JP6102211B2 - マルチアンテナ装置および通信機器 - Google Patents

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Description

この発明は、マルチアンテナ装置および通信機器に関し、特に、複数のアンテナを備えたマルチアンテナ装置および通信機器に関する。
従来、複数のアンテナを備えたマルチアンテナ装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、2つのアンテナの間に、2つのアンテナを互いに電気的に接続する接続素子を設けることによって、所定の周波数において2つのアンテナ間の相互結合を小さくすることが可能なマルチモードアンテナ構造体(マルチアンテナ装置)が開示されている。
特表2010−525680号公報
しかしながら、上記特許文献1のマルチモードアンテナ構造体(マルチアンテナ装置)では、所定の周波数において2つのアンテナ間の相互結合を小さくすることが可能である一方、接続素子には所定の周波数以外では相互結合を小さくする性能を得ることが難しい周波数特性が存在すると考えられるため、2つのアンテナが広帯域の周波数帯に対応する場合には、広帯域性を維持しながら、対応する周波数帯の全域にわたって2つのアンテナ間の相互結合を小さくすることは困難であると考えられる。なお、広帯域とは、一般的に、利用可能な最大周波数と最小周波数との比が約1.2倍程度の帯域と考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、広帯域性を維持しながら、アンテナ間の相互結合を小さくすることが可能なマルチアンテナ装置、および、そのようなマルチアンテナ装置を備える通信機器を提供することである。
上記目的を達成するために、本願発明者が鋭意検討した結果、平面視で、第1アンテナの第1給電点と接地板の中心とを結ぶ直線と、第2アンテナの第2給電点と接地板の中心とを結ぶ直線とが互いに略直交するように、第1給電点および第2給電点を配置することによって、広帯域性を維持しながら、アンテナ間の相互結合を小さくすることができることを見い出した。なお、広帯域性を維持しながら、アンテナ間の相互結合を小さくすることができるという効果は、後述する発明者が行ったシミュレーションにより確認済みである。
すなわち、この発明の第1の局面によるマルチアンテナ装置は、接地板と、第1給電点を介して接地板に接地される第1給電素子を含む第1アンテナと、第2給電点を介して接地板に接地される第2給電素子を含む第2アンテナとを備え、第1給電点および第2給電点は、平面視で、第1給電点と接地板の中心とを結ぶ直線と、第2給電点と接地板の中心とを結ぶ直線とが互いに略直交するように配置され、前記第1アンテナおよび前記第2アンテナは、それぞれ、前記第1給電素子および前記第2給電素子に加えて、複数の位置で折り返された複数の折り返し部を有する第1無給電素子および第2無給電素子をさらに含み、第1給電素子および第2給電素子は、それぞれ、第1部分と、第1部分よりも幅が大きい第2部分とを有し、第1給電素子および第2給電素子の第2部分の幅は、それぞれ、第1無給電素子および第2無給電素子の複数の折り返し部の延びる方向に直交する方向の幅よりも大きく、少なくとも第1給電素子および第2給電素子の第2部分は、それぞれ、第1無給電素子および第2無給電素子の複数の折り返し部と結合するように構成されている。なお、結合とは、静電結合および磁界結合の両方を含む広い概念である。
上記第1の局面によるマルチアンテナ装置では、上記のように、平面視で、第1アンテナの第1給電点と接地板の中心とを結ぶ直線と、第2アンテナの第2給電点と接地板の中心とを結ぶ直線とが互いに略直交するように、第1給電点および第2給電点を配置することによって、第1アンテナおよび第2アンテナが広帯域の周波数帯に対応する場合に、広帯域性を維持しながら、対応する広帯域の全域にわたってアンテナ間の相互結合を小さくすることができる。さらに、給電素子の第2部分と無給電素子の折り返し部とが結合することにより超広帯域(利用可能な最大周波数と最小周波数との比が約1.5倍以上となる帯域)に対応しながら、アンテナ間の相互結合を小さくすることができる。また、複数の折り返し部により第1無給電素子および第2無給電素子に必要な長さを確保することができるので、第1無給電素子および第2無給電素子の配置領域を広げる必要がなく、その結果、マルチアンテナ装置の小型化を図ることができる。
上記第1の局面によるマルチアンテナ装置において、好ましくは、接地板は、接地板の中心に対して略点対称の形状に形成されている。このように構成すれば、広帯域性を維持しながら、効果的にアンテナ間の相互結合を小さくすることができる。
上記第1の局面によるマルチアンテナ装置において、好ましくは、接地板は、平面視で、多角形形状を有し、第1給電点および第2給電点は、それぞれ、接地板の頂点近傍に配置されている。このように構成すれば、第1給電点および第2給電点が配置される接地板の頂点を構成する辺をアンテナとして機能させて、有効に放射効率を高めることができる。
この場合、好ましくは、接地板は、平面視で、略正方形形状を有し、第1給電点および第2給電点は、それぞれ、接地板の互いに隣り合う頂点近傍に配置されている。このように構成すれば、比較的配置し易い略正方形形状の接地板を用いて、広帯域性を維持しながら、効果的にアンテナ間の相互結合を小さくすることができる。
上記第1の局面によるマルチアンテナ装置において、好ましくは、第1給電点および第2給電点は、接地板の外縁部近傍に配置されており、第1給電点および第2給電点の間の接地板の外縁部の長さが、電圧定在波比が所定値以下となる周波数帯の略中間の周波数に対応する波長λの略1/2の電気長になるように配置されている。このように構成すれば、第1給電点および第2給電点の間の距離が大きくなるのを抑制しながら、対応する広帯域の全域にわたってアンテナ間の相互結合を効果的に小さくすることができるので、マルチアンテナ装置の小型化を図りながら、対応する広帯域でアンテナ間の相互結合を効果的に小さくすることができる。
この場合、好ましくは、第1無給電素子および第2無給電素子は、一方端部が接地板に接地され、他方端部が開放されている。このように構成すれば、接地板に接地された第1無給電素子および第2無給電素子のそれぞれと、第1給電素子および第2給電素子の第2部分との結合により、容易に、超広帯域の周波数に対応することができる。
上記第1アンテナおよび第2アンテナがそれぞれ第1無給電素子および第2無給電素子を含む構成において、好ましくは、第1給電素子および第2給電素子は、それぞれ、平面視で、第1無給電素子および第2無給電素子にオーバーラップするように配置されている。このように構成すれば、第1アンテナおよび第2アンテナのそれぞれにおいて、給電素子と無給電素子とを平面視でオーバーラップさせて給電素子および無給電素子の平面的な配置領域を小さくすることができるので、容易に、マルチアンテナ装置の小型化を図ることができる。
この発明の第2の局面による通信機器は、マルチアンテナ装置を備える通信機器であって、マルチアンテナ装置は、接地板と、第1給電点を介して接地板に接地される第1給電素子を含む第1アンテナと、第2給電点を介して接地板に接地される第2給電素子を含む第2アンテナとを含み、第1給電点および第2給電点は、平面視で、第1給電点と接地板の中心とを結ぶ直線と、第2給電点と接地板の中心とを結ぶ直線とが互いに略直交するように配置され、前記第1アンテナおよび前記第2アンテナは、それぞれ、前記第1給電素子および前記第2給電素子に加えて、複数の位置で折り返された複数の折り返し部を有する第1無給電素子および第2無給電素子をさらに含み、第1給電素子および第2給電素子は、それぞれ、第1部分と、第1部分よりも幅が大きい第2部分とを有し、第1給電素子および第2給電素子の第2部分の幅は、それぞれ、第1無給電素子および第2無給電素子の複数の折り返し部の延びる方向に直交する方向の幅よりも大きく、少なくとも第1給電素子および第2給電素子の第2部分は、それぞれ、第1無給電素子および第2無給電素子の複数の折り返し部と結合するように構成されている。
この発明の第2の局面による通信機器では、上記のように、平面視で、第1アンテナの第1給電点と接地板の中心とを結ぶ直線と、第2アンテナの第2給電点と接地板の中心とを結ぶ直線とが互いに略直交するように、第1給電点および第2給電点を配置することによって、第1アンテナおよび第2アンテナが広帯域の周波数帯に対応する場合に、広帯域性を維持しながら、対応する広帯域の全域にわたってアンテナ間の相互結合を小さくすることができる。特に、携帯端末のように、国外での使用や移動中の使用など、使用する場面が多岐にわたる通信機器においては、広帯域性を維持しながら、アンテナ間の相互結合を小さくすることができる本発明はより有効である。さらに、給電素子の第2部分と無給電素子の折り返し部とが結合することにより超広帯域(利用可能な最大周波数と最小周波数との比が約1.5倍以上となる帯域)に対応しながら、アンテナ間の相互結合を小さくすることができる。また、複数の折り返し部により第1無給電素子および第2無給電素子に必要な長さを確保することができるので、第1無給電素子および第2無給電素子の配置領域を広げる必要がなく、その結果、マルチアンテナ装置の小型化を図ることができる。

本発明によれば、上記のように、広帯域性を維持しながら、アンテナ間の相互結合を小さくすることができる。
本発明の第1〜第4実施形態による携帯電話機の全体構成を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態による携帯電話機のマルチアンテナ装置を表面側から見た図である。 本発明の第1実施形態による携帯電話機のマルチアンテナ装置を裏面側から見た図である。 本発明の第1実施形態による携帯電話機においてマルチアンテナ装置の第1アンテナを表面側から見た拡大図である。 本発明の第1実施形態による携帯電話機においてマルチアンテナ装置の第1アンテナを裏面側から見た拡大図である。 本発明の第1実施形態による携帯電話機のマルチアンテナ装置の第1アンテナを示した斜視図である。 本発明の第1実施形態による携帯電話機のマルチアンテナ装置のシミュレーションにおける周波数とVSWRとの関係を示したグラフである。 本発明の第1実施形態による携帯電話機のマルチアンテナ装置のシミュレーションにおける周波数とSパラメータ(S12)との関係を示したグラフである。 本発明の第2実施形態による携帯電話機のマルチアンテナ装置を表面側から見た図である。 本発明の第3実施形態による携帯電話機のマルチアンテナ装置を表面側から見た図である。 本発明の第4実施形態による携帯電話機においてマルチアンテナ装置の第1アンテナを表面側から見た拡大図である。 本発明の第1実施形態の第1変形例によるマルチアンテナ装置を示した図である。 図12に示した第1変形例によるマルチアンテナ装置のπ型の整合回路を示した図である。 図12に示した第1変形例によるマルチアンテナ装置のT型の整合回路を示した図である。 図12に示した第1変形例によるマルチアンテナ装置のL型の整合回路を示した図である。 本発明の第1実施形態の第2変形例によるマルチアンテナ装置を示した図である。 本発明の第1実施形態の第3変形例によるマルチアンテナ装置を示した図である。 本発明の第1実施形態の第4変形例によるマルチアンテナ装置を示した図である。 本発明の第1〜第4実施形態の第5変形例によるマルチアンテナ装置を示した図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
まず、図1〜図6を参照して、本発明の一実施形態による携帯電話機100の構成について説明する。なお、携帯電話機100は、本発明の「通信機器」の一例である。
本発明の第1実施形態による携帯電話機100は、図1に示すように、正面から見て、略長方形形状を有している。また、携帯電話機100は、表示画面部1と、番号ボタンなどからなる操作部2と、マイク3と、スピーカ4とを備えている。また、携帯電話機100の筐体内部には、マルチアンテナ装置10が設けられている。
マルチアンテナ装置10は、複数のアンテナを用いて多重の入出力が可能なMIMO(Multiple−Input Multiple−Output)通信用に構成されている。また、マルチアンテナ装置10は、複数の周波数帯域(2.3GHz帯、2.6GHz帯および3.5GHz帯)の高速無線通信ネットワークのWiMAX(Worldwide interoperability for Microwave Access)に対応可能なように超広帯域(利用可能な最大周波数と最小周波数との比が約1.5倍以上となる帯域)に対応している。
具体的には、マルチアンテナ装置10は、図2および図3に示すように、第1アンテナ101および第2アンテナ102と、第1アンテナ101および第2アンテナ102が配置される基板103(図6参照)と、基板103の表面上(Z1方向側の表面上)および裏面上(Z2方向側の表面上)のそれぞれに配置される2つの第1接地板104(図2参照)および第2接地板105(図3参照)とを備えている。基板103は、1mmの厚みを有するとともに、ガラスエポキシ樹脂により構成されている。2つの第1接地板104および第2接地板105は、平面視で、互いに同じ大きさの正方形形状を有し、互いにオーバーラップする(重なる)ように配置されている。第1アンテナ101および第2アンテナ102は、それぞれ、平面視で、正方形形状の接地板104(105)の互いに隣り合う2つの頂点の近傍に配置されている。また、第1アンテナ101および第2アンテナ102は、X方向において、互いに線対称の形状(X1方向とX2方向とが入れ替わった形状)に形成されている。
第1アンテナ101(第2アンテナ102)は、第1接地板104に接地された給電素子11(21)と、第2接地板105に接地された無給電素子12(22)とを有している。また、第1アンテナ101(第2アンテナ102)の給電素子11(21)は、図2に示すように、基板103(図6参照)の表面上(Z1方向側の表面上)に配置されており、給電素子11(21)に高周波電力を供給する第1給電点13(第2給電点23)を介して第1接地板104に接地されている。第1アンテナ101(第2アンテナ102)の無給電素子12(22)は、図3に示すように、基板103(図6参照)の裏面上(Z2方向側の表面上)に配置されており、第2接地板105に接地されている。なお、給電素子11および21は、それぞれ、本発明の「第1給電素子」および「第2給電素子」の一例である。また、無給電素子12および22は、それぞれ、本発明の「第1無給電素子」および「第2無給電素子」の一例である。また、第1接地板104は、本発明の「接地板」の一例である。
ここで、第1実施形態では、図2に示すように、第1アンテナ101の第1給電点13および第2アンテナ102の第2給電点23は、平面視において、第1給電点13と第1接地板104の中心Oとを結ぶ直線Laと、第2給電点23と第1接地板104の中心Oとを結ぶ直線Lbとが互いに略直交(略90度(約84度以上約96度以下の範囲)で交差)するように配置されている。また、第1給電点13および第2給電点23は、第1接地板104の外縁部に配置されている。具体的には、第1給電点13および第2給電点23は、第1接地板104の互いに隣り合う頂点近傍の外縁部に配置されている。このため、第1給電点13および第2給電点23の間の第1接地板104の外縁部のうち、小さい方(近い方)の長さは、正方形形状の第1接地板104の一辺の長さL7に略等しい。一方、第1給電点13および第2給電点23の間の第1接地板104の外縁部のうち、大きい方(遠い方)の長さは、第1接地板104の三辺の長さ(L7の3倍の長さ)に略等しい。また、第1接地板104の一辺の長さL7は、後述するように、VSWR(Voltage Standing Wave Ratio:電圧定在波比)が2以下となる利用可能な超広帯域の周波数帯の略中間の周波数に対応する波長λの略1/2の電気長である。すなわち、第1給電点13および第2給電点23は、VSWRが2以下となる超広帯域の周波数帯の略中間の周波数に対応する波長λの略1/2の電気長を隔てて配置されている。
次に、第1アンテナ101の給電素子11および無給電素子12について詳細に説明する。給電素子11および無給電素子12は、それぞれ、導体からなるとともに、薄板形状を有している。また、給電素子11は、図4および図6に示すように、X方向に延びるように直線状に形成されている。また、給電素子11は、X1方向側に位置する第1部分111と、X2方向側に位置する第2部分112とを含んでいる。第1部分111および第2部分112は、平面視において、略矩形形状を有しているとともに、X方向に延びるように形成されている。また、給電素子11の第1部分111の一方端部111a(X1方向の端部)は、第1給電点13を介して第1接地板104に接続されているとともに、第2部分112の一方端部112a(X2方向の端部)は、開放されている。
また、給電素子11の第1部分111のY方向(給電素子11の延びる方向に直交する方向)の幅W1は、0.4mmである。給電素子11の第2部分112のY方向の幅W2は、第1部分111の幅W1よりも大きく、1.2mmである。すなわち、第1部分111の幅W1と第2部分112の幅W2との比は、3倍である。給電素子11の第1部分111のX方向(給電素子11の延びる方向に沿った方向)の長さL1は、3.2mmである。給電素子11の第2部分112のX方向の長さL2は、第1部分111の長さL1よりも大きく、8.8mmである。すなわち、給電素子11の第1部分111の一方端部111aから給電素子11の第2部分112の一方端部112aまでの長さ(L1+L2)は、12.0mmであり、第1部分111の長さL1と第2部分112の長さL2との比は、2.75倍である。
また、給電素子11は、無給電素子12全体と結合するように構成されている。具体的には、給電素子11の第1部分111および第2部分112は、それぞれ、無給電素子12全体と結合する。すなわち、給電素子11の第1部分111および第2部分112は、無給電素子12の後述する第1直線部121、第2直線部122、第3直線部123、第1連結部124および第2連結部125と結合する。なお、第2部分112は、第1部分111に比べて、より強く無給電素子12と結合する。また、結合とは、静電結合や磁界結合の両方を含む広い概念である。
無給電素子12は、図5および図6に示すように、全体的に見ると複数の位置で屈曲するミアンダ形状(ジグザグ形状)を有している。また、無給電素子12は、X方向に延びるように形成された第1直線部121と、第2直線部122と、第3直線部123とを含んでいる。また、無給電素子12は、第1直線部121および第2直線部122を連結するY方向に延びるように形成された第1連結部124と、第2直線部122および第3直線部123を連結するY方向に延びるように形成された第2連結部125とをさらに含んでいる。なお、第1直線部121、第2直線部122、第3直線部123、第1連結部124および第2連結部125は、本発明の「折り返し部」の一例である。
また、無給電素子12の第1直線部121の一方端部121a(X1方向の端部)は、第2接地板105の頂点近傍に接地されている。また、無給電素子12の第1直線部121の他方端部121b(X2方向の端部)と、第2直線部122の一方端部122a(X2方向の端部)とは、第1連結部124により折り返されるように連結されている。また、無給電素子12の第2直線部122の他方端部122b(X1方向の端部)と、第3直線部123の一方端部123a(X1方向の端部)とは、第2連結部125により折り返されるように連結されている。また、無給電素子12の第3直線部123の他方端部123b(X2方向の端部)は、開放されている。
また、図4および図5に示すように、給電素子11の第1部分111は、平面視において、無給電素子12の第1直線部121とオーバラップ(重なる)するように配置されている。また、給電素子11の第2部分112は、無給電素子12の第1直線部121および第1連結部124とオーバーラップするように配置されている。また、給電素子11の第2部分112の一方端部112a(X2方向の端部)の位置は、X方向において、無給電素子12の第1連結部124のX2方向の端部124aと一致している。給電素子11の第2部分112の他方端部112b(X1方向の端部)の位置は、X方向において、無給電素子12の第2連結部125のX1方向の端部125aと一致している。
また、図5に示すように、無給電素子12の第1直線部121のX方向の長さL3は、12.0mmであり、給電素子11の第1部分111および第2部分112のX方向の長さ(L1+L2)(図4参照)と等しい。また、無給電素子12の第2直線部122および第3直線部123のX方向の長さL4は、8.8mmであり、給電素子11の第2部分112のX方向の長さL2と等しい。
また、無給電素子12の第1直線部121、第2直線部122、第3直線部123、第1連結部124および第2連結部125の延びる方向に直交する方向の幅W3は、0.4mmであり、無給電素子12全体にわたって均一の幅を有している。無給電素子12の幅W3は、給電素子11の第1部分111のY方向の幅W1(図4参照)と等しいとともに、給電素子11の第2部分112のY方向の幅W2(図4参照)よりも小さい。
また、第1直線部121、第2直線部122および第3直線部123は、互いに平行に配置されているとともに、第1連結部124および第2連結部125は、互いに平行に配置されている。また、無給電素子12の第1直線部121と第2直線部122とは、中心間隔L5(1.4mm)を隔てて配置されており、第2直線部122と第3直線部123とは、中心間隔L6(1.2mm)を隔てて配置されている。
第2アンテナ102は、上記のとおり、X方向において、第1アンテナ101に線対称の形状(X1方向とX2方向とが入れ替わった形状)を有しており、第2アンテナ102の給電素子21、無給電素子22および第2給電点23は、それぞれ、第1アンテナ101の給電素子11、無給電素子12および第1給電点13に対応している。なお、第2アンテナ102の詳細な説明は省略する。
第1接地板104は、平面視で、正方形形状に形成されているため、第1接地板104の中心Oに対して点対称の形状である。また、第1接地板104の一辺の長さL7は、VSWR(Voltage Standing Wave Ratio:電圧定在波比)が2以下となる利用可能な超広帯域の周波数帯の略中間の周波数に対応する波長λの略1/2の電気長である。第1実施形態のマルチアンテナ装置10では、後述のシミュレーション結果から明らかなように、約2.1GHz以上約4.08GHz以下の超広帯域の周波数帯においてVSWRが2以下となり、その略中間の周波数は3.0GHzである。そして、第1接地板104の一辺の長さL7は、中間の周波数(3.0GHz)に対応する波長λの略1/2の電気長である33mmに設定されている。また、正方形形状を有する第2接地板105の一辺の長さL8は、上記第1接地板104と同じ33mmである。
第1実施形態では、上記のように、平面視で、第1アンテナ101の第1給電点13と第1接地板104の中心Oとを結ぶ直線Laと、第2アンテナ102の第2給電点23と第1接地板104の中心Oとを結ぶ直線Lbとが互いに略直交するように、第1給電点13および第2給電点23を配置することによって、超広帯域性を維持しながら、対応する超広帯域の全域にわたってアンテナ間の相互結合を小さくすることができる。
また、第1実施形態では、第1接地板104を、第1接地板104の中心Oに対して点対称の形状に形成する。これにより、広帯域性を維持しながら、効果的にアンテナ間の相互結合を小さくすることができる。
また、第1実施形態では、第1接地板104を、平面視で、正方形形状に形成し、第1給電点13および第2給電点23を、それぞれ、第1接地板104の頂点近傍に配置する。これにより、第1給電点13および第2給電点23が配置される第1接地板104の頂点を構成する辺をアンテナとして機能させて、有効に放射効率を高めることができる。また、比較的配置し易い正方形形状の第1接地板104を用いて、広帯域性を維持しながら、効果的にアンテナ間の相互結合を小さくすることができる。
また、第1実施形態では、第1給電点13および第2給電点23を、第1接地板104の外縁部近傍において、第1給電点13および第2給電点23の間の第1接地板104の外縁部の長さL7が、VSWRが2以下となる周波数帯の略中間の周波数に対応する波長λの略1/2の電気長になるように配置する。これにより、第1給電点13および第2給電点23の間の距離が大きくなるのを抑制しながら、対応する広帯域の全域にわたってアンテナ間の相互結合を効果的に小さくすることができるので、マルチアンテナ装置10の小型化を図りながら、対応する広帯域でアンテナ間の相互結合を効果的に小さくすることができる。
また、第1実施形態では、給電素子11および給電素子21に、それぞれ、第1部分111と、第1部分111よりも幅が大きい第2部分112とを設け、給電素子11および給電素子21の第2部分112の幅W2を、それぞれ、無給電素子12および無給電素子22の複数の折り返し部の延びる方向に直交する方向の幅W3よりも大きくし、給電素子11および給電素子21の第2部分112を、それぞれ、無給電素子12および無給電素子22の複数の折り返し部と結合するように構成する。これにより、給電素子11(21)の第2部分112と無給電素子12(22)の折り返し部とが結合することにより超広帯域(利用可能な最大周波数と最小周波数との比が約1.5倍以上となる帯域)に対応しながら、アンテナ間の相互結合を小さくすることができる。また、複数の折り返し部により無給電素子12(22)に必要な長さを確保することができるので、無給電素子12(22)の配置領域を広げる必要がなく、その結果、マルチアンテナ装置10の小型化を図ることができる。
また、第1実施形態では、無給電素子12(22)の一方端部121aを第1接地板104に接地し、他方端部123bを開放する。これにより、第1接地板104に接地された無給電素子12(22)と、給電素子11(21)の第2部分112との結合により、容易に、超広帯域の周波数に対応することができる。
また、第1実施形態では、給電素子11および給電素子21を、それぞれ、平面視で、無給電素子12および無給電素子22にオーバーラップするように配置する。これにより、第1アンテナ101および第2アンテナ102のそれぞれにおいて、給電素子11(21)と無給電素子12(22)とを平面視でオーバーラップさせて給電素子11(21)および無給電素子12(22)の平面的な配置領域を小さくすることができるので、容易に、マルチアンテナ装置10の小型化を図ることができる。
次に、上記した第1実施形態の効果を確認するために行ったシミュレーション結果について説明する。このシミュレーションでは、図7に示すように、上記第1実施形態によるマルチアンテナ装置10(第1接地板104の一辺の長さL7が33mm)の周波数とVSWR(Voltage Standing Wave Ratio:電圧定在波比)との関係(周波数特性)を得た。さらに、図8に示すように、上記第1実施形態によるマルチアンテナ装置10の周波数とSパラメータとの関係(周波数特性)を得た。
図7に示すシミュレーション結果では、横軸が周波数(GHz)を示しており、縦軸がVSWR(Voltage Standing Wave Ratio:電圧定在波比)を示している。また、図7では、比較のため、第1接地板104の一辺の長さL7を、23mm、28mmおよび38mmに変更した場合の結果も併せて図示している。なお、VSWRが2以下であれば良好なアンテナ特性を有すると考えられる。
まず、上記第1実施形態によるマルチアンテナ装置10(第1接地板104の一辺の長さL7が33mm)の場合には、VSWRが2以下となる範囲の最小周波数は、約2.1GHzであった。また、VSWRが2以下となる範囲の最大周波数は、約4.08GHzであった。すなわち、VSWRが2以下の範囲における最小周波数(2.1GHz)と、最大周波数(4.08GHz)との比が約1.94倍であり、VSWRの特性において、上記第1実施形態によるマルチアンテナ装置10が超広帯域の周波数帯に対応可能であることが判明した。
次に、第1接地板104の一辺の長さL7が23mmの場合には、VSWRが2以下となる範囲の最小周波数は、約2.1GHzであった。また、VSWRが2以下となる範囲の最大周波数は、約4.0GHzであった。すなわち、VSWRが2以下の範囲における最小周波数(2.1GHz)と、最大周波数(4.0GHz)との比が約1.9倍であり、VSWRの特性において、第1接地板104の一辺の長さL7を23mmにした場合でも超広帯域の周波数帯に対応可能であることが判明した。
また、第1接地板104の一辺の長さL7が28mmの場合には、L7が23mmの場合と同様に、VSWRが2以下となる範囲の最小周波数は、約2.1GHzであり、最大周波数は、約4.0GHzであった。すなわち、VSWRが2以下の範囲における最小周波数(2.1GHz)と、最大周波数(4.0GHz)との比が約1.9倍であり、VSWRの特性において、第1接地板104の一辺の長さL7を28mmにした場合でも超広帯域の周波数帯に対応可能であることが判明した。
また、第1接地板104の一辺の長さL7が38mmの場合には、VSWRが2以下となる範囲の最小周波数は、約2.1GHzであり、最大周波数は、約3.9GHzであった。すなわち、VSWRが2以下の範囲における最小周波数(2.1GHz)と、最大周波数(3.9GHz)との比が約1.86倍であり、VSWRの特性において、第1接地板104の一辺の長さL7を38mmにした場合でも超広帯域の周波数帯に対応可能であることが判明した。
図8に示すシミュレーション結果では、横軸が周波数(GHz)を示しており、縦軸がSパラメータとしてのS12を示している。なお、S12は、2つのアンテナ間(第1アンテナ101および第2アンテナ102)の相互結合の強さを意味する。また、図8では、VSWRの場合と同様に、比較のため、第1接地板104の一辺の長さL7を、23mm、28mmおよび38mmに変更した場合の結果も併せて図示している。なお、S12が−10dB以下であれば、2つのアンテナ間の相互結合は微小であると考えられる。
まず、上記第1実施形態によるマルチアンテナ装置10(第1接地板104の一辺の長さL7が33mm)の場合には、VSWRが2以下となる範囲(約2.1GHz以上約4.08GHz以下)の全域にわたってS12が−10dB以下となることを確認した。すなわち、上記第1実施形態によるマルチアンテナ装置10の構成では、超広帯域(約2.1GHz以上約4.08GHz以下:最大周波数と最小周波数との比が約1.94倍)の周波数帯において、VSWRが2以下で、かつ、S12を−10dB以下にすることができることを確認した。
次に、第1接地板104の一辺の長さL7が23mmの場合には、VSWRが2以下となる範囲(約2.1GHz以上約4.0以下)のうち、約2.75GHz以上の範囲でS12が−10dB以下となることを確認した。すなわち、第1接地板104の一辺の長さL7が23mmの構成では、広帯域(約2.75GHz以上約4.0GHz以下:最大周波数と最小周波数との比が約1.45倍)の周波数帯において、VSWRが2以下で、かつ、S12を−10dB以下にすることができることを確認した。
また、第1接地板104の一辺の長さL7が28mmの場合には、VSWRが2以下となる範囲(約2.1GHz以上約4.0以下)のうち、約2.3GHz以上の範囲でS12が−10dB以下となることを確認した。すなわち、第1接地板104の一辺の長さL7が28mmの構成では、超広帯域(約2.3GHz以上約4.0GHz以下:最大周波数と最小周波数との比が約1.74倍)の周波数帯において、VSWRが2以下で、かつ、S12を−10dB以下にすることができることを確認した。
また、第1接地板104の一辺の長さL7が38mmの場合には、VSWRが2以下となる範囲(約2.1GHz以上約3.9以下)の全域にわたってS12が−10dB以下となることを確認した。すなわち、第1接地板104の一辺の長さL7が38mmの構成では、超広帯域(約2.1GHz以上約3.9GHz以下:最大周波数と最小周波数との比が約1.86倍)の周波数帯において、VSWRが2以下で、かつ、S12を−10dB以下にすることができることを確認した。
以上の結果から、平面視で、第1アンテナ101の第1給電点13と第1接地板104の中心Oとを結ぶ直線Laと、第2アンテナ102の第2給電点23と第1接地板104の中心Oとを結ぶ直線Lbとが互いに略直交するように、第1給電点13および第2給電点23を配置することによって、広帯域性を維持しながら、アンテナ間の相互結合を小さくすることができることを確認した。
これは、以下の理由によるものであると考えられる。すなわち、平面視で、第1アンテナ101の第1給電点13と第1接地板104の中心Oとを結ぶ直線Laと、第2アンテナ102の第2給電点23と第1接地板104の中心Oとを結ぶ直線Lbとが互いに略直交することによって、2つのアンテナにより形成される偏波面が互いに略直交してアンテナ間の相互結合が小さくなると考えられる。
(第2実施形態)
次に、図9を参照して、本発明の第2実施形態によるマルチアンテナ装置20について説明する。この第2実施形態では、上記第1実施形態とは異なり、第1接地板204および第2接地板205が円形状に形成された構成について説明する。
第2実施形態によるマルチアンテナ装置20の第1接地板204は、図9に示すように、平面視で円形状に形成されており、第1接地板204の中心Oに対して点対称の形状を有している。また、第2接地板205は、第1接地板204と同形状に形成されており、平面視で第1接地板204に重なるように配置されている。また、第1アンテナ101の第1給電点13および第2アンテナ102の第2給電点23は、平面視において、第1給電点13と第1接地板204の中心Oとを結ぶ直線Lcと、第2給電点23と第1接地板204の中心Oとを結ぶ直線Ldとが互いに直交(90度で交差)するように配置されている。また、第1給電点13および第2給電点23は、第1接地板204の外縁部に配置されている。このため、第1給電点13および第2給電点23の間の第1接地板204の外縁部のうち、小さい方(近い方)の長さL9(円弧の長さ)は、大きい方(遠い方)の長さの1/3倍の長さである。また、第1給電点13および第2給電点23の間の第1接地板204の外縁部の長さL9は、VSWR(Voltage Standing Wave Ratio:電圧定在波比)が2以下となる利用可能な超広帯域の周波数帯の略中間の周波数に対応する波長λの略1/2の電気長である。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、上記のように、平面視で、第1アンテナ101の第1給電点13と第1接地板204の中心Oとを結ぶ直線Lcと、第2アンテナ102の第2給電点23と第1接地板204の中心Oとを結ぶ直線Ldとが互いに略直交するように、第1給電点13および第2給電点23を配置することによって、超広帯域性を維持しながら、対応する超広帯域の全域にわたってアンテナ間の相互結合を小さくすることができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
次に、図10を参照して、本発明の第3実施形態によるマルチアンテナ装置30について説明する。この第3実施形態では、上記第1実施形態とは異なり、第1接地板304および第2接地板305が正八角形形状に形成された構成について説明する。
第3実施形態によるマルチアンテナ装置30の第1接地板304は、図10に示すように、平面視で正八角形形状に形成されており、第1接地板304の中心Oに対して点対称の形状を有している。また、第2接地板305は、第1接地板304と同形状に形成されており、平面視で第1接地板304に重なるように配置されている。また、第1アンテナ101の第1給電点13および第2アンテナ102の第2給電点23は、平面視において、第1給電点13と第1接地板304の中心Oとを結ぶ直線Leと、第2給電点23と第1接地板304の中心Oとを結ぶ直線Lfとが互いに直交(90度で交差)するように配置されている。また、第1給電点13および第2給電点23は、第1接地板304の外縁部に配置されている。具体的には、第1給電点13および第2給電点23は、それぞれ、第1接地板304の頂点近傍に配置されている。このため、第1給電点13および第2給電点23の間の第1接地板304の外縁部のうち、小さい方(近い方)の長さL10(第1接地板304の二辺の長さ)は、大きい方(遠い方)の長さの1/3倍の長さである。また、第1給電点13および第2給電点23の間の第1接地板304の外縁部の長さL10は、VSWR(Voltage Standing Wave Ratio:電圧定在波比)が2以下となる利用可能な超広帯域の周波数帯の略中間の周波数に対応する波長λの略1/2の電気長である。
なお、第3実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第3実施形態では、上記のように、平面視で、第1アンテナ101の第1給電点13と第1接地板304の中心Oとを結ぶ直線Leと、第2アンテナ102の第2給電点23と第1接地板304の中心Oとを結ぶ直線Lfとが互いに略直交するように、第1給電点13および第2給電点23を配置することによって、超広帯域性を維持しながら、対応する超広帯域の全域にわたってアンテナ間の相互結合を小さくすることができる。
なお、第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(第4実施形態)
次に、図11を参照して、本発明の第4実施形態によるマルチアンテナ装置40について説明する。この第4実施形態では、上記第1実施形態とは異なり、無給電素子12の第3直線部123に、第3連結部126が連結されるとともに、第3連結部126に第4直線部127が連結される構成について説明する。なお、第3連結部126および第4直線部127は、本発明の「折り返し部」の一例である。
第4実施形態では、図11に示すように、マルチアンテナ装置40の第1アンテナ401は、無給電素子12の第3直線部123に連結される第3連結部126と、第3連結部126に連結される第4直線部127とを含んでいる。第3連結部126は、Y方向に延びるように形成されている。第4直線部127は、X方向に延びるように形成されている。また、第3直線部123の他方端部123b(X2方向の端部)には、第3連結部126の一方端部126a(Y1方向の端部)が連結されている。また、第3連結部126の他方端部126b(Y2方向の端部)には、第4直線部127の一方端部127a(X2方向の端部)が連結されている。また、第4直線部127の他方端部127b(X1方向の端部)は、開放されている。また、第3連結部126のX2方向の端部126cの位置は、X方向において、第1連結部124のX2方向の端部124aと一致している。
また、第4直線部127は、第1直線部121、第2直線部122および第3直線部123に対して平行に配置されている。また、第4直線部127は、X方向において、第2直線部122および第3直線部123の長さの約1/4以下の長さを有しており、第1直線部121、第2直線部122および第3直線部123の長さよりも短く形成されている。また、第3連結部126および第4直線部127は、無給電素子12の他の部分と同じ0.4mmの幅W3を有している。なお、第2アンテナは、図示しないが、X方向において、上記第1アンテナ401に線対称の形状(X1方向とX2方向とが入れ替わった形状)に形成されている。
なお、第4実施形態のその他の構成および効果は、上記第1実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1〜第4実施形態では、本発明のマルチアンテナ装置を備える通信機器の一例として、携帯電話機を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば、マルチアンテナ装置を備えるPDA(Personal Digital Assistant)やノートパソコン、STB(セットトップボックス)など携帯電話機以外の通信機器にも適用可能である。
また、上記第1〜第4実施形態では、本発明のマルチアンテナ装置の一例として、MIMO通信用のマルチアンテナ装置を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば、ダイバシティなどMIMO以外の形式に対応するマルチアンテナ装置であってもよい。
また、上記第1〜第4実施形態では、マルチアンテナ装置を2.3GHz、2.6GHzおよび3.5GHz帯のWiMAXに対応するように構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば、2.3GHz、2.6GHzおよび3.5GHz帯以外の周波数に対応するように構成してもよいし、GSM(登録商標)や3GなどWiMAX以外の形式に対応するように構成してもよい。
また、上記第1〜第4実施形態では、本発明の第1アンテナ(第2アンテナ)の給電素子の一例として、モノポールアンテナからなる給電素子を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、ダイポールアンテナなどモノポールアンテナ以外の給電素子であってもよい。
また、上記第1〜第4実施形態では、本発明の第1アンテナ(第2アンテナ)の一例として、給電素子および無給電素子の両方を有するアンテナを示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、少なくとも給電点を介して接地板に接地される給電素子を有するアンテナであれば、無給電素子を有しないアンテナであってもよい。
また、本発明では、図12に示すように、所定の周波数においてインピーダンス整合を図るために整合回路14を設けてもよい。これにより、所定の周波数において、インピーダンス整合が図られるので、給電素子11を介して伝達されるエネルギーの伝達損失を軽減させることができる。なお、整合回路14は、たとえば、図13に示すようなインダクタ(コイル)およびキャパシタ(コンデンサ)により構成されたπ型回路(πマッチ)や、図14に示すようなインダクタおよびキャパシタにより構成されたT型回路(Tマッチ)、図15に示すようなインダクタおよびキャパシタにより構成されたL型回路(Lマッチ)などにより構成してもよい。また、π型回路やT型回路、L型回路などは、インダクタまたはキャパシタの一方のみにより構成してもよいし、インダクタおよびキャパシタの両方により構成してもよい。
また、上記第1実施形態では、第1アンテナの給電素子および第2アンテナの給電素子を、共にX方向に延びるように形成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図16に示すように、第1アンテナの給電素子および第2アンテナの給電素子を、共にY方向に延びるように形成してもよい。また、図17に示すように、第1アンテナの給電素子をX方向に延びるように形成するとともに、第2アンテナの給電素子をY方向に延びるように形成してもよい。すなわち、第1アンテナの給電素子と第2アンテナの給電素子とを、互いに異なる方向に延びるように形成してもよい。
また、上記第1実施形態では、無給電素子12を、第2接地板105の頂点近傍に接地する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図18に示すように、無給電素子12を第1接地板104に接地してもよい。具体的には、基板103(図6参照)の裏面上に配置された無給電素子12の第1直線部121の下端部121aを、平面視において、基板103の表面上の第1接地板104とオーバーラップする(重なる)ように配置する。そして、基板103に厚み方向に貫通する開口部103a(スルーホール)を形成し、第1直線部121の下端部121aを、開口部103aを介して基板103の表面上に配置された第1接地板104に接地(接続)する。これにより、基板103の裏面上に、第2接地板を設ける必要がない。
また、上記第1〜第4実施形態では、給電素子と無給電素子とを互いに異なる層に設ける例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図19に示すように、給電素子と無給電素子とを互いに同一層に設けてもよい。
具体的には、給電素子15と無給電素子16とを、同一層において、Y方向に所定の間隔を隔てて配置する。給電素子15は、第1接地板104に接地される第1部分151と、第1部分151よりもY方向の幅が大きい第2部分152とを含んでいる。無給電素子16は、第1接地板104に接続される第1直線部161と、第2直線部162と、第3直線部163と、第1連結部164と、第4直線部165と、第2連結部166と、第5直線部167とを含んでいる。また、第1直線部161と、第3直線部163と、第4直線部165と、第5直線部167とは、X方向に延びるように形成されており、互いに平行に配置されている。また、第2直線部162と、第1連結部164と、第2連結部166とは、Y方向に延びるように形成されており、互いに平行に配置されている。なお、第1直線部161、第2直線部162、第3直線部163、第1連結部164、第4直線部165、第2連結部166および第5直線部167は、本発明の「折り返し部」の一例である。
また、上記第1〜第4実施形態では、接地板を中心に対して点対称の形状である正方形形状、円形状または正八角形形状に形成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第1給電点と接地板の中心とを結ぶ直線と、第2給電点と接地板の中心とを結ぶ直線とが互いに略直交する構成であれば、正方形形状、円形状および正八角形形状以外の中心に対して点対称の形状を有する接地板であってもよいし、中心に対して非対称の形状を有する接地板であってもよい。
10、20、30、40 マルチアンテナ装置
11、15 給電素子(第1給電素子)
12、16 無給電素子(第1無給電素子)
13 第1給電点
21 給電素子(第2給電素子)
22 無給電素子(第2無給電素子)
23 第2給電点
101、401 第1アンテナ
102 第2アンテナ
104、204、304 第1接地板(接地板)
111、151 第1部分
112、152 第2部分

Claims (8)

  1. 接地板と、
    第1給電点を介して前記接地板に接地される第1給電素子を含む第1アンテナと、
    第2給電点を介して前記接地板に接地される第2給電素子を含む第2アンテナとを備え、
    前記第1給電点および前記第2給電点は、平面視で、前記第1給電点と前記接地板の中心とを結ぶ直線と、前記第2給電点と前記接地板の中心とを結ぶ直線とが互いに略直交するように配置され、
    前記第1アンテナおよび前記第2アンテナは、それぞれ、前記第1給電素子および前記第2給電素子に加えて、複数の位置で折り返された複数の折り返し部を有する第1無給電素子および第2無給電素子をさらに含み
    前記第1給電素子および前記第2給電素子は、それぞれ、第1部分と、前記第1部分よりも幅が大きい第2部分とを有し、
    前記第1給電素子および前記第2給電素子の前記第2部分の幅は、それぞれ、前記第1無給電素子および前記第2無給電素子の前記複数の折り返し部の延びる方向に直交する方向の幅よりも大きく、
    少なくとも前記第1給電素子および前記第2給電素子の前記第2部分は、それぞれ、前記第1無給電素子および前記第2無給電素子の前記複数の折り返し部と結合するように構成されている、マルチアンテナ装置。
  2. 前記接地板は、前記接地板の中心に対して略点対称の形状に形成されている、請求項1に記載のマルチアンテナ装置。
  3. 前記接地板は、平面視で、多角形形状を有し、
    前記第1給電点および前記第2給電点は、それぞれ、前記接地板の頂点近傍に配置されている、請求項1または2に記載のマルチアンテナ装置。
  4. 前記接地板は、平面視で、略正方形形状を有し、
    前記第1給電点および前記第2給電点は、それぞれ、前記接地板の互いに隣り合う頂点近傍に配置されている、請求項3に記載のマルチアンテナ装置。
  5. 前記第1給電点および前記第2給電点は、前記接地板の外縁部近傍に配置されており、前記第1給電点および前記第2給電点の間の前記接地板の外縁部の長さが、電圧定在波比が所定値以下となる周波数帯の略中間の周波数に対応する波長λの略1/2の電気長になるように配置されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のマルチアンテナ装置。
  6. 前記第1無給電素子および前記第2無給電素子は、一方端部が前記接地板に接地され、他方端部が開放されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のマルチアンテナ装置。
  7. 前記第1給電素子および前記第2給電素子は、それぞれ、平面視で、前記第1無給電素子および前記第2無給電素子にオーバーラップするように配置されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載のマルチアンテナ装置。
  8. マルチアンテナ装置を備える通信機器であって、
    前記マルチアンテナ装置は、
    接地板と、
    第1給電点を介して前記接地板に接地される第1給電素子を含む第1アンテナと、
    第2給電点を介して前記接地板に接地される第2給電素子を含む第2アンテナとを含み、
    前記第1給電点および前記第2給電点は、平面視で、前記第1給電点と前記接地板の中心とを結ぶ直線と、前記第2給電点と前記接地板の中心とを結ぶ直線とが互いに略直交するように配置され、
    前記第1アンテナおよび前記第2アンテナは、それぞれ、前記第1給電素子および前記第2給電素子に加えて、複数の位置で折り返された複数の折り返し部を有する第1無給電素子および第2無給電素子をさらに含み
    前記第1給電素子および前記第2給電素子は、それぞれ、第1部分と、前記第1部分よりも幅が大きい第2部分とを有し、
    前記第1給電素子および前記第2給電素子の前記第2部分の幅は、それぞれ、前記第1無給電素子および前記第2無給電素子の前記複数の折り返し部の延びる方向に直交する方向の幅よりも大きく、
    少なくとも前記第1給電素子および前記第2給電素子の前記第2部分は、それぞれ、前記第1無給電素子および前記第2無給電素子の前記複数の折り返し部と結合するように構成されている、通信機器。
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