JP4092291B2 - 構成可能なターミナル・エンジン - Google Patents
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Description
サービス・プロバイダおよびネットワーク・オペレータはしばしば、複数のスタンダードをサポートする必要に迫られる。それゆえ、最小の開発コストで、異なったスプレッド・スペクトラム・システムに適した、柔軟なプログラム可能な通信装置を提供することが望ましい。
本出願は、次の仮出願からの優先権を主張する:2001年8月2日に出願された、米国シリアル・ナンバー60/310,193号を持つ「Configurable Terminal Engine」
関連する出願は、
「Apparatus and Method for Configurable Multi-dwell Search Engine for Spread Spectrum Applications」、シリアル・ナンバー09/919,700、2001年7月31日出願、
「Method and Apparatus for Time-sliced and Multi-threaded Data Processing in a Communication System」、シリアル・ナンバー09/920,093、2001年7月31日出願、
「Apparatus and Methods for Sample Selection and Reuse of Rake Fingers in Spread Spectrum Systems」、シリアル・ナンバー09/920,095、2001年7月31日出願、
「Distributed Micro Instruction Set Processor Architecture for High-efficiency Signal Processing」、シリアル・ナンバー09/912,721、2001年7月24日出願、および、
「Virtual Machine Interface for Hardware Reconfigurable and Software Programmable Processors」、シリアル・ナンバー09/828,381、2001年4月5日出願、
である。
これらの出願の各々が、ここに参照として取り込まれる。
構成可能な(configurable)ターミナル・エンジン(CTE)100が、図1(a)にブロック図形式で示される。CTEは、プログラマブルなディレクト・シーケンス・スプレッド・スペクトラム(DS−SS)ウェーブフォーム処理エンジンである。このDS−SS信号プロセッサは、複数のスタンダードに対する、完全なデジタル・ベースバンド・トランシーバ機能をサポートする。これらの複数のスタンダードには、3GPP−FDD、IS−2000−1X(IS−95&IS−95Bを含む)、ARIB W−CDMA、GPS、802.11b、および種々のプロプラエタリのシステム、が含まれる。
これらの表は、いかにして、ユーザが、利用可能なリソースの数を変更させるために、入力クロック周波数を変更させられるかをデモンストレートするための例としての役割を担う。これは、入力クロック周波数で利用可能なスケーラビリティをデモンストレートする。CTE100は、各表で提供されるもの以外の、他のDS−SSモデム実装に対する、広い範囲のクロック速度に対応するとうに構成され得る。入力クロックレートの選択を決定する他の考慮(例えば、サポートされたデータ・レート、作動電圧、プロセス技術、等)が為され得る。
外部プログラムは、CTE100コアの外部で、一般的にマイクロ・コントローラ128または他のホスト・プロセッサの上で実行されるプログラムである。これらのプログラムは、VMIソフトウェア・ライブラリを用いて、CTEオブジェクトでのデータ処理を制御する。図1(a)に示されるように、CTEリソースの全ては、外部プログラムで、プログラムされ管理される。
CTE100は、バーチャル・マシン・インターフェース(VMI)モデルに基づいた直感的プログラミング・モデルを提供する。CTE100は、CTEを、ソフトウェア・オブジェクトとしてプログラムし、制御するために使用されるVMIソフトウェア・ライブラリとともに提供され得る。データおよび制御フローは、これらのソフトウェア・オブジェクトのプログラミングを介して、ダイナミックに変更され得る。このメカニズムによって、ユーザが、好ましくはANSI Cで、ホスト・プロセッサの上でCTEをプログラムすることが可能となる。ユーザは、何の、ハードウェアの詳細も知る必要がなく、或いは、CTEに特有の何のハードウェア・ドライバも書く必要がない。
CTE内部プログラムは、2つのカテゴリーに分けられる。即ち、内部プロセッサ・ソフトウェアおよびオブジェクト・パラメータである。内部プロセッサ・ソフトウェアの観点から、低い処理レイテンシーを要求する、時間的にクリティカルなタスクについて、CTEは、データ・パスが埋め込まれた、ユーザによってプログラム可能な、プロセッサ(ここに記載され説明されるμDSPおよびDStP)を持つ。オブジェクト・パラメータには、フィルタ係数および他のオブジェクト特有のパラメータが含まれる。
プログラム・パラメータには、ホスト・プロセッサの上で実行された外部プログラムを介して制御された外部プログラム・パラメータ、及び、オブジェクト特有のパラメータであるか、又は、データ・パスが埋め込まれたプロセッサの一つの上でCTEコアの内部で実行されるプログラムである、内部プログラムが含まれる。構成パラメータは、スキャン・チェイン(scan chain)を介してダウンロードされる。
CTE100での受信パス処理は、広い範囲のDS−SSアプリケーションを受け入れ得る。CTE受信オブジェクトの機能的詳細は、ここに記述され、説明される。
図3(a)を参照する。ここで、マッチト・フィルタ・サーチャー104(MFサーチャー)は、8つの一般目的乗算器301-308、6つの積分器321-326、マルチプレキサ341、バッファ351、および第1のおよび第2のスクエアリング回路361、632、を備える。図3(a)に示されるように、乗算器301の出力は、乗算器302への入力として接続され、乗算器302の出力は、乗算器303および304への入力として接続される。乗算器305の出力は、積分器321への入力として接続され、乗算器304および306の出力は、マルチプレキサ341への入力として接続される。マルチプレキサ341の出力は、積分器322への入力である。積分器321および322の出力は、バッファ351に供給される。バッファは、2つの出力チャンネルを持つ。1つのチャンネルにおいて、バッファ出力は、乗算器307への入力として接続され、乗算器307の出力は、積分器323への入力として接続され、積分器323の出力は、スクエアリング回路361への入力として接続され、スクエアリング回路の出力は、積分器325への入力として接続される。第2の出力チャンネルは、同一であり、同じシーケンスで接続された、乗算器308、積分器324、スクエアリング回路362、および、積分器326、を含む。CGUは、種々の乗算器において、入力シーケンスによって乗算される参照シーケンスを生成するように構成される。
MF−サーチャー104のデータ・フローが、図3(a)に示される。説明は、これから、MF−サーチャー104に対する、入力、出力、および、外部プログラム・パラメータに続く。
MF−サーチャー104は、入力として、受信バッファからのデシメートされた出力、および、評価された周波数エラーを受け取る。MF−サーチャー104からの出力には、エネルギー、タイミング情報、および、周波数エラーが含まれる。パラメータによって決定された最も高いエネルギーが報告される。タイミング情報に関して、これは、各エネルギーと対応付けられたタイミング情報である。
サーチャーの主要な特徴には、次の:ユーザ構成可能なサーチャーの数;ユーザがプログラム可能なサーチャー・アルゴリズム;低出力アーキテクチャ;および、種々の物理的チャンネルに亘って適用可能であること;が含まれる。
ユーザによって構成可能なサーチャーの数は、並行処理、利用可能なサーチャー(例えば、3GPPに対する61.44MHz入力クロックにおける16のサーチャー)の膨大なプール、および、より低いコール・ドロップ・レート(call drop rate)と強化された動作、を提供することによって、非常に速いマルチパス獲得時間を可能とする。
低出力アーキテクチャは、使用されていないサーチャーが、電力を消費しないようにプログラムされることを可能とする。
補間フィルタのための外部プログラム・パラメータには、次の:アンテナ番号(サーチャー利用−RXアンテナ番号(1または2));スタート・オフセット(サチャー利用−サーチャーに対するオフセットを開始);パイロット・エネーブル/ディスエーブル(サーチャー利用−パイロット・アシストされた、および非パイロット・アシストされたものを可能とするために、パイロット・ゲーティングをエネーブルまたはディスエーブルする。);デュウェル(dwell)・アルゴリズム選択(サーチャー利用−サーチャーのためのドュウェル状態マシン構成を識別する);スロット・フォーマット(サーチャー利用−特定のチャンネルのためのスロット・フォーマット・タイプ);送信ダイバーシチ(サーチャー利用−TXダイバーシチ・パイロットを利用する);コヒーレント積分長(これは、図4(a)のNによって表される);非コヒーレント積分長(これは、図4(a)のMによって表される);スレッシュホールド(DSM利用−このスレッシュホールド以上のエネルギーだけが、レポートされる);が含まれる。
フィンガー処理ユニット108の主要な機能のいくつかは:各フィンガーが、最大8個の同時拡散コード・チャンネル(spreading code channel)をサポートする;各フィンガーは、3つの同時スクランブリング・コードをサポートする;各フィンガーは、送信ダイバーシチ処理ユニット・パスを持つ;ソフト・ディシジョン(soft decision)での最大6個の同時無線リンクをサポートする;そして、低レイテンシーTPCビット・コンバイニング;である。以上の特徴は、ユーザが構成可能なフィンガーの数に関連し、低コール・ドロップ・レート(call drop rate)、および、強化された信号品質(例えば、3GPPに対して61.44MHzクロックにおける16フィンガー)、のための無線リンク当りの多数のマルチパスをも含む。
フィンガー検知パスは、8fcでデータを提供する補間フィルタ;デ・スクランブラ;デ・チャネライザ;コード生成ユニット;および積分およびダンプ(integrate-and-dump)・ユニット;を備える。
フィンガー処理ユニット108に対する入力には:受信バッファからのデシメートされた出力;および、各フィンガーに対するタイミング、周波数、振幅、および位相エラーを補償するためのパラメータ評価プロセッサからの情報;が含まれる。
フィンガー処理ユニット108に対する外部プログラムパラメータには、次の:アンテナ・ナンバー;追跡するための各マルチパスに対するタイミング情報;送信ダイバーシチモード;チャンネル評価タイプ;およびCGU;が含まれる。
フィンガー処理ユニット108に対する内部プログラム・パラメータには、補間フィルター係数が含まれる。
CTE100パラメータ評価プロセッサ110は、次の機能:ディレイ・ロックト・ループ(DLL);周波数ロックト・ループ(FLL);アップリンク出力制御;ダウンリンク出力制御;チャンネル評価;フィンガー・ロック管理;および、送信ダイバーシチ検知およびデコーディング;を実行するために用いられる。
パラメータ評価プロセッサは、広い範囲のDS−SSアプリケーションで利用され得る、入力および出力インターフェースを持つ。プログラム可能なμDSP146は、いかなるユーザ特有のアルゴリズムを実行するためにも使用され得る。このセクションに示される例は、DS−SSシステムの多くの可能な例の1つである。
CTE100パラメータ評価プロセッサには、次の特徴:命令のための一般的外部メモリ・インターフェースおよびデータ・メモリ;追加の計算パワーのために、残りのコアより早いクロック周波数の組において走らせる能力;プロプライエタリのμDSP;33ビット命令セット・アーキテクチャ;40ビット・アキュミュレート;および最大3個の並行動作の実行;が含まれる。
パラメータ・エスティメータ(estimator)の主要な特徴は:各フィンガーに対するプログラム可能なデジタル信号プロセッサの柔軟性;完全にユーザによって定義されたアルゴリズムをサポートする能力;および、モジュラ構築(construction)を可能とする拡張可能でスケーラブルなアーキテクチャ;である。
各フィンガーに対する、プログラム可能なデジタル信号プロセッサの柔軟性は、ユーザがプログラム可能な16ビットμDSP146に埋め込まれたデータ・パス;および、モデムの外部での非常に少ないトラフィックによる、より小さい電力消費;を提供する。ユーザによってプログラムされたパラメータ評価アルゴリズムの使用は、差別化を可能とする。
拡張可能でスケーラブルなアーキテクチャは:コスト最適化のための、アプリケーションおよび顧客特有のメモリ利用を可能とする、CTEコアの外側の、命令およびデータ・メモリ;および、増強された動作のために、残りのCTEシステムより高いクロック・レートで走らせる能力;を含むモジュラ構築を可能とする。
DLLは;パイロット・アシステッド/非パイロット・アシステッド;チャンネル・タイプ;スロット・フォーマット;積分長;ポスト検知積分長;および送信ダイバーシチ・オン/オフ;を含む外部プログラム・パラメータを持つ。
DLLは、ループ・フィルタ・アルゴリズム・ソフトウェアである、内部プログラム・パラメータを持つ。
CTE100は、アップリンク出力制御(この中で、TPCビットが、ダウンリンク・チャンネルから抽出され、サポートされたスタンダードによって結合され(combined)て、適切な出力制御コマンドを生成する)を持つ。ユーザが、出力制御コマンドを、送信出力制御ループの一部として使用出来るようにするため、出力制御コマンドが、CTEコアの外側で提供される。
CTE100アップリンク出力制御の出力は、標準の特定のパワー・アップ、または、パワー・ダウンコマンド、である。
アップリンク出力制御の外部プログラム・パラメータには、送信ダイバーシチ・モードが含まれる。
アプリンク出力制御の内部プログラム・パラメータには、アップリンク出力制御アルゴリズム・ソフトウェアが含まれる。
CTE100は、その入力としてデ・スプレッド・シンボルおよび因果チャンネル評価を持つ、ダウンリンク出力制御をも含む。
CTE100は、アップリンク・チャンネルに対するTPCフィールドを出力する。
CTE100に対する内部プログラム・パラメータには、ダウンリンク出力制御アルゴリズム・ソフトウェア;およびフィルタ係数;が含まれる。
CTE100は、ユーザが、各マルチ・パスに対してチャンネル評価を計算して、それを各フィンガーに適用することを可能とする、チャンネル評価を提供する。ユーザは、カスタム・チャンネル評価アルゴリズムを、ソフトウェアで実行するための、完全な柔軟性を持つ。
チャンネル評価に対する入力には、デ・スプレッド・シンボルが含まれる。チャンネル評価の出力には、各フィンガーに対する位相および振幅訂正が含まれる。
CTE100チャンネル評価パラメータには:チャンネル・タイプ;因果/非因果評価;非因果評価に対するタイム・スロットの数;およびTXダイバーシチ;が含まれる。
CTE100チャンネル評価内部プログラム・パラメータには、チャンネル評価アルゴリズム・ソフトウェアが含まれる。
CTE100には、現在、コンバイナに割り当てられたフィンガーのロック・マスクを生成するフィンガー・ロックが含まれる。
CTE100フィンガー・ロックに対する入力には、フィンガー・エネルギーが含まれる。出力には:ロック・マスク;ロック・アンド・コンバイン;ロック・アンド・非コンバイン;およびロック外れ;が含まれる。
CTE100フィンガー・ロックに対する内部プログラム・パラメータには、フィンガー・ロック・アルゴリズム・ソフトウェア;およびフィルタ係数が含まれる。
閉ループ送信ダイバーシチに対する入力には、アクティブなセット内の全てのセルに対するチャンネル評価が含まれる。
閉ループ送信ダイバーシチに対する出力には、アップリンク送信機のためのFBIフィールドのTXダイバーシチ・ビットが含まれる。
閉ループ送信ダイバーシチのための外部プログラム・パラメータは、チャンネル・タイプを提供する。
サイト選択ダイバーシチ送信(SSDT:Site Selection Diversity Transmission)に対する入力には、アクティブ・セット内の全てのセルの共通パイロット・チャンネルの、受信された信号コード・パワー(RSCP)が含まれる。
SSDTの出力には、アップリンク送信機に対するFBIフィールドのSSDTビットが含まれる。
内部プログラム・パラメータには、主要セル識別アルゴリズムが含まれる。
チャンネル・コーデックの主要な特徴は、次の:DStPs150が、柔軟なそしてパワフルなデータ管理および制御を可能にする;チャンネル・コーデック・メモリへの、および、そこからのデータ・トランスファーのためのDNAインターフェース156;およびハードウェア・アクセレレータが、最大12Mbpsのデータ・レートを可能にする;ことである。
チャンネル・コーデック116ターボ・デコーダに対する出力には、チャンネル・コーデック・メモリが含まれる。
チャンネル・コーデック116ターボ・デコーダ158のための外部プログラム・パラメータには:コード・レート(3/4、1/2、1/3、1/4);生成器の多項式(generator polynominal);反復の最大数(1-16);log-MAPまたはMax-Log-MAP;スライディング・ウィンドウ・サイズ(24または64);適応デコーディング・アルゴリズムに対する停止基準;および、ターボ・インターリービング・パターン;が含まれる。
チャンネル・コーデック116に対する内部プログラム・パラメータには、DStPソフトウェアが含まれる。
CTE100チャンネル・コーデック116ビタビ・デコーダ160に対する入力および出力には、チャンネル・コーデック・メモリが含まれる。
ビタビ・デコーダ160のための外部プログラム・パラメータには:コード・レート(1/6-1/2);生成器の多項式;パス・メトリック(path metric)の初期値;パス・メトリック最大/最小差妨害(max/min interrupt)に対する限界値;デ・パンクチャリング・パターン;デ・パンクチャリング・アルゴリズム;トレースバック・メソッド;トレースバック・ブロック長;トレリス・エンド・ステート・ナンバー(trellis end state number);開始状態(start state)の評価に対するトレース・オープン・ブロック長;および、デコードされたデータ世代(data generation)に対するトレース・ファイナル(trace final)ブロック長;が含まれる。
チャンネル・コーデック116に、更に含まれるものとして、畳み込みエンコーダ(これへの入力およびこれからの出力が、チャンネル・コーデック・メモリを含む)がある。
畳み込みエンコーダの外部プログラム・パラメータには、コード・レート(1/6-1/2);ジェネレータ多項式(generator polynominals);および開始状態(start state)が含まれる。
畳み込みエンコーダの内部プログラム・パラメータには、DStP150ソフトウェアが含まれる。
チャンネル・コーデック116ターボ・エンコーダ外部プログラム・パラメータには:コア・レート;ジェネレータ多項式;開始状態;ターボ・インターリーバ・メソッド;および、インターリーバ・テーブル;が含まれる。
内部プログラム・パラメータには、DStP150ソフトウェアが含まれる。
チャンネル・コーデック116に含まれるブロック/CRCエンコーダは、チャンネル・コーデック・メモリを含む入力および出力を持つ。
ブロック/CRCエンコーダのための外部プログラム・パラメータには、次の:ブロック長;多項式;および開始状態;が含まれる。
内部プログラム・パラメータには、DStP150ソフトウェアが含まれる。
チャンネル・コーデック116内のレート・マッチング・ユニットは、チャンネル・コーデック・メモリを含む入力および出力を持つ。
レート・マッチング・ユニットに対する外部プログラム・パラメータには:ブロック長;レート・マッチング・メソッド;初期値;増分値(increment values);および、減分値(decrement value);が含まれる。
レート・マッチング・ユニットのための内部プログラム・パラメータには、DStP150ソフトウェアが含まれる。
CTE100は、広い範囲のDS−SSアプリケーションを取りこむことが出来る送信ユニット112を持つ。
送信機ユニット112は、種々のダウンリンク・チャンネルを実現するように構成される。送信機は、次の:フレーム・ビルダ;タイム・スロットおよびフレーム・ビルディング;データ・マッピング;要求された変調(BPSK、QPSK)のためにビットをシンボルにマップする;コード変調;および、IS2000のためのO−QPSK変調を含む、チャンネリゼーションおよびスクランブリング作動;を実行する。
CTE送信機112に対する入力には、次の:チャンネル・エンコーダ出力;パラメータ評価プロセッサ出力(アップリンクTPCビット);タイミングおよび制御ブロックからのタイミング情報;コーデックからのTFCIビット;および、モデムからのFBIビット;が含まれる。
CTE送信機112に対する出力には、TXパルス・シェーピング・フィルタに対するチップ・レート・データが含まれる。
外部プログラム・パラメータには、チャンネル・タイプ;スロット・フォーマット;複数の物理チャンネルの結合に対する重み;およびCGU;が含まれる。
CTE100は、広い範囲のDS−SSアプリケーションを取り込むことが可能な、タイミングおよび制御ユニット114を持つ。次の記述は、例として3GPPおよびIS2000に対する機能およびインターフェースを提供する。
送信機出力は、送信機パルス・シェーピング・フィルタおよびDACに供給される。
チャンネル・コーデック・メモリ・インターフェースは、チャンネル・コデック・メモリ・バッファのために用いられる。
メモリ・バッファは、入力、出力、インターリーバ、および、デ・インターリーバ・データのために用いられる。
リソースを処理するマイクロ・プロセッサ・インターフェースは、このインターフェースを介して、CTE VMIソフトウェアによって割り当てられ、プログラムされる。
スキャン・チェインもまた、CTEを構成するために用いられる。このインターフェースを介してCTEをセットアップするために用いられるパラメータは、構成パラメータ(Configuration Parameters)と呼ばれる。
アナログ・フロント・エンド制御信号152が、図1(b)に示される。これらは、送信機出力制御(パラメータ評価プロセッサ出力);受信機AGC出力(フロント・エンド処理出力);AFC出力(パラメータ評価プロセッサ出力);DCオフセット訂正制御(フロント・エンド処理出力);および、RSSI入力(フロント・エンド処理入力);を含む。
他のインターフェースには、入力クロック;RX ADCを駆動するための出力クロック;および、TX DACを駆動するための出力クロック;が含まれる。
μDSP146アーキテクチャの模範的実施例が、図13に示される。
ここに本発明は、好ましい実施例の観点から説明され、図示された一方、本発明の視野から離れること無しに、本開示の教示を用いて、種々の修正、追加、および変更が為され得、これらが、本発明の視野に含まれることが意図されることが明白であることが理解されるべきである。
Claims (10)
- 複数の通信スタンダードに再構成可能な装置であって、当該装置がチップセット上に、モデム・ユニット及びチャンネル・コーデック・ユニットを備え、
上記モデム・ユニットが、
アンテナにカップルするためのフロントエンド・ユニット、
少なくとも、前記フロント・エンド・ユニットにカップルされたマッチト・フィルタ・サーチャーズ・ユニットであって、当該マッチト・フィルタ・サーチャーズ・ユニットが、タイム・スロット同期を与えるように構成されるものであり、
少なくとも、前記フロントエンド・ユニットにカップルされたサーチャーズ・ユニットであって、当該サーチャーズ・ユニットが、コード・グループのフレーム同期及び識別(identification)、並びにコードの識別を与えるように構成されるものであり、
前記フロントエンド・ユニットにカップルされたフィンガー処理ユニットであって、当該フィンガー処理ユニットが、パイロット・フィンガー・ユニット及びデータ・フィンガー・ユニットを備えるものであり、
少なくとも前記フィンガー処理ユニット、及び、前記サーチャーズ・ユニットにカップルされたパラメータ評価プロセッサ・ユニット、並びに、
送信機ユニット、
を備え、
上記チャンネル・コーデック・ユニットが、
少なくとも、前記フィンガー処理ユニットにカップルされたチャンネル・デコーダ・ユニット、及び、
少なくとも前記送信機ユニットにカップルされたチャンネル・エンコーダ、
を備える装置であって、
前記マッチト・フィルタ・サーチャーズ・ユニット、及び、前記サーチャーズ・ユニットが、
第1のおよび第2の入力、および1つの出力を有する第1の乗算器、
それぞれが第1のおよび第2の入力、および1つの出力を有する、第2のおよび第3の乗算器であって、当該第2のおよび第3の乗算器の当該第1の入力が前記第1の乗算器の出力に接続された、当該第2のおよび第3の乗算器、
それぞれが第1のおよび第2の入力、および1つの出力を有する、第4および第5の乗算器であって、当該第4のおよび第5の乗算器の当該第1の入力が前記第2の乗算器の出力に接続された、当該第4および第5の乗算器、
2つの入力および1つの出力を有するマルチプレキサであって、1つの入力が前記第5の乗算器の出力に接続され、他の入力が前記第3の乗算器の出力に接続された、当該マルチプレキサ、
及び、
それぞれが、1つの入力および1つの出力を有する、第1のおよび第2の積分器であって、当該第1の積分器の入力が前記第4の乗算器の出力に接続され、当該第2の積分器の入力が前記マルチプレキサの出力に接続された、当該第1のおよび第2の積分器、
を備える装置。 - 第1のおよび第2の入力、および出力を有する第6の乗算器を更に備え、当該出力が、前記第1の乗算器の前記第1の入力に接続された、請求項1に記載の装置。
- 前記第1のおよび第2の積分器の出力に接続されたバッファ、
各々が第1のおよび第2の入力、および出力を有する、第7のおよび第8の乗算器であって、当該乗算器の第1の入力が、前記バッファの出力に接続されている、当該第7のおよび第8の乗算器、および、
各々が入力および出力を有する、第3のおよび第4の積分器であって、当該第3のおよび第4の積分器の入力が、前記第7のおよび第8の乗算器の出力に接続されている、当該第3のおよび第4の積分器、
を更に備える、請求項2に記載の装置。 - 前記第1の乗算器への前記第2の入力が、前記第1の乗算器への前記第1の入力に適用されたシーケンスをデ・スクランブリングするために有用なコードである、請求項1に記載の装置。
- 前記コードが擬似雑音コードである、請求項4に記載の装置。
- 前記第2のおよび第3の乗算器への前記第2の入力が、前記第2のおよび第3のマルチプレキサへの前記第1の入力に印加された信号のデ・チャネライジング(dechannelizing)において有用なコードである、請求項1に記載の装置。
- 前記コードがWalshコードである、請求項6に記載の装置。
- 前記第2の、第3の、第4の、第5の、及び、第8の乗算器、マルチプレキサ、並びに、前記第2の、及び、第4の積分器の各々が、機能的にバイパスされ、又は、除去される、請求項3に記載の装置。
- 第1の、及び第2のスクエアリング回路であって、当該第1の、及び第2のスクエアリング回路の各々が、入力及び出力を有し、当該第1の、及び第2のスクエアリング回路の当該入力が、前記第3の、及び第4の積分器の出力に接続されるものであり、及び、
第5の、及び、第6の積分器であって、当該第5の、及び、第6の積分器の各々が、入力及び出力を有し、当該第5の、及び、第6の積分器の当該入力が、前記第1の及び第2のスクエアリング回路の出力に接続されるものである、
を更に備える請求項3に記載の装置。 - 前記第2の、第3の、第4の、第5の、及び第8の乗算器、マルチプレキサ、並びに、前記第2の、第4の、及び、第6の積分器、並びに、前記第2のスクエアリング回路の各々が、機能的にバイパスされ、又は、除去される、
請求項9に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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