JP4098157B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、スロットマシンに関し、ストップスイッチの停止操作の相対的なタイミングにもとづいて、リールの停止制御を変化させるとともに、ストップスイッチの停止操作の相対的なタイミングを遊技者に予告報知することができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、当選役の入賞に関し、ストップスイッチの押し順の相違により、リールの停止制御を変更し、入賞率(出玉率)を変化させる、いわゆる押し順停止制御があった。
従来の押し順停止制御では、当選時の押し順をサブ基板の制御を利用して報知(アシスト)することにより、出玉率の制御を可能としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の押し順アシストは、ストップスイッチの押し順という絶対的な条件により、出玉率を制御していたので、遊技者の技術加入の余地が少なく、遊技性に欠けるという問題点があった。
すなわち、押し順は、絶対的なものであり、アシストされた押し順と異なる押し順でストップスイッチを操作すると、当選した役に対応する図柄の組合せが揃わなくなってしまう。
【0004】
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、スロットマシンに関し、次の点を目的とする。
【0005】
すなわち、請求項1に記載の発明は、ストップスイッチの停止操作の相対的なタイミングにもとづいて、リールの停止制御を変化させるとともに、ストップスイッチの停止操作の相対的なタイミングを遊技者に予告報知することができるようにしたものである。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、ストップスイッチの操作タイミングの始期や終期が絶対的に決まっておらず、先に操作されるストップスイッチの操作タイミングを基準として、以降に操作されるストップスイッチの操作タイミングを決定しているので、操作タイミングを相対的な条件とすることができる。
【0006】
その結果、請求項1に記載の発明によれば、遊技者の技量の差や、偶然性等の要因により遊技結果が変化する可能性があり、遊技者の技術加入性や遊技性を向上することができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、スロットマシンに関し、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0007】
すなわち、請求項2に記載の発明は、役に当選した場合であっても、操作タイミングに従ってストップスイッチが操作されなかった場合には、当選した役を成立させないようにリールの停止制御を実行することができるようにしたものである。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【課題を解決するための手段】
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0015】
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、スロットマシンに関し、次の点を特徴とする。
第一に、スロットマシン(10)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
【0016】
(1)リール駆動手段(50)
リール駆動手段(50)は、図示しないが、複数種類の図柄が表示された複数、例えば3個のリールを個々に駆動可能なものである。
なお、リールの数は、複数存在すれば良く、3個に限定されず、2個或いは4個以上でも良い。
【0017】
(2)ストップスイッチ(40)
ストップスイッチ(40)は、例えば図1に示すように、複数、例えばリール(図
示せず)と同数の3個有り、3個のリールに対応して設けられ、当該リールの回転を停止可能なものである。
なお、ストップスイッチ(40)は、リールと同様に複数存在すれば良く、3個に限定されず、2個或いは4個以上でも良い。
【0018】
(3)遊技制御手段(100)
遊技制御手段(100)は、例えば図1に示すように、リール駆動手段(50)、複数
の前記ストップスイッチ(40)にそれぞれ接続され、遊技を制御するためのものである。
第二に、遊技制御手段(100)には、例えば図1に示すように、次の構成を備え
る。
【0019】
(4)役抽選手段(110)
役抽選手段(110)は、役の抽選を行うためのものである。
(5)リール停止制御手段(140)
リール停止制御手段(140)は、役抽選手段(110)による抽選結果、及びストップスイッチ(40)の操作にもとづいて、当該ストップスイッチ(40)に対応するリールの停止位置を制御するためのものである。
【0020】
第三に、遊技制御手段(100)には、上記した構成に加え、例えば図1に示すよ
うに、次の構成を備える。
(6)操作タイミング決定手段(150)
操作タイミング決定手段 (150) は、一番目に操作されるストップスイッチ (40) の操作タイミングを基準として、二番目に操作されるストップスイッチ (40) の第一の操作タイミングと、二番目に操作されるストップスイッチ (40) の操作タイミングを基準として、三番目に操作されるストップスイッチ (40) の第二の操作タイミングとを予め決定するようにしている
【0021】
上記第一の操作タイミングには、例えば図2に示すように、第1停止と第2停止との間の時間 (a) が相当する。
第二の操作タイミングには、例えば図2に示すように、第2停止と第3停止との間の時間 (b) が相当する
(7)予告報知制御手段(160)
予告報知制御手段(160)は、操作タイミング決定手段(150)により決定された操作タイミングを、予告報知手段(70)を通じて予告報知するためのものである。
【0022】
上記予告報知手段70は、液晶、ドット・マトリックス等で構成するが、これに限定されず、7セグメント、LED等のランプ等の視覚的な予告報知のほか、効果音や音声等による聴覚的な予告報知でも良い。
第四に、リール停止制御手段(140)は、役抽選手段(110)による抽選結果により役に当選したことを条件に、操作タイミング決定手段(150)により決定された操作タイミングで当該ストップスイッチ(40)が操作された場合に、当選した役に対応する図柄の組合せを有効ライン(図示せず)上に停止させるための停止制御を実行させるようにしている。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、スロットマシンに関し、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0023】
すなわち、リール停止制御手段(140)は、役抽選手段(110)による抽選結果により役に当選したことを条件に、操作タイミング決定手段(150)により決定された操作タイミングで当該ストップスイッチ(40)が操作されなかった場合には、当選した役に対応する図柄の組合せを有効ライン(図示せず)上に停止させないための停止制御を実行させるようにしている。
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【発明の実施の形態】
(図面の説明)
図1〜2は、本発明の第一の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。 図1は、スロットマシンの概略ブロック図、図2は停止タイミングを説明するための説明図をそれぞれ示すものである。
【0045】
図3は、停止タイミングの第2の実施の形態を示すものであって、同図は停止タイミングを説明するための説明図を示すものである。
図4は、停止タイミングの第3の実施の形態を示すものであって、同図は停止タイミングを説明するための説明図を示すものである。
図5は、停止タイミングの第4の実施の形態を示すものであって、同図は停止タイミングを説明するための説明図を示すものである。
(スロットマシン10)
図中、10は、スロットマシンを示すものである。
【0046】
スロットマシン10には、図1に示すように、次のパーツを備える。
(1)メダル投入手段20
(2)スタートスイッチ30
(3)ストップスイッチ40
(4)リール駆動手段50
(5)利益付与手段60
(6)予告報知手段70
(7)遊技制御手段100
なお、スロットマシン10のパーツは、上記した(1)〜(7)に限定されない。
(メダル投入手段20)
メダル投入手段20は、メダルを投入するものであり、図示しないが、例えばメダルセンサーや、クレジットメダル投入スイッチ等から構成されている。
【0047】
なお、メダル投入手段20は、メダルセンサーや、クレジットメダル投入スイッチに限定されない。
(スタートスイッチ30)
スタートスイッチ30は、後述するが、複数、例えば同数の3個のリール(図示せず)の回転を開始するためのものである。
(ストップスイッチ40)
ストップスイッチ40は、図1に示すように、複数、例えば左・中・右の3個有り、後述するが、複数、例えば同数の3個のリール(図示せず)に対応して設けられ、当該リールの回転を停止可能なものである。
【0048】
なお、ストップスイッチ40は、リールと同様に複数存在すれば良く、3個に限定されず、2個或いは4個以上でも良い。
具体的には、ストップスイッチ40は、図1に示すように、左・中・右の3個のリール(図示せず)にそれぞれ対応する左ストップスイッチ41、中ストップスイッチ42、右ストップスイッチ43から構成されている。
(リール駆動手段50)
リール駆動手段50は、図示しないが、複数種類の図柄が表示された複数、例えば左・中・右の3個のリールを個々に駆動可能なものである。
【0049】
なお、リールは、複数存在すれば良く、3個に限定されず、2個或いは4個以上でも良い。
具体的には、リール駆動手段50は、図1に示すように、左・中・右の3個のリール(図示せず)にそれぞれ対応する左リールモータ51、中リールモータ52、右リールモータ53から構成されている。
(利益付与手段60)
利益付与手段60は、遊技結果にもとづいて、遊技者に利益を付与するものであり、例えばメダルを払い出すためのホッパー・ユニットから構成されている。
【0050】
なお、利益付与手段60は、ホッパー・ユニットに限定されず、例えばカード・
ユニット等から構成しても良い。
(予告報知手段70)
予告報知手段70は、後述するが、図1に示す遊技制御手段100の操作タイミング決定手段150により決定された操作タイミングを予告報知するためのものである。
【0051】
具体的には、予告報知手段70は、液晶、ドット・マトリックス等で構成するが、これに限定されず、7セグメント、LED等のランプ等の視覚的な予告報知のほか、効果音や音声等による聴覚的な予告報知でも良い。
(遊技制御手段100)
遊技制御手段100は、遊技を制御するためのものである。
【0052】
具体的には、遊技制御手段100は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
なお、遊技制御手段100のCPUの数は、1個に限定されず、メインCPUやサブCPU等の2個以上のCPUを用いても良い。
【0053】
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・
光学的なメモリーやディスク等でも良い。
上記CPUは、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、大別すると、次の手段として機能する。
(1)役抽選手段110
(2)特定遊技実行手段120
(3)特別遊技実行手段130
(4)リール停止制御手段140
(5)操作タイミング決定手段150
(6)予告報知制御手段160
なお、遊技制御手段100の手段は、次の(1)〜(6)に限定されない。
(遊技制御手段100の入力段)
遊技制御手段100の入力段には、図1に示すように、次の手段がそれぞれ接続されている。
【0054】
(1)メダル投入手段20
(2)スタートスイッチ30
(3)ストップスイッチ40
なお、遊技制御手段100の入力段に接続される手段は、上記した(1)〜(3
)に限定されない。
(遊技制御手段100の出力段)
遊技制御手段100の出力段には、図1に示すように、次の手段がそれぞれ接続されている。
【0055】
(1)リール駆動手段50
(2)利益付与手段60
(3)予告報知手段70
なお、遊技制御手段100の出力段に接続される手段は、上記した(1)〜(3)に限定されない。
(役抽選手段110)
役抽選手段110は、例えば乱数等を用いて、役の抽選を行うためのものである。
【0056】
上記役には、大別すると、次の種類がある。
(1)当選
(2)外れ
上記当選には、大別すると、次の種類がある。
(1)小役
(2)特定遊技への移行役
(3)特別遊技への移行役
(4)特典遊技への移行役
(5)再遊技
なお、当選は、上記した(1)〜(5)に限定されず、例えばシングル・ボーナス(SB)等を含んでも良い。
(特定遊技実行手段120)
特定遊技実行手段120は、特定遊技、例えばいわゆるレギュラー・ボーナス(以下、「RB」という。)を実行させるためのものである。
【0057】
なお、特定遊技は、RBに限定されない。
特定遊技は、特定遊技への移行役に当選し、当該役に対応する図柄が有効ライン(図示せず)上に揃うことを条件に開始され、一般遊技から特定遊技に移行する。特定遊技中は、メダルが1枚がけとなり、特定遊技は、複数ゲーム(例えば12ゲーム)消化するか、或いは複数回(例えば8回)入賞するか、いずれか先に達成された条件に従って終了し、一般遊技に復帰する。
(特別遊技実行手段130)
特別遊技実行手段130は、特別遊技、例えばいわゆるビッグ・ボーナス(以下、「BB」という。)を実行させるためのものである。
【0058】
なお、特別遊技は、BBに限定されない。
特別遊技は、特別遊技への移役に当選し、当該役に対応する図柄が有効ライ
ン(図示せず)上に揃うこと条件に開始され、一般遊技から特別遊技に移行する。特別遊技は、3枚がけの複数回(例えば大30回)可能な一般遊技(BB中の一般遊技)と、複数回(例えば最大3回)まで遊技可能なRBとから構成される。特別遊技は、最大回数のRBを終了したか、或いはBB中の一般遊技を最大回数消化したか、いずれか先に達成された条件に従って終了し、一般遊技に復帰する。
(リール停止制御手段140)
リール停止制御手段140は、役抽選手段110による抽選結果、及びストップスイッチ40の操作にもとづいて、当該ストップスイッチ40に対応するリールの停止位置を制御するためのものである。
【0059】
これに加え、リール停止制御手段140は、役抽選手段110による抽選結果により役に当選したことを条件に、操作タイミング決定手段150により決定された操作タイミングで当該ストップスイッチ40が操作された場合に、当選した役に対応する図柄の組合せを有効ライン(図示せず)上に停止させるための停止制御、いわゆる引き込み制御を実行させるようにしている。
【0060】
また、リール停止制御手段140は、役抽選手段110による抽選結果により役に当選したことを条件に、操作タイミング決定手段150により決定された操作タイミングで当該ストップスイッチ40が操作されなかった場合には、当選した役に対応する図柄の組合せを有効ライン上に停止させないための停止制御、いわゆる蹴飛ばし制御を実行させるようにしても良い。
(操作タイミング決定手段150)
操作タイミング決定手段150は、複数のストップスイッチ40のうち、先に操作されるストップスイッチ40の操作タイミングを基準として、以降に操作されるストップスイッチ40の操作タイミングを予め決定するためのものである。
【0061】
また、操作タイミング決定手段150は、直前に操作されるストップスイッチ(40)の操作タイミングを基準として、当該ストップの直後に操作されるストップスイッチ40の操作タイミングを予め決定するようにしても良い。
上記操作タイミングには、図2に示すように、第1停止と第2停止との間の時間aや、第2停止と第3停止との間の時間bが相当するが、いずれか一方の時間だけを操作タイミングとしても良い。
【0062】
上記第1停止は、一番目に操作されるストップスイッチ40による対応するリールの停止を意味し、左ストップスイッチ41、中ストップスイッチ42、右ストップスイッチ43のいずれを操作しても良い。
なお、操作タイミングに加えて、ストップスイッチ40の押し順を決定し、当該押し順を予告報知し、操作タイミングと押し順の2つの条件が達成された場合に、当選した役に対応する図柄の組合せを有効ライン(図示せず)上に停止させるための停止制御を実行させるようにしても良い。
【0063】
同様に、第2停止は、二番目に操作されるストップスイッチ40による対応するリールの停止を意味し、第3停止は三番目に操作されるストップスイッチ40による対応するリールの停止を意味する。
なお、操作タイミングを、図2に示すように、ストップスイッチ40がオフ(OFF)からオン(ON)への信号の立ち上がりを基準にして計測したが、これに限定されず、逆にオン(ON)からオフ(OFF)への信号の立ち下がりを基準にして計測して良い。
【0064】
さらに、操作タイミング決定手段150は、一番目に操作されるストップスイッチ40の操作タイミングを基準として、二番目に操作されるストップスイッチ40の第一の操作タイミングと、二番目に操作されるストップスイッチ40の操作タイミングを基準として、三番目に操作されるストップスイッチ40の第二の操作タイミングとを予め決定するようにしても良い。
【0065】
上記第一の操作タイミングには、図2に示すように、第1停止と第2停止との間の時間aが相当する。
第二の操作タイミングには、図2に示すように、第2停止と第3停止との間の時間bが相当する。
第一の操作タイミングの時間aと、第二の操作タイミングの時間bとは、次のいずれの関係にあっても良い。
【0066】
(1)第一の操作タイミングの時間a=第二の操作タイミングの時間b
例えば、時間aと時間bとを、1秒プラス・マイナス(+−)0.1秒の範囲に設定しても良い。
(2)第一の操作タイミングの時間a>第二の操作タイミングの時間b 例えば、時間aを、2秒プラス・マイナス(+−)0.1秒の範囲に、時間bを1秒プラス・マイナス(+−)0.1秒の範囲に設定しても良い。
【0067】
(3)第一の操作タイミングの時間a<第二の操作タイミングの時間b 例えば、時間aを、1秒プラス・マイナス(+−)0.1秒の範囲に、時間bを2秒プラス・マイナス(+−)0.1秒の範囲に設定しても良い。
一方、操作タイミング決定手段150は、一番目に操作されるストップスイッチ40の操作タイミングを基準として、三番目に操作されるストップスイッチ40の操作タイミングを予め決定するようにしても良い。
【0068】
上記操作タイミングには、後述するが、図3に示すように、第1停止と第3停止との間の時間cが相当する。
なお、第1停止と第2停止との間の時間aも、条件としたが、第1停止と第3停止との間の時間cだけを条件としても良い。
(予告報知制御手段160)
予告報知制御手段160は、操作タイミング決定手段150により決定された操作タイミングを、予告報知手段70を通じて予告報知するためのものである。
【0069】
操作タイミングの予告報知は、特典遊技中、実行される。
特典遊技は、特典遊技への移行役に当選し、当該役に対応する図柄が有効ライン(図示せず)上に揃うことを条件に開始される。
特典遊技は、一般遊技中の予め設定された所定の遊技区間中、操作タイミングを予告報知することにより実行される。
【0070】
具体的には、予告報知制御手段160は、操作タイミングを数値、表、グラフ等を用いて直接的に予告報知しても良いし、或いは暗示的に予告報知しても良い。
例えば、操作タイミングの始期を、線香花火を着火することにより報知し、終期を線香花火の火玉が地面に落下することにより報知しても良い。
具体的には、予告報知制御手段160には、次の手段を備える。
【0071】
(1)予告報知選択手段161
なお、予告報知制御手段160の手段は、上記した(1)に限定されない。
(予告報知選択手段161)
予告報知選択手段161は、操作タイミング決定手段150により決定された操作タイミングを、予告報知手段70を通じて予告報知するか否かを選択するためのものである。
【0072】
なお、予告報知するか否かの選択は、毎ゲーム毎に、抽選により決定しても良いし、或いは規則的に選択しても良い。
また、予告報知するか否かの選択の結果により、予告報知の信頼度を変化させても良い。
(遊技の説明)
上記した構成を備えるスロットマシン10の遊技について、以下に図2を用いて説明する。
【0073】
まず、メダル投入手段20によるメダルを投入後、スタートスイッチ30を操作すると、リール駆動手段50の駆動が開始され、図示しないが、3個のリールの回転を開始する。
このとき、役抽選手段110により、役の抽選が行われ、その抽選結果により役、例えば小役に当選した場合を前提に説明する。
【0074】
同時に、操作タイミング決定手段150により、第1停止と第2停止との間の時間aと、第2停止と第3停止との間の時間bとが決定される。
さらに、予告報知選択手段161により、予告報知するか否かが選択され、その結果、予告報知することが選択された場合を前提に説明する。
その後、左ストップスイッチ41、中ストップスイッチ42、右ストップスイッチ43のいずれ1個を操作する。
【0075】
例えば、左ストップスイッチ41を操作すると、左リールモータ51の駆動が停止し、左リール(図示せず)が第1停止する。
左リール(図示せず)が第1停止すると、第1停止と第2停止との間の時間aの計測が開始される。
このとき、予告報知制御手段160は、予告報知手段70に、図示しないが、線香花火を着火する画像を表示し、第一の操作タイミングの始期を遊技者に報知する。
【0076】
その後、図示しないが、時間aの経過直前に、線香花火の火玉が地面に落下する画像を表示し、第一の操作タイミングの終期を遊技者に報知する。
遊技者が、線香花火の火玉が地面に落下するのと同時に、残る2個の中ストップスイッチ42、右ストップスイッチ43のいずれ1個を操作すると、最適な時間に第2停止を実行することができる。
【0077】
例えば、中ストップスイッチ42を操作すると、中リールモータ52の駆動が停止し、中リール(図示せず)が第2停止する。
このとき、リール停止制御手段140は、中リール(図示せず)に対して、当選した役に対応する図柄の組合せを有効ライン(図示せず)上に停止させるように停止制御を実行する。
【0078】
これに対し、遊技者が、線香花火の火玉が地面に落下するのより早く操作したり、落下してから遅れて操作すると、第一の操作タイミングによる条件を達成することができない。
このときは、リール停止制御手段140は、中リール(図示せず)に対して、当選した役に対応する図柄の組合せを有効ライン(図示せず)上に停止させないように停止制御を実行する。
【0079】
一方、第2停止に伴い、第2停止と第3停止との間の時間bの計測が開始される。
このとき、予告報知制御手段160は、予告報知手段70に、図示しないが、二番目の線香花火を着火する画像を表示し、第二の操作タイミングの始期を遊技者に報知する。
【0080】
その後、図示しないが、時間bの経過直前に、二番目の線香花火の火玉が地面に落下する画像を表示し、第二の操作タイミングの終期を遊技者に報知する。
遊技者が、二番目の線香花火の火玉が地面に落下するのと同時に、残る1個の右ストップスイッチ43を操作すると、最適な時間に第3停止を実行することができる。
【0081】
例えば、右ストップスイッチ43を操作すると、右リールモータ53の駆動が停止し、右リール(図示せず)が第3停止する。
このとき、リール停止制御手段140は、右リール(図示せず)に対して、当選した役に対応する図柄の組合せを有効ライン(図示せず)上に停止させるように停止制御を実行する。
【0082】
その結果、当選した役に対応する図柄の組合せが有効ライン(図示せず)上に揃って入賞し、当選した役に対応する利益が、利益付与手段60により遊技者に付与される。
これに対し、遊技者が、二番目の線香花火の火玉が地面に落下するのより早く操作したり、落下してから遅れて操作すると、第二の操作タイミングによる条件を達成することができない。
【0083】
このときは、リール停止制御手段140は、右リール(図示せず)に対して、当選した役に対応する図柄の組合せを有効ライン(図示せず)上に停止させないように停止制御を実行する。
なお、操作タイミングには、図2に示すように、第1停止と第2停止との間の時間aと、第2停止と第3停止との間の時間bとが含まれるが、いずれか一方だけを操作タイミングとしても良い。
(第2の実施の形態)
つぎに、図3を用いて、操作タイミングの第2の実施の形態について、以下に説明する。
【0084】
すなわち、本実施の形態の特徴は、一番目に操作されるストップスイッチ40の操作タイミングを基準として、三番目に操作されるストップスイッチ40の操作タイミングを予め決定するようにした点である。
上記操作タイミングには、図3に示すように、第1停止と第3停止との間の時間cが相当する。
【0085】
なお、操作タイミングには、図3に示すように、第1停止と第2停止との間の時間aと、第1停止と第3停止との間の時間cとが含まれるが、いずれか一方だけを操作タイミングとしても良い。
(第3の実施の形態)
つぎに、図4を用いて、操作タイミングの第3の実施の形態について、以下に説明する。
【0086】
すなわち、本実施の形態の特徴は、スタートスイッチ30の操作タイミングを基準として、一番目に操作されるストップスイッチ40の操作タイミングを予め決定するようにした点である。
上記操作タイミングには、図4に示すように、スタートと第1停止との間の時間dが相当する。
【0087】
なお、操作タイミングには、図4に示すように、スタートと第1停止との間の時間d、第1停止と第2停止との間の時間aと、第2停止と第3停止との間の時間bとが含まれるが、いずれか少なくとも1個だけを操作タイミングとしても良い。
(第4の実施の形態)
つぎに、図5を用いて、操作タイミングの第4の実施の形態について、以下に説明する。
【0088】
すなわち、本実施の形態の特徴は、スタートスイッチ30の操作タイミングを基準として、以降に操作されるストップスイッチ40の操作タイミングを予め決定するようにした点である。
上記操作タイミングには、図4に示すように、スタートと第1停止との間の時間d、スタートと第2停止との間の時間e、スタートと第3停止との間の時間fが相当する。
【0089】
なお、操作タイミングには、図4に示すように、スタートと第1停止との間の時間dと、スタートと第2停止との間の時間eと、スタートと第3停止との間の時間fとが含まれるが、いずれか少なくとも1個だけを操作タイミングとしても良い。
【0090】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、スロットマシンに関し、次のような効果を奏する。
【0091】
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、ストップスイッチの停止操作の相対的なタイミングにもとづいて、リールの停止制御を変化させるとともに、ストップスイッチの停止操作の相対的なタイミングを遊技者に予告報知することができる。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、ストップスイッチの操作タイミングの始期や終期が絶対的に決まっておらず、先に操作されるストップスイッチの操作タイミングを基準として、以降に操作されるストップスイッチの操作タイミングを決定しているので、操作タイミングを相対的な条件とすることができる。
【0092】
その結果、請求項1に記載の発明によれば、遊技者の技量の差や、偶然性等の要因により遊技結果が変化する可能性があり、遊技者の技術加入性や遊技性を向上することができる。
また、3個のストップスイッチを前提として、2個の操作タイミングを決定しているので、操作タイミングが1個の場合と比較して、難易度が高くなり、遊技を一層、変化に富む ものとできる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、スロットマシンに関し、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
【0093】
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、役に当選した場合であっても、操作タイミングに従ってストップスイッチが操作されなかった場合には、当選した役を成立させないようにリールの停止制御を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スロットマシンの概略ブロック図である。
【図2】 停止タイミングを説明するための説明図である。
【図3】 停止タイミングの第2の実施の形態を示すものであって、同図は停止タイミングを説明するための説明図である。
【図4】 停止タイミングの第3の実施の形態を示すものであって、同図は停止タイミングを説明するための説明図である。
【図5】 停止タイミングの第4の実施の形態を示すものであって、同図は停止タイミングを説明するための説明図である。
【符号の説明】
10 スロットマシン 20 メダル投入手段
30 スタートスイッチ 40 ストップスイッチ
41 左ストップスイッチ 42 中ストップスイッチ
43 右ストップスイッチ 50 リール駆動手段
51 左リールモータ 52 中リールモータ
53 右リールモータ 60 利益付与手段
70 予告報知手段 100 遊技制御手段
110 役抽選手段 120 特定遊技実行手段
130 特別遊技実行手段 140 リール停止制御手段
150 操作タイミング決定手段 160 予告報知制御手段
161 予告報知選択手段

Claims (2)

  1. 複数種類の図柄が表示された3つのリールを個々に駆動可能なリール駆動手段と、
    個の前記リールに対応して設けられ、当該リールの回転を停止可能な3つのストップスイッチと、
    前記リール駆動手段、3つの前記ストップスイッチにそれぞれ接続され、遊技を制御するための遊技制御手段とを備え、
    前記遊技制御手段には、
    役の抽選を行うための役抽選手段と、
    前記役抽選手段による抽選結果、及び前記ストップスイッチの操作にもとづいて、当該ストップスイッチに対応する前記リールの停止位置を制御するためのリール停止制御手段とを備えるスロットマシンにおいて、
    前記遊技制御手段には、
    3つの前記ストップスイッチのうち、先に操作されるストップスイッチの操作タイミングを計時の始期とし、以降に順次操作されるストップスイッチの操作タイミング、即ち1番目に操作されるストップスイッチの操作タイミングから2番目に操作されるストップスイッチまでの操作タイミングまでの時間、2番目に操作されるストップスイッチの操作タイミングから3番目に操作されるストップスイッチまでの操作タイミングまでの時間を、停止させるリール位置とは無関係にそれぞれ別個の2種類の時間として予め決定するための操作タイミング決定手段と、
    前記操作タイミング決定手段により決定された2種類の操作タイミングを、予告報知手段を通じて1番目に操作されるストップスイッチの操作タイミングから2番目に操作されるストップスイッチまでの時間に対応した2番目のストップスイッチの操作タイミング、2番目に操作されるストップスイッチの操作タイミングから3番目に操作されるストップスイッチまでの時間に対応した3番目のストップスイッチの操作タイミングとしてそれぞれ順次予告報知するための予告報知制御手段とを備え、
    前記リール停止制御手段は、
    前記役抽選手段による抽選結果により役に当選したことを条件に、
    前記操作タイミング決定手段により決定された操作タイミングでストップスイッチが操作された場合に、
    当選した前記役に対応する図柄の組合せが揃えば入賞とする有効ライン上に、当選した図柄の組合せを停止させるための停止制御を実行させるようにしていることを特徴とするスロットマシン。
  2. 請求項1に記載のスロットマシンであって、
    前記リール停止制御手段は、
    前記役抽選手段による抽選結果により役に当選したことを条件に、
    前記操作タイミング決定手段により決定された操作タイミングで当該ストップスイッチが操作されなかった場合には、
    当選した前記役に対応する図柄の組合せが揃えば入賞とする有効ライン上に、当選した図柄の組合せを停止させないための停止制御を実行させるようにしていることを特徴とするスロットマシン。
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