JP4101138B2 - エアバッグの廃棄処理に用いる作動制御装置 - Google Patents

エアバッグの廃棄処理に用いる作動制御装置 Download PDF

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本発明は、不要となったエアバッグ装置のインフレータを作動させる、エアバッグ装置の廃棄処理に用いて好ましい作動制御装置に関する。
自動車を廃車処理する場合、前記自動車に装着されたエアバッグ装置のインフレータを作動させてから回収可能な金属材料等を回収・再生することが行われている。
このようなエアバッグ装置の廃棄処理の方法として、複数のエアバッグ装置のインフレータを同時に作動させて、効率的に処理を行うことが考えられる。しかしながら、複数のエアバッグ装置のインフレータを同時に作動させる場合、当該インフレータの作動時の爆発により激しい爆発音や衝撃振動が生じるため、決して好ましい作業環境ではない。
また、複数のエアバッグ装置のインフレータを同時に作動させた際に、その中に不発のインフレータがあったとしても、その爆発音や衝撃振動により、当該不発のインフレータを特定することが困難であり、その回収作業等の対処に危険を伴う場合がある。
そこで、複数のエアバッグ装置の廃棄処理に用いられる作動制御装置として、1つの電源に対して、リレー及びエアバッグ装置のインフレータの組み合わせを並列に接続して、複数のエアバッグ装置の各インフレータを順次通電させて作動させるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このような構造の作動制御装置では、1つの電源により、インフレータの作動とリレーの制御とを行っているため、作動時に一のインフレータが短絡すると、次のインフレータに通電を行うリレーを制御することができず、残りのインフレータを作動させることができない問題があった。
また、前記一のインフレータが短絡を起こさなかった場合でも、分流により次のインフレータの通電を行うリレーの制御に必要な電流が不足し、残りのインフレータを作動させることができない問題があった。
特開2000−264161号公報
本発明は、エアバッグ装置の廃棄処理において、特に、エアバッグ装置のインフレータを安定して作動させることが可能な作動制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、不要となったエアバッグ装置のインフレータを作動させる、前記エアバッグ装置の廃棄処理に用いられる作動制御装置であって、電気的な導通と非導通との切り替えに従って、前記エアバッグ装置のインフレータに通電を行う第1の回路と、前記第1の回路の電気的な導通と非導通とを切り替える第2の回路とを備え、前記第1の回路に電力を供給する第1の電源と、前記第2の回路に電力を供給する第2の電源とがそれぞれ独立して設けられており、前記作動制御装置は、第1のコイルと、前記第1のコイルが励磁されることにより閉鎖される第1の接点と、を有する第1のリレーをさらに備え、前記第1の回路が、前記第1のリレーの前記第1の接点を含み、前記第2の回路が、前記第1のリレーの前記第1のコイルを含み、前記第2の電源により前記第1のコイルを励磁させて、前記第1の接点を閉鎖し、前記第1の接点の閉鎖により、前記第1の電源から前記エアバッグ装置のインフレータに通電を行う作動制御装置が提供される。
本発明では、エアバッグ装置の廃棄処理に用いられる作動制御装置に、第1の電源を含む第1の回路と、第1の電源とは独立した第2の電源を含む第2の回路とを具備させ、第2の回路が第1の回路の電気的な導通と非導通とを切り替え、この切り替えに従って、第1の回路が第1の電源から前記エアバッグ装置のインフレータに通電を行う。
このように、エアバッグ装置のインフレータに通電を行う第1の回路とは別に、第1の回路の電気的な導通を切り替える第2の回路を設けると共に、第1の回路と第2の回路の電源をそれぞれ別に設けることにより、複数のエアバッグ装置のインフレータを順次作動させる場合に、一のインフレータが短絡しても、次のインフレータに通電させるリレーを制御することができると共に、分流による電流不足も生じず、次のインフレータを安定して作動させることが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
まず最初に、本発明の処理対象となるエアバッグ装置の構造を説明する。図1は本発明の実施形態において処理対象となる運転席用のエアバッグ装置の一例を示すステアリングの断面図、図2は図1に示すインフレータの断面図、図3は本発明の実施形態において処理対象となる助手席用のエアバッグ装置のインストルメントパネルの断面図、図4は図3に示すインフレータの断面図である。
図1及び図2に示す運転席用エアバッグ装置50aも図3及び図4に示す助手席用エアバッグ装置50bも、電気式エアバッグであれば基本的な構造は同じであり、気体袋であるエアバッグ51と、これを膨らませるためのインフレータ52とを有している。
エアバッグ51は、図1及び図3に示されるようにステアリングSTRやインストルメントパネルIST内に折り畳まれて収納されており、後述するインフレータ52のハウジング521の通孔522を包むように装着され、これによりインフレータ52で発生したガスが、エアバッグ51内に導入されて膨張することになる。
インフレータ52は、自動車の衝突時にエアバッグセンサユニットの減速センサで検出された衝撃が電気信号として伝わり、これにより点火するスクイブ(点火器)523と、このスクイブ523による火炎で着火燃焼するエンハンサ(伝火薬)524と、このエンハンサ524による火炎及び熱により着火燃焼してガスを発生させるガス発生剤525とを有している。
例えば、図2に示す運転席用エアバッグ装置50aのインフレータ52では、円筒状のハウジング521の中央にスクイブ523とエンハンサ524とが設けられ、その周囲の燃焼室526にガス発生剤525が充填され、さらにその周囲にスクリーン527が設けられている。そして、同図に示すリード線528から衝撃信号が入力されると、スクイブ523が点火し、この火炎でエンハンサ524が着火燃焼し、さらにこの火炎と熱は通孔529を介して燃焼室526に入り、ガス発生剤525を着火燃焼させる。このガス発生剤525の着火燃焼により生じたガスは、スクリーン527を通過してハウジング521の周囲に設けられた複数の通孔522から流出し、図1に示すエアバッグ51を膨らませることになる。
なお、図3及び図4に示す助手席用エアバッグ装置50bのインフレータ52では、長筒状のハウジング521の中央一端にスクイブ523が設けられ、また筒状ハウジング521の中央全域に亘ってエンハンサ524が設けられている。また、エンハンサ524の周囲の燃焼室526にガス発生剤525が充填され、さらにその周囲にスクリーン527が設けられている。
こうした助手席用インフレータ52でも、同図に示すリード線528から衝撃信号が入力されると、スクイブ523が点火し、この火炎でエンハンサ524が着火燃焼し、さらにこの火炎と熱は通孔529を介して燃焼室526に入り、ガス発生剤525を着火燃焼させる。このガス発生剤525の着火燃焼により生じたガスは、スクリーン527を通過してハウジング521の周囲に設けられた複数の通孔522から流出し、図3に示すエアバッグ51を膨らませることになる。
次に、以上のようなエアバッグ装置50のインフレータ52を廃棄処理するために用いられるエアバッグ処理装置1について説明する。
図5は本発明の実施形態に係るエアバッグ処理装置を示す斜視図、図6は本発明の実施形態に係る一括展開処理装置の外観を示す図であり、図6(A)は正面図、図6(B)は側面図、図6(C)は背面図、図7は本発明の実施形態に係る作動制御装置の電気回路図、図8は図7の電気回路に用いられるリレーの詳細を示す電気回路図であり、図8(A)は第1のリレー、図8(B)は第2及び第3のリレー、図8(C)は第4のリレーを示す図である。
図5に示すように、本発明の実施形態に係るエアバッグ処理装置1は、処理対象である複数のエアバッグ装置50の各インフレータ52を密閉空間内に収容する筐体5と、前記筐体5の内部に収容された複数のインフレータ52に電気的に接続されて、当該インフレータ52を作動させる作動制御装置10とから構成されており、1回の処理で複数のインフレータ52を順次作動させることが可能となっている。
このエアバッグ処理装置1の筐体5は、内部空間に収容されたインフレータ52の作動時に生じる爆発音及び衝撃振動等が筐体5の外部に漏れないように防音壁で構成されており、さらにその前面には開閉自在なドア6が設けられている。このドア6も防音壁で構成されている。これら防音壁の具体的な構造は特に限定されないが、砂を鋼板でサンドイッチしたものを用いることができ、この際、耐火性をも付与することが望ましい。なお、筐体5の形状は特に限定されないが、後述するインフレータ52の取り付け・取り外しの作業性を考慮した形状とすることが望ましい。
本実施形態においては、特にドア6の裏面(筐体5の内部側)に、インフレータ52を固定するための棚部が複数箇所設けられている。具体的には、図5に示すように、例えば、運転席用インフレータ52a、52bを2個、助手席用インフレータ52cを1個載置可能なように、棚部7a、7bがドア6の裏面に設けられ、当該ドア6を開くと、筐体5の外でこれらインフレータ52の取り付け・取り外し作業が可能なようになっており、作業者ができる限り筐体5の内部に身体(特に顔)を入れないように筐体5の構造が考慮されている。なお、筐体5の内部への各インフレータ52a〜52cのセッティングは、筐体5の内部に設けられたコネクタ8を、各インフレータ52a〜52cから導出するリード線528にそれぞれ接続することにより行われる。
エアバッグ処理装置1の作動制御装置10(一括展開処理装置)は、図5及び図6に示すように、エアバッグ処理装置1の筐体5とは独立して外部に設けられており、2つの回路20、30及び4つのリレー41〜44がケース11に収容されており、当該作動制御装置10単体で持ち運びが可能となっている。この作動制御装置10から、筐体5の各コネクタ19への電気的な接続は、作動制御装置10の背面に設けられた外部コネクタ12と、例えば筐体5の背面等に設けられた特に図示しない外部接続用のコネクタとを、ケーブル9を介して連結することにより行われる。
本実施形態に係る作動制御装置10は、図7に示すように、4つのリレー41〜44と、前記リレー41〜44を制御するリレー制御用回路20(第2の回路)と、前記リレー41〜44の接点の開閉に従って、筐体5の内部に収容された各インフレータ52a〜52cのスクイブ523に通電を行う通電用回路30(第1の回路)とを備えている(なお、図7〜図12に示すインフレータ52a〜52cは、具体的には図2に示すスクイブ523に相当するのであるが、どのインフレータが作動するのかを理解し易くするため、電気回路上でもインフレータと称して説明する。)。
作動制御装置10に具備された第1のリレー41は、リレー制御用回路20の回路起動後における通電状態を維持する自己保持用リレーである。当該第1のリレー41は、図8(A)に示すように、第1のコイル41aと、当該第1のコイル41aの励磁によりそれぞれ閉じられる第1のa接点41b及び第2のa接点41cとを備えている。
図7に示すように、この第1のリレー41の第1のコイル41a及び第1のa接点41bは、リレー制御用回路20に含まれ、第2のa接点41c(第1の接点)は、通電用回路30に含まれている。
作動制御装置10に具備された第2〜第4のリレー42〜44は、第1〜第3のインフレータ52a〜52cを順次作動させるためのリレーである。
作動制御装置10に具備された第2のリレー42は、第1のインフレータ52aを作動させるためのタイマリレーである。当該第2のリレー42は、図8(B)に示すように、第2のコイル42aと、当該第2のコイル42aの励磁により計時を開始する第1のタイマ(不図示)と、前記第1のタイマの所定時間の計時により閉じる第3のa接点42bと、a接点及びb接点を各々一個づつ有する回路切替用接点であり、前記第1のタイマの所定時間の計時により開閉する第1の複合接点42cとを備えている。
図7に示すように、この第2のリレー42の第2のコイル42a及び第3のa接点42b(第2の接点)は、リレー制御用回路20に含まれ、第1の複合接点42c(第1の接点)は、通電用回路30に含まれている。この第2のリレー42の第1の複合接点42cのb接点を介して、第1のインフレータ52aのスクイブ523への通電が行われる。
作動制御装置10に具備された第3のリレー43は、第2のインフレータ52bを作動させるためのタイマリレーである。当該第3のタイマリレー43は、図8(B)に示すように、第3のコイル43aと、当該第3のコイル43aの励磁により計時を開始する第2のタイマ(不図示)と、前記第2のタイマの所定時間の計時により閉じる第4のa接点43bと、前記第1の複合接点42cと同様に、a接点及びb接点を各々一個づつ有する回路切替用接点であり、前記第2のタイマの所定時間の計時により開閉する第2の複合接点43cとを備えている。
図7に示すように、この第3のリレー43の第3のコイル43a及び第4のa接点43b(第2の接点)は、リレー制御用回路20に含まれ、第2の複合接点43c(第1の接点)は、通電用回路30に含まれている。この第3のリレー43の第2の複合接点43cのb接点を介して、第2のインフレータ52bのスクイブ523への通電が行われる。
作動制御装置10に具備された第4のリレー44は、第3のインフレータ52cを作動させるためのタイマリレーであり、第2及び第3のリレー42、43の第1及び第2の複合接点42c、43cを、第1のb接点44cに置き換えたタイプのものである。当該第4のリレー44は、図8(C)に示すように、第4のコイル44aと、当該第4のコイル44aの励磁により計時を開始する第3のタイマ(不図示)と、前記第3のタイマの所定時間の計時により閉じる第5のa接点44bと、前記第3のタイマの所定時間の計時により開く第1のb接点44cとを備えている。
図7に示すように、この第4のリレー44の第4のコイル44a及び第5のa接点44b(第の接点)は、リレー制御用回路20に含まれ、第1のb接点44c(第の接点)は、通電用回路30に含まれている。この第4のリレー44の第1のb接点44cを介して、第3のインフレータ52cのスクイブ523への通電が行われる。
本実施形態に係る作動制御装置10のリレー制御用回路20は、図7に示すように、第1〜第4のリレー41〜44の各コイル41a〜44aと、第1〜第4のリレー41〜44の各a接点41b〜44bと、エアバッグ装置50のインフレータ52の廃棄処理を開始させる操作ボタン22と、各インフレータ52a〜52cの通電状況を表示する第1〜第3のパイロットランプ23〜25と、これらに電力を供給する第2の電源21とを備えている。なお、図5では、エアバッグ装置50からインフレータ52を取り外して廃棄処理を行うように図示しているが、本発明では特にこれに限定されず、例えばインフレータをエアバッグ装置から取り出さずにエアバッグ装置(モジュール)のまま廃棄処理することもできる。
このリレー制御用回路20は、まず、第2の電源21、操作ボタン22及び第1のリレー41の第1のコイル41aが直列に接続されて構成されている。そして、第1のリレー41の第1のコイル41aに対して、第1のリレー41の第1のa接点41b及び第2のリレー42の第2のコイル42aが並列に接続されている。そして、第2のリレー42の第2のコイル42aに対して、第2のリレー42の第3のa接点42bが並列に接続されており、当該第2のリレー42の第3のa接点42bに対して、第1のパイロットランプ23が直列に接続されている。さらに、第1のパイロットランプ23に対して、第3のリレー43の第3のコイル43aと、第3のリレー43の第4のa接点43bとが並列に接続されており、当該第3のリレー43の第4のa接点43bに対して、第2のパイロットランプ24が直列に接続されている。同様に、第2のパイロットランプ24に対して、第4のリレー44の第4のコイル44aと、第4のリレー44の第5のa接点44bとが並列に接続されており、当該第4のリレー44の第5のa接点44bに対して、第3のパイロットランプ25が直列に接続されている。
リレー制御用回路20に含まれる操作ボタン22と、第1〜第3のパイロットランプ23〜25は、図6(A)に示すように、作動制御装置10のケース11の正面部に配置されており、図7に示す各インフレータ52a〜52cの通電状況を視認することが可能となる。
これに対し、本実施形態に係る作動制御装置10の通電用回路30は、図7に示すように、第1〜第3のインフレータ52a〜52cと、第1のリレー41の第2のa接点41cと、第2及び第3のリレー42、43の各複合接点42c、43cと、第4のリレー44の第1のb接点44cと、抵抗値を調整可能な可変抵抗32と、前記第2の電源21とは独立して、これらに電力を供給する第1の電源31とを備えている。
この通電用回路30は、まず、第1の電源31、第1のリレー41の第2のa接点41c、第2のリレー42の第1の複合接点42c、第1のインフレータ52a及び可変抵抗32が直列に接続されて構成されている。そして、第1のインフレータ52aに対して、第3のリレー43の第2の複合接点43c及び第2のインフレータ52bが並列に接続されている。さらに、第2のインフレータ52bに対して、第4のリレー44の第1のb接点44c及び第3のインフレータ52cが並列に接続されている。
なお、通電用回路30に電気的に接続されている各インフレータ52a〜52cの具体的な箇所は、インフレータ52内部の上述の図2及び図4に示すスクイブ(点火器)523である。また、図7において特に図示しないが、各インフレータ52a〜52cと、第2及び第3のリレー42、43の各複合接点42c、43c又は第4のリレー44の第1のb接点44cとの間、及び、各インフレータ52a〜52cと、可変抵抗32との間には、図6(C)に示す作動制御装置10のケース11の背面に設けられた外部コネクタ12、図5に示すケーブル9、例えば筐体5の背面等に設けられた特に図示しない外部接続用のコネクタ、及び筐体5の内部のコネクタ8が介在している。
このように、比較的単純な構造のリレーを用いて、インフレータ作動用の電気回路を簡単な構成とすることにより、信頼性、メンテナンス性も良好となる。
次に動作について説明する。
図9は図7の電気回路において第1のインフレータを作動させた状態を示す電気回路図、図10は図7の電気回路において第2のインフレータを作動させた状態を示す電気回路図、図11は図7の電気回路において第3のインフレータを作動させた状態を示す電気回路図、図12は図7の電気回路において全てのインフレータを作動させた状態を示す電気回路図である。
まず、処理対象となる運転席用インフレータである第1及び第2のインフレータ52a、52bと、助手席用インフレータである第3のインフレータ52cとそれぞれを棚部7a、7bにセットし、各インフレータ52から導出したリード線528にコネクタ8をそれぞれ接続した後、ドア6を閉める。これにより、筐体5内はほぼ密閉された空間となる。そして、作動制御装置10の外部コネクタ12と、例えば筐体5の背面等に設けられたコネクタ(不図示)とをケーブル9により接続する。
次に、作動制御装置10の前面に設けられた操作ボタン22を押すと、図9に示すように、リレー制御用回路20において、第2の電源21から電力が供給されて、第1のリレー41の第1のコイル41aが励磁され、第1のリレー41の第1のa接点41bが閉じられ、第2のリレー42の第2のコイル42aが励磁され、当該第2のリレー42の第1のタイマ(不図示)が計時を開始する。
リレー制御用回路20における第1のコイル41aの励磁と同時に、通電用回路30において、第2のa接点41cが閉じられ、第1の電源31から電力が供給され、第2のリレー42の第1の複合接点42cのb接点を介して、第1のインフレータ52aのスクイブ523に通電が行なわれて発火し、当該インフレータ52aが作動する。
次に、図10に示すように、リレー制御用回路20において、第2のリレー42の第2のコイル42aが励磁してから所定時間経過すると、第2のリレー42の第3のa接点42bが閉じられる。そして、第1のパイロットランプ23が点灯すると共に、第3のリレー43の第3のコイル43aが励磁され、当該第3のリレー43の第2のタイマ(不図示)が計時を開始する。
リレー制御用回路20における第2のリレー42の第3のa接点42bが閉じるのと同時に、通電用回路30において、第2のリレー42の第1の複合接点42cのb接点が開放されると共にa接点が閉じられ、第1のインフレータ52aが通電用回路30から遮断され、第3のリレー43の第2の複合接点43cを介して、第2のインフレータ52bのスクイブ523に通電が行われて発火し、当該インフレータ52bが作動する。
次に、図11に示すように、リレー制御用回路20において、第3のリレー43の第3のコイル43aが励磁してから所定時間経過すると、第3のリレー43の第4のa接点43bが閉じられる。そして、第2のパイロットランプ24が点灯すると共に、第4のリレー44の第4のコイル44aが励磁され、当該第4のリレー44の第3のタイマ(不図示)が計時を開始する。
リレー制御用回路20における第3のリレー43の第4のa接点43bが閉じるのと同時に、通電用回路30において、第3のリレー43の第2の複合接点43cのb接点が開放されると共にa接点が閉じられ、第2のインフレータ52bが通電用回路30から遮断され、第4のリレー44の第1のb接点を介して、第3のインフレータ52cのスクイブ523に通電が行われて発火し、当該インフレータ52cが作動する。
次に、図12に示すように、リレー制御用回路20において、第4のリレー44の第4のコイル44aが励磁してから所定時間経過すると、第4のリレー44の第5のa接点44bが閉じられる。そして、第3のパイロットランプ25が点灯する。これと共に、第4のリレー44の第1のb接点44cが開放され、第3のインフレータ52cが、通電用回路30から遮断される。この第4のリレー44の第1のb接点44cの開放に伴って、通電用回路30において電流が遮断され残留電圧がなくなるので、次のインフレータ52のセット時に誤作動を防止することができる。
第1〜第3のパイロットランプ23〜25により、全てのインフレータ52a〜52cの作動が確認され、筐体5内部の温度が十分に下がったら、ドア6を空けて、処理済みのインフレータ52a〜52cを取り出し、次のインフレータ52をセットする。この際、処理対象であるインフレータの前後のロットにおいて、インフレータ52の仕様が異なりスクイブ523の抵抗値が変動する場合には、通電用回路30に具備された可変抵抗32で電流を調整することにより、多機種のインフレータ52への対応が可能となる。
以上のように、エアバッグ装置のインフレータに通電を行う通電用回路とは別に、通電用回路の各接点を開閉させるリレー制御用回路を設けると共に、通電用回路の第1の電源とリレー制御用回路の第2の電源とをそれぞれ別に設けることにより、複数のエアバッグ装置のインフレータを順次作動させるに際して、一個のインフレータが短絡しても、次のインフレータに通電させるリレーを制御することができると共に、分流による電流不足も生じず、次のインフレータを安定して作動させることが可能となる。
また、各インフレータが作動する毎に、対応する各パイロットランプが点灯し、筐体内部の密閉された各インフレータの通電状況を、作動制御装置に表示することにより確認することが可能となるので、不発のインフレータの特定が容易であり、その回収作業等の対処における安全性にも優れている。
さらに、本発明の本実施形態に係る作動制御装置は、筐体を用いた使用方法に限定されず、車両に装着された状態の各エアバッグ装置を作動させるのに用いることも可能である。以下に、本発明の実施形態に係る作動制御装置の他の使用方法について以下に説明する。
図13は車両の運転席及び助手席周囲を示す斜視図、図14は本発明の実施形態に係る作動制御装置の他の使用方法を示す図である。
自動車の運転席及び助手席の周囲には、様々なエアバッグ装置が装着されている。例えば、図13に示すように、運転席周囲のステアリングSTRの内部には、運転席用エアバッグ装置50aが装着されており、助手席周囲のインストルメントパネルISTの内部には、助手席用エアバッグ装置50bが装着されており、運転席及び助手席の側方には、サイドエアバッグ装置50cがそれぞれ装着されている。また、自動車の衝撃を検知した際に、これらエアバッグ装置50a〜50cと共に、インフレータを作動させて、このインフレータから発生するガスの膨張力を利用して、シートベルトの弛みを瞬時に巻き取るシートベルトプリテンショナー50dが運転席及び助手席側方にそれぞれ装着されている。
これらエアバッグ装置50a〜50c及びプリテンショナー50dは、廃棄処理前の通常使用時においては、車載ハーネス62を介して、エアバッグセンサユニット61にそれぞれ接続されて集中管理されており、当該エアバッグセンサユニット61が衝撃を検出すると、当該エアバッグセンサユニット61から送信させる送信される衝撃信号に基づいて、各エアバッグ装置50a〜50cのエアバッグ51が瞬時に膨らむと共に、プリテンショナー50dがシートベルトの弛みを瞬時に巻き取るような構造となっている。
このように多様に装着されたエアバッグ装置50a〜50c及びプリテンショナー50dの処理方法の一つとして、上述のように自動車から取り外して各インフレータ52を抽出する方法の他に、これらエアバッグ装置50a〜50c及びプリテンショナー50dを車載したまま処理を行う方法を挙げることができる。
具体的には、まず、図14に示すように、各エアバッグ装置50a〜50c及びプリテンショナー50dを統括するエアバッグセンサユニット61を車載ハーネス62から取り外す。
そして、上述のようなリレー制御用回路20と通電用回路30とを有し、これら各回路20、30の電源21、31がそれぞれ独立している構造を備えた作動制御装置10の背面に設けられた外部コネクタ12に、サブハーネス63を介して車載ハーネス62を接続し、当該作動制御装置10の操作ボタン22をオンすることにより、上記と同様の回路の動きにより、各エアバッグ装置50a〜50c及びプリテンショナー50dのインフレータ52を順次作動させて処理することができる。なお、自動車側の車載ハーネス62と作動制御装置10とを接続するサブハーネス63は複数種用意されており、車載ハーネスに適合したサブハーネス63を選択することにより、多数の車種に対応可能となっている。
特に、エアバッグセンサユニット61が、各エアバッグ装置50a〜50c及びプリテンショナー50dの各インフレータ52を独立して通電するような構造を有する場合には、作動処理する際に一つ一つのインフレータ52に配線を行う煩わしさがあったが、本発明の実施形態では、作動制御装置10をサブハーネス63を介して車載ハーネス62に接続するだけで、作動処理のための各インフレータ52への接続が完了するため、エアバッグ装置の廃棄処理の作業性が向上する。
また、本発明の実施形態に係る、持ち運び性に優れる作動制御装置を用いることにより、車載状態の複数のエアバッグ装置の順次処理を容易に実施することが可能となる。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。例えば、上記の実施形態においては、機械的接点を有するリレーを用いて作動制御装置を構成するように説明したが、本発明においては特にこれに限定されることなく、例えば、半導体素子のスイッチング作用を利用した無接点リレーを用いても良い。また、上記の実施形態においては、運転席用インフレータを2個、助手席用インフレータを1個の合計3個のインフレータを処理するための作動制御装置について説明したが、本発明においては特にこれに限定されることなく、4個以上のインフレータを処理可能としても良く、又は、運転席用インフレータのみを処理対象としたり或いは助手席用インフレータのみを処理対象としても良い。
図1は、本発明の実施形態において処理対象となる運転席用エアバッグ装置の一例を示すステアリングの断面図である。 図2は、図1に示すインフレータの断面図である。 図3は、本発明の実施形態において処理対象となる助手席用エアバッグ装置の一例を示すインストルメントパネルの断面図である。 図4は、図3に示すインフレータの断面図である。 図5は、本発明の実施形態に係るエアバッグ処理装置を示す斜視図である。 図6は、本発明の実施形態に係る一括展開処理装置の外観を示す図であり、図6(A)は正面図、図6(B)は側面図、図6(C)は背面図である。 図7は、本発明の実施形態に係る作動制御装置の電気回路図である。 図8は、図7の電気回路に用いられる電磁リレーを示す電気回路図であり、図8(A)は第1のリレー、図8(B)は第2及び第3のリレー、図8(C)は第4のリレーを示す図である。 図9は、図7の電気回路において第1のインフレータを作動させた状態を示す電気回路図である。 図10は、図7の電気回路において第2のインフレータを作動させた状態を示す電気回路図である。 図11は、図7の電気回路において第3のインフレータを作動させた状態を示す電気回路図である。 図12は、図7の電気回路において全てのインフレータを作動させた状態を示す電気回路図である。 図13は、車両の運転席周囲を示す斜視図である。 図14は、本発明の実施形態に係る作動制御装置の他の使用方法を示す図である。
符号の説明
1…エアバッグ処理装置
5…筐体
10…作動制御装置
20…リレー制御用回路
21…第2の電源
22…操作用ボタン
23〜25…パイロットランプ
30…通電用回路
31…第1の電源
32…可変抵抗
41〜44…第1のリレー
41a〜44a…コイル
41b〜44b、41c…a接点
42c、43c…複合接点
44c…第1のb接点
50…エアバッグ装置
52…インフレータ
523…スクイブ
61…エアバッグセンサユニット
62…車載ハーネス
63…サブハーネス

Claims (7)

  1. 不要となったエアバッグ装置のインフレータを作動させる、前記エアバッグ装置の廃棄処理に用いられる作動制御装置であって、
    電気的な導通と非導通との切り替えに従って、前記エアバッグ装置のインフレータに通電を行う第1の回路と、
    前記第1の回路の電気的な導通と非導通とを切り替える第2の回路とを備え、
    前記第1の回路に電力を供給する第1の電源と、前記第2の回路に電力を供給する第2の電源とがそれぞれ独立して設けられており、
    前記作動制御装置は、第1のコイルと、前記第1のコイルが励磁されることにより閉鎖される第1の接点と、を有する第1のリレーをさらに備え、
    前記第1の回路が、前記第1のリレーの前記第1の接点を含み、
    前記第2の回路が、前記第1のリレーの前記第1のコイルを含み、
    前記第2の電源により前記第1のコイルを励磁させて、前記第1の接点を閉鎖し
    前記第1の接点を閉鎖することで前記第1の電源から前記エアバッグ装置のインフレータに通電を行う作動制御装置。
  2. 複数のエアバッグ装置の廃棄処理に用いられる作動制御装置であって、
    前記第1のリレーを複数備え、
    前記複数の第1のリレーの前記第1の接点に、前記複数のエアバッグ装置のインフレータがそれぞれ接続されており、
    前記第2の電源により前記複数の第1のリレーの第1のコイルを順次励磁させて、前記複数の第1のリレーの第1の接点を順次閉鎖し
    前記複数の第1のリレーの第1の接点順次閉鎖することで前記第1の電源から前記複数のエアバッグ装置のインフレータに順次通電を行う請求項記載の作動制御装置。
  3. 前記第1のリレーは、当該第1のリレーの第1のコイルが励磁されることにより閉鎖される第2の接点を有し、
    前記第2の回路が、前記第2の接点と、前記第2の接点に直列に接続されたパイロットランプとをさらに含む請求項記載の作動制御装置。
  4. 前記第2の回路に含まれる第2のコイルと、前記第1の回路に含まれ、前記第2のコイルが励磁されることにより開放される第3の接点と、を有する第2のリレーをさらに備え、
    前記複数のエアバッグ装置の全てのインフレータが作動したに、前記第3の接点が開放されることにより、前記第1の回路が電気的に遮断される請求項2又は3記載の作動制御装置。
  5. 前記第2のリレーは、当該第2のリレーの第2のコイルが励磁されることにより閉鎖される第4の接点を有し、
    前記第2の回路が、前記第の接点と、前記第の接点に直列に接続されたパイロットランプとをさらに含む請求項記載の作動制御装置。
  6. 前記第1の回路が、前記エアバッグ装置のインフレータにそれぞれ直列に接続された1つの可変抵抗をさらに含む請求項1〜の何れかに記載の作動制御装置。
  7. 前記第1の電源を含む第1の回路と、前記第2の電源を含む第2の回路とが、持ち運び可能なケースに収容された請求項1〜6の何れかに記載の作動制御装置。
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