JP4100424B2 - カラオケシステム - Google Patents

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Description

本発明は、複数のカラオケ装置と、これらのカラオケ装置を管理するための管理装置と、カラオケ装置と管理装置及びカラオケ装置同士を接続可能なネットワークとを備えるカラオケシステムに関する。
従来のカラオケ装置では、デュエット曲を歌いたいと思った場合、相手になる人を一緒にカラオケを楽しんでいるグループ員の中から募るのが一般的である。ただし、デュエット曲を一緒に歌ってくれる(歌える)人が同じグループ内に必ずいるとは限らない。例えば、1人でカラオケを楽しんでいる場合には当然相手は居ないし、複数人であっても同性しか居ない場合には男女声によるデュエット曲は歌えなくなる。
そこで、このような場合を想定して、同一ネットワーク上の複数のカラオケ端末の全ての利用者をデュエット相手の候補にしてデュエット相手を探すようなカラオケシステム(例えば特許文献1参照)がある。このカラオケシステムにおいては、カラオケ端末にてキーパッドから入力されたデュエット要求を、ネットワークを介してフロント端末が受信すると、デュエット要求をしてきた以外の全てのカラオケ端末に、ネットワークを通してデュエット要求が表示されるように制御する。そして、デュエット了解を送信してきたカラオケ端末があれば、デュエット要求してきたカラオケ端末に希望者がある旨の通知を行なう。そして、デュエット要求してきたカラオケ端末とデュエット了解をしてきたカラオケ端末とのチャンネルを一致させ、同期させながらカラオケ演奏をさせるものである。
また、カラオケのデュエットを行なうパートナーを探し出す作業を支援するデュエットパートナー紹介システム(例えば特許文献2参照)がある。このデュエットパートナー紹介システムは、会員制が前提のシステムである。したがって、個人情報を登録した会員のみが本システムを利用できる。このデュエットパートナー紹介システムにおいては、システムホストに楽曲の伴奏データが蓄積され、カラオケ端末は、システムホストから通信回線を介して送付される伴奏データに基づいて楽曲の演奏を行なう。システムホストは、カラオケ端末を使用する使用者からのデュエットパートナーの紹介の要求に応じ、複数のカラオケ端末をそれぞれ使用している各使用者の中から該要求に適合するデュエットのパートナーの候補の抽出を行なう。カラオケ端末は、この抽出の結果であるデュエットのパートナーの候補についての情報をカラオケ端末を使用する使用者に提示するものである。
さらに、デュエット(合唱)の相手を募集し、応募があった後に演奏予約するカラオケ装置の演奏予約システム(例えば特許文献3参照)がある。このカラオケ装置の演奏予約システムにおいては、まずデュエットの参加者を募集するデュエット希望曲を仮予約する。仮予約されたデュエット募集曲は店内の利用客に告知され、この告知されたデュエット募集曲に対する応募者を募る。デュエット曲の応募者が現れた時、デュエット募集曲を演奏予約するものである。
特開平10−39879号公報(第2頁〜第3頁) 特開2002−6870号公報(第3頁) 特開2005−17736号公報(第3頁)
しかし、上述の特許文献1に記載されたカラオケシステムにおいては、デュエット要求をしてきた以外の全てのカラオケ端末に、ネットワークを通してデュエット要求が表示されても、デュエット要求をしてきた以外の全てのカラオケ端末を使用している各使用者がすぐに対応できない場合がある。つまり、デュエット要求をしてきた以外の全てのカラオケ端末を使用している各使用者は、カラオケ歌唱で盛り上がっている最中だったり、既に何曲かのカラオケ演奏曲が予約されていた場合である。このような場合には、デュエット要求が表示された時点のカラオケ歌唱を中断したり、後回しにして、デュエット要求を優先するという状況にはない。したがって、デュエット要求に興味を抱いたとしてもデュエット了解の応答を出しにくい。
また、上述の特許文献2に記載されたデュエットパートナー紹介システムにおいては、
会員制が前提であるため、会員以外の人は参加できない。また、プライバシー保護のために、個人情報を登録したくない人は会員に登録されないので参加できない。そして、デュエットパートナーの検索を希望する者が、各種個人情報の入力を行なう必要があり、この操作が煩雑であるという問題があった。
さらに、上述の特許文献3に記載されたカラオケ装置の演奏予約システムにおいては、1台のカラオケ装置を店内の利用客で共用するカラオケパブのような環境を前提として、カラオケ演奏予約を行なっている。したがって、仲間同士で楽しむのが前提であるカラオケ部屋でのカラオケ演奏とは、前提が相違している。つまり、複数台のカラオケ装置を利用してデュエット曲を演奏する場合とは、課題が相違している。
なお、これまでの説明では、デュエットで歌唱する二重唱の場合を例示して説明したが、例えば3〜5人で歌唱する重唱や斉唱も含み、2人以上で歌唱する合唱の場合であっても同様の問題が生じる。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、合唱募集者の募集情報に対して応募し易く、合唱応募者の応募の確率を高めるカラオケシステムを提供することを目的とする。
上述した問題点を解決するためになされた本発明のカラオケシステム(1:なお、この欄においては、発明に対する理解を容易にするため、必要に応じて「発明を実施するための最良の形態」欄において説明した構成要素を括弧内に示すが、この記載によって特許請求の範囲を限定することを意味するものではない。)は、選曲された識別子を有する楽曲の演奏データに基づいてカラオケ演奏を行なうとともに、マイクより入力された利用者による歌唱音声を出力可能な複数のカラオケ装置(10)と、複数のカラオケ装置(10)を管理するための管理装置(20)と、複数のカラオケ装置(10)と管理装置(20)及びカラオケ装置(10)同士を接続可能なネットワーク(100)と、を備えている。
カラオケ装置(10)は、カラオケ演奏を行なう楽曲の予約情報、募集後の待ち時間を含む合唱募集者の募集情報、合唱応募者の応募情報及び前記募集後の待ち時間経過後合唱曲のカラオケ演奏が開始されてから終了するまでの間であって、合唱曲のカラオケ演奏が開始されてから所定期間内に合唱募集者の停止情報を受け付ける受付手段(118)と、募集後の待ち時間が経過すると合唱曲のカラオケ演奏を開始する開始手段(112)と、開始手段(112)によって合唱曲のカラオケ演奏が開始されると合唱曲のカラオケ演奏開始信号を前記管理装置(20)へ送信する送信手段(112)と、を備えている。
ここで、上述した受付手段(118)が合唱募集者の停止情報を受け付ける「合唱曲のカラオケ演奏が開始されてから所定期間内」における所定期間とは、例えば合唱曲の楽曲1曲を楽曲の進行順に複数(1〜x)の区間に分割し、初めの区間「1」から設定された区間例えば「n」まで合わせた区間「1〜n」、もしくはカラオケ演奏が終了するまでの期間を指す。
また、カラオケ装置(10)は、受付手段(118)を介して受け付けたカラオケ演奏を行なう楽曲の予約情報、合唱募集者の募集情報及び合唱応募者の応募情報を管理装置(20)へ送信するとともに、合唱募集者の停止情報に関しては開始手段(112)によって合唱曲のカラオケ演奏が開始されてから終了するまでの間であって、演奏開始後の所定期間内に管理装置(20)へ送信する制御手段(112)と、管理装置(20)から送信されたカラオケ演奏を行なう楽曲の予約情報、公募情報及び応答情報を受信する受信手段(112)と、カラオケ演奏を行なう楽曲の予約情報、公募情報及び応答情報を表示する表示手段(136)と、管理装置(20)が備える管理装置側通信部(202)との間でデータを送受信するカラオケ装置側通信部(114)と、カラオケ装置(10)側の合唱予約演奏処理を実行するカラオケ装置側制御手段(112)と、を備えている。
ここで、上述した「演奏開始後の所定期間内」における所定期間とは、例えば合唱曲の楽曲1曲を楽曲の進行順に複数(1〜x)の区間に分割し、初めの区間「1」から設定された区間例えば「n」まで合わせた区間「1〜n」、もしくはカラオケ演奏が終了するまでの期間を指す。
管理装置(20)は、カラオケ装置(10)からのカラオケ演奏を行なう楽曲の予約情報に基づいて楽曲の予約情報を記憶する予約情報記憶手段(204)と、カラオケ装置(10a)からの合唱募集者の募集情報に基づいて公募情報を生成する公募情報生成手段(201)と、カラオケ装置(10b,10c)からの合唱応募者の応募情報に基づいて応答情報を生成する応答情報生成手段(201)と、カラオケ装置(10b,10c)からの合唱応募者の応募情報を比較し、最終合唱応募者を決定する決定手段(201)と、カラオケ装置(10a)からの合唱募集者の停止情報に基づいて合唱曲の再開情報を生成する再開情報生成手段(201)と、合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置(10a)と最終合唱応募者に対応するカラオケ装置(10b)との間で通信可能なようにネットワーク(100)を設定し、合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置(10a)と最終合唱応募者の応募情報を受け付けたカラオケ装置(10b)とに対して同期してカラオケ演奏を開始するように指示するカラオケ演奏指示手段(201)と、カラオケ装置(10)が備えるカラオケ装置側通信部(114)との間でデータを送受信する管理装置側通信部(202)と、管理装置(20)側の合唱予約演奏処理を実行する管理装置側制御手段(201)と、を備えている。
そして、管理装置(20)が備える管理装置側制御手段(201)は、以下に示す合唱予約演奏処理を実行する。
(イ)カラオケ演奏を行なう楽曲の予約情報を受け付けたカラオケ装置(10)から管理装置(20)へ送信された予約情報を管理装置側通信部(202)を介して受信すると、その予約情報を予約情報記憶手段(204)へ記憶する。
(ロ)合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置(10a)から管理装置(20)へ送信された募集情報を管理装置側通信部(202)を介して受信すると、その募集情報に基づいて、公募情報を生成するよう公募情報生成手段(201)を制御する。
(ハ)公募情報生成手段(201)によって生成された公募情報を管理装置側通信部(202)を介して、合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置(10a)を除いたカラオケ装置(10b,10c)へ送信する。
(ニ)前記公募情報を送信してから開始手段(112)によって開始された合唱曲のカラオケ演奏終了までの間であって、前記公募情報を送信してから演奏開始後の所定期間経過後までに合唱応募者の応募情報を受け付けたカラオケ装置(10b,10c)から管理装置(20)へ送信された応募情報を管理装置側通信部(202)を介して受信すると、その応募情報に基づいて応答情報を生成するよう応答情報生成手段(201)を制御するとともに、最終合唱応募者を決定するよう決定手段(201)を制御する。
ここで、上述した「前記公募情報を送信してから演奏開始後の所定期間経過後」における所定期間とは、例えば合唱曲の楽曲1曲を楽曲の進行順に複数(1〜x)の区間に分割し、初めの区間「1」から設定された区間例えば「n」まで合わせた区間「1〜n」、もしくはカラオケ演奏が終了するまでの期間を指す。
(ホ)応答情報生成手段(201)によって生成された応答情報を管理装置側通信部(202)を介して、合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置(10a)と合唱応募者の応募情報を受け付けたカラオケ装置(10b,10c)とへ送信する。
(ヘ)合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置(10a)から管理装置(20)へ送信された合唱曲のカラオケ演奏開始信号を管理装置側通信部(202)を介して受信したか否かを判断し、合唱曲のカラオケ演奏開始信号を受信していると判断した場合には、合唱募集者の停止情報を受け付けたカラオケ装置(10a)から管理装置(20)へ送信された停止情報を管理装置側通信部(202)を介して受信すると、その停止情報に基づいて合唱曲の再開情報を生成するよう再開情報生成手段(201)を制御する。
(ト)最終合唱応募者の応募情報を受け付けたカラオケ装置(10b)のカラオケ演奏が終了したか否かを判断し、最終合唱応募者の応募情報を受け付けたカラオケ装置(10b)のカラオケ演奏が終了すると、合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置(10a)と最終合唱応募者の応募情報を受け付けたカラオケ装置(10b)との間で通信可能なようにネットワーク(100)を設定し、合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置(10a)と最終合唱応募者の応募情報を受け付けたカラオケ装置(10b)とに対して同期してカラオケ演奏を開始するようカラオケ演奏指示手段(201)を制御し、ネットワーク(100)を介してそれらのカラオケ装置(10a,10b)における歌唱音声を互いの相手方のカラオケ装置(10a,10b)へ送信する。
上述のように、本発明のカラオケシステム(1)は、募集後の待ち時間を含む合唱募集者の募集情報を受け付ける受付手段(118)と、この募集後の待ち時間が経過すると合唱曲のカラオケ演奏を開始する開始手段(112)とを備えるカラオケ装置(10)を備えているので、合唱募集者が合唱曲のカラオケ演奏開始までに待てる制限時間を設定可能とし、この制限時間を超えると、合唱募集者側のカラオケ装置が合唱曲のカラオケ演奏を開始できる。つまり、この制限時間内に合唱応募者が現れなかった場合にも合唱募集者側のカラオケ装置が合唱曲のカラオケ演奏を開始する。
また、本発明のカラオケシステム(1)は、管理装置(20)が備える管理装置側制御手段(201)が公募情報を送信してから開始手段(112)によって開始された合唱曲のカラオケ演奏終了までの間であって、前記公募情報を送信してから演奏開始後の所定期間経過後(例えば合唱曲の楽曲1曲を楽曲の進行順に複数(1〜x)の区間に分割し、初めの区間「1」から設定された区間例えば「n」まで合わせた区間「1〜n」が終了する、もしくはカラオケ演奏が終了する)までに合唱応募者の応募情報を受け付けたカラオケ装置(10b,10c)から管理装置(20)へ送信された応募情報を管理装置側通信部(202)を介して受信すると、その応募情報に基づいて応答情報を生成するよう応答情報生成手段(201)を制御するように構成されている。したがって、合唱募集者側のカラオケ装置が合唱曲のカラオケ演奏を開始した後であっても合唱応募者の応募が受け付けられる。
そして、本発明のカラオケシステム(1)は、管理装置(20)が備える管理装置側制御手段(201)が最終合唱応募者の応募情報を受け付けたカラオケ装置(10b)のカラオケ演奏が終了すると、合唱募集者側と最終合唱応募者側とのカラオケ装置(10a,10b)に対してカラオケ演奏指示手段(201)によって同期してカラオケ演奏を開始させるように構成されている。換言すれば、合唱募集者側のカラオケ装置(10a)が募集された合唱曲のカラオケ演奏を開始した後に応募しても最終合唱応募者側はそれまで演奏していたカラオケ演奏が終了するまで合唱曲のカラオケ演奏の開始を待ってもらえる。つまり、募集された合唱曲のカラオケ演奏が開始した後に応募した場合にも、最終合唱応募者はそれまで盛り上がっているカラオケ歌唱が終了してから合唱曲のカラオケ演奏に参加することになるので、応募し易く、合唱応募者の応募の確率を高めることができる。
なお、演奏開始後にも応募を受け付ける手法としては、合唱曲のカラオケ演奏が開始した後に合唱応募者が現れた場合には、合唱応募者側のカラオケ装置に対してそれまで演奏しているカラオケ演奏を停止させて、合唱曲のカラオケ演奏に参加させる方式も考えられる。
しかしながら、このような方式の場合には、合唱募集者側のカラオケ装置が合唱曲のカラオケ演奏を開始した後に、合唱応募者として応募した場合には、合唱応募者側はそれまで演奏していたカラオケ演奏が直ちに停止されてしまう。つまり、合唱応募者側は、それまで演奏していた楽曲を最後まで歌唱することなく停止されてしまうので、それまでに盛り上がっていたカラオケ歌唱が中断されることになる。そのため、合唱応募者側は、応募を躊躇してしまうために合唱応募者の応募の確率が少なくなるという課題が発生する可能性がある。
このような方式に対して、本発明のカラオケシステム(1)は、上述したように募集された合唱曲のカラオケ演奏が開始した後に応募した場合にも、最終合唱応募者はそれまで盛り上がっているカラオケ歌唱が終了してから合唱曲のカラオケ演奏に参加することになるので、応募し易く、合唱応募者の応募の確率を高めることができる。
また、合唱募集者の募集情報の内容として様々なものが考えられるが、請求項2に示すように、さらに少なくとも合唱曲名、歌唱パート及び楽曲のジャンルを含むとよい。合唱応募する側としては、その合唱曲名によって歌える(歌いたい)歌えない(歌いたくない)の判断とし、歌唱パート、例えば男性パートなのか女性パートなのかによって例えばデュエット相手となり得るかどうかを判断し、楽曲のジャンル、例えばポップスか演歌かによって希望しているジャンルの楽曲か否かを判断するからである。なお、これらに加えて、合唱募集者をビデオカメラなどで撮影した映像も併せて表示させるようにしてもよい。
そして、合唱募集者の停止情報の内容としても様々なものが考えられるが、請求項3に示すように、少なくとも募集された合唱曲の停止位置を含むとよい。
例えば合唱募集者の停止情報が「停止」の情報であれば、募集された合唱曲を再開させる場合の合唱曲の開始位置は合唱曲の初めの位置とし、合唱募集者の停止情報が「一時停止」の情報であれば、募集された合唱曲を再開させる場合の合唱曲の開始位置は「一時停止」の情報を受け付けた時点に止めた合唱曲の一時停止位置とする。このようにすれば、合唱募集側は、例えば合唱曲を初めから楽しみたい場合には「停止」の情報を選択でき、例えばカラオケボックスにおいてカラオケサービスを利用中にサービス利用可能時間が残り少なくなり合唱曲の初めからではなく一時停止の位置から再開したい場合には「一時停止」の情報を選択できる。つまり、合唱募集者側は、合唱曲の再開する位置を選択できるので、合唱募集者側の要望に応じ合唱曲を初めから楽しむこともできるし、カラオケボックスの利用可能時間内で合唱曲を楽しむこともできる。
ところで、合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置(10a)と最終合唱応募者の応募情報を受け付けたカラオケ装置(10b)とに対して同期してカラオケ演奏する場合には、請求項4に示すように、合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置(10a)が備えるカラオケ装置側制御手段(112)がネットワーク(100)を介して合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置(10a)から最終合唱応募者の応募情報を受け付けたカラオケ装置(10b)へ歌詞テロップとカラオケ楽曲とを送信するとよい。
このように構成された本発明のカラオケシステム(1)によれば、合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置(10a)から最終合唱応募者の応募情報を受け付けたカラオケ装置(10b)へ歌詞テロップとカラオケ楽曲とを送信するので、それらのカラオケ装置(10a、10b)においてカラオケ演奏のタイミングのずれは起こらない。
また、募集された合唱曲に応募する意思が全くない利用者にとっては、勝手に公募情報が送付されてくることは好ましくない。そこで、請求項5に記載のように、公募情報を送付して欲しい利用者にのみ公募情報を送付すれば、この不都合は解消できる。
すなわち、カラオケ装置(10)は、公募情報の送信可否情報を受け付ける受付手段(118)を備える。そして、管理装置(20)は、カラオケ装置(10)からの公募情報の送信可否情報とカラオケ装置(10)の装置番号とを対応付けた装置別送信可否情報を記憶する装置別送信可否情報記憶手段(204)を備える。
受付手段(118)によって公募情報の送信可否情報を受け付けたカラオケ装置(10)が備えるカラオケ装置側制御手段(112)がカラオケ装置側通信部を介して公募情報の送信可否情報とカラオケ装置(10)の装置番号とを管理装置(20)へ送信する。
管理装置(20)が備える管理装置側制御手段(201)が管理装置側通信部(202)を介して公募情報の送信可否情報を受信すると、公募情報の送信可否情報を送信可否情報記憶手段(204)へ記憶する。そして、公募情報生成手段によって生成された公募情報を合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置(10a)を除いたカラオケ装置(10)へ送信する場合には、装置別送信可否情報記憶手段(204)に記憶されている装置別送信可否情報を読み出し、公募情報の送信可否情報が送信否であるカラオケ装置(10d)の装置番号に対応するカラオケ装置(10d)へは公募情報を送信しない。
このように構成された本発明のカラオケシステム(1)によれば、利用者は公募情報の送信可否の情報を入力できるので、募集された合唱曲に応募する意思が全くない利用者にとっては、公募情報の送信否を入力すれば公募情報が来ないので煩わしくない。つまり、どこからも邪魔されずに、親しい仲間達とカラオケ歌唱の楽しみを得ることができる。
また、例えばデュエット曲においては、歌唱パート数は2つであるが、例えばゴスペル曲においては、歌唱パート数は3〜5つであり、重唱曲や合唱曲においては、歌唱パート数はそれぞれ楽曲ごとに設定されている数値であり、それらの合唱員数を調べるのは利用者にとって厄介である。そこで、請求項6に記載のように、楽曲によって必要な合唱員数を自動的に公募するとよい。
すなわち、管理装置(20)は、楽曲の識別子と合唱員数とを対応付けた合唱員数情報を記憶する合唱員数情報記憶手段(203)を備えている。そして、管理装置(20)が備える管理装置側制御手段(201)は、管理装置側通信部(202)を介して合唱募集者の募集情報を受信した場合には、合唱募集者の募集情報から楽曲の識別子を抽出し、抽出された楽曲の識別子に対応する合唱員数を合唱員数情報記憶手段(203)から読み出し、読み出された合唱員数と、合唱募集者の募集情報とに基づいて、公募情報を生成するよう公募情報生成手段を制御する。
このように構成された本発明のカラオケシステム(1)によれば、管理装置(20)が備える管理装置側制御手段(201)は、楽曲の識別子に対応する合唱員数を含めて公募情報を生成するよう公募情報生成手段を制御するので、合唱募集者側の利用者は、楽曲によって必要な合唱員数を調べたり、入力したりする手間を省くことができる。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
図1は、カラオケシステム1の全体構成を示すブロック図である。
[カラオケシステム1の構成の説明]
カラオケシステム1は、図1に示すように、複数のカラオケ装置10と複数のカラオケ装置10間での合唱曲の合唱をセッティングするサーバ20と上記複数のカラオケ装置10及びサーバ20を結ぶ通信のためのネットワーク100によって構成されている。以下サーバ20及びカラオケ装置10の構成を、順に説明する。
なお、以下の説明において、例えば合唱募集者が利用するカラオケ装置10をカラオケ装置10aとし、最終合唱応募者となる合唱応募者が利用するカラオケ装置10をカラオケ装置10bとする。また、最終合唱応募者とはならない合唱応募者が利用するカラオケ装置10をカラオケ装置10cとし、送信許可していない利用者が利用するカラオケ装置10をカラオケ装置10dとする。また、カラオケ装置10a〜10dが備えている構成要素についても、同様にカラオケ装置10の構成要素の符号に「a〜d」を付加する。例えばカラオケ装置10aが備える制御部112を制御部112aとする。
[サーバ20の構成の説明]
サーバ20には、サーバ20全体を制御するための制御部201が備えられている。制御部201は、インタフェース部202を介してネットワーク100に接続されており、インタフェース部202を介して複数のカラオケ装置10と通信することができる。また、制御部201には、記憶手段としてのハードディスク(HDD)203及びメモリ204が接続されている。なお、制御部201は、後述する各種処理を実行する。
このうち、HDD203には、図2(a)に例示するように、演奏時間データを記憶する演奏時間データのメモリ領域50及び操作案内データを記憶する操作案内データのメモリ領域52が設けられている。なお、合唱者数データを記憶する合唱者数データのメモリ領域54については、後述の[他の実施形態](2)において説明する。
(イ)演奏時間データ
演奏時間データとは、カラオケ演奏する楽曲ごとの演奏時間のデータを指す。なお、カラオケ演奏する楽曲データは、識別子例えば楽曲番号を有している。
さて、演奏時間データは、図2(b)に例示するように、楽曲データの楽曲番号(1〜n)の数値「1〜n」と関連付けられて演奏時間データのメモリ領域50(n)へ記憶されている。一例を挙げると、楽曲番号(1)に対応する演奏時間データは、楽曲番号の数値「1」とともに、演奏時間データのメモリ領域50(1)へ記憶されている。
(ロ)操作案内データ
操作案内データとは、合唱募集者の「停止情報」を受け付けるための操作案内を表示させるための画面データを指す。操作案内データとは、例えば「合唱曲を初めから楽しみたい場合には操作部の「停止」スイッチを選択して押下して下さい。また、合唱曲の一時停止の位置から再開したい場合には操作部の「一時停止」スイッチを選択して押下して下さい。」のような操作案内をカラオケ装置10の表示部136に表示させるための画面データである。なお、カラオケ装置10の操作部については、後述の[カラオケ装置10の構成の説明]において説明する。
また、メモリ204には、図3(a)に例示するように楽曲予約データを記憶する楽曲予約データのメモリ領域60、送信可否データを記憶する送信可否データのメモリ領域62及び合唱曲の再開データを記憶する合唱曲の再開データのメモリ領域64が設けられている。以下にそれぞれのメモリ領域に記憶されるデータについて順に説明する。
(ハ)楽曲予約データ
楽曲予約データとは、カラオケ装置10の操作部118で受け付けた例えば「曲名」、「歌手名」、「ジャンル」及び「曲番」を含む楽曲の予約データを指す。このカラオケ装置10の操作部118で受け付けた楽曲予約データは操作処理部122によって制御部112へ送信され、制御部112はこの楽曲予約データをサーバ20へ送信する。そして、サーバ20の制御部201は、インタフェース部202を介して楽曲予約データを受信するとその楽曲予約データをメモリ204の楽曲予約データのメモリ領域60へ記憶する。
さて、楽曲予約データは、図3(b),(c)に例示するように、楽曲予約番号(1〜N)の数値「1〜N」と、装置番号とともに関連付けられて楽曲予約データのメモリ領域60a(N)〜60n(N)へ制御部201によって記憶される。一例を挙げると、カラオケ装置10aの装置番号(1)、予約番号(1)に対応する楽曲予約データは、予約番号の数値「1」と、カラオケ装置10aの装置番号の数値「1」とともに、制御部201によって楽曲予約データのメモリ領域60a(1)へ記憶される。
(ニ)送信可否データ
送信可否データとは、カラオケ装置10の操作部118で受け付けた例えば「送信可」もしくは「送信不可」の送信可否のデータを指す。このカラオケ装置10の操作部118で受け付けた送信可否データは操作処理部122によって制御部112へ送信され、制御部112はこの送信可否データをサーバ20へ送信する。そして、サーバ20の制御部201は、インタフェース部202を介して送信可否データを受信すると、その送信可否データをメモリ204の送信可否データのメモリ領域62へ記憶する。
さて、送信可否データは、図3(d)に例示するように、装置番号(1〜n)の数値「1〜n」と関連付けられて送信可否データのメモリ領域62(n)へ制御部201によって記憶される。一例を挙げると、カラオケ装置10aの装置番号(1)に対応する送信可否データは、装置番号の数値「1」とともに、制御部201によってメモリ領域62(1)へ記憶される。
(ホ)合唱曲の再開データ
合唱曲の再開データとは、カラオケ装置10の操作部118で受け付けた合唱募集者の「停止情報」に基づいて生成された合唱曲を再開する位置のデータを指す。このカラオケ装置10の操作部118で受け付けた合唱募集者の「停止情報」は操作処理部122によって制御部112へ送信され、制御部112はこの合唱募集者の「停止情報」をサーバ20へ送信する。そして、サーバ20の制御部201は、インタフェース部202を介して合唱募集者の「停止情報」を受信すると、その合唱募集者の「停止情報」に基づいて合唱曲の再開データを生成し、この合唱曲の再開データをメモリ204の合唱曲の再開データのメモリ領域64へ記憶する。
さて、合唱曲の再開データは、図3(e)に例示するように、合唱曲の楽曲番号(1〜n)の数値「1〜n」と関連付けられて合唱曲の再開データのメモリ領域64へ記憶される。一例を挙げると、楽曲番号(1)に対応する合唱曲の再開データは、楽曲番号の数値「1」とともに、合唱曲の再開データのメモリ領域64へ記憶される。
なお、本実施形態においては、サーバ20が「管理装置」に相当し、制御部201が「公募情報生成手段」、「応答情報生成手段」、「決定手段」、「再開情報生成手段」、「カラオケ演奏指示手段」及び「管理装置側制御手段」に相当する。また、インタフェース部202が「管理装置側通信部」に相当し、メモリ204が「予約情報記憶手段」及び「装置別送信可否情報記憶手段」に相当する。
[カラオケ装置10の構成の説明]
カラオケ装置10は、図1に示すように、カラオケ装置10全体の動作を制御する制御部112、カラオケ装置10をネットワーク100に接続するためのインタフェース部114、演奏楽曲の伴奏内容及び歌詞を示す楽曲データや映像データなどを記憶するハードディスク(HDD)116、複数のキー・スイッチからなる操作部118、リモコン端末12や携帯電話からの赤外線信号を赤外線通によって受信するための赤外線通信部120、操作部118からの信号を処理する操作処理部122、ハードディスク116に記憶された楽曲データから演奏楽曲のオーディオ信号(音響,音声に関する信号)を生成し、生成されたオーディオ信号及びマイクロフォン(以下、マイクという)126から入力されたオーディオ信号を増幅してスピーカ128へ出力する音声制御部124、MIDI音源130、映像情報を一時的に記憶するビデオRAM132、映像データに基づく映像の再生を制御する映像再生部134、ビデオRAM132に記憶された映像情報及び映像再生部134により再生される映像の表示部136での表示を制御する映像制御部138などを備えている。
そして、制御部112、インタフェース部114、HDD116、赤外線通信部120、操作処理部122、ビデオRAM132、映像再生部134、映像制御部138は、各々バス139によって接続されている。また、制御部112と音声制御部124とはUSB140によって接続されている。なお、制御部112及び音声制御部124は、後述する各種処理を実行する。
なお、本実施形態においては、操作部118が「受付手段」に相当し、表示部136が「表示手段」に相当し、インタフェース部114が「カラオケ装置側通信部」に相当する。また、制御部112が「開始手段」、「送信手段」、「制御手段」、「受信手段」及び「カラオケ装置側制御手段」に相当する。
[合唱予約演奏処理の概要の説明]
以下に、カラオケシステム1の合唱予約演奏処理の概要を図4(a),(b)に基づいて説明する。図4(a),(b)においては、4台のカラオケ装置10a〜10dと1台のサーバ20とを備えるカラオケシステム1を例示している。そして、図4(a)は、合唱募集者が利用しているカラオケ装置10aが合唱曲のカラオケ演奏を開始する前にカラオケ装置10b,10cからサーバ20へ応募情報が送信された場合を示す。図4(b)は、合唱募集者が利用しているカラオケ装置10aが合唱曲のカラオケ演奏を開始した後にカラオケ装置10b,10cからサーバ20へ応募情報が送信された場合を示す。
初めに、合唱募集者が利用しているカラオケ装置10aが合唱曲のカラオケ演奏を開始する前にカラオケ装置10b,10cからサーバ20へ応募情報が送信された場合のカラオケシステム1の合唱予約演奏処理の概要を図4(a)に基づいて説明する。
まず、サーバ20へ矢印(1)に示すように合唱募集者が利用しているカラオケ装置10aから合唱募集者の募集情報が送信される。この合唱募集者の募集情報には、例えば「合唱曲名」、「歌手名」、「ジャンル」、「曲番」、「待ち時間」、「合唱曲開始後の待ち期間」及び「歌唱パート」の情報が含まれている。ここで、「待ち時間」とは、合唱募集者が合唱曲を開始するまでに待てる時間を指し、「合唱曲開始後の待ち期間」とは、合唱曲のカラオケ演奏を開始した後に応募されるまでに待てる所定期間を指し、「歌唱パート」とは、募集している相手の歌唱パートを指す。
すると、サーバ20は、この募集情報に基づいて、公募情報を生成する。そして、サーバ20は、矢印(2)に示すようにこの募集情報を送信してきたカラオケ装置10aと送信許可していないカラオケ装置10dとを除いたカラオケ装置10bとカラオケ装置10cとへ公募情報が送信される。この公募情報には、例えば「募集番号」、「合唱曲名」、「ジャンル」、「応募期限」及び「歌唱パート」の情報が含まれている。ここで、「募集番号」とは、サーバ20により、例えば募集を受け付けた順番に生成される番号を指す。「応募期限」とは、サーバ20により、合唱募集者の募集情報に含まれる「待ち時間」から算出される合唱募集者が合唱曲を開始するまでに待てる時刻を指す。例えば、合唱募集者の募集情報が送信されてきた時刻が「12:00」で「待ち時間」が「30分」とすれば、「応募期限」は「12:30」と算出される。
カラオケ装置10bとカラオケ装置10cとは、公募情報をそれらの表示部136b,136cへ表示する。カラオケ装置10bの利用者が公募情報を見て応募した場合には、矢印(3)に示すようにカラオケ装置10bからサーバ20へ応募情報が送信される。そして、カラオケ装置10bの利用者の応募の後に、カラオケ装置10cの利用者が応募する場合には、矢印(3’)に示すようにカラオケ装置10cからサーバ20へ応募情報が送信される。これらの応募情報には、例えば「募集番号」、「合唱曲名」及び「歌唱パート」の情報が含まれている。
すると、サーバ20は、カラオケ装置10b,10cの応募情報に基づいて、応答情報を生成する。上述のように、例えばカラオケ装置10bからの応募情報を1番目に受信し、カラオケ装置10cからの応募情報を2番目に受信した場合には、サーバ20は、先着して受信したカラオケ装置10bを最終合唱応募者と決定する。そして、サーバ20は、矢印(4)に示すように募集情報を送信してきたカラオケ装置10aへは最終合唱応募者が決定された旨を送信し、矢印(4’)に示すように最終合唱応募者と決定したカラオケ装置10bへは最終合唱応募者になった旨を送信し、矢印(4’’)に示すように最終合唱応募者と決定されなかったカラオケ装置10cへは最終合唱応募者になれなかった旨を送信する。この応答情報には、例えば「募集番号」、「合唱曲名」、「歌唱パート」及び「応募結果」の情報が含まれている。ここで、「応募結果」とは、例えば「最終合唱応募者が決定された」、「最終合唱応募者になった」及び「最終合唱応募者になれなかった」のような応募の結果を指す。
そして、最終合唱応募者と決定したカラオケ装置10bは、カラオケ演奏中の楽曲が終了すると、矢印(5)に示すようにサーバ20へカラオケ演奏終了情報を送信する。
サーバ20は、このカラオケ装置10bからのカラオケ演奏終了情報を受信すると矢印(6)に示すようにカラオケ装置10aへカラオケ演奏停止情報を送信する。
そして、サーバ20は、カラオケ装置10aとカラオケ装置10bとの間で通信可能なようにネットワーク100を設定する。また、矢印(7)に示すようにカラオケ装置10aとカラオケ装置10bとに対して同期してカラオケ演奏を開始させ、ネットワーク100を介してカラオケ装置10aとカラオケ装置10bとにおける歌唱音声を相手方のカラオケ装置10b,10aへ送信する。
次に、合唱募集者が利用しているカラオケ装置10aが合唱曲のカラオケ演奏を開始した後にカラオケ装置10b,10cからサーバ20へ応募情報が送信された場合のカラオケシステム1の合唱予約演奏処理の概要を図4(b)に基づいて説明する。
まず、矢印(1)に示すように合唱募集者が利用しているカラオケ装置10aからサーバ20へ合唱募集者の募集情報が送信されるところから、矢印(2)に示すようにこの募集情報を送信してきたカラオケ装置10aと送信許可していないカラオケ装置10dとを除いたカラオケ装置10bとカラオケ装置10cとへ公募情報が送信されるところまでは、上述した図4(a)の場合と同じである。
しかし、上述した「応募期限」までに応募が来ない場合がある。すなわち、矢印(3)に示すようにカラオケ装置10aは上述した「待ち時間」を超えると合唱曲のカラオケ演奏を開始し、サーバ20へ合唱曲のカラオケ演奏開始情報を送信する。
サーバ20は、矢印(4)に示すようにこのカラオケ装置10aからの合唱曲のカラオケ演奏開始情報を受信すると募集情報を送信してきたカラオケ装置10aと送信許可していないカラオケ装置10dとを除いたカラオケ装置10bとカラオケ装置10cとへ合唱曲のカラオケ演奏開始情報を送信する。そして、カラオケ装置10bとカラオケ装置10cとは、合唱曲のカラオケ演奏開始情報をそれらの表示部136b,136cへ表示する。カラオケ装置10bの利用者がこの合唱曲のカラオケ演奏開始情報を見てから応募した場合には、矢印(5)に示すようにカラオケ装置10bからサーバ20へ応募情報が送信される。そして、カラオケ装置10bの利用者の応募の後に、カラオケ装置10cの利用者が応募する場合には、矢印(5’)に示すようにカラオケ装置10cからサーバ20へ応募情報が送信される。これらの応募情報には、上述した図4(a)と同様に例えば「募集番号」、「合唱曲名」及び「歌唱パート」の情報が含まれている。
なお、カラオケ装置10bの利用者やカラオケ装置10cの利用者が応募する場合には、矢印(2)に示すように公募情報が送信されてから合唱曲のカラオケ演奏終了までの間であって、公募情報が送信されてから演奏開始後の所定期間経過後(例えば合唱曲の楽曲1曲を楽曲の進行順に複数(1〜x)の区間に分割し、初めの区間「1」から設定された区間例えば「n」まで合わせた区間「1〜n」が終了する、もしくはカラオケ演奏が終了する)まで受け付けられるように設定される。この所定期間の設定は、上述した「合唱曲開始後の待ち期間」として、例えば区間「1〜n」を楽曲1曲の「1番〜n番」とし楽曲1曲の「1番〜n番」の番号「1番〜n番」を設定するか、もしくは「カラオケ演奏が終了するまで」を設定することによって行なえる。
すると、サーバ20は、上述した図4(a)と同様にカラオケ装置10b,10cの応募情報に基づいて、応答情報を生成し、矢印(6)に示すように募集情報を送信してきたカラオケ装置10aへは最終合唱応募者が決定された旨を送信し、矢印(6’)に示すように最終合唱応募者と決定したカラオケ装置10bへは最終合唱応募者になった旨を送信し、矢印(6’’)に示すように最終合唱応募者と決定されなかったカラオケ装置10cへは最終合唱応募者になれなかった旨を送信する。この応答情報には、上述した図4(a)と同様に例えば「募集番号」、「合唱曲名」、「歌唱パート」及び「応募結果」の情報が含まれている。それに対して、カラオケ装置10bは、カラオケ演奏中の楽曲が終了するまでの時間を算出し、矢印(7)に示すようにその算出された終了時間情報をサーバ20へ送信する。
また、サーバ20は、矢印(8)に示すように募集情報を送信してきたカラオケ装置10aへ操作案内情報と合唱曲のカラオケ演奏の一時停止情報を送信する。
すると、カラオケ装置10aは、操作案内情報を表示部136aへ表示し、合唱曲のカラオケ演奏を一時停止する。
そして、停止情報を受け付けたカラオケ装置10aは、矢印(9)に示すようにサーバ20へ停止情報を送信する。この停止情報には、例えば「停止」もしくは「一時停止」の情報が含まれている。ここで、「停止」の情報とは、合唱曲を再開する場合には初めから開始する情報であり、「一時停止」の情報とは、合唱曲を再開する場合には停止された位置から開始する情報である。
なお、カラオケ装置10aの利用者から停止情報を受け付ける場合及びこの停止情報をサーバ20へ送信する場合には、合唱曲のカラオケ演奏が開始されてから所定期間内(例えば合唱曲の楽曲1曲を楽曲の進行順に複数(1〜x)の区間に分割し、初めの区間「1」から設定された区間例えば「n」まで合わせた区間「1〜n」内、もしくはカラオケ演奏が終了するまでの期間内)受け付けられるように設定される。この所定期間の設定は、上述した「合唱曲開始後の待ち期間」として、例えば区間「1〜n」を楽曲1曲の「1番〜n番」とし楽曲1曲の「1番〜n番」の番号「1番〜n番」を設定するか、もしくは「カラオケ演奏が終了するまで」を設定することによって行なえる。
すると、サーバ20は、この停止情報に基づいて、合唱曲の再開情報を生成する。
また、上述したようにカラオケ演奏中の楽曲が終了するまでの終了時間情報は矢印(7)に示すようにカラオケ装置10bからサーバ20へ送信されるのであるが、サーバ20は、この終了時間情報を受信すると、メモリ204に記憶されている楽曲予約データのメモリ領域60(図3(a)参照)からカラオケ装置10aの楽曲予約データを読み出す。そして、この終了時間までにカラオケ装置10aがカラオケ演奏できる楽曲がある場合には、カラオケ装置10aへこの楽曲のカラオケ演奏開始情報を送信する。そして、カラオケ装置10aがサーバ20からこの楽曲のカラオケ演奏開始信号を受信すると、この楽曲のカラオケ演奏を開始する。なお、この楽曲予約データには、例えば予約された合唱曲を含む楽曲の曲名と予約順位との情報が含まれている。例えば予約順位「1」には「曲名(1)」の情報、予約順位「2」には「合唱曲名」の情報、予約順位「3」には「曲名(2)」の情報が含まれる。
そして、最終合唱応募者と決定したカラオケ装置10bは、矢印(10)に示すようにカラオケ演奏中の楽曲が終了するとサーバ20へカラオケ演奏終了情報を送信する。
そして、サーバ20は、カラオケ装置10aとカラオケ装置10bとの間で通信可能なようにネットワーク100を設定する。また、矢印(11)に示すようにカラオケ装置10aとカラオケ装置10bとに対して同期してカラオケ演奏を開始させ、ネットワーク100を介してカラオケ装置10aとカラオケ装置10bとにおける歌唱音声を相手方のカラオケ装置10b,10aへ送信する。
次に、サーバ20が備える制御部201の合唱予約演奏処理の詳細を説明する。
[サーバ20が備える制御部201の合唱予約演奏処理の説明]
以下の説明においては、図4(a),(b)に例示した4台のカラオケ装置10a〜10dと1台のサーバ20とを備えるカラオケシステム1を前提として説明する。
また、カラオケ装置10a〜10dからサーバ20へ送信された楽曲予約データを、インタフェース部202を介して受信すると、制御部201は、その楽曲予約データをメモリ204の楽曲予約データのメモリ領域60(図3(a)参照)へ記憶する。同様に後述するカラオケ装置10a〜10dからサーバ20へ送信された送信可否データを、インタフェース部202を介して受信すると、制御部201は、その送信可否データをメモリ204の送信可否データのメモリ領域62(図3(a)参照)へ記憶する。なお、以下に説明するサーバ20が備える制御部201の「合唱予約演奏処理」の実行中においても、制御部201は、前記楽曲予約データの処理と送信可否データの処理とを並行して実行する。
以下に、サーバ20が備える制御部201が実行する「合唱予約演奏処理」の手順を図5〜図7のフローチャートに基づいて説明する。
合唱募集者の募集情報のデータは、カラオケ装置10aからサーバ20へ送信される(この送信処理については後述する。以下、同様。)のであるが、制御部201は、インタフェース部202を介してカラオケ装置10aから合唱募集者の募集情報のデータを受信したか否かを判断する(S110)。そして、カラオケ装置10aから送信された合唱募集者の募集情報のデータを受信すると(S110:YES)、この合唱募集者の募集情報のデータから公募データを生成する(S112)。そして、生成された公募データを合唱募集者の募集情報のデータを送信してきたカラオケ装置10aと送信許可していないカラオケ装置10dとを除いたカラオケ装置10bとカラオケ装置10cとへ送信する(S114)。
また、合唱曲のカラオケ演奏開始信号は、カラオケ装置10aからサーバ20へ送信されるのであるが、制御部201は、インタフェース部202を介してカラオケ装置10aから合唱曲のカラオケ演奏開始信号を受信したか否かを判断する(S116)。そして、カラオケ装置10aから送信された合唱曲のカラオケ演奏開始信号を受信した場合には(S116:YES)、この合唱曲のカラオケ演奏開始信号から合唱曲のカラオケ演奏開始データを生成し、生成された合唱曲のカラオケ演奏開始データを合唱募集者の募集情報のデータを送信してきたカラオケ装置10aと送信許可していないカラオケ装置10dとを除いたカラオケ装置10bとカラオケ装置10cとへ送信する(S118)。そして、S118の処理が終了したら、S120の処理を行なう。一方、カラオケ装置10aから送信された合唱曲のカラオケ演奏開始信号を受信しない場合には(S116:NO)、S120の処理を行なう。
合唱応募者の応募情報のデータは、カラオケ装置10bからサーバ20へ送信されるのであるが、制御部201は、インタフェース部202を介してカラオケ装置10bから合唱応募者の応募情報のデータを受信したか否かを判断する(S120)。そして、カラオケ装置10bから送信された合唱応募者の応募情報のデータを受信しない場合には(S120:NO)、制御部201は、インタフェース部202を介してカラオケ装置10aから募集した合唱曲のカラオケ演奏終了信号を受信したか否かを判断する(S122)。そして、募集した合唱曲のカラオケ演奏終了信号を受信しない場合には(S122:NO)、S116へ戻り上述した処理を行なうが、募集した合唱曲のカラオケ演奏終了信号を受信した場合には(S122:YES)、本「サーバ20が備える制御部201の合唱予約演奏処理」は終了する。
一方、カラオケ装置10bから送信された合唱応募者の応募情報のデータを受信した場合には(S120:YES)、この合唱応募者の応募情報のデータから応答データを生成し、最終合唱応募者を決定する(S124)。なお、カラオケ装置10bの後にカラオケ装置10cからも合唱応募者の応募情報のデータがサーバ20へ送信された場合には、制御部201は、例えば先着して受信したカラオケ装置10bを最終合唱応募者と決定する。
そして、生成された応答データをカラオケ装置10a、カラオケ装置10b及びカラオケ装置10cへ送信する(S126)。
また、合唱曲のカラオケ演奏開始信号は、カラオケ装置10aからサーバ20へ送信されるのであるが、制御部201は、インタフェース部202を介してカラオケ装置10aから合唱曲のカラオケ演奏開始信号を受信しているか否かを判断する(図6に示すS128)。そして、カラオケ装置10aから送信された合唱曲のカラオケ演奏開始信号を受信していない場合には(S128:NO)、図7に示すS156の処理を行なう。
カラオケ演奏終了信号は、カラオケ装置10bからサーバ20へ送信されるのであるが、制御部201は、インタフェース部202を介してカラオケ装置10bからカラオケ演奏終了信号を受信したか否かを判断する(S156)。そして、カラオケ装置10bから送信されたカラオケ演奏終了信号を受信すると(S156:YES)、カラオケ演奏停止信号をカラオケ装置10aへ送信する(S158)。そして、S158の処理が終了したら、S154の処理を行なう。
一方、カラオケ装置10aから送信された合唱曲のカラオケ演奏開始信号を受信していた場合には(図6に示すS128:YES)、操作案内データをHDD203に記憶されている操作案内データのメモリ領域52(図2(a)参照)から読み出し、読み出された操作案内データ及びカラオケ演奏の一時停止信号をカラオケ装置10aへ送信する(S130)。そして、S130の処理が終了したら、S132の処理を行なう。
合唱曲の停止位置データは、カラオケ装置10aからサーバ20へ送信されるのであるが、制御部201は、インタフェース部202を介してカラオケ装置10aから合唱曲の停止位置データを受信したか否かを判断する(S132)。そして、カラオケ装置10aから送信された合唱曲の停止位置データを受信すると、この合唱曲の停止位置データから合唱曲の再開データを生成し、この合唱曲の再開データをメモリ204の合唱曲の再開データのメモリ領域64(図3(a)参照)へ記憶する(S134)。そして、S134の処理が終了したら、S136の処理を行なう。
ここで、「合唱曲の停止位置データ」は、[カラオケ装置10aが備える制御部112aの合唱予約演奏処理の説明]にて後述するように合唱曲を再開させる場合の合唱曲の開始位置のデータである。そして、「合唱曲の再開データ」は、この「合唱曲の停止位置データ」から生成される合唱曲の再開位置のデータである。
カラオケ装置10bにおいてカラオケ演奏中の楽曲の終了時間データは、カラオケ装置10bからサーバ20へ送信されるのであるが、制御部201は、インタフェース部202を介してカラオケ装置10bからカラオケ演奏中の楽曲の終了時間データを受信したか否かを判断する(S136)。そして、カラオケ装置10bから送信されたカラオケ演奏中の楽曲の終了時間データを受信すると、メモリ204に記憶されている楽曲予約データのメモリ領域60(図3(a)参照)からカラオケ装置10aの装置番号とともに関連付けられた募集された合唱曲を除く楽曲予約データを読み出す(S138)。そして、S138の処理が終了したら、図7に示すS140の処理を行なう。
次に、読み出された募集された合唱曲を除く楽曲予約データの楽曲ごとの演奏時間をHDD203に記憶されている演奏時間データのメモリ領域50(図2(a)参照)から読み出し、カラオケ演奏中である楽曲の終了までの時間にカラオケ装置10aが演奏できる楽曲があるか否かを判断する(S140)。そして、カラオケ演奏中である楽曲の終了までの時間にカラオケ装置10aが演奏できる楽曲がある場合には(S140:YES)、カラオケ演奏中である楽曲の終了までの時間に演奏できる楽曲を選択する(S142)。例えばカラオケ演奏中である楽曲の終了までの時間が「10分」で、募集された合唱曲を除く楽曲予約データの楽曲ごとの演奏時間が予約順位「1」の「曲名(1)」の演奏時間が「8分」で、予約順位「2」の「曲名(2)」の演奏時間が「5分」であれば、予約順位「1」の「曲名(1)」が選択される。また、選択された楽曲のカラオケ演奏開始信号をカラオケ装置10aへ送信する(S144)。そして、S144の処理が終了したら、S146の処理を行なう。
一方、カラオケ演奏中である楽曲の終了までの時間までに演奏できる楽曲がない場合には(S140:NO)、S146の処理を行なう。
カラオケ演奏終了信号は、カラオケ装置10bからサーバ20へ送信されるのであるが、制御部201は、インタフェース部202を介してカラオケ装置10bからカラオケ演奏終了信号を受信したか否かを判断する(S146)。そして、カラオケ装置10bから送信されたカラオケ演奏終了信号を受信すると(S146:YES)、合唱曲の再開データをメモリ204に記憶されている合唱曲の再開データのメモリ領域64(図3(a)参照)から読み出し、この合唱曲の再開データをカラオケ装置10a,10bへ送信する(S148)。そして、S148の処理が終了したら、S150の処理を行なう。
カラオケ装置10aからのカラオケ演奏準備完了信号は、カラオケ装置10aからサーバ20へ送信されるのであるが、制御部201は、インタフェース部202を介してカラオケ装置10aからカラオケ演奏準備完了信号を受信したか否かを判断する(S150)。そして、カラオケ装置10aから送信されたカラオケ演奏準備完了信号を受信すると(S150:YES)、S152の処理を行なう。
カラオケ装置10bからのカラオケ演奏準備完了信号は、カラオケ装置10bからサーバ20へ送信されるのであるが、制御部201は、インタフェース部202を介してカラオケ装置10bからカラオケ演奏準備完了信号を受信したか否かを判断する(S152)。そして、カラオケ装置10bから送信されたカラオケ演奏準備完了信号を受信すると(S152:YES)、S154の処理を行なう。
そして、S154の処理では、制御部201は、カラオケ装置10aとカラオケ装置10bとの間で通信可能なようにネットワーク100を設定し、カラオケ装置10aとカラオケ装置10bとに対して同期して合唱曲のカラオケ演奏を開始するよう合唱曲のカラオケ演奏開始信号をカラオケ装置10aとカラオケ装置10bとへ送信し、ネットワーク100を介してカラオケ装置10aとカラオケ装置10bとにおける歌唱音声を互いの相手方のカラオケ装置10a,10bへ送信する。ここで、例えば各カラオケ装置10a,10b,10c及び10dにはそれぞれ個別のチャンネルが設定されており、制御部201がカラオケ装置10aに設定されているチャンネルにカラオケ装置10bのチャンネルを設定すれば、その一致したチャンネルを介してカラオケ装置10aとカラオケ装置10b同士でも通信が可能となる。
そして、S154の処理が終了したら、本「サーバ20が備える制御部201の合唱予約演奏処理」は終了する。
[カラオケ装置10aが備える制御部112aの合唱予約演奏処理の説明]
まず、合唱募集者の募集情報を送信するカラオケ装置10aが備える制御部112aが実行する「合唱予約演奏処理」の手順を図8、図9のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下に説明するカラオケ装置10aが備える制御部112aの「合唱予約演奏処理」の実行中においても、制御部112aはカラオケ演奏処理を並行して実行する。
操作部118aで受け付けた合唱募集者の募集情報のデータは、操作処理部122aによって制御部112aへ送信されるのであるが、制御部112aは、操作処理部122aから合唱募集者の募集情報のデータを受信したか否かを判断する(S210)。そして、操作処理部122aから送信された合唱募集者の募集情報のデータを受信すると(S210:YES)、その合唱募集者の募集情報のデータをサーバ20へ送信する(S212)。そして、S212の処理が終了したら、S214の処理を行なう。
応答データは、上述したようにサーバ20からカラオケ装置10a、カラオケ装置10b及びカラオケ装置10cへ送信されるのであるが、制御部112aは、インタフェース部114aを介してサーバ20から応答データを受信したか否かを判断する(S214)。そして、サーバ20から送信された応答データを受信した場合には(S214:YES)、この応答データを映像制御部138aを介して表示部136aへ表示する(S216)。そして、S216の処理が終了したら、図9に示すS218の処理を行なう。
カラオケ演奏停止信号は、上述したようにサーバ20からカラオケ装置10aへ送信されるのであるが、制御部112aは、インタフェース部114aを介してサーバ20からカラオケ演奏停止信号を受信したか否かを判断する(S218)。そして、サーバ20からカラオケ演奏停止信号を受信した場合には(S218:YES)、カラオケ演奏を停止し(S220)、後述するS266の処理を行なう。
一方、サーバ20から送信された応答データを受信しない場合には(S214:NO)、制限時間を超えたか否かを判断する(S226)。この制限時間は、合唱募集者の募集情報に含まれる「待ち時間」に相当する時間であり、合唱募集者が合唱曲を開始するまでに待てる時間を指す。また、この制限時間は、制御部112aに設けられたタイマ(図示しない)で計測される。そして、制限時間を超えない場合には(S226:NO)、S214へ戻り上述した処理を行なう。一方、制限時間を超えた場合には(S226:YES)、募集した合唱曲のカラオケ演奏を開始する(S228)。そして、募集した合唱曲のカラオケ演奏開始信号をサーバ20へ送信する(S230)。また、募集した合唱曲のカラオケ演奏が終了したか否かを判断する(S232)。そして、募集した合唱曲のカラオケ演奏が終了した場合には(S232:YES)、募集した合唱曲のカラオケ演奏終了信号をサーバ20へ送信する(S234)。そして、本「カラオケ装置10aが備える制御部112aの合唱予約演奏処理」は終了する。
一方、募集した合唱曲のカラオケ演奏が終了しない場合には(S232:NO)、インタフェース部114aを介してサーバ20から応答データを受信したか否かを判断する(S236)。そして、サーバ20から送信された応答データを受信しない場合には(S236:NO)、S232へ戻り上述した処理を行なう。一方、サーバ20から送信された応答データを受信した場合には(S236:YES)、この応答データを映像制御部138aを介して表示部136aへ表示する(S238)。そして、S238の処理が終了したら、S240の処理を行なう。
操作案内データとカラオケ演奏の一時停止信号とは、上述したようにサーバ20からカラオケ装置10aへ送信されるのであるが、制御部112aは、インタフェース部114aを介してサーバ20から操作案内データ及びカラオケ演奏の一時停止信号を受信したか否かを判断する(S240)。そして、サーバ20から操作案内データ及びカラオケ演奏の一時停止信号を受信すると(S240:YES)、この操作案内データを映像制御部138aを介して表示部136aへ表示する(S242)。そして、合唱曲のカラオケ演奏を一時停止し(S244)、図9に示すS246の処理を行なう。
操作部118aで受け付けた合唱募集者の停止情報のデータは、操作処理部122aによって制御部112aへ送信されるのであるが、制御部112aは、操作処理部122aから合唱募集者の停止情報のデータを受信したか否かを判断する(S246)。そして、操作処理部122aから送信された合唱募集者の停止情報のデータを受信した場合には(S246:YES)、合唱募集者の停止情報のデータから合唱曲の停止位置データを生成する(S248)。そして、生成された合唱曲の停止位置データをサーバ20へ送信する(S254)。また、S254の処理が終了したら、後述するS256の処理を行なう。
ここで、合唱募集者の停止情報とは、表示部136aへ表示された(S242)操作案内にしたがって受け付けられた例えば「停止」スイッチ(図示しない)押下の情報や「一時停止」スイッチ(図示しない)押下の情報である。そして、例えば「停止」スイッチ(図示しない)押下の情報に基づいて合唱曲を再開させる場合の合唱曲の開始位置は合唱曲の初めの位置とする停止位置データを生成する。一方、例えば「一時停止」スイッチ(図示しない)押下の情報に基づいて合唱曲を再開させる場合の合唱曲の開始位置は合唱曲のカラオケ演奏を一時停止した(S244)時点の位置とする停止位置データを生成する。
一方、操作処理部122aから送信された合唱募集者の停止情報のデータを受信しない場合には(S246:NO)、所定時間を超えたか否かを判断する(S250)。この所定時間は、上述した操作案内データを映像制御部138aを介して表示部136aへ表示して(S242)から合唱募集者の停止情報を受け付けるまでの時間(例えば10秒)である。また、この所定時間は、制御部112aに設けられたタイマ(図示しない)で計測される。そして、所定時間を超えない場合には(S250:NO)には、S246へ戻り上述した処理を行なう。一方、所定時間を超えた場合には(S250:YES)、合唱曲の停止位置データを生成する(S252)。ここでは、所定時間を超えたので例えば合唱曲を再開させる場合の合唱曲の開始位置は合唱曲の初めの位置とする停止位置データを生成する。そして、S252の処理が終了したら、上述したS254の処理を行なう。
選択された楽曲のカラオケ演奏開始信号は、上述したようにサーバ20からカラオケ装置10aへ送信されるのであるが、制御部112aは、インタフェース部114aを介してサーバ20から選択された楽曲のカラオケ演奏開始信号を受信したか否かを判断する(S256)。そして、サーバ20から選択された楽曲のカラオケ演奏開始信号を受信した場合には(S256:YES)、選択された楽曲のカラオケ演奏を開始し(S258)、後述するS260の処理を行なう。一方、サーバ20から選択された楽曲のカラオケ演奏開始信号を受信しない場合には(S256:NO)、次に説明するS260の処理を行う。
合唱曲の再開データは、上述したようにサーバ20からカラオケ装置10aへ送信されるのであるが、制御部112aは、インタフェース部114aを介してサーバ20から合唱曲の再開データを受信したか否かを判断する(S260)。そして、サーバ20から合唱曲の再開データを受信すると(S260:YES)、合唱曲の演奏再開位置を設定し(S262)、合唱曲の演奏再開準備完了データをサーバ20へ送信する(S264)。そして、S264の処理が終了したら、S266の処理を行なう。
そして、S266の処理では、制御部112aは、インタフェース部114aを介してサーバ20から合唱曲のカラオケ演奏開始信号を受信したか否かを判断する。そして、合唱曲のカラオケ演奏開始信号を受信すると(S266:YES)、合唱曲のカラオケ演奏を開始する(S268)。
そして、S268の処理が終了したら、本「カラオケ装置10aが備える制御部112aの合唱予約演奏処理」は終了する。
[カラオケ装置10bが備える制御部112bの合唱予約演奏処理の説明]
次に、合唱募集者の募集情報を送信するカラオケ装置10bが備える制御部112bが実行する「合唱予約演奏処理」の手順を図10、図11のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下に説明するカラオケ装置10bが備える制御部112bの「合唱予約演奏処理」の実行中においても、制御部112bはカラオケ演奏処理を並行して実行する。
公募データは、上述したようにサーバ20から合唱募集者の募集情報のデータを送信してきたカラオケ装置10aと送信許可していないカラオケ装置10dとを除いたカラオケ装置10bとカラオケ装置10cとへ送信されるのであるが、制御部112bは、インタフェース部114bを介してサーバ20から公募データを受信したか否かを判断する(S310)。そして、サーバ20から送信された公募データを受信すると(S310:YES)、この公募データを映像制御部138bを介して表示部136bへ表示する(S312)。そして、S312の処理が終了したら、S314の処理を行なう。
合唱曲のカラオケ演奏開始データは、上述したようにサーバ20からカラオケ装置10bへ送信されるのであるが、制御部112bは、インタフェース部114bを介してサーバ20から合唱曲のカラオケ演奏開始データを受信したか否かを判断する(S314)。そして、サーバ20から合唱曲のカラオケ演奏開始データを受信した場合には(S314:YES)、この合唱曲のカラオケ演奏開始データを映像制御部138bを介して表示部136bへ表示し(S316)、後述するS318の処理を行なう。
ここで、合唱曲のカラオケ演奏開始データとは、表示部136bへ表示された(S316)合唱曲のカラオケ演奏開始情報である。そして、例えば「公募されていました合唱曲は、演奏を開始しました」のような合唱曲のカラオケ演奏開始情報が表示部136aへ表示される。一方、サーバ20から合唱曲のカラオケ演奏開始データを受信しない場合には(S314:NO)、S318の処理を行なう。
操作部118bで受け付けた合唱応募者の応募情報のデータは、操作処理部122bによって制御部112bへ送信されるのであるが、制御部112bは、操作処理部122bから合唱応募者の応募情報のデータを受信したか否かを判断する(S318)。そして、操作処理部122bから送信された合唱応募者の応募情報のデータを受信した場合には(S318:YES)、その合唱応募者の応募情報のデータをサーバ20へ送信する(S320)。そして、S320の処理が終了したら、S322の処理を行なう。一方、操作処理部122bから送信された合唱応募者の応募情報のデータを受信しない場合には(S318:NO)、S314へ戻り上述した処理を行なう。
応答データは、上述したようにサーバ20からカラオケ装置10a、カラオケ装置10b及びカラオケ装置10cへ送信されるのであるが、制御部112bは、インタフェース部114bを介してサーバ20から応答データを受信したか否かを判断する(S322)。そして、サーバ20から送信された応答データを受信すると(S322:YES)、この応答データを映像制御部138bを介して表示部136bへ表示する(S324)。そして、S324の処理が終了したら、S326の処理を行なう。
そして、S326の処理では、音声制御部124bを制御して、カラオケ演奏中である楽曲の終了までの時間を算出させる。ここで、音声制御部124bは、このカラオケ演奏中である楽曲の終了までの時間をカラオケ演奏中である楽曲データからその楽曲の演奏時間を抽出し、カラオケ演奏開始からの本処理開始までの演奏経過時間を音声制御部124bに設けられたタイマ(図示しない)で計測し、前記楽曲の演奏時間から前記タイマで計測された演奏経過時間を差し引いて算出する。そして、制御部112bは、カラオケ演奏中である楽曲の終了までの時間のデータをサーバ20へ送信する(S328)。そして、S328の処理終了後、S330の処理を行なう。
次に、カラオケ演奏中の楽曲の演奏が終了したか否かを判断する(S330)。そして、カラオケ演奏中の楽曲の演奏が終了すると(S330:YES)、カラオケ演奏終了信号をサーバ20へ送信する(S332)。そして、S332の処理が終了したら、図11に示すS334の処理を行なう。
合唱曲の再開データは、上述したようにサーバ20からカラオケ装置10bへ送信されるのであるが、制御部112bは、インタフェース部114bを介してサーバ20から合唱曲の再開データを受信したか否かを判断する(S334)。そして、サーバ20から合唱曲の再開データを受信すると(S334:YES)、合唱曲の演奏再開位置を設定し(S336)、合唱曲の演奏再開準備完了データをサーバ20へ送信する(S338)。そして、S338の処理が終了したら、S340の処理を行なう。
そして、S340の処理では、制御部112bは、インタフェース部114bを介してサーバ20から合唱曲のカラオケ演奏開始信号を受信したか否かを判断する。そして、合唱曲のカラオケ演奏開始信号を受信すると(S340:YES)、合唱曲のカラオケ演奏を開始する(S342)。
そして、S342の処理が終了したら、本「カラオケ装置10bが備える制御部112bの合唱予約演奏処理」は終了する。
[効果の説明]
従来のカラオケシステムにおいては、合唱募集者の募集情報に興味を抱いたとしても応募を出しにくいという問題があった。また、従来の会員制が前提であるカラオケシステムにおいては、会員以外の人は参加できないという問題があった。
それに対して本実施形態のカラオケシステム1によれば、合唱募集者の募集情報に含まれる「待ち時間」に相当する制限時間を超えた場合には、合唱募集者側のカラオケ装置10aが募集された合唱曲のカラオケ演奏を開始するが、演奏開始後においても、サーバ20は、合唱応募者側のカラオケ装置10b,10cより合唱応募者の応募を受け付ける。そして、サーバ20は、演奏開始後に応募を受け付けた最終合唱応募者側のカラオケ装置10bから送信されたカラオケ演奏終了信号を受信すると、合唱募集者側のカラオケ装置10aと、最終合唱応募者側のカラオケ装置10bに対して同期して合唱曲のカラオケ演奏を開始させる。
したがって、募集された合唱曲のカラオケ演奏が開始した後に応募した場合にも、最終合唱応募者はそれまで盛り上がっているカラオケ歌唱が終了してから合唱曲のカラオケ演奏に参加することになるので、応募し易く、合唱応募者の応募の確率を高めることができる。
また、合唱募集者の停止情報には「合唱曲の停止位置」が含まれているので、合唱募集者側は、合唱曲の再開する位置を選択でき、合唱募集者側の要望に応じ合唱曲を初めから楽しむこともできるし、例えばカラオケボックスの利用可能時間内で合唱曲を楽しむこともできる。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
(1)上記実施形態では、サーバ20の制御部201は、カラオケ装置10aとカラオケ装置10bとの間で通信可能なようにネットワーク100を設定し、カラオケ装置10aとカラオケ装置10bとに対して同期して合唱曲のカラオケ演奏を開始するよう合唱曲のカラオケ演奏開始信号をカラオケ装置10aとカラオケ装置10bとへ送信したが、これには限らない。サーバ20の制御部201は、カラオケ装置10aとカラオケ装置10bとの間で通信可能なようにネットワーク100を設定し、合唱曲のカラオケ演奏を開始するよう合唱曲のカラオケ演奏開始信号をカラオケ装置10aへのみ送信し、カラオケ装置10aが合唱曲のカラオケ演奏を行ない、カラオケ演奏の歌詞テロップとカラオケ楽曲とをカラオケ装置10bへ送信してもよい。
このように構成された実施形態においては、カラオケ装置10aからカラオケ装置10bへ歌詞テロップとカラオケ楽曲とを送信するので、それぞれのカラオケ装置10a,10bにおいてカラオケ演奏のタイミングのずれは起こらない。
(2)上記実施形態では、募集情報の「歌唱パート」の情報として募集される相手の「歌唱パート」の情報を受け付けていたが、これには限らない。次に説明するように、募集される相手の「歌唱パート」の情報の代わりに、自分の「歌唱パート」の情報を受け付けて、募集情報としての「曲番」と自分の「歌唱パート」の情報とから募集される相手の「歌唱パート」をサーバ20が生成してもよい。
まず、HDD203には、図2(a)に例示するように合唱者数データを記憶する合唱者数データのメモリ領域54が設けられている。なお、合唱者数データとは、カラオケ演奏する楽曲ごとの歌唱パート数のデータを指す。
また、合唱者数データは、図2(c)に例示するように、楽曲データの楽曲番号(1〜n)の数値「1〜n」と関連付けられて合唱者数データのメモリ領域54(n)へ記憶されている。一例を挙げると、楽曲番号(1)に対応する演奏時間データは、楽曲番号の数値「1」とともに、合唱者数データのメモリ領域54(1)へ記憶されている。
そして、HDD203の合唱者数データのメモリ領域54へ楽曲データの楽曲番号(1〜n)の数値「1〜n」と関連付けられて記憶されている合唱者数データから募集情報としての楽曲番号である「曲番」に対応する合唱者数データを制御部201が読み出す。上述したように合唱者数データとは、カラオケ演奏する楽曲ごとの歌唱パート数のデータであるので、読み出された合唱者数データから歌唱パート数のデータが読み出されることになる。例えばデュエット曲においては、歌唱パート数は2つであるが、例えばゴスペル曲においては、歌唱パート数は3〜5つであり、重唱曲や合唱曲においては、歌唱パート数はそれぞれ楽曲ごとに設定されている数値である。
また、読み出された歌唱パート数から自分の「歌唱パート」の数を差し引き、残った歌唱パート数から、募集される「歌唱パート」を生成する。例えばデュエット曲において、自分の「歌唱パート」を「男性パート」と受け付けると、読み出された歌唱パート数は2つとなり、自分の「歌唱パート」の数である1つを差し引き、残った歌唱パート数は1つとなり、募集される相手の「歌唱パート」として「女性パート」を生成する。
このように構成された実施形態においては、楽曲によって必要な合唱員数を自動的に公募することができので、合唱募集者側の利用者は、楽曲によって必要な合唱員数を調べたり、入力したりする手間を省くことができる。
なお、このように構成された実施形態においては、HDD203が「合唱者数情報記憶手段」に相当する。
(3)上記実施形態では、合唱募集者の募集情報には、「合唱曲名」、「歌手名」、「ジャンル」、「曲番」、「待ち時間」及び「歌唱パート」の情報が含まれるとしたが、これには限らない。次に説明するように、これらの情報に合唱募集者をビデオカメラなどで撮影した画像も加えるようにしてもよい。
すなわち、カラオケ装置10は、さらにバス139に接続されている画像データ作成部(図示しない)と、この画像データ作成部に接続されているデジタルカメラ(図示しない)とを備えている。そして、デジタルカメラで撮影した画像は画像データ作成部において画像データ化される。制御部112は、上記合唱募集者の募集情報へこの画像データを加えた合唱募集者の募集情報を生成する。
このように構成された実施形態においては、応募者側としては、単に合唱曲名などの情報だけよりも、どういう人が要求しているかを判断できるので、合唱募集者の募集情報に対して応答し易く、合唱応募の応答の確率を高めることができる。
また、リモコン端末12にも画像データ作成部とデジタルカメラとを有する場合には、リモコン端末12のデジタルカメラで合唱募集者を撮影してもよい。
(4)上記実施形態では、カラオケ装置10bから送信されたカラオケ演奏終了信号を受信すると(S146:YES)、合唱曲の再開データをメモリ204に記憶されている合唱曲の再開データのメモリ領域64(図3(a)参照)から読み出し、この合唱曲の再開データをカラオケ装置10a,10bへ送信する(S148)。そして、カラオケ装置10a,10bから送信されたカラオケ演奏準備完了信号を受信すると(S150:YES、S152:YES)、カラオケ装置10aとカラオケ装置10bとに対して同期して合唱曲のカラオケ演奏を開始するよう合唱曲のカラオケ演奏開始信号をカラオケ装置10aとカラオケ装置10bとへ送信していたが、これには限らない。「合唱曲の再開データ」に合唱曲を再開させる場合の合唱曲の開始位置のデータと合唱曲を再開させる時刻データとを有していてもよい。
このように構成された実施形態においては、カラオケ装置10bから送信されたカラオケ演奏終了信号を受信すると、サーバ20は、合唱曲の再開データをカラオケ装置10a,10bへ送信する。そして、カラオケ装置10a,10bは、送信された合唱曲の再開データから合唱曲を再開させる時刻を抽出して、抽出された時刻になると同期して合唱曲のカラオケ演奏を開始できる。
(5)上記実施形態では、「一時停止」スイッチ(図示しない)押下の情報に基づいて合唱曲を再開させる場合の合唱曲の開始位置は合唱曲のカラオケ演奏を一時停止した(S244)時点の位置とする停止位置データを生成するとしたが、これには限らない。カラオケ装置10bは、その操作処理部122bから送信された合唱応募者の応募情報のデータを受信した場合には(S318:YES)、その合唱応募者の応募情報のデータをサーバ20へ送信する。そこで、例えばこの合唱応募者の応募情報のデータに操作処理部122bから送信された合唱応募者の応募情報のデータを受信した時刻のデータを追加してサーバ20へ送信してもよい。
このように構成された実施形態においては、カラオケ装置10aから送信された合唱曲の停止位置データをサーバ20が受信すると、サーバ20はこの合唱曲の停止位置データが「一時停止」の情報の場合には、合唱曲の開始位置は合唱応募者の応募情報のデータを受信した時刻の合唱曲の停止位置とする合唱曲の再開データを生成する。つまり、合唱曲を再開させる場合には、合唱応募者の応募情報のデータを受信した時刻の合唱曲の停止位置から合唱曲を開始できる。
(6)上記実施形態では、サーバ20は、カラオケ装置10aから送信された合唱曲のカラオケ演奏開始信号を受信していた場合には(S128:YES)、操作案内データをHDD203に記憶されている操作案内データのメモリ領域52(図2(a)参照)から読み出し、読み出された操作案内データ及びカラオケ演奏の一時停止信号をカラオケ装置10aへ送信する(S130)。そして、カラオケ装置10aは、サーバ20から操作案内データ及びカラオケ演奏の一時停止信号を受信すると(S240:YES)、この操作案内データを映像制御部138aを介して表示部136aへ表示する(S242)。そして、合唱曲のカラオケ演奏を一時停止する(S244)としたがこれには限らない。操作案内データを映像制御部138aを介して表示部136aへ表示する(S242)代わりに、早見本などに操作案内情報を記載しておいてもよい。また、カラオケ装置10aは合唱曲のカラオケ演奏を一時停止しないで、合唱募集者の停止情報のデータを操作部118aで受け付けるまで続行していてもよい。
このように構成された実施形態においては、操作案内データをHDD203に記憶されている操作案内データのメモリ領域52(図2(a)参照)から読み出し、読み出された操作案内データ及びカラオケ演奏の一時停止信号をカラオケ装置10aへ送信する(S130)処理を省き、処理手順を簡略化できる。
(7)上記実施形態では、操作部118で「予約情報」、「送信可否情報」、「募集情報」、「応募情報」及び「停止情報」のデータを受け付けるようにしたが、これには限らない。リモコン端末12の操作部(図示しない)から受け付けてもよい。
(8)上記実施形態では、表示部136で「公募情報」及び「応答情報」を表示させていたが、これには限らない。リモコン端末12にも表示部を有する場合には、リモコン端末12の表示部(図示しない)に表示させてもよい。
カラオケシステム1の全体構成を示すブロック図である。 サーバ20が備えるHDD203に設けられたメモリ領域を示す説明図である。 サーバ20が備えるメモリ204に設けられたメモリ領域を示す説明図である。 カラオケシステム1の合唱予約演奏処理の概要を示す説明図である。 サーバ20が備える制御部201が実行する「サーバ20が備える制御部20の合唱予約演奏処理」の手順の一部を示すフローチャートである。 サーバ20が備える制御部201が実行する「サーバ20が備える制御部20の合唱予約演奏処理」の手順の一部を示すフローチャートである。 サーバ20が備える制御部201が実行する「合唱予約演奏処理」の手順の一部を示すフローチャートである。 カラオケ装置10aが備える制御部112aが実行する「合唱予約演奏処理」の手順の一部を示す説明図である。 カラオケ装置10aが備える制御部112aが実行する「合唱予約演奏処理」の手順の一部を示す説明図である。 カラオケ装置10bが備える制御部112bが実行する「合唱予約演奏処理」の手順の一部を示す説明図である。 カラオケ装置10bが備える制御部112bが実行する「合唱予約演奏処理」の手順の一部を示す説明図である。
符号の説明
1…カラオケシステム、10,10a〜10d…カラオケ装置、12…リモコン端末、112,112a〜112d…制御部、114,114a〜114d…インタフェース部、116…ハードディスク(HDD)、118,118a〜118d…操作部、120…赤外線通信部、122,122a〜122d…操作処理部、124,124a〜124d…音声制御部、126…マイクロフォン、128…スピーカ、130…MIDI音源、132…ビデオRAM、134…映像再生部、136,136a〜136d…表示部、138,138a〜138d…映像制御部、139…バス、140…USB、20…サーバ、201…制御部、202…インタフェース部、203…ハードディスク(HDD)、204…メモリ、50…演奏時間データのメモリ領域、52…操作案内データのメモリ領域、54…合唱者数データのメモリ領域、60…楽曲予約データのメモリ領域、62…送信可否データのメモリ領域、64…合唱曲の再開データのメモリ領域、100…ネットワーク。

Claims (6)

  1. 選曲された識別子を有する楽曲の演奏データに基づいてカラオケ演奏を行なうとともに、マイクより入力された利用者による歌唱音声を出力可能な複数のカラオケ装置と、
    前記複数のカラオケ装置を管理するための管理装置と、
    前記複数のカラオケ装置と前記管理装置及び前記カラオケ装置同士を接続可能なネットワークと、
    を備えるカラオケシステムであって、
    前記カラオケ装置は、
    カラオケ演奏を行なう楽曲の予約情報、募集後の待ち時間を含む合唱募集者の募集情報、合唱応募者の応募情報及び前記募集後の待ち時間経過後合唱曲のカラオケ演奏が開始されてから終了するまでの間であって、合唱曲のカラオケ演奏が開始されてから所定期間内に合唱募集者の停止情報を受け付ける受付手段と、
    前記募集後の待ち時間が経過すると合唱曲のカラオケ演奏を開始する開始手段と、
    前記開始手段によって合唱曲のカラオケ演奏が開始されると合唱曲のカラオケ演奏開始信号を前記管理装置へ送信する送信手段と、
    前記受付手段を介して受け付けたカラオケ演奏を行なう楽曲の予約情報、合唱募集者の募集情報及び合唱応募者の応募情報を前記管理装置へ送信するとともに、合唱募集者の停止情報に関しては前記開始手段によって合唱曲のカラオケ演奏が開始されてから終了するまでの間であって、演奏開始後の所定期間内に前記管理装置へ送信する制御手段と、
    前記管理装置から送信されたカラオケ演奏を行なう楽曲の予約情報、公募情報及び応答情報を受信する受信手段と、
    前記カラオケ演奏を行なう楽曲の予約情報、公募情報及び応答情報を表示する表示手段と、
    前記管理装置が備える管理装置側通信部との間でデータを送受信するカラオケ装置側通信部と、
    前記カラオケ装置側の合唱予約演奏処理を実行するカラオケ装置側制御手段と、
    を備え、
    前記管理装置は、
    前記カラオケ装置からのカラオケ演奏を行なう楽曲の予約情報に基づいて楽曲の予約情報を記憶する予約情報記憶手段と、
    前記カラオケ装置からの合唱募集者の募集情報に基づいて公募情報を生成する公募情報生成手段と、
    前記カラオケ装置からの合唱応募者の応募情報に基づいて応答情報を生成する応答情報生成手段と、
    前記カラオケ装置からの合唱応募者の応募情報を比較し、最終合唱応募者を決定する決定手段と、
    前記カラオケ装置からの合唱募集者の停止情報に基づいて合唱曲の再開情報を生成する再開情報生成手段と、
    合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置と最終合唱応募者に対応するカラオケ装置との間で通信可能なように前記ネットワークを設定し、前記合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置と前記最終合唱応募者の応募情報を受け付けたカラオケ装置とに対して同期してカラオケ演奏を開始するように指示するカラオケ演奏指示手段と、
    前記カラオケ装置が備えるカラオケ装置側通信部との間でデータを送受信する管理装置側通信部と、
    前記管理装置側の合唱予約演奏処理を実行する管理装置側制御手段と、
    を備え、
    前記管理装置が備える前記管理装置側制御手段は、以下に示す合唱予約演奏処理を実行することを特徴とするカラオケシステム。
    (イ)カラオケ演奏を行なう楽曲の予約情報を受け付けたカラオケ装置から前記管理装置へ送信された前記予約情報を前記管理装置側通信部を介して受信すると、その予約情報を前記予約情報記憶手段へ記憶する。
    (ロ)合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置から前記管理装置へ送信された前記募集情報を前記管理装置側通信部を介して受信すると、その募集情報に基づいて、公募情報を生成するよう前記公募情報生成手段を制御する。
    (ハ)前記公募情報生成手段によって生成された公募情報を前記管理装置側通信部を介して、前記合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置を除いたカラオケ装置へ送信する。
    (ニ)前記公募情報を送信してから前記開始手段によって開始された合唱曲のカラオケ演奏終了までの間であって、前記公募情報を送信してから演奏開始後の所定期間経過後までに合唱応募者の応募情報を受け付けたカラオケ装置から前記管理装置へ送信された前記応募情報を前記管理装置側通信部を介して受信すると、その応募情報に基づいて応答情報を生成するよう前記応答情報生成手段を制御するとともに、最終合唱応募者を決定するよう前記決定手段を制御する。
    (ホ)前記応答情報生成手段によって生成された前記応答情報を前記管理装置側通信部を介して、前記合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置と合唱応募者の応募情報を受け付けたカラオケ装置とへ送信する。
    (ヘ)合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置から前記管理装置へ送信された合唱曲のカラオケ演奏開始信号を前記管理装置側通信部を介して受信したか否かを判断し、合唱曲のカラオケ演奏開始信号を受信していると判断した場合には、合唱募集者の停止情報を受け付けたカラオケ装置から前記管理装置へ送信された前記停止情報を前記管理装置側通信部を介して受信すると、その停止情報に基づいて合唱曲の再開情報を生成するよう前記再開情報生成手段を制御する。
    (ト)前記最終合唱応募者の応募情報を受け付けたカラオケ装置のカラオケ演奏が終了したか否かを判断し、前記最終合唱応募者の応募情報を受け付けたカラオケ装置のカラオケ演奏が終了すると、前記合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置と前記最終合唱応募者の応募情報を受け付けたカラオケ装置との間で通信可能なように前記ネットワークを設定し、前記合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置と前記最終合唱応募者の応募情報を受け付けたカラオケ装置とに対して同期してカラオケ演奏を開始するようカラオケ演奏指示手段を制御し、前記ネットワークを介してそれらのカラオケ装置における歌唱音声を互いの相手方のカラオケ装置へ送信する。
  2. 請求項1に記載のカラオケシステムにおいて、
    前記合唱募集者の募集情報は、さらに少なくとも合唱曲名、歌唱パート及び楽曲のジャンルを含むことを特徴とするカラオケシステム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のカラオケシステムにおいて、
    前記合唱募集者の停止情報は、少なくとも募集された合唱曲の停止位置を含むことを特徴とするカラオケシステム。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のカラオケシステムにおいて、
    合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置と最終合唱応募者の応募情報を受け付けたカラオケ装置とに対して同期してカラオケ演奏する場合には、前記合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置が備える前記カラオケ装置側制御手段が前記ネットワークを介して前記合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置から前記最終合唱応募者の応募情報を受け付けたカラオケ装置へ歌詞テロップとカラオケ楽曲とを送信することを特徴とするカラオケシステム。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のカラオケシステムにおいて、
    前記カラオケ装置は、前記公募情報の送信可否情報を受け付ける受付手段を備え、
    前記管理装置は、前記カラオケ装置からの前記公募情報の送信可否情報とカラオケ装置の装置番号とを対応付けた装置別送信可否情報を記憶する装置別送信可否情報記憶手段を備え、
    前記受付手段によって前記公募情報の送信可否情報を受け付けた前記カラオケ装置が備える前記カラオケ装置側制御手段が前記カラオケ装置側通信部を介して前記公募情報の送信可否情報とカラオケ装置の装置番号とを前記管理装置へ送信し、
    前記管理装置が備える前記管理装置側制御手段が前記管理装置側通信部を介して前記公募情報の送信可否情報を受信すると、前記公募情報の送信可否情報を前記送信可否情報記憶手段へ記憶し、前記公募情報生成手段によって生成された公募情報を前記合唱募集者の募集情報を受け付けたカラオケ装置を除いたカラオケ装置へ送信する場合には、前記装置別送信可否情報記憶手段に記憶されている装置別送信可否情報を読み出し、前記公募情報の送信可否情報が送信否であるカラオケ装置の装置番号に対応するカラオケ装置へは前記公募情報を送信しないことを特徴とするカラオケシステム。
  6. 請求項2〜請求項5のいずれかに記載のカラオケシステムにおいて、
    前記管理装置は、楽曲の識別子と合唱員数とを対応付けた合唱員数情報を記憶する合唱員数情報記憶手段を備え、
    前記管理装置が備える前記管理装置側制御手段は、前記管理装置側通信部を介して合唱募集者の募集情報を受信した場合には、前記合唱募集者の募集情報から楽曲の識別子を抽出し、抽出された楽曲の識別子に対応する合唱員数を前記合唱員数情報記憶手段から読み出し、読み出された合唱員数と、合唱募集者の募集情報とに基づいて、公募情報を生成するよう前記公募情報生成手段を制御することを特徴とするカラオケシステム。
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