JP4102946B2 - 通信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は通信装置におけるデータ通信の確認技術に関し、特に、単方向のデータ通信用に設定されたインタフェースにおいて、送信データの受信状況を確認する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の通信装置は図1に示すように送信手段としてTXD1、受信手段としてRXD2、送信許可手段としてDTR3、送信許可確認手段としてDSR4を持っている。通信装置a5のTXD1は通信装置b6のRXD2に接続され、また通信装置b6のTXD1は通信装置a5のRXD2に接続される。同様に通信装置a5のDTR3、DSR4も通信装置b6のDTR3、DSR4に接続される。通信装置a5はDSR4を確認し、DSR4がMark状態なら通信装置b6が送信不可と判断し、Space状態なら送信可と判断する。そこで、通信装置a5から送信したデータを通信装置b6が確実に受信したことを確認する場合、通信装置b6のTXD1により通信装置a6のRXD2にデータを送信することにより行われ、通信装置a5ではそのデータを解析することによりデータが確実に通信装置b6に送信されたことを確認することが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図1の従来例では、データ通信が確実に行われたかを双方向の送受信手段により確認できる。しかし、図2に示す様に一方が受信手段RXD2と送信許可手段DTR3のみ装備している通信装置b6のような単方向送信のみの場合、通信装置a5は送信したデータが通信装置b6において確実に受信されたか否かを送信手段TXD1を持たない為判断が出来ないという課題を有する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するものであり、本発明の通信装置は、単方向のデータ通信用に設定されたインタフェースを持つ通信装置であって、外部装置から送信されたデータを受信する受信手段と、前記外部装置にデータの送信許可または禁止を通知するデータ送信許可手段と、前記外部装置から送信されたデータが正しく受信されたかを検出する検出手段と、前記外部装置から送信されたデータ受信確認モードとするコマンドの受信に応じて通信装置はデータ受信確認モードとなって、前記データ送信許可手段の出力信号線に、前記検出手段の検出結果に応じた所定の信号を、所定の期間、送出する送信手段とを有することを特徴とする。
【0005】
また、本発明の通信装置は、上記の通信装置と組み合わされて用いられるのに好適なものであって、単方向のデータ通信用に設定されたインタフェースを持つ通信装置であって、外部装置にデータを送信する第1の送信手段と、前記外部装置から送信される、前記外部装置へのデータの送信の許可または禁止の通知を受信する受信手段と、前記外部装置へ当該外部装置をデータ受信確認モードとするコマンドを送信した後所定の期間、前記受信手段の入力信号線の状態を検出し、これに応じて前記外部装置においてデータが正しく受信されたか否かを判断する判断手段とを有することを特徴とする。この場合において、前記所定のデータの送出に先立って、外部装置を選択するための所定のデータを送出する手段を有するように構成してもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】
図3は本発明の一実施例を示す図で、通信装置a5は送信手段TXD1、送信可確認手段DSR4、受信確認手段としてACK/NACK確認手段7が有り、通信装置b6は受信手段RXD2、送信許可手段DTR3、受信確認伝達手段としてACK/NACK伝達手段8を持っている。通信装置a5の送信手段TXD1は通信装置b6の受信手段RXD2に接続される。また、通信装置a5の送信可確認手段は通信装置b6の送信許可手段DTR3に接続されている。本実施例では、ACK/NACK確認手段7とACK/NACK伝達手段8が接続されDSR4/DTR3のラインを共有している。
【0007】
次に、上記の構成における本例の動作を説明する。通信装置a5から通信装置b6にデータを送信すると、通信装置b6はデータを受信する。データ受信中にエラーが発生した場合、通信装置b6はエラーを検出し、その結果を所定のメモリーに格納しておく。通信装置a5は通信装置b6がエラーを検出したか正常にデータを受信したかを判断する為、通信装置b6にデータ受信確認モードになるコマンドを送信する。通信装置b6ではコマンドを受信するとデータ受信確認モードに入りACK/NACK伝達手段8により、DTR上に通信の成否を表す信号を送出する。図4がその波形変化を示す図で、図4aは正常に受信したことを示すACK波形12で、図4bはエラーが発生したことを示すNACK波形13である。
【0008】
正常に受信した場合、即ち、上記の所定のメモリーにエラーの発生を示すデータが格納されていなかった場合には、通信装置b6のACK/NACK伝達手段8はDTR信号を周期的にt時間Mark状態、t時間Space状態とDTR線を変化させる。この変化の回数を所定の回数としておき、通信装置a5においてACK/NACK確認手段7でその変化を計数し、その所定の回数と比較すればより確実な確認が可能となる。しかし、ACK/NACK確認手段7を実現するCPU等のシーケンサの負担を軽減するためには、Mark状態の持続時間とSpace状態の持続時間とをそれぞれ少なくとも1回計測し、t時間と比較することによって確認してもよい。なお、ACK/NACK確認手段7は例えばワンチップマイクロプロセッサに内蔵されているタイマーやイベントカウンタ等を用いて実現することができる。
【0009】
エラーが発生した場合、即ち、上記の所定のメモリーにエラーの発生を示すデータが格納されていた場合には、DTR3をMark状態に維持する。また、この際、上記の所定のメモリーに格納されているエラー発生情報を消去する。通信装置a5ではコマンド送信後ACK/NACK確認手段7にてDSR線の状態を検出することにより通信装置bがコマンド送信前に送信したデータを確実に受信出来たか否かを判定する。判定は、上述したとおりの構成および手順で行い、Mark、Spaceの変化が検出されなければ、通信エラーが発生していたと判断する。通信装置a5は判定処理を終了すれば、データ受信確認モードを終了するコマンドを送信する。このコマンドを受信すると通信装置b6のACK/NACK伝達手段8は、通信装置b6の状態に応じて、データ受信が可能な状態ならばDTR3をSpace状態とし、そうでなければMark状態とする。
なお、DTR3は通信装置a5にデータの送信を許可または禁止する信号としても定義されているので、本コマンドの結果を通知する信号として機能している時間を予め規定しておくこともできる。例えば、本コマンド送信後所定の期間はコマンドの結果、即ち通信エラーの有無を通知し、それ以降はデータ受信確認モードを終了してデータ送信の許可/禁止を示すこととすればよい。この所定時間は少なくとも2t時間以上であることが望ましい。これにより、データ受信確認モードを終了するコマンドを省略することが可能となる。
【0010】
図5は正常状態とエラー状態の区別をするためのもう一つのDTR線のパターン変化を示す図で、図5aは正常受信の場合を示すACK波形14でDTR線をt1時間毎にMark、Spaceと変化させる。図5bはエラーが発生した場合を示すNACK波形15でMark状態をt1時間し、Space状態をt2時間と繰り返すことによりSpaceの期間を通信装置a5で比較することにより、通信装置b6が正常に受信したか否かを確認することが出来る。
【0011】
図6は本実施例のもう一つの実施例を示す図で、通信装置a5の通信手段TXD1と通信装置b6及び通信装置c11の受信手段とが接続され、通信装置a5の送信可確認手段DSR4と、通信装置b6と通信装置c11の送信許可確認手段DTR3とが接続されている。通信装置a5には機器選択手段9が設けられ、送信手段TXD1に接続されている。一方通信装置b6及びc11には受信データ判定手段10が設けられ、受信手段RXD2に接続されている。通信装置a5は機器選択手段9により、通信装置b6またはc11を選択する。
【0012】
機器選択手段9からは、通信装置b6またはc11を選択するデータが送信手段を介しコマンドとして送信される。このコマンドを受信した通信装置b6及びc11はコマンドを受信データ判定手段10により解析し、自己が選択されたか否か判断する。判断の結果、選択されていない場合には通信装置b6は、当該コマンドで自己が選択されるまでは、以降のデータを自己に宛てたデータでは無いものとして無視する。
【0013】
一方、当該コマンドによって選択された通信装置は以降のデータを自己に宛てたデータとして受信する。従って、通信装置a5は上記のデータ受信確認モードコマンドの送信に先立って通信装置選択コマンドを送信することにより、ACK/NACK確認手段7を用いて、選択した通信装置の受信状態を確認することが出来る。本実施例では、機器選択手段9はコマンドを送出する構成としているが、送信するデータ列の先頭に通信装置b6及びc11の受信データ判定手段10が判断できる装置選択のためのデータ列を付加する構成としてもよい。
【0014】
【発明の効果】
以上の様に、本発明の通信装置によれば、一方向のデータ送信、受信のみ可能な通信装置でも、受信状態を確認し確実なデータ送信及び受信を確立することが可能になる。また、1対多の接続状態でも確実なデータ送信及び受信を確立することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の通信装置を示す図。
【図2】従来の他の例を示す図。
【図3】本発明の一実施例を示す図。
【図4】本発明の一実施例のDTR波形変化を示す図。
【図5】本発明の他の実施例のDTR波形変化を示す図。
【図6】本発明の他の実施例を示す図。
【符号の説明】
1・・・・送信手段
2・・・・受信手段
3・・・・送信許可手段
4・・・・送信可確認手段
5・・・・通信装置a
6・・・・通信装置b
7・・・・ACK/NACK確認手段
8・・・・ACK/NACK伝達手段
9・・・・機器選択手段
10・・・受信データ判定手段
11・・・通信装置c
12・・・ACK波形
13・・・NACK波形
14・・・ACK波形
15・・・NACK波形
Claims (3)
- 単方向のデータ通信用に設定されたインタフェースを持つ通信装置であって、
外部装置から送信されたデータを受信する受信手段と、
前記外部装置にデータの送信許可または禁止を通知するデータ送信許可手段と、
前記外部装置から送信されたデータが正しく受信されたかを検出する検出手段と、
前記外部装置から送信されたデータ受信確認モードとするコマンドの受信に応じて通信装置はデータ受信確認モードとなって、前記データ送信許可手段の出力信号線に、前記検出手段の検出結果に応じた所定の信号を、所定の期間、送出する送信手段とを有することを特徴とする通信装置。 - 単方向のデータ通信用に設定されたインタフェースを持つ通信装置であって、
外部装置にデータを送信する第1の送信手段と、
前記外部装置から送信される、前記外部装置へのデータの送信の許可または禁止の通知を受信する受信手段と、
前記外部装置へ当該外部装置をデータ受信確認モードとするコマンドを送信した後所定の期間、前記受信手段の入力信号線の状態を検出し、これに応じて前記外部装置においてデータが正しく受信されたか否かを判断する判断手段とを有することを特徴とする通信装置。 - 請求項2記載の通信装置において、前記コマンドの送信に先立って、前記外部装置を選択するための所定のデータを送信する第2の送信手段を有することを特徴とする通信装置。
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Family Applications (1)
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1998
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