JP4102339B2 - 燃焼装置 - Google Patents

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Description

本発明は、給気通路および排気通路の閉塞度合を検知する機能を備えた燃焼装置に関するものである。
従来の燃焼装置において、バーナに対する給排気を強制的に行うファンを所定回転数で作動させるために必要となる駆動電流(以下、「ファン電流」という)の変化から、給気通路および排気通路の閉塞度合を検出するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、この種の燃焼装置として例示する給湯器9の構成概略図であり、温水管路Lの水が流れる熱交換器91と、該熱交換器91を加熱するバーナ92と、該バーナ92へ空気を供給するファン93と、バーナ92の点火・消火やファン93の動作等を制御する制御部94とを備えている。制御部94は、予め設定されたバーナ92の燃焼時間(以下、「設定燃焼時間」という)を計測するタイマ(図示しない)を備えるとともに、図8に示す作動フローチャートを実行するマイクロコンピュータが設けられている。
また、給湯器9のケーシング90には、バーナ92を収容する燃焼室900と、バーナ92の燃焼に必要な空気(以下、「燃焼用空気」という)を燃焼室900へ導入する通路としての給気通路901と、バーナ92の燃焼排気を燃焼室900からケーシング90外へ排出する通路としての排気通路902とが設けられており、ファン93を回転させることによって、上記燃焼用空気が給気通路901を介して燃焼室900のバーナ92へ供給され、また、バーナ92の燃焼排気が排気通路902を介してケーシング90外へ排出される。
このものでは、運転スイッチ(図示しない)を投入すると、制御部94によってバーナ92が点火され、バーナ92の燃焼に必要な空気量を供給し得る回転数(以下、「目標回転数」という)にてファン93のファンモータMが回転されるとともに、制御部94のタイマが上記設定燃焼時間の計測を開始する。尚、上記設定燃焼時間は、排気通路901内やファンモータMの温度が安定するのに要する時間(例えば、10分)に設定されている。
そして、停止スイッチ(図示しない)が投入されると、制御部94によってバーナ92が消火されるが、この時、タイマが設定燃焼時間を経過してタイムアップしていた場合、給気通路901および排気通路902の閉塞度合を検出する閉塞検知動作が実行される。
給気通路および排気通路の閉塞度合は、予め設定された回転数(以下、「閉塞検知回転数」という)でファンモータMを回転させたときの駆動電流たるファン電流と、給気通路および排気通路が閉塞状態でない正常状態において前記閉塞検知回転数でファンモータMを回転させたときに必要となる駆動電流(以下、「基準電流」という)とを比較して判断される。尚、ファン電流は、給気通路901および排気通路902の閉塞度合に応じて変化し、ファン電流が基準電流より小さければ、給気通路901または排気通路902が閉塞状態であると判断される。
具体的には、バーナ92が設定燃焼時間以上燃焼されると、燃焼室900や排気通路902内の温度が安定し、排気の流れに対する給気通路901および排気通路902の通気抵抗が一定になるとともに、バーナ92の燃焼と同時に作動するファン92のファンモータMの温度が安定し、この状態において閉塞検知回転数を検出したときのファン電流値を上記基準電流と比較して、ファンモータMの目標回転数を補正するための補正係数が算出される。そして、算出された補正係数に基づいて目標回転数を再設定する補正処理が実行される。
即ち、給気通路901または排気通路902の閉塞度合が上昇してファン電流が基準電流より小さくなれば、該ファン電流に基づいて算出された補正係数によって目標回転数が調整される。
特開2003−161439号公報(第1−7頁、第1−4図)
しかしながら、例えば、比較的短い時間間隔で作動・停止を繰り返して使用される風呂追焚用の燃焼装置や温水暖房用の燃焼装置のように、バーナの燃焼している時間が上記設定燃焼時間を越えない範囲で繰り返し燃焼された場合は、上記閉塞検知動作が実行されず、給気通路または排気通路の閉塞度合を検知し損なうおそれがあった。
本発明は係る点に鑑みてなされたもので、
『バーナを収容する燃焼室と、前記燃焼室に連通する給気通路および排気通路と、前記給気通路を介して前記バーナの燃焼用空気を前記燃焼室へ供給するファンと、前記ファンの駆動電流を検出する電流検出手段と、前記ファンの回転数を検出する回転数検出手段と、前記ファンの目標回転数を設定する目標回転数設定手段と、前記目標回転数設定手段によって設定された目標回転数で前記ファンを回転させるファン制御手段と、前記目標回転数を所定の閉塞検知回転数に設定して前記ファン制御手段により前記ファンを作動させ、回転数検出手段が閉塞検知回転数を検出したときに前記電流検出手段が検出する電流値に基づいて前記給気通路および排気通路の閉塞度合を検出する閉塞検知動作を実行する閉塞検知手段とを備えた燃焼装置』において、比較的短い時間間隔で作動・停止を繰り返して使用された場合も的確に閉塞検知動作を実行できる燃焼装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、
『前記閉塞検知手段は、前記バーナが燃焼して前記ファンが作動している時間を計測する運転タイマの計測時間を、前記ファンの作動毎に積算して記憶するタイマ記憶手段と、
前記タイマ記憶手段に記憶された積算時間が所定時間に到達した場合は、直前に燃焼していたバーナの給気通路および排気通路の閉塞度合を検出する前記閉塞検知動作を実行させる積算時間判定手段とを備えた』ことである。
上記技術手段によれば、タイマ記憶手段に積算して記憶される積算時間が所定時間に到達した場合は、直前に燃焼していたバーナの給気通路および排気通路の閉塞度合を検出する閉塞検知動作が実行される。
請求項2に係る発明の技術的手段は、
前記請求項1において、
『前記バーナが消火して前記ファンが停止している時間を計測する停止タイマの計測時間が所定のリセット時間を経過した時点で、前記タイマ記憶手段に記憶された積算時間を初期値に戻すリセット手段を備えた』ことである。
このものでは、バーナが消火してファンが停止されている時間が所定のリセット時間以上になった場合は、リセット手段によってタイマ記憶手段に記憶された積算時間が初期値に戻される。即ち、バーナが消火してファンが停止されている時間が長くなって排気通路内やファンモータの温度が低下した場合は、バーナが燃焼してファンが作動した時間の積算をやり直すから、閉塞検知動作実行時における排気通路内やファンモータの温度のばらつきが抑制され、ファンの送風量のばらつきを抑制することができる。
請求項3に係る発明の技術的手段は、
前記請求項1において、
『前記タイマ記憶手段は、前記バーナが消火して前記ファンが停止している時間を計測する停止タイマの計測時間を、記憶された積算時間から減算して記憶する減算手段を有する』ことである。
このものでは、バーナが消火してファンが停止されている時間は、タイマ記憶手段に記憶された積算時間から減算される。即ち、積算された時間から、バーナが消火してファンが停止され、排気通路内やファンモータの温度が下降する時間を差し引いて判断されるから、閉塞検知動作実行時における排気通路内やファンモータの温度のばらつきが抑制され、ファンの送風量のばらつきを抑制することができる。
請求項4に係る発明の技術的手段は、
前記請求項1から3のいずれかにおいて、
『前記バーナによって加熱される熱交換器と、
前記熱交換器と前記熱交換器で加熱された温水の供給先たる温水被供給部との間に接続される温水循環管路と、
前記温水循環管路における前記熱交換器の上流側通路に設けられ、前記熱交換器への戻り湯温を検知する水温センサと、
前記水温センサによる検知温度が所定温度未満である場合に前記閉塞検知動作を禁止する戻り湯温判定手段とを備えた』ことである。
このものでは、閉塞検知動作は、温水循環管路において熱交換器の上流側通路の水温、即ち、熱交換器への戻り湯温が所定温度未満である場合には禁止されるから、閉塞検知動作実行時の熱交換器の温度のばらつきが抑制され、燃焼排気が熱交換器を通過する際の通気抵抗が一定になる。従って、閉塞検知動作実行時におけるファンの送風量のばらつきを抑制することができる。
本発明は、上記構成であるから次の特有の効果を有する。
バーナおよびファンが作動する毎に積算した積算時間が所定時間に到達すると閉塞検知動作が実行されるから、バーナが比較的短い時間間隔で燃焼・停止を繰り返して使用された場合も的確に給気通路または排気通路の閉塞度合を検知することができる。
請求項2に係る発明では、バーナが消火してファンが停止されている時間が長くなって排気通路内やファンモータの温度が低下したときは、閉塞検知動作を実行しないことによって、閉塞検知動作実行時における排気通路内やファンモータの温度のばらつきが抑制され、ファンの送風量のばらつきを抑制することができるから、給気通路および排気通路の閉塞度合の検知精度が向上する。
請求項3に係る発明では、バーナが消火してファンが停止され、排気通路内やファンモータの温度が下降する時間を、積算時間から差し引いて判断することによって、閉塞検知動作実行時における排気通路内やファンモータの温度のばらつきが抑制され、ファンの送風量のばらつきを抑制することができるから、給気通路および排気通路の閉塞度合の検知精度が向上する。
請求項4に係る発明では、上記請求項1から3の効果に加えて、熱交換器の温度が所定温度未満である状態での閉塞検知動作を禁止することにより、熱交換器の温度変化から生じるファンの送風量のばらつきを抑制することができるから、給気通路および排気通路の閉塞度合の検知精度が一層向上する。
次に、上記した本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る燃焼装置として例示する複合給湯装置の構成概略図、図2は、その動作を制御する制御部の構成を示すブロック図であり、図3および図4は、図2に示す制御部の作動フローチャートである。
以下、各部の詳細を説明する。
図1に示すように、複合給湯装置1は、台所や浴室等へ温水を供給する給湯ユニット2と、浴槽A内の水を加熱し循環する風呂ユニット3とが一体的に構成されたものであり、それら給湯ユニット2および風呂ユニット3は、複合給湯装置1の本体ケース10内に収容されている。該本体ケース10には、給湯ユニット2および風呂ユニット3から排出される燃焼排気の排気口101と、給湯ユニット2および風呂ユニット3へ取り入れる燃焼用空気の取入口としての給気口102,103とが形成されている。また、複合給湯装置1は、給湯ユニット2および風呂ユニット3の動作を制御する制御部14を備えている。
給湯ユニット2は、上流側の水配管および下流側の給湯配管に接続される給湯管路L2と、給湯管路L2に連結される給湯側熱交換器21と、給湯側熱交換器21を加熱する給湯側バーナ22と、給湯側バーナ22に燃焼用空気を供給する給湯側ファン23とを備えており、給湯ユニット2には、給湯側バーナ22を収容する燃焼室200と、給気口102から吸入した燃焼用空気を燃焼室200内へ導く給気通路201と、給湯側バーナ22の燃焼排気を給湯側熱交換器21を介して排気口101へ導く排気通路202とが形成されている。排気通路202は、本体ケース10内に形成された合流路104を介して排気口101に連通している。
給湯側熱交換器21は、上流側の水配管の水を台所や浴室等へ供給する給湯管路L2に連結されている。該給湯管路L2には、上流側から給湯側熱交換器21へ流れる水の流量を検出する水量センサWと、給湯側熱交換器21で加熱された湯の温度を検出する水温センサT2とが設けられている。
給湯側バーナ22は、開閉弁C2を介してガス管路Gに接続されており、ガス管路Gからガスが供給される。給湯側バーナ22の近傍には、該給湯側バーナ22の燃焼炎を検知する炎検知センサF2と、イグナイタ15から高電圧を印加されることによって火花放電する点火プラグS2とが設けられている。
給湯側ファン23は、ファンモータM2の回転数を検出する回転数センサR2と、ファンモータM2の電流値を検出する電流センサE2とを備えている。
一方、風呂ユニット3は、浴槽Aに繋がる往き管A1および戻り管A2に接続される温水循環管路L3と、温水循環管路L3に連結される風呂側熱交換器31と、風呂側熱交換器31を加熱する風呂側バーナ32と、風呂側バーナ32に燃焼用空気を供給する風呂側ファン33とを備えており、風呂ユニット3には、風呂側バーナ32を収容する燃焼室300と、給気口103から吸入した燃焼用空気を燃焼室300内へ導く給気通路301と、風呂側バーナ32の燃焼排気を風呂側熱交換器31を介して排気口101へ導く排気通路302とが形成されている。排気通路302は、上記合流路104を介して排気口101に連通している。尚、上記温水循環管路L3が、既述請求項4の発明特定事項としての温水循環管路に対応し、上記風呂側熱交換器31が既述請求項4の発明特定事項としての熱交換器に対応する。
風呂側熱交換器31は、浴槽A内の水を循環させる温水循環管路L3に連結されている。該温水循環管路L3には、浴槽A内の水を風呂側熱交換器31へ供給する循環ポンプPと、風呂側熱交換器31で加熱された湯の温度を検出する水温センサT3aと、浴槽Aから風呂側熱交換器31へ流れる水の温度(以下、「戻り湯温」という)を検出する水温センサT3bとが設けられている。該水温センサT3bは、風呂側熱交換器31の戻り管接続部311近傍に配設されている。尚、上記水温センサT3bが、既述請求項4の発明特定事項としての水温センサに対応する。
風呂側バーナ32は、開閉弁C3を介してガス管路Gに接続されており、ガス管路Gからガスが供給される。風呂側バーナ32の近傍には、該風呂側バーナ32の燃焼炎を検知する炎検知センサF3と、イグナイタ15から高電圧を印加されることによって火花放電する点火プラグS3とが設けられている。
風呂側ファン33は、ファンモータM3の回転数を検出する回転数センサR3と、ファンモータM3の電流値を検出する電流センサE3とを備えている。尚、上記回転数センサR2,R3が、既述請求項1の発明特定事項としての回転数検出手段に対応し、上記電流センサE2,E3が、既述請求項1の発明特定事項としての電流検出手段に対応する。
また、制御部14は、給湯ユニット2および風呂ユニット3の制御動作を実行するマイクロコンピュータやメモリ等で構成されており、上記水量センサWと、循環ポンプPと、水温センサT2,T3a,T3bと、開閉弁C2,C3と、炎検知センサF2,F3と、イグナイタ15と、ファンモータM2,M3と、回転数センサR2,R3と、電流センサE2,E3とが電気的に接続されている。さらに、制御部14には、図2に示すように、給湯側バーナ22および風呂側バーナ32の点火・消火動作を制御するバーナ制御部16と、ファンモータM2,M3の動作を制御するファンモータ制御部17と、給気通路201,301および排気通路202,302の閉塞度合を検知する閉塞検知動作を実行する閉塞検知制御部18とが設けられている。
ファンモータ制御部17は、給湯側バーナ22および風呂側バーナ32の目標燃焼量に応じてファンモータM2,M3の目標回転数Naを設定する目標回転数設定部171と、目標回転数設定部171にて設定されるファンモータM2,M3の目標回転数Naの補正係数Hを算出する補正係数算出部172と、目標回転数設定部171にて設定される目標回転数に合わせてファンモータM2,M3の回転数を制御する回転数制御部173とを備えている。また、ファンモータ制御部17は、給湯側バーナ22または風呂側バーナ32のいずれか一方が点火された時点で、ファンモータM2,M3の双方を作動させるように設定されており、給湯ユニット2側からの燃焼排気が合流路104を介して風呂ユニット3側へ、あるいは、風呂ユニット3側からの燃焼排気が合流路104を介して給湯ユニット2側へ逆流するのを防止している。尚、上記目標回転数設定部171が、既述請求項1の発明特定事項としての目標回転数設定手段に対応し、上記回転数制御部173が、既述請求項1の発明特定事項としてのファン制御手段に対応する。
閉塞検知制御部18は、ファンモータM3の作動から停止までの時間を計測するファンONタイマ181と、ファンモータM3の停止から作動までの時間を計測するファンOFFタイマ182と、風呂側バーナの点火から消火までの時間を計測する風呂燃焼タイマ183と、ファンONタイマ181にて計測された時間を積算記憶し且つファンOFFタイマ182にて計測された時間を減算する積算メモリ184と、給気通路201,301および排気通路202,302の閉塞度合を判定する閉塞判定部185と、積算メモリ184に記憶された時間が所定時間(例えば、10分)以上であるか否かを判定する積算時間判定部186と、ファンOFFタイマ182にて計測された時間に応じて積算メモリ184の記憶時間をクリアするクリア判定部187と、風呂燃焼タイマ183の計測時間が所定時間以上であるか否かを判定する燃焼時間判定部188と、水温センサT3bの検知温度が所定温度(例えば、30℃)以上であるか否かを判定する戻り湯温判定部189とを備えている。
尚、上記閉塞検知制御部18が、既述請求項1の発明特定事項としての閉塞検知手段に対応する。また、上記ファンONタイマ181が、既述請求項1の発明特定事項としての運転タイマに対応し、上記ファンOFFタイマ182が、既述請求項2および3の発明特定事項としての停止タイマに対応し、上記積算メモリ184が、既述請求項1および3の発明特定事項としてのタイマ記憶手段に対応し、上記積算時間判定部186が、既述請求項1の発明特定事項としての積算時間判定手段に対応し、上記戻り湯温判定部189が、既述請求項4の発明特定事項としての戻り湯温判定手段に対応する。
[上記実施形態に係る燃焼装置の動作の実際]
次に、上記実施の形態に係る燃焼装置において、複合給湯器1の動作を風呂ユニット3がオンした場合を例に、図3および図4のフローチャートに従って説明する。
風呂追焚スイッチ(図示しない)がオンされて風呂側バーナ32のON信号が出力されると、制御部14は、ファンモータ制御部17へ風呂側ファンON信号を出力し、目標回転数設定部171によって燃焼量に応じたファンモータM3の目標回転数Naを設定するとともに、回転数制御部173によって回転数センサR3が検出する回転数が上記目標回転数Naになるようにフィードバック制御を行いながらファンモータM3を所定回転数で回転させる。また、同時に給湯側ファン23のファンモータM2を所定回転数で回転させる。さらに、バーナ制御部16によって風呂側バーナ32の開閉弁C3を開くとともに、イグナイタ15へ点火指示信号を出力する。点火指示信号が入力されたイグナイタ15は、点火プラグS3に高電圧を印加して火花放電させ、風呂側バーナ32を点火させる。
炎検知センサF3からの燃焼信号が入力された制御部14は、閉塞検知制御部18のファンONタイマ181によってファンモータM3の作動時間の計測を開始するとともに、風呂燃焼タイマ183によって風呂側バーナ32の燃焼時間の計測を開始する(ST1〜ST5)。
そして、風呂追焚スイッチ(図示しない)がオフにされて風呂側バーナOFF信号が出力されると、バーナ制御部16によって開閉弁C3を閉じて風呂側バーナ32を消火させるとともに、風呂燃焼タイマ183の計時を停止する。この風呂側バーナ32の消火時に給湯側バーナ22が燃焼していなければ、ファンONタイマ181を停止するとともに、ファンONタイマ181のカウンタ(図示しない)に記録されたカウントCpを積算メモリ184に記憶する(ST6〜ST10)。
積算時間判定部186には、ファンモータM3が作動を開始してから安定した温度になるまで上昇するのに要する積算作動時間(以下、「基準積算時間」という)S1が設定されており(例えば、10分)、上記積算メモリ184に記憶された時間Tが基準積算時間S1以上でない場合は、燃焼室300内の燃焼排気を排出するために一定時間ファンを回転させるポストパージを実行した後、風呂側ファン33のファンモータM3および給湯側ファン23のファンモータM2を停止するとともに、閉塞検知制御部18のファンOFFタイマ182によってファンモータM3の停止時間の計測を開始させる(ST11〜ST14)。尚、上記「基準積算時間」が、既述請求項1の発明特定事項としての「所定時間」に対応する。
このとき、バーナ制御部16によって、風呂追焚スイッチ(図示しない)がオンされて風呂側バーナON信号が出力されるか、または、給湯スイッチ(図示しない)がオンされて給湯側バーナON信号が出力されるかが監視されるとともに、閉塞検知制御部18のクリア判定部187によって、ファンモータM3の停止時間が監視される(ST15−A,ST16〜ST17)。
クリア判定部187には、燃焼装置が冷却されるまでに要する停止時間S4が設定されており(例えば、「30分」)、上記ファンOFFタイマ182のカウンタ(図示しない)に記録されるカウントCmが停止時間S4以上であれば、ファンOFFタイマ182を停止させるとともに、積算メモリ184に記憶された時間Tを初期値(0分)に戻す(ST15−A,ST18)。
また、上記ST16にて、風呂追焚スイッチ(図示しない)がオンされて風呂側バーナON信号が出力された場合は、ファンOFFタイマ182を停止させるとともに、ファンOFFタイマ182のカウントCmに係数α(例えば、0.1)を乗じた値を積算メモリ184に記憶された時間Tから減算した後、上記ST2以降の制御動作が実行される(ST16、ST19−A)。上記ST17にて、給湯スイッチ(図示しない)がオンされて給湯側バーナON信号が出力された場合は、ファンOFFタイマ182を停止させるとともに、ファンOFFタイマ182のカウントCmに係数αを乗じた値を積算メモリ184に記憶された時間Tから減算した後、後述するST22以降の制御動作を実行する(ST17、ST20−A)。
これにより、積算メモリ184には、ファンモータM3が実際に作動した時間のみが積算して記憶され、ファンモータM3の温度は徐々に上昇する。但し、ファンモータM3が例えば30分以上停止された場合は、燃焼装置全体の温度が冷めたとみなして積算メモリ184に記憶された時間をクリアし、運転を開始する前の初期状態に戻す。
一方、上記ST1にて、風呂側バーナON信号は出力されていないが、給湯スイッチ(図示しない)がオンされた状態で、水量センサWからの通水信号が出力された場合は、制御部14は、ファンモータ制御部17によって給湯側ファン23のファンモータM2を回転させる。また、ファンモータ制御部17へ給湯側ファンON信号を出力して、目標回転数設定部171によって燃焼量に応じたファンモータM2の目標回転数Naを設定するとともに、回転数制御部173によって回転数センサR2が検出する回転数が上記目標回転数Naになるようにフィードバック制御を行いながらファンモータM2を回転させる。また、同時に風呂側ファン33のファンモータM3を所定回転数で回転させる。そして、バーナ制御部16によって給湯側バーナ22の開閉弁C2を開いて、イグナイタ15へ点火指示信号を出力する。点火指示信号が入力されたイグナイタ15は、点火プラグS2に高電圧を印加して火花放電させ、給湯側バーナ22を点火させる。
炎検知センサF2からの燃焼信号が入力された制御部14は、閉塞検知制御部18のファンONタイマ181によってファンモータM2の作動時間の計測を開始する(ST21〜ST24)。
そして、給湯スイッチ(図示しない)がオフにされて給湯側バーナOFF信号が出力されると、バーナ制御部16によって開閉弁C2を閉じて給湯側バーナ22を消火させ、上記ST10以降の制御動作が実行される(ST25〜ST26)。
尚、上記ST9にて、風呂側バーナ32の消火時に給湯側バーナ22が燃焼している場合は、風呂燃焼タイマ183をリセットしてカウンタ(図示しない)に記録されるカウントCbをクリアさせる(ST27)とともに、上記ST25およびST26の制御動作を実行させ、さらに、上記ST10以降の制御動作が実行される。
上記ST11にて、上記積算メモリ184に記憶された時間Tが基準積算時間S1以上である場合は、後述するST28(ファンONタイマ181停止直後における風呂側バーナ32の燃焼時間の判定)およびST29(ファンONタイマ181停止直後における風呂側熱交換器31の戻り湯温の判定)の制御動作を実行する。
燃焼時間判定部188には、風呂側バーナ32によって加熱される風呂側熱交換器31や排気通路302が所定の温度になるまで上昇するのに要する時間(以下、「基準加熱時間」という)S3が設定されており(例えば、1分)、風呂燃焼タイマ183のカウンタ(図示しない)に記録されたカウントCbが基準加熱時間S3より小さい場合、即ち、風呂側バーナ32が基準加熱時間以上燃焼されていない場合は、風呂側熱交換器31や排気通路302が十分に加熱されていないとして、ファンモータM2,M3をオフにした後、上記ST13以降の制御動作を実行する。
また、戻り湯温判定部189には、風呂側熱交換器31が所定の温度以上に温まり得る基準の戻り湯温(以下、「基準戻り湯温」という)tsが設定されており(例えば、30℃)、水温センサT3bの検知温度が、基準戻り湯温tsより低い場合は、風呂側熱交換器31が十分に温まっていないとして、ファンモータM2,M3をオフにした後、上記ST12以降の制御動作を実行する(ST28〜ST29)。尚、上記「基準戻り湯温」が、既述請求項4の発明特定事項としての「所定温度」に対応する。
積算メモリ184に記憶された時間Tが基準積算時間S1以上且つ風呂燃焼タイマ183のカウントCbが基準加熱時間S3以上であって、なおかつ、水温センサT3bの検知温度が基準戻り湯温ts以上である場合は、後述するST30で風呂ユニット3側の給気通路301および排気通路302の閉塞検知動作を実行する(ST11,ST28,ST29)。
閉塞判定部185は、以下の閉塞判定を実行するプログラムを備えている。
閉塞判定は、まず、目標回転数設定部171によって設定されるファンモータM3の目標回転数を、給気通路301および排気通路302の閉塞度合を検知するときの基準となる目標回転数(例えば、風呂側バーナ32の最大燃焼時におけるファンモータM3の目標回転数の1.2倍。以下、「閉塞検知回転数」という)に設定させて、回転数センサR3が検出する回転数が上記閉塞検知回転数になるようにフィードバック制御を行いながらファンモータM3を作動させる。次に、このときの電流センサE3の検知電流、即ち、ファンモータM3に流れるファン電流iと、正常状態における標準のファン電流(以下、「基準ファン電流」という)isとを比較し、電流センサE3で検出したファン電流iが基準ファン電流isより低い場合を、給気通路301または排気通路302が閉塞状態であると判断する(ST30)。そして、上記検出したファン電流iから、給気通路301または排気通路302が閉塞状態であると判断した場合は、後述するST31の補正処理を実行させる。
これにより、風呂側熱交換器31や排気通路302の温度を安定させることによって、風呂側熱交換器31および排気通路302の通気抵抗を一定にし、なおかつ、ファンモータM3の温度が安定した状態で、ファンモータM3を設定された閉塞検知回転数で作動させたときのファン電流iを計測するから、安定した条件下で閉塞判定を実行することができる。
補正処理は、補正係数算出部172によって、上記ファン電流iに基づいてファンモータM3の目標回転数Naを補正するための補正係数Hを算出し、その補正係数Hが基準となる補正係数Hs(以下、「基準補正係数」という)以上である場合は、目標回転数Naの補正が実行される。尚、補正後の目標回転数Nbは、風呂側バーナ32の目標燃焼量に応じて設定される目標回転数Naに上記補正係数Hを乗じて算出される(ST31)。
そして、積算メモリ184に記憶された時間Tをクリアするとともに、ファンモータM2,M3を停止させる(ST32〜ST33)。
以上により、バーナが比較的短い時間間隔で燃焼・停止を繰り返して使用された場合も、その短い燃焼時間を積算し、排気通路内やファンモータの温度が安定した時点で閉塞検知動作が実行されるから、的確に給気通路または排気通路の閉塞度合を検知することができる。
また、排気通路内やファンモータの温度が安定した条件下において閉塞判定を実行することができるから、給気通路および排気通路の閉塞度合の検知精度が良い。
[第2実施形態]
次に、上記した本発明を実施するための第2実施形態について、添付図面を参照しながら詳述する。
本発明の第2実施形態に係る燃焼装置として例示する複合給湯装置は、上記第1実施形態と同様、図1に示す概略構成をしており、給湯ユニット2と風呂ユニット3とが一体的に構成されたものである。
給湯ユニット2は、上記第1実施形態と同様に、給湯管路L2と、給湯側熱交換器21と、給湯側バーナ22と、給湯側ファン23とを備えており、給湯ユニット2には、燃焼室200と、給気通路201と、排気通路202とが形成されている。給湯側熱交換器21は、給湯管路L2に連結されており、該給湯管路L2に水量センサWと、水温センサT2とが設けられている。給湯側バーナ22は、開閉弁C2を介してガス管路Gに接続されており、ガス管路Gからガスが供給される。給湯側バーナ22の近傍には、炎検知センサF2と、点火プラグS2とが設けられている。給湯側ファン23は、回転数センサR2と、電流センサE2とを備えている。
風呂ユニット3は、上記第1実施形態と同様に、風呂管路L3と、風呂側熱交換器31と、風呂側バーナ32と、風呂側ファン33とを備えており、風呂ユニット3には、燃焼室300と、給気通路301と、排気通路302とが形成されている。排気通路302は、上記合流路104を介して排気口101に連通している。風呂側熱交換器31は、温水循環管路L3に連結されている。温水循環管路L3には、循環ポンプPと、水温センサT3aと、水温センサT3bとが設けられている。水温センサT3bは、風呂側熱交換器31の戻り管接続部311近傍に配設されている。風呂側バーナ32は、開閉弁C3を介してガス管路Gに接続されており、ガス管路Gからガスが供給される。風呂側バーナ32の近傍には、炎検知センサF3と、点火プラグS3とが設けられている。風呂側ファン33は、回転数センサR3と、電流センサE3とを備えている。
制御部14は、給湯ユニット2および風呂ユニット3の制御動作を実行するマイクロコンピュータやメモリ等で構成されており、上記第1実施形態と同様、上記水量センサWと、循環ポンプPと、水温センサT2,T3a,T3bと、開閉弁C2,C3と、炎検知センサF2,F3と、イグナイタ15と、ファンモータM2,M3と、回転数センサR2,R3と、電流センサE2,E3とが電気的に接続されている。
図5は、上記制御部14の構成を示すブロック図であり、バーナ制御部16と、ファンモータ制御部17と、閉塞検知制御部18とが設けられている。ファンモータ制御部17は、目標回転数設定部171と、補正係数算出部172と、回転数制御部173とを備えており、給湯側バーナ22または風呂側バーナ32のいずれか一方が点火された時点で、ファンモータM2,M3の双方を作動させるように設定されている。閉塞検知制御部18は、ファンONタイマ181と、ファンOFFタイマ182と、風呂燃焼タイマ183と、積算メモリ184と、閉塞判定部185と、積算時間判定部186と、燃焼時間判定部188と、戻り湯温判定部189とを備えている。また、ファンOFFタイマ182にて計測された時間が後述する所定のリセット時間に到達した時点で積算メモリ184の記憶時間をリセットするリセット判定部190を備えている。尚、上記リセット判定部190が、既述請求項2の発明特定事項としてのリセット手段に対応する。
[上記第2実施形態に係る燃焼装置の動作の実際]
制御部14の作動フローチャートは、上記第1実施形態の制御部の作動フローチャートの一部として示した図4に代えて、図6のフローチャートを採用したものであり、以下、上記第2実施形態に係る燃焼装置1の動作を、風呂ユニット3がオンした場合を例に、図3および図6のフローチャートに従って説明する。
風呂追焚スイッチ(図示しない)がオンされて風呂側バーナ32のON信号が出力されると、上記第1実施形態と同様に、ST2からST5の制御動作を実行し、風呂追焚スイッチ(図示しない)がオフにされて風呂側バーナOFF信号が出力されると、上記ST7からST10の制御動作を実行する。このとき、積算メモリ184に記憶された時間Tが基準積算時間S1以上でない場合は、上記ST12からST14の制御動作を実行する(ST1〜ST14)。
リセット判定部190には、ファンモータM3が停止してから一定の温度になるまで下降するのに要する停止時間(以下、「基準停止時間」という)S2が設定されており(例えば、「3分」)、上記ファンOFFタイマ182のカウンタ(図示しない)に記録されるカウントCmが基準停止時間S2以上であれば、ファンOFFタイマ182を停止させるとともに、積算メモリ184に記憶された時間Tを初期値(0分)に戻す(ST15−B,ST18)。尚、上記「基準停止時間」が、既述請求項2の発明特定事項としての「所定のリセット時間」に対応する。
上記ST15−Bにて、ファンOFFタイマ182のカウンタ(図示しない)に記録されるカウントCmが基準停止時間S2以上でなければ、バーナ制御部16によって、風呂追焚スイッチ(図示しない)がオンされて風呂側バーナON信号が出力されるか、または、給湯スイッチ(図示しない)がオンされて給湯側バーナON信号が出力されるかが監視される(ST15−B,ST16〜ST17)。
上記ST16にて、風呂追焚スイッチ(図示しない)がオンされて風呂側バーナON信号が出力された場合は、ファンOFFタイマ182を停止させた後、上記ST2以降の制御動作が実行される(ST16、ST19−B)。上記ST17にて、給湯スイッチ(図示しない)がオンされて給湯側バーナON信号が出力された場合は、ファンOFFタイマ182を停止させた後、ST22以降の制御動作を実行する(ST17、ST20−B)。
これにより、風呂側バーナ32が消火してファン33が停止されている時間が長くなって風呂側熱交換器31や排気通路302、ファンモータM3等の温度が低下した場合は積算をやり直す。
一方、上記ST1にて、風呂側バーナON信号は出力されていないが、給湯スイッチ(図示しない)がオンされた状態で、水量センサWからの通水信号が出力された場合は、上記第1実施形態と同様に、ST21からST24の制御動作を実行し、給湯スイッチ(図示しない)がオフにされて給湯側バーナOFF信号が出力されると、ST26の制御動作を実行した後、ST10以降の制御動作が実行される(ST21〜ST26)。
尚、上記ST9にて、風呂側バーナ32の消火時に給湯側バーナ22が燃焼している場合は、上記第1実施形態と同様、ST27の制御動作を実行するとともに、上記ST25およびST26の制御動作を実行させ、さらに、上記ST10以降の制御動作が実行される(ST27,ST25〜ST26)。
上記ST11にて、上記積算メモリ184に記憶された時間Tが基準積算時間S1以上である場合は、上記第1実施形態と同様、ST28およびST29の制御動作を実行する。
ST28にて、風呂燃焼タイマ183のカウンタ(図示しない)に記録されたカウントCbが基準加熱時間S3より小さい場合、もしくは、ST29にて、水温センサT3bの検知温度が基準戻り湯温tsより低い場合は、上記第1実施形態と同様、ST12以降の制御動作を実行する。
ST29にて、水温センサT3bの検知温度が基準戻り湯温ts以上である場合は、上記第1実施形態と同様に、ST30以降の制御動作を実行する(ST11,ST28〜ST33)。
これにより、風呂側熱交換器31や排気通路302の温度を安定させることによって、風呂側熱交換器31および排気通路302の通気抵抗を一定にし、なおかつ、ファンモータM3の温度が安定した状態で、ファンモータM3を設定された閉塞検知回転数で作動させたときのファン電流iを計測するから、安定した条件下で閉塞判定を実行することができる。
以上により、バーナが比較的短い時間間隔で燃焼・停止を繰り返して使用された場合も、その短い燃焼時間を積算し、排気通路内やファンモータの温度が安定した時点で閉塞検知動作が実行されるから、的確に給気通路または排気通路の閉塞度合を検知することができる。
また、排気通路内やファンモータの温度が安定した条件下において閉塞判定を実行することができるから、給気通路および排気通路の閉塞度合の検知精度が良い。
[その他]
尚、上記第1実施形態および第2実施形態において、閉塞判定にて給気通路301または排気通路302が閉塞状態であると判断した場合は、ファンモータ制御部17によってファンモータM3の回転数を補正する補正処理が実行されるものであるが、異常を報知するとともに風呂ユニット3の作動を停止させる異常判定手段を備えたものであっても良い。
また、上記第1実施形態および第2実施形態では、風呂ユニット3における閉塞検知動作を例示したが、給湯ユニット2においても上述の閉塞検知動作と同様の制御を実行させても良いし、単一の熱交換ユニットで構成される給湯器または風呂釜燃焼器において上述の閉塞検知動作と同様の制御を実行させるものであっても良い。また、上記閉塞検知動作の制御手段は、ガスファンヒータに適用することもできる。
さらに、風呂ユニット3は、浴槽A内の湯を加熱循環させたものであるが、浴槽Aに代えて、温水ファンヒータや温水床暖房等の放熱部に供給する湯を加熱循環させるものであっても良い。
本発明の実施の形態に係る燃焼装置として例示する複合給湯装置1の概略構成図 本発明の実施の形態に係る燃焼装置として例示する複合給湯装置1の制御部14のブロック図 本発明の実施の形態に係る燃焼装置として例示する複合給湯装置1の制御部14の作動フローチャート 本発明の実施の形態に係る燃焼装置として例示する複合給湯装置1の制御部14の作動フローチャート 本発明の第2実施形態に係る燃焼装置として例示する複合給湯装置1の制御部14のブロック図 本発明の第2実施形態に係る燃焼装置として例示する複合給湯装置1の制御部14の作動フローチャート 従来例の燃焼装置として例示する給湯器9の概略構成図 従来例の燃焼装置として例示する給湯器9の作動フローチャート
符号の説明
173・・・ファン制御手段
18・・・閉塞検知手段
181・・・運転タイマ
182・・・停止タイマ
184・・・タイマ記憶手段
186・・・積算時間判定手段

Claims (4)

  1. バーナを収容する燃焼室と、前記燃焼室に連通する給気通路および排気通路と、前記給気通路を介して前記バーナの燃焼用空気を前記燃焼室へ供給するファンと、前記ファンの駆動電流を検出する電流検出手段と、前記ファンの回転数を検出する回転数検出手段と、前記ファンの目標回転数を設定する目標回転数設定手段と、前記目標回転数設定手段によって設定された目標回転数で前記ファンを回転させるファン制御手段と、前記目標回転数を所定の閉塞検知回転数に設定して前記ファン制御手段により前記ファンを作動させ、回転数検出手段が閉塞検知回転数を検出したときに前記電流検出手段が検出する電流値に基づいて前記給気通路および排気通路の閉塞度合を検出する閉塞検知動作を実行する閉塞検知手段とを備えた燃焼装置において、
    前記閉塞検知手段は、前記バーナが燃焼して前記ファンが作動している時間を計測する運転タイマの計測時間を、前記ファンの作動毎に積算して記憶するタイマ記憶手段と、
    前記タイマ記憶手段に記憶された積算時間が所定時間に到達した場合は、直前に燃焼していたバーナの給気通路および排気通路の閉塞度合を検出する前記閉塞検知動作を実行させる積算時間判定手段とを備えた、燃焼装置。
  2. 請求項1に記載の燃焼装置において、
    前記バーナが消火して前記ファンが停止している時間を計測する停止タイマの計測時間が所定のリセット時間を経過した時点で、前記タイマ記憶手段に記憶された積算時間を初期値に戻すリセット手段を備えた、燃焼装置。
  3. 請求項1に記載の燃焼装置において、
    前記タイマ記憶手段は、前記バーナが消火して前記ファンが停止している時間を計測する停止タイマの計測時間を、記憶された積算時間から減算して記憶する減算手段を有する、燃焼装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の燃焼装置において、
    前記バーナによって加熱される熱交換器と、
    前記熱交換器と前記熱交換器で加熱された温水の供給先たる温水被供給部との間に接続される温水循環管路と、
    前記温水循環管路における前記熱交換器の上流側通路に設けられ、前記熱交換器への戻り湯温を検知する水温センサと、
    前記水温センサによる検知温度が所定温度未満である場合に前記閉塞検知動作を禁止する戻り湯温判定手段とを備えた、燃焼装置。
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