JP4103926B1 - 移動体用測位装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電離層状態に関する各種情報を適切に利用して、精度良く電離層遅延誤差を推定して補正すること。
【解決手段】本発明による移動体位置測位装置は、現時点よりも先の時点までの予測された電離層状態に関する情報を受信する第1電離層状態情報受信手段70と、現時点の電離層状態に関する情報を受信する第2電離層状態情報受信手段20と、電離層遅延誤差を推定する電離層遅延誤差推定手段50と、衛星からの電波の受信結果と、前記推定された電離層遅延誤差とに基づいて、移動体位置を測位する測位手段40と、を備え、前記電離層遅延誤差推定手段は、前記第1電離層状態情報に基づいて導出される第1電離層遅延誤差を、前記第2電離層状態情報に基づいて導出される第2電離層遅延誤差を基に補正することで、前記電離層遅延誤差を推定することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、電離層遅延誤差を適切に推定して移動体位置を測位する移動体用測位装置に関する。
従来から、GPS受信機とGPSサーバーを有する衛星測位システムにおいて、GPSサーバー側で、日の出、正午や日没のような電離層の出来事と同時に起こる断続的な電離層情報を受信し、電離層モデルを作成して電離層誤差を推定し、推定した電離層誤差に関する情報をGPS受信機に供給する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特表2005−517931号公報
ところで、現在、電離層誤差を推定するのに用いられる電離層状態に関する情報は各種(例えば補正係数ないし電離層モデルや電離層電子数等の情報)入手可能であるが、従来では、これらの情報を、その特性を考慮して適切に利用する方法に関する提案がなされていなかった。
そこで、本発明は、電離層状態に関する各種情報を適切に利用して、精度良く電離層遅延誤差を推定して補正することが可能な移動体用測位装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明に係る移動体用測位装置は、現時点よりも先の時点までの予測された電離層状態に関する情報を受信する第1電離層状態情報受信手段と、
現時点の電離層状態に関する情報を受信する第2電離層状態情報受信手段と、
電離層遅延誤差を推定する電離層遅延誤差推定手段と、
衛星からの電波の受信結果と、前記推定された電離層遅延誤差とに基づいて、移動体位置を測位する測位手段と、を備え、
前記電離層遅延誤差推定手段は、前記第1電離層状態情報に基づいて導出される第1電離層遅延誤差を、前記第2電離層状態情報に基づいて導出される第2電離層遅延誤差を基に補正することで、前記電離層遅延誤差を推定することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明に係る移動体用測位装置において、
前記電離層遅延誤差推定手段は、前記第1電離層状態情報に基づいて導出される第1電離層遅延誤差と、前記第2電離層状態情報に基づいて導出される第2電離層遅延誤差に対して、それぞれに重み付け係数を付与して平均化することで、前記電離層遅延誤差を推定することを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明に係る移動体用測位装置において、
前記第1電離層遅延誤差に付与される重み付け係数は、前記第1電離層状態情報の受信時刻から経過時間に応じて変化され、該経過時間が長い場合の方が短い場合に比べて大きい値に設定される。
本発明によれば、電離層状態に関する各種情報を適切に利用して、精度良く電離層遅延誤差を推定して補正することが可能な移動体用測位装置が得られる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明に係る移動体位置測位装置が適用されるGPS(Global Positioning System)の全体的な構成を示すシステム構成図である。図1に示すように、GPSは、地球周りを周回するGPS衛星10と、地球上に位置し地球上を移動しうる車両90とから構成される。尚、車両90は、あくまで移動体の一例であり、その他の移動体としては、自動二輪車、鉄道、船舶、航空機、ホークリフト、ロボットや、人の移動に伴い移動する携帯電話等の情報端末等がありうる。
GPS衛星10は、航法メッセージ(衛星信号)を地球に向けて常時放送する。航法メッセージには、対応するGPS衛星10に関する衛星軌道情報(エフェメリスやアルマナク)、時計の補正値、電離層の補正係数が含まれている。航法メッセージは、C/Aコードにより拡散されL1波(周波数:1575.42MHz)に乗せられて、地球に向けて常時放送されている。尚、L1波は、C/Aコードで変調されたSin波とPコード(Precision Code)で変調されたCos波の合成波であり、直交変調されている。C/Aコード及びPコードは、擬似雑音(Pseudo Noise)符号であり、−1と1が不規則に周期的に並ぶ符号列である。
尚、現在、24個のGPS衛星10が高度約20,000kmの上空で地球を一周しており、各4個のGPS衛星10が55度ずつ傾いた6つの地球周回軌道面に均等に配置されている。従って、天空が開けている場所であれば、地球上のどの場所にいても、常時、少なくとも5個以上のGPS衛星10が観測可能である。
車両90には、移動体位置測位装置としてのGPS受信機1が搭載される。GPS受信機1は、以下で詳説する如く、GPS衛星10からの衛星信号に基づいて、車両90の位置を測位する。
図2は、図1の車両90に搭載されるGPS受信機1の一実施例を示す概略的なシステム構成図である。図2には、説明の複雑化を避けるため、GPS衛星10(下付きの符号は、衛星番号)が1つだけ示されている。ここでは、GPS衛星10からの衛星信号に関する信号処理について代表して説明する。GPS衛星10からの衛星信号に関する信号処理は、他のGPS衛星10,10等からの衛星信号に関する信号処理と実質的に同じである。実際には、以下で説明する衛星信号に関する信号処理は、観測可能な各GPS衛星10,10,10等からの衛星信号に対して並列的(同時)に実行されることになる。
本実施例のGPS受信機1は、図2に示すように、主要な機能部として、受信部20、フィルタ30、測位演算部40、電離層遅延誤差推定部50、衛星位置算出部60、及び、通信部70を備える。
受信部20は、GPS衛星10から発信されている衛星信号をGPSアンテナ22を介して受信し、内部で発生させたレプリカC/Aコードを用いてC/Aコード同期を行い、航法メッセージを取り出す。C/Aコード同期の方法は、多種多様でありえ、任意の適切な方法が採用されてよい。例えば、DDL(Delay―Locked Loop)を用いて、受信したC/Aコードに対するレプリカC/Aコードの相関値がピークとなるコード位相を追尾する方法であってよい。受信部20は、航法メッセージが更新される毎に、航法メッセージに含まれる電離層補正係数を、電離層遅延誤差推定部50に供給する。
また、受信部20は、GPS衛星10からの衛星信号の受信結果に基づいて、GPS衛星10と車両90(正確にはGPS受信機1)との間の擬似距離ρ’を算出する。擬似距離ρ’とは、GPS衛星10と車両90との間の真の距離とは異なり、時計誤差(クロックバイアス)や、電離層遅延誤差のような電波伝搬速度変化による誤差を含む。尚、符号の意味として、擬似距離ρに付された「’」は、後述のフィルタ処理が実行されていないことを示す。
ここで、GPS衛星10に対する擬似距離ρ’は、例えば以下のように算出されてよい。
ρ’=N×300
ここで、Nは、GPS衛星10と車両90との間のC/Aコードのビット数に相当し、レプリカC/Aコードの位相及びGPS受信機1内部の受信機時計に基づいて算出される。尚、数値300は、C/Aコードが、1ビットの長さが1μsであり、1ビットに相当する長さが約300m(1μs×光速)であることに由来する。このようにして算出された擬似距離ρ’を表す信号は、フィルタ30に入力される。
更に、受信部20は、衛星信号の搬送波位相を測定する機能を備え、内部で発生させたレプリカキャリアを用いて、ドップラーシフトした受信搬送波のドップラー周波数変化量Δfを測定する機能を備える。ドップラー周波数変化量Δfは、レプリカキャリアの周波数frと既知の搬送波周波数f(1575.42MHz)の差分(=fr−f)として測定される。この機能は、レプリカキャリアを用いてキャリア相関値を演算して受信キャリアを追尾するPLL(Phase−Locked Loop)により実現されてよい。ドップラー周波数変化量Δfを表す信号は、フィルタ30に入力される。
フィルタ30は、ドップラー周波数変化量ΔfL1を用いて、擬似距離ρ’に対してフィルタ処理を実行する。フィルタ30では、例えば以下の演算式に従って、フィルタ処理後の擬似距離ρが導出される。
Figure 0004103926
ここで、(i)は今回値を表し、(i−1)は前回値を表し、Mは、重み係数である。Mの値は、精度と応答性を考慮しつつ適切に決定される。ΔVは、GPS衛星10と車両90との間の相対速度Δであり、計測したドップラー周波数変化量Δfを用いて、例えば以下の関係式により算出される。
Δf=ΔV・f/(c−ΔV)
ここで、cは光速である。尚、フィルタ30でのフィルタリング(スムージング)は、上述の数1で示したハッチフィルタ以外のフィルタ、例えばカルマンフィルタを用いて実現することも可能である。フィルタ処理後の擬似距離ρを表す信号は、測位演算部40に入力される。
衛星位置算出部60は、航法メッセージの衛星軌道情報及び現在の時間に基づいて、GPS衛星10の、ワールド座標系での現在位置(X、Y、Z)を計算する。尚、GPS衛星10は、人工衛星の1つであるので、その運動は、地球重心を含む一定面内(軌道面)に限定される。また、GPS衛星10の軌道は地球重心を1つの焦点とする楕円運動であり、ケプラーの方程式を逐次数値計算することで、軌道面上でのGPS衛星10の位置が計算できる。また、GPS衛星10の位置(X、Y、Z)は、GPS衛星10の軌道面とワールド座標系の赤道面が回転関係にあることを考慮して、軌道面上でのGPS衛星10の位置を3次元的な回転座標変換することで得られる。尚、ワールド座標系とは、図3に示すように、地球重心を原点として、赤道面内で互いに直交するX軸及びY軸、並びに、この両軸に直交するZ軸により定義される。衛星位置(X、Y、Z)を表す信号は、測位演算部40に入力される。
通信部70は、アンテナ72を介して、外部センタ80から、全地球的な電離層分布データ、即ちGIM(Global Ionoshere Map)を取得する。GIMは、ベルン大学(CODE:Center for Orbit Determination in Europe)によりインターネットを介して公開されている。GIMデータは、過去の電離層分布データや、過去の実測による電離層分布データに基づいて予測される一定時間先(一日先)の予測電離層分布データを含むが、ここでは、一定時間先の予測電離層分布データが利用されることとする。この場合、通信部70は、例えばGPS受信機1の起動時に最新のGIMデータを取得し、その後、GPS受信機1が継続して動作している限り、最新のGIMデータが更新される毎(上記の一定時間が経過する毎)に、最新のGIMデータを取得するように動作してよい。通信部70により取得されるGIMデータは、電離層遅延誤差推定部50に供給される。
電離層遅延誤差推定部50は、通信部70から供給されるGIMデータと、受信部20から供給される電離層補正係数とに基づいて、電離層遅延誤差ΔIを推定する。電離層遅延誤差ΔIは、GPS衛星10から電波が電離層を通過する際、屈折率を感じることで伝播速度が変化することにより生ずる誤差である。この電離層遅延誤差ΔIは、一般的に、伝播経路上の全電子数(TEC)に比例し、搬送波周波数の2乗に反比例することが知られている。
具体的な電離層遅延誤差推定方法は、以下のように実現されてよい。
先ず、電離層遅延誤差推定部50は、GIMデータに基づいて、電離層遅延誤差を推定する。以下、このようにしてGIMデータに基づいて推定される電離層遅延誤差を、「第1電離層遅延誤差ΔI」と称する。第1電離層遅延誤差ΔIは、高精度である反面、GIMデータの更新周期が長いため(例えば1日)、時間の経過と共に信頼性が低くなるという特性を有する。
一方、電離層遅延誤差推定部50は、電離層補正係数を、予め用意した電離層モデル(典型的には、Klobucharモデル)に適用して、測位点(車両90の位置)における垂直遅延量を推定する。次いで、電離層遅延誤差推定部50は、垂直遅延量に対してGPS衛星10の仰角(衛星仰角)を反映させることにより、スラントレンジ方向の遅延量(電離層遅延誤差に相当)を導出する。以下、このようにして受信部20からの電離層補正係数に基づいて推定される電離層遅延誤差を、「第2電離層遅延誤差ΔI」と称する。第2電離層遅延誤差ΔIは、第1電離層遅延誤差ΔIよりも精度が劣る反面、現在の電離層の状態を基に生成される電離層補正係数が航法メッセージに含まれているが故にリアルタイム性が優れているという特性を有する。尚、Klobucharモデルは、例えばJ.Klobuchar“Design and characteristics of the GPS ionospheric time delay algorithm for single frequency users”,Proc. Position Location and Navigation Symposium,1986”に記載されているが、これをベースに各種改良を施したモデルが用いられてもよい。
電離層遅延誤差推定部50は、上述の如く互いに独立したモデルにより導出した第1電離層遅延誤差ΔI及び第2電離層遅延誤差ΔIを結合して、電離層遅延誤差ΔIを推定する。この結合は、例えば以下のように実現されてよい。
ΔI=α・ΔI+(1−α)・ΔI
ここで、αは、重み付け係数であり、|α|<1である。αは、固定値であってよいが、好ましくは、時間に依存して変化する可変値とされる。具体的には、例えば、以下のような式で決定されてよい。
α=1−t/ΔT 式(1)
ここで、ΔTは、GIMデータの更新周期(本例では1日)であり、tは、直近のGIMデータの更新時からの現時点までの経過時間を表す。従って、図4に概念的に示すように、直近のGIMデータの更新時からの現時点までの経過時間が長くなるにつれて、第1電離層遅延誤差ΔIに対する重み付けが小さくなり、且つ、第2電離層遅延誤差ΔIに対する重み付けが大きくなる。これは、GIMデータの更新周期が長く、更新後からの時間の経過と共に信頼性が悪くなる一方、第2電離層遅延誤差ΔIはリアルタイムの情報に基づくが故に時間の経過に影響を受け難いことを考慮したものである。尚、上記の式(1)は、直近のGIMデータの更新時からの現時点までの経過時間と共に連続的にαが減少する式となっているが、直近のGIMデータの更新時からの現時点までの経過時間と共に不連続的にαが減少するような式が用いられてもよい。このようにして導出された電離層遅延誤差ΔIを表す信号は、測位演算部40に入力される。
測位演算部40は、衛星位置の算出結果と、電離層遅延誤差ΔIと、受信部20から供給される擬似距離ρの算出結果に基づいて、車両90の位置(X,Y,Z)を測位する。具体的には、以下の関係式が用いられてよい。
ρ=√{(X−X+(Y−Y+(Z−Z}+w+ΔI 式(2)
ここで、wは、電離層遅延誤差ΔI以外の誤差(主に時計誤差)を表す。尚、この式は、GPS衛星10に関するものであるが、他の観測可能なGPS衛星10に対しても同様の関係式が利用される。車両90の位置は、3つのGPS衛星10に対して上述の如く推定されるそれぞれの電離層遅延誤差ΔIを、3つのGPS衛星10に係る式(2)のΔIの項に代入し、同3つのGPS衛星10に対して得られるそれぞれの擬似距離ρ及び衛星位置を用いて、三角測量の原理で導出されてよい。この場合、擬似距離ρは上述の如く時計誤差を含むので、4つ目のGPS衛星10に対して得られる擬似距離ρ、電離層遅延誤差ΔI及び衛星位置を用いて、時計誤差成分が除去される。
測位演算部40による測位周期は、例えば観測周期(例えば1ms)或いは所定数の観測周期(例えば50msや100ms)であってよい。測位結果は、例えば図示しないナビゲーションシステムに供給される。
次に、以上説明した本実施例による電離層遅延誤差推定方法の有用性について概念図を用いて説明する。
図5(A)は、従来的な測位方法による場合のGPS衛星10のアベリラビリティを示す図であり、図5(B)は、本実施例による測位方法による場合のGPS衛星10のアベリラビリティを示す図である。図5(A)及び図5(B)において、線が引かれている区間は、そのGPS衛星10が測位演算に利用可能であることを示している。
従来的な測位方法による場合(GIMデータを用いない構成の場合)、図5(A)に示すように、区間A(7から10の間の3時間)において、多数のGPS衛星10が低仰角となり、低仰角マスクにより利用不能となっている。
これに対して、本実施例では、図5(B)に示すように、区間Aにおいて、多数のGPS衛星10が低仰角となるものの、かかる低仰角のGPS衛星10からの衛星信号を用いて測位が可能となっている。これは、上述の如く本実施例では、GIMデータにより電離層遅延誤差を推定して補正することができるので、電離層遅延誤差が大きくなる低仰角においても高い精度の測位を維持することができることを意味する。
図6(A)は、従来的な測位方法による場合の測位精度を示す図であり、図6(B)は、本実施例による測位方法による場合の測位精度を示す図である。図6(B)には、参考として、GIMデータのみを用いた場合の測位精度を示す曲線が実線で示されており、本実施例のように、上述の如く第1電離層遅延誤差ΔI及び第2電離層遅延誤差ΔIから電離層遅延誤差ΔIを推定した場合(即ちGIMデータとKlobucharモデルを併用した場合)の測位精度を示す曲線が一点鎖線で示されている。
従来的な測位方法による場合(GIMデータを用いない構成の場合)、図6(A)に示すように、図5(A)で示した区間Aにおいて、低仰角のGPS衛星10が利用不能となる関係で、測位精度が大きく悪化している。
他方、GIMデータにより電離層遅延誤差を推定する場合には、図6(B)に実線の曲線で示すように、区間Aにおいても、低仰角のGPS衛星10が利用可能となるので、高い精度の測位を維持することができる。しかしながら、この場合、図6(B)に実線の曲線で示すように、直近のGIMデータ更新時(横軸の目盛り0に対応する位置)から時間が経過した場合(例えば、10時間以上経過した区間参照)には、GIMデータの信頼性が落ちることにより、測位精度が幾分悪化している。
これに対して、本実施例では、GIMデータにより電離層遅延誤差を推定するので、図6(B)に一点鎖線の曲線で示すように、区間Aにおいても、低仰角のGPS衛星10が利用可能となるので、高い精度の測位を維持することができる。更に、直近のGIMデータ更新時(横軸の目盛り0に対応する位置)から時間が経過した場合(例えば、10時間以上経過した区間参照)でも、第1電離層遅延誤差ΔI及び第2電離層遅延誤差ΔIを併用することで(特に好ましい実施例では、第2電離層遅延誤差ΔIに対する重み付けが大きくなることで)、GIMデータの信頼性の経時的な低下に起因して生ずる測位制度の悪化が防止されている。
以上説明したように、本実施例によれば、とりわけ、以下のような優れた効果が奏される。
上述の如くGIMデータとKlobucharモデルを、それぞれの特性の利点を有効に利用する態様で、併用することで、低仰角のGPS衛星10を用いた高精度の測位を可能としつつ、GIMデータの更新後から長時間経過した後に生じうる測位制度の悪化を防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述の実施例において、GPS受信機1がL1波及びL2波の双方を受信可能な2周波受信機である場合には、2周波データから電離層モデルを推定し、電離層遅延誤差を推定してもよい。
また、上述の実施例では、現在のGPS環境において好適な2つの電離層モデル(GIMとKlobucharモデル)を用いているが、将来的に同様の特性を持つ電離層モデルが利用可能となった場合には、代替的にそれらの電離層モデルを同様に利用することは可能である。また、GIMやKlobucharモデルに対して各種改良や変形を行った電離層モデルについても適用可能である。
また、上述の実施例では、外部センタ80がインターネットを介して取得したGIMデータが車両90に転送されているが、その他の態様であってもよい。例えば、路側の施設がインターネットを介して取得したGIMデータを、路車間通信により車両90側で取得してもよいし、車両90の通信部70自体が無線通信によりインターネットにアクセスして直接取得してもよい。
本発明に係る移動体位置測位装置が適用されるGPSの全体的な構成を示すシステム構成図である。 図1の車両90に搭載されるGPS受信機1の一実施例を示す概略的なシステム構成図である。 ワールド座標系とローカル座標系との関係を示す図である。 第1電離層遅延誤差ΔI、第2電離層遅延誤差ΔI及び電離層遅延誤差ΔIの関係を概念的に示す図である。 図5(A)は、従来的な測位方法による場合のGPS衛星10のアベリラビリティを概念的に示す図であり、図5(B)は、本実施例による測位方法による場合のGPS衛星10のアベリラビリティを概念的に示す図である。 図6(A)は、従来的な測位方法による場合の測位精度を示す図であり、図5(B)は、本実施例による測位方法による場合の測位精度を示す図である。
符号の説明
1 GPS受信機
10 GPS衛星
20 受信部
30 フィルタ
40 測位演算部
50 電離層遅延誤差推定部
60 衛星位置算出部
70 通信部
80 外部センタ
90 車両

Claims (6)

  1. 現時点よりも先の時点までの予測された電離層状態に関する情報を受信する第1電離層状態情報受信手段と、
    現時点の電離層状態に関する情報を受信する第2電離層状態情報受信手段と、
    電離層遅延誤差を推定する電離層遅延誤差推定手段と、
    衛星からの電波の受信結果と、前記推定された電離層遅延誤差とに基づいて、移動体位置を測位する測位手段と、を備え、
    前記電離層遅延誤差推定手段は、前記第1電離層状態情報に基づいて導出される第1電離層遅延誤差を、前記第2電離層状態情報に基づいて導出される第2電離層遅延誤差を基に補正することで、前記電離層遅延誤差を推定することを特徴とする、移動体位置測位装置。
  2. 前記電離層遅延誤差推定手段は、前記第1電離層状態情報に基づいて導出される第1電離層遅延誤差と、前記第2電離層状態情報に基づいて導出される第2電離層遅延誤差に対して、それぞれに重み付け係数を付与して平均化することで、前記電離層遅延誤差を推定する、請求項1に記載の移動体用測位装置。
  3. 前記第1電離層遅延誤差に付与される重み付け係数は、前記第1電離層状態情報の受信時刻から経過時間に応じて変化され、該経過時間が長い場合の方が短い場合に比べて大きい値に設定される、請求項2に記載の移動体用測位装置。
  4. 前記第1電離層状態情報は、GIM(Global Ionoshere Map)データであり、
    前記第2電離層状態情報は、航法メッセージに含まれる電離層補正係数である、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の移動体用測位装置。
  5. 前記第1電離層状態情報受信手段は、前記GIMデータを、外部センタから受信する、請求項4に記載の移動体用測位装置。
  6. 前記第2電離層遅延誤差は、前記電離層補正係数をKlobucharモデルに適用して導出される、請求項4に記載の移動体用測位装置。
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