JP4097308B2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4097308B2
JP4097308B2 JP22851397A JP22851397A JP4097308B2 JP 4097308 B2 JP4097308 B2 JP 4097308B2 JP 22851397 A JP22851397 A JP 22851397A JP 22851397 A JP22851397 A JP 22851397A JP 4097308 B2 JP4097308 B2 JP 4097308B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endless belt
support member
tray
endless
members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22851397A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1160061A (ja
Inventor
研治 肥田木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Engineering Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kasei Engineering Corp filed Critical Asahi Kasei Engineering Corp
Priority to JP22851397A priority Critical patent/JP4097308B2/ja
Publication of JPH1160061A publication Critical patent/JPH1160061A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4097308B2 publication Critical patent/JP4097308B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、直線を維持することが好ましい直線状物を搬送する搬送装置に関し、さらには直線を維持して搬送される直線状物搬送と同時に切断も可能とした搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば人口腎臓に利用する中空糸にあっては、曲げくせや捩じりが生じては好ましくない。このため、製造段階では、1本或いは数十本〜数百本の中空糸を確実にクランプして水平を維持して搬送し、この搬送過程で所定の長さに切断するようにしている。
【0003】
上記の如く、連続した繊維を真すぐな一定長の繊維に変換する方法として、特公昭61-52267号の技術が提案されている。この技術は、2個のホイルに巻き掛けた無端鎖に2個の把持片からなる組を3組以上設け、1組の把持片によって繊維を把持して一定方向に引き出して引出長さが一定の値になったとき更に他の1組の把持片によって繊維を把持し、この状態で引き続き切断刃の配置部まで移動して無端鎖を停止させ、2組の把持片で把持した状態で切断した後、上下動する2組の把持片に持ち替えて下降させて切断した繊維を定位置に置き、その後、前記把持片を上昇させて、再度繊維を把持して無端鎖を移動させるようにしたものである。
【0004】
上記技術では、連続して生産されてくる貯留源からの繊維を真すぐに把持して搬送しつつ、一定の長さで切断することが出来、且つ曲がりくせのない束を製造することが出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記技術は1本の無端鎖に3組以上の把持片を設け、2組の把持片によって繊維を把持して移動させつつ切断するため、把持した繊維を切断する作業及び他の作業を実施し得る範囲は一組の把持片が水平移動している領域に限定され、無端鎖の移送範囲を有効に利用することが出来ないという問題がある。また、繊維を連続的に移動させた状態で切断することが出来ず、無端鎖に取り付けた把持片により切断する工程、及び切断された繊維を定位置に排除する工程では無端鎖を停止させなければならない
【0006】
このため、連続的に生産される繊維を取り扱う方法としていくつかの問題がある。即ち、無端鎖を間欠運転するために処理速度を上昇させようとしても限界が生じるという問題がある。また無端鎖を停止させておく間、連続的に生産されている繊維を貯留させておく必要があり、この機構に要するコストが上昇し、或いは貯留時に繊維に曲がりくせや捩じりが生じる虞があるという問題がある。
【0007】
本発明は上記従来のこの種の搬送装置の問題点に鑑みて、このような問題点を解消可能な新たな搬送装置を提供することを目的とする。また、本発明の目的は、直線状物を水平状態を保持して搬送することが出来、且つ直線状物を搬送しつつ切断も可能とした新たな搬送装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来のこの種の搬送装置の問題点を検討して考案されたものである。本発明に係る搬送装置は、直線状物を水平方向及び上下方向に搬送する搬送装置であって、予め設定された位置に配置された少なくとも4つの回転部材(4a〜4d、5a〜5d)に巻き掛けられて移送経路の等しい一対の無端帯(1、2)を所定の間隔を持って平行に且つ搬送方向上流側に配置された第1の無端帯(1)の下流側の搬送域と搬送方向下流側に配置された第2の無端帯(2)の上流側の搬送域とが所定距離重なるように配置し、前記第1の無端帯(1)及び第2の無端帯(2)に夫々所定数の支持部材(3)を所定位置に設けると共に、前記第1の無端帯(1)に設けた支持部材(3)に上流側を装着し且つ第2の無端帯(2)に設けた支持部材(3)に下流側を装着した前記所定数の支持部材に対応した所定数のトレイ(14)を設け、前記第1の無端帯(1)及び第2の無端帯(2)を同期運転するように構成したことを特徴とする搬送装置である。
【0009】
上記搬送装置では、平行に対向させて配置すると共に搬送域の一部を重ねた一対の移送経路の等しい無端帯に前記第1の無端帯(1)及び第2の無端帯(2)に夫々所定数の支持部材(3)を所定位置に設けると共に、前記第1の無端帯(1)に設けた支持部材(3)に上流側を装着し且つ第2の無端帯(2)に設けた支持部材(3)に下流側を装着した前記所定数の支持部材に対応した所定数のトレイ(14)を設け、前記第1の無端帯(1)及び第2の無端帯(2)を同期運転することで、夫々の支持部材とトレイを設置間隔を維持して無端帯の移送経路に沿って水平方向及び上下方向に移送することが出来る。従って、各無端帯に設けた支持部材とトレイによって直線状物を支持することで、該直線状物を無端帯の移送経路に沿って水平方向及び上下方向に搬送することが出来る。
【0010】
上記搬送装置に於いて、一対の無端帯(1、2)には夫々少なくとも3つの支持部材(3)が設けられ、且つ移送経路に配置された少なくとも4つの回転部材(4a〜4d、5a〜5d)の配置位置は、搬送すべき直線状物(10)の長さと支持部材(3)の数との積が、水平方向に配置された回転部材の心間距離(W+w)と、上下方向に配置された回 転部材の心間距離(H)との和の2倍の寸法に回転部材の周長を加えた寸法と等しいことが好ましい。
【0011】
また上記何れかの搬送装置に於いて、各無端帯(1、2)に設けた支持部材(3)が直線状物(10)を把持し又は把持を解除し得るように構成され、且つ搬送方向上流側に位置する第1の無端帯(1)に設けた支持部材(3)に装着されたトレイ(14)の端部該トレイ(14)に対し上流側に隣接し且つ第2の無端帯(2)に設けた支持部材(3)に装着されたトレイ(14)の端部との間に所定の間隙が形成されるようにされ、該間隙に切断する切断部材(6)を設けることが好ましい。
【0012】
上記搬送装置では、さらに直線状物を水平状に維持して水平搬送して切断することが出来る。
【0013】
また上記何れかの搬送装置に於いて、第1の無端帯(1)に設けた支持部材(3)に上流側を装着すると共に第2の無端帯(2)に設けた支持部材(3)に下流側を装着したトレイ(14)の下降領域に取出バケット(C)を設けることが好ましい。
【0014】
上記の如く構成された搬送装置では、切断された直線状物を上方から下方へと搬送する際に取出バケットによって取り出すことが出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、上記搬送装置の好ましい実施形態について図を用いて説明し、さらに切断部材を設けた搬送装置の構成について説明する。図1は搬送装置の構成を説明する模式斜視図、図2は搬送装置の模式平面図、図3は搬送装置の設計基準を説明する図、図4はトレイの構成を説明する斜視図、図5はトレイと取出バケットの関係を説明する図である。
【0016】
図に示す搬送装置Bは、連続的に生産される直線状の物体を支持して水平に搬送することで、曲がりや捩れの発生を防止すると共に該搬送過程で切断し、更に切断された物体を所定数束ねることが可能なように構成したものである。この切断装置は、連続的に生産される直線状の物体であり、曲がりや捩れが発生することが好ましくない物体に適用して有利である。
【0017】
本実施例では、直線状物として人口腎臓に用いられる中空糸を適用した場合について説明する。この中空糸を製造する装置は直径0.3mm の中空糸を一度に複数本成形することが可能であり、切断装置Aは成形された中空糸に曲がりくせや捩じりを発生させることなく水平に搬送すると共に、搬送過程で予め設定された長さに切断し、更に、切断された中空糸を 10000本単位の束に束ねることが可能なように構成している。
【0018】
搬送装置Bの構成について主として図2〜図4により説明する。搬送装置Bは、同一の移送経路を持った一対の第1の無端帯1と第2の無端帯2を平行に且つ移送方向に所定距離重ね合わせて配置すると共に、各無端帯1,2に直線状物となる中空糸を支持する複数の支持部材3(搬送部材)を設け、これらの無端帯1,2を同期運転することで、複数の支持部材3を同一方向(矢印a方向)に同一間隔を維持して移送し、これにより、支持部材3に支持された中空糸を水平に搬送し得るように構成されている。
【0019】
無端帯1,2は平ベルト,Vベルト,歯付ベルト,チェン等、通常の伝導装置に用いられる無端帯を用いることが可能である。しかし、駆動時に無端帯1,2に滑りが発生して両者の間に相対的な速度差が生じることは好ましいことではない。このため、無端帯1,2に平ベルトやVベルトを用いる場合には滑りが生じないように注意する必要がある。従って、滑りを生じることなく安定して移送することが可能な歯付ベルトやチェンを用いることが好ましい。
【0020】
本実施例では、無端帯1,2としてローラーピッチの等しいチェン1,2を用いており、第1の無端帯としてのチェン1が中空糸の搬送方向(矢印a方向)上流側に配置され、且つ第2の無端帯としてのチェン2が搬送方向下流側に配置されている。
【0021】
チェン1,2は、夫々軸心を結ぶ線が予め設定された矩形をなし、且つ歯数の等しい4つのホイル4a〜4d,5a〜5dに巻き掛けられている。前記各ホイル4a〜4d,5a〜5dは、夫々軸心距離及び搬送面の高さが等しく、チェン1,2を同一の移送経路で移送し得るように配置されている。
【0022】
軸心を結ぶ線が矩形状に配置された各ホイル4a〜4d,5a〜5dは、ピッチ円の径をdとし、高さ方向の心間距離(ホイル4c−4d間の距離)をHとし、水平方向の心間距離(ホイル4b−4c間の距離)をW+wとし、中空糸の切断長さをLとしたとき、n×L=2(W+w+H)+πd :但しnはチェンに取り付ける支持部材3の数であり3を含み3以上、となるように配置されている。
【0023】
即ち、搬送装置Bを後述する搬送装置として適用する場合、チェン1,2の長さ及び支持部材3の数は、中空糸の切断長さLの3倍以上に設定される。また水平方向の距離wはチェン1,2に設けた支持部材3であって、移送方向に隣設した支持部材3が水平方向に同期して移送される搬送経路を構成する部分であり、搬送装置Aに於ける切断部材6による切断に要する時間や搬送速度及び他の要素を考慮して適宜設定される。
【0024】
本実施例に於いて、チェン1,2に跨がって3組の支持部材3が設けられている。即ち、各チェン1のチェン2に対向する側面であって3等分した位置には夫々アタッチメント7aが取り付けられており、またチェン2のチェン1に対抗する側面であって3等分した位置にはアタッチメント7bが取り付けられている。またチェン1,2は1組として対応するアタッチメント7a,7bが予め設定された間隔に一致するように回転位置が調整され、その後、アタッチメント7a,7bに支持部材3を取り付けることで、支持部材3はチェン1,2に跨がって取り付けられている。
【0025】
支持部材3は直線状物を支持して搬送するものであり、直線状物の形状や数等の仕様に応じて最も適するように設計される。即ち、支持部材3は、構造を一義的に限定するものではなく、対象となる直線状物に応じて適宜設定される。このため、支持部材3としては、直線状物を把持する把持部材を用いたものや直線状物を載置する載置部材を用いたもの等がある。
【0026】
チェン1,2の所定のホイル(例えばホイル4a,5a)にはチェン或いは歯付ベルト等の伝導部材8aを介してモーター8bが接続され、該モーター8bを駆動することにより、チェン1,2を同期運転して同一速度で矢印a方向に移送し得るように構成されている。
【0027】
上記の如く構成された搬送装置Bでは、モーター8bを駆動してチェン1,2を中空糸の成形速度と同一の速度で矢印a方向に移送すると、これに伴って支持部材3はホイル4a〜4d,5a〜5dに規定されたチェン1,2の移送経路に沿って水平を維持した状態で移送される。即ち、支持部材3がホイル4c,4b.5c,5bによって移送される経路では、該支持部材3によって直線状物を支持して水平搬送することが可能である。
【0028】
尚、本実施例では、無端帯としてチェン1,2を用いたが、必ずしもチェンである必要はなく、チェンと歯付ベルトとを用いても良い。また直線状物として長尺状の中空糸を適用しているが、この直線状物も特別に限定するものではなく、他の物体であっても良い。
【0029】
次に、さらに上記の如き機能を有する搬送装置Bに切断部材を設けて構成した搬送装置Aについて説明する。
【0030】
図1に示すように、搬送装置Aの上流側には連続的に成形される中空糸10を引き出す一対にメインロール11aとウエストローラー11bからなる引出装置11が配置されており、下流側には一対の引取ロール12aと巻取ローラー12bからなる巻取装置12が配置されている。この巻取装置12は、成形された中空糸10を切断することなく長尺状態で巻き取るための装置である。
【0031】
支持部材3は、連続的に成形される複数本の中空糸10を強固に把持すると共に該中空糸10に引張力或いは圧縮力を作用させることのないように構成されたチャックとして構成されている。そして中空糸10の搬送方向である矢印a方向上流側に配置されたチェン1の支持部材3と下流側に配置されたチェン2の支持部材3とからなる1組の支持部材3が常に同期して作動することで、長尺の中空糸10を好ましい状態で搬送し、且つ搬送過程で切断することが可能である。
【0032】
チェン1,2に取り付けたアタッチメント7a,7bには、夫々アーム13が固着されており、このアーム13に櫛歯状のトレイ14が固定されるている。またアーム13には把持部材3aを取り付けると共に互いに噛合して回動する一対の歯車3bが取り付けられている。把持部材3aはバネ3cによって常に閉じる方向に付勢されており、夫々の歯車3bにはカムフォロアー3d,3eが取り付けられている。
【0033】
トレイ14は中空糸10を保持する機能を有するものである。このため、保持部14aが櫛歯状に形成されており、保持部14aの間に形成された間隙に後述する取出バケットCの櫛歯が嵌合して保持部14aに保持された中空糸10を取り出すことが可能なように構成されている。しかし、トレイ14が櫛歯状であることは必須ではなく、直線状物の形状に応じて最適設計することが好ましい。
【0034】
支持部材3は、把持部材3aが常に閉じた状態にあるため、支持部材3の移送経路中であって中空糸10を把持及び開放する部位に夫々カム15,16を設け、これらのカム15,16にカムフォロアー3d,3eが接触したとき、把持部材3aが開放するように構成されている。
【0035】
即ち、カム15は支持部材3の上昇経路の略終点に対応するホイル4c,5cの近傍に配置され、支持部材3の上昇に伴ってカムフォロアー3eが接触したとき、該カムフォロアー3eを下方に付勢して歯車3bを回動させることで、一対の把持部材3aを開放させ、この状態で更に支持部材3を上昇させ、その後、カムフォロアー3eがカム15から離脱するのに伴って把持部材3aが閉鎖し、これにより中空糸10をチェン1,2に取り付けた一組の支持部材3によって確実に把持することが可能である。尚、1組の支持部材3を構成する把持部材3aによって把持された中空糸10の中間部分はトレイ14に載置された状態となる。
【0036】
また支持部材3の下降経路であって取出バケットCの配置位置に対応してカム16が配置され、中空糸10を把持した支持部材3の下降に伴ってカムフォロアー3dが接触したとき、該カムフォロアー3dを上方に付勢して歯車3bを回動させることで、一対の把持部材3aを開放させて中空糸10をトレイ14によって支持し、この状態で更に支持部材3を下降させる過程で取出バケットCによって取り出すことが可能である。そしてカムフォロアー3dがカム16を離脱したとき、把持部材3aは閉鎖される。
【0037】
上記の如く、連続的に成形される中空糸10は搬送方向の2か所で支持部材3の把持部材3aによって把持される。そしてチェン1,2が同期運転されることから把持部材3aによって把持された中空糸10に引張力や圧縮力が作用することがなく、更に、矢印a方向に水平状態を維持して搬送されため、曲がりくせや捩じりが発生することがない。
【0038】
1組の支持部材3によって支持されて矢印a方向に搬送される中空糸10は、搬送過程で予め設定された長さに切断される。中空糸10を切断する切断部材6として特に限定するものではなく、例えば、1組の支持部材3の中、搬送方向下流側に配置された支持部材3を構成する把持部材3aの下流側の面に切断刃を設けておき、支持部材3の上昇源近傍に於いて把持部材3aが開放し、その後、把持部材3aが閉鎖すると同時に前記切断刃によって中空糸を切断するように構成することが可能である。また中空糸10が合成樹脂を原料とするものであるため、チェン1,2の移送と同期して熱線を移動させ、該熱線により熱を加えて中空糸10を切断するように構成することも可能である。
【0039】
本実施例では、図1に示すように切断部材6として回転刃6aをモーター6bによって回転させて中空糸10を切断し得るように構成している。この切断部材6はチェン1,2が互いに重ね合わされたw区間に配置されており、該区間内で支持部材3と同期して往復移動する台車6cと、台車6cに設けた昇降部材6dと、昇降部材6dによって昇降する回転刃6a,モーター6bとによって構成されている。
【0040】
台車6cは1組の支持部材3の移送と同期して回転する同期カム6eに駆動されて往復移動し得るように構成されている。この同期カム6eはチェン1,2が1回転する間に支持部材3の数に対応して回転(本実施例では3回転)し得るようにモーター8bの回転を増速して駆動され、且つ台車6cに搭載した回転刃6aが矢印a方向に移送される隣接した2組の支持部材3の間に位置し得るように調整されている。
【0041】
従って、中空糸10が搬送方向の下流側にある1組の支持部材3と上流側にある1組の支持部材3とによって把持されて矢印a方向に搬送されつつ、2組の支持部材3の隣接部位がw区間に到達すると、同期カム6eに駆動された台車6cが矢印a方向に移動し、この過程で昇降部材6dによってモーター6bに駆動された回転刃6aが上昇し、中空糸10の搬送を継続しつつ該中空糸10を切断することが可能である。
【0042】
本実施例では切断部材6を上記の如く構成したが、前述したように、切断部材としてはこの構成のみに限定するものではなく、矢印a方向に搬送される中空糸10を停止させることなく切断し得るものであれば用いることが可能である。
【0043】
取出バケットCは、チェン1,2に取り付けたトレイ14の下降領域であってカム16と対応する位置に配置され、且つチェン1,2の移送方向に直行する方向に設けたコンベア21を有して構成されている。
【0044】
即ち、コンベア21には所定のピッチで複数の櫛歯バケット22が取り付けられており、該櫛歯バケット22の櫛歯22aがトレイ14に形成された複数の保持部14aの間に嵌合し、保持部14aによって保持された中空糸10をトレイ14から取り出すことが可能なように構成されている。
【0045】
搬送装置Aはトレイ14によって一度に搬送される複数本の中空糸10を 10000本に束ねる機能をも有している。束ね機構としては構造を特に限定するものではなく、予め設定された長さに切断された中空糸10を予め設定された数に束ねることが可能な構造であれば良い。
【0046】
例えば、櫛歯バケット22に予め設定された数である 10000本の中空糸10を束ねるように構成する場合、櫛歯バケット22をトレイ14の移送経路中に停止させた状態で停止させ、この状態を保持してトレイ14の移送数を図示しない接触式或いは非接触式センサーによって計数し、或いはモーター8bの回転数を検出して計数し、該トレイ14が 10000本の中空糸10を搬送するのに必要なn個移送されたことを計数したとき、コンベア21を駆動して櫛歯バケット22を1ピッチ移送することで、該櫛歯バケット22に 10000本の中空糸10を束ねることが可能である。
【0047】
そして 10000本の中空糸10が束ねられた櫛歯バケット22がコンベア21の移送方向の下流側端部に移送されたとき、該櫛歯バケット22に束ねられた 10000本の中空糸10を受け部材23に受け渡すことで、切断された中空糸10をトレイ14から取り出すと共に所定数に束ねることが可能である。
【0048】
また櫛歯バケット22の機能を単にトレイ14から一度に搬送される複数本の中空糸10を取り出すことのみに限定した場合、コンベア21に取り付けた櫛歯バケット22をチェン1,2のトレイ14に同期させて移送し、1個の櫛歯バケット22に1個のトレイ14を対応させて個々の櫛歯バケット22によって中空糸10を取り出して受け部材23に排出すると共に、受け部材23に中空糸10を排出した櫛歯バケット22を計数することで、受け部材23に所定数の中空糸10を束ねることが可能である。
【0049】
また1個の櫛歯バケット22から受け部材23に対して中空糸10が排出される毎に、図示しないロボットによって受け部材23から中空糸10を取り出して他の例えば整列装置に移し、この動作を計数して所定数に束ねることも可能である。
【0050】
上記櫛歯バケット22に対しトレイ14に保持された全ての中空糸10が確実に移されること、及び櫛歯バケット22に取り出された中空糸10に大きなバラツキが生じないことが必要である。
【0051】
このため、図5に示すように、櫛歯バケット22に対向して押さえ櫛24を設けることが好ましい。この押さえ櫛24はトレイ14の移送に同期して回動し、櫛歯バケット22に移された中空糸10を押さえてバラツキを生じることなく、確実に櫛歯バケット22によって取り出すことが可能なように構成されている。
【0052】
次に、上記の如く構成された切断装置Aによって中空糸10を切断すると共に予め設定された数(10000 本)に束ねる手順について説明する。
【0053】
中空糸10は予め設定された本数纏めて成形され、矢印a方向に沿って送られる。この状態でモーター8bを駆動すると、チェン1,2が矢印a方向に沿って移送され、支持部材3及びトレイ14が同方向に且つ中空糸10の成形速度と同一速度で移送される。
【0054】
1組の支持部材3,トレイ14が上昇源の近傍に達すると、各支持部材3のカムフォロアー3eがカム15と接触して一対に把持部材3aが開放する。この状態で支持部材3,トレイ14は上昇し、把持部材3aが中空糸10の両側に位置し、更にカムフォロアー3eがカム15から離脱したとき、把持部材3aが略同時に閉鎖し、これにより、中空糸10は長手方向の所定位置を1組の支持部材3によって支持されると共に、支持部材3の中間の部位はトレイ14に保持される。
【0055】
チェン1,2が中空糸10の成形速度と同一速度で移送されるため、1組の支持部材3に支持された中空糸10には相対的な速度差の発生に伴う引張力や圧縮力が作用することがない。
【0056】
1組の支持部材3,トレイ14によって支持した中空糸10が矢印a方向に搬送され、上流側に配置された支持部材3が区間wの近傍に到達すると、該支持部材3に隣接して上流側に設けた1組の支持部材3,トレイ14が上昇源に至り、これらの支持部材3によって中空糸10を把持する。このとき、中空糸10は2組の支持部材3によって同時に把持されている。
【0057】
搬送方向の下流側に位置する1組の支持部材3の中の上流側の支持部材3が区間wに到達したとき、切断装置6が動作を開始する。即ち、同期カム6eに駆動されて台車6cが矢印a方向に支持部材3の移送速度と同一速度で移動し、同時にモーター6bに駆動された回転刃6aが回転を開始しつつ、昇降部材6dに駆動されて上昇し、この過程で2組の支持部材3に支持された中空糸10を各組の間で切断する。
【0058】
上記の如くして、搬送方向下流側に位置する1組の支持部材3によって把持された中空糸10は予め設定された長さで切断され、支持部材3,トレイ14によって支持されつつ下降する。
【0059】
支持部材3,トレイ14の下降過程で、支持部材3に設けたカムフォロアー3dがカム16に接触し、一対の把持部材3aが開放して中空糸10がトレイ14によって保持された状態となる。更に、トレイ14が下降し、該トレイ14に取出バケットCを構成する櫛歯バケット22が嵌合して中空糸10が櫛歯バケット22に移る。中空糸10がトレイ14から櫛歯バケット22に移る間、把持部材3aは開放状態を維持し、トレイ14が櫛歯バケット22を通過した後、カムフォロアー3dがカム16から離脱して把持部材3aが閉鎖する。
【0060】
トレイ14から取り出された中空糸10は、櫛歯バケット22或いは受け部材23、又はロボット等の束ね装置を用いて10000 本の束に束ねられ、受け部材23から又はロボットから次の工程に排出される。
【0061】
上記の如くしてチェン1,2を連続的に運転することで、中空糸10の把持,水平搬送及び該水平搬送過程に於ける切断作業,切断後の中空糸10の取り出し,中空糸10の所定数の束ね,からなる一連の作業を連続的に行うことが可能であり、且つこれらの作業が連続的に行われることから、切断に伴う処理速度を上昇させて効率良い作業を実施することが可能である。
【0062】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明に係る搬送装置では、平行に対向させて配置すると共に搬送域の一部を重ねた一対の移送経路の等しい無端帯に前記第1の無端帯(1)及び第2の無端帯(2)に夫々所定数の支持部材(3)を所定位置に設けると共に、前記第1の無端帯(1)に設けた支持部材(3)に上流側を装着し且つ第2の無端帯(2)に設けた支持部材(3)に下流側を装着した前記所定数の支持部材(3)に対応した所定数のトレイ(14)を設け、前記第1の無端帯(1)及び第2の無端帯(2)を同期運転することで、夫々の支持部材とトレイを設置間隔を維持して無端帯の移送経路に沿って水平方向及び上下方向に移送することが出来る。従って、各無端帯に設けた支持部材とトレイによって直線状物を支持することで、該直線状物を無端帯の移送経路に沿って水平方向及び上下方向に搬送することが出来る。
【0063】
そのため、簡易な構成でありながら、直線状物を水平状態を維持して水平搬送及び上下搬送することが出来る。
【0064】
また各無端帯(1、2)に設けた支持部材(3)が直線状物(10)を把持し又は把持を解除し得るように構成され、且つ搬送方向上流側に位置する第1の無端帯(1)に設けた支持部材(3)に装着されたトレイ(14)の端部と該トレイ(14)に対し上流側に隣接し且つ第2の無端帯(2)に設けた支持部材(3)に装着されたトレイ(14)の端部との間には所定の間隙が形成されるようにされ、該間隙に切断部材(6)を設けた場合には直線状物を水平状に維持して水平搬送して切断することが出来る。特に、直線状物に対する切断を停止させることなく実施し得るので、移送速度を向上させて単位時間当たりの処理数を向上させることが出来る。
【0065】
また櫛歯状のトレイを装着すると共に該トレイの下降領域に櫛歯状の取出バケットを設け、且つ取出バケットを櫛歯状のトレイの下降面に対し交差する面に移動可能に構成すると共に該取出バケットに収容された切断後の直線状物を計数して束ねる束ね装置を設けた場合には、切断された直線状物を上方から下方へと搬送する際に取出バケットによって取り出すことが出来、且つ束ね装置によって計数して束ねることが出来る。
【0066】
本発明に係る搬送装置を利用することによれば、長い直線状物から連続的に切断して、直線状物の搬送、取り出しが可能となり、連続生産される場合であっても、この連続性を阻害することがない。このため、コストの削減を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】切断部材を設けた搬送装置の構成を説明する模式斜視図である。
【図2】搬送装置の模式平面図である。
【図3】搬送装置の設計基準を説明する図である。
【図4】トレイの構成を説明する斜視図である。
【図5】トレイと取出バケットの関係を説明する図である。
【符号の説明】
搬送装置
B 搬送装置
C 取出バケット
1,2 チェン
3 支持部材
3a 把持部材
3b 歯車
3c バネ
3d,3e カムフォロアー
4a〜4d,5a〜5d ホイル
6 切断部材
6a 回転刃
6b モーター
6c 台車
6d 昇降部材
6e 同期カム
7a,7b アタッチメント
8a 伝導部材
8b モーター
10 中空糸
11 引出装置
12 巻取装置
13 アーム
14 トレイ
15,16 カム
21 コンベア
22 櫛歯バケット
23 受け部材

Claims (4)

  1. 直線状物を水平方向及び上下方向に搬送する搬送装置であって、予め設定された位置に配置された少なくとも4つの回転部材(4a〜4d、5a〜5d)に巻き掛けられて移送経路の等しい一対の無端帯(1、2)を所定の間隔を持って平行に且つ搬送方向上流側に配置された第1の無端帯(1)の下流側の搬送域と搬送方向下流側に配置された第2の無端帯(2)の上流側の搬送域とが所定距離重なるように配置し、前記第1の無端帯(1)及び第2の無端帯(2)に夫々所定数の支持部材(3)を所定位置に設けると共に、前記第1の無端帯(1)に設けた支持部材(3)に上流側を装着し且つ第2の無端帯(2)に設けた支持部材(3)に下流側を装着した前記所定数の支持部材に対応した所定数のトレイ(14)を設け、前記第1の無端帯(1)及び第2の無端帯(2)を同期運転するように構成したことを特徴とする搬送装置。
  2. 前記一対の無端帯(1、2)には夫々少なくとも3つの支持部材(3)が設けられ、且つ移送経路に配置された少なくとも4つの回転部材(4a〜4d、5a〜5d)の配置位置は、搬送すべき直線状物(10)の長さと支持部材(3)の数との積が、水平方向に配置された回転部材の心間距離(W+w)と、上下方向に配置された回転部材の心間距離(H)との和の2倍の寸法に回転部材の周長を加えた寸法と等しいことを特徴とする請求項1に記載した搬送装置。
  3. 前記各無端帯(1、2)に設けた支持部材(3)が直線状物(10)を把持し又は把持を解除し得るように構成され、且つ搬送方向上流側に位置する第1の無端帯(1)に設けた支持部材(3)に装着されたトレイ(14)の端部該トレイ(14)に対し上流側に隣接し且つ第2の無端帯(2)に設けた支持部材(3)に装着されたトレイ(14)の端部との間に所定の間隙が形成されるようにされ、該間隙に切断部材(6)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載した搬送装置
  4. 第1の無端帯(1)に設けた支持部材(3)に上流側を装着すると共に第2の無端帯(2)に設けた支持部材(3)に下流側を装着したトレイ(14)の下降領域に取出バケット(C)を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載した搬送装置。
JP22851397A 1997-08-25 1997-08-25 搬送装置 Expired - Fee Related JP4097308B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22851397A JP4097308B2 (ja) 1997-08-25 1997-08-25 搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22851397A JP4097308B2 (ja) 1997-08-25 1997-08-25 搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1160061A JPH1160061A (ja) 1999-03-02
JP4097308B2 true JP4097308B2 (ja) 2008-06-11

Family

ID=16877614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22851397A Expired - Fee Related JP4097308B2 (ja) 1997-08-25 1997-08-25 搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4097308B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107381211B (zh) * 2017-07-28 2023-02-24 河南理工大学 一种高效钻孔内布管用管路输送装置
CN111945412B (zh) * 2020-08-27 2024-02-09 苏州凌创电子系统有限公司 一种无纺布特殊轮廓的裁切装置及其使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1160061A (ja) 1999-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4555101A (en) Method and apparatus for separating signatures from a stack
US3693486A (en) Conveyor system
CN105008253B (zh) 用于立式制罐机的罐体拿取机构
ITBO950521A1 (it) Apparecchiatura e metodo per la formazione di gruppi ordinati di prodotti da alimentare a passo.
JP2553999B2 (ja) 物品の幅寄せ搬送方法および装置
ITBO20060194A1 (it) Apparato per formare un flusso continuo e cadenzato di gruppi di rotoli di carta ed altri prodotti opportunamente orientati, inizialmente singoli o preconfezionati, verso una macchina operatrice continua e ad alta produzione, quale una insaccatrice
AU2019244571B2 (en) Apparatus for forming tampons
ITMI941703A1 (it) Apparecchiatura per il trasporto in gruppi di prodotti
EP2771264B1 (fr) Dispositif de transfert d'articles entre des machines a deplacement intermittent et a deplacement continu et installation de conditionnement correspondante
US6964147B2 (en) Operating method for a packaging machine of the “sleeve” type, packaging machine for implementing the said method, and package produced by the said method
RU2226485C2 (ru) Способ передачи табачных изделий и устройство для его осуществления
ITVR960054A1 (it) Macchina posizionatrice e spianatrice di piastre per accumulator elettrici
JP4097308B2 (ja) 搬送装置
US5345750A (en) Apparatus for supplying and sealing flat articles
EP0697355A1 (en) Apparatus for lifting plate-shaped item, particularly for a ceramic tiles stacking machine
JP2011006212A (ja) Ptpシート群の供給装置及びそれを用いた製品供給システム
ITFI20110102A1 (it) "dispositivo e metodo per rimuovere rifili da una serie di prodotti ottenuti dal taglio di semilavorati allungati"
SU633463A3 (ru) Устройство дл закрывани клапанов упаковки
JP2001039578A (ja) 印刷用紙を収集加工する搬送装置
EP1493693B2 (en) Automatic system for sorting and palletizing articles
EP2036819B1 (en) Method and unit for feeding products to a group-forming unit
US5158277A (en) Method and apparatus for conveying printed products
CN108482739B (zh) 一种带式输送与捆扎系统
JP2003212339A (ja) 搬送装置及びそれを備えた箱詰め装置
JP2021102448A (ja) 物品集積移載装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040729

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20041013

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20050929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070807

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080311

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080311

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140321

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees