JPH10105169A - ハーモニーデータ生成装置およびカラオケ装置 - Google Patents

ハーモニーデータ生成装置およびカラオケ装置

Info

Publication number
JPH10105169A
JPH10105169A JP8254294A JP25429496A JPH10105169A JP H10105169 A JPH10105169 A JP H10105169A JP 8254294 A JP8254294 A JP 8254294A JP 25429496 A JP25429496 A JP 25429496A JP H10105169 A JPH10105169 A JP H10105169A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
harmony
melody
singing
music
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8254294A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3718919B2 (ja
Inventor
Hiroki Anada
啓樹 穴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP25429496A priority Critical patent/JP3718919B2/ja
Priority to US08/937,767 priority patent/US5939654A/en
Publication of JPH10105169A publication Critical patent/JPH10105169A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3718919B2 publication Critical patent/JP3718919B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B15/00Teaching music
    • G09B15/001Boards or like means for providing an indication of chords
    • G09B15/002Electrically operated systems
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/36Accompaniment arrangements
    • G10H1/361Recording/reproducing of accompaniment for use with an external source, e.g. karaoke systems
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/36Accompaniment arrangements
    • G10H1/361Recording/reproducing of accompaniment for use with an external source, e.g. karaoke systems
    • G10H1/366Recording/reproducing of accompaniment for use with an external source, e.g. karaoke systems with means for modifying or correcting the external signal, e.g. pitch correction, reverberation, changing a singer's voice

Abstract

(57)【要約】 【課題】カラオケ装置において、ハーモニーデータを含
まない楽曲データを演奏する場合でもハーモニー音声信
号を発生することができるようにする。 【解決手段】 楽曲データのカラオケ演奏用データやガ
イドメロディデータから4分音符以上の長さの音符を抽
出し、その音名(C〜B)の出現度数の分布を集計す
る。この度数分布と長調判定スケールおよび短調判定ス
ケールとを比較し、最も分布形状が一致するところを主
音(音階音)とする調であると判定し、この調判定結果
とガイドメロディデータとに基づいてハーモニーデータ
を生成し、このハーモニーデータに基づいてハーモニー
音声信号を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、曲の旋律に対するハ
ーモニーパートを生成するハーモニーデータ生成装置、
および、該ハーモニーデータを用いてハーモニー音声信
号を自動形成するカラオケ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在実用化されているカラオケ装置で
は、カラオケ歌唱を上手く聞かせ、歌唱を盛り上げるた
めに歌唱者の歌唱音声信号にハーモニー(たとえば、旋
律に対して3度または5度の旋律)の音声信号を付加し
て出力する機能を備えたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のカラオ
ケ装置は、楽曲データにハーモニー音声信号を形成する
ためのデータであるハーモニーデータが含まれる場合の
み、このデータに基づいてハーモニー音声信号を形成す
ることができた。したがって、ハーモニーデータを含ま
ない楽曲データを演奏する場合にはハーモニー音声信号
を形成できず、歌唱を盛り上げることができないという
欠点があった。
【0004】この発明は、カラオケ曲を演奏するための
楽曲データ中に歌唱メロディに対するハーモニーデータ
がない場合でも他のデータを用いて的確なハーモニーデ
ータを生成できるハーモニーデータ生成装置、および、
該ハーモニーデータを用いカラオケ演奏に並行してハー
モニー音声信号を自動形成して出力できるカラオケ装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1の発
明は、旋律データ,伴奏データを含む楽曲データを記憶
する記憶手段と、該楽曲データの音高分布に基づいて調
を検出する調検出手段と、該調検出手段が検出した調で
前記旋律データから所定度数上または下の音高のハーモ
ニーデータを生成するハーモニーデータ生成手段とを備
えたことを特徴とする。
【0006】この出願の請求項2の発明は、カラオケ曲
の歌唱旋律データ,カラオケ演奏用データを含む楽曲デ
ータを記憶する記憶手段と、該楽曲データの音高分布に
基づいて調を検出する調検出手段と、前記カラオケ演奏
用データを読み出すことによってカラオケ曲の演奏を実
行するカラオケ演奏手段と、歌唱音声信号を入力する歌
唱入力手段と、該歌唱入力手段から入力された歌唱音声
信号を前記調検出手段が検出した調で前記歌唱旋律デー
タから所定度数上または下の音高の信号に変換して該変
換された信号を前記歌唱入力手段から入力された歌唱音
声信号とともに出力するハーモニー信号形成手段とを備
えたことを特徴とする。
【0007】カラオケ曲などの一般の曲ははっきりした
調性を有する曲ばかりである。調性を有する曲の場合、
曲中における音高の出現度数はその調に応じて極めて偏
りがある。たとえば、主音や3度音,5度音など主要な
音高の音は極めて頻繁に出現し、音階音から外れた半音
の出現度数は概して低い。この発明は、このような一般
の曲の特徴に着目し、旋律データ,伴奏データにおける
各音高の出現度数を集計し、この出現度数の分布に基づ
いてこの曲の調を検出する。出現度数の集計は、音高の
オクターブ情報を捨象した12音名毎に出現度数を集計
するようにしてもよい。また、全曲にわたってまとめて
集計するのではなく、複数の部分に分割して集計し、各
部分毎に調を検出するようにしてもよい。このようにす
ることにより、曲中の転調を検出することができる。調
が検出されれば、旋律データからこの調の音階に合った
適当な音程のハーモニーデータを生成することができ
る。また、請求項2のカラオケ装置においては、ガイド
メロディデータなどの歌唱旋律データからハーモニーパ
ートのデータを生成し、歌唱者の歌唱に対してハーモニ
ーをつけることができる。また、上記調の検出を楽曲デ
ータのロード時に行えば、リアルタイムのハーモニー音
声信号の形成を、転調した場合を含めて、的確に行うこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図面を参照してこの発明の実施形
態であるカラオケ装置について説明する。このカラオケ
装置は、楽曲データで音源装置を駆動することによりカ
ラオケ演奏音を発生する音源カラオケ装置であり、ハー
モニー付加機能を備えている。楽曲データは音源装置な
どを駆動するためのカラオケ演奏用データのほかカラオ
ケ歌唱者が歌唱すべきメロディを表すガイドメロディデ
ータ(歌唱旋律データ)などで構成されている。また、
楽曲データのなかにはハーモニー音声信号を形成するた
めのハーモニーデータ(ハーモニートラック)を含むも
のもある。ここでハーモニー音声信号とは、歌唱旋律に
対して3度や5度の音程で進行するハーモニーパートの
音声信号である。楽曲データは、ハードディスク装置1
7に約1万曲が記憶されている。ここで、ハーモニー付
加機能とは、カラオケ曲の演奏に合わせて歌唱者の歌唱
音声信号に前記ハーモニー音声信号を付加する機能であ
り、演奏される楽曲データが前記ハーモニーデータを含
む場合には、該データを読み出すことによってハーモニ
ー音声信号を形成し、ハーモニーデータを含まない場合
には前記カラオケ演奏用データおよびガイドメロディデ
ータに基づいてハーモニーデータを生成し、これに基づ
いてハーモニー音声信号を形成する。
【0009】図1は同カラオケ装置のブロック図であ
る。装置全体の動作を制御するCPU10には、バスを
介してROM11,RAM12,ハードディスク記憶装
置(HDD)17,通信制御部16,リモコン受信部1
3,表示パネル14,パネルスイッチ15,音源装置1
8,音声データ処理部19,効果用DSP20,文字表
示部23,LDチェンジャ24,表示制御部25および
音声処理用DSP30が接続されている。
【0010】ROM11には、システムプログラム,ア
プリケーションプログラム,ローダおよびフォントデー
タが記憶されている。システムプログラムは、この装置
の基本動作や周辺機器とのデータ送受を制御するプログ
ラムである。アプリケーションプログラムは周辺機器制
御プログラム,シーケンスプログラムなどである。カラ
オケ演奏時にはシーケンスプログラムがCPU10によ
って実行され、楽曲データに基づいた楽音の発生,映像
の再生が行われる。ローダは、ホストステーションから
楽曲データをダウンロードするためのプログラムであ
る。フォントデータは、歌詞や曲名などを表示するため
のものであり、明朝体やゴジック体などの複数種類の文
字種のフォントが記憶されている。また、HDD17に
は楽曲データファイルが設定され、約1万曲の楽曲デー
タを記憶している。RAM12には、歌唱者によって選
曲されたカラオケ曲の楽曲データをHDD17から読み
出すための実行データ記憶エリア12aが設定される。
通信制御部16は、ISDN回線を介してホストステー
ションと交信し、ホストステーションから楽曲データな
どをダウンロードする。ダウンロードされた楽曲データ
などはHDD17に書き込まれる。
【0011】リモコン受信部13はリモコン31から送
られてくる赤外線信号を受信してデータを復元する。リ
モコン31は選曲スイッチなどのコマンドスイッチやテ
ンキースイッチなどを備えており、利用者がこれらのス
イッチを操作するとその操作に応じたコードで変調され
た赤外線信号を送信する。表示パネル14はこのカラオ
ケ装置の前面に設けられており、現在演奏中の曲コード
や予約曲数などを表示するものである。パネルスイッチ
15はカラオケ装置の前面操作部に設けられており、曲
番号入力スイッチなどを含んでいる。
【0012】音源装置18は、CPU10から入力され
るデータに基づいて楽音信号を形成する。音源装置18
は、複数の発音チャンネルを有しており、複数パートの
楽音を同時に形成することができる。音声データ処理部
19は、楽曲データに含まれるADPCMデータである
音声データに基づき、指定された長さ,指定された音高
の音声信号を形成する。音声データは、バックコーラス
や模範歌唱音などの音源装置18で電子的に発生しにく
い信号波形をそのままディジタル化して記憶したもので
ある。一方、歌唱用のマイク27から入力された歌唱の
音声信号はプリアンプ28で増幅されA/Dコンバータ
29でディジタル信号に変換されたのち効果用DSP2
0および音声処理用DSP30に入力される。音声処理
用DSP30には、このディジタル化された歌唱音声信
号のほか、CPU10からガイドメロディデータ,ハー
モニーデータが入力される。音声処理用DSP30はこ
れらのデータに基づいて歌唱者の歌唱音声信号から波形
要素データを切り出し、この波形要素データを合成して
ハーモニー音声信号を形成する。このハーモニー音声信
号は効果用DSP20に出力される。
【0013】ここで、ハーモニーデータが楽曲データに
含まれている場合には、CPU10はこれを読み出して
音声処理用DSP30に入力する。楽曲データにハーモ
ニーデータが含まれていない場合には、CPU10はH
DD17から実行データ記憶エリア12aにこの楽曲デ
ータを読み出すとき、この読み出しに並行してカラオケ
演奏音,ガイドメロディにおける各12半音名(C〜
B)の出現度数(音高分布)を集計し、この出現度数の
分布に基づいてこの曲の調を検出する。そして、カラオ
ケ演奏を実行するとき、前記ガイドメロディデータと検
出された調に基づいてハーモニーデータを生成し、これ
を音声処理用DSP30に入力する。
【0014】効果用DSP20には、音源装置18が形
成した楽音信号、音声データ処理部19が形成した音声
信号、A/Dコンバータがディジタル変換した歌唱音声
信号および音声処理用DSP30が形成したハーモニー
音声信号が入力される。効果用DSP20は、これら入
力された音声信号や楽音信号に対してリバーブやエコー
などの効果を付与する。効果用DSP20が付与する効
果の種類や程度は、楽曲データの効果トラックのイベン
トデータ(DSPコントロールデータ)に基づいて制御
される。DSPコントロールデータはDSPコントロー
ル用シーケンスプログラムに基づき、CPU10が所定
のタイミングに効果用DSP20に入力する。効果が付
与された楽音信号,音声信号はD/Aコンバータ21で
アナログ信号に変換されたのちアンプ・スピーカ22に
出力される。アンプ・スピーカ22はこの信号を増幅し
たのち放音する。
【0015】文字表示部23は入力される文字データに
基づいて、曲名や歌詞などの文字パターンを生成する。
また、LDチェンジャ24は入力された映像選択データ
(チャプタナンバ)に基づき、対応するLDの背景映像
を再生する。映像選択データは当該カラオケ曲のジャン
ルデータなどに基づいて決定される。ジャンルデータは
楽曲データのヘッダに書き込まれており、カラオケ演奏
スタート時にCPU10によって読み出される。CPU
10はジャンルデータに基づいてどの背景映像を再生す
るかを決定し、その背景映像を指定する映像選択データ
をLDチェンジャ24に対して出力する。LDチェンジ
ャ24には、5枚(120シーン)程度のレーザディス
クが内蔵されており約120シーンの背景映像を再生す
ることができる。映像選択データによってこのなかから
1つの背景映像が選択され、映像データとして出力され
る。文字パターン,映像データは表示制御部25に入力
される。表示制御部25ではこれらのデータをスーパー
インポーズで合成してモニタ26に表示する。
【0016】次に、図2を参照して同カラオケ装置で用
いられる楽曲データの構成について説明する。同図
(A)は楽曲データの全体構成を示す図である。この図
では、ハーモニーデータを記録したハーモニートラック
を持たない楽曲データの例を示している。また、同図
(B)は、各トラックの構成例を示す図である。
【0017】同図(A)において、楽曲データは、ヘッ
ダ,楽音トラック,ガイドメロディトラック,歌詞トラ
ック,音声トラック,効果トラックおよび音声データ部
からなっている。
【0018】ヘッダは、この楽曲データに関する種々の
データが書き込まれる部分であり、曲名,ジャンル,発
売日,曲の演奏時間(長さ),ハーモニーパートトラッ
クの有無などのデータが書き込まれている。CPU10
は、カラオケ演奏のスタート時に、この楽曲データをH
DD17から実行データ記憶エリア12aに読み出す
が、このときヘッダを読み取ってハーモニートラックの
有無を判断する。ハーモニートラックを有する楽曲デー
タの場合は読み出しのみを行い、ハーモニートラックを
持たない楽曲データの場合は読み出しに並行して楽音ト
ラック,ガイドメロディトラックにおける各12半音名
(C〜B)の出現度数(音高分布)を集計する。読み出
し終了ののち、この集計結果に基づいてこの曲の調を割
り出す。また、CPU10は、このヘッダに含まれるジ
ャンルデータに基づいてモニタ26に表示する背景映像
を決定し、LDチェンジャ24に対してその映像のチャ
プタナンバを送信する。背景映像の決定方式は、冬をテ
ーマにした演歌の場合には雪国の映像を選択し、ポップ
スの場合には外国の映像を選択するなどである。
【0019】各トラックは、同図(B)に示すように複
数のイベントデータと各イベントデータ間の時間間隔を
示すデュレーションデータΔtからなるシーケンスデー
タで構成されている。各トラックのイベントデータはカ
ラオケ演奏中にシーケンスプログラムに基づきCPU1
0によって読み出される。シーケンスプログラムは、所
定のテンポクロックでΔtをカウントし、Δtのカウン
トを終了したときこのデュレーションデータΔtに続く
イベントデータを読み出して所定の処理部へ出力するプ
ログラムである。
【0020】楽音トラックは、複数音色の楽音を発音す
るため、複数パートのトラックを含んでいる。パートは
ピアノやフルートなどの音高の定まった楽音を発音する
ノーマル属性のパートと、音高の定まらないリズム音を
発音するためのリズム属性のパートに分類される。各楽
音の音符の長さは、当該音のノートオンイベントデータ
からノートオフイベントデータまでのデュレーションデ
ータΔtの合計で表される。また、ガイドメロディトラ
ックには、このカラオケ曲の歌唱旋律であるガイドメロ
ディのシーケンスデータが書き込まれている。このデー
タはCPU10から音声処理用DSP30に入力され
る。音声処理用DSP30はこのデータに基づいて歌唱
音声信号から波形要素データを切り出す。
【0021】以下に説明する歌詞トラック,音声トラッ
ク,効果トラックのデータは、楽音データではないが、
インプリメンテーションの統一をとり、作業工程を容易
にするためこのトラックもMIDIデータ形式で記述さ
れている。データ種類は、システム・エクスクルーシブ
・メッセージである。
【0022】歌詞トラックは、モニタ26上に歌詞を表
示するためのシーケンスデータを記憶したトラックであ
る。歌詞トラックのデータ記述において、通常は1行の
歌詞を1つの歌詞表示データとして扱っている。歌詞表
示データは1行の歌詞の文字データ(文字コードおよび
その文字の表示座標)、この歌詞の表示時間(通常は3
0秒前後)、および、ワイプシーケンスデータからなっ
ている。ワイプシーケンスデータとは、曲の進行に合わ
せて歌詞の表示色を変更してゆくためのシーケンスデー
タであり、表示色を変更するタイミング(この歌詞が表
示されてからの時間)と変更位置(座標)が1行分の長
さにわたって順次記録されているデータである。
【0023】音声トラックは、音声データ部に記憶され
ている音声データn(n=1,2,3,‥‥)の発生タ
イミングなどを指定するシーケンストラックである。音
声データ部には、音源装置18で合成しにくいバックコ
ーラスやハーモニー歌唱などの人声が記憶されている。
音声トラックには、音声指定データと、音声指定データ
の読み出し間隔、すなわち、音声データを音声データ処
理部19に出力して音声信号形成するタイミングを指定
するデュレーションデータΔtが書き込まれている。音
声指定データは、音声データ番号,音程データおよび音
量データからなっている。音声データ番号は、音声デー
タ部に記録されている各音声データの識別番号nであ
る。音程データ,音量データは、形成すべき音声データ
の音程や音量を指示するデータである。すなわち、言葉
を伴わない「アー」や「ワワワワッ」などのバックコー
ラスは、音程や音量を変化させれば何度も利用できるた
め、基本的な音程,音量で1つ記憶しておき、このデー
タに基づいて音程や音量をシフトして繰り返し使用す
る。音声データ処理部19は音量データに基づいて出力
レベルを設定し、音程データに基づいて音声データの読
出間隔を変えることによって音声信号の音程を設定す
る。
【0024】効果トラックには、効果用DSP20を制
御するためのDSPコントロールデータが書き込まれて
いる。効果用DSP20は音源装置18,音声データ処
理部19,音声処理用DSP30から入力される信号に
対してリバーブなどの残響系の効果を付与する。DSP
コントロールデータは、このような効果の種類を指定す
るデータおよびその変化量データなどからなっている。
【0025】図3および図4を参照してこのカラオケ装
置の調検出動作を説明する。CPU10は、ハーモニー
トラックを持たない楽曲データをHDD17からRAM
12の実行データ記憶エリア12aに読み出すとき、読
出動作に並行して以下の処理を行う。4分音符以上の長
さの音符を抽出する。音符の長さはノートオンイベント
データからノートオフイベントデータまでの時間的間隔
で判断することができる。これよりも短い音符を抽出し
ない訳は、短い音符は調に無関係な経過的な音符が多い
からである。抽出された音符の音高(ノートナンバ)の
オクターブ情報を捨象して12音名(C〜B)に変換し
て、1小節毎にその出現度数を図3の出現度数テーブル
に記録する。この例では、最初の6小節はハ長調であ
り、7小節以後はイ短調に転調しているものとする。楽
曲データの読出終了後、すなわち、全ての4分音符以上
の音符の音高を出現度数テーブルに記録したのち、4小
節を1フレーム、すなわち、第1小節〜第4小節のフレ
ームをフレーム1,第2小節〜第5小節のフレームをフ
レーム2,第3小節〜第6小節のフレームをフレーム
3,……として各フレーム毎に調を検出する。まず、フ
レーム内の12音名の出現度数を集計する。集計された
度数分布の例を図4(A)に示す。そしてこの集計結果
と同図(B)の長調判定スケールおよび同図(C)の短
調判定スケールとを比較して最も一致する点を探す。同
図(A)の度数分布の例はハ長調の例であるため、長調
判定スケールの原点Cの位置に当てたとき最も一致して
いる。したがって、この場合ハ長調と判断される。ま
た、図3の例の場合、第7小節で転調しているため、第
6小節から第7小節に跨がるフレームは、異なる調が混
ざって集計されていることになる。このためこのような
フレームの集計結果は、長調判定スケールおよび短調判
定スケールをどの音名から適用しても一致度が低くな
り、このことに基づいて転調を判断することができる。
すなわち、ある調に対する一致度が高いフレームから全
調の一致度が低いフレームを経過して他の調に対する一
致度が高いフレームが現れたとき、この全調の一致度が
低いフレームの区間に転調点があると判断することがで
きる。
【0026】図5は、調判定動作を示すフローチャート
である。歌唱者によって選曲されたカラオケ曲の楽曲デ
ータをHDD17から実行データ記憶エリア12aに読
み出す(s1)。この読み出しと並行して4分音符以上
の長さの音符を抽出し(s2)、該音符の音名な出現度
数テーブルに書き込んでゆく(s3)。この書き込みは
図3に示すように小節毎に分けて行われる。楽曲データ
の読み出しが終了するまで上記動作を継続する(s
4)。
【0027】楽曲データの読み出しが終了すると、フレ
ーム1から順に以下の処理を行う。まず、フレーム内の
度数データを読み出し(s5)、度数分布リスト(図4
(A)参照)を作成する(s6)。この度数分布リスト
を図4(B),(C)の長調判定スケール,短調判定ス
ケールと比較する(s7)。すなわち、長調判定スケー
ルの主音(ド)をCの位置に合わせて分布リストの形状
と比較する。次に、長調判定スケールの主音(ド)をC
♯の位置に合わせて分布リストの形状と比較する。以
下、この比較を主音がD,……,Bの12半音の位置に
それぞれ合わせて行う。さらに、短調判定スケールにつ
いても主音(ラ)をC〜Bの12半音の位置にそれぞれ
合わせて分布リストの形状と比較する。この比較の結
果、一致度が最も高い調にこのフレームの調を決定する
(s8)。決定された調とその一致度のポイントを、出
現度数テーブルに対応して各小節毎に設けられている調
レジスタに記憶する(s9)。以上の動作を全フレーム
(曲全体)について終了するまで繰り返し行う(s1
0)。上記処理が終了したのち、曲の途中で調の切り換
えがあったか否かを判断し(s11)、調の切り換えが
あった場合には、一致度のポイントの変化に基づいて転
調点を正確に決定する(s12)。これにより、異なる
調を跨ぐフレームで調を判定することによる不正確さを
解消することができる。
【0028】図6は、カラオケ演奏に並行して行われる
ハーモニーデータ生成動作を示すフローチャートであ
る。カラオケ演奏がスタートすると、楽音データや効果
トラックなどのカラオケ演奏用データを読み出して(s
20)、音源装置18や効果用DSP20などの対応す
る動作部これを送信する(s21)。次に、ガイドメロ
ディデータをガイドメロディトラックから読み出すとと
もに(s22)、このガイドメロディ(歌唱旋律)に対
するハーモニーの度数を決定する(s23)。すなわ
ち、ハーモニーをメロディの3度上,5度上,3度下,
5度下またはその他の音程にするかを決定する。この決
定は、和音,メロディの進行や対位法などに基づいて決
定される。そして、調レジスタからこの小節の調を読み
出し(s24)、s23で決定されたハーモニーの度数
および読み出された調に基づいてハーモニーのシフト半
音数を決定する。このシフト半音数は、ハーモニーをガ
イドメロディからノートナンバにしてどれだけ上下させ
るかを指示する数値である。ガイドメロディデータに含
まれるノートナンバデータを上記シフト半音数だけ増減
してハーモニーデータを生成し(s26)、これをガイ
ドメロディデータとともに音声処理用DSP30に出力
する(s27)。この動作を曲が終了するまで繰り返し
実行する(s28)。
【0029】図7は前記音声処理用DSP30の動作を
説明する図である。音声処理用DSP30は、入力され
た歌唱音声信号に対するハーモニー音声信号を形成す
る。この処理動作は内蔵されているマイクロプログラム
に基づいて実行されるが、このマイクロプログラムをブ
ロック化するとこの図のように表すことができる。
【0030】マイク27から入力されアンプ28で増幅
されA/Dコンバータ29でディジタル信号に変換され
た歌唱音声信号は、この音声処理用DSP30の周期検
出部40,ピーク検出部41,音素検出部42,平均音
量検出部43および乗算器45に入力される。
【0031】周期検出部40は入力された歌唱音声信号
の波形に基づきその周期Tを検出する(図8(A)参
照)。また、周期検出部40は、CPU10からガイド
メロディデータを入力している。ガイドメロディデータ
は、ガイドメロディの周波数を表すデータである。子音
部や音の変わり目などで歌唱音声信号の音程が不定にな
ったとき、周期検出部40はこのガイドメロディデータ
が指示する周波数から得た周期情報を出力する。周期検
出部40は検出した周期情報をピーク検出部41および
窓関数発生部44に出力する。
【0032】ピーク検出部41は入力された歌唱音声信
号の1つの周期内におけるローカルピークを検出する
(図8(A)参照)。周期検出部40から入力される周
期情報によって1周期の間隔が決定される。ピーク検出
部41は検出したピークタイミング情報を窓関数発生部
44に出力する。
【0033】音素検出部42は、入力された歌唱音声信
号のレベルの切れ目や周波数成分の変化によって音素の
切れ目を検出する。ここで音素とは発音を個別の子音と
母音に分割した区間をいうものとする。図8(B)にお
いて、歌詞「あかしやの」は、それぞれ「あ」「か」
「し」「や」「の」の5個の音節からなっており、これ
らの音節は「a」「k」「a」「sh」「i」「y」
「a」「n」「o」の9個の音素に分割することができ
る。各音節間にはレベルが低下する切れ目があり、子音
がホワイトノイズ的な非周期波形であるのに対し、母音
が周期波形であることなどに基づいて音素の分割を行
う。音素検出部40は音素の切れ目を検出すると、切れ
目である旨を表示する情報を窓関数発生部44に出力す
る。
【0034】平均音量検出部43は入力された歌唱音声
信号の振幅レベルを平滑して平均音量を検出する。平均
音量検出部43は検出した平均音量情報を音量制御部5
0に出力する。
【0035】窓関数発生部44は図8(C)に示すよう
な窓関数を出力する。この窓関数は乗算器45に出力さ
れる。乗算器45には上述したように歌唱音声信号が入
力されているため、歌唱音声信号がこの窓関数の部分の
み切り取られることになる(図8(C)参照)。窓関数
としては、開始から終了まで微分的に連続な関数を使用
することが望ましい。微分的に連続な関数を使用する
と、歌唱音声信号の一部(1周期)のみを切り出して
も、切り出しの境界でノイズを発生することがない。こ
のため、このDSP30では、sin2 (ωt/2)
(t=0〜T:Tは歌唱音声信号の1周期)を使用して
いる。この式からも明らかなように、窓関数の長さは歌
唱音声信号の1周期である。1周期の長さは周期検出部
40から入力される周期情報によって与えられる。ま
た、窓関数発生部44は、数十ms〜100msの適当
な間隔で繰り返し窓関数を発生する。このようにある程
度時間をあけて窓関数を発生するのは、同じ波形要素デ
ータをある程度継続しないと、その波形要素データの音
色が聴取者に認識されないからである。一方、音素検出
部42から音素の切れ目を表示する情報が入力されたと
きには必ず窓関数を発生して新たな音素の波形要素デー
タの切り出しを行う。これは、音素が切り換わると音色
が全く変わるため、これに追従するためである。また、
窓関数の開始タイミングは、ピーク検出部41から入力
されたピークが窓関数の中央に来るように、ピークと次
のピークの中間点すなわち最もレベルの低い点となるよ
うに制御される。上記のような窓関数で切り出された波
形要素データは、歌唱音声信号の音色すなわちフォルマ
ント(倍音成分)をほぼそのまま保存したものとなる。
【0036】窓関数発生部44は、窓関数を発生すると
同時に、窓関数を発生する旨およびその長さに関する情
報を書込制御部47に出力する。書込制御部47は、こ
の情報に対応して窓関数の開始から終了までの間、サン
プリングクロック(44.1kHz)に同期して歩進す
る書込アドレスをメモリ46に入力する。この書込アド
レスの入力により、乗算器45で切り出された波形要素
データはメモリ46に記憶される。
【0037】以上の構成により、メモリ46には、その
ときの歌唱音声信号の1周期分の波形要素データが記憶
される。この波形要素データを任意の周期で繰り返し読
み出すことにより、その任意の周期の基本周波数を有
し、波形要素データすなわち歌唱音声信号の音色(倍音
構成)を備えた音声信号を合成することができる。そこ
で、この波形要素データを歌唱音声信号から3度,5度
など協和する周波数関係にあるハーモニーデータが指示
する周波数の周期で繰り返し読み出すことにより、その
周波数で且つ歌唱音声信号と同じ音色のハーモニー音声
信号を形成することができる。
【0038】メモリ46の読出制御は読出制御部48が
行う。読出制御部48にはCPU10からハーモニーデ
ータが入力されている。このハーモニーデータは、楽音
データのハーモニートラックから読み出されたイベント
データである。読出制御部48はこのハーモニーデータ
の周波数でメモリ46を繰り返しアクセスする。すなわ
ち、1秒間にハーモニーデータの周波数回だけ波形要素
データを繰り返して読み出す。このハーモニーがガイド
メロディよりも周波数が低い場合には、ハーモニー音声
信号は、図9(A)に示すように波形要素データがデー
タ長Tよりも長いT1の間隔をおいて配列された波形と
なる。このハーモニーがガイドメロディよりも周波数が
高い場合には、ハーモニー音声信号は、図9(B)に示
すように波形要素データがデータ長Tよりも短いT2の
間隔で互いに重なりあって配列された波形となる。これ
により、ハーモニー音声信号の基本周波数は1/T1お
よび1/T2となるが各波形要素データ中の倍音成分は
そのまま保存されているため、歌唱音声信号と同様のフ
ォルマントが形成される。また、窓関数が微分的に連続
であるためノイズが発生することはない。
【0039】上記のようにメモリ46から波形要素デー
タを繰り返し読み出すことによって形成されたハーモニ
ー音声信号は切換器49を経て乗算器51に入力され
る。乗算器51は音量制御部50から音量制御データが
入力される。音量制御部50は前記平均音量検出部43
から歌唱音声信号の平均音量情報を入力しており、この
平均音量情報に基づいて音量制御データを発生する。音
量制御データは、たとえば平均音量情報の80パーセン
トの値に設定される。乗算器51で音量制御をされたハ
ーモニー音声信号は効果用DSP20に出力される。な
お、切換器49はフレーズの切れ目などで強制的に出力
を0にするとき使用される。
【0040】音声処理用DSP30の以上のような動作
により、歌唱者の歌唱音声信号の音色をそのまま保存し
たハーモニー音声信号を形成することができるととも
に、歌唱音声信号の周期(周波数)を検出できない場合
でも、ハーモニー音声信号を支障なく形成することがで
きる。すなわち、通常の歌唱者の歌唱であれば、歌唱音
声信号の周波数とガイドメロディデータで与えられる周
波数とはそれほど差がないと考えられるため、その周期
で波形要素データを切り出して、所定の周波数でこれを
再合成することにより、ほぼ歌唱者の音色を維持したハ
ーモニー音声信号を形成することができる。
【0041】この実施形態では、調を判定する単位のフ
レームを4小節としているが、フレームの大きさはこれ
に限定されない。また、長調判定スケール,短調判定ス
ケールと12音名の出現度数分布との一致度に基づいて
調を判定するようにしているが、出現度数分布に基づく
調判定方法はこれに限定されない。
【0042】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ハーモ
ニーデータが無くても旋律データや伴奏データを用いて
ハーモニーデータを生成することができる。また、この
発明によれば、既存の(ハーモニーパートのない)楽曲
データでカラオケ演奏をする場合でも、ハーモニーパー
トを生成してハーモニー音声信号を形成・発音すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるカラオケ装置のブロ
ック図
【図2】同カラオケ装置に用いられる楽曲データの構成
を示す図
【図3】同カラオケ装置における調検出の方式を説明す
る図
【図4】同カラオケ装置における調検出の方式を説明す
る図
【図5】同カラオケ装置の調検出動作を示すフローチャ
ート
【図6】同カラオケ装置の楽曲データ読出動作を示すフ
ローチャート
【図7】同カラオケ装置の音声処理用DSPの機能構成
を示す図
【図8】同音声処理用DSPの波形切出動作を説明する
【図9】同音声処理用DSPの音声変換動作を説明する
【符号の説明】
1…CPU、12…RAM、17…HDD、30…音声
処理用DSP

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋律データ、伴奏データを含む楽曲デー
    タを記憶する記憶手段と、 該楽曲データの音高分布に基づいて調を検出する調検出
    手段と、 該調検出手段が検出した調で前記旋律データから所定度
    数上または下の音高のハーモニーデータを生成するハー
    モニーデータ生成手段と、 を備えたことを特徴とするハーモニーデータ生成装置。
  2. 【請求項2】 カラオケ曲の歌唱旋律データ、カラオケ
    演奏用データを含む楽曲データを記憶する記憶手段と、 該楽曲データの音高分布に基づいて調を検出する調検出
    手段と、 前記カラオケ演奏用データを読み出すことによってカラ
    オケ曲の演奏を実行するカラオケ演奏手段と、 歌唱音声信号を入力する歌唱入力手段と、 該歌唱入力手段から入力された歌唱音声信号を、前記調
    検出手段が検出した調で前記歌唱旋律データから所定度
    数上または下の音高の信号に変換して、該変換された信
    号を前記歌唱入力手段から入力された歌唱音声信号とと
    もに出力するハーモニー信号形成手段と、 を備えたことを特徴とするカラオケ装置。
JP25429496A 1996-09-26 1996-09-26 カラオケ装置 Expired - Fee Related JP3718919B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25429496A JP3718919B2 (ja) 1996-09-26 1996-09-26 カラオケ装置
US08/937,767 US5939654A (en) 1996-09-26 1997-09-25 Harmony generating apparatus and method of use for karaoke

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25429496A JP3718919B2 (ja) 1996-09-26 1996-09-26 カラオケ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10105169A true JPH10105169A (ja) 1998-04-24
JP3718919B2 JP3718919B2 (ja) 2005-11-24

Family

ID=17262982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25429496A Expired - Fee Related JP3718919B2 (ja) 1996-09-26 1996-09-26 カラオケ装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5939654A (ja)
JP (1) JP3718919B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002268636A (ja) * 2001-03-06 2002-09-20 Yamaha Corp 楽曲データに基づく音楽記号自動決定装置、楽曲データに基づく楽譜表示制御装置、および、楽曲データに基づく音楽記号自動決定プログラム
WO2006062064A1 (ja) * 2004-12-10 2006-06-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 楽曲処理装置
JP2008020671A (ja) * 2006-07-13 2008-01-31 Alpine Electronics Inc 和音判定方法および装置
JP2008145777A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Yamaha Corp 楽音信号発生装置及びカラオケ装置
JP2009031484A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 楽譜表示装置および楽譜表示用プログラム
JP2013076908A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Casio Comput Co Ltd 調判定装置、調判定方法及び調判定プログラム
EP3023977A1 (en) 2014-11-20 2016-05-25 Casio Computer Co., Ltd. Automatic composition apparatus and automatic composition method
EP3023976A1 (en) 2014-11-20 2016-05-25 Casio Computer Co., Ltd. Automatic composition apparatus and automatic composition method
CN105632480A (zh) * 2014-11-20 2016-06-01 卡西欧计算机株式会社 自动作曲装置、方法

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0913808B1 (en) * 1997-10-31 2004-09-29 Yamaha Corporation Audio signal processor with pitch and effect control
JP2000105595A (ja) * 1998-09-30 2000-04-11 Victor Co Of Japan Ltd 歌唱装置及び記録媒体
JP3491553B2 (ja) * 1999-03-02 2004-01-26 ヤマハ株式会社 演奏データ処理装置及びその記録媒体
US6369311B1 (en) * 1999-06-25 2002-04-09 Yamaha Corporation Apparatus and method for generating harmony tones based on given voice signal and performance data
JP3879357B2 (ja) * 2000-03-02 2007-02-14 ヤマハ株式会社 音声信号または楽音信号の処理装置およびその処理プログラムが記録された記録媒体
TWI295433B (en) * 2005-09-22 2008-04-01 Asustek Comp Inc Karaoke apparatus and the method thereof
US7705231B2 (en) * 2007-09-07 2010-04-27 Microsoft Corporation Automatic accompaniment for vocal melodies
US8168877B1 (en) * 2006-10-02 2012-05-01 Harman International Industries Canada Limited Musical harmony generation from polyphonic audio signals
US8983829B2 (en) 2010-04-12 2015-03-17 Smule, Inc. Coordinating and mixing vocals captured from geographically distributed performers
US9058797B2 (en) 2009-12-15 2015-06-16 Smule, Inc. Continuous pitch-corrected vocal capture device cooperative with content server for backing track mix
US10930256B2 (en) 2010-04-12 2021-02-23 Smule, Inc. Social music system and method with continuous, real-time pitch correction of vocal performance and dry vocal capture for subsequent re-rendering based on selectively applicable vocal effect(s) schedule(s)
US9601127B2 (en) 2010-04-12 2017-03-21 Smule, Inc. Social music system and method with continuous, real-time pitch correction of vocal performance and dry vocal capture for subsequent re-rendering based on selectively applicable vocal effect(s) schedule(s)
US9866731B2 (en) 2011-04-12 2018-01-09 Smule, Inc. Coordinating and mixing audiovisual content captured from geographically distributed performers
US9805738B2 (en) * 2012-09-04 2017-10-31 Nuance Communications, Inc. Formant dependent speech signal enhancement
US9159310B2 (en) * 2012-10-19 2015-10-13 The Tc Group A/S Musical modification effects
US11488569B2 (en) 2015-06-03 2022-11-01 Smule, Inc. Audio-visual effects system for augmentation of captured performance based on content thereof
US11310538B2 (en) 2017-04-03 2022-04-19 Smule, Inc. Audiovisual collaboration system and method with latency management for wide-area broadcast and social media-type user interface mechanics
DE112018001871T5 (de) 2017-04-03 2020-02-27 Smule, Inc. Audiovisuelles Kollaborationsverfahren mit Latenzverwaltung für großflächige Übertragung

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2586740B2 (ja) * 1990-12-28 1997-03-05 ヤマハ株式会社 電子楽器
US5231671A (en) * 1991-06-21 1993-07-27 Ivl Technologies, Ltd. Method and apparatus for generating vocal harmonies
US5428708A (en) * 1991-06-21 1995-06-27 Ivl Technologies Ltd. Musical entertainment system
JP3436377B2 (ja) * 1992-03-30 2003-08-11 ヤマハ株式会社 自動編曲装置および電子楽器
US5477003A (en) * 1993-06-17 1995-12-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Karaoke sound processor for automatically adjusting the pitch of the accompaniment signal
JP2820052B2 (ja) * 1995-02-02 1998-11-05 ヤマハ株式会社 コーラス効果付与装置
US5712437A (en) * 1995-02-13 1998-01-27 Yamaha Corporation Audio signal processor selectively deriving harmony part from polyphonic parts
JP2861885B2 (ja) * 1995-09-19 1999-02-24 ヤマハ株式会社 効果付与アダプタ

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002268636A (ja) * 2001-03-06 2002-09-20 Yamaha Corp 楽曲データに基づく音楽記号自動決定装置、楽曲データに基づく楽譜表示制御装置、および、楽曲データに基づく音楽記号自動決定プログラム
WO2006062064A1 (ja) * 2004-12-10 2006-06-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 楽曲処理装置
US7470853B2 (en) 2004-12-10 2008-12-30 Panasonic Corporation Musical composition processing device
JP4698606B2 (ja) * 2004-12-10 2011-06-08 パナソニック株式会社 楽曲処理装置
JP2008020671A (ja) * 2006-07-13 2008-01-31 Alpine Electronics Inc 和音判定方法および装置
JP4489058B2 (ja) * 2006-07-13 2010-06-23 アルパイン株式会社 和音判定方法および装置
JP2008145777A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Yamaha Corp 楽音信号発生装置及びカラオケ装置
JP2009031484A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 楽譜表示装置および楽譜表示用プログラム
JP2013076908A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Casio Comput Co Ltd 調判定装置、調判定方法及び調判定プログラム
EP3023977A1 (en) 2014-11-20 2016-05-25 Casio Computer Co., Ltd. Automatic composition apparatus and automatic composition method
EP3023976A1 (en) 2014-11-20 2016-05-25 Casio Computer Co., Ltd. Automatic composition apparatus and automatic composition method
CN105632480A (zh) * 2014-11-20 2016-06-01 卡西欧计算机株式会社 自动作曲装置、方法
US9460694B2 (en) 2014-11-20 2016-10-04 Casio Computer Co., Ltd. Automatic composition apparatus, automatic composition method and storage medium
US9558726B2 (en) 2014-11-20 2017-01-31 Casio Computer Co., Ltd. Automatic composition apparatus, automatic composition method and storage medium
US9607593B2 (en) 2014-11-20 2017-03-28 Casio Computer Co., Ltd. Automatic composition apparatus, automatic composition method and storage medium
CN105632480B (zh) * 2014-11-20 2019-09-27 卡西欧计算机株式会社 自动作曲装置、方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3718919B2 (ja) 2005-11-24
US5939654A (en) 1999-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3718919B2 (ja) カラオケ装置
JP2921428B2 (ja) カラオケ装置
JP3598598B2 (ja) カラオケ装置
US7605322B2 (en) Apparatus for automatically starting add-on progression to run with inputted music, and computer program therefor
JP3319211B2 (ja) 音声変換機能付カラオケ装置
JPH1074093A (ja) カラオケ装置
JP2838977B2 (ja) カラオケ装置
JP3915807B2 (ja) 奏法自動判定装置及びプログラム
JP3116937B2 (ja) カラオケ装置
JP3760833B2 (ja) カラオケ装置
JP3176273B2 (ja) 音声信号処理装置
JP3430814B2 (ja) カラオケ装置
JP3261990B2 (ja) カラオケ装置
JP2006301019A (ja) ピッチ通知装置およびプログラム
JP3879524B2 (ja) 波形生成方法、演奏データ処理方法および波形選択装置
JPH11338480A (ja) カラオケ装置
JP2904045B2 (ja) カラオケ装置
JPH1069216A (ja) カラオケ装置
JPH08227296A (ja) 音声信号処理装置
JP3173310B2 (ja) ハーモニー生成装置
JP2000330580A (ja) カラオケ装置
JPH10143177A (ja) カラオケ装置
JP3752956B2 (ja) 演奏ガイド装置および演奏ガイド方法並びに演奏ガイドプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH04331990A (ja) 音声電子楽器
JP3637782B2 (ja) データ生成装置と記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050829

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130916

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees