JP4106218B2 - 少なくとも1つの糸を案内するためのゴデット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも1つの糸を案内するためのゴデットであって、中空円筒状のゴデット外とうを有し、その円周に沿って糸が案内され、片持ち突出式の支持体を有し、この支持体にゴデット外とうが複数の軸受けによって回転軸線を中心にして回転可能に軸受けされており、その際少なくとも軸受けの1つは半径方向に作用する磁石軸受けであって、複数の円周方向に分配された軸受け極巻き線を支持体に有している形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】
このような形式のゴデットはヨーロッパ特許第0770719号明細書から公知である。
【0003】
公知のゴデットはモータと結合されているゴデット外とうを有しており、これは支持体に軸受けされている。ゴデット外とうを軸受けするために、2つの互いに間隔をおいて配置された磁石軸受けが設けられており、その際磁石軸受けのそれぞれは複数の軸受け極巻き線を有している。磁石軸受けの軸受け極巻き線はこの場合、支持体の軸受け平面内に配置されており、換言すれば軸受け極巻き線の力方向はゴデットの回転軸線に対して垂直に延びる軸受け平面内に位置している。軸受け極巻き線は、ゴデット外とうの内周から、あるいはゴデット外とうを支持している駆動軸の外周から、2つの直交する方向に向けられている。
【0004】
磁石軸受けの配置は、ゴデットを高い速度での糸処理のために、すなわち8,000m/minまでの速度での糸処理のために、使用することを可能にする。問題となることは、2つの軸受け平面内で軸受けされた、高い速度で回転するゴデットが、2つの軸受け平面の間でかつ軸受け平面の外方での変形を回避するために、比較的に大きな剛性を有していなければならないことである。充分な剛性を得るためには、特定の形状、特定の材料及び特定の材料厚さが必要である。このことはゴデットの大きな質量及び相応して大きな、換言すれば空間的に広がった軸受けをもたらし、これによって低い固有周波数の共振振動が生ずることがある。低い周波数の固有周波数の共振振動はそれ自体ゴデットの変形及び極端な場合に破損をもたらすことがある。共振振動の危険のあるある程度の剛性の必要性は、高い速度でのゴデットの運転に反対作用をする。公知のゴデットの別の欠点は、その軸受け極巻き線を有する磁石軸受けが、相応した大きさの外径を有するゴデット外とうにおいてしか使用することができず、それも糸案内によるゴデットの負荷が軸受け極巻き線の最小極大きさを必要とすることである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、最初に述べた形式のゴデットを改良して、一面では共振振動による変形を減少させ、かつ他面では小さな直径を有するゴデット外とうの場合でも高い軸受け負荷を確実に受容し得るようにすることである。
【0006】
この課題を解決した本発明によれば、半径方向に作用する少なくとも1つの磁石軸受けの軸受け極巻き線が、互いに平行に、かつ前記回転軸線に対して垂直に位置する、互いに軸方向で間隔を保っている複数の軸受け平面において支持体に分配されて配置されている
【0007】
本発明の有利な展開は従属請求項に規定されている。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の特徴とするところは、ゴデット外とうの半径方向の支持が、大きな、ゴデット外とうの縦方向に延びる軸受け範囲にわたって延びていることである。これにより、薄壁のゴデット外とうの場合でも、高い速度でのゴデットの運転において振動の問題のない運転を可能にする剛性が生ぜしめられる。このために磁石軸受けの軸受け極巻き線は複数の互いに隣接する軸受け平面内で支持体に分配して配置されている。本発明による軸受け極巻き線の配置によって、ゴデット外とうの内部にある取り付けスペース内には、最大の軸受け極巻き線を配置することができ、したがって特に高い支持力を有する磁石軸受けを実現可能である。ゴデットとしてこの場合、紡織機械あるいは紡績機械において糸案内のために使用される回転するすべてのローラを考えることができる。すなわち本発明は、ゴデット外とうが駆動部例えば電気モータによって駆動されるゴデットあるいはゴデット外とうが自由に回転可能に支持体に軸受けされているゴデットに適用することができる。
【0009】
軸受け極巻き線を支持体にわたって分配することは、軸受け極巻き線を、仮想の、ゴデットの回転軸線を中心として配置されてかつ軸受け極を通って延びる円筒体の外とう面に一様に分配することを可能にする。背景技術のゴデットにおいては、磁石軸受けの軸受け極は軸受け平面内に配置されている。軸受け極巻き線を付加的な軸受け平面に分割することによって既に、例えば軸方向の延びが直径よりも大きいゴデットにおいて、この仮想外とう面に軸受け極巻き線の位置を著しく均一の分配することができる。
【0010】
特に軸方向の延びが大きいゴデットにおいて、3つ以上の軸受け平面に軸受け極巻き線を配置することが、仮想外とう面上に軸受け極巻き線の位置を更に均一化することを可能にする。
【0011】
本発明による支持体にわたっての軸受け極巻き線の配置は、ゴデット外とうの半径方向の軸受け力が導入される位置の分配の均一化をもたらす。これによってゴデットが高い速度で例えば共振振動の場合に変形する危険が減少せしめられる。軸受け極巻き線相互のわずかな間隔は、ゴデット外とうのわずかな、自由な、橋絡すべき間隔をもたらす。これによりわずかな変形可能性のほかに、剛性に対する要求もわずかになる。このことは、わずかな質量ひいては高い固有周波数を可能にする。変形のわずかな傾向及びわずかな質量はゴデットを高い速度で運転することを可能にする。
【0012】
請求項2による本発明の有利な展開によれば、少なくとも若干の軸受け極巻き線は軸受け平面から軸受け平面に角度をずらせて配置されている。2つの軸受け極巻き線を角度をずらせて配置する場合に、第2の軸受け極巻き線の第2の軸受け平面における角度位置は第1の軸受け平面における第1の軸受け極巻き線の角度位置と異なる。軸受け極巻き線の角度位置は支持体の円周若しくは仮想円筒体の円周における、位置の半径線と基準位置の半径線との間の角度として表した基準位置に関する軸受け極巻き線の位置である。回転軸線の上方の垂直の位置を基準位置として選ぶと、回転軸線の下方の垂直の位置の角度位置は180°であり、回転軸線の高さにおける側方の位置は90°及び270°である。
【0013】
軸受け極巻き線が角度をずらして配置されている場合に、ゴデット外とうに及ぼされる力の方向は変化する。このことは、1つの軸受け平面内に単に1つあるいは2つの軸受け極巻き線が配置されている場合に、かつ場合により多数の軸受け平面が配置されている場合に、ゴデット外とうの半径方向の軸受けを可能にする。この場合、種々異なる軸受け平面内の軸受け極巻き線が協働することが必要である。軸受け平面から軸受け平面に軸受け極巻き線が角度をずらして配置されていることによって、軸受け極巻き線の分配を更に均一化することができる。
【0014】
請求項3のように軸受け平面から軸受け平面に軸受け極巻き線をらせん形に配置することによって、磁受け極巻き線の支持体上の分配が均一化される。軸受け極巻き線の角度ずれが軸受け平面から軸受け平面に90°と180°との間、例えば120°であり、軸受け極巻き線によって形成されるらせんが少なくとも2回転有していると、有利である。
【0015】
請求項4のような軸受け平面内の軸受け極巻き線の配置は半径方向のゴデット外とうの半径方向の軸受けの面状の特性を補強する。この配置は、支持体上における軸受け極巻き線の更なる均一化及び分配を可能にする。
【0016】
請求項5のような軸受け平面内にそれぞれ2つの互いに向き合った軸受け極巻き線の配置は、特に大きな直径のゴデットの場合に、支持体にわたって軸受け極巻き線の均一な分配を可能にする。この配置は、高い、面に関する軸受け力を実現するのに特に適している。
【0017】
しかしながら、隣接する軸受け平面の軸受け極巻き線を支持体の円周方向で互いに重ね合わせて配置すると、軸受け力を高めることが可能である。
【0018】
磁石軸受けのすべての軸受け極巻き線の協働を保証するために、請求項7の本発明による有利な1展開によれば、軸受け極巻き線のそれぞれに、軸受けギャップを監視するためにその都度1つのセンサが設けられている。これらのセンサ及び軸受け極巻き線は制御装置に接続されており、したがって信号化された各軸受けギャップ偏差を直ちになくすことができる。この場合、各軸受け極巻き線をその都度個々に制御装置によって制御し、あるいは単数又は複数の軸受け平面内で向き合っている2つの軸受け極巻き線を1対として制御装置によって制御することが可能である。
【0019】
長いゴデットの場合に、ゴデット外とうは好ましくは請求項10の展開によって軸受けされる。この場合、互いに間隔をおいて配置されている、半径方向に作用する2つの磁石軸受けが設けられている。軸方向力を受容するために、ゴデット外とうは付加的にスラスト軸受けによって軸受けされている。ゴデット外とうを可能な限り磁石軸受けによって支えることを達成するために、少なくとも磁石軸受けの軸受け極巻き線は3つの軸受け平面に分配されて配置されている。この場合、一方の磁石軸受けの軸受け極巻き線も、また他方の磁石軸受けの軸受け極巻き線も、共通の、中央の軸受け平面内に配置することができる。
【0020】
スラスト軸受けは好ましくは軸方向に作用する磁石軸受けとして構成されており、これにより無接触の案内が得られ、したがってゴデットの高い速度が可能になる。
【0021】
付加的に磁気の軸受けに必要なつかみ軸受けは請求項12によれば無接触のラジアル軸受けとして構成することができ、これによりやはりゴデットの高い速度が可能になる。
【0022】
ゴデット外とうを軸受けするために、本発明によるゴデットは好ましくは請求項13の展開のように構成されている。この場合、支持体は軸受け極巻き線を受容するために、軸受けギャップが極端部とゴデット外とうと間に構成されるように、構成されている。この場合、磁気の軸受け力は直接にゴデット外とうに作用する。
【0023】
しかしながら、支持体を軸受け極巻き線を受容するために、軸受けギャップが極端部と支持体を貫通する軸との間に構成されているように、構成することも可能であり、その際、軸は一端部においてゴデット外とうに固く結合されていて、かつ他方の端部において駆動部と連結されている。本発明のこのような構成の利点は、付加的な軸受けを駆動ユニット内で節減することができ、かつ他面においてゴデット外とうと支持体との間に形成されている環状室を加熱装置の受容のために役立てることができることである。支持体の外周に配置された加熱装置によって、ゴデット外とうを加熱することができ、これにより糸の熱処理を行うことができる。
【0024】
【実施例】
本発明によるゴデットの若干の実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0025】
図1及び2には、本発明によるゴデットの第1実施例が示されている。図1は、ゴデットの本発明にとって重要な部分を回転軸線に対して平行なかつ回転軸線を通る断面で示し、図2のa〜gは軸受け平面に相応する、回転軸線に対して垂直な断面で示す。
【0026】
以下の記載において、したがって、どちらか一方の図面について明確な指摘がなければ、両方の図面に当てはまる。本発明によるゴデットの実施例はゴデット外とう1を有しており、これは端壁2及びボス16を介して、ゴデット外とう1の内部を延びる軸3と回転不能に結合されている。軸3は他方の端部をもって、クラッチ7を介してモータ9のモータ軸8に接続されている。電気モータとして構成されているモータ9は図1においては詳細に示されていない。
【0027】
ゴデット外とう1は半径方向に作用する磁石軸受け13によって片持ち突出式の支持体4に軸受けされている。支持体4は中空円筒状に構成されていて、ゴデット外とう1の内部で端壁2の直前にまで延びている。支持体4はこの場合ボス16及び軸3によって貫通されている。端壁2とは逆の側で支持体4はつば5を介してフレーム6に固定されている。磁石軸受け13は複数の軸受け極巻き線10を有しており、これらの軸受け極巻き線は支持体4に複数の軸受け平面14に分配されて配置されている。軸受け極巻き線10のそれぞれは励磁巻き線11と極エレメント12とから成っている。全体として支持体4の外周には7つの軸受け極巻き線10.1〜10.7が7つの並んで位置している軸受け平面14.1〜14.7に配置されている。この場合、軸受け極巻き線10.1〜10.7は軸受け平面から軸受け平面に角度をずらされて支持体4に分配されて配置されている。
【0028】
図2においては、その都度各軸受け平面14.1〜14.7が示されており、その際軸受け平面14.1は図2のaに、軸受け平面14.2は図2のbに、軸受け平面14.3は図2のc・・・に示されている。軸受け極巻き線10.1〜10.7は軸受け平面から軸受け平面に角度をずらせて支持体4に分配されて配置されている。軸受け極巻き線10.1〜10.7の角度位置は180°、60°、300°、180°、60°、300°及び180°である。軸受け極巻き線10.1〜10.7の軸受け平面から軸受け平面への角度のずれはしたがって120°である。軸受け極巻き線10.1〜10.7は回転軸線18を中心として、角度ずれ及び軸受け平面の間隔が同じであることにより、コンスタントなピッチを有するらせんを形成する。軸受け極巻き線10.1〜10.7のそれぞれとゴデット外とう1との間においてその都度軸受けギャップ15が形成されている。軸受けギャップ15を監視するため、若しくはゴデット外とう1の半径方向の位置を調べるために、軸受け極巻き線10.1〜10.7のそれぞれにセンサ19が設けられている。図1には単にセンサ19.1、19.3,19.4、19.6及び19.7しか見えないセンサ19.1〜19.7は図示していない信号導線を介して制御装置20と連結されている。制御装置20は制御導線を介して軸受け極巻き線10.1〜10.7の励磁巻き線11と接続されている。
【0029】
支持体4のつば5の直径は、そのフレーム6に面した端部において端壁2とゴデット外とう1との両方の互いに合致する直径よりも大きい。支持体4のつば5はゴデット外とう1に向かって、リング形の面を有する段21を有しており、その際つば5の、段21の後方の直径はゴデット外とう1の内径よりも幾分か小さい。ゴデット外とう1はその自由な、端壁2と逆の側の端部をもって、段21の前まで延びており、この端部に幅狭いつば22を有している。つば22の直径は、つば22と比較して幅広い支持体4のつば5の、そのフレーム6に面した端部の直径と等しい。ゴデット外とう1のつば22には磁気のスラスト軸受け23がある。この場合、スラスト軸受け23の、励磁巻き線を備えた軸受け極エレメントは、支持体4のつば5の段21上に配置されていて、ゴデット外とう1のつば22に向いている。
【0030】
更に、少なくとも1つの、つかみ軸受けとして役立つ、機械的な、無接触のラジアル軸受け24が設けられている。この例では、支持体4の端部はゴデット外とう1のボス16に向かってリング形の湾入部を有しており、これらの湾入部はその都度、支持体4上に配置された1つのラジアル軸受け24を受容する。ラジアル軸受け24とボス16との間には小さなギャップがある。支持体4はフレーム6からゴデット外とうの端壁2の近くにまで延びており、フレームから出て、段21を有するつば5を有しており、このつばの、ボス16に向いた内面は第1のラジアル軸受け24のための湾入部を形成しており、更に、軸受け極巻き線10.1〜10.7のための区分26と、第2のラジアル軸受け24のための湾入部を形成する区分25とを有している。支持体4の、軸受け極巻き線10.1〜10.7を受容する区分26は六角形に構成されており、換言すればその6つの外面は横断面で回転軸線18に対して垂直な六角形を形成している。軸受け極巻き線10.1〜10.7は例えばE形の極エレメント12を有しており、これはそれぞれ1つの底板27と3つの脚部28とをもって構成されている。この場合励磁巻き線10は中央の脚部28に巻き付けられている。軸受け極巻き線10.1〜10.7はそれぞれその底板27をもって支持体4の区分26の6つの外面の1つ上に接触している。例えば軸受け極巻き線10.1の力方向は、軸受け極巻き線10.1の外面に対して垂直な半径線の方向である(図2のa)。軸受け極巻き線10.1〜10.7のための区分26の構成の際に可能な軸受け極巻き線の角度位置は6つの角度位置0°、60°、120°、180°、240°及び300°である。
【0031】
軸受け極巻き線10.1〜10.7のための6つとは異なった角度位置を有する代替的な実施形では、支持体4は区分26内で六角形とは異なった多角形、例えば5角形あるいは8角形に構成することができる。
【0032】
別の代替的な実施形では、支持体4及び軸受け極巻き線10.1〜10.7は次のように、すなわち軸受け極巻き線10.1〜10.7が支持体4の内周面に配置されていて、ゴデット外とうのボス16に向いているように、構成されている。この場合、軸受けギャップは軸受け極巻き線10.1〜10.7とボス16との間に生じることになる。
【0033】
同様に代替的に、センサ19は軸受け極巻き線10.1〜10.7の位置とは無関係にゴデットにわたって分配しておくことができる。
【0034】
運転中、ゴデット外とうの実際の位置はセンサ19.1〜19.7によって測定され、測定値が制御装置20に供給される。制御装置20内で測定値からゴデット外とう全体の位置が調べられ、所望の位置の修正に応じて軸受け極巻き線10.1〜10.7の個々の励磁巻き線11が制御される。この場合大抵は、軸受け極巻き線10.1〜10.7の複数が同時に制御され、かつ相応する軸受け極巻き線10.1〜10.7に共通の力作用によってゴデット外とうの位置が修正される。軸受け極巻き線10.1〜10.7の協働はゴデット外とう1のむしろ面状の位置修正をもたらす。
【0035】
図3及び4には、本発明によるゴデットの別の実施例が示されている。この場合図3はゴデットの本発明にとって重要な部分の縦断面図を概略的に示し、図4のa〜gはそれぞれゴデットの軸受け平面の1つの横断面を示す。同じ機能の構造部分には同じ符号が付けられている。
【0036】
以下の記載は、どちらの図面か明確に示されていない限り、両方の図面を指すものとする。この実施例は図1の本発明によるゴデットの実施例に大体において相応しており、したがって以下においては相違点だけを説明する。ゴデット外とう1は磁石軸受け13によって、片持ち突出式の支持体4に軸受けされている。このために磁石軸受け13は全体として14の軸受け極巻き線10.1〜10.14を有しており、これらの軸受け極巻き線は1対ずつ互いに向き合ってその都度1つの軸受け平面内に配置されている。これにより軸受け極巻き線10.1〜10.14は全体として7つの軸受け平面に分けられている。両方の軸受け極巻き線10.1〜10.13及び10.2〜10.14の軸受け平面内における角度位置は、0°及び180°、60°及び240°、120°及び30°、0°及び180°、60°及び240°、120°及び300°及び0°及び180°であり、換言すれば軸受け極巻き線10.1〜10.14は軸受け平面から軸受け平面に角度をずらして配置されている。軸受け極巻き線10.1〜10.14はコンスタントなピッチでそれぞれ2回転の、回転軸線18を中心とする2つのらせんを形成する。
【0037】
軸受け極巻き線10.1〜10.14はそれぞれ円柱状の極エレメント12を有し、これに励磁巻き線11が巻き付けられている。軸受け極巻き線10.1、10.2〜10.13、10.14の極エレメント12は対をなしてその軸受け平面14内で、支持体4のやはり六角形に構成されている区分26の2つの逆の側の外面上に配置されている。
【0038】
軸受け極巻き線10.1〜10.14の間において支持体4に加熱装置の複数の加熱極巻き線30が配置されており、これらの加熱巻き線はゴデット外とうを誘導的に加熱する。このために加熱極巻き線30は軸受け平面のそれぞれの、区分26のその他の外面に配置されている。加熱極巻き線30はこの場合極エレメント31と励磁巻き線32とから成っている。励磁巻き線32は制御導線を介して加熱制御装置(図示せず)に接続されている。支持体4における軸受け極巻き線10.1〜10.14の一様な分配は、支持体における加熱極巻き線30の一様な分配を可能にし、面状の軸受けのほかに、ゴデット外とう1の一様な加熱を可能にする。
【0039】
図3及び4にはセンサ19は図面を見やすくするために省略されている。
【0040】
それぞれ支持体4の自由端部及び支持体4の締め込み端部に設けられているラジアル軸受け24.1及び24.2は直接に軸3の外周に結合されている。この場合その都度支持体4とラジアル軸受け24.1及び24.2との間に、弾性的に作用するスリーブ33が配置されている。これらのスリーブ33はこのために例えば内側に位置する金属リングをラジアル軸受け24を受容するために、かつ外側に位置するエラストマリングを支持体4に支えるために有している。これにより磁石軸受けに無関係にゴデット外とうの確実な始動若しくは非常回転が可能である。
【0041】
別の代替的な構造は、ゴデット外とうの軸方向力が前緊縮されたラジアル軸受けによって受容される点に存する。この場合、支持体4のつば5に構成されるスラスト軸受けは省略される。
【0042】
運転中、軸受け極巻き線10.1〜10.14の協働は例えばゴデット外とうの特定の誤位置の際に、特定の軸受け極巻き線10.1〜10.14によって、制御される。以下においては若干の誤位置及びこの誤位置の修正のために制御される軸受け極巻き線について説明する:
a) ゴデット外とう1のそのフレーム6に向いた端部の上方に向かっての偏差:
軸受け極巻き線10.2、10.4、10.6、10.9、10.11及び10.13
b) ゴデット外とう1の上方に向かってのしゅう動:
軸受け極巻き線10.1、10.3、10.5、10.7、10.9、10.11及び10.13
c) ゴデット外とう1の、そのフレーム6に向いた端部の、ゴデットに向かって左側に修正するための偏差(図4のa〜g):
軸受け極巻き線10.3、10.6、10.10及び10.11
d) ゴデット外とうの左側に向かってのしゅう動:
軸受け極巻き線10.4、10.5、10.10及び10.11
e) 上方に向いた振動の腹を有する第1の共振振動:
軸受け極巻き線10.3〜10.12が次のように、すなわち振動の腹に逆作用するように、制御される。この場合、幾何学的な中心点が中心からしゅう動せしめられ、これにより質量中心点の回りの回転が達成される。
【0043】
f) フレーム6から離れたゴデット端部における及び下方のフレーム6に向いたゴデット端部における、上方に向いた振動の腹を有する第2の共振振動:
軸受け極巻き線10.3〜10.6が軸受け極巻き線10.9〜10.12に対して逆向きに働く。
【0044】
この場合、軸受け極巻き線10.1〜10.4のそれぞれは、ゴデット外とう1に引き作用を及ぼす。ゴデット外とうの位置を修正するためには、個々の軸受け極巻き線、すなわちa)〜f)で述べた軸受け極巻き線が増幅される。この場合、相応する励磁巻き線11の電流が増幅される。この場合、電流の強さ及びゴデット外とうに対する力は同じにとどまることができる。
【0045】
代替的に、軸受け極巻き線10.1〜10.14のための全体の電流区間をコンスタントに維持することができ、ゴデット外とう1の位置を修正するために、個々の軸受け極巻き線10.1〜10.14に供給される部分電流強さの再分配だけを行うことができる。
【0046】
図1及び3に示した実施例の基礎は、ゴデット外とうが磁石軸受けによって軸受けされていることである。しかしながら、図示の実施例を、ゴデット外とう1が2つの別個の磁石軸受けによって軸受けされるように、構成することも可能である。両方の磁石軸受けはその場合互いに無関係に制御されることになる。
【0047】
以下においては、図5及び6に示した本発明によるゴデットの別の実施例に着いて説明するが、この実施例においてはゴデット外とう1はモータによって駆動せしめられない。この場合図5は概略的に縦断面図を、図6は軸受け平面に沿った複数の横断面を示す。同じ機能を有する構造部分は同じ符号を付けられている。本発明によるゴデットのこの実施例はこの場合長い片持ち突出式の支持体34を有しており、これは一方の側でフレーム6に固定されている。支持体34には中空円筒状に構成されたゴデット外とう1が自由に回転可能に軸受けされている。ゴデット外とう1を軸受けするために、半径方向に作用する磁石軸受け13.1及び13.2並びにスラスト軸受け23が設けられている。磁石軸受け13.1は4つの軸受け極巻き線35.1〜35.4を有しており、これらの軸受け極巻き線は互いに間隔をおいてその都度1つの軸受け平面14.1〜14.4に配置されている。軸受け極巻き線35.1〜35.4はこの場合それぞれ90°の角度だけずらして支持体34に配置されている。支持体34はこのために複数の切り込み38を有しており、これらの切り込み内に軸受け極巻き線35が不動に配置されている。軸受け極巻き線35の大きさは、支持体34の中心軸線を越える切り込み38を支持体34内に要求するような大きさである。支持体34の、切り込み38に対して逆の側には小さな切り込み39が設けられており、この切り込み内にそれぞれ1つのセンサ37が配置されている。この場合軸受け極巻き線35.1〜35.4のそれぞれにはそれぞれ1つの対応するセンサ37.1〜37.4が配属されている。軸受け極巻き線35はこの場合例えばU形の極エレメント12によって形成され、その脚部に励磁巻き線11が固定されている。軸受け極巻き線35.1〜35.4の励磁巻き線11のそれぞれはセンサ37.1〜37.4と一緒にここでは図示していない制御装置に接続されている。軸受け極巻き線35のそれぞれはこの場合隣接の軸受け極巻き線とは無関係に制御することができる。
【0048】
磁石軸受け13.2は支持体34の締め込み部の範囲内にやはり4つの軸受け極巻き線36.1〜36.4を備えている。軸受け極巻き線36の構成及び配置は磁石軸受け13.1と同一であり、したがってここでは詳細に説明しない。
【0049】
支持体の自由端部には環状の溝40が支持体内に構成されており、これはスラスト軸受け23を受容するのに役立つ。この場合スラスト軸受けは環状のウェブ41に作用し、これはゴデット外とう1と固く結合されている。スラスト軸受け23はこの場合磁石軸受けとして構成されている。
【0050】
半径方向に作用する磁石軸受け13.1及び13.2はここでは図示していない制御装置を介して制御可能である。この場合その都度の磁石軸受け13の内部において軸受け極巻き線35若しくは36の励磁巻き線11が個々にセンサ信号に相応して制御されて、軸受け極巻き線35及び36の極端部とゴデット外とう1との間に一定不変の軸受けギャップが生ぜしめられる。本発明によるゴデットのこの実施例は、ドラフト装置においていわゆるオーバランニングローラとして、駆動されるゴデットから来る糸を受容し、糸が何回も巻き掛けられてドラフトされたり、熱処理されるようにするのに、特に適している。このようなゴデットは普通は比較的に小さな外径に構成され、その際ゴデット外とう1に糸巻き掛けによって生ぜしめられる軸受け負荷は駆動されるゴデットに対して比較し得るものである。
【0051】
図7においては、駆動されないゴデットの別の実施例が示されており、このゴデットは図5及び6に示した実施例とほぼ同一に構成されている。その限りにおいて、前の説明を援用し、以下においては相違点だけについて述べる。
【0052】
円筒状の支持体34は両方の端部をフレーム6内で固く配置されている。支持体34の円周にはゴデット外とう1が回転可能に軸受けされている。この場合、支持体34に磁石軸受け13.1及び13.2が配置されている。磁石軸受け13.1及び13.2は前の実施例と同一に構成されている。
【0053】
磁石軸受け13.1及び13.2はゴデット外とう1を軸受けするために、軸受け極巻き線35及び36とゴデット外とう1との間に生ずる軸受けギャップが大体において同じにとどまるように、制御される。
【0054】
ゴデット外とうのスラスト軸受けはこの場合示されていない。軸方向力は例えばこの場合、軸受け極巻き線35及び36の極端部を相応して形成することによっても、受容することができる。しかしながら、付加的なラジアル軸受けあるいはスラスト軸受けをゴデット外とう1と支持体4との間に配置する事も可能である。
【0055】
図7に示したゴデットの実施例は好ましくは糸をボビンに巻くための案内ローラとして使用される。この場合糸はゴデット外とう1の円周に案内される。
【0056】
本発明によるゴデットはしたがって一面ではゴデット外とうの特に振動の少ない軸受けによって、かつ他面では極めてコンパクトな構造形式によって、優れている。この場合重要なことは、磁石軸受けの軸受け極巻き線が複数の軸受け平面内に分配されて配置されていることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるゴデットの第1実施例の縦断面図である。
【図2】図1のA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線、F−F線及びG−G線に沿った横断面図である。
【図3】本発明によるゴデットの第2実施例の縦断面図である。
【図4】図3のA−A線A−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線、F−F線及びG−G線に沿った横断面図である。
【図5】本発明によるゴデットの第3実施例の縦断面図である。
【図6】図5のA−A線A−A線、B−B線、C−C線及びD−D線に沿った横断面図である。
【図7】本発明によるゴデットの第4実施例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ゴデット外とう、 2 端壁、 3 軸、 4 支持体、 5 つば、 6フレーム、 7 クラッチ、 8 モータ軸、 9 モータ、 10 軸受け極巻き線、 10.1 軸受け極巻き線、 10.2 軸受け極巻き線、 10.3 軸受け極巻き線、 10.4 軸受け極巻き線、 10.5 軸受け極巻き線、 10.6 軸受け極巻き線、 10.7 軸受け極巻き線、 10.8 軸受け極巻き線、 10.9 軸受け極巻き線、 10.10 軸受け極巻き線、 10.11 軸受け極巻き線、 10.12 軸受け極巻き線、 10.13 軸受け極巻き線、 10.14 軸受け極巻き線、 11 励磁巻き線、 12 極エレメント、 13 磁石軸受け、 13.1 磁石軸受け、 13.2 磁石軸受け、 14 軸受け平面、 14.1軸受け平面、 14.2 軸受け平面、 14.3 軸受け平面、 14.4 軸受け平面、 14.5 軸受け平面、 14.6 軸受け平面、 14.7 軸受け平面、 15 軸受けギャップ、 16ボス、 18 回転軸線、 19 センサ、19.1 センサ、 19.2 センサ、 19.3 センサ、 19.4 センサ、 19.5 センサ、 19.6センサ、 19.7 センサ、 20 制御装置、 21 段、 22 つば、 23 スラスト軸受け、 24 ラジアル軸受け、 24.1 ラジアル軸受け、 24.2 ラジアル軸受け、 25 区分、 26 区分、 27 底板、 28 脚部、 29 加熱装置、 30 加熱極巻き線、 31 極エレメント、 32 励磁巻き線、 33 スリーブ、 34 支持体、 35 軸受け極巻き線、 35.1 軸受け極巻き線、 35.2 軸受け極巻き線、 35.3 軸受け極巻き線、 35.4 軸受け極巻き線、 36 軸受け極巻き線、 36.1 軸受け極巻き線、 36.2 軸受け極巻き線、 36.3 軸受け極巻き線、 36.4 軸受け極巻き線、 37 センサ、 37.1 センサ、 37.2 センサ、 37.3 センサ、 37.4 センサ、 38 切り込み、 39 切り込み、 40 溝、 41 ウェブ

Claims (15)

  1. 少なくとも1つの糸を案内するためのゴデットであって、中空円筒状のゴデット外とう(1)を有し、その円周に沿って糸が案内され、片持ち突出式の支持体(4)を有し、この支持体にゴデット外とう(1)が複数の軸受け(13,23,24)によって回転軸線を中心にして回転可能に軸受けされており、その際少なくとも軸受けの1つは半径方向に作用する磁石軸受けであって、複数の円周方向に分配された軸受け極巻き線(10)を支持体(4)に有している形式のものにおいて、
    半径方向に作用する少なくとも1つの磁石軸受け(13)の軸受け極巻き線(10)が、互いに平行に、かつ前記回転軸線に対して垂直に位置する、互いに軸方向で間隔を保っている複数の軸受け平面(14.1,14.2)において支持体(4)に分配されて配置されていることを特徴とする、少なくとも1つの糸を案内するためのゴデット。
  2. 軸受け極巻き線(10.1,10.2)の少なくとも1つが、軸受け平面(14.1)から軸受け平面(14.2)に角度をずらされて支持体(4)に分配されて配置されていることを特徴とする、請求項1記載のゴデット。
  3. 軸受け極巻き線(10.1〜10.7)が支持体(4)の縦方向でらせん形の配置を形成していることを特徴とする、請求項2記載のゴデット。
  4. 軸受け極巻き線(10.1〜10.7)が個々に軸受け平面(14.1〜14.7)内に配置されていることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載のゴデット。
  5. 軸受け極巻き線(10.1〜10.14)が互いに対をなして向き合って軸受け平面(14.1〜14.7)内に配置されていることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載のゴデット。
  6. 隣接する軸受け平面(14)の軸受け極巻き線(10)が支持体(4)の円周方向で互いに重なり合って配置されていることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項に記載のゴデット。
  7. 軸受け極巻き線(10)のそれぞれに、軸受けギャップ(15)を監視するためのセンサ(19)が配属されており、これらのセンサ(19)及び軸受け極巻き線(10)が制御装置(20)に接続されていることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項に記載のゴデット。
  8. 軸受け極巻き線(10)がそれぞれ個々に制御装置(20)によって制御可能であることを特徴とする、請求項7記載のゴデット。
  9. 軸受け極巻き線(10)がそれぞれ対をなして制御装置(20)によって制御可能であることを特徴とする、請求項7記載のゴデット。
  10. ゴデット外とう(1)が、半径方向に作用する2つの磁石軸受け(13.1,13.2)及び1つのスラスト軸受け(23)によって軸受けされており、前記磁石軸受け(13.1,13.2)の軸受け極巻き線(35,36)が少なくとも3つの受け平面(14)内に分配されて配置されていることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項に記載のゴデット。
  11. スラスト軸受け(23)が軸方向に作用する磁石軸受けによって形成されていることを特徴とする、請求項10記載のゴデット。
  12. 少なくとも1つのつかみ軸受け(24)が設けられており、これは無接触のラジアル軸受けとして、あるいは弾性的に締め込まれたラジアル軸受けとして構成されていることを特徴とする、請求項1から11までのいずれか1項に記載のゴデット。
  13. 支持体(4)が軸受け極巻き線(10)を受容するために、極端部とゴデット外とうとの間に軸受けギャップ(15)が形成されるように、構成されていることを特徴とする、請求項1から12までのいずれか1項に記載のゴデット。
  14. 支持体が軸受け極巻き線を受容するために、極端部と支持体を貫通している軸との間に軸受けギャップが形成されているように、構成されていて、その際、軸はゴデット外とうと固く結合されていることを特徴とする、請求項1から12までのいずれか1項に記載のゴデット。
  15. ゴデット外とうが少なくとも加熱装置によって加熱可能に構成されていることを特徴とする、請求項1から14までのいずれか1項に記載のゴデット。
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