JP4099885B2 - ロール状内容物収納袋 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はキッチンペーパー等、ロール状に巻き取られた内容物を収納し、簡便に内容物を引き出してカットが可能でかつ、使い切り廃棄する際に便利な構造の収納袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、キッチンペーパー袋等、ロール状に巻き取られたロール状内容物は流通・販売させる際の包装として直方体形状のカートンやビニール袋等に個別または幾つかの組合わせパックとして包装され消費者の元に届けられていた。一般家庭の消費者に於いては、使用する時には包装されているビニール袋、カートンからロール状内容物を取り出し、必要量引き出してカットして使用し、使い終わったロール状内容物は再び元のパッケージに戻して保管するか、ロールの裸状態のまま立てて適宜埃の少ない場所に保管していた。包装しない裸状態でのロール状内容物はすぐ使える反面、埃や各種臭い等に表面のシートが晒されて求められる衛生面の点で好ましくなかった。
【0003】
また、個別に包装充填されているカートンの中には取り出し口用のスリットを設けたものもあり、これらの収納容器に充填されたロール状内容物は端部を手前にシート状に引き出し、予めロール状内容物上に入れられているミシン目部分を目処にスリット縁やカートン上辺の縁を利用して希望長さにカットし適宜使用することも行われている。
【0004】
ところで、キッチンペーパー等はその用途上、吸水性/吸油性を持たせるためある程度の紙厚を持ち、またその表面も凹凸状にエンボス加工しているためロール状の製品とした場合にはかさばり、それを更に板紙よりなるカートンに充填した収納容器では想定される台所のような煩雑で狭い場所では置き場所に困ることが多い。また、板紙からなるカートンでは外からはロール状内容物がどのくらい残っているかも判らず、そのうえ使い切ったカートンをゴミとして捨てる際も、そのままではゴミ箱を無駄に占有し、手で引き裂いて捨てるしかなかった。最近の省資源・省エネの風潮にあってはパッケージとして使用する部材がもっと簡便な物で済み、かつ捨てる際にも簡単に圧縮して少ないゴミ量として処理できる収納パッケージが要望されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ロール状内容物を収納する袋において、簡便な材料を用いて個別にロール状内容物を充填包装し保護すると共に、必要量を引き出して使うといった本来の使用目的に対し十分使い易く、かつ使い終わったパッケージ廃棄の際もパッケージ全体をコンパクトに畳んで捨てることができるロール状内容物収納袋を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明において上記の課題を達成する為に、まず請求項1の発明では、軟包装材よりなる閉じられた袋のロール状内容物の軸方向両端部がそれぞれガゼット折りされ、ガゼット折りされた袋胴部側面の両側の内面に板材が貼り合わされていて、
少なくとも1つの板材はスリット部を有し、袋の前記板材のスリット部に対応した位置にスリット状の取り出し口を設けたことを特徴とするロール状内容物収納袋。である。
【0008】
また請求項の発明では、前記スリット部を有する板材において、該スリットの上辺乃至下辺に内容物切断刃を設けたことを特徴とするロール状内容物収納袋である。
【0009】
また請求項の発明では、前記スリット状取り出し口において、長手方向の内、少なくとも1辺が円弧状に設けられていることを特徴とするロール状内容物収納袋である。
【0010】
本発明に係るロール状内容物収納袋は図1に示すように、ポリプロピレン、ナイロン等の透明もしくは半透明フィルムの軟包装材からなる軟包装袋(10)を主要構成部材とし、袋胴部はその断面の面積、長手方向長さとも、ロール状内容物(100)を収容するのに必要十分で適宜余裕を持つ大きさを備えている。また軟包装袋(10)の両端はガゼット折りされ、両側の内面に板材(20,30)が貼り合わされている。そしてロール状内容物(100)を中に充填した際に袋胴部の断面形状が略方形になるように折り畳まれ熱圧着にてシール密封されている。更に前記板材(20)には、スリットが設けられ、一方軟包装袋(10)には板材(20)のスリットに対応した位置にスリット部ミシン目(12)が設けられている。
【0011】
ロール状内容物収納袋の組立に当たっては、図2及び図3に示すように、まず一端が熱圧着で閉じられ、他端が開放された状態の軟包装袋(10)を用意し、また、紙、プラスチック等の材質よりなる略長方形の板材を用意する。前記板材は板材の中央部に取り出し口用のスリット(22)を持つスリット付板材(20)、及びスリットを持たない板材(30)の2種類があり、それぞれの板材をロール状内容物(100)の胴部側面の前面と後面に挟んだ状態のを保ったまま、前記軟包装袋(10)の開放端より水平に挿入し、シール密封されている他端に突き当たる所まで入れた後、軟包装袋(10)の前記挿入した板材に対応する箇所を外側から内側に向かって両側より押し当て、軟包装袋の内面と板材とを、予め板材上に適宜塗布しておいた接着剤(32)で固定する。
【0012】
なお、軟包装袋(10)の袋胴部には適宜長さのスリットを形成するミシン目(12)が予め設けられており、前記スリット付板材(20)が挿入され接着剤(32)にて軟包装袋(10)の内面と固定される際には板材内に設けられたスリット(22)と袋のスリットを形成するミシン目(12)が重なり、使用開始時にはミシン目部分を引きちぎり、板材内のスリットと貫通させ、連続した取り出し口として機能するよう、位置合わせされる。
【0013】
板材(20,30)及びロール状内容物(100)を軟包装袋(10)内に充填し、接着固定した後、開放していた側端部もガゼット折りし端部を熱圧着して密封し組立は完成する。なお、本実施例では板材としてロール状内容物の胴部側面を前後から挟むように2枚の板材を軟包装袋内に置いたが、スリット付板材(20)の1枚だけで、反対側に挟む板材(30)は場合によっては省略しても構わない。また、板材を軟包装袋の内側でなく、外側から接着して挟む構成としても構わない。
【0014】
本ロール状内容物収納袋は上記のようにスリット付板材(20)と板材(30)を両側面に挟んだキッチンペーパー等のロール状内容物をこれに略外接する軟包装袋(10)で両端部がガゼット折りされたものでパッケージした構成となっているため、中身であるロール状内容物(10)と板材(20,30)により袋が張った状態となり断面が略方形を保つことができ保形性が良好である。
【0015】
板材の中央部には取り出し用のスリット(22)を備えており、使い始めには軟包装袋(10)のスリット対応箇所のミシン目部分(12)を引きちぎり、取り出し口を貫通させ、ロール状内容物(100)の終端部を当取り出し口を通してシート状に引き出すようにすれば、スリット付板材(20)は紙またはプラスチック等のある程度の堅さを持った部材であるためロール状内容物は袋内で板材に擦り付けられながらスムーズに回転して引き出すことが可能である。更に当スリットの形状を例えば上辺が弓なりとなった円弧状スリットとし、下辺には鋸歯状の切断刃(24)を設けることにより、内容物を引き出す際に皺の発生を防止しスムーズに行えるとともに、カットする際も該切断刃を利用して簡便にカットすることができる。
【0016】
また、袋内のロール状内容物(100)は使うに従って減っていき、その径が小さくなっていくが、本発明のロール状内容物収納袋では透明もしくは半透明フィルムの軟包装袋を使用しているため、中身を塵埃から保護することは勿論の事、どの程度減ったかを明瞭に把握することができ、減り具合に応じて袋内後ろ側にある板材(30)をスリット寄りにせり出させるように袋をすぼめることでパッケージ全体の大きさを順次小さくしていくことも可能である。また、使い切って芯材のみとなった場合は芯材を板材(20,30)で挟んでつぶし、中の空気をスリットから逃がして袋を適宜大きさに畳み、捨てればゴミとしてもかさばらず省スペースである。
【0017】
【発明の効果】
以上のように本発明のロール状内容物収納袋では、軟包装袋と板材から構成される簡便なパッケージであり省資源であり、キッチンペーパー等で衛生上必要とされる、塵埃、水滴飛び等から保護でき、ロール状内容物の胴部側面に板材を挟んだ構成により軟包装袋を主体とする収納袋でありながら保形性も良く、袋内のロール状内容物の引き出し時に回転の抑えも板材、及びその中心部に設けたスリットによりスムーズに行えるとともにカットも簡便に行える。また、スリット部の形状を円弧状にした板材では内容物の引き出しがよりスムーズに行え、スリット部に切断刃を設けたものはシート状内容物のカットもより便利である。
【0018】
更に軟包装材として透明もしくは半透明フィルムを用いたものでは中身の残量が容易に判明できるとともに残量に応じて収納袋そのものをすぼめて小さくしていくことができ煩雑な台所等での置き場所の点からも優位であるし、主要部材が軟包装材から構成されてことより内容物を使い切った際にも袋内に残った芯材、空気を適宜圧縮、排出し、折り畳んでからゴミとして捨てることができ省スペースである等の効果がある。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロール状内容物収納袋をその使用状態で示した説明図である。
【図2】本発明のロール状内容物収納袋を構成する半完成状態での軟包装袋、及びそれに充填する板材/ロール状内容物の状態を示す説明図である。
【図3】本発明のロール状内容物収納袋の使用状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10・・・・軟包装袋
12・・・・スリット部ミシン目
20・・・・スリット付き板材
22・・・・板材スリット部
24・・・・切断刃
30・・・・板材
32・・・・接着剤
100・・・・ロール状内容物

Claims (3)

  1. 軟包装材よりなる閉じられた袋のロール状内容物の軸方向両端部がそれぞれガゼット折りされ、ガゼット折りされた袋胴部側面の両側の内面に板材が貼り合わされていて、
    少なくとも1つの板材はスリット部を有し、袋の前記板材のスリット部に対応した位置にスリット状の取り出し口を設けたことを特徴とするロール状内容物収納袋。
  2. 前記スリット部を有する板材において、該スリットの上辺乃至下辺に内容物切断刃を設けたことを特徴とする請求項1に記載のロール状内容物収納袋。
  3. 前記スリット状取り出し口において、長手方向の内、少なくとも1辺が円弧状に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のロール状内容物収納袋。
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