JP4090823B2 - 電子楽器のコード検出装置、コード検出方法及びプログラム - Google Patents

電子楽器のコード検出装置、コード検出方法及びプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子楽器のコード検出技術に関し、特にコードルート、コードタイプ及びベースルートの有無を検出する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子楽器には、手操作用の手鍵盤と足操作用の足鍵盤とを有するものがある。手鍵盤は、2段鍵盤になっており、上鍵盤でメロディラインを演奏し、下鍵盤でコードラインを演奏する。自動伴奏機能を有する電子楽器では、下鍵盤及び足鍵盤の操作に応じてコード検出を行い、検出されたコードに応じた自動伴奏が行われる。コード検出方法の一例は、特公平5−84920号公報に記載されている。
【0003】
コード検出されるコードには、分数コード(例えばC/B)と分数コードではない通常のコードとがある。分数コードは、分子のコードが楽譜の上パート(手鍵盤に相当)であるコードパートのコードであり、分母のコードが楽譜の下パート(足鍵盤に相当)であるベースパートのベースルートである。
【0004】
電子楽器では、コードルート及びコードタイプを検出する。検出されたコードルートと足鍵盤で押された鍵との音名が同じときには、分数コードではない通常のコードとして検出される。逆に、検出されたコードルートと足鍵盤で押された鍵との音名が異なるときには、分数コード(例えばC/B)として検出される。しかし、この方法により検出されたコードは完全ではなく、結果的に不適切なコードとして検出されてしまうことがある。この問題を解決する技術として、本発明者の発明による特開2002−196755号公報が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
手鍵盤で検出されたコードは、同じコードネームであっても構成音が異なっているものがある。例えば、CM7は、基本形コードの構成音がドミソシであり、V度抜き省略形コードの構成音がドミシである。これに従うと、手鍵盤でドミソシを押鍵し、足鍵盤でラを押鍵すると、単純にはCM7/Aとして検出されてしまうが、実際にはAm9として検出するのが適切である。そこで、この場合にはAm9として検出しようとすると、手鍵盤でドミシを押鍵し、足鍵盤でラを押鍵したときにもAm9として検出されてしまうが、この場合にはAm9ではなく、Amadd9として検出するのが適切である。
本発明の目的は、押鍵コードの基本形又は省略形の種類に応じて適切なコードを検出することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の一観点によれば、手操作用の手鍵盤と、足操作用の足鍵盤と、前記手鍵盤の操作に応じて、第1のコードルート及び第1のコードタイプを決定すると共に、押鍵コードの基本形又は省略形の種類を決定する第1のコード決定手段と、前記決定された第1のコードルート、第1のコードタイプ、押鍵コードの基本形又は省略形の種類、及び前記足鍵盤の操作に応じて、第2のコードルート、第2のコードタイプ及びベースルートの有無を決定する第2のコード決定手段とを有する電子楽器のコード検出装置が提供される。
【0007】
本発明の他の観点によれば、手操作用の手鍵盤と足操作用の足鍵盤とを有する電子楽器のコード検出方法であって、前記手鍵盤の操作に応じて、第1のコードルート及び第1のコードタイプを決定すると共に、押鍵コードの基本形又は省略形の種類を決定する第1のコード決定ステップと、前記決定された第1のコードルート、第1のコードタイプ、押鍵コードの基本形又は省略形の種類、及び前記足鍵盤の操作に応じて、第2のコードルート、第2のコードタイプ及びベースルートの有無を決定する第2のコード決定ステップとを有する電子楽器のコード検出方法が提供される。
【0008】
本発明のさらに他の観点によれば、手操作用の手鍵盤と足操作用の足鍵盤とを有する電子楽器のコード検出プログラムであって、前記手鍵盤の操作に応じて、第1のコードルート及び第1のコードタイプを決定すると共に、押鍵コードの基本形又は省略形の種類を決定する第1のコード決定手順と、前記決定された第1のコードルート、第1のコードタイプ、押鍵コードの基本形又は省略形の種類、及び前記足鍵盤の操作に応じて、第2のコードルート、第2のコードタイプ及びベースルートの有無を決定する第2のコード決定手順とをコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
【0009】
本発明によれば、押鍵コードの基本形又は省略形の種類に応じて、コードルート、コードタイプ及びベースルートの有無を決定するので、適切なコードを検出することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態による電子楽器の構成例を示す。電子楽器は、手操作用の手鍵盤と足操作用の足鍵盤2とを有する。手鍵盤は、2段鍵盤であり、メロディラインを演奏するための上鍵盤とコードラインを演奏するための下鍵盤1を有する。
【0011】
下鍵盤1で押鍵操作がされると下鍵盤1はキーオンイベントを出力し、下鍵盤1で離鍵操作がされると下鍵盤1はキーオフイベントを出力する。コード決定処理手段4は、下鍵盤1のキーオン/オフイベントに応じて、仮の下鍵盤コードルート、仮の下鍵盤コードタイプ及び押鍵コードの基本形又は省略形の種類を検出する。例えば、CM7は、基本形コードの構成音がドミソシであり、省略形(V度抜き)コードの構成音がドミシである。省略形コードは、V度抜きコード及びIII度抜きコードを含む。
【0012】
足鍵盤2で押鍵操作がされると足鍵盤2はキーオンイベントを出力し、足鍵盤2で離鍵操作がされると足鍵盤2はキーオフイベントを出力する。コード決定処理手段4は、足鍵盤2のキーオン/オフイベントに応じて、仮の足鍵盤ベースルートを検出する。
【0013】
次に、コード決定処理手段4は、上記の仮の下鍵盤コードルート、下鍵盤コードタイプ、押鍵コードの基本形又は省略形の種類、及び足鍵盤ベースルートに応じて、真のコードルート及び真のコードタイプを決定すると共に、ベースルートの有無を決定する。ベースルートが有るときには、上記の仮の足鍵盤ベースルートが真のベースルートとして決定され、分数コードとなる。分数コードの分母がベースルートになり、分子が上記の真のコードルートになる。ベースが無しと決定されると、分数コードではない通常のコードとなる。
【0014】
スタイル番号スイッチ3は、例えばロックやジャズ等の自動伴奏のスタイルを選択するためのスイッチであり、そのスイッチ操作に応じてスタイル番号を自動伴奏発音処理手段5へ出力する。
【0015】
自動伴奏発音処理手段5は、上記のスタイル番号に応じた自動伴奏パターンを読み出し、上記の真のコードルート、真のコードタイプ及びベースルートに応じて自動伴奏を発音する。自動伴奏は、例えばドラム、コード(ピアノ音やギター音等)、ベースの所定パターンを繰り返し発音することにより行う。コード伴奏は上記の真のコードルート及びコードタイプに応じて発音され、ベース伴奏は上記のベースルートに応じて発音される。
【0016】
図2は、図1のコード決定処理手段4の具体的構成を示す。下鍵盤で3音以上が同時に押鍵されると、その押鍵に基づくコードルート及びコードタイプを検出することが可能である。しかし、下鍵盤で1音又は2音のみの押鍵がされると、その押鍵に基づくコードルート及びコードタイプを検出することが困難であるので、下鍵盤と足鍵盤の操作に応じてコード検出を行う。
【0017】
まず、下鍵盤で3音以上が同時に押鍵された場合を説明する。第1のキーオンビットマップ作成手段11は、下鍵盤のキーオン/オフイベントを入力すると、下鍵盤で押鍵されてキーオンになっているすべてのキーナンバ(音高)を第1のキーオンビットマップとして作成する。その際、キーオンになっているキーナンバのビットを1にし、キーオフになっているキーナンバのビットを0にする。
【0018】
第2のキーオンビットマップ作成手段12は、上記の第1のキーオンビットマップのうちのコード検出範囲にあるキーナンバのみを検出して、第2のキーオンビットマップを作成する。
【0019】
仮コードルート作成手段20は、上記の第2のキーオンビットマップのうちの最低音を仮のコードルートとして検出する。一方、第3のキーオンビットマップ作成手段13は、上記の第2のキーオンビットマップを基に1オクターブの範囲内に圧縮された第3のキーオンビットマップを作成する。すなわち、上記の仮のコードルートとなる最低音から始まる1オクターブ内の音名として表現する。その際、仮のコードルートとなる最低音は必ずビットが1になることがわかっているので、その最低音のビットを省略して11ビットで第3のキーオンビットマップを作成することができる。
【0020】
アドレス作成手段14は、上記の第3のキーオンビットマップを基に、テーブルを参照するために必要なアドレスを作成する。テーブル15は、図3に示すように、上記のオクターブマップアドレス101に応じて、コードルートシフト値102、下鍵盤コードタイプ103、及び押鍵コードの基本形又は省略形の種類を示すフラグ(以下、押鍵省略形フラグという)104を出力する。決定手段16は、仮コードルート作成手段20から仮のコードルートを入力し、テーブル15からコードルートシフト値102、下鍵盤コードタイプ103、及び押鍵省略形フラグ104を入力する。そして、決定手段16は、仮のコードルートにコードルートシフト値102を加算して修正し、下鍵盤コードルートを記憶手段21に記録し、下鍵盤コードタイプ103及び押鍵省略形フラグ104を記憶手段22に記録する。
【0021】
図3は、テーブル15の一部の内容例を示す。アドレスパターン111は、例えば、構成音がシドミ(本明細書では最低音を最左に記す)であり、仮のコードルートとして最低音のBになる。この仮のコードルートにシフト値102として「1」を加算することにより、下鍵盤コードルートはCになる。コードタイプ103はM7であり、押鍵省略形フラグ104はV度抜きの省略形のフラグがセットされる。なお、押鍵省略形フラグ104は、0が基本形を示し、1が省略形を示す。
【0022】
同様に、アドレスパターン112は、例えば、構成音がシドソ♭であり、仮のコードルートとして最低音のBになる。この仮のコードルートにシフト値102として「1」を加算することにより、下鍵盤コードルートはCになる。コードタイプ103はM7(♭5)であり、押鍵省略形フラグ104はIII度抜きの省略形のフラグがセットされる。
【0023】
同様に、アドレスパターン113は、例えば、構成音がシドミソであり、仮のコードルートとして最低音のBになる。この仮のコードルートにシフト値102として「1」を加算することにより、下鍵盤コードルートはCになる。コードタイプ103はM7であり、押鍵省略形フラグ104は基本形のフラグがセットされる。
【0024】
同様に、アドレスパターン114は、例えば、構成音がドミシであり、仮のコードルートとして最低音のCになる。この仮のコードルートにシフト値102として「0」を加算することにより、下鍵盤コードルートはCになる。コードタイプ103はM7であり、押鍵省略形フラグ104はV度抜きの省略形のフラグがセットされる。
【0025】
同様に、アドレスパターン115は、例えば、構成音がドミソシであり、仮のコードルートとして最低音のCになる。この仮のコードルートにシフト値102として「0」を加算することにより、下鍵盤コードルートはCになる。コードタイプ103はM7であり、押鍵省略形フラグ104は基本形のフラグがセットされる。
【0026】
図2において、コードルート記憶手段21は、上記の修正された下鍵盤のコードルートを記憶する。コードタイプ記憶手段22は、上記の下鍵盤コードタイプ及び押鍵省略形フラグを記憶する。ベースオフセット値作成手段23は、足鍵盤のキーオン/オフイベントを入力し、足鍵盤のキーオンイベント内のキーナンバ(ベースルート)からコードルート記憶手段21内の下鍵盤コードルートを減算(差分)し、ベースオフセット値を作成する。このベースオフセット値は、図4及び図5のテーブル内のベースオフセット値203に相当する。
【0027】
テーブル24は、図4及び図5に示すように、コードタイプ記憶手段22内の下鍵盤コードタイプ201及び押鍵省略形フラグ202、並びにベースオフセット値作成手段23が作成したベースオフセット値203を入力し、ベースルートのオン/オフ204、コードルートシフト値205及びコードタイプ206を出力する。なお、押鍵省略形フラグ202は、「空欄」が基本形、「V」がV度抜き省略形、「III」がIII度抜き省略形を示す。図4及び図5は、テーブル24の一部の内容例を示す。
【0028】
決定手段25は、テーブル24に応じて、真のコードルート及び真のコードタイプを決定すると共に、ベースルートのオン/オフ(有無)を決定する。真のコードルートは、コードルート記憶手段21内の下鍵盤コードルートに図4及び図5のコードルートシフト値205を加算したものである。真のコードタイプは、図4及び図5のコードタイプ206になる。ベースルートのオン/オフは、図4及び図5のベースルートのオン/オフ204になる。ベースルートがオン(有り)のときには、足鍵盤のキーナンバ(ベースルート)を真のベースルートにする。
【0029】
記憶手段26には、真のコードルート、真のコードタイプ及びベースルートのオン/オフが記憶され、ベースルートがオンのときにはベースルートも記憶される。
【0030】
以上のように、第1のコード検出手段(決定手段16)は、変換テーブル15を用いて、手鍵盤(下鍵盤)の操作に応じて、第1のコードルート及び第1のコードタイプを検出すると共に、押鍵省略形フラグを検出する。第2のコード検出手段(変換テーブル24)は、上記の検出された第1のコードルート、第1のコードタイプ、押鍵省略形フラグ、及び足鍵盤の操作に応じて、第2のコードルート、第2のコードタイプ及びベースルートの有無を検出する。以下、具体例を説明する。
【0031】
(1)図4のパターン211及び212の場合を説明する。手鍵盤でシドミソ(基本形)を押鍵し、足鍵盤でラを押鍵した場合、上記の図3のアドレスパターン113に相当する。これにより、第1のコードルートがCになり、第1のコードタイプ103がM7になり、押鍵省略形フラグ104が基本形のフラグになる。すなわち、第1のコード検出手段が検出するコードはCM7/A(基本形)になる。図4の変換テーブルによれば、このパターンはパターン211に該当する。パターン211は、ベースオン/オフ204がオフ、コードルートシフト値205が9、コードタイプ206がm9である。第2のコードルートは、第1のコードルート「C」にシフト値205の「9」を加算することにより、Aになる。その結果、第2のコード検出手段は、コードAm9及びベースルートなしを検出する。
これに対し、手鍵盤でシドミ(省略形)を押鍵し、足鍵盤でラを押鍵した場合、上記の図3のアドレスパターン111に相当する。これにより、第1のコードルートがCになり、第1のコードタイプ103がM7になり、押鍵省略形フラグ104がV度抜きの省略形のフラグになる。第1のコード検出手段が検出するコードは、上記と同様に、CM7/A(省略形)になる。図4の変換テーブルによれば、このパターンはパターン212に該当する。パターン212は、ベースオン/オフ204がオフ、コードルートシフト値205が9、コードタイプ206がmadd9である。第2のコードルートは、第1のコードルート「C」にシフト値205の「9」を加算することにより、Aになる。その結果、第2のコード検出手段は、コードAmadd9及びベースルートなしを検出する。
すなわち、上記の2つは、第1のコードルート、第1のコードタイプ201及びベースオフセット203が同じでも、押鍵省略形フラグ202が異なれば、第2のコードタイプ206が異なる。
【0032】
(2)手鍵盤でドミソシ(基本形)を押鍵し、足鍵盤でラを押鍵した場合、上記の図3のアドレスパターン115に相当する。これにより、第1のコード検出手段は、CM7/A及び基本形を検出する。第2のコード検出手段は、図4のパターン211に従い、コードAm9及びベースルートなしを検出する。
これに対し、手鍵盤でドミシ(省略形)を押鍵し、足鍵盤でラを押鍵した場合、上記の図3のアドレスパターン114に相当する。これにより、第1のコード検出手段は、CM7/A及びV度抜きの省略形を検出する。第2のコード検出手段は、図4のパターン212に従い、コードAmadd9及びベースルートなしを検出する。すなわち、押鍵省略形フラグ202が異なれば、コードタイプ206が異なる。
【0033】
(3)手鍵盤でシドミソ♭(基本形)を押鍵し、足鍵盤でレを押鍵した場合、第1のコード検出手段は、CM7(♭5)/D及び基本形を検出する。第2のコード検出手段は、図4のパターン213に従い、コードD9(13)及びベースルートなしを検出する。
これに対し、手鍵盤でシドソ♭(省略形)を押鍵し、足鍵盤でレを押鍵した場合、上記の図3のアドレスパターン112に相当する。これにより、第1のコード検出手段は、上記と同様にCM7(♭5)/D及びIII度抜きの省略形を検出する。第2のコード検出手段は、図4のパターン215に従い、コードD13及びベースルートなしを検出する。すなわち、押鍵省略形フラグ202が異なれば、コードタイプ206が異なる。
【0034】
(4)手鍵盤でシドミソ♭(基本形)を押鍵し、足鍵盤でラ♭を押鍵した場合、第1のコード検出手段は、CM7(♭5)/A♭及び基本形を検出する。第2のコード検出手段は、図4のパターン214に従い、コードA♭7(♯9,♭13)及びベースルートなしを検出する。
これに対し、手鍵盤でシドソ♭(省略形)を押鍵し、足鍵盤でラ♭を押鍵した場合、上記の図3のアドレスパターン112に相当する。これにより、第1のコード検出手段は、上記と同様にCM7(♭5)/A♭及びIII度抜きの省略形を検出する。第2のコード検出手段は、図4のパターン216に従い、コードA♭7(♯9)及びベースルートなしを検出する。すなわち、押鍵省略形フラグ202が異なれば、コードタイプ206が異なる。
【0035】
(5)手鍵盤でソラドミ(基本形)を押鍵し、足鍵盤でファを押鍵した場合、第1のコード検出手段は、C6/F及び基本形を検出する。第2のコード検出手段は、図5のパターン217に従い、コードFM9及びベースルートなしを検出する。
これに対し、手鍵盤でソドミ(省略形)を押鍵し、足鍵盤でファを押鍵した場合、第1のコード検出手段は、上記と同様にC6/F及びIII度抜きの省略形を検出する。第2のコード検出手段は、図5のパターン218に従い、コードFadd9及びベースルートなしを検出する。すなわち、押鍵省略形フラグ202が異なれば、検出されるコードタイプ206が異なる。
【0036】
(6)手鍵盤でソシ♭ドミ(基本形)を押鍵し、足鍵盤でミ♭を押鍵した場合、第1のコード検出手段は、C7/E♭及び基本形を検出する。第2のコード検出手段は、図5のパターン219に従い、コードC7/E♭及びベースルートありを検出する。
これに対し、手鍵盤でソシ♭ド(省略形)を押鍵し、足鍵盤でミ♭を押鍵した場合、第1のコード検出手段は、上記と同様にC7/E♭及びIII度抜きの省略形を検出する。第2のコード検出手段は、図5のパターン221に従い、コードE♭6及びベースルートなしを検出する。すなわち、押鍵省略形フラグ202が異なれば、検出される第2のコードルート、第2のコードタイプ206及びベースルートの有無204が異なる。
【0037】
(7)手鍵盤でソシ♭ドミ(基本形)を押鍵し、足鍵盤でラ♭を押鍵した場合、第1のコード検出手段は、C7/A♭及び基本形を検出する。第2のコード検出手段は、図5のパターン220に従い、コードC7/A♭及びベースルートありを検出する。
これに対し、手鍵盤でソシ♭ド(省略形)を押鍵し、足鍵盤でラ♭を押鍵した場合、第1のコード検出手段は、上記と同様にC7/A♭及びIII度抜きの省略形を検出する。第2のコード検出手段は、図5のパターン222に従い、コードA♭M9及びベースルートなしを検出する。すなわち、押鍵省略形フラグ202が異なれば、検出される第2のコードルート、第2のコードタイプ206及びベースルートの有無204が異なる。
【0038】
以上のように、本実施形態によれば、押鍵省略形フラグに応じて、コードルート、コードタイプ及びベースルートの有無を検出するので、適切なコードを検出することができる。第2のコード検出手段は、第1のコードルート、第1のコードタイプ及び足鍵盤の操作が同じであっても、押鍵省略形フラグが異なれば、異なる第2のコードルート、異なる第2のコードタイプ及び/又は異なるベースルートの有無を検出することがある。押鍵省略形フラグは、少なくとも基本形コード、V度抜きコード、III度抜きコードのフラグを含むことが好ましい。
【0039】
また、第2のコード検出手段は、第1のコードルートと足鍵盤の操作による音の音名とが同じか否かにかかわらずにベースルートの有無を決定し、第1のコードルートと足鍵盤の操作による音の音名とが異なるときでもベースルートが無しであると決定することがある。すなわち、図4のパターン211〜216のように、ベースオフセット203が0以外の値であっても、ベースルート204がなし(OFF)と決定することがある。
【0040】
次に、図2において、下鍵盤で1音又は2音のみの押鍵がされた場合に、下鍵盤と足鍵盤の操作に応じてコード検出を行う方法を説明する。第4のキーオンビットマップ作成手段18は、第2のキーオンビットマップ作成手段12が作成した第2のキーオンビットマップ及び足鍵盤のキーオン/オフイベントを基に、下鍵盤及び足鍵盤のコード検出範囲にあるキーナンバのみを検出して、第4のキーオンビットマップを作成する。
【0041】
仮コードルート作成手段20は、足鍵盤の1鍵(例えば最低音)を仮のコードルートとして検出する。一方、第5のキーオンビットマップ作成手段19は、上記の第4のキーオンビットマップを基に1オクターブの範囲内に圧縮された第5のキーオンビットマップを作成する。その際、仮のコードルートとなる最低音は必ずビットが1になることがわかっているので、その最低音のビットを省略して11ビットで第5のキーオンビットマップを作成することができる。
【0042】
アドレス作成手段14は、上記の第5のキーオンビットマップを基に、テーブルを参照するために必要なアドレスを作成する。テーブル15は、上記のアドレスに応じて、図3の下鍵盤コードタイプ103及びコードルートシフト値102を出力する。決定手段16は、仮コードルート作成手段20から仮のコードルートを入力し、テーブル15から下鍵盤コードタイプ103及びコードルートシフト値102を入力する。そして、決定手段16は、仮のコードルートにシフト値102を加算して修正し、下鍵盤コードルート及び下鍵盤コードタイプを記憶手段17に記憶させる。この場合、ベースルートはオフになる。
【0043】
図6は、本実施形態による電子楽器のハードウエア構成を示すブロック図である。バス31には、音源(TG)32、CPU33、パネルスイッチ34、鍵盤35、ROM36、RAM37、及びD/A変換器38が接続されている。CPU33は、タイマ30から時間情報を入力し、タイマ割り込み処理等を行うことができる。
【0044】
CPU33は、種々の演算又は処理を行い、ROM36に記憶されているコンピュータプログラムに応じて後に説明する図7及び図8のフローチャート等の処理を実行する。RAM37は、CPU33のワーキングエリアとして使用される。パネルスイッチ34は、自動伴奏スタイル番号を決定するスタイル番号スイッチ3(図1)等の操作子を有する。
【0045】
鍵盤35は、上鍵盤35aと下鍵盤35bとからなる手鍵盤及び足鍵盤35cを有し、押鍵及び離鍵が可能な複数の鍵を有する。鍵盤35が押鍵されるとベロシティ(押鍵速度)及びキーナンバ(音高)を含むキーオンイベントをCPU33に伝え、鍵盤35が離鍵されるとキーオフイベントをCPU33に伝える。
【0046】
音源32は、鍵盤35の操作又はROM36内の自動伴奏データに応じて、楽音信号を生成する。D/A変換器38は、音源32で生成されたデジタル形式の楽音信号をアナログ形式に変換し、アンプ39に出力する。アンプ39は、楽音信号の増幅を行い、スピーカ40にて楽音が発音される。
【0047】
図7は、図6のCPU33が行うコード検出処理を示すフローチャートである。ステップSA1では、パネルスイッチ34(図4)内の1フィンガースイッチの操作により1フィンガーモードになっているか否かをチェックする。1フィンガーモードであるときには、ステップSA14で1フィンガー検出処理を行い、ステップSA15でコードルートおよびコードタイプが決定する。ステップSA14の処理の詳細は、後に図8のフローチャートを参照しながら説明する。
【0048】
1フィンガーモードでないときには、ステップSA2へ進む。ステップSA2では、下鍵盤のキーオンビットマップより下鍵盤の最低音の鍵を最下位ビットとして、1オクターブのビットマップを作成する。
【0049】
ステップSA3では、足鍵盤の押鍵があるか否かをチェックする。足鍵盤の押鍵があるときにはステップSA6へ進み、足鍵盤の押鍵がないときにはステップSA4へ進む。
【0050】
ステップSA6では、下鍵盤でコードが成立するか否かをチェックする。成立するときにはステップSA7へ進み、成立しないときにはステップSA12へ進む。
【0051】
ステップSA7では、足鍵盤の音名から、下鍵盤で確定したコードルートを減算し、ベースオフセット値を求め、押鍵省略形フラグ104(図3)を検出する。ステップSA8では、上記の下鍵盤のコードルートとベースオフセット値と押鍵省略形フラグに応じてテーブルを参照し、ステップSA9でコードルート及びコードタイプを変更する。コードルートは、変換テーブルからのコードルートシフト値を上記のコードルートに加算することにより変更する。
【0052】
ステップSA10では、変換テーブルによりベースルートがオンか否かをチェックする。オンであるときにはステップSA11へ進み、オフであるときにはステップSA5へ進む。
【0053】
ステップSA11では、コードタイプ、コードルート(下鍵盤)及びベースルート(足鍵盤)を確定する。その後、ステップSA16へ進み、終了する。
【0054】
ステップSA5では、コードタイプ及びコードタイプを確定し、ベースルートをオフにする。その後、ステップSA16へ進み、終了する。
【0055】
ステップSA12では、下鍵盤及び足鍵盤の操作によりコードが成立するか否かをチェックする。成立する場合はステップSA13へ進み、成立しない場合にはステップSA17へ進み、コード未定とし、前回のコードを変更せずに採用する。
【0056】
ステップSA13では、下鍵盤及び足鍵盤の操作に応じて、コードタイプ、コードルートを確定し、ベースルートをオフにする。その後、ステップSA16へ進み、終了する。
【0057】
ステップSA4では、下鍵盤だけでコードが成立するか否かをチェックする。成立するときには、ステップSA5でコードタイプ及びコードルートを確定し、ベースルートをオフにする。その後、ステップSA16へ進み、終了する。成立しないときには、ステップSA17へ進み、コード未定とし、前回のコードを変更せずに採用する。
【0058】
図8は、図7のステップSA14に示す1フィンガー検出処理の詳細を示すフローチャートである。ステップSB1では、下鍵盤又は足鍵盤で押鍵された1つの鍵をコードルートとして確定する。仮に、2以上の鍵が押鍵された場合には、最後に押鍵された鍵をコードルートとして確定する。ステップSB2では、上記のコードルートに応じて、テーブルを参照してコードタイプを確定する。例えば、テーブルは、Cメジャーの曲のコード展開を記憶しており、コードルートがCであればコードが「C」、コードルートがDであればコードが「Dm」、コードルートがEであればコードが「Em」、コードルートがFであればコードが「F」等である。以上のようにして、コードルート及びコードタイプが決定する。
【0059】
本実施形態によれば、第1のコード検出手段は、手鍵盤(下鍵盤)の操作に応じて、変換テーブル15を用いて、第1のコードルート及び第1のコードタイプを検出すると共に、押鍵省略形フラグ(押鍵コードの基本形又は省略形の種類)を検出する。第2のコード検出手段は、変換テーブル24を用いて、上記の検出された第1のコードルート、第1のコードタイプ、押鍵省略形フラグ、及び足鍵盤の操作に応じて、第2のコードルート、第2のコードタイプ及びベースルートの有無を検出する。本実施形態は、押鍵省略形フラグに応じて、コードルート、コードタイプ及びベースルートの有無を検出するので、適切なコードを検出することができる。
【0060】
本実施形態は、コンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等のプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体及びプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0061】
上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、押鍵コードの基本形又は省略形の種類に応じて、コードルート、コードタイプ及びベースルートの有無を決定するので、適切なコードを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による電子楽器の構成例を示す図である。
【図2】コード決定処理手段の構成を示すブロック図である。
【図3】第1の変換テーブルの一部の内容例を示す図である。
【図4】第2の変換テーブルの一部の内容例を示す図である。
【図5】第2の変換テーブルの一部の内容例を示す図である。
【図6】電子楽器のハードウエア構成を示す図である。
【図7】コード検出処理を示すフローチャートである。
【図8】1フィンガー検出処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 下鍵盤
2 足鍵盤
3 スタイル番号スイッチ
4 コード決定処理手段
5 自動伴奏発音処理手段
30 タイマ
31 バス
32 音源
33 CPU
34 パネルスイッチ
35 鍵盤
35a 上鍵盤
35b 下鍵盤
35c 足鍵盤
36 ROM
37 RAM
38 D/A変換器
39 アンプ
40 スピーカ

Claims (14)

  1. 手操作用の手鍵盤と、
    足操作用の足鍵盤と、
    前記手鍵盤の操作に応じて、第1のコードルート及び第1のコードタイプを決定すると共に、押鍵コードの基本形又は省略形の種類を決定する第1のコード決定手段と、
    前記決定された第1のコードルート、第1のコードタイプ、押鍵コードの基本形又は省略形の種類、及び前記足鍵盤の操作に応じて、第2のコードルート、第2のコードタイプ及びベースルートの有無を決定する第2のコード決定手段と
    を有する電子楽器のコード検出装置。
  2. 前記第2のコード決定手段は、前記決定された第1のコードルート、第1のコードタイプ、押鍵コードの基本形又は省略形の種類、及び前記足鍵盤の操作に応じて、前記第1のコードルート、前記第1のコードタイプ及び前記足鍵盤の操作が同じであっても、前記押鍵コードの基本形又は省略形の種類が異なれば、異なる第2のコードタイプを決定る請求項1記載の電子楽器のコード検出装置。
  3. 前記第2のコード決定手段は、前記決定された第1のコードルート、第1のコードタイプ、押鍵コードの基本形又は省略形の種類、及び前記足鍵盤の操作に応じて、前記第1のコードルート、前記第1のコードタイプ及び前記足鍵盤の操作が同じであっても、前記押鍵コードの基本形又は省略形の種類が異なれば、異なる第2のコードルートを決定る請求項1記載の電子楽器のコード検出装置。
  4. 前記第2のコード決定手段は、前記決定された第1のコードルート、第1のコードタイプ、押鍵コードの基本形又は省略形の種類、及び前記足鍵盤の操作に応じて、前記第1のコードルート、前記第1のコードタイプ及び前記足鍵盤の操作が同じであっても、前記押鍵コードの基本形又は省略形の種類が異なれば、前記ベースルートの有無を異ならせて決定る請求項1記載の電子楽器のコード検出装置。
  5. 前記第2のコード決定手段は、前記決定された第1のコードルート、第1のコードタイプ、押鍵コードの基本形又は省略形の種類、及び前記足鍵盤の操作に応じて、前記第1のコードルート、前記第1のコードタイプ及び前記足鍵盤の操作が同じであっても、前記押鍵コードの基本形又は省略形の種類が異なれば、異なる第2のコードルート及び異なる第2のコードタイプを決定る請求項1記載の電子楽器のコード検出装置。
  6. 前記第2のコード決定手段は、前記決定された第1のコードルート、第1のコードタイプ、押鍵コードの基本形又は省略形の種類、及び前記足鍵盤の操作に応じて、前記第1のコードルート、前記第1のコードタイプ及び前記足鍵盤の操作が同じであっても、前記押鍵コードの基本形又は省略形の種類が異なれば、異なる第2のコードルート、異なる第2のコードタイプ及び異なるベースルートの有無を決定る請求項1記載の電子楽器のコード検出装置。
  7. 前記押鍵コードの基本形又は省略形の種類は、少なくとも基本形コード、V度抜きコード、III度抜きコードを含む請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子楽器のコード検出装置。
  8. 前記第2のコード決定手段は、前記決定された第1のコードルート、第1のコードタイプ、押鍵コードの基本形又は省略形の種類、及び前記足鍵盤の操作に応じて、前記第1のコードルートと前記足鍵盤の操作による音の音名とが同じか否かにかかわらずにベースルートの有無を決定し、前記第1のコードルートと前記足鍵盤の操作による音の音名とが異なるときでもベースルートが無しであると決定する請求項1〜7のいずれか1項に記載の電子楽器のコード検出装置。
  9. 前記第2のコード決定手段は、前記第1のコードルートと前記足鍵盤の操作による音との差分に応じて決定する請求項1〜8のいずれか1項に記載の電子楽器のコード検出装置。
  10. 前記第2のコード決定手段は、ベースルートが有ると決定するときには、前記足鍵盤の操作による音をベースルートとして決定する請求項1〜9のいずれか1項に記載の電子楽器のコード検出装置。
  11. 前記第1及び第2のコード決定手段は、変換テーブルを用いて決定を行う請求項1〜10のいずれか1項に記載の電子楽器のコード検出装置。
  12. 前記第2のコード決定手段は、前記決定された第1のコードルート、第1のコードタイプ、押鍵コードの基本形又は省略形の種類、及び前記足鍵盤の操作に応じて、前記第1のコードルートとは異なる第2のコードルートを決定する請求項1〜11のいずれか1項に記載の電子楽器のコード検出装置。
  13. 手操作用の手鍵盤と足操作用の足鍵盤とを有する電子楽器のコード検出方法であって、
    前記手鍵盤の操作に応じて、第1のコードルート及び第1のコードタイプを決定すると共に、押鍵コードの基本形又は省略形の種類を決定する第1のコード決定ステップと、
    前記決定された第1のコードルート、第1のコードタイプ、押鍵コードの基本形又は省略形の種類、及び前記足鍵盤の操作に応じて、第2のコードルート、第2のコードタイプ及びベースルートの有無を決定する第2のコード決定ステップと
    を有する電子楽器のコード検出方法。
  14. 手操作用の手鍵盤と足操作用の足鍵盤とを有する電子楽器のコード検出プログラムであって、
    前記手鍵盤の操作に応じて、第1のコードルート及び第1のコードタイプを決定すると共に、押鍵コードの基本形又は省略形の種類を決定する第1のコード決定手順と、
    前記決定された第1のコードルート、第1のコードタイプ、押鍵コードの基本形又は省略形の種類、及び前記足鍵盤の操作に応じて、第2のコードルート、第2のコードタイプ及びベースルートの有無を決定する第2のコード決定手順と
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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