JP4106285B2 - 高周波機器 - Google Patents

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    • HELECTRICITY
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は衛星放送受信用コンバータ等に適用して好適な高周波機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の高周波機器の図面を説明すると、図6は従来の高周波機器の要部の分解斜視図、図7は従来の高周波機器に係る要部の斜視図、図8は従来の高周波機器に係るシールドテープの平面図である。
【0003】
次に、従来の高周波機器の構成を、衛星放送受信用コンバータに適用した場合を例にして、図6に基づいて説明すると、筺体51は、ブリキ等からなる金属板が打ち抜きや折り曲げ加工して形成され、上下が開放された状態で、四方を囲む壁部51aが設けられている。
【0004】
プリント基板からなる回路基板52は、下面のほぼ全面に設けられたシールド用の接地パターン53と、ここでは図示しないが、上面に設けられた配線パターンには、種々の電子部品が実装されて、所望の受信回路が形成されている。
【0005】
この回路基板52は、電子部品が筺体51内に位置した状態で、筺体51の下方の開放部を塞ぐように筺体51に取り付けられる。
これによって、筺体51の下方の開放部は、接地パターン53によって電気的にシールドされた構成となっている。
【0006】
筒状の導波管部54は、筺体51と一体の金属板が折り曲げ加工されて形成され、この導波管部54は、回路基板52に対して直立状態で、外方に突出して配置されている。
そして、この導波管部54から衛星電波が導入されるようになっている。
【0007】
箱状のシールドカバー55は、筺体51と一体の金属板が折り曲げ加工されて形成され、四方を囲む側壁55aと、側壁55aの一端部を塞ぐ上壁55bを有し、側壁55aの他端部は開放部となっている。
このシールドカバー55は、導波管部54の空洞部と対向し、短絡壁を構成するショートキャップで形成されている。
【0008】
そして、シールドカバー55は、筺体51内に位置し、側壁55aが回路基板52に直立した状態で、回路基板52に取り付けられている。
また、金属板からなる蓋体56は、筺体51の上方の開放部を塞ぐように筺体51に取り付けられている。(例えば、特許文献1参照)
【0009】
しかし、このようなシールドカバー55は、その加工の際、図7に示すように、側壁55aと上壁55bとの間に隙間55cが生じたり、或いは、ここでは図示しないが、側壁55aに孔部が設けられたりしている。
【0010】
そして、シールドカバー55に隙間55cや孔部が存在すると、この隙間55cや孔部から電波が漏洩して、周囲の電気回路に悪影響を与えるため、金属テープ59によって、隙間55cや孔部を塞ぐようになっている。
【0011】
図8は従来の高周波機器に使用されるシールドテープ57を示し、このシールドテープ57は、紙テープ58と、一面側に粘着剤(図示せず)が設けられて、紙テープ58上に貼着された金属テープ59とで構成されている。
【0012】
そして、金属テープ59は、略四角状の銅やアルミ等の箔材で構成され、斜め状態に設けられた切り込み部59aと、この切り込み部59aの左右に位置し、切り込み部59aを境にして互いに分離可能な第1,第2の分離貼付部59b、59cと、第1,第2の分離貼付部59b、59cを繋ぐ連結貼付部59dで構成されている。
【0013】
この金属テープ59は、紙テープ58から剥がされ、図8の折り曲げ線A1に沿って、切り込み部59aの先端部を基準として、連結貼付部59dに対して直立状態に第1,第2の分離貼付部59b、59cを折り曲げた状態で、図7の点線で示すように、先ず、折り曲げ線A1をシールドカバー55の根本部に位置させて、連結貼付部59dが回路基板52上に貼着される。
【0014】
次に、第1の分離貼付部59bの先端部を引っ張りながら第1の分離貼付部59bを一つの側壁55aに貼着した後、第1の分離貼付部59bの先端部を折り曲げ線A2で折り曲げて、この先端部を上壁55bに貼着すると、隙間55cや孔部が塞がれる。
【0015】
しかる後、第2の分離貼付部59cの先端部を引っ張りながら第2の分離貼付部59cが第1の分離貼付部59bを貼着した側壁55aに隣り合う一つの側壁55aに貼着すると、金属テープ59の貼着が完了する。
【0016】
そして、第2の分離貼付部59cが側壁55aに貼着されると共に、連結貼付部59dが回路基板52に貼着されることによって、金属テープ59の貼付面積を大きくして、金属テープ59の剥がれを防止するものである。
しかし、金属テープ59の貼着の際、第1,第2の分離貼付部59b、59cは、貼着を良好にするために引っ張られるが、この時、切り込み部59aの先端部に引っ張り力がかかり、先端部が破ける事態が生じた。
【0017】
【特許文献1】
特開2001−111256号公報
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
従来の高周波機器において、金属テープ59には、第1,第2の分離貼付部59b、59cを分離可能にするために、単に切り込み部59aが設けられたものであるため、金属テープ59の貼着の際における第1,第2の分離貼付部59b、59cの引っ張り時、切り込み部59aの先端部に引っ張り力がかかり、先端部が破けるという問題がある。
【0019】
そこで、本発明は金属テープの破れが無く、金属テープの確実な貼着ができて、シールド効果の良好な高周波機器を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、回路基板を取り付けた筺体と、この筺体内に位置し、前記回路基板に取り付けられた箱形のシールドカバーと、このシールドカバーに貼着された金属テープとを備え、前記金属テープは、切り込み部によって互いに分離可能となった第1,第2の分離貼付部と、この第1,第2の分離貼付部同士を繋ぐ連結貼付部と、前記切り込み部の先端部に設けられた孔とを有して、前記金属テープは、前記第1,第2の分離貼付部が前記連結貼付部に対して直立状態に折り曲げ可能となし、前記第1,第2の分離貼付部が前記シールドカバーの隣り合う側壁のそれぞれに貼着されると共に、前記連結貼付部が前記回路基板上、或いは、前記シールドカバーの近傍で、前記筺体内に配設されたシールド枠体の上面に貼着された構成とした。
【0021】
また、第2の解決手段として、前記第1,第2の分離貼付部は、前記孔の位置で折り曲げられた構成とした。
また、第3の解決手段として、前記孔が丸型、或いは楕円型で形成された。
また、第4の解決手段として、前記連結貼付部と前記第1,第2の分離貼付部との間の折り曲げ部には、折り曲げを容易にするための折り曲げ誘導部を設けた構成とした。
【0022】
また、第5の解決手段として、前記シールドカバーは、前記側壁の端部を塞ぐ上壁を有し、前記分離貼付部が前記上壁と前記側壁との間に位置する隙間、又は前記側壁に存在する孔部を塞ぐようにした構成とした。
【0023】
また、第6の解決手段として、前記連結貼付部が前記シールド枠体の上壁部に設けられた孔部、又は切り欠き部を塞ぐように、前記上壁部に貼着された構成とした。
また、第7の解決手段として、前記連結貼付部が前記シールド枠体の上面から前記筺体の壁部にわたって貼着された構成とした。
また、第8の解決手段として、前記シールドカバーは、衛星放送受信用コンバータのショートキャップで構成された。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の高周波機器の図面を説明すると、図1は本発明の高周波機器の要部の分解斜視図、図2は本発明の高周波機器の要部の断面図、図3は本発明の高周波機器に係る要部の斜視図、図4は本発明の高周波機器に係るシールドテープの平面図、図5は本発明の高周波機器の他の実施例に係り、一部を切り欠きした要部の斜視図である。
【0025】
次に、本発明の高周波機器の構成を、衛星放送受信用コンバータに適用した場合を例にして、図1〜図4に基づいて説明すると、筺体1は、ブリキ等からなる金属板が打ち抜きや折り曲げ加工して形成され、上下が開放された状態で、四方を囲む壁部1aが設けられている。
【0026】
プリント基板からなる回路基板2は、下面のほぼ全面に設けられたシールド用の接地パターン3と、ここでは図示しないが、上面に設けられた配線パターンには、種々の電子部品が実装されて、所望の受信回路が形成されている。
【0027】
この回路基板2は、電子部品が筺体1内に位置した状態で、筺体1の下方の開放部を塞ぐように筺体1に取り付けられる。
これによって、筺体1の下方の開放部は、接地パターン3によって電気的にシールドされた構成となっている。
【0028】
筒状の導波管部4は、筺体1と一体の金属板が折り曲げ加工されて形成され、この導波管部4は、回路基板2に対して直立状態で、外方に突出して配置されている。
そして、この導波管部4から衛星電波が導入されるようになっている。
【0029】
箱状のシールドカバー5は、筺体1と一体の金属板が折り曲げ加工されて形成され、四方を囲む側壁5aと、側壁5aの一端部を塞ぐ上壁5bを有し、側壁5aの他端部は開放部となっている。
また、このシールドカバー5は、導波管部4の空洞部と対向し、短絡壁を構成するショートキャップで形成されている。
【0030】
そして、シールドカバー5は、筺体1内に位置し、側壁5aが回路基板2に直立した状態で、回路基板2に取り付けられている。
また、金属板からなる蓋体6は、筺体1の上方の開放部を塞ぐように筺体1に取り付けられている。
【0031】
しかし、このようなシールドカバー5は、その加工の際、図1,図3に示すように、側壁5aと上壁5bとの間に隙間5cが生じたり、或いは、ここでは図示しないが、側壁5aに孔部が設けられたりしている。
【0032】
そして、シールドカバー5に隙間5cや孔部が存在すると、この隙間5cや孔部から電波が漏洩して、周囲の電気回路に悪影響を与えるため、金属テープ9によって、隙間5cや孔部を塞ぐようになっている。
【0033】
図4は本発明の高周波機器に使用されるシールドテープ7を示し、このシールドテープ7は、紙テープ8と、一面側に粘着剤(図示せず)が設けられて、紙テープ8上に貼着された金属テープ9とで構成されている。
【0034】
そして、金属テープ9は、略四角状の銅やアルミ等の箔材で構成され、斜め状態に設けられた切り込み部9aと、この切り込み部9aの左右に位置し、切り込み部9aを境にして互いに分離可能な第1,第2の分離貼付部9b、9cと、第1,第2の分離貼付部9b、9cを繋ぐ連結貼付部9dと、切り込み部9aの先端部に設けられた孔9eとで構成されている。
【0035】
なお、孔9eの形状は、円形、楕円形、或いはその他の形状でも良く、特に、円弧状をなした周縁を持つ円形や楕円形だと、応力集中が少なく有効である。
【0036】
この金属テープ9は、紙テープ8から剥がされ、図4の折り曲げ線A1に沿って、切り込み部9aの先端部、或いは孔9eを基準として、連結貼付部9dに対して直立状態に第1,第2の分離貼付部9b、9cを折り曲げた状態で、図3の点線で示すように、先ず、折り曲げ線A1をシールドカバー5の根本部に位置させて、連結貼付部9dが回路基板2上に貼着される。
【0037】
なお、ここでは図示しないが、折り曲げ線A1,A2には、ミシン目、切り込み、或いは凹み等の折り曲げを誘導するための折り曲げ誘導部が設けられて、所定の位置(折り曲げ誘導部の位置)で折り曲げが容易に行えるようにしている。
【0038】
次に、第1の分離貼付部9bの先端部を引っ張りながら第1の分離貼付部9bを一つの側壁5aに貼着した後、第1の分離貼付部9bの先端部を折り曲げ線A2で折り曲げて、この先端部を上壁5bに貼着すると、隙間5cや孔部が塞がれる。
【0039】
しかる後、第2の分離貼付部9cの先端部を引っ張りながら第2の分離貼付部9cが第1の分離貼付部9bを貼着した側壁5aに隣り合う一つの側壁5aに貼着すると、金属テープ9の貼着が完了する。
【0040】
そして、第2の分離貼付部9cが側壁5aに貼着されると共に、連結貼付部9dが回路基板2に貼着されると、金属テープ9の貼付面積が大きくなって、金属テープ9の剥がれが防止される。
また、ここでは図示しないが、連結貼付部9dの位置を筺体1に貼着すると、一層、金属テープ9の剥がれが防止される。
【0041】
また、金属テープ9の貼着の際、第1,第2の分離貼付部9b、9cは、貼着を良好にするために引っ張られるが、この時、孔9eの存在によって、切り込み部9aの先端部には引っ張り力がからず、孔9eが逃げとなり、切り込み部9aの先端部が破けることがない。
【0042】
また、図5は本発明の高周波機器の他の実施例を示し、この実施例を説明すると、シールド枠体10は、金属板が打ち抜きと折り曲げ加工されて形成され、回路基板2に半田付けされた側壁10aと、この側壁10aに繋がって、上方を覆う上壁部10bと、この上壁部10bに設けられた孔部10cと切り欠き部10dを有する。
【0043】
このシールド枠体10は、シールドカバー5の近傍に設けられた電気回路をシールドするように、シールドカバー5の近傍に配置されている。
そして、図5では図示していないが、金属テープ9の第1,第2の分離貼付部9b、9cは、前記実施例と同様に、シールドカバー5の側壁5a、上壁5bに貼り付けられているが、連結貼付部9dは、シールド枠体10の孔部10cと切り欠き部10dを塞ぐように、上壁部10bに貼り付けられると共に、筺体1の壁部1aに貼り付けられている。
【0044】
即ち、金属テープ9がシールド枠体10の上壁部10bに貼着されることによって、その貼着強度を大きくすると共に、孔部10cや切り欠き部10dを塞ぐことによって、孔部10cや切り欠き部10dからの電波の漏洩を少なくし、また、筺体1の壁部1aに貼着されることによって、貼着強度を大きくし、且つ、壁部1aとシールド枠体10の間の上方への電波の漏洩を少なくしている。
【0045】
その他の構成は、前記実施例と同様であるので、同一部品に同一番号を付し、ここではその説明を省略する。
【0046】
なお、上記実施例では、シールドケース5がショートキャップで形成されたもので説明したが、アンプ回路やその他の電気回路をシールドするためのシールドカバーに適用しても良い。
【0047】
また、上記実施例では、高周波機器が衛星放送受信用コンバータに適用されたもので説明したが、その他の高周波機器に適用しても良いこと勿論である。
【0048】
【発明の効果】
本発明の高周波機器は、回路基板を取り付けた筺体と、この筺体内に位置し、回路基板に取り付けられた箱形のシールドカバーと、このシールドカバーに貼着された金属テープとを備え、金属テープは、切り込み部によって互いに分離可能となった第1,第2の分離貼付部と、この第1,第2の分離貼付部同士を繋ぐ連結貼付部と、切り込み部の先端部に設けられた孔とを有して、金属テープは、第1,第2の分離貼付部が連結貼付部に対して直立状態に折り曲げ可能となし、第1,第2の分離貼付部がシールドカバーの隣り合う側壁のそれぞれに貼着されると共に、連結貼付部が回路基板上、或いは、シールドカバーの近傍で、筺体内に配設されたシールド枠体の上面に貼着された構成とした。
このように、切り込み部の先端部に孔を設けることによって、切り込み部の先端部には引っ張り力がからず、孔が逃げとなり、切り込み部の先端部が破けることがなくなる。
【0049】
また、第1,第2の分離貼付部は、孔の位置で折り曲げられたため、第1,第2の分離貼付部の折り曲げ位置に余裕幅を持たせることができて、切り込み部の先端部に破れのない貼付ができる。
【0050】
また、孔が丸型、或いは楕円型で形成されたため、孔の周縁が円弧状をなして、引っ張り時の応力集中が少なく、切り込み部の先端部に破れのない貼付ができる。
【0051】
また、連結貼付部と第1,第2の分離貼付部との間の折り曲げ部には、折り曲げを容易にするための折り曲げ誘導部を設けたため、所定の位置(折り曲げ誘導部の位置)で折り曲げが容易に行えて、精度の良い貼付ができる。
【0052】
また、シールドカバーは、側壁の端部を塞ぐ上壁を有し、分離貼付部が上壁と側壁との間に位置する隙間、又は側壁に存在する孔部を塞ぐようにしたため、シールカバーの隙間や孔部が確実にシールドできる。
【0053】
また、連結貼付部がシールド枠体の上壁部に設けられた孔部、又は切り欠き部を塞ぐように、上壁部に貼着されたため、貼着強度を大きくすると共に、孔部や切り欠き部を塞ぐことによって、孔部や切り欠き部からの電波の漏洩を少なくできる。
【0054】
また、連結貼付部がシールド枠体の上面から筺体の壁部にわたって貼着されたため、貼着強度を大きくし、且つ、壁部とシールド枠体の間の上方への電波の漏洩を少なくできる。
【0055】
また、シールドカバーは、衛星放送受信用コンバータのショートキャップで構成されたため、特に、電波の漏洩が性能に大きく影響される衛星放送受信用コンバータに適用して好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高周波機器の要部の分解斜視図。
【図2】本発明の高周波機器の要部の断面図。
【図3】本発明の高周波機器に係る要部の斜視図。
【図4】本発明の高周波機器に係るシールドテープの平面図。
【図5】本発明の高周波機器の他の実施例に係り、一部を切り欠きした要部の斜視図。
【図6】従来の高周波機器の要部の分解斜視図。
【図7】従来の高周波機器に係る要部の斜視図。
【図8】従来の高周波機器に係るシールドテープの平面図。
【符号の説明】
1 筺体
1a 壁部
2 回路基板
3 接地パターン
4 導波管部
5 シールドカバー
5a 側壁
5b 上壁
5c 隙間
6 蓋体
7 シールドテープ
8 紙テープ
9 金属テープ
9a 切り込み部
9b 第1の分離貼付部
9c 第2の分離貼付部
9d 連結貼付部
9e 孔
A1 折り曲げ線
A2 折り曲げ線
10 シールド枠体
10a 側壁
10b 上壁部
10c 孔部
10d 切り欠き部

Claims (8)

  1. 回路基板を取り付けた筺体と、この筺体内に位置し、前記回路基板に取り付けられた箱形のシールドカバーと、このシールドカバーに貼着された金属テープとを備え、前記金属テープは、切り込み部によって互いに分離可能となった第1,第2の分離貼付部と、この第1,第2の分離貼付部同士を繋ぐ連結貼付部と、前記切り込み部の先端部に設けられた孔とを有して、前記金属テープは、前記第1,第2の分離貼付部が前記連結貼付部に対して直立状態に折り曲げ可能となし、前記第1,第2の分離貼付部が前記シールドカバーの隣り合う側壁のそれぞれに貼着されると共に、前記連結貼付部が前記回路基板上、或いは、前記シールドカバーの近傍で、前記筺体内に配設されたシールド枠体の上面に貼着されたことを特徴とする高周波機器。
  2. 前記第1,第2の分離貼付部は、前記孔の位置で折り曲げられたことを特徴とする請求項1記載の高周波機器。
  3. 前記孔が丸型、或いは楕円型で形成されたことを特徴とする請求項1、又は2記載の高周波機器。
  4. 前記連結貼付部と前記第1,第2の分離貼付部との間の折り曲げ部には、折り曲げを容易にするための折り曲げ誘導部を設けたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の高周波機器。
  5. 前記シールドカバーは、前記側壁の端部を塞ぐ上壁を有し、前記分離貼付部が前記上壁と前記側壁との間に位置する隙間、又は前記側壁に存在する孔部を塞ぐようにしたことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の高周波機器。
  6. 前記連結貼付部が前記シールド枠体の上壁部に設けられた孔部、又は切り欠き部を塞ぐように、前記上壁部に貼着されたことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の高周波機器。
  7. 前記連結貼付部が前記シールド枠体の上面から前記筺体の壁部にわたって貼着されたことを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の高周波機器。
  8. 前記シールドカバーは、衛星放送受信用コンバータのショートキャップで構成されたことを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の高周波機器。
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