JP4106277B2 - ゴデット - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の上位概念部に記載の形式の、少なくとも1本の糸を案内するためのゴデット(Galette)に関する。
このような形式のゴデットは、ドイツ連邦共和国特許出願公開第19733239号明細書に基づき公知である。
公知のゴデットでは、中空円筒状のゴデット周壁が、突出した支持体に磁気支承されている。このためには、半径方向に作用する複数の磁気軸受けが設けられている。磁気軸受けは基本的に、回転する部分と固定の部分とから形成されている。この場合、このような磁気軸受けはパッシブ(受動的)な磁気的な軸受け装置と、アクティブ(能動的)な磁気軸受け装置とに区別される。本発明は、アクティブに半径方向に作用する磁気軸受け装置に限定されている。このような磁気軸受けの固定の部分は少なくとも1つの磁極エレメントにより形成される。この磁極エレメントは1つまたは複数の巻き線を保持している。磁極エレメントは磁極端部を有しており、この磁極端部は軸受けギャップを挟んで磁気軸受けの回転する部分に対峙している。公知のゴデットでは、磁気軸受けの回転する部分が、ゴデット周壁に結合された回転する軸により形成されるか、または直接にゴデット周壁により形成される。この場合、軸もしくはゴデット周壁の材料は、各磁極端部の間に閉じた磁束が発生するように形成されていなければならない。したがって、材料の選択は軸もしくはゴデット周壁のための磁化を考慮して行われなければならず、さらに各構成部分の機能を満たすための要件が考慮されなければならない。公知のゴデットの別の欠点は、軸もしくはゴデット周壁への磁束の移動時に、一周磁化損(磁性体を一周磁化する間に失われるエネルギ)もしくはヒステリシス損、渦電流損ならびに場合によっては生じる漂遊損(Streuverluste)が生じることにある。このような損失は、場合によってはゴデット駆動装置の駆動出力により補償されなければならない。
欧州特許出願公開第0770719号明細書に基づき公知のゴデットも、やはりこのような欠点を有している。この場合、磁極端部は直接にゴデットの回転する構成部分に、軸受けギャップを挟んで対峙している。
本発明の課題は、半径方向に作用する磁気軸受けを備えた、冒頭で述べた形式のゴデットを改良して、磁気軸受けにできるだけ少ない損失しか生じないようなゴデットを提供することである。
本発明の別の目的は、磁気軸受けの一部を有するゴデットの回転する構成部分が相互に与え合う影響を最小限に抑えることである。
本発明に課せられた上記課題は、請求項1の特徴部に記載の特徴を有するゴデットにより解決される。
本発明の有利な改良形は請求項2以下に記載されている。
本発明は、磁気軸受けの回転する部分が金属薄板積層体(Blechung)の形の別個の手段により形成されており、この手段がゴデットの回転可能に支承された構成部分に固く結合されていることを特徴としている。金属薄板積層体を収容するための、ゴデットの回転する構成部分は、支承のために必要となる磁化可能性を有している必要はない。磁気軸受け装置の固定の部分の磁極エレメントならびに磁気軸受け装置の回転する部分の金属薄板積層体は、磁束を案内するために互いに協働する。この場合、金属薄板積層体の設計および材料選択において、一周磁化損、つまりヒステリシス損の低減ならびに渦電流損の低減を求める要求を考慮することができる。これにより、磁気軸受け装置の前記損失は著しく低減されるので、駆動装置の付加出力を回避することができる。高い支持力においても、金属薄板積層体には比較的僅かな加熱しか生じなくなる。
特に有利な実施態様では、金属薄板積層体が直接にゴデット周壁の内側に固定されている。このためには、金属薄板積層体がスペース節約のためにゴデット周壁内に埋め込まれているか、または簡単にゴデット周壁の内側の表面に直接固定されていてよい。この場合、支承力を形成するための、できるだけ不都合のない磁束を保証するために、磁極エレメントの磁極端部に金属薄板積層体が間隔を置いて半径方向で対峙することが確保されていなければならない。
磁極エレメントの励磁巻き線の巻き方向に関連して、磁極端部は、磁束が半径方向または軸方向に向けられるように互いに相対的に形成されていてよい。半径方向に向けられた磁束において損失をできるだけ少なく保持するためには、本発明によるゴデットが、請求項3に記載の改良形に相応して形成されると有利である。この場合、金属薄板積層体は多数のディスク状の薄板リングから形成される。これらの薄板リングは軸方向で相並んで位置して1つの薄板スリーブを形成するようにまとめられている。このスリーブ状の金属薄板積層体は磁極端部をカバーしている。軸方向に向けられた磁束の場合には、金属薄板積層体が多数のディスク状の薄い薄板セグメントから形成されていると有利である。これらの薄板セグメントは周方向で相前後して位置して、1つの閉じた薄板スリーブを形成するようにまとめられている。この場合、少なくとも一方の磁極端部または有利には両方の磁極端部がカバーされている。金属薄板積層体が一方の磁極端部しかカバーしていない場合には、磁束を案内するために第2の磁極端部には別の金属薄板積層体が対応している。金属薄板積層体を複数のディスク状の薄い薄板リングまたは薄板セグメントから形成することは、一周磁化損もしくはヒステリシス損および渦電流損を著しく低減することができるという特別な利点を持っている。ディスク状の薄板リングまたは薄板セグメントは1つの構成部分としてゴデット周壁に固定されている。個々の薄板リングまたは薄板セグメントが絶縁材料によって互いに結合されると有利である。
本発明のさらに別の特に有利な構成では、金属薄板積層体とゴデット周壁との間での熱交換および/または漂流磁界を回避するために、ゴデット周壁と金属薄板積層体との間に絶縁層が形成されている。このような構成は特に、相互作用が劇的に減じられることによりすぐれている。したがって、このような改良形は、ゴデット周壁の周面に案内された糸を熱処理するためにゴデット周壁が加熱されるようなゴデットのために特に適している。したがって、ゴデット周壁と金属薄板積層体との間の絶縁層は、金属薄板積層体の、許容し得ない熱負荷を阻止する。
本発明のさらに別の特に有利な構成では、絶縁層を波形のジャケットリングにより形成することができる。このジャケットリングは外側の波円弧輪郭を介してゴデット周壁の内側に支持されている。したがって、小さな接触面に基づき、金属薄板積層体とゴデット周壁との間の付加的な分離が達成される。
しかし、渦電流損または外部作用に基づいて金属薄板積層体に生じる熱を導出するために、金属薄板積層体に冷却手段を対応させることも可能である。これによって、金属薄板積層体に磁束を案内するための好都合な特性を維持することができるので有利である。
冷却手段としては、流体流発生器が使用されると有利である。この流体流発生器は冷却流体流、有利には冷却空気流を発生させ、この冷却流体流は、たとえば金属薄板積層体の内部に設けられた孔を通るか、または金属薄板積層体の表面に設けられた複数の冷却リブに沿って案内される。
磁気軸受けの固定の部分が、複数の励磁巻き線を備えた複数の磁極エレメントを有していると有利である。これらの磁極エレメントは支持体の周面に均一に分配されて配置されている。この場合、本発明の有利な改良形では、磁極エレメントに1つの軸受け平面内で1つの共通の金属薄板積層体が対応配置される。
請求項10および請求項11に記載の本発明の特に有利な改良形には次のような利点がある。すなわち、磁極エレメントを複数の軸受け平面に配置することにより、ゴデット周壁を半径方向で支承するための力が導入される位置が均一に分配されるようになる。各軸受け平面には、複数の金属薄板積層体のうちの1つが対応していると有利である。これによって、高い支持能力と共に小さな損失において軸受け装置の剛性が達成され、このような剛性は特に長尺に突出したゴデットの場合には変形傾向を減少させる。
磁気軸受けの全ての巻き線が協働し合うことを確保するために、本発明の有利な改良形では、各磁極エレメントに、それぞれ軸受けギャップを監視するためのセンサもしくはゴデット周壁の位置を監視するためのセンサが対応している。これらのセンサおよび磁極エレメントの巻き線は軸受け制御装置に接続されているので、信号報知された各軸受けギャップ偏差が直ちに補償制御可能となる。この場合、各磁極エレメントの巻き線が制御装置によって有利には個々に制御される。しかし、1つの軸受け平面の複数の磁極エレメントの複数の巻き線をペアとして制御装置によって制御することも可能である。
長尺のゴデットでは、請求項13に記載の改良形に相応してゴデット周壁が支承されると有利である。この場合、互いに間隔を置いて配置された、半径方向に作用する2つの磁気軸受けが設けられている。軸方向力を受け止めるためには、ゴデット周壁が付加的にスラスト軸受けにより支承されている。このスラスト軸受けは、やはり無接触のガイドを得るために軸方向に作用する磁気軸受けとして形成されていてよい。これにより、ゴデット周壁の一層高い速度が可能となる。
以下に、本発明によるゴデットの実施例を図面につき詳しく説明する。
図1および図2には、本発明によるゴデットの第1実施例が概略的に示されている。図1は、ゴデットの、本発明にとって重要となる部分が、回転軸線に対して平行でかつ回転軸線を通って延びる断面図につき示しており、図2はゴデットの回転軸線に対して直角に断面した断面図を示している。したがって、以下に行う説明は、特に別記しない限りは両図面に対して適用される。本発明の図示の実施例によるゴデットは、ゴデット周壁1を有しており、このゴデット周壁1は端面壁2を介して、ゴデット周壁1の内部に延びる駆動軸3に相対回動不能に結合されている。このためには、駆動軸3の端部に、ゴデット周壁1を固定するための緊締エレメント7が設けられている。駆動軸3の反対の側の端部は駆動装置(図示しない)と連結されている。駆動装置としては、たとえば電動モータが設けられていてよい。
ゴデット周壁1は、半径方向に作用する2つの磁気軸受け6.1,6.2によって、突出した支持体4に支承されている。この支持体4は中空円筒状に形成されていて、ゴデット周壁1の内部で端面壁2のすぐ手前にまで延びている。中空円筒状の支持体4は駆動軸3により貫通される。端面壁2とは反対の側では、支持体4はつば5を介して機械フレーム(図示しない)に固定されている。
両磁気軸受け6.1,6.2は同一に構成されているので、以下に行う説明は両磁気軸受け6.1,6.2に対して該当する。磁気軸受け6は、支持体4に固定された固定の部分8と、回転する部分9とから成っており、この回転する部分9はゴデット周壁1の内面に固定されていて、ゴデット周壁1と共に回転する。磁気軸受け6の固定の部分8は複数の磁極エレメント10により形成される。これらの磁極エレメント10は支持体4の全周にわたって均一に分配されて配置されている。この実施例では、磁気軸受け6の固定の部分8が4つの磁極エレメント10.1,10.2,10.3,10.4により形成されている。これらの磁極エレメント10.1,10.2,10.3,10.4はそれぞれU字形に形成されていて、磁極端部12を有している。U字形の磁極エレメント10.1〜10.4のU字体の脚部に相当する部分には、励磁巻き線11が巻き付けられており、これらの励磁巻き線11はエネルギ供給ユニット29に接続されている。磁極エレメント10の励磁巻き線11および磁極端部12は、軸方向に向けられた磁界が発生させられるように形成されている。
磁極エレメント10.1,10.2,10.3,10.4は、同一の軸受け平面14内でそれぞれ互いに90゜だけずらされて支持体4の周面に取り付けられている。
磁気軸受け6の回転する部分9は、金属薄板積層体(Blechung)13と、この金属薄板積層体13に結合された絶縁層15とにより形成される。金属薄板積層体13と絶縁層15とは、一緒になってゴデット周壁1の内側に固定されている。金属薄板積層体13はこの場合、ディスク状の多数の肉薄な薄板セグメント32から形成されており、これらの薄板セグメント32は半径方向で相前後して位置して1つの薄板スリーブを形成するようにまとめられている。薄板セグメント32は、それぞれ絶縁材料によって互いに結合されている。絶縁層15は同じくスリーブ状に形成されていて、スリーブ状の金属薄板積層体13を完全に取り囲んでいる。金属薄板積層体13は軸方向において、磁極エレメント10.1〜10.4の磁極端部12が完全にカバーされるまで、ただし磁極エレメント10.1〜10.4の磁極端部12と金属薄板積層体13との間に軸受けギャップ25が形成されるように延びているので、磁極エレメント10.1〜10.4と金属薄板積層体13との間には、磁力が発生可能となる。磁極エレメント10は中実の一体材料から成形されているか、または半径方向および/または軸方向で相前後して積み重ねられた多数の金属薄板から成形されていてよい。
磁気軸受け6.1,6.2は互いに間隔を置いて支持体4の周面に形成されており、この場合、一方の磁気軸受け6.1は支持体4の自由端部に設けられており、他方の磁気軸受け6.2は支持体4の固く緊締された側の端部の範囲に設けられている。両磁気軸受け6.1,6.2の間では支持体4の周面に、ゴデット周壁1を加熱するための加熱装置26が取り付けられている。この加熱装置26は、たとえば誘導に基づいたゴデット周壁1の加熱を生ぜしめる1つまたは複数の巻き線により形成されていてよい。
磁気軸受け6.1,6.2の各磁極エレメント10には、それぞれ1つのセンサ19が対応している。このセンサ19は距離センサとして形成されており、これによりゴデット周壁1の位置が検出される。このためには、センサ19の自由端部がゴデット周壁1の内面に対して短い間隔を置いて配置されている。磁気軸受け6.1,6.2のセンサ19.1,19.2,19.3,19.4は、信号線路によって軸受け制御ユニット27に結合されている。この軸受け制御ユニット27はエネルギ供給ユニット29を介して磁気軸受け6.1,6.2の磁極エレメント10.1〜10.4の励磁巻き線11に接続されている。
図1から判るように、支持体4のつば5の直径は、ゴデット周壁1の直径よりも大きく形成されている。支持体4のつば5は、ゴデット周壁1に向かって環状の溝21を有しており、この環状の溝21はスラスト軸受け23を収容している。このスラスト軸受け23は軸方向に作用する磁気軸受けとして形成されており、この磁気軸受けはゴデット周壁1の端面22と共に軸方向の軸受けギャップ28を形成している。
支持体4の内部では、駆動軸3と支持体4との間に、互いに間隔を置いて配置された2つの非常運転軸受け24.1,24.2が形成されている。これによって、磁気軸受け装置とは別個にゴデット周壁1の確実な始動もしくは非常運転が保証されている。非常運転軸受け24としては、たとえば滑り軸受けまたは転がり軸受けを使用することができる。
図1および図2に示した本発明の実施例によるゴデットは、糸の搬送、熱処理およびドラフトのために使用される。この場合、糸に高い引張力が形成され、この引張力は運転時にゴデットのほぼ静的な負荷を生ぜしめる。この負荷は直接にゴデット周壁1の、1本または複数の本の糸により巻き掛けられた周面範囲に導入される。運転時に、ゴデット周壁1の実際の位置は、軸受け平面14.1,14.2の範囲に設けられたセンサ19によって測定される。測定値は軸受け制御ユニット27に供給される。軸受け制御ユニット27では、測定値から軸受け平面14.1,14.2におけるゴデット周壁1の位置が求められ、そしてこの位置の所望の補正に相応して、磁気軸受け6.1,6.2の磁極エレメント10の個々の励磁巻き線11が起動制御される。したがって、金属薄板積層体13と磁極エレメント10の磁極端部12との間には、ほぼ一定の軸受けギャップ25が生ぜしめられる。複数の薄板セグメント32をまとめ合わせることによって金属薄板積層体13を層状に形成することに基づき、金属薄板積層体13への磁束の移動時に著しい一周磁化損、つまりヒステリシス損(Ummagnetisierungsverluste)は生じなくなる。
ゴデット周壁1は加熱装置26によって加熱される。ゴデット周壁1の表面温度を制御するために、1つまたは複数の温度センサ(図示しない)が設けられている。この温度センサは信号線路を介して加熱制御部に接続されていて、ひいては表面温度の目標値調節を可能にする。
ゴデット周壁1から金属薄板積層体13への熱伝達による金属薄板積層体13の望ましくない加熱を回避するために、金属薄板積層体13は絶縁層15によってゴデット周壁1から分離されている。このときに、絶縁層15は、たとえば非金属、たとえばプラスチックから製造されていてよい。絶縁層15と金属薄板積層体13とは、図1の磁気軸受け6.1において示したように少なくとも部分的にゴデット周壁1内に埋め込まれているか、または図1の磁気軸受け6.2において示したようにゴデット周壁1の内側の表面に直接に起立するように取り付けられていてよい。
金属薄板積層体13のアクティブな冷却が望まれる場合には、金属薄板積層体13の端面に、半径方向で複数の列を成して全周にわたって延びる環状の(radial umlaufend.)冷却リブ18が形成されていてよい。
付加的に、金属薄板積層体13は、図2に示したように、金属薄板積層体13を冷却するための空気通過を可能にする、軸方向に向けられた複数の孔16を有していてよい。
冷却流体流を発生させるためには、流体流発生器30が設けられている。この流体流発生器30は図1に示したように、ゴデット周壁1の内部に冷却流体流、有利には冷却空気流を導入する。金属薄板積層体13を冷却するために設けられた冷却手段16,18,30は、例示的に図示されているに過ぎず、金属薄板積層体13の過剰加熱が予想されるような場合にしか使用可能でない。
図3および図4には、本発明によるゴデットの別の実施例が示されている。図3には、この実施例が縦断面図で概略的に図示されており、図4には、複数の軸受け平面に沿って断面した複数の横断面図で概略的に図示されている。図4.1および図4.2は、それぞれ磁気軸受けの1つの軸受け平面の横断面図を示している。同一機能を有する構成部分は同じ符号で示されている。
この実施例は、大体において図1および図2に示した本発明によるゴデットの第1実施例に相当しているので、以下においては大きな相違点についてのみ説明する。
図3および図4に示した本発明によるゴデットの実施例は、長尺に突出した支持体4を有している。この支持体4は片側で機械フレーム(図示しない)に固定されている。支持体4には、中空円筒状に形成されたゴデット周壁1が回転可能に支承されている。ゴデット周壁1を支承するためには、半径方向に作用する磁気軸受け6.1,6.2ならびにスラスト軸受け23が設けられている。両磁気軸受け6.1,6.2は同一に構成されているので、以下に行う説明は両磁気軸受けについて該当する。磁気軸受け6では、固定の部分8が複数の磁極エレメント10.1,10.2,10.3,10.4により形成される。磁極エレメント10.1〜10.4は、相並んで位置する2つの軸受け平面14.1,14.2に分割されている。各軸受け平面14では、支持体4の周面で互いに向かい合って位置する2つの磁極エレメント10が配置されている。磁極エレメント10はU字形に形成されていて、U字体の各脚部に励磁巻き線11を支持している。これらの脚部は磁極エレメント10の磁極端部12を形成していて、運転時に軸方向に向けられた磁束を案内する。
各軸受け平面14.1,14.2では、各軸受け平面14の磁極エレメント10にそれぞれ1つの金属薄板積層体13が対応している。金属薄板積層体13はスリーブ状に形成されていて、絶縁層15を介してゴデット周壁1の内面に固く結合されている。絶縁層15はこの場合、波形のジャケットリング31により形成される。このジャケットリング31はゴデット周壁1と絶縁層15との間および金属薄板積層体13と絶縁層15との間に、それぞれ小さな接触面を形成するので有利である。
図3および図4に示した実施例では、軸受け平面14.1の磁極エレメント10.1,10.3には金属薄板積層体13.1が対応しており、軸受け平面14.2の磁極エレメント10.2には金属薄板積層体13.2が対応している。金属薄板積層体13はこの場合、たとえば磁化可能な材料から製造された単一部分から成る一体のリングにより形成されていてもよい。しかし、金属薄板積層体を複数のディスク状の薄板リングまたは薄板セグメントにより製造することも可能である。
磁極エレメント10.1,10.2,10.3,10.4には、それぞれセンサ19.1,19.2,19.3,19.4が対応している。磁極エレメント10.1〜10.4の励磁巻き線11はセンサ19.1〜19.4と一緒に軸受け制御ユニット27に接続されている。各磁極エレメント10はこの場合、それぞれ隣接した磁極エレメントとは別個に独立して制御され得る。この場合、磁極エレメント10.1〜10.4の磁極端部12と金属薄板積層体13.1,13.2との間に生じた軸受けギャップ25はほぼ一定に保持される。
図5には、別の実施例による磁気軸受け装置を備えた、たとえば図1および図2に示したゴデットが断面図で示されている。図5.1には、ゴデットの回転軸線に対して直交する方向で断面した全体断面図が示されている。それに対して図5.2には、ゴデットの縦断面の一部しか図示されていない。同一機能を有する構成部分は同じ符号で示されている。
ゴデットの構造は、図1および図2に示した実施例にほぼ相当しているので、以下においては相違点についてのみ説明する。ゴデット周壁1は半径方向に作用する少なくとも1つの磁気軸受け6によって、突出した支持体4に支承されている。この支持体4は中空円筒状に形成されている。中空円筒状の支持体4はこの場合、駆動軸3によって貫通される。
磁気軸受け6は、支持体4に固定された固定の部分8と、ゴデット周壁1の内面に固定された回転する部分9とから成っており、この回転する部分9は、ゴデット周壁1と一緒に回転する。磁気軸受け6の固定の部分8は複数の磁極エレメント10により形成される。これらの磁極エレメント10は支持体4の周面に均一に分配されて取り付けられている。この実施例では、磁気軸受け6の固定の部分8が4つの磁極エレメント10.1,10.2,10.3,10.4により形成されている。各磁極エレメント10.1〜10.4はU字形に形成されていて、磁極端部12を有している。U字形の磁極エレメント10.1〜10.4の脚部には、励磁巻き線11が巻き付けられている。これらの励磁巻き線11はエネルギ供給ユニット(図示しない)に接続されている。磁極エレメント10.1〜10.4の励磁巻き線11と磁極端部12とは、半径方向に向けられた磁界が発生させられるように形成されている。このためには、U字形の磁極エレメント10の磁極端部12がゴデット周壁1の周方向で互いに向かい合って位置している。
磁極エレメント10.1〜10.4は1つの軸受け平面内でそれぞれ互いに90゜だけずらされて支持体4の周面に取り付けられている。
磁気軸受け6の回転する部分9は、金属薄板積層体13と、この金属薄板積層体13に結合された絶縁層15とにより形成され、金属薄板積層体13と絶縁層15とは一緒になってゴデット周壁1の内面に埋め込まれている。絶縁層15はスリーブ状に形成されていて、スリーブ状の金属薄板積層体13を完全に取り囲んでいる。絶縁層15はこの場合、金属薄板積層体13の端面にも被さるように延びている。金属薄板積層体13は多数のディスク状の肉薄な薄板リング33から形成されている。これらの薄板リング33はゴデット周壁1の長手方向で相前後して位置するように束ね合わされて、1つの薄板スリーブを形成している。薄板リング33はそれぞれ絶縁材料によって互いに結合されている。金属薄板積層体13は軸方向において、磁極エレメント10.1〜10.4の磁極端部12が完全にカバーされるまで、ただし磁極エレメント10.1〜10.4の磁極端部12と金属薄板積層体13との間に軸受けギャップ25が形成されるように延びているので、磁極エレメント10.1〜10.4と金属薄板積層体13との間には磁力が形成可能となる。磁極エレメント10.1〜10.4は1つの中実材料から成形されているか、または半径方向および/または軸方向で相前後して積み重ねられた多数の金属薄板から成形されていてよい。
運転時では、ゴデット周壁1の実際の位置が、軸受け平面の範囲に設けられたセンサによって測定され、測定値は軸受け制御ユニットに供給される。この軸受け制御ユニットでは、測定値から軸受け平面におけるゴデット周壁1の位置が求められ、所望の位置補正に相応して磁気軸受け6の磁極エレメント10の個々の励磁巻き線11が制御される。したがって、金属薄板積層体13と磁極エレメント10の磁極端部12との間には、ほぼ一定の軸受けギャップ25が生ぜしめられる。複数の薄板リング33をまとめ合わせることにより金属薄板積層体13を層状に形成することに基づき、金属薄板積層体13への磁束の移動時における著しい一周磁化損もしくはヒステリシス損は生じなくなる。
本発明は、図1〜図5に示した実施例に限定されるものではない。原則的に支持体4は軸として形成されていてよく、その場合、この軸の周面には磁極エレメントを収容するための切込みが含まれている。軸の周面には、回転可能なゴデット周壁が案内されていてよい。磁気軸受け6の構成は変更されずに転用され得る。
本発明は、駆動軸が磁気的に支承されているような実施例をも包含する。このためには、磁気軸受けの磁極エレメントが中空円筒状の支持体の内部に配置されている。駆動軸の周面には、金属薄板積層体が形成されていてよく、この金属薄板積層体は磁極エレメントと共に1つの軸受け平面内に配置されている。図示していない全ての実施例にとって共通していることは、磁気軸受けの回転する部分が、ゴデットの回転する構成部分のうちの1つに固定された金属薄板積層体により形成されていることである。
本発明によるゴデットの第1実施例を示す概略的な断面図である。
第1実施例によるゴデットの回転軸線に対して直角に断面した断面図である。
本発明によるゴデットの別の実施例を示す概略的な縦断面図である。
図3に示したゴデットの軸受け平面に沿った複数の横断面図である。
磁気軸受け装置の実施例を示す断面図である。
符号の説明
1 ゴデット周壁
2 端面壁
3 駆動軸
4 支持体
5 つば
6 磁気軸受け
7 緊締エレメント
8 固定の部分
9 回転する部分
10 磁極エレメント
11 励磁巻き線
12 磁極端部
13 金属薄板積層体
14 軸受け平面
15 絶縁層
16 孔
18 冷却リブ
19 センサ
20 糸
21 溝
22 端面
23 スラスト軸受け
24 非常運転軸受け
25 軸受けギャップ
26 加熱装置
27 軸受け制御ユニット
28 軸受けギャップ
29 エネルギ供給ユニット
30 流体流発生器
31 ジャケットリング
32 薄板セグメント
33 薄板リング

Claims (13)

  1. 中空円筒状のゴデット周壁(1)と支持体(4)とを備えた、少なくとも1本の糸を案内するためのゴデットであって、ゴデット周壁(1)の周面に沿って糸が案内されており、支持体(4)にゴデット周壁(1)が複数の軸受け(6,23)によって回転可能に支承されており、該軸受けのうちの少なくとも1つの軸受けが、半径方向に作用する磁気軸受け(6)であり、該磁気軸受け(6)が、回転する部分(9)と、支持体(4)に取り付けられた固定の部分(8)とから成っており、回転する部分(9)と固定の部分(8)との間に軸受けギャップ(25)が形成されており、固定の部分(8)が、少なくとも1つの励磁巻き線(11)を備えた少なくとも1つの磁極エレメント(10)を有している形式のものにおいて、回転する部分(9)が、磁化可能な材料から成る少なくとも1つの金属薄板積層体(13)を有しており、該金属薄板積層体(13)と磁極エレメント(10)とが、磁束を案内するために互いに協働するようになっており、当該ゴデットの回転可能に支承された構成部分と前記金属薄板積層体(13)とが、互いに異なる材料から成っていて、該材料が互いに固く結合されていることを特徴とするゴデット。
  2. 金属薄板積層体(13)が、ゴデット周壁(1)の内面に起立してかつ/または埋め込まれて固定されており、金属薄板積層体(13)が、磁極エレメント(10)の磁極端部(12)に、軸受けギャップ(25)を形成する間隔を置いて半径方向で対峙している、請求項1記載のゴデット。
  3. 金属薄板積層体(13)が、複数のディスク状の薄い薄板リング(32)により形成されており、該薄板リング(32)が、ゴデット周壁(1)の周方向に磁束を案内するために軸方向で相並んで位置するようにまとめられている、請求項1または2記載のゴデット。
  4. 金属薄板積層体(13)が、複数のディスク状の薄い薄板セグメント(32)により形成されており、該薄板セグメント(32)が、ゴデット周壁(1)の長手方向に磁束を案内するために半径方向で相並んで位置するようにまとめられている、請求項1または2記載のゴデット。
  5. 金属薄板積層体(13)とゴデット周壁(1)との間の熱交換および漂遊磁束の少なくともいずれか一方を回避するために、ゴデット周壁(1)と金属薄板積層体(13)との間に絶縁層(15)が形成されている、請求項1から4までのいずれか1項記載のゴデット。
  6. 前記絶縁層(15)が波形のジャケットリング(31)により形成されており、該ジャケットリング(31)が、外側の波円弧部を介してゴデット周壁(1)の内側に支持されている、請求項5記載のゴデット。
  7. 金属薄板積層体(13)において生じる熱を導出するために、金属薄板積層体(13)に冷却手段が対応している、請求項1から6までのいずれか1項記載のゴデット。
  8. 前記冷却手段が流体流発生器(30)を有しており、該流体流発生器(30)が、金属薄板積層体(13)の内部に設けられた複数の孔(16)を通じて、かつ/または金属薄板積層体(13)に設けられた複数の冷却リブ(18)に沿って、冷却流体流、有利には冷却空気流を発生させている、請求項7記載のゴデット。
  9. 磁気軸受け(6)の固定の部分(8)が、複数の励磁巻き線(11)を備えた複数の磁極エレメント(10.1〜10.4)を有しており、該磁極エレメント(10.1〜10.4)が1つの軸受け平面(14)に配置されており、かつ該磁極エレメント(10.1〜10.4)に1つの共通の金属薄板積層体(13)が対応している、請求項1から8までのいずれか1項記載のゴデット。
  10. 磁気軸受け(6)の固定の部分(8)が、複数の励磁巻き線(11)を備えた複数の磁極エレメント(10.1〜10.4)を有しており、該磁極エレメント(10.1〜10.4)が複数の軸受け平面(14.1,14.2)に配置されており、かつ該磁極エレメント(10.1〜10.4)に複数の金属薄板積層体(13.1,13.2)が対応している、請求項1から9までのいずれか1項記載のゴデット。
  11. 前記磁極エレメントのうちの少なくとも幾つかの磁極エレメント(10.1〜10.2)が、軸受け平面(14.1,14.2)毎に角度をずらされて支持体(4)に分配されて配置されており、各軸受け平面(14.1,14.2)にそれぞれ1つの金属薄板積層体(13.1;13.2)が配置されている、請求項10記載のゴデット。
  12. 各磁極エレメント(10.1〜10.4)に、それぞれゴデット周壁(1)の位置検出のためのセンサ(19)が対応しており、該センサ(19)および磁極エレメント(10)の励磁巻き線(11)が軸受け制御ユニット(27)に接続されている、請求項1から11までのいずれか1項記載のゴデット。
  13. ゴデット周壁(1)が、半径方向に作用する2つの磁気軸受け(6.1,6.2)と1つのスラスト軸受け(23)とによって支承されており、磁気軸受け(6.1,6.2)の固定の部分(8)が、励磁巻き線(11)を備えた複数の磁極エレメント(10)を有しており、磁気軸受け(6.1,6.2)の回転する部分(9)が、複数の金属薄板積層体(13)を有している、請求項1から12までのいずれか1項記載のゴデット。
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