JP4097793B2 - 化粧柱の隙間封止材及びそれを用いた化粧柱のシーリング構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、組立式化粧柱の接合部に形成される隙間を封止する化粧柱の隙間封止材及びこの隙間封止材を用いた化粧柱のシーリング構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の組立式化粧柱の接合部に形成される隙間を封止する隙間封止材として、モルタルやコーキング材等を接合部に充填する湿式の隙間封止材が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
湿式の隙間封止材は、接合部に形成される隙間内に均質かつ美しく充填するには技術を要し、また接合部からはみ出して周辺を汚したりすることがあり、これを防ぐためには接合部の周辺にマスキングを施す必要があった。また、湿式の隙間封止材は乾燥するまでの間養生しておく必要があるうえ、乾燥後も強度がないため外力等によりひび割れたり削れてしまうことがあった。
【0004】
また、塗装済みの化粧柱に用いる場合、外観を統一するために隙間封止材に塗装を施して目立たなくする必要があるが、化粧柱の色と塗料の色目を合わせることが難しかったり、また塗装が剥がれやすく、塗料の食いつきをよくするために強力な溶剤を用いた塗料を使用すると、湿式の隙間封止材が溶剤によって劣化したり、化粧柱に曇りやソルベントクラックが生じる恐れがあった。
さらに、近年はシンナー等の有機溶媒が人体に悪影響を及ぼすということが社会問題になっているので、湿式の隙間封止材の使用や表面の塗装など、有機溶媒の使用を伴う方法を極力避けることが望まれていた。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、隙間封止材を乾式とすることで均質かつ美しい仕上がりが得られ、かつ施工時の労力と時間の節約や、隙間封止材自体の強度確保が図られるとともに、塗装が省かれることで作業の軽減及び施工期間の短縮、さらには隙間封止材及び化粧柱の品質の維持が図られ、さらに人体に有害な有機溶媒を使用しない安全な隙間封止材と、このような隙間封止材を用いた化粧柱のシーリング構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の化粧柱の隙間封止材において、組立式の化粧柱を構成する化粧カバー部材同士の接合部に形成される隙間に挿入されて隙間を液密に封止する隙間封止材であって、前記化粧カバー部材同士の接合部の隙間の奥部に係止されるベース材と、ベース材の表側に位置するよう隙間に挿入されるガスケットとからなり、ベース材は、化粧カバー部材同士の接合部の隙間への挿入方向に延在する弾性を有する左右の側面部と、左右の側面部を連結する横桁部とを備え、左右の側面部の挿入方向の先端には化粧カバー部材の接合部の内側凸曲面に係合するストッパーが設けられるとともに、左右の側面部の挿入方向の逆側には係止部が設けられ、ガスケットは、化粧カバー部材同士の接合部の隙間に沿って延在するガスケット基部の隙間への挿入方向の先端には、ベース材に設けられた係止部に係止される被係止部が設けられているとともに、ガスケット基部の側部には、左右に突出するリップ部が、化粧カバー部材同士の接合部の隙間を形成する接合面に弾性的に密接されるように設けられていることを特徴とする。
【0007】
これにより、隙間封止材を乾式とすることができ、また隙間封止材が化粧カバー部材同士の接合部の隙間へ挿入された際に、ベース材の左右の側面部がその弾性によって接合部の奥部で左右に広がり、左右の側面部の先端部分に配されるストッパーが接合部の内側凸曲面に係合されるので、ベース材が接合部の隙間内に係止される。また、ガスケットのリップ部が接合部の隙間を形成する接合面に弾性的に密接されることにより隙間を封止し、かつガスケットが接合部の隙間内に係止される。
さらにこのようにしてそれぞれ接合部の隙間内に係止されるガスケットとベース材が、互いの被係止部と係止部によって接続されるので、ガスケットが接合部内により確実に係止される。
【0008】
請求項2記載の化粧柱の隙間封止材において、ベース材のストッパーは、左右の側面部の挿入方向の先端がそれぞれ左右外方に鋭角に折り返され、その折返屈曲部が、化粧カバー部材同士を連結する連結具に当接するとともに、折返先端が化粧カバー部材の内側凸曲面に当接して構成されてなることを特徴とする。
これにより、ベース材が化粧カバー部材同士の接合部の隙間へ挿入された際に、左右の側面部の挿入方向の先端に設けられたストッパーが化粧カバー部材の接合部の内側凸曲面に係合する。
【0009】
請求項3記載の化粧柱の隙間封止材において、ガスケットのリップ部は、前記ガスケット基部の表側に、左右に突出して設けられる第1のリップ部と、第1のリップ部よりも奥方に、第1のリップ部に対して平行に設けられる第2のリップ部とを備え、かつガスケットに設けられる第2のリップ部の長さが、第1のリップ部に比して長く形成されていることを特徴とする。
これにより、ガスケットが化粧カバー部材同士の接合部の隙間に挿入された際に、ガスケットに設けられた第1、第2のリップ部が、化粧カバー部材同士の接合部の隙間を形成する接合面に押圧されて接合部の外方に凹した弓型形状に変形させられるので、この第1、第2のリップ部の形状及びその弾性によってガスケットの接合部の外方への移動が規制される。
またその形状のため第2のリップ部が接合部の側面に押されて反り返る角度が大きくなり、第2のリップ部が化粧柱同士の接合面に接触する面積及び接触する圧力が増大してガスケットが接合部の隙間内により確実に係止されるとともに、接合部に形成される隙間がより確実に封止される。
【0010】
また、ガスケットに配される第1、第2のリップ部によって隙間が2重に封止され、かつ隙間封止材の接合部からの浮き上がりが防止されるとともに、ガスケット自体が左右に突出する第1、第2のリップ部によって2箇所で支えられるので、挿入時にガスケットが左右に偏ったり、ガスケットの軸が傾いた状態での挿入を防止することができる。
また、第1のリップ部と第2のリップ部の間に空気の層が形成されるので、接合部にも断熱効果が期待できる。
【0011】
請求項4記載の化粧柱の隙間封止材において、第1のリップ部は、予め製造段階から着色されるか、または着色された部材との一体成形により形成されることを特徴とする。
これによって、塗装された化粧柱に施工する場合にも化粧柱の隙間封止材の塗装を省くことができ、作業の軽減及び施工期間の短縮が図られ、また塗装と違い、塗膜が剥げる等の劣化が生じないので施工後のメンテナンスも容易になる。
また隙間封止材の色と化粧柱の色目が製造段階から合わせられるので、化粧柱全体の統一感を得ることができる。
さらに、塗装が省かれることにより有機溶媒を使用せずに済む。
【0012】
請求項5記載の化粧柱のシーリング構造は、請求項1〜4のいずれかに記載の隙間封止材を用いた化粧柱のシーリング構造であって、下地となる柱材と、柱材の周囲に沿って複数連結される化粧カバー部材と、化粧カバー部材の両端に形成される挿入溝に挿入されて、これら化粧カバー部材同士の連結及び柱材への固定を行う断面略T字形状の連結具とからなる組立式の化粧柱と、化粧柱の化粧カバー部材同士の接合部に形成される隙間に挿入される化粧柱の隙間封止材からなることを特徴とする。
これによって、化粧柱を請求項1、2、3または4記載の隙間封止材による確実な封止が期待できるシーリング構造とすることができる。
【0013】
請求項6記載の化粧柱のシーリング構造において、柱材は、下地鉄骨と、下地鉄骨を囲むようにその外側に設けられた中空大略四角柱状の鋼枠とからなり、鋼枠は、大略断面L字状の屈曲鋼板が互いの端部を接合されて構成され、かつ前記鋼枠の対向する一対の角部に形成された平坦部に前記連結具が固定されることを特徴とする。
これによって、屈曲鋼板によって下地鉄骨の周囲に中空の鋼枠を形成することで、柱材の形状が下地鉄骨の形状に影響されることがなく、常に一定の形状の化粧柱を構築することができるとともに、化粧柱の柱材を中空にして製造コストを下げつつ、請求項1、2、3または4記載の隙間封止材による確実な封止が期待できるシーリング構造とすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下は本発明による化粧柱の隙間封止材及びこれを用いた化粧柱のシーリング構造の実施の形態についての説明である。
図1に示されるように、化粧柱1は、大略四角柱形状に形成された柱材2と、直角をなす2面からなる断面略L字状をなし、同形状の2枚が柱材2を挟んで向かい合わせに取り付けられることで柱材2の周囲を全長にわたって覆う化粧カバー部材3と、化粧カバー部材3の両側端に形成された挿入溝4に挿入されて、化粧カバー部材3同士を連結する連結具5とからなる。
【0015】
柱材2は、下地鉄骨6と、下地鉄骨6を囲むようにその外側に設けられる、対向する一対の角部が平坦に形成された中空大略四角柱状の鋼枠7とからなる。
鋼枠7は、下地鉄骨6の周方向に同形状の2枚が向かい合わせに連結され、さらに下地鉄骨6の長さ方向の全長にわたって複数枚が連結される大略断面L字状の屈曲鋼板8からなる。
【0016】
屈曲鋼板8は、長方形の鋼板がその長さ方向の適宜の箇所で同一方向に折り曲げられて形成される部材で、副側面部9と、副側面部9に対して直角に屈曲されてなる主側面部10と、主側面部10に対して135°の角度に屈曲されて鋼枠7の平坦に形成される角部を形成する平坦部11と、平坦部11に対して135°の角度に屈曲されてなる副側面部9に平行な連結面部12とからなる。
【0017】
屈曲鋼板8の副側面部9側及び連結面部12側の端部近傍にはそれぞれ、屈曲鋼板8の幅方向に互いに所定距離離間する二つのボルト挿通孔が形成されている。 副側面部9の端部近傍の、ボルト挿通孔よりも内方には、屈曲鋼板8の幅方向の略中央部分に、主側面部10に向けて開口された略コ字状の切り込みが形成され、この切り込みによって切り出される幅広の舌部が、屈曲鋼板8の屈曲される側の面に向けて直角に折り曲げられることで突起部13が形成される。
平坦部11の幅方向及び長さ方向の略中央部分には、平坦部11に化粧カバー部材3同士を連結する前記連結具5を締結固定する係止ボルト14を挿通するためのボルト挿通孔が形成される。
【0018】
化粧カバー部材3は、樹脂製またはGRC製、もしくはセラミック製または木製の断面略L字状の部材であり、前記した向かい合わせに接続されて柱材2の鋼枠7を形成する屈曲鋼板8のうち、片側の屈曲鋼板8の副側面部9及び主側面部10の全面ならびに両側の屈曲鋼板8の平坦部11の一部をも覆う側版20からなる。
また化粧カバー部材3の周方向の両端部には、向かい合わせに連結されるもう一方の化粧カバー部材3の周方向の両端部とそれぞれ対向し、かつ鋼枠7を構成する屈曲鋼板8の平坦部11に対して直角をなす接合面21が形成されている。そして接合面21には、接合面21側の縁部が凸曲面22をなし、かつ先端が化粧カバー部材3の裏面側に屈曲した挿入溝4が形成される。
【0019】
なお、化粧カバー部材3同士の接合部23には、連結具5を屈曲鋼板8の平坦部11に締結固定する係止ボルト14を操作するための隙間24が形成され、また側版20の屈曲鋼板8と接する面には、側版20の周方向に互いに所定間隔離間して形成される複数の縦リブ25が、側版20の全長にわたって形成される。連結具5は弾性のある金属製で、図1及び図3にも示されるように、向かい合わせに配される化粧カバー部材3の挿入溝4に挿入され、これら化粧カバー部材3同士の連結、及びこれら化粧カバー部材3と柱材2との係止を行う短片であり、幅方向に形成される左右の翼部30と、左右の翼部30の中間部片面側に、その長さ方向に沿って形成される脚部31とからなる。
【0020】
左右の翼部30は、脚部31の形成される側に向けて若干傾斜して形成されており、またその先端は、脚部31の形成される側に屈曲されて、前記化粧カバー部材3の挿入溝4の先端の屈曲部分と係合する係合部32を形成する。また左右の翼部30の中央部分には、連結具5を柱材2に締結固定する係止ボルト14が挿通される係止ボルト挿通孔15が形成される。
脚部31は、左右の翼部30の幅方向の中間部分に、左右の翼部30に形成される係止ボルト挿通孔15の近傍を除いた長さ方向の全長にわたって形成されており、また左右の翼部30が形成される側とは反対側の端部は、若干幅広に形成されている。
【0021】
図1及び図3にも示されるように、化粧柱の隙間封止材40は、前記化粧柱1を構成する化粧カバー部材3同士の接合部23に挿入されて、接合部23に形成される隙間24の封止を行うものであって、弾性を有する樹脂製のベース材41及びガスケット42とからなる。
図3に示されるように、ベース材41は、化粧カバー部材3同士の接合部232の隙間24への挿入方向に延在する弾性を有する左右の側面部43と、左右の側面部43を連結する横桁部44とを備える。
【0022】
左右の側面部43は横桁部44の形成される部分を境として、両端がそれぞれ左右外方に向けて若干開いた形に形成されており、また左右の側面部43の挿入方向の先端には、ベース材41が化粧カバー部材3の接合部23の隙間24に挿入された際に化粧カバー部材3の挿入溝4に形成される凸曲面22に係合するストッパー45が設けられるとともに、左右の側面部43の挿入方向の逆側には、ベース材41の内方に向いた爪を備える係止部46が設けられている。
ストッパー45は、左右の側面部43の挿入方向の先端部近傍がそれぞれ左右外方に鋭角に折り返されてなり、前記隙間24内に挿入された際に、化粧カバー部材3同士を連結する連結具5に当接される折返屈曲部47と、化粧カバー部材3の挿入溝4の凸曲面22に当接する折返先端48とを備える。
【0023】
ガスケット42は、化粧カバー部材3同士の接合部23の隙間24に沿って延在するガスケット基部49と、ガスケット基部49の隙間24への挿入方向の先端に形成され、ベース材41に設けられた係止部46に係止される被係止部50と、ガスケット基部49の側部に左右に突出した状態に形成される表側の第1のリップ部51と、第1のリップ部51に平行かつ所定距離離間して形成される奥側の第2のリップ部52とからなる。
被係止部50は、ガスケット基部49の横幅L1よりも狭い横幅L2に形成され、かつその先端部の両側面にはガスケット基部49の表側に向いた返し部53が形成される。
また、第1のリップ部51は、製造段階で予め着色されており、第2のリップ部52は、第1のリップ部51に比して所定長だけ長く形成されている。
【0024】
以下はこのように構成される化粧柱の隙間封止材40を用いた化粧柱のシーリング構造についての説明である。
まず、一枚の屈曲鋼板8の副側面部9と主側面部10を、下地鉄骨6の一つの角部を挟む2側面に当接させ、この状態でこれら下地鉄骨6と屈曲鋼板8とをボルトによって締結固定する。
この下地鉄骨6に固定された屈曲鋼板8に、もう1枚の屈曲鋼板8を向かい合わせるように配し、互いの連結面部12の端部を互いの副側面部9の突起部13に当接させた状態で、互いの副側面部9及び連結面部12に形成されたボルト挿通孔にボルトを挿通してこれら屈曲鋼板8同士を締結固定する。
【0025】
さらに、以上の行程を下地鉄骨6の長さ方向に複数回繰り返すことにより、下地鉄骨6の周囲に鋼枠7を形成し、下地鉄骨6の全長にわたって向かい合う一対の角が直角に形成される中空の大略四角柱をなす柱材2を形成する。
ここで、中空の柱材2は、向かい合わせに接続される屈曲鋼板8からなる中空の鋼枠7が、下地鉄骨6の2面のみにボルト止めされることで形成されるので、下地鉄骨6が鋼枠7内に納まる大きさと形状であれば、柱材2は下地鉄骨6の大きさ及び形状によらずに常に一定の形状に形成され、結果的に共通の化粧カバー部材3で覆われることとなる。
次に、2枚の化粧カバー部材3を、それぞれが柱材2の向かい合う一対の直角部分を覆うように、かつ化粧カバー部材3同士の接合部23が柱材2を構成する屈曲鋼板8の平坦部11の側に来るようにして向かい合わせに取り付け、さらにこの状態でこれら化粧カバー部材3の上方から連結具5を、その左右の翼部30の係合部32がこれら化粧カバー部材3の接合面21に形成される挿入溝4の屈曲部を挟み込むようにして落とし込み、これら化粧カバー部材3同士の仮止めを行う。
【0026】
さらに、化粧カバー部材3同士の接合部23に形成される隙間24から、係止ボルト14を連結具5に形成される係止ボルト挿通孔15と、柱材2の鋼枠7を形成する屈曲鋼板8の平坦部11に形成されるボルト挿通孔とに挿通し、この係止ボルト14によって柱材2と連結具5を締結固定する。
これによって連結具5の左右の翼部30が化粧カバー部材3の挿入溝4の柱材2側の面に押し付けられて弾性変形し、左右の翼部30の傾斜が緩くなって脚部31が鋼枠7を形成する屈曲鋼板8の平坦部11に当接される。また左右の翼部30の弾性復元力によって挿入溝4の柱材2側の面が弾性的に押圧されて柱材2に固定され、さらに脚部31の先端の幅広に形成される部分が平坦部11に当接されて、係止ボルト14の締め付け反力が安定よく支持される。
【0027】
続いて化粧柱の隙間封止材40を構成するベース材41とガスケット42とを互いの係止部46と被係止部50とを嵌合させて一体化させた状態で、これら化粧柱の隙間封止材40を隙間24内に入るように左右の側面部43の挿入先をその弾性によって狭めた状態に変形させ、化粧カバー部材3の接合部23に形成された隙間24に密接状態に挿入し、ベース材41のストッパー45を化粧カバー部材3の挿入溝4の、化粧柱1の表側の凸曲面22に係止させる。
さらにベース材41のストッパー45の折返屈曲部47が連結具5に当接するまで、これら化粧柱の隙間封止材40を隙間24内に押し込む。
これにより、化粧柱の隙間封止材40を隙間24に挿入する際、ベース材41の左右の側面部43の、ストッパー45が形成される側の端部近傍が、化粧カバー部材3の接合面21に押圧されてその両先端同士の間隔が狭められた状態に維持される。
そして、ストッパー45の折返先端48が前記化粧カバー部材3の接合面21に形成される挿入溝4に到達すると、左右の側面部43の端部近傍が復元力によって弾性的に左右外方に開くので、折返先端48が化粧カバー部材3の表側の凸曲面22に沿って広がり、凸曲面22の任意の場所に当接した状態で係止され、ベース材41が隙間24に係合される。
【0028】
このように構成される化粧柱の隙間封止材40によって、化粧柱の隙間封止材40を乾式とすることができるので、接合部23の周囲を汚さない上、また作業の軽減と、化粧柱の隙間封止材40の養生期間を省くことができる。
また、施工者の熟練度によらずに均質で美しいシーリング構造を形成することができ、かつ化粧柱の隙間封止材40自体の強度を確保することができる。また、施工時に有機溶媒を使用しないので、化粧柱1に曇りやソルベントクラックを生じることがなく、また有機溶媒による健康被害を防止することができる。
【0029】
また、ベース材41が接合部23に形成される隙間24へ挿入された際に、ベース材41の左右の側面部43の形状及びその弾性による復元力によって、左右の側面部43が左右外方に開いた状態に保持され、ストッパー45の折返先端48が化粧カバー部材3の接合面21に形成される挿入溝4の、化粧カバー部材3の表側の凸曲面22に沿って移動し、凸曲面22の任意の場所に当接した状態で係止される。これによって化粧カバー部材3の寸法誤差及び化粧カバー部材3の取付誤差が多少あった場合にもストッパー45の折返先端48が挿入溝4の凸曲面22に沿って移動することでこれを吸収することができ、常に確実な係止を期待することができる。また、ベース材41を、折返屈曲部47が連結具に当接するまで押し込むことで、ベース材41の挿入方向に対しての位置決めがなされる。
【0030】
また、ガスケット42には第1、第2のリップ部51、52が設けられているため、隙間24の封止が2重になってより確実な封止が期待できるとともに、接合部23からの浮き上がりをより確実に防止することができる。
さらにガスケット42に設けられた第1、第2のリップ部51、52が接合面21に押圧されてそれに弾性的に密接されて、接合部23の外方に凹した弓型形状に変形させられるので、この第1、第2のリップ部51、52の形状及び弾性によってガスケット42の接合部23の外方への移動が規制され、さらにガスケット42の被係止部50が、ストッパー45によって接合部23の挿入溝4に係合されたベース材41の係止部46と嵌合されるので、ベース材41によってガスケット42が接合部23内に強固に係止され、これら化粧柱の隙間封止材40の接合部23からの浮き上がりが防止される。
【0031】
また、第1のリップ部51と第2のリップ部52との間に空気の層が形成されるので、接合部23にも断熱効果が期待でき、外気温の変化による化粧柱1内の結露の防止が図られる。
またガスケット42自体が左右に形成される第1のリップ部51及び第2のリップ部52によって2箇所で支えられるので、隙間24への挿入時にガスケット42が左右に偏ったり、ガスケット42の軸が傾いた状態で挿入されることが防止され、施工者の技術によらずに美しく施工することができる。
【0032】
ガスケット42に形成される第2のリップ部52が、第1のリップ部51に比して長く形成されているので、ガスケット42の挿入後に、第2のリップ部52が接合面21に押されて反る角度が大きくなって第2のリップ部52の化粧柱1の接合面21に接触する面積及び接触する圧力が増大するので、第1のリップ部51を極度に変形させることなく見栄えのする形状に保ったまま、ガスケット42の接合部23からの浮き上がりが防止されるとともに、隙間24の確実な封止を期待することができる。
【0033】
ガスケット42の第1のリップ部51は予め製造段階から着色されているので、塗装された化粧柱1に施工する場合にも化粧柱の隙間封止材40の塗装を省くことができ、作業の手間や養生期間が節約され、また塗装と違い塗膜が剥げる等の劣化が生じないので施工後のメンテナンスも容易になる。
また化粧柱の隙間封止材40の色と化粧柱1の色目が製造段階から合わせられるので、化粧柱1全体の統一感を得ることができる。
さらに、塗装が省かれるので有機溶媒を使用せずに済み、化粧柱1も含めて有機溶媒による曇りやソルベントクラックが生じず、更には有機溶媒による健康被害も防止することができる。
【0034】
また、上記実施の形態では、下地鉄骨6の形状を断面が正方形をなす中空の四角柱としたが、鋼枠7内に収まる大きさで、かつ屈曲鋼板8を同一水平面内で複数箇所ボルト止めすることが可能な形状であれば、H型鋼、I型鋼、Cチャンネル鋼、さらには円柱形状の鉄骨などの任意の形状または大きさの下地鉄骨6であっても、下地鉄骨6の周囲に屈曲鋼板8からなる鋼枠7によって中空の柱材2が形成されるので、任意の下地鉄骨6に対して施工可能である上、柱材2を中空にすることで使用する資材を節約して製造コストが下げられた、化粧柱の隙間封止材40によってシーリングされる化粧柱を施工することができる。
【0035】
なお、上記実施の形態では、化粧柱1が2枚の化粧カバー部材3に分割されてなる例を用いたが、これに限られることなく、化粧カバー部材3がさらに多くの枚数に分割されても構わない。また化粧カバー部材3の形状も特に規定されるものではない。ただしその場合にも、柱材2は化粧カバー部材3同士の隙間24に対して垂直に形成される平坦部11を持つ必要がある。
上記実施の形態では、連結具5が左右の翼部30と脚部31からなる短片とした例を用いたが、これに限られることなく、左右の翼部30のみから形成されても構わない。また、連結具5の長さも特に規定されるものではなく、化粧カバー部材3の全長にわたって配されても構わない。
【0036】
なお、上記実施の形態では、化粧柱の隙間封止材40は、予めベース材41とガスケット42を係合させた状態で化粧柱1の接合部23に形成される隙間24に挿入される例を用いたが、これに限られることなく、化粧柱1の接合部23に予めベース材41を挿入セットし、その後にガスケット42を挿入し、接合部23内でガスケット42とベース材41を係合させても構わない。
上記実施の形態では、ガスケット42に形成される第1のリップ部51が製造段階で着色される例を用いたが、これに限られることなく、予め着色された部材をガスケット基部49と一体成形することで第1のリップ部51を形成しても構わない。
【0037】
また、上記実施の形態では、ベース材41が樹脂製である例を用いたが、これに限られることなく、金属製または樹脂と金属の複合により形成されても構わない。また、その長さについても規定されるものではなく、短片状のベース材41をガスケット42の要所に配するようにしても構わない。
【0038】
【発明の効果】
本発明による化粧柱の隙間封止材及びそれを用いた化粧柱のシーリング構造によれば、次の効果が期待できる。
請求項1記載の化粧柱の隙間封止材によれば、隙間封止材を乾式とすることができるので、周りを汚したりすることなく、また施工にかかる労力と隙間封止材の養生にかかる時間を省くことができる。
また、施工者の熟練度によらずに均質で美しいシーリング構造とすることができ、隙間封止材自体の強度を確保することができる。また、施工時に有機溶媒を使用しないので、化粧柱に曇りやソルベントクラックを生じることがなく、また有機溶媒による健康被害を防止することができる。
【0039】
また、化粧柱の隙間封止材が接合部に形成される隙間へ挿入された際に、ベース材の左右の側面部の挿入方向の先端に配されるストッパーが接合部の内側凸曲面に係合されるので、ベース材が接合部の隙間内に確実に係止され、またガスケットがリップ部によって接合部の隙間内に弾性的に係止され、なおかつこのようにそれぞれ接合部の隙間内に係止されるこれらベース材及びガスケットが接合部の隙間内で互いに接続されるので、ガスケットが接合部内により確実に係止され、接合部からのガスケットの浮き上がりが防止される。
【0040】
請求項2記載の化粧柱の隙間封止材によれば、ベース材が化粧カバー部材間の接合部に挿入された際に、ベース材に設けられるストッパーの折返屈曲部が連結具に当接されるとともに、ストッパーの折返先端が、左右の側面部の弾性によって左右外方へ広がって化粧カバー部材の挿入溝の内側凸曲面の任意の場所に当接、係合され、化粧カバー部材の寸法誤差及び化粧カバー部材の取付誤差が多少あった場合にもストッパーの折返先端が挿入溝の内側凸曲面に沿って移動することでこれを吸収することができるので、常に確実な係止を期待することができる。
【0041】
請求項3記載の化粧柱の隙間封止材によれば、ガスケットが接合部の隙間に挿入された際に、ガスケットに設けられた第1、第2のリップ部が接合面に押圧されて接合部の外方に凹した弓型形状に変形させられるので、この第1、第2のリップ部の形状及び弾性によってガスケットの接合部の外方への移動が規制され、またその形状のため、第2のリップ部が接合部の隙間を形成する接合面に押されて反り返る角度が大きくなり、第2のリップ部が化粧柱同士の接合面に接触する面積及び接触する圧力が増大してガスケットが接合部の隙間内により確実に係止されるとともに、第1のリップ部を極度に変形させることなく見栄えのする形状に保ったまま、ガスケットの浮き上がりの防止、また接合部の確実な封止を期待することができる。
【0042】
また、第1、第2のリップ部によって接合部の隙間の封止が2重になってより確実な封止が期待できるとともに、隙間封止材の接合部からの浮き上がりが防止される。
また第1のリップ部と第2のリップ部の間に空気層が形成されるので、接合部にも断熱効果が期待でき、外気温の変化による化粧柱内の結露の防止が図られる。
またガスケット自体が左右に形成される第1、第2のリップ部によって2箇所で支えられるので、挿入時にガスケットが左右に偏ったり、ガスケットの軸が傾いた状態で挿入されることが防止され、施工者の技術によらずに美しく施工することができる。
【0043】
請求項4記載の化粧柱の隙間封止材によれば、第1のリップ部は、予め製造段階から着色されるか、または着色された部材との一体成形により形成されるので、塗装された化粧柱に施工する場合にも化粧柱の隙間封止材の塗装を省くことができ、作業の手間や養生期間が節約され、また塗装と違い塗膜が剥げる等の劣化が生じないので施工後のメンテナンスも容易になる。
また隙間封止材の色と化粧柱の色目が製造段階から合わせられるので、化粧柱全体の統一感を得ることができる。
さらに、塗装が省かれるので有機溶媒を使用せずに済み、化粧柱も含めて有機溶媒による曇りやソルベントクラックが生じず、更には有機溶媒による健康被害も防止することができる。
【0044】
請求項5記載の化粧柱の隙間封止材によるシーリング構造によれば、下地となる柱材と、該柱材の周囲に沿って複数連結される化粧カバー部材と、該化粧カバー部材同士の接合部に形成された挿入溝に挿入されて前記これらの化粧カバー部材同士の連結及び前記柱材への固定を行う断面略T字形状の連結具とからなる組立式の化粧柱において、前記化粧カバー部材同士の接合部に前記化粧柱の隙間封止材が挿入されることを特徴とするので、これによって、請求項1〜4のいずれかに記載の隙間封止材によって確実な封止が期待できるシーリング構造とすることができる。
【0045】
請求項6記載の化粧柱の隙間封止材によるシーリング構造によれば、鋼枠によって下地鉄骨を囲むことで、下地鉄骨の形状に影響されることなく化粧柱を構築することができ、化粧柱の施工対象を広げることができるとともに、化粧柱の柱材を中空にすることで使用する資材を節約して製造コストを下げつつ、請求項1〜4のいずれかに記載の隙間封止材による確実な封止が期待できるシーリング構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の化粧柱の隙間封止材及びそれを用いた化粧柱のシーリング構造を説明する化粧柱のシーリング構造の正断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態の連結具の側面及び底面を示してその構成及び構造を説明する連結具の2面図である。
【図3】 本発明の実施の形態の化粧柱の隙間封止材の構成及び構造を説明する横断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態の化粧柱の隙間封止材及びそれを用いた化粧柱のシーリング構造の詳細を示す化粧柱のシーリング構造の横断面を拡大した図である。
【符号の説明】
1 化粧柱 2 柱材
3 化粧カバー部材 4 挿入溝
5 連結具 6 下地鉄骨
7 鋼枠 8 屈曲鋼板
11 平坦部 13 突起部
14 係止ボルト 21 接合面
24 隙間 40 化粧柱の隙間封止材
41 ベース材 42 ガスケット
45 ストッパー 46 係止部
50 被係止部 51 第1のリップ部
52 第2のリップ部

Claims (6)

  1. 組立式の化粧柱を構成する化粧カバー部材同士の接合部に形成される隙間に挿入されて該隙間を液密に封止する隙間封止材であって、前記化粧カバー部材同士の接合部の隙間の奥部に係止されるベース材と、該ベース材の表側に位置するよう前記隙間に挿入されるガスケットとからなり、
    前記ベース材は、前記化粧カバー部材同士の接合部の隙間への挿入方向に延在する弾性を有する左右の側面部と、該左右の側面部を連結する横桁部とを備え、前記左右の側面部の前記挿入方向の先端には前記化粧カバー部材の接合部の内側凸曲面に係合するストッパーが設けられるとともに、左右の側面部の前記挿入方向の逆側には係止部が設けられ、
    前記ガスケットは、前記化粧カバー部材同士の接合部の隙間に沿って延在するガスケット基部の前記隙間への挿入方向の先端には、前記ベース材に設けられた係止部に係止される被係止部が設けられているとともに、前記ガスケット基部の側部には、左右に突出するリップ部が、前記化粧カバー部材同士の接合部の隙間を形成する接合面に弾性的に密接されるように設けられていることを特徴とする化粧柱の隙間封止材。
  2. 前記ベース材のストッパーは、前記左右の側面部の挿入方向の先端がそれぞれ左右外方に鋭角に折り返され、その折返屈曲部が、前記化粧カバー部材同士を連結する連結具に当接するとともに、折返先端が前記化粧カバー部材の前記内側凸曲面に当接して構成されてなることを特徴とする請求項1記載の化粧柱の隙間封止材。
  3. 前記ガスケットのリップ部は、前記ガスケット基部の表側に、左右に突出して設けられる第1のリップ部と、第1のリップ部よりも奥方に、第1のリップ部に対して平行に設けられる第2のリップ部とを備え、かつ該第2のリップ部の長さが前記第1のリップ部に比して長く形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の化粧柱の隙間封止材。
  4. 前記ガスケットに設けられる第1のリップ部は、予め製造段階から着色されるか、または着色された部材との一体成形により形成されることを特徴とする請求項3記載の化粧柱の隙間封止材。
  5. 前記請求項1〜4のいずれかに記載の隙間封止材を用いた化粧柱のシーリング構造であって、
    下地となる柱材と、該柱材の周囲に沿って複数連結される化粧カバー部材と、該化粧カバー部材の両端に形成される挿入溝に挿入されて、前記これらの化粧カバー部材同士の連結及び前記柱材への固定を行う断面略T字形状の連結具とからなる組立式の化粧柱と、
    前記化粧柱の化粧カバー部材同士の接合部に形成される隙間に挿入される前記化粧柱の隙間封止材からなることを特徴とする化粧柱のシーリング構造。
  6. 前記柱材は、下地鉄骨と、該下地鉄骨を囲むようにその外側に設けられた中空大略四角柱状の鋼枠とからなり、該鋼枠は、大略断面L字状の屈曲鋼板が互いの端部を接合されて構成され、
    かつ前記鋼枠の対向する一対の角部に形成された平坦部に前記連結具が固定されることを特徴とする請求項5記載の化粧柱のシーリング構造。
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