の後部に回転可能に軸支され、それぞれ左右側方に突出している。左右一対の従動スプロケット26・26は、それぞれ後車軸24・24の端部に外嵌固定される。左右一対の無端クローラベルト31・31は、それぞれ機体左側の駆動スプロケット25および従動スプロケット26、および、機体右側の駆動スプロケット25および従動スプロケット26に巻回される。
エンジン22にて発生した駆動力の一部は変速装置30に伝達され、変速装置30にて変速後、無端クローラベルト31・31を回転駆動する。このとき、左右の駆動軸23・23が同方向に等速で回転することにより除雪機1は前進し、左右の駆動軸23・23が異なる速度で回転することにより除雪機1は左旋回または右旋回を行う。
以下では、図1を用いて運転操作部14の説明を行う。運転操作部14は作業者が除雪機1の走行および除雪作業に係る操作を行うためのものであり、除雪機1の機体後部に配置される。運転操作部14は主に、操向ハンドル32、操作ボックス33・52、走行クラッチレバー35、除雪クラッチレバー39、走行変速レバー38等で構成される。
操向ハンドル32は略U字型に屈曲されたパイプからなり、その両端部が機体フレーム15の後端部の左右に固設される。操向ハンドル32は側面視で機体後方かつ斜め上方に向けて突出され、運転操作部14を構成する他の部材が取り付けられる。
操作ボックス33は操向ハンドル32の上部に取り付けられる。操作ボックス33には走行クラッチレバー35および除雪クラッチレバー39が設けられる。走行クラッチレバー35はエンジン22から走行部13への駆動力伝達の入切操作を行うレバーであり、除雪クラッチレバー39はエンジン22から除雪部11への駆動力伝達の入切操作を行うレバーである。ここで、走行クラッチレバー35は、いわゆるデッドマンクラッチレバーと呼ばれるレバーであり、操向ハンドル32を握りながら、該走行クラッチレバー35を握ることが可能に構成される。そして、作業者が操向ハンドル32とともに握っている場合には作動し(エンジン22から走行部13への駆動力伝達が行われ)、作業者が手を放した場合には停止する(エンジン22から走行部13への駆動力伝達が行われない)。また、走行クラッチレバー35および除雪クラッチレバー39は、いずれもクラッチがオフとなる(エンジン22から走行部13または除雪部11への駆動力伝達が行われない)方向に付勢されるとともに、走行クラッチレバー35を握りながら除雪クラッチレバー39をオンとすると、両クラッチがオンとなる(エンジン22から走行部13および除雪部11への駆動力伝達が行われる)位置にて固定可能に構成される。
操作ボックス52は操作ボックス33よりやや下方となる位置において操向ハンドル32に取り付けられる。操作ボックス52には走行変速レバー38が設けられる。走行変速レバー38は変速装置30による変速操作を行うためのレバーである。
以下では、図1、図2、図3、および図4を用いて、スクレーパの第一実施例であるスクレーパ110の詳細構成について説明する。
スクレーパ110は、掻き込みオーガ19により地面から除去できなかった地表近傍の雪または氷層に食い込み、これらを地面から剥離して細かく破砕除去するものである。本来、掻き込みオーガ19により地面に堆積している雪や氷層を全て除去することが望ましいが、そのためには掻き込みオーガ19の下端と、地面との隙間を小さくする必要があるため、地面に凹凸等が存在すると掻き込みオーガ19と地面とが接触し、地表(道路等)を傷めたり、掻き込みオーガ19自体が破損・変形するおそれがある。そこで、除雪機1は、掻き込みオーガ19の下端と地面との間に所定の間隔(隙間)を空けておき、当該隙間と同じ厚さの分だけ地面に残った雪または氷層については、スクレーパ110により地面から剥離し、粉砕しつつ除去する構成とし、走行経路に残った雪や氷層上を通過する際に除雪機1の走行部13が滑って走行安定性が低下する事態を防止している。
スクレーパ110は除雪機1の機体左右方向に長い略長方形の板材である。スクレーパ110は取り付け部材44を介して除雪機1のオーガハウジング18の下部に取り付けられる。このとき、スクレーパ110は、その板面が前下がりとなった姿勢で固定され、スクレーパ110の前端部が地面と雪(または氷層)との境界部に食い込む。
取り付け部材44はスクレーパ110を除雪機1に取り付けるための部材である。取り付け部材44は主に、スクレーパ支持部44aと、高さ調整部44b・44bとで構成される。スクレーパ支持部44aはスクレーパ110を支持し、取り付け部材44に固定するための部材であり、機体左右方向に長い略長方形の板材からなる。スクレーパ支持部44aには複数(本実施例の場合、三つ)の取り付け孔45・45・45が穿設されており、スクレーパ110に穿設された複数(本実施例の場合、三つ)の取り付け孔110a・110a・110aと対応する。そして、ボルト47を取り付け孔45および取り付け孔110aに貫装し、ボルト47とナット48で締結することにより、スクレーパ110は取り付け部材44に固定される。高さ調整部44b・44bはスクレーパ支持部44aの左右両端に固設される板状の部材である。高さ調整部44bには上下方向に長い長孔46・46が穿設されており、該長孔46・46に図示せぬボルトを貫装し、オーガハウジング18の下部に螺設する。このように構成することにより、オーガハウジング18に対する取り付け部材44の上下方向の高さを変更し、地面とスクレーパ110の下端部との隙間の大きさを調整可能としている。
また、従来のスクレーパは、例えば厚みが大きくほとんど弾性的に変形しない鋼等の材料で構成していたのに対して、本発明に係るスクレーパ110は、可撓性の材料により構成している。本実施例の場合、スクレーパ110は可撓性の材料として厚さが約1.5ミリでビッカース硬度が300〜480(Hv)程度のベイナイト鋼からなるバネ鋼を用いている。
スクレーパ110を上記可撓性の材料により構成することは、以下の如き利点を有する。
第一に、スクレーパ110は従来のスクレーパとほぼ同等の強度を保持しつつ、薄く構成することが可能である。そのため、食い込み時の面圧が大きくなり、固い雪や氷層であっても容易に地面から剥離し、細かく破砕して除去することが可能である。
第二に、従来のスクレーパはほとんど弾性的に変形しないため、除雪機の走行経路上に地面の凹凸や石等の障害物が存在すると、該スクレーパが障害物に引っかかり、除雪機が走行不能となったり、機体が側方に振られて(横振れが発生して)走行安定性が低下する場合があった。またスクレーパ自身が破損したり、摩耗する場合があった。これに対して、本発明に係るスクレーパ110は、除雪機の走行経路上に地面の凹凸や石等の障害物が存在する場合には弾性的に変形し、除雪機が走行不能となったり、機体が側方に振られて(横振れが発生して)走行安定性が低下するという事態を防止することが可能である。またスクレーパ自身の破損や摩耗も防止することが可能である。
第三に、スクレーパ110を可撓性の材料で構成することにより、雪や氷層に食い込む際にスクレーパ110自身が振動し、地面から剥離した雪や氷層を細かく破砕する効果が向上する。
以下では、図1および図5を用いて、スクレーパの第二実施例であるスクレーパ120の詳細構成について説明する。スクレーパ120は、可撓性の材料により構成されるという点については前記スクレーパ110と共通している。スクレーパ120が前記スクレーパ110と異なる点は、雪や氷層へ食い込む先端部となるスクレーパ120の下縁部に、単数または複数(本実施例の場合、十本)の切り込み120b・120b・・・を設けたことである。該切り込み120bの幅は極狭いものであり、小石等が挟まらない程度の幅とする。また、切り込みの深さ(長さ)は、切り込み120bと切り込み120bの間の片が若干湾曲可能で振動できる程度とする。
このように構成することにより、スクレーパ120は、前記スクレーパ110の有する利点に加えて以下の如き利点を有する。すなわち、除雪機1の走行経路上に地面の凹凸や石等の障害物が存在し、スクレーパ120が当該障害物等に引っかかってスクレーパ120に過負荷がかかった場合には、当該過負荷がかかった部分が弾性的に変形して逃げるので、除雪機1が走行不能となったり機体が側方に振られて(横振れが発生して)走行安定性が低下するという事態を防止しつつ、他の部分は確実に雪や氷層と地面との境界部に食い込み、雪や氷層を地面から剥離することが可能である。また、切り込みと切り込みで挟まれた部分がそれぞれ細かく振動することが可能であり、剥離後の雪や氷層を細かく破砕して除去することが可能である。なお、図5に示す如く、切り込み120bの終端部(下端部)に面取りを施すことにより変形や破損を防止することが可能である。
以下では、図1および図6を用いて、スクレーパの第三実施例であるスクレーパ120の詳細構成について説明する。スクレーパ130は、可撓性の材料により構成されるという点については前記スクレーパ110と共通している。スクレーパ130が前記スクレーパ110と異なる点は、雪や氷層へ食い込む先端部となるスクレーパ130の下縁部に、単数または複数(本実施例の場合、十本)の細隙であるスリット130b・130b・・・を設けたことである。該スリット130bの幅は前記切り込み120bの幅よりは大きいが、変形等でスリット130bとスリット130bの間の隣接する片が当接しない程度としている。つまり、従来の溝よりははるかに小さく構成している。スリット130bの深さは前記と略同じ長さとし、従来の溝の深さよりは深く構成して、スリット130bとスリット130bの間の片が振動しやすくしている。
このように構成することにより、スクレーパ130は、前記スクレーパ110の有する利点に加えて以下の如き利点を有する。すなわち、除雪機1の走行経路上に地面の凹凸や石等の障害物が存在する場合には、スクレーパ130のうち、当該障害物と当接する部分だけが弾性的に変形するので、他の部分は確実に雪や氷層と地面との境界部に食い込み、雪や氷層を地面から剥離することが可能である。また、スリットとスリットで挟まれた部分がそれぞれ細かく振動することが可能であり、剥離後の雪や氷層を細かく破砕して除去することが可能である。さらに、スクレーパに切り込みを設けた場合と比較すると、スリットとスリットで挟まれた部分は、スリットの反対側の部分と接触することがないので、スリットとスリットで挟まれた部分が振動したり弾性変形することが隣のスリットとスリットで挟まれた部分によって妨げられることがない。なお、図6に示す如く、スリット130bの終端部(下端部)に面取りを施すことにより変形や破損を防止することが可能である。
また、図5、図6および図7に示す如く、スクレーパ120(またはスクレーパ130)を取り付け部材44に固定するときに、スクレーパ120(またはスクレーパ130)の板面の上部に押さえ部材49を当接させることも可能である。このとき、切り込み120b(またはスリット130b)の一番奥の部分である上端部120c(または上端部130c)を覆うように押さえ部材49を当接させる。このように構成することにより、弾性変形や振動に起因して上端部120c(または上端部130c)から裂けてスクレーパ120(またはスクレーパ130)が破損することを防止することが可能である。さらに、押さえ部材49の大きさ(スクレーパを覆う面積)を変更することにより、スクレーパ120(またはスクレーパ130)の弾性変形や振動の挙動を調整する(例えば、振動を抑える代わりに強度を上げる)ことが可能である。
以下では、図1および図8を用いて、スクレーパの第四実施例であるスクレーパ140の詳細構成について説明する。スクレーパ140は、可撓性の材料により構成されるという点については前記スクレーパ110と共通している。スクレーパ140は複数の板片141・141・・・を機体の左右方向に隙間無く配置したものであるという点が前記スクレーパ110と異なる。すなわち、スクレーパ140は、複数の板片141・141・・・にそれぞれ取り付け孔140a・140a・・・を設けて取り付け部材44に取り付け可能としている。また、複数の板片141・141・・・を取り付け部材44に取り付けたときに、隣接する板片141・141の間に隙間が形成されず、隣接する板片141・141の互いに当接する端面部分を切り込み140b・140b・・・としている。
このように構成することにより、スクレーパ140は、前記スクレーパ110の有する利点に加えて以下の如き利点を有する。すなわち、除雪機1の走行経路上に地面の凹凸や石等の障害物が存在する場合には、スクレーパ140のうち、当該障害物と当接する板片141だけが弾性的に変形するので、他の板片141・141・・・は確実に雪や氷層と地面との境界部に食い込み、雪や氷層を地面から剥離することが可能である。また、板片141・141・・・がそれぞれ細かく振動することが可能であり、剥離後の雪や氷層を細かく破砕して除去することが可能である。さらにまた、破損(または摩耗)した板片141のみを交換することが可能でありメンテナンス性に優れる。なお、図8に示す如く、板片141の下端部の角に面取りを施すことにより変形や破損を防止することが可能である。また、本実施例における板片141には、一枚につき二箇所の取り付け孔140a・140aが設けられている。これは板片141が回転して隣の板片141と重なるのを防止するためである。従って、板片141が回転しないように固定可能であれば(例えば、取り付け部材44のスクレーパ支持部44aに板片141の後端部と当接する段差を設ける等)、取り付け孔を板片一枚につき一箇所としても良い。
以下では、図1および図9を用いて、スクレーパの第五実施例であるスクレーパ150の詳細構成について説明する。スクレーパ150は、可撓性の材料により構成されるという点については前記スクレーパ110と共通している。スクレーパ150は複数の板片151・151・・・を機体の左右方向に隙間を空けて配置したものであるという点が前記スクレーパ110と異なる。すなわち、スクレーパ150は、複数の板片151・151・・・にそれぞれ取り付け孔150a・150a・・・を設けて取り付け部材44に取り付け可能としている。また、複数の板片151・151・・・を取り付け部材44に取り付けたときに、隣り合う板片151・151の間に隙間150bが形成される。
このように構成することにより、スクレーパ140は、前記スクレーパ110の有する利点に加えて以下の如き利点を有する。すなわち、除雪機1の走行経路上に地面の凹凸や石等の障害物が存在する場合には、スクレーパ150のうち、当該障害物と当接する板片151だけが弾性的に変形するので、他の板片151・151・・・は確実に雪や氷層と地面との境界部に食い込み、雪や氷層を地面から剥離することが可能である。また、板片151・151・・・がそれぞれ細かく振動することが可能であり、剥離後の雪や氷層を細かく破砕して除去することが可能である。さらに、板片同士が当接し、隙間無く配置されている場合(スクレーパ150)と比較すると、板片151は隣の板片151と接触することがないので、板片151が振動したり弾性変形することが隣の板片151によって妨げられることがない。さらにまた、破損(または摩耗)した板片151のみを交換することが可能でありメンテナンス性に優れる。なお、図9に示す如く、板片151の下端部の角に面取りを施すことにより変形や破損を防止することが可能である。また、本実施例における板片151には、一枚につき二箇所の取り付け孔150a・150aが設けられている。これは板片151が回転して隣の板片151と重なるのを防止するためである。従って、板片151が回転しないように固定可能であれば(例えば、取り付け部材44のスクレーパ支持部44aに板片151の後端部と当接する段差を設ける等)、取り付け孔を板片一枚につき一箇所としても良い。
また、図8および図9に示す如く、スクレーパ140(またはスクレーパ150)を取り付け部材44に固定するときに、スクレーパ140(またはスクレーパ150)の板面の上部に押さえ部材49を当接させることも可能である。そして、押さえ部材49の大きさ(スクレーパを覆う面積)を変更することにより、スクレーパ140(またはスクレーパ150)の弾性変形や振動の挙動を調整する(例えば、振動を抑える代わりに強度を上げる)ことが可能である。
なお、本発明の除雪機1においては、取り付け部材44によりスクレーパ110(スクレーパ120、スクレーパ130、スクレーパ140、スクレーパ150)をオーガハウジング18の後下部に設けたが、掻き込みオーガと機体の走行手段との間に配置すれば同様の効果を奏する。例えば、取り付け部材を機体フレーム15から延設しても良い。
除雪機の左側面図。 本発明に係るスクレーパの第一実施例の平面図。 スクレーパの第一実施例が取り付けられた取り付け部材の斜視図。 スクレーパの第一実施例が取り付けられた取り付け部材の側面断面図。 本発明に係るスクレーパの第二実施例の平面図。 本発明に係るスクレーパの第三実施例の平面図。 スクレーパの第二実施例が取り付けられた取り付け部材の側面断面図。 本発明に係るスクレーパの第四実施例の平面図。 本発明に係るスクレーパの第五実施例の平面図。
符号の説明
1 除雪機
11 除雪部
13 走行部(走行手段)
17 ブロア
19 掻き込みオーガ
110 スクレーパ(第一実施例)

Claims (7)

  1. 機体前部に、掻き込みオーガ(19)とオーガハウジング(18)とブロア(17)とブロアハウジング(16)を配置した除雪部(11)を具備する除雪機(1)において、該オーガハウジング(18)の下部の左右の外側の面に、取り付け部材(44)を取り付け、該取り付け部材(44)によりスクレーパを取り付ける構成であって、該取り付け部材(44)は、スクレーパ支持部(44a)と、高さ調整部(44b・44b)とで構成し、該スクレーパ支持部(44a)はスクレーパを支持し、該取り付け部材(44)に固定するための部材で、機体左右方向に長い略長方形の板材であり、複数の取り付け孔(45・・)を穿設し、前記高さ調整部(44b・44b)は、該スクレーパ支持部(44a)の左右両端に固設される板状の部材であり、上下方向の長孔(46・46)を穿設し、該長孔(46・46)にボルトを貫装し、前記オーガハウジング(18)の下部外側面に螺設し、該オーガハウジング(18)に対して、該取り付け部材(44)の上下方向の高さを変更し、地面とスクレーパの下端部との隙間を調整可能とし、該スクレーパは、前記除雪機(1)の機体左右方向に長い略長方形の板材で、バネ鋼を用いた可撓性の板材により構成し、除雪機の走行経路上に地面の凹凸や石等の障害物が存在する場合には弾性的に変形可能としたことを特徴とする除雪機。
  2. 前記スクレーパ(120)の下部に単数または複数の切り込み(120b)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の除雪機。
  3. 前記スクレーパ(130)の下部に単数または複数のスリット(130b)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の除雪機。
  4. 前記スクレーパに設けた切り込み(120b)またはスリット(130b)の上部に押さえ部材(49)を当接させたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の除雪機。
  5. 前記スクレーパ(140)は、複数の板片(141)を機体の左右方向に隙間無く配置したものであることを特徴とする請求項1に記載の除雪機。
  6. 前記スクレーパ(150)は、複数の板片(151)を機体の左右方向に隙間(150b)を空けて配置したものであることを特徴とする請求項1に記載の除雪機。
  7. 前記複数の板片の上部に押さえ部材(49)を当接させたことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の除雪機。
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