JP4101408B2 - 溶融加工性ポリテトラフルオロエチレン組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポリテトラフルオロエチレン組成物および前記組成物からの物品の加工に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)は非溶融加工性が知られており、すなわち、例えば、380℃で少なくとも108Pa・sという非常に高い溶融粘度を有しているため、溶融状態では流動しない。したがって、PTFEは射出成形を含む押出の通常の溶融加工プロセスで加工することができない。そのかわりに、溶融流れを含まない二次可能プロセスが開発されてきている。剪断にかけるとフィブリル化できる微粉末型のPTFEでは、PTFEをペースト押出する。ペースト押出とは、微粉末型のPTFEと潤滑油の混合物に対して実施する低温(75℃未満)押出法である。顆粒型のPTFEは圧縮成形で加工する。圧縮成形は、鋳型に冷たい顆粒状のPTFEを充填し、次いで、これをラムで圧縮し、加熱して、成形した物品を形成することを含んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ペースト押出に関連する問題には、ペースト押出後に潤滑油を除去しなければならないことがある。顆粒状のPTFEの圧縮成形は単純な形状に限定される。特にペースト型および顆粒型のどちらの型のPTFEも射出成形できず、そのため、複雑な形状のPTFEが所望な場合には、圧縮成形したPTFEブロックから機械加工する必要があるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、押出により、したがって、射出成形により溶融加工可能なポリテトラフルオロエチレン組成物を提供する。組成物は、少なくとも50重量%のポリテトラフルオロエチレンと、残部であるポリアリーレンエーテルケトンをこの2つの樹脂を合わせた合計100重量%まで含み、ポリテトラフルオロエチレンの少なくとも20重量%が少なくとも108Pa・sの溶融粘度を有する。
【0005】
溶融状態で押出すると、組成物はPTFEのマトリックスを有し、ポリアリーレンエーテルケトンが溶融物から固化した細かい粒子(ドメイン)としてその中に分散されている。したがって、溶融加工した組成物の成形物品はPTFEの特性、すなわち、高い使用温度、化学的不活性、潤滑性(低摩擦性)の多くを有している。本明細書以下に説明するように、組成物は少なくとも90重量%のPTFEを含有することができ、その結果、さらに、成形した物品の属性が純粋なPTFEに近くなる。
【0006】
【発明の実施の形態】
ポリアリーレンエーテルケトンは、反復単位
【0007】
【化1】
【0008】
を有するポリエーテルケトン、
反復単位
【0009】
【化2】
【0010】
を有するポリエーテルエーテルケトン、および
反復単位
【0011】
【化3】
【0012】
を有するポリエーテルケトンケトン
を含むよく知られている樹脂の一群であり、上式中、
ポリエーテルケトンケトンのケトン基の間にあるアリーレン基は一般にパラアリーレン基とメタアリーレン基の混合物であり、例えば、樹脂を構成する反復単位内に存在するイソフタリルハライドおよびテレフタリルハライドに由来する。これらの樹脂はそれぞれPEK、PEEKおよびPEKKとして一般に知られており、米国特許第3,065,205号、第3,441,538号、第3,442,857号、第5,357,040号、第5,131,827号、第4,578,427号、第3,516,966号、第4,704,448号および4,816,556号の1つまたは複数に開示されている。ポリアリールエーテルケトンは一般に、少なくとも300℃の融点を有し、エンジニアリングプラスチックの高い分子量、高い強度および高いモジュラス特性を有している。樹脂の固有粘度は、例えば、30℃で0.5重量%濃硫酸溶液について測定して、少なくとも0.4とすることができる。PEKKは、低い溶融粘度を有し、結晶化を遅くすることができ、その結果、樹脂とPTFEとの混合を促進し、得られた組成物に溶融流動性を付与するため、好ましい。PEKKは一般に、テレフタリル(T)ハライドとイソフタリル(I)ハライドの両者に由来する単位を90:10から30:70、より一般的には80:20から60:40の比で含有する。T単位の割合が低下し、I単位が増加すると、60:40となるまで、PEKKの結晶化度は低下する。PEKKは非常にゆっくりと結晶化するため、融点を示すこと以外は、非晶質ポリマーに類似している。本発明は、すべてのポリアリーレンエーテルケトン樹脂に適用でき、すなわち、ポリアリーレンエーテルケトン樹脂はすべてPTFEに溶融加工性を付与する。
【0013】
PTFEもよく知られている樹脂である。微粉末型が好ましく、これは水分散重合により調製される。得られた微粉末型のPTFEはフィブリル化できる樹脂である。米国特許第4,952,636号に開示のような、これも水分散重合で調製される非フィブリル化、非溶融加工性のPTFE樹脂も本発明に使用することができる。PTFEはテトラフルオロエチレンのホモポリマー、または米国特許第3,142,665号に開示されたものなどの改質ホモポリマー、すなわち、樹脂のフィルム形成特性を改善する共重合したモノマーを少量、例えば、0.5モル%含む改質ホモポリマーとすることができる。PTFEは一般に、380℃で少なくとも108Pa・sの溶融粘度を有する。
【0014】
PTFE成分とPEKK成分は、押出プロセスの一部として、溶融混合することができ、または予め混合してから、少なくともポリアリーレンエーテルケトンが溶融している温度で溶融混合することができる。射出成形の場合、好ましくは、組成物を最初に、例えば、高剪断スクリューを備えたツインスクリュー押出機を使用して、溶融混合し、成形用顆粒(ペレット)を形成し、次いで、射出成形する。この手順では、PTFEマトリックス内のポリアリーレンエーテルケトンドメインの分散の均一性が促進される。一般に、溶融混合温度は少なくとも350℃である。この条件下で、ポリアリーレンエーテルケトンは組成物を流動化し、PTFE成分中に細かい溶融ドメインとして均一に分散し、組成物を溶融押出可能にする。得られた押出物は、射出成形した物品または押出した管、シートまたはコーティングの場合などの最終的な成形物品とすることができ、または、切って成形用顆粒とし、次いで所望の物品に溶融加工することもできる。PTFEマトリックス内にポリアリーレンケトン成分が個別の粒子(ドメイン)として存在することは、2つの樹脂が不相溶性であることを示している。しかし、本発明の組成物から成形した物品は優れた特性を有している。
【0015】
成形したときにPTFEをマトリックス相として維持しながら組成物に溶融押出性を付与するのに有効な量のポリアリーレンエーテルケトンが組成物中に存在する。PTFEが微粉末型である場合、得られる組成物に溶融加工性を付与するのに必要なポリアリーレンエーテルケトン組成物はわずか約20重量%とすることができ、したがって、組成物はポリアリーレンエーテルケトンを20重量%から50重量%、好ましくは20重量%から30重量%含有する。特記しない限り、成分の重量%はPTFE成分とポリアリーレンエーテルケトン成分の総重量に基づく。
【0016】
また、溶融加工性を保持しながら、組成物中のポリアリーレンエーテルケトン量を減少させうることも発見された。組成物にPTFEのミクロ粉末を添加するとこの結果が得られ、組成物に溶融押出性を付与するのに必要なポリアリーレンエーテルケトンはわずか約4重量%とすることができる。この4重量%とは、PTFE成分とポリアリーレンエーテルケトン成分を合わせた重量に基づく。この実施の形態では、PTFE成分は高溶融粘度(非溶融加工性)PTFEとPTFEミクロ粉末の両者を含む。PTFEミクロ粉末は単にPTFEの微粉末なのではない。そのかわりに、PTFEミクロ粉末は、通常の高い溶融粘度を有するPTFE、例えば、上記のPTFE微粉末よりかなり低い分子量を有するテトラフルオロエチレンのホモポリマーまたは改質ホモポリマーであり、その結果、PTFEミクロ粉末は単独で溶融流動性とすることができる。米国特許第4,380,618号に開示のように変更したASTM D−1239−52Tの手順に従って、372℃で測定すると、このミクロ粉末の溶融粘度は50Pa・sから1×105Pa・sである。好ましくは、PTFEミクロ粉末の溶融粘度は372℃で100Pa・sから1×104Pa・sである。PTFEミクロ粉末については、さらに、Kirk−OthmerのJohn Wiley&Sons発行のEncyclopedia of Chemical Technology、第4版(1994)の第11巻、637〜639ページと、H.−J Hendriockの論文「PTFE Micropowders」、Kunstoffe German Plastics、76、920〜926ページ(1986)に述べられている。これらの文献は、ミクロ粉末が重合または高分子量(高溶融粘度)PTFEの照射分解により得られると述べている。直接的にミクロ粉末とする重合は、例えば、PCT WO95/23829に開示されており、ここではミクロ粉末は低溶融粘度PTFEと呼ばれている。PTFEミクロ粉末は溶融流動性であるが、ミクロ粉末の分子量が低いために得られた製品が実用的な強度を有していないことから、単独では溶融加工性を有していない。従って、溶融粘度を判定する溶融流れ速度試験で得られたビーズは非常にわずかに曲げても壊れるほど脆弱である。
【0017】
PTFEミクロ粉末を使用する場合、PTFE組成物の溶融加工特性に必要なポリアリーレンエーテルケトンの量を少なくとも40%減らすことができるのに有効な量で組成物に存在するのが好ましい。したがって、ミクロ粉末が存在すると、組成物の溶融押出による溶融加工性に必要とされるポリアリーレンエーテルケトンの量はわずか4重量%または5重量%とすることができる。射出成形には、溶融物の流動性を高めるために、少なくとも約10重量%のポリアリーレンエーテルケトンが望ましい。PTFEが微粉末型である場合、組成物は4重量%から10重量%のポリアリーレンエーテルケトンを含み、残部をPTFE微粉末とPTFEミクロ粉末とすることができ、それぞれの場合のミクロ粉末の量は組成物を溶融加工性とするのに有効な量である。PTFEミクロ粉末を組成物に使用する場合、その量は一般に、ミクロ粉末とPTFE(高溶融粘度)の合計重量に基づき20重量%から80重量%、好ましくは30重量%から75重量%であり、従って、全PTFE含量に対して少なくとも20重量%、好ましくは少なくとも25重量%の高溶融粘度PTFEが存在する。もちろん、PTFE/ポリアリーレンエーテルケトン混合物の全PTFE含量を高分子量PTFEとすることができる。
【0018】
高溶融粘度PTFEとPTFEミクロ粉末を組み合わせることにより、この2つの型のPTFEがその中にポリアリーレンエーテルケトンを分散させるためのマトリックスを形成するPTFE樹脂の見分けのつかない混合物である、加工した物品が提供される。PTFE樹脂は非常に熱に安定であり、強度があるが、ポリアリーレンエーテルケトンおよびPTFE樹脂のPTFEミクロ粉末画分の存在に大きく影響されることはない。
【0019】
本発明の組成物は、組成物を着色するための顔料、繊維状または他の特定の形状の雲母、ガラス、炭素またはアラミドなどの充填剤などの他の成分を含むことができる。ポリアリーレンエーテルケトンは充填剤のPTFEマトリックスへの分散を容易にする。充填剤が存在する場合には、その存在する量はPTFEと充填剤の合計重量に基づき0.5重量%から30重量%である。
【0020】
本発明の組成物の溶融押出は、TEFLON(登録商標)PFAフルオロポリマー樹脂(DuPont)などの溶融加工性フルオロポリマーの押出と同じ方法で実施し、シートや管、ワイアの絶縁材などの被覆支持体など広範な形状とすることができる。同様に、射出成形は例えば330℃から370℃の温度で、PFAフルオロポリマーの射出成形と同じ方法で実施できる。PTFE微粉末は、ペースト押出した微粉末から作製したテープの場合を除き、通常、非溶融加工後に焼結する。本発明組成物の溶融加工では、所望の保全性を有する成形した物品を提供するために必要なのは、加工プロセスで溶融曝露することだけである。さらに強化することが望ましい場合には、引き続き焼結を使用することができる。
【0021】
以下の実施例では、ポリアリーレンエーテルケトンとPTFEの混合物を、後部370℃、中心部380℃、前部380℃のスクリュー/ラムチャンバ温度プロフィールを有する6オンス(170g)の射出成型機を使用して、引張試験棒(「イヌの骨」形、試験領域の長さ8.5インチ(21.6cm)、幅0.5インチ(1.27cm)、太さ0.125インチ(0.32cm))に溶融加工した。スクリュー速度は120rpm、バックプレッシャは50psi(0.35Mpa)であった。成形温度は約110℃、成形サイクルは20秒/20秒であった。実施例で使用するPEKK樹脂は米国特許第4,816,556号(Gay他)の方法で製造する。
【0022】
実施例1
この実施例では、PTFEはグレード60のTEFLON(登録商標)フルオロポリマー樹脂(DuPont)(溶融粘度1×108Pa・s超)であり、ポリアリーレンエーテルケトンはTとIの比が80:20のPEKKであった。このPEKK自体の引張弾性率は530ksi(3657MPa)である。1ksiは1000psiであることに留意されたい。PTFEとPEKKを乾燥混合した。各成分は混合物全体の50%を構成した。次いで、混合物を射出成型機で溶融混合してから、射出し、引張試験用の棒を含む成形した物品とした。混合物の試験棒の引張弾性率は375ksi(2588MPa)であった。引張弾性率はASTM D638の手順を使用して試験した。本明細書に報告したその他の引張弾性率の試験結果もこの試験手順を使用して得た。この実施例は、最高量のPEKKが存在するPTFEの溶融加工を示している。
【0023】
実施例2
この実施例では、実施例1で使用したものと同じPTFEとポリアリーレンエーテルケトンを使用した。この実施例ではPEKKの一部をPTFEミクロ粉末、特にZONYL(登録商標)フルオロ添加物グレードMP1600(DuPont)(MFR17g/10分、溶融粘度3×103Pa・s(372℃))で置き換えた。PEKKを20重量%、PTFEを50重量%、MP1600を30重量%含有する混合物の射出成形した試験棒の引張弾性率は201ksi(1387MPa)であった。PEKKを10重量%のみ、PTFEを30重量%、MP1600を60重量%含有する混合物の射出成形した試験棒の引張弾性率は283ksi(1953MPa)であった。このフルオロポリマーの組み合わせ(PTFEとMP1600)はそれぞれ、この混合物の80重量%および90重量%を構成し、高いフルオロポリマー特性を付与したが、溶融加工性の利点を有していた。MP1600のみから成形した試験棒は、引張試験機の留め金で把持したときに壊れ、引張弾性率を持たない。この低い強度はこのPTFEミクロ粉末の分子量が低いことに起因する。驚くべきことに、混合物中にMP1600が存在すると、混合物の引張強度が破壊されない。さらに驚くべきことに、MP1600の含有量が大きな混合物では引張弾性率が高くなった。PTFEの高い溶融粘度によりこのような溶融加工が妨げられるため、PTFEの試験棒は単独で射出成形することができなかった。PTFEの焼結ブロックから削り出して作成した同等の試験棒の引張弾性率は80ksi(552MPa)であった。
【0024】
実施例3
この実施例で使用したPTFEは実施例1と同じであり、使用したポリアリーレンエーテルケトンは重量比60:40のT単位とI単位からなるPEKKであった。PEKKは10重量%のTiO2顔料も含有し、495ksi(3416MPa)の引張弾性率を有していた。PEKK/TiO2の混合物を20重量%、PTFEを30重量%、MP1600を50重量%含む混合物の引張弾性率は249ksi(1718MPa)であった。
Claims (6)
- 少なくとも50重量%のポリテトラフルオロエチレン成分と、組成物に溶融加工性を付与するに有効な量のポリアリーレンエーテルケトンとを含む組成物であって、前記ポリテトラフルオロエチレン成分は、
(a) 前記ポリテトラフロロエチレン成分を基準として少なくとも20重量%の、380℃の温度において少なくとも108Pa・sの溶融粘度を有するポリテトラフルオロエチレンと、
(b) 前記ポリテトラフロロエチレン成分を基準として20重量%〜80重量%の、372℃の温度において少なくとも50Pa・sから10 5 Pa・sの溶融粘度を有するポリテトラフルオロエチレンミクロ粉末と
を含むことを特徴とする組成物。 - 少なくとも50重量%のポリテトラフルオロエチレン成分と、組成物に溶融加工性を付与するための20〜50重量%のポリアリーレンエーテルケトンとを含む組成物であって、
前記ポリテトラフルオロエチレンが、380℃の温度において少なくとも10 8 Pa・sの溶融粘度を有し、および水分散重合によって調製される微粉末型であることを特徴とする組成物。 - 前記ポリアリーレンエーテルケトンがポリエーテルケトンケトンであることを特徴とする請求項1または2に記載の組成物。
- 請求項1または2に記載の組成物を溶融押出することを含む方法。
- 溶融押出に射出成形を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
- 前記ポリアリーレンエーテルケトンの量を、前記ポリテトラフルオロエチレン成分および前記ポリアリーレンエーテルケトンの総重量を基準として4重量%までも減少させることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
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