JP2000168785A - ロール状内容物収納袋 - Google Patents
ロール状内容物収納袋Info
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
填包装し保護すると共に、必要量を引き出して使うとい
った本来の使用目的に対し十分使い易く、かつ使い終わ
った容器廃棄の際も容器全体をコンパクトに畳んで捨て
ることができるロール状内容物収納袋を提供すること。 【解決手段】軟包装材よりなる長手方向両端部がそれぞ
れガゼット折りされた閉じられた袋において、袋長手方
向の少なくとも1つの側面に接してスリット部を有する
板材を貼り合わせ、袋の前記板材スリット部に対応した
位置にスリット状の取り出し口を設けたことを特徴とす
るロール状内容物収納袋。
Description
等、ロール状に巻き取られた内容物を収納し、簡便に内
容物を引き出してカットが可能でかつ、使い切り廃棄す
る際に便利な構造の収納袋に関する。
に巻き取られたロール状内容物は流通・販売させる際の
包装として直方体形状のカートンやビニール袋等に個別
または幾つかの組合わせパックとして包装され消費者の
元に届けられていた。一般家庭の消費者に於いては、使
用する時には包装されているビニール袋、カートンから
ロール状内容物を取り出し、必要量引き出してカットし
て使用し、使い終わったロール状内容物は再び元のパッ
ケージに戻して保管するか、ロールの裸状態のまま立て
て適宜埃の少ない場所に保管していた。包装しない裸状
態でのロール状内容物はすぐ使える反面、埃や各種臭い
等に表面のシートが晒されて求められる衛生面の点で好
ましくなかった。
の中には取り出し口用のスリットを設けたものもあり、
これらの収納容器に充填されたロール状内容物は端部を
手前にシート状に引き出し、予めロール状内容物上に入
れられているミシン目部分を目処にスリット縁やカート
ン上辺の縁を利用して希望長さにカットし適宜使用する
ことも行われている。
上、吸水性/吸油性を持たせるためある程度の紙厚を持
ち、またその表面も凹凸状にエンボス加工しているため
ロール状の製品とした場合にはかさばり、それを更に板
紙よりなるカートンに充填した収納容器では想定される
台所のような煩雑で狭い場所では置き場所に困ることが
多い。また、板紙からなるカートンでは外からはロール
状内容物がどのくらい残っているかも判らず、そのうえ
使い切ったカートンをゴミとして捨てる際も、そのまま
ではゴミ箱を無駄に占有し、手で引き裂いて捨てるしか
なかった。最近の省資源・省エネの風潮にあってはパッ
ケージとして使用する部材がもっと簡便な物で済み、か
つ捨てる際にも簡単に圧縮して少ないゴミ量として処理
できる収納パッケージが要望されていた。
容物を収納する袋において、簡便な材料を用いて個別に
ロール状内容物を充填包装し保護すると共に、必要量を
引き出して使うといった本来の使用目的に対し十分使い
易く、かつ使い終わったパッケージ廃棄の際もパッケー
ジ全体をコンパクトに畳んで捨てることができるロール
状内容物収納袋を提供することである。
題を達成する為に、まず請求項1の発明では、軟包装材
よりなる閉じられた袋において、少なくとも1つの袋胴
部側面に接してスリット部を有する板材を貼り合わせ、
また袋の前記板材のスリット部に対応した位置にスリッ
ト状の取り出し口を設けたことを特徴とするロール状内
容物収納袋である。
りなる袋のロール状内容物の軸方向両端部がそれぞれガ
ゼット折りされ内容物を充填した際には断面が略方形と
なることを特徴とするロール状内容物収納袋である。
を有する板材において、該スリットの上辺乃至下辺に内
容物切断刃を設けたことを特徴とするロール状内容物収
納袋である。
取り出し口において、長手方向の内、少なくとも1辺が
円弧状に設けられていることを特徴とするロール状内容
物収納袋である。
て図を用いて説明する。本発明に係るロール状内容物収
納袋の一例として、ロール状内容物を中に収納し、一部
を引き出して使用している状態の見取り図を図1に示
す。
に示すように、ポリプロピレン、ナイロン等の透明もし
くは半透明フィルムの軟包装材からなる軟包装袋(1
0)を主要構成部材とし、袋胴部はその断面の面積、長
手方向長さとも、ロール状内容物(100)を収容する
のに必要十分で適宜余裕を持つ大きさを備えている。ま
た軟包装袋(10)の両端はガゼット折りされ、両側の
内面に板材(20,30)が貼り合わされている。そし
てロール状内容物(100)を中に充填した際に袋胴部
の断面形状が略方形になるように折り畳まれ熱圧着にて
シール密封されている。更に前記板材(20)には、ス
リットが設けられ、一方軟包装袋(10)には板材(2
0)のスリットに対応した位置にスリット部ミシン目
(12)が設けられている。
は、図2及び図3に示すように、まず一端が熱圧着で閉
じられ、他端が開放された状態の軟包装袋(10)を用
意し、また、紙、プラスチック等の材質よりなる略長方
形の板材を用意する。前記板材は板材の中央部に取り出
し口用のスリット(22)を持つスリット付板材(2
0)、及びスリットを持たない板材(30)の2種類が
あり、それぞれの板材をロール状内容物(100)の胴
部側面の前面と後面に挟んだ状態のを保ったまま、前記
軟包装袋(10)の開放端より水平に挿入し、シール密
封されている他端に突き当たる所まで入れた後、軟包装
袋(10)の前記挿入した板材に対応する箇所を外側か
ら内側に向かって両側より押し当て、軟包装袋の内面と
板材とを、予め板材上に適宜塗布しておいた接着剤(3
2)で固定する。
長さのスリットを形成するミシン目(12)が予め設け
られており、前記スリット付板材(20)が挿入され接
着剤(32)にて軟包装袋(10)の内面と固定される
際には板材内に設けられたスリット(22)と袋のスリ
ットを形成するミシン目(12)が重なり、使用開始時
にはミシン目部分を引きちぎり、板材内のスリットと貫
通させ、連続した取り出し口として機能するよう、位置
合わせされる。
(100)を軟包装袋(10)内に充填し、接着固定し
た後、開放していた側端部もガゼット折りし端部を熱圧
着して密封し組立は完成する。なお、本実施例では板材
としてロール状内容物の胴部側面を前後から挟むように
2枚の板材を軟包装袋内に置いたが、スリット付板材
(20)の1枚だけで、反対側に挟む板材(30)は場
合によっては省略しても構わない。また、板材を軟包装
袋の内側でなく、外側から接着して挟む構成としても構
わない。
リット付板材(20)と板材(30)を両側面に挟んだ
キッチンペーパー等のロール状内容物をこれに略外接す
る軟包装袋(10)で両端部がガゼット折りされたもの
でパッケージした構成となっているため、中身であるロ
ール状内容物(10)と板材(20,30)により袋が
張った状態となり断面が略方形を保つことができ保形性
が良好である。
(22)を備えており、使い始めには軟包装袋(10)
のスリット対応箇所のミシン目部分(12)を引きちぎ
り、取り出し口を貫通させ、ロール状内容物(100)
の終端部を当取り出し口を通してシート状に引き出すよ
うにすれば、スリット付板材(20)は紙またはプラス
チック等のある程度の堅さを持った部材であるためロー
ル状内容物は袋内で板材に擦り付けられながらスムーズ
に回転して引き出すことが可能である。更に当スリット
の形状を例えば上辺が弓なりとなった円弧状スリットと
し、下辺には鋸歯状の切断刃(24)を設けることによ
り、内容物を引き出す際に皺の発生を防止しスムーズに
行えるとともに、カットする際も該切断刃を利用して簡
便にカットすることができる。
使うに従って減っていき、その径が小さくなっていく
が、本発明のロール状内容物収納袋では透明もしくは半
透明フィルムの軟包装袋を使用しているため、中身を塵
埃から保護することは勿論の事、どの程度減ったかを明
瞭に把握することができ、減り具合に応じて袋内後ろ側
にある板材(30)をスリット寄りにせり出させるよう
に袋をすぼめることでパッケージ全体の大きさを順次小
さくしていくことも可能である。また、使い切って芯材
のみとなった場合は芯材を板材(20,30)で挟んで
つぶし、中の空気をスリットから逃がして袋を適宜大き
さに畳み、捨てればゴミとしてもかさばらず省スペース
である。
納袋では、軟包装袋と板材から構成される簡便なパッケ
ージであり省資源であり、キッチンペーパー等で衛生上
必要とされる、塵埃、水滴飛び等から保護でき、ロール
状内容物の胴部側面に板材を挟んだ構成により軟包装袋
を主体とする収納袋でありながら保形性も良く、袋内の
ロール状内容物の引き出し時に回転の抑えも板材、及び
その中心部に設けたスリットによりスムーズに行えると
ともにカットも簡便に行える。また、スリット部の形状
を円弧状にした板材では内容物の引き出しがよりスムー
ズに行え、スリット部に切断刃を設けたものはシート状
内容物のカットもより便利である。
ィルムを用いたものでは中身の残量が容易に判明できる
とともに残量に応じて収納袋そのものをすぼめて小さく
していくことができ煩雑な台所等での置き場所の点から
も優位であるし、主要部材が軟包装材から構成されてこ
とより内容物を使い切った際にも袋内に残った芯材、空
気を適宜圧縮、排出し、折り畳んでからゴミとして捨て
ることができ省スペースである等の効果がある。
で示した説明図である。
成状態での軟包装袋、及びそれに充填する板材/ロール
状内容物の状態を示す説明図である。
す断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】軟包装材よりなる閉じられた袋において、
少なくとも1つの袋胴部側面に接してスリット部を有す
る板材を貼り合わせ、また袋の前記板材のスリット部に
対応した位置にスリット状の取り出し口を設けたことを
特徴とするロール状内容物収納袋。 - 【請求項2】前記軟包装材よりなる袋のロール状内容物
の軸方向両端部がそれぞれガゼット折りされ内容物を充
填した際には断面が略方形となることを特徴とする請求
項1記載のロール状内容物収納袋。 - 【請求項3】前記スリット部を有する板材において、該
スリットの上辺乃至下辺に内容物切断刃を設けたことを
特徴とする請求項1、2のいずれかの項に記載のロール
状内容物収納袋。 - 【請求項4】前記スリット状取り出し口において、長手
方向の内、少なくとも1辺が円弧状に設けられているこ
とを特徴とする請求項1,2または3のいずれかの項に
記載のロール状内容物収納袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34415598A JP4099885B2 (ja) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | ロール状内容物収納袋 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JP4099885B2 JP4099885B2 (ja) | 2008-06-11 |
Family
ID=18367067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP34415598A Expired - Fee Related JP4099885B2 (ja) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | ロール状内容物収納袋 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4099885B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020138761A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 大王製紙株式会社 | シートロール包装体 |
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JPS6420477U (ja) * | 1987-07-28 | 1989-02-01 | ||
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JPH09142550A (ja) * | 1995-11-24 | 1997-06-03 | Keio Seishi Kk | ポップアップ式の積層腰折拭取紙の包装構造 |
-
1998
- 1998-12-03 JP JP34415598A patent/JP4099885B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
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JP2020138761A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 大王製紙株式会社 | シートロール包装体 |
JP7237652B2 (ja) | 2019-02-28 | 2023-03-13 | 大王製紙株式会社 | シートロール包装体 |
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---|---|
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