JP4104499B2 - 2周波共用アンテナ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は2周波共用アンテナに関し、特に2周波共用ダイポールアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車の窓ガラスやオープンカーでの風の巻き込み防止用のデフレクタ等に貼り付けられるアンテナには、薄い銅板やプリント基板を用いてモノポールアンテナを平面状に変形したアンテナが用いられる。貼り付けアンテナは、同軸ケーブルを介して携帯電話や通信機等に接続される。
【0003】
一方、携帯電話が使用する周波数帯は国により異なり、各国とも異なる2つの周波数帯を同時に使用していることが多く、このためアンテナメーカは仕向先毎にアンテナ形状の異なる複数のアンテナを用意する必要がある。例えば、A国向けにはa形状のアンテナを用意し、B国向けにはb形状のアンテナを用意する如くである。さらに、2つの周波数帯を1つのアンテナでカバーするために、アンテナは2周波で共振し使用できる2周波共用アンテナとする必要もある。
【0004】
下記の従来技術には、自動車の窓ガラスに貼り付けられるモノポールアンテナの一例が開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−7318号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、モノポールアンテナで2周波共用アンテナを構成する場合には多種類の形状を用意する必要があり、量産に不利である。
【0007】
また、モノポールアンテナとして動作させるためには、十分な大きさのGND部あるいはGNDパターンが必要となるので、アンテナ全体の占有面積が増大し、例えば自動車の窓ガラス等に貼り付ける際には車室内からの視界が限定されてしまう。
【0008】
さらに、モノポールアンテナの利得は、GNDの大きさが無限大のときに最大となるが、自動車の窓ガラスやデフレクタに貼り付ける場合にはGNDの大きさが貼り付ける対象のサイズにより制限されてしまうため、結果として十分な利得が得られない。
【0009】
本発明の目的は、比較的小さい占有面積であっても十分な利得を得ることができ、量産にも有利な2周波共用アンテナを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1及び第2の板状導電体を組み合わせて2周波共用のダイポールアンテナを構成する2周波共用アンテナであって、前記第1及び第2の板状導電体は、それぞれ前記第1及び第2の共振周波数に対応する長さをそれぞれ有する2つのアンテナエレメント部と、前記アンテナエレメント部と同軸ケーブルとを接続する伝送線路部と、を有し、前記伝送線路部は、第1線路部と第2線路部を有し、前記第1の板状導電体の前記伝送線路部は前記同軸ケーブルの内部導体に接続され、前記第2の板状導電体の前記伝送線路部は前記同軸ケーブルの外部導体に接続され、前記第1及び第2の板状導電体の伝送線路部は、前記アンテナエレメント部と前記同軸ケーブルとの間のインピーダンス整合回路を構成し、かつ、前記アンテナエレメント部と前記同軸ケーブルとの間の平衡不平衡変換回路を構成し、前記第2の板状導電体の前記第2線路部は、前記第1の板状導電体の前記第2線路部を左右から挟み、かつ前記第1の板状導電体の前記第2線路部を跨ぐように設けられることを特徴とする。ダイポールアンテナの平行2線の線路と同軸ケーブルの同軸線路とは、それ自体のインピーダンスを同一としても平行2線間での電流または電圧が平衡しているのに対し同軸線路の外部導体の電圧は常にゼロとなっているので直接接続すると電力の反射や漏洩を生じてしまうため分布定数型あるいは集中定数型の整合回路としてバランを設ける。本発明では、伝送線路の一部にバランを形成することで、ダイポールアンテナと同軸ケーブルを接続する。
【0011】
本発明において、前記伝送線路部は、第1線路部と第2線路部を有し、前記第1線路部及び前記第2線路部は、それぞれ前記第1の共振周波数に対応する第1の波長の約1/8の長さを有して前記アンテナエレメント部と前記同軸ケーブルとの間の前記インピーダンス整合回路を構成し、前記第1線路部及び前記第2線路部は、それぞれ前記第2の共振周波数に対応する第2の波長の約1/4の長さを有し、前記第1線路部は前記アンテナエレメント部と前記第2線路部との間の前記インピーダンス整合回路を構成し、前記第2線路部は前記同軸ケーブルと同一のインピーダンスを有し前記アンテナエレメント部と前記同軸ケーブルとの間の前記平衡不平衡変換回路を構成してもよい。
【0012】
また、本発明において、前記伝送線路は、前記第2の共振周波数を有する前記第2アンテナエレメントを兼用してもよい。
【0013】
また、本発明において、前記第1アンテナエレメント、第2アンテナエレメント及び伝送線路は、平面形状としてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
【0018】
図1には、本実施形態に係る2周波共用アンテナ1の平面図が示されている。板状の導電体2及び3が互いに組み合わされて2周波共用のダイポールアンテナが構成される。
【0019】
導電体2は、アンテナエレメント7a、8a及び伝送線路9を有する。エレメント7a及び8aはともに屈曲しており、エレメント7aはエレメント8aよりも長い。エレメント7a及びエレメント8aは一端でともに伝送線路9に接続される。伝送線路9はコプレーナストリップ10とコプレーナ線路11から構成され、コプレーナストリップ10はエレメント7a、8aとコプレーナ線路11とを接続し、コプレーナ線路11はコプレーナストリップ10と同軸ケーブル4とを接続する。コプレーナ線路11は、一対の導電板(接地板)から構成され、個一対の導電板は後述する導電体3のコプレーナ線路11を跨ぐようにアースブリッジ12、13を有する。このアースブリッジは、アンテナ特性調整用GNDとして機能し、アンテナ特性の共振周波数や帯域幅の微調整用として機能する。また、一対の導電板のうちの図中下側の導電板は上側の導電板よりもコプレーナ線路11の線路方向に沿って長く形成され、アンテナ特性調整用のスタブとして機能する。コプレーナ線路11の一対の導電板は、同軸ケーブル4の外部導体5に接続される。導電体2が第1ダイポールアンテナ2を構成する。
【0020】
一方、導電体3は、アンテナエレメント7b、8b及び伝送線路9を有する。エレメント7b及び8bもともに屈曲しており、エレメント7bはエレメント8bよりも長い。エレメント7bはエレメント7aと組となって第1のダイポールアンテナ2を構成し、エレメント8bはエレメント8aと組となって第2のダイポールアンテナ3を構成する。エレメント7b及びエレメント8bは一端でともに伝送線路9に接続される。伝送線路9はコプレーナストリップ10とコプレーナ線路11から構成され、コプレーナストリップ10はエレメント7b、8bとコプレーナ線路11とを接続し、コプレーナ線路11はコプレーナストリップ10と同軸ケーブル4とを接続する。導電体3が第2ダイポールアンテナ3を構成する。第2ダイポールアンテナ3の伝送線路9と第1ダイポールアンテナ2の伝送線路9は互いに電気的に絶縁されており、第1ダイポールアンテナ2の伝送線路9にあるアースブリッジ12,13と第2ダイポールアンテナ3の伝送線路9とは電気的に絶縁される。第2ダイポールアンテナ3の伝送線路9は、同軸ケーブル4の内部導体6に接続される。
【0021】
図1の2周波共用アンテナ1は、例えば自動車のデフレクタ等に貼り付けて使用される。同軸ケーブル4の他端は、携帯電話その他の通信機器に接続される。
【0022】
図2には、図1に示された2周波共用アンテナの分解斜視図が示されている。デフレクタ14は自動車に設けられる風の巻き込み防止板である。デフレクタ14の代わりに、自動車の窓ガラスであってもよい。アンテナ保護シート16は接着材15を介してデフレクタ14に接着される。アンテナ保護シート16状に板状の導電体2が設けられ、アンテナ保護シート17を介して板状の導電体3が設けられる。導電体2と導電体3の位置関係は図1に示す通りであり、エレメント7aと7bが対向し、エレメント8aと8bが対向するように配置される。導電体3上にはアンテナ保護シート18を介してアンテナ全体を保護するカバー19が設けられる。
【0023】
本実施形態の2周波共用アンテナ1は、第1ダイポールアンテナ2で第1共振周波数をカバーし、第2ダイポールアンテナ3で第2共振周波数をカバーする。第1の共振周波数帯は例えば800MHz帯のAMPS帯とし、第2の共振周波数帯は例えば1900MHz帯のPCS帯とすることができる。
【0024】
以下、第1共振周波数(低周波帯)で動作する場合と、第2共振周波数(高周波帯)で動作する場合に分けて説明する。
【0025】
図3には、低周波帯で動作する場合の2周波共用アンテナ1の構成が示されている。エレメント7aと7bから構成される第1ダイポールアンテナ2の全長(すなわち、エレメント7aと7bの長さの和)L1は、第1共振周波数に対応する第1波長λ1の1/2に設定される。このとき、アンテナに流れる電流の一部はエレメント8a及び8bにも流れるが、エレメント8a、8bは低周波数帯でのアンテナ特性を調整するオープンスタブとして機能する。
【0026】
伝送線路9の全長L2、すなわちコプレーナストリップ10の長さL3とコプレーナ線路11の長さL4の和は、第1波長λ1の1/4に設定される。具体的には、コプレーナストリップ10の長さL3は第1波長λ1の1/8に設定され、コプレーナ線路11の長さL4は第1波長λ1の1/8に設定される。伝送線路9の全長L2を第1波長λ1の1/4に設定することで、伝送線路9は第1ダイポールアンテナ2のエレメント7a、7bと同軸ケーブル4との間のインピーダンスを整合するインピーダンス整合回路として機能する。
【0027】
また、アースブリッジ13はアンテナ特性の調整用として機能し、アースブリッジ12からの距離L5を調整することでアンテナの共振周波数や帯域幅を微調整することができる。
【0028】
図4には、本実施形態に係る2周波共用アンテナ1の周波数特性が示されている。なお、比較のため、同図には従来のモノポールアンテナの周波数特性も示されている。本実施形態の2周波共用アンテナ1は、低周波帯(800MHz)において従来と同等以上の利得が得られている。
【0029】
図5には、高周波帯で動作する場合の2周波共用アンテナ1の構成が示されている。エレメント8aと8bから構成される第2ダイポールアンテナ3の全長(すなわち、エレメント8aと8bの長さの和)L6は、第2共振周波数に対応する第2波長λ2の1/2に設定される。
【0030】
伝送線路9を構成するコプレーナストリップ10の長さL7は第2波長λ2の1/4に設定され、エレメント8a、8bのインピーダンスをZL、コプレーナ線路11のインピーダンスをZinとすると、コプレーナストリップ10のインピーダンスが(Zin・ZL0.5となるように設定することで、エレメント8a、8bとコプレーナ線路11とのインピーダンスを整合するインピーダンス整合回路として機能する。具体的には、図6に示されるコプレーナストリップ10の断面構成において、基板の誘電率εrや厚さh、線路の幅W等を調整してインピーダンスを所望の値に設定する。
【0031】
また、伝送線路9を構成するコプレーナ線路11の長さL8は第2波長λ2の1/4に設定され、同軸ケーブル4と同一インピーダンスとなるように設定する。具体的には、図7に示されるコプレーナ線路11の断面構成において、基板の誘電率εrや厚さh、線路の幅W等を調整してインピーダンスを所望の値に設定する。L8をλ2・1/4とすることで、コプレーナ線路11は分布定数型バランであるシュペルトップ・バランを構成し(図13参照)、平衡伝送線路であるダイポールアンテナと非平衡伝送線路である同軸ケーブル4との間の伝送モードを変換する平衡非平衡変換回路として機能する。
【0032】
図8には、本実施形態に係る2周波共用アンテナ1の周波数特性が示されている。なお、比較のため、同図には従来のモノポールアンテナの周波数特性も示されている。本実施形態の2周波共用アンテナ1は、高周波帯(1900MHz)において従来と同等以上の利得が得られている。
【0033】
各部のサイズ及び機能をまとめると以下のようになる。
【0034】
<コプレーナストリップ10>
長さ=λ1・1/8=λ2・1/4
機能=低周波数帯における第1ダイポールアンテナ2と同軸ケーブル4との間のインピーダンス整合回路、及び高周波数帯におけるインピーダンス整合回路
【0035】
<コプレーナ線路11>
長さ=λ1・1/8=λ2・1/4
機能=低周波数帯における第1ダイポールアンテナ2と同軸ケーブル4との間のインピーダンス整合回路、及び高周波数帯における第2ダイポールアンテナ3と同軸ケーブル4との間のバラン
【0036】
このように、第1ダイポールアンテナ2と3を構成するとともに、共通の伝送線路9を同軸ケーブル4との間のインピーダンス整合回路かつバランとして機能させることで、簡易な構成で2周波共用アンテナ1を構成することができる。本実施形態では、ダイポールアンテナ2、3を用いているため、モノポールアンテナを用いた場合のような大きなGND面積を要しないため、自動車のデフレクタや窓ガラスに貼り付けても良好な視界を確保することができる。また、限られた貼り付け面積においても通信に必要なアンテナ利得を得ることができる。また、ダイポールアンテナを同軸ケーブルに接続する場合に必要なバランあるいは平衡非平衡変換回路を平面回路のコプレーナ線路11で構成しているため、アンテナ全体の平面化を図り、自動車のデフレクタや窓ガラスへの貼り付けを可能としている。
【0037】
さらに、本実施形態では、第1ダイポールアンテナ2、3の導体板の厚さを増大させることで、周波数特性の広帯域化が可能となるため、1つの2周波共用アンテナ1で異なる周波数を使用する複数の仕向先にも対応することができ、量産化に有利となる。
【0038】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく種々の変更が可能である。
【0039】
例えば、本実施形態においては図2に示すように保護シート16、17、18を介して導電体2、3を順次積層しているが、プリント基板の表面に導電体2を形成し、裏面に導電体3を形成してもよい。
【0040】
図9には、プリント基板を用いた構成例が示されている。プリント基板20の表面に導電体2、すなわち第1ダイポールアンテナ2を形成し、プリント基板20の裏面に導電体3、すなわち第2ダイポールアンテナ3を形成する。各導電体2,3は回路のパターニング手法で形成される。
【0041】
また、本実施形態では、アースブリッジ12、13を用いているが、少なくとも1つのアースブリッジを設ければよいので、例えば図10に示されるような単一のアースブリッジ12のみとすることもできる。
【0042】
また、本実施形態ではエレメント7a、7bで第1ダイポールアンテナ2を構成し、エレメント8a、8bで第2ダイポールアンテナ3を構成しているが、エレメント8a、8bを伝送線路9で構成することも可能である。
【0043】
図11には、図1におけるエレメント8a、8bをなくし、コプレーナストリップ10とコプレーナ線路11で構成される伝送線路9で代用した場合が示されている。伝送線路9の全長L2が満たすべき条件は、第2共振周波数に対応する第2波長λ2の1/2であるから、L2=λ1・1/4=λ2・1/2である。
【0044】
図12には、図11に示された2周波共用アンテナ1の周波数特性が示されている。なお、縦軸は反射量(dB)であり、反射量が低いほど共振が生じていることを示す。800MHz帯のみならず、1900MHzにおいても共振が生じ、低周波帯及び高周波帯で動作することが分かる。
【0045】
また、本実施形態では、エレメント7a、7b、8a、8bは屈曲形状をなしているが、直線形状としてもよく、あるいはループ状としてもよい。
【0046】
また、導電体2、3は金属ではなく導電性樹脂で構成してもよい。
【0047】
また、本実施形態では高周波数帯においてコプレーナ線路11のインピーダンスが同軸ケーブル4のインピーダンスと同一となるように設定しているが、コプレーナ線路11のインピーダンスを同軸ケーブル4のインピーダンスと同一とせず、コプレーナストリップ10と同軸ケーブル4との間のインピーダンスを整合させるインピーダンス整合回路として機能してもよい。この場合、コプレーナストリップ10とコプレーナ線路11とでエレメント8a、8bと同軸ケーブル4との間でインピーダンス整合を得るための多段インピーダンス変換回路を構成することになる。
【0048】
さらに、本実施形態ではコプレーナストリップ10とコプレーナ線路11とを同一平面上に形成しているが、それぞれ異なる平面上に形成してもよい。
【0049】
本実施形態の2周波共用アンテナは平面アンテナであって自動車のデフレクタや窓ガラス等に貼り付けることが可能であるが、もちろんこれに限定されるものではなく任意の対象物に設けることができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、モノポールアンテナの場合のように大きなGNDスペースを必要としないため、アンテナ全体の占有面積を小さくすることができる。また、少ない占有面積で十分な利得を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の2周波共用アンテナの平面図である。
【図2】 図1に示される2周波共用アンテナの分解斜視図である。
【図3】 低周波数帯における動作時のサイズ説明図である。
【図4】 低周波数帯における周波数特性を示すグラフ図である。
【図5】 高周波数帯における動作時のサイズ説明図である。
【図6】 コプレーナストリップの断面構成図である。
【図7】 コプレーナ線路の断面構成図である。
【図8】 高周波数帯における周波数特性を示すグラフ図である。
【図9】 実施形態の他の2周波共用アンテナの平面図である。
【図10】 実施形態の他の2周波共用アンテナの平面図である。
【図11】 実施形態の他の2周波共用アンテナの平面図である。
【図12】 図11に示す2周波共用アンテナの周波数特性を示すグラフ図である。
【図13】 シュペルトップ型バランの説明図である。
【符号の説明】
1 2周波共用アンテナ、2 第1ダイポールアンテナ(導電体)、3 第2ダイポールアンテナ(導電体)、4 同軸ケーブル、5 同軸ケーブルの外部導体、6 同軸ケーブルの内部導体、7a、7b、8a、8b エレメント、9 伝送線路、10 コプレーナストリップ、11 コプレーナ線路。

Claims (4)

  1. 第1及び第2の板状導電体を組み合わせて2周波共用のダイポールアンテナを構成する2周波共用アンテナであって、
    前記第1及び第2の板状導電体は、それぞれ、
    前記第1及び第2の共振周波数に対応する長さをそれぞれ有する2つのアンテナエレメント部と、
    前記アンテナエレメント部と同軸ケーブルとを接続する伝送線路部と、
    を有し、
    前記伝送線路部は、第1線路部と第2線路部を有し、
    前記第1の板状導電体の前記伝送線路部は前記同軸ケーブルの内部導体に接続され、
    前記第2の板状導電体の前記伝送線路部は前記同軸ケーブルの外部導体に接続され、前記第1及び第2の板状導電体の伝送線路部は、前記アンテナエレメント部と前記同軸ケーブルとの間のインピーダンス整合回路を構成し、かつ、前記アンテナエレメント部と前記同軸ケーブルとの間の平衡不平衡変換回路を構成し、
    前記第2の板状導電体の前記第2線路部は、前記第1の板状導電体の前記第2線路部を左右から挟み、かつ前記第1の板状導電体の前記第2線路部を跨ぐように設けられる
    ことを特徴とする2周波共用アンテナ。
  2. 請求項1記載のアンテナにおいて、
    前記伝送線路部は、第1線路部と第2線路部を有し、
    前記第1線路部及び前記第2線路部は、それぞれ前記第1の共振周波数に対応する第1の波長の約1/8の長さを有して前記アンテナエレメント部と前記同軸ケーブルとの間の前記インピーダンス整合回路を構成し、
    前記第1線路部及び前記第2線路部は、それぞれ前記第2の共振周波数に対応する第2の波長の約1/4の長さを有し、前記第1線路部は前記アンテナエレメント部と前記第2線路部との間の前記インピーダンス整合回路を構成し、前記第2線路部は前記同軸ケーブルと同一のインピーダンスを有し前記アンテナエレメント部と前記同軸ケーブルとの間の前記平衡不平衡変換回路を構成する
    ことを特徴とする2周波共用アンテナ。
  3. 請求項1、2のいずれか1つに記載のアンテナにおいて、
    前記伝送線路は、前記第2の共振周波数を有する前記第2アンテナエレメントを兼ねることを特徴とする2周波共用アンテナ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載のアンテナにおいて、
    前記第1アンテナエレメント、第2アンテナエレメント及び伝送線路は、平面形であることを特徴とする2周波共用アンテナ。
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