JP4103841B2 - プラネタリキャリア及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、車両の自動変速機の遊星歯車装置に用いられるプラネタリキャリア及びその製造方法に関するものである。
例えば、自動変速機の遊星歯車装置を構成するプラネタリキャリアが特開2000−87118号公報に開示されている。当該公報には、キャリアプレートとフランジプレートをそれぞれ粉末成形した後に、それらを焼結すると同時にろう付けして接合することによりプラネタリキャリアを製造していることが開示されている。
ところで、キャリアプレート及びフランジプレートは、ピニオンギヤを回転自在に支持している。そして、キャリアプレート及びフランジプレートのうちピニオンギヤを受ける面は、非常に高い精度が要求される。ピニオンギヤの受面を高精度にすることにより、摩擦損失が低減して、結果として燃費を向上させることができるからである。
特開2000−87118号公報
しかし、従来のキャリアプレート及びフランジプレートを焼結すると同時にろう付けして成形しているので、焼結による歪みが生じると共にろう付けの溶け込み量のばらつきによりピニオンギヤの受面の高精度化が困難であった。さらに、成形されたキャリアプレート及びフランジプレートの表面側は、微少な凹凸形状になっている。このことからも、ピニオンギヤの受面の高精度化が困難であった。そこで、これらの問題を解決するために、例えば、ピニオンギヤの受面を切削加工することが考えられる。しかし、ピニオンギヤの受面は非常に加工が困難な箇所であるために、ピニオンギヤの受面の切削加工は非常に高コスト化を招来していた。
本発明は、このような事情に鑑みて為されたものであり、低コスト化を図りつつピニオンギヤの受面の高精度化を図ることができるプラネタリキャリア及びその製造方法を提供することを目的とする。
そこで、本発明者はこの課題を解決すべく鋭意研究し、試行錯誤を重ねた結果、ピニオンギヤの受面を切削加工を行うことなく、例えばコイニングにより高精度化を図ることを思いつき、本発明を完成するに至った。
(第1のプラネタリキャリア)
すなわち、第1の本発明のプラネタリキャリアは、対向して配設されると共に回転体を回転自在に支持する一対のプレート部と、一対の前記プレート部を連結する複数の連結部と、を備え、隣設する前記連結部の間に前記回転体を配設可能な複数の側方開口窓部が形成されたプラネタリキャリアにおいて、前記プレート部は、焼結用粉末を加圧成形した後に、焼結して形成され、焼結後における一対の前記プレート部の対向面のうち少なくとも前記側方開口窓部を形成する部位の表面形状は、凹凸形状に形成され、前記表面形状の凸部分は、平坦面に形成され、かつ、前記表面形状の凹部分の密度より高い密度からなることを特徴とする。
また、前記平坦面は、前記回転体(ピニオンギヤ)と摺動する面であるようにしてもよい。また、前記平坦面は、焼結後における前記表面形状の凸部分に対してコイニングにより形成された平坦面であるとしてもよい。また、一の前記プレート部の前記平坦面と他の前記プレート部の前記平坦面は、略平行であるようにするとよい。
(第2のプラネタリキャリア)
第2のプラネタリキャリアは、上述した第1のプラネタリキャリアを製造方法により特定したプラネタリキャリアである。すなわち、第2の本発明のプラネタリキャリアは、対向して配設されると共に回転体を回転自在に支持する一対のプレート部と、一対の前記プレート部を連結する複数の連結部と、隣設する前記連結部の間に前記回転体を配設可能な複数の側方開口窓部とからなるプラネタリキャリア外形を成形するプラネタリキャリア外形成形工程と、少なくとも一対の略平行な平面が外周面側に形成された略棒状からなる平坦面形成部材を該平坦面形成部材の該平面が一対の前記プレート部に対向するように前記側方開口窓部に挿入し、一の前記側方開口窓部に挿入する前記平坦面形成部材の一端側と他の前記側方開口窓部に挿入する前記平坦面形成部材の一端側とを係合させる平坦面形成部材挿入工程と、一対の前記プレート部の両外側面を挟圧して前記平坦面形成部材と一対の前記プレート部の対向面とを相互に押圧させ一対の前記プレート部のうちの少なくとも前記側方開口窓部に平坦面を形成する平坦面形成工程と、により形成されたことを特徴とする。
つまり、第2のプラネタリキャリアは、プラネタリキャリア外形成形工程と、平坦面形成部材挿入工程と、平坦面形成工程とからなる。ここで、平坦面形成部材は、一対の略平行な平面が外周面に形成されていればよいので、例えば、断面長方形形状の棒、断面正六角形形状の棒、断面形状が一対の略平行な直線と該直線を結ぶ円弧形状とからなる棒、など種々の形状とすることができる。なお、平坦面形成部材は、一対の略平行な平面間距離が、一対のプレート部の間の距離と同等若しくは一対のプレート間距離より僅かに短くなるようにすればよい。
そして、平坦面形成部材挿入工程においては、平坦面形成部材を側方開口窓部に挿入する。この平坦面形成部材の側方開口窓部への挿入は、側方開口窓部の外側から挿入する方が容易であるが、可能な形状であれば側方開口窓部の内側から挿入するようにしてもよい。
また、前記平坦面形成部材挿入工程は、一の前記側方開口窓部に挿入する前記平坦面形成部材の一端側と他の前記側方開口窓部に挿入する前記平坦面形成部材の一端側とを係合させるようにしてもよい。このとき、一の前記側方開口窓部と他の前記側方開口窓部は、前記プラネタリキャリアの中心を挟んで対向するようにするとよい。なお、それぞれの平坦面形成部材の外周面に形成された一対の平面は、それぞれ同一平面上に配設されるとよい。例えば、それぞれの平坦面形成部材は、一の基準部材に配設されるようにするとよい。
(プラネタリキャリアの製造方法)
また、本発明のプラネタリキャリアの製造方法は、対向して配設されると共に回転体を回転自在に支持する一対のプレート部と、一対の前記プレート部を連結する複数の連結部と、隣設する前記連結部の間に前記回転体を配設可能な複数の側方開口窓部とからなるプラネタリキャリア外形を成形するプラネタリキャリア外形成形工程と、少なくとも一対の略平行な平面が外周面側に形成された略棒状からなる平坦面形成部材を該平坦面形成部材の該平面が一対の前記プレート部に対向するように前記側方開口窓部に挿入し、一の前記側方開口窓部に挿入する前記平坦面形成部材の一端側と他の前記側方開口窓部に挿入する前記平坦面形成部材の一端側とを係合させる平坦面形成部材挿入工程と、一対の前記プレート部の両外側面を挟圧して前記平坦面形成部材と一対の前記プレート部の対向面とを相互に押圧させ一対の前記プレート部のうちの少なくとも前記側方開口窓部に平坦面を形成する平坦面形成工程と、からなることを特徴とする。
なお、本発明のプラネタリキャリアの製造方法における他の特徴的部分は、上述した第2のプラネタリキャリアを特定した製造方法における各工程の特徴的部分を同様に適用することができる。
(第1のプラネタリキャリアの効果)
上述したように、切削加工などを行っていないプラネタリキャリアの表面側には、微少な凹凸が形成されている。特に、焼結用粉末を加圧成形した後に、焼結して形成されたプレート部の表面形状は、凹凸形状に形成されている。しかし、第1の本発明のプラネタリキャリアによれば、この凹凸形状のうち凸部分を平坦面に形成しているので、少なくとも表面側の凹凸形状の先端側は潰されている。これにより、ピニオンギヤの受面を高精度化することができる。つまり、プラネタリキャリアとピニオンギヤとの摩擦を低減することができる。その結果、第1の本発明のプラネタリキャリアを車両用自動変速機の遊星歯車装置に用いた場合には、より低燃費化を図ることができる。
さらに、一対のプレート部の対抗面のうち側方開口窓部を形成する部位の表面形状の凸部分は、凹部分の密度より高い密度からなる。これにより、ピニオンギヤの受面の剛性が向上し、長寿命化を図ることができる。
なお、
また、コイニングにより平坦面を形成することによれば、従来のような切削加工を行う場合に比べて低コスト化を図ることができる。さらに、コイニングにより平坦面を形成することにより、プレート部のうちの前記表面形状の凸部分の密度を凹部分の密度より高くすることが容易にできる。また、一のプレート部(キャリアプレート)の平坦面と他のプレート部(フランジプレート)の平坦面とが略平行とすることによれば、ピニオンギヤとの摩擦を低減することができる。
また、平坦面を少なくとも回転体との摺動面を平坦面とすることにより、上述した効果を確実に奏することができる。さらに、回転体と摺動する面のみに平坦面を形成することにより、平坦面を形成するためのコストを最小限に抑制することができる。つまり、最大限の効果を保持しつつ、低コスト化を図ることができる。
(第2のプラネタリキャリアの効果)
第2のプラネタリキャリアによれば、平坦面形成部材と一対のプレート部とが相互に押圧されることにより、一対のプレート部の対向面に確実に平坦面を形成することができる。この平坦面が形成されるということは、上述した第1のプラネタリキャリアの効果と同様の効果を奏することができる。
また、平坦面形成部材挿入工程において、一の側方開口窓部に挿入する平坦面形成部材の一端側と他の側方開口窓部に挿入する平坦面形成部材の一端側とを係合させることにより、確実にそれぞれの側方開口窓部に形成する平坦面の平行度などの精度をより良好にすることができる。平坦面形成部材は、他端側が支持されているいわゆる片持ち状態となる。従って、平坦面形成部材の一端側は自由端となるために撓みが生じる。しかし、自由端である平坦面形成部材の一端側が他の平坦面形成部材の自由端である一端側と係合することにより、両者共に撓みを低減することができる。つまり、平坦面形成部材の撓みを低減することができることにより、精度を良好にすることができる。
(プラネタリキャリアの製造方法の効果)
本発明のプラネタリキャリアの製造方法によれば、上述した第2の本発明のプラネタリキャリアによる効果と同様の効果を奏する。
次に、実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。
(1)第1実施形態
第1実施形態におけるプラネタリキャリア1について図1及び図2を参照して説明する。ここで、図1は、プラネタリキャリア1の斜視図を示す。図2(a)は、プラネタリキャリア1の平面図を示す。図2(b)は、図2(a)のA−A断面図(軸方向断面図)を示す。図2(c)は、プラネタリキャリア1の底面図を示す。また、図2(b)には、プラネタリキャリア1の断面図に加えて、プラネタリキャリア1の製造装置の一部分も示す。
(1−1)プラネタリキャリア1を用いた遊星歯車装置の概略説明
遊星歯車装置は、例えば、自動車などの自動変速機に使用される。この遊星歯車装置は、図示しないが、サンギヤと、サンギヤに噛合するピニオンギヤと、ピニオンギヤに噛合するインターナルギヤと、ピニオンギヤ(回転体)を回転自在に支持するプラネタリキャリア1とを備える。
(1−2)プラネタリキャリア1の外形形状
次に、第1実施形態におけるプラネタリキャリア1の外形形状について図1及び図2を参照して説明する。プラネタリキャリア1は、図1及び図2に示すように、キャリアプレート2と、フランジプレート3とから構成される。キャリアプレート2は、第1プレート部21と、連結部22と、第1ボス部23とから構成される。
第1プレート部21は、ほぼ円盤状からなり、中央に円形穴が形成されている。そして、第1プレート部21の一方側面(図2(b)の下方側面)には、ピニオンシャフト(図示せず)を固定可能な円形の凹部211が120度等間隔に3カ所形成されている。そして、第1プレート部21の一方側面に形成される凹部211に固定されるピニオンシャフトにピニオンギヤ(図示せず)が回転自在に軸支される。つまり、凹部211の周囲は、ピニオンギヤが摺接する。
連結部22は、図2(a)〜(c)に示すように、所定肉厚からなる円弧形状に形成されている。この連結部22は、図2(a)(c)に示すように、第1プレート部21の外周側の3カ所に、第1プレート部21に対して直交方向に立設されている。これらの連結部22は、第1プレート部21の外周側の略60度幅に形成されており、第1プレート部21に形成された凹部211の間に配設されている。つまり、これらの連結部22は、第1プレート部21の外周側に120度等間隔に配設されている。
第1ボス部23は、略円筒形状からなり、外周側が第1フランジ部21の円形穴に固定されている。そして、図1及び図2(b)に示すように、第1ボス部23は、第1フランジ部21のうち連結部22と反対側に突出している。この第1ボス部23は、図示しないサンギヤが連結されたシャフトに回転自在に軸支されている。
そして、キャリアプレート2を構成する第1プレート部21と連結部22と第1ボス部23とは、一体的に形成されている。このキャリアプレート2は、鉄系などからなる焼結用粉末を加圧成形して一体的に形成されるようにしてもよいし、プレス成形により一体的に形成されるようにしてもよい。プレス成形により一体的に形成する場合は、例えば、板状素材に曲げ加工や絞り加工などを施すことにより形成することができる。
フランジプレート3は、第2プレート部31と、第2ボス部32とから構成される。第2プレート部31は、ほぼ円盤状からなり、中央に円形穴が形成され、外周側にスプラインが形成されている。この第2プレート部31は、キャリアプレート2の3つの連結部22の端側に接合されており、キャリアプレート2の第1プレート部21に対向して配設されている。そして、第2プレート部31に形成される円形穴は、キャリアプレート2に形成される円形穴と同軸上に形成されている。さらに、第2プレート部31の一方側面(図2(b)の上方側面)には、ピニオンシャフトを固定可能な円形の凹部311が120度等間隔に3カ所形成されている。この第2プレート部31の凹部311は、第1プレート部の凹部211と対向する位置に形成されている。すなわち、第1プレート部21の凹部211と第2プレート部31の凹部311とにより、ピニオンシャフトを位置決めしている。そして、この第2プレート部31の凹部311の周囲は、第1プレート部21の凹部211の周囲と同様に、ピニオンギヤが摺接する。
第2ボス部32は、略円筒形状からなり、外周側が第2フランジ部31の円形穴に固定されている。そして、図2(b)に示すように、第2ボス部32は、第1フランジ部21の接合側と反対側に突出している。さらに、この第2ボス部32は、外周側にスプラインが形成されている。そして、第2ボス部32は、第1ボス部23と同様に図示しないサンギヤが連結されたシャフトに回転自在に軸支されている。
そして、フランジプレート3を構成する第2プレート部31と第2ボス部32とは、一体的に形成されている。このフランジプレート3は、鉄系などからなる焼結用粉末を加圧成形して一体的に形成されるようにしてもよいし、プレス成形により一体的に形成されるようにしてもよい。プレス成形により一体的に形成する場合は、例えば、板状素材に曲げ加工や絞り加工などを施すことにより形成することができる。また、キャリアプレート2の連結部22とフランジプレート3の接合は、ろう付けにより接合してもよいし、溶接などにより接合してもよい。
上述のように構成されるプラネタリキャリア1には、図1及び図2に示すように、側方開口窓部4が形成されている。側方開口窓部4とは、キャリアプレート2の第1プレート部21と連結部22とフランジプレート3の第2プレート部31とにより囲まれた開口部である。すなわち、側方開口窓部4は、ピニオンシャフト及びピニオンギヤが配設される部分である。この側方開口窓部4は、図2に示すように、3カ所形成されている。
(1−3)平坦面形成装置の概略構成
次に、平坦面形成装置の概略構成について図3を参照して簡単に説明する。ここで、平坦面形成装置は、上述したプラネタリキャリア1の側方開口窓部4に平坦面を形成するための装置である。なお、平坦面については、後述する。図3に示すように、平坦面形成装置は、基台フレーム11と、テーブル12と、下面支持部13と、平坦面形成部材支持部14と、平坦面形成部材15と、加圧装置16と、上面押圧部17とから構成される。
基台フレーム11は、平坦面形成装置の骨格を形成するフレームである。そして、基台フレーム11のうちの中間高さ位置付近には、水平に水平フレームが形成されている。テーブル12は、基台フレーム11の水平フレーム上に固定されている。下面支持部13は略円筒状からなり、下面支持部13の円筒下端側がテーブル12上に固定されている。平坦面形成部材支持部14は、テーブル12上であって、下面支持部13の外側に固定されている。そして、平坦面形成部材支持部14は、120度等間隔に3カ所配設されている。この平坦面形成部材支持部14は、略四角柱状からなり、上方側には四角穴が形成されている。この四角穴は、下面支持部13の軸心に向かって形成されている。
平坦面形成部材15は、略直方体形状からなり、それぞれの平坦面形成部材支持部14の四角穴を水平方向に往復動可能に支持されている。つまり、平坦面形成部材15は、下面支持部13の軸心から放射状方向に往復動可能となる。この平坦面形成部材15の高さ方向厚さ(図3の上下方向厚さ)は、上述したプラネタリキャリア1のキャリアプレート2の第1プレート部21とフランジプレート3の第2プレート部31との間隔と同一又は僅かに短くされている。なお、平坦面形成部材15は、上面と下面が高精度な平行度となるように形成されている。
加圧装置16は、基台フレーム11のうちの水平フレームの上方側に固定されている。この加圧装置16は、例えば、図3の上下方向に移動可能な油圧シリンダーを内蔵している。上面押圧部17は略円筒形状からなり、上面押圧部17の円筒上端側が加圧装置16の例えば油圧シリンダーの下端側に固定されている。さらに、上面押圧部17は、下面支持部13とほぼ同径に形成されており、下面支持部13と同軸上に配設されている。
(1−4)プラネタリキャリア1の製造方法
次に、プラネタリキャリア1の製造方法について図2(b)を参照して説明する。プラネタリキャリア1の製造方法は、プラネタリキャリア外形成形工程と、プラネタリキャリア位置決め工程と、平坦面形成部材挿入工程と、平坦面形成工程と、平坦面形成部材抜出工程とからなる。
(1−4−1)プラネタリキャリア1の外形形状成形工程
プラネタリキャリア外形成形工程は、上述したプラネタリキャリア1の外形形状を成形する工程である。つまり、上述したように、キャリアプレート2とフランジプレート3とを成形した後に、キャリアプレート2とフランジプレート3を接合することにより、プラネタリキャリア1の外形形状を成形する。
(1−4−2)プラネタリキャリア1の位置決め工程
プラネタリキャリア1の外形形状が形成された後には、プラネタリキャリア位置決め工程を行う。プラネタリキャリア位置決め工程は、図3に示す平坦面形成装置の所定位置にプラネタリキャリア外形成形工程により成形されたプラネタリキャリア1を位置決め固定する。具体的には、図2(b)に示すように、平坦面形成装置の下面支持部13上に、フランジプレート3が下方側となるように、プラネタリキャリア1を位置決め固定する。さらに詳細には、下面支持部13が連結部22の下方側に位置するように固定される。さらに、側方開口窓部4が平坦面形成装置の平坦面形成部材15と対向するように、プラネタリキャリア1を固定する。
(1−4−3)平坦面形成部材挿入工程
プラネタリキャリア位置決め工程の後には、平坦面形成部材挿入工程を行う。平坦面形成部材挿入工程は、平坦面形成装置の平坦面形成部材15を中心方向に移動させる。そして、図2(b)に示すように、プラネタリキャリア1の側方開口窓部4に平坦面形成部材15を挿入する。このとき、平坦面形成部材15の中心側端が下面支持部13よりも中心寄りになるまで、平坦面形成部材15を移動させる。
(1−4−4)平坦面形成工程(コイニング工程)
プラネタリキャリア位置決め工程の後には、平坦面形成工程を行う。平坦面形成工程は、まず、平坦面形成装置の加圧装置16の油圧シリンダーを下方側へ移動させることにより、上面押圧部17をプラネタリキャリア1のキャリアプレート2の第1プレート部21に当接させる。さらに、加圧装置16の油圧シリンダーを下方側へ所定加圧力で加圧することにより、上面押圧部17をプラネタリキャリア1のキャリアプレート2の第1プレート部21を下方側へ押圧する。つまり、下面支持部13、平坦面形成部材15、及び上面押圧部17により、コイニングを行う。そして、加圧開始から所定時間経過した後に、加圧装置16の油圧シリンダーを上方側へ移動させる。
(1−4−5)平坦面形成部材抜出工程
平坦面形成工程の後には、平坦面形成部材抜出工程を行う。平坦面形成部材抜出工程は、側方開口窓部4に挿入されている平坦面形成部材15を抜き出す工程である。具体的には、平坦面形成部材15を外側へ移動させることにより行う。このようにして、プラネタリキャリア1を製造する。
(1−5)プラネタリキャリア1の側方開口窓部4の表面形状
次に、上述したプラネタリキャリア1の製造方法により形成された側方開口窓部4の表面形状について図4を参照して説明する。図4は、平坦面形成工程前における側方開口窓部4の表面形状と平坦面形成工程後における側方開口窓部4の表面形状とを示す。図4に示すように、平坦面形成工程前における第1プレート部21又は第2プレート部31の側方開口窓部4の表面形状は、凹凸形状である。この凹凸形状は、例えば、焼結用粉末を焼結して形成されたことによる表面形状である。そして、平坦面形成工程後における第1プレート部21又は第2プレート部31の側方開口窓部4の表面形状は、表面端側に平坦面が形成されている。第1プレート部21の平坦面は、平坦面形成装置の上面押圧部17と平坦面形成部材15に挟圧されることにより形成されている。第2プレート部31の平坦面は、下面支持部13と平坦面形成部材15に挟圧されることにより形成されている。そして、平坦面形成部材15の上面と下面とは高精度な平行度となるように形成されているので、第1プレート部21の平坦面と第2プレート部31の平坦面は高精度な平行度となるように形成される。
つまり、第1プレート部21及び第2プレート部31に平坦面が形成されることにより、ピニオンギヤが摺接する部分の精度が大きく向上する。その結果、ピニオンギヤの摩擦をより低減することができる。さらに、焼結用粉末を加圧成形後焼結する場合には、平坦面が形成される部分の密度が他の部分に比べて高くなる。このことにより、第1プレート部21及び第2プレート部31のうちのピニオンギヤの受面の剛性が向上する。その結果、プラネタリキャリア1の寿命が向上する。
(2)第1実施形態の変形態様
上述した第1実施形態における平坦面形成装置の下面支持部13及び上面押圧部17は略円筒形状としたが、これに限られるものではない。下面支持部13及び上面押圧部17によりプラネタリキャリア1を挟圧することができ、かつ、第1プレート部21及び第2プレート部31に平坦面を形成することができる限り、下面支持部13及び上面押圧部17の形状は限定されない。例えば、下面支持部13及び上面押圧部17は、プラネタリキャリア1の側方開口窓部4に対応する部分のみを挟圧することができる形状などであってもよい。さらに、下面支持部13及び上面押圧部17は、ピニオンギヤと摺動する部分のみに平坦面を形成するような形状としてもよい。また、平坦面形成部材15の形状は、ピニオンギヤと摺動する部分に平坦面を形成することができる形状であれば、直方体形状に限られるものではない。
また、プラネタリキャリア1は、キャリアプレート2とフランジプレート3の2部材から構成されているが、これに限られるものではない。例えば、プラネタリキャリア1全てが一体的に形成されるようにしてもよいし、キャリアプレート2のうち連結部22を第1プレート部21から分離した別部材としてもよい。
また、プラネタリキャリア1は、自動車の自動変速機の遊星歯車装置に用いられるものとして説明したが、これに限られることない。特に、自動車の自動変速機の遊星歯車装置におけるプラネタリキャリア1は、高精度かつ低コストの要求が高いために、特に有効である。
(3)第2実施形態
次に、第2実施形態におけるプラネタリキャリア1について図5及び図6を参照して説明する。ここで、図5は、プラネタリキャリア1の斜視図を示す。図6(a)は、プラネタリキャリア1の平面図を示す。図6(b)は、図6(a)のA−A断面図を示す。図6(c)は、プラネタリキャリア1の底面図を示す。また、図6(b)には、プラネタリキャリア1の断面図に加えて、プラネタリキャリア1の製造装置の一部分も示す。なお、以下には、第1実施形態におけるプラネタリキャリア1との相違部分についてのみ説明し、共通する部分については説明を省略する。
(3−1)プラネタリキャリア1の外形形状
次に、第1実施形態におけるプラネタリキャリア1の外形形状について図5及び図6を参照して説明する。プラネタリキャリア1は、図5及び図6に示すように、キャリアプレート2と、フランジプレート3とから構成される。キャリアプレート2は、第1プレート部21と、連結部22と、第1ボス部23とから構成される。
第1プレート部21の一方側面(図6(b)の下方側面)には、ピニオンシャフト(図示せず)を固定可能な円形の凹部211が90度等間隔に4カ所形成されている。そして、第1プレート部21の一方側面に形成される凹部211に固定されるピニオンシャフトにピニオンギヤ(図示せず)が回転自在に軸支される。つまり、凹部211の周囲は、ピニオンギヤが摺接する。
連結部22は、図6(a)(c)に示すように、第1プレート部21の外周側の4カ所に、第1プレート部21に対して直交方向に立設されている。これらの連結部22は、第1プレート部21の外周側の略45度幅に形成されており、第1プレート部21に形成された凹部211の間に配設されている。つまり、これらの連結部22は、第1プレート部21の外周側に90度等間隔に配設されている。
フランジプレート3は、第2プレート部31と、第2ボス部32とから構成される。第2プレート部31は、キャリアプレート2の4つの連結部22の端側に接合されており、キャリアプレート2の第1プレート部21に対向して配設されている。さらに、第2プレート部31の一方側面(図6(b)の上方側面)には、ピニオンシャフトを固定可能な円形の凹部311が90度等間隔に4カ所形成されている。この第2プレート部31の凹部311は、第1プレート部の凹部211と対向する位置に形成されている。すなわち、第1プレート部21の凹部211と第2プレート部31の凹部311とにより、ピニオンシャフトを位置決めしている。そして、この第2プレート部31の凹部311の周囲は、第1プレート部21の凹部211の周囲と同様に、ピニオンギヤが摺接する。
上述のように構成されるプラネタリキャリア1には、図5及び図6に示すように、側方開口窓部4が4カ所形成されている。
(3−2)平坦面形成装置の概略構成
次に、第2実施形態における平坦面形成装置の概略構成について第1実施形態における平坦面形成装置との相違部分について簡単に説明する。ここで、平坦面形成装置は、基台フレーム11と、テーブル12と、下面支持部13と、平坦面形成部材支持部14と、平坦面形成部材15と、加圧装置16と、上面押圧部17とから構成される。なお、相違する部分は、平坦面形成部材支持部14及び平坦面形成部材15である。
平坦面形成部材支持部14は、テーブル12上であって、下面支持部13の外側に固定されている。そして、平坦面形成部材支持部14は、90度等間隔に4カ所配設されている。この平坦面形成部材支持部14は、四角柱状からなり、上方側には四角穴が形成されている。この四角穴は、下面支持部13の軸心に向かって形成されている。
平坦面形成部材15は、略直方体形状からなり、それぞれの平坦面形成部材支持部14の四角穴を水平方向に往復動可能に支持されている。そして、平坦面形成部材15の中心側端部は、他の平坦面形成部材15の中心側端部と係合するような形状に形成されている。なお、平坦面形成部材15は、上述したように4つ存在するが、これら全ての平坦面形成部材15の中心側端部が何れかの平坦面形成部材15の中心側端部に係合可能な形状に形成されている。例えば、図6(b)に示すように、一方側の平坦面形成部材15の中心側端部に凹部を形成し、他方側の平坦面形成部材15の中心側端部に凸部を形成するようにしてもよい。
(3−3)プラネタリキャリア1の製造方法
次に、プラネタリキャリア1の製造方法について図6(b)を参照して説明する。プラネタリキャリア1の製造方法は、プラネタリキャリア外形成形工程と、プラネタリキャリア位置決め工程と、平坦面形成部材挿入工程と、平坦面形成工程と、平坦面形成部材抜出工程とからなる。なお、第2実施形態におけるプラネタリキャリア1の製造方法と第1実施形態におけるプラネタリキャリア1の製造方法との相違部分は、実質的には、平坦面形成部材挿入工程であるので、当該工程のみについて説明する。
(3−3−1)平坦面形成部材挿入工程
第1実施形態にて説明したプラネタリキャリア位置決め工程の後には、平坦面形成部材挿入工程を行う。平坦面形成部材挿入工程は、平坦面形成装置の平坦面形成部材15を中心方向に移動させる。そして、図6(b)に示すように、プラネタリキャリア1の側方開口窓部4に平坦面形成部材15を挿入する。このとき、一の平坦面形成部材15の中心側端部と他の平坦面形成部材15の中心側端部とが係合する位置まで、平坦面形成部材15を移動させる。なお、それぞれの平坦面形成部材15の係合位置は、プラネタリキャリア1の軸心付近となるようにしている。続いて、第1実施形態にて説明した平坦面形成工程を行う。
このように複数の平坦面形成部材15の中心側端部を係合させることにより、確実にそれぞれの側方開口窓部に形成する平坦面の平行度などの精度をより良好にすることができる。平坦面形成部材は、中心側端部が自由端となるいわゆる片持ち状態となる。しかし、自由端である平坦面形成部材の中心側端部が他の平坦面形成部材の自由端である中心側端部と係合することにより、両者共に撓みを低減することができる。つまり、平坦面形成部材の撓みを低減することができることにより、精度を良好にすることができる。
第1実施形態のプラネタリキャリア1を示す斜視図である。 第1実施形態のプラネタリキャリア1を示す平面図、軸方向断面図、及び底面図である。 平面形成装置を示す図である。 プラネタリキャリア1の側方開口窓部4の表面形状を説明する図である。 第2実施形態のプラネタリキャリア1を示す斜視図である。 第2実施形態のプラネタリキャリア1を示す平面図、軸方向断面図、及び底面図である。
符号の説明
1:プラネタリキャリア、 2:キャリアプレート、 3:フランジプレート、 4:側方開口窓部、 11:基台フレーム、 12:テーブル、 13:下面支持部、 14:平坦面形成部材支持部、 15:平坦面形成部材、 16:加圧装置、 17:上面押圧部、21:第1プレート部、 22:連結部、 23:第1ボス部、 31:第2プレート部、 32:第2ボス部、 211,311:凹部、

Claims (7)

  1. 対向して配設されると共に回転体を回転自在に支持する一対のプレート部と、
    一対の前記プレート部を連結する複数の連結部と、を備え、
    隣設する前記連結部の間に前記回転体を配設可能な複数の側方開口窓部が形成されたプラネタリキャリアにおいて、
    前記プレート部は、焼結用粉末を加圧成形した後に、焼結して形成され、
    焼結後における一対の前記プレート部の対向面のうち少なくとも前記側方開口窓部を形成する部位の表面形状は、凹凸形状に形成され、
    前記表面形状の凸部分は、潰して平坦面に形成され、かつ、前記表面形状の凹部分の密度より高い密度からなることを特徴とするプラネタリキャリア。
  2. 前記平坦面は、前記回転体と摺動する面であることを特徴とする請求項1記載のプラネタリキャリア。
  3. 前記平坦面は、焼結後における前記表面形状の凸部分に対してコイニングにより形成された平坦面であることを特徴とする請求項1記載のプラネタリキャリア。
  4. 一の前記プレート部の前記平坦面と他の前記プレート部の前記平坦面は、略平行であることを特徴とする請求項1記載のプラネタリキャリア。
  5. 対向して配設されると共に回転体を回転自在に支持する一対のプレート部と、一対の前記プレート部を連結する複数の連結部と、隣設する前記連結部の間に前記回転体を配設可能な複数の側方開口窓部とからなるプラネタリキャリア外形を成形するプラネタリキャリア外形成形工程と、
    少なくとも一対の略平行な平面が外周面側に形成された略棒状からなる平坦面形成部材を該平坦面形成部材の該平面が一対の前記プレート部に対向するように前記側方開口窓部に挿入し、一の前記側方開口窓部に挿入する前記平坦面形成部材の一端側と他の前記側方開口窓部に挿入する前記平坦面形成部材の一端側とを係合させる平坦面形成部材挿入工程と、
    一対の前記プレート部の両外側面を挟圧して前記平坦面形成部材と一対の前記プレート部の対向面とを相互に押圧させ一対の前記プレート部のうちの少なくとも前記側方開口窓部に平坦面を形成する平坦面形成工程と、
    により形成されたことを特徴とするプラネタリキャリア。
  6. 一の前記側方開口窓部と他の前記側方開口窓部は、前記プラネタリキャリアの中心を挟んで対向することを特徴とする請求項記載のプラネタリキャリア。
  7. 対向して配設されると共に回転体を回転自在に支持する一対のプレート部と、一対の前記プレート部を連結する複数の連結部と、隣設する前記連結部の間に前記回転体を配設可能な複数の側方開口窓部とからなるプラネタリキャリア外形を成形するプラネタリキャリア外形成形工程と、
    少なくとも一対の略平行な平面が外周面側に形成された略棒状からなる平坦面形成部材を該平坦面形成部材の該平面が一対の前記プレート部に対向するように前記側方開口窓部に挿入し、一の前記側方開口窓部に挿入する前記平坦面形成部材の一端側と他の前記側方開口窓部に挿入する前記平坦面形成部材の一端側とを係合させる平坦面形成部材挿入工程と、
    一対の前記プレート部の両外側面を挟圧して前記平坦面形成部材と一対の前記プレート部の対向面とを相互に押圧させ一対の前記プレート部のうちの少なくとも前記側方開口窓部に平坦面を形成する平坦面形成工程と、
    からなることを特徴とするプラネタリキャリアの製造方法。
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