JP4088607B2 - 移動体通信端末及び外部装置 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機等の移動体通信端末及びその移動体通信端末とデータ送受信可能な外部装置に関するものである。
従来、この種の移動体通信端末として、メモリーカードを利用して外部装置との間でデータの受け渡しを行うことが可能な携帯電話機が知られている(特許文献1)。さらに、公衆無線回線の移動体通信網を介して比較的小さいファイルをサーバからダウンロードしたり、メールで送受信したりすることができる携帯電話機も知られている。
特開2002−171251号公報
ところが、携帯電話機の利用者によっては、文字データや比較的サイズの小さなファイルだけでなく、大きなサイズ(例えば数Mバイト)の画像ファイル、音楽ファイル、プログラムファイル等を携帯電話機に書き込んだり携帯電話機から読み出したりしたい場合がある。例えば、パソコン等に保存しているサイズの大きい画像ファイルを携帯電話機の壁紙として使うために、その画像ファイルを携帯電話機に転送して書き込みたい場合がある。このようなサイズの大きな画像ファイル等を、上記公衆無線回線の移動体通信網を介してサーバからダウンロードしようとすると時間がかかりすぎてしまったり、サービスとして提供されていなかったりする場合がある。また、携帯電話機に着脱可能な記憶媒体であるメモリーカードを介して携帯電話機に保存することも考えられるが、この保存方法は、メモリーカードを装着できない携帯電話機では採用できない。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものである。その目的は、メモリーカードを用いることなく、しかも公衆無線回線からなる移動体通信網を介した場合に比してよりも高速にサイズの大きなファイルの書き込みや読み出しが可能となる移動体通信端末及びその移動体通信端末とデータ送受信可能な外部装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、近距離用の有線又は無線の非公衆通信により外部装置との間でデータを送受信するためのデータ送受信手段と、ファイルを記憶するためのファイル記憶手段と、該ファイル記憶手段に保存するファイルを管理するファイル管理手段とを備えた移動体通信端末であって、上記外部装置から受信したコマンドデータに基づいて、該外部装置から受信したファイルを上記ファイル記憶手段に書き込んだり該ファイル記憶手段内のファイルを読み出して該外部装置へ送信したりするファイル処理を行うように動作するファイル転送モードと、通常の動作モードとを切り換えて実行可能な制御手段備え、上記制御手段は、上記外部装置からファイル転送モード要求を受信して上記通常の動作モードから上記ファイル転送モードへ遷移した後、該外部装置から暗証番号を含む暗証番号照合要求を受信し、該暗証番号の照合が正常に終了した場合には該暗証番号を受け付ける旨の暗証番号照合結果を該外部装置に送信し、その後、該外部装置がサポートしているファイル処理の情報と該外部装置が送受信可能なファイルの種類の情報とを含むファイル転送サポート情報要求を該外部装置から受信するとともに、当該移動体通信端末がサポートしているファイル処理の情報と当該移動体通信端末が送受信可能なファイルの種類の情報とを含むファイル転送サポート情報応答を該外部装置に送信することにより、該外部装置との間のファイル転送を伴うファイル処理が可能な該ファイル転送モードの待機状態になるように制御することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の移動体通信端末において、上記制御手段は、上記ファイル転送モードに遷移した後であって上記外部装置から上記暗証番号照合要求を受信する前に、上記移動体通信端末の製造番号の読み出しを要求する製造番号読出要求を上記外部装置から受信し、該製造番号読出要求に応答する製造番号読出応答を該製造番号とともに該外部装置へ送信するように、上記データ送受信手段を制御することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1の移動体通信端末において、上記制御手段は、上記ファイル転送モードに遷移した後であって上記外部装置から上記暗証番号照合要求を受信する前に、上記移動体通信端末の通信能力の通知を要求する能力通知要求を上記外部装置から受信し、該能力通知要求に応答する能力通知応答を該通信能力の通知データとともに該外部装置へ送信するように、上記データ送受信手段を制御し、該通信能力の通知データに基づいて、該ファイル転送モードにおける該外部装置との間のデータ送受信時の通信条件を設定することを特徴とするものである
た、請求項の発明は、請求項1、2又は3の移動体通信端末において、上記制御手段は、上記ファイル転送モードの待機状態に、上記外部装置からリスト取得要求を受信したとき、上記ファイル管理手段で管理されているファイル及びフォルダーのリスト情報を作成して該外部装置へ送信するように、該ファイル管理手段及び該データ送受信手段を制御することを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項1、2又は3の移動体通信端末において、上記制御手段は、上記ファイル転送モードの待機状態に、上記外部装置からファイル読出要求を受信したとき、該ファイル読出要求で指定されているファイルを上記ファイル記憶手段から読み出して該外部装置へ送信するように、該ファイル管理手段及び該データ送受信手段を制御することを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項1、2又は3の移動体通信端末において、上記制御手段は、上記ファイル転送モードの待機状態に、上記外部装置からファイル書込要求を受信したとき、該ファイル書込要求とともに受信したファイルを該ファイル書込要求で指定されている上記ファイル記憶手段内の所定のフォルダーに保存するように、該ファイル管理手段及び該データ送受信手段を制御することを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項1、2又は3の移動体通信端末において、上記制御手段は、上記ファイル転送モードの待機状態に、上記外部装置からフォルダー作成要求を受信したとき、該フォルダ作成要求で指定されたフォルダーを作成するように、該ファイル管理手段及び該データ送受信手段を制御することを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項1、2又は3の移動体通信端末において、上記制御手段は、上記ファイル転送モードの待機状態に、上記外部装置から特定のファイル又はフォルダーを削除するための削除要求を受信したとき、該削除要求で指定されたファイル又はフォルダーを削除するように、該ファイル管理手段及び該データ送受信手段を制御することを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、近距離用の有線又は無線の非公衆通信により移動体通信端末との間でデータを送受信するためのデータ送受信手段を備えた外部装置であって、上記移動体通信端末にファイル転送モード要求を送信することにより該移動体通信端末を通常の動作モードから該ファイル転送モードへ遷移させた後、暗証番号を含む暗証番号照合要求を該移動体通信端末に送信し、該移動体通信端末において該暗証番号の照合が正常に終了し該暗証番号が受け付けられた旨の暗証番号照合結果を該移動体通信端末から受信し、その後、当該外部装置がサポートしているファイル処理の情報と当該外部装置が送受信可能なファイルの種類の情報とを含むファイル転送サポート情報要求を該移動体通信端末に送信するとともに、該移動体通信端末がサポートしているファイル処理の情報と該移動体通信端末が送受信可能なファイルの種類の情報とを含むファイル転送サポート情報応答を該移動体通信端末から受信し、該ファイル転送サポート情報要求及びファイル転送サポート情報応答の送受信によって該ファイル転送モードの待機状態になった該移動体通信端末に対し、該移動体通信端末にファイルを送信して書き込んだり該移動体通信端末内のファイルを読み出して受信したりするファイル処理を実行させるためのコマンドデータを生成して送信するように、上記データ送受信手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項の外部装置において、上記制御手段は、上記移動体通信端末が上記ファイル転送モードに遷移した後であって該移動体通信端末に上記暗証番号照合要求を送信する前に、該移動体通信端末の製造番号の読み出しを要求する製造番号読出要求を該移動体通信端末に送信し、該製造番号読出要求に応答する製造番号読出応答を該製造番号とともに該移動体通信端末から受信するように、上記データ送受信手段を制御し、該製造番号に基づいてコマンドデータを生成することを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項の外部装置において、上記制御手段は、上記移動体通信端末が上記ファイル転送モードに遷移した後であって該移動体通信端末に上記暗証番号照合要求を送信する前に、該移動体通信端末の通信能力の通知を要求する能力通知要求を該移動体通信端末に送信し、該能力通知要求に応答する能力通知応答を該通信能力の通知データとともに該移動体通信端末から受信するように、上記データ送受信手段を制御し、該通信能力の通知データに基づいて該移動体通信端末との間のデータ送受信時の通信条件を設定することを特徴とするものである
た、請求項12の発明は、請求項9、10又は11の外部装置において、上記制御手段は、上記移動体通信端末内のファイル及びフォルダーのリスト情報を取得するためのリスト取得要求を、上記ファイル転送モードの待機状態にある移動体通信端末に送信するように、上記データ送受信手段を制御可能なことを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、請求項9、10又は11の外部装置において、上記制御手段は、上記移動体通信端末内に保存されている特定のファイルを取得するためのファイル読出要求を、上記ファイル転送モードの待機状態にある移動体通信端末に送信するように、上記データ送受信手段を制御可能なことを特徴とするものである。
また、請求項14の発明は、請求項9、10又は11の外部装置において、上記制御手段は、上記移動体通信端末内の所定のフォルダーにファイルを保存するためのファイル書込要求を保存対象のファイルとともに、上記ファイル転送モードの待機状態にある移動体通信端末に送信するように、上記データ送受信手段を制御可能なことを特徴とするものである。
また、請求項15の発明は、請求項9、10又は11の外部装置において、上記制御手段は、上記移動体通信端末内のフォルダーを作成するためのフォルダー作成要求を、上記ファイル転送モードの待機状態にある移動体通信端末に送信するように、上記データ送受信手段を制御可能なことを特徴とするものである。
また、請求項16の発明は、請求項9、10又は11の外部装置において、上記制御手段は、上記移動体通信端末内の特定のファイル又はフォルダーを削除するためのフォルダー作成要求を、上記ファイル転送モードの待機状態にある移動体通信端末に送信するように、上記データ送受信手段を制御可能なことを特徴とするものである
請求項1の移動体通信端末において、外部装置からファイル転送モード要求を受信して上記通常の動作モードから上記ファイル転送モードへ遷移した後、外部装置から暗証番号を含む暗証番号照合要求を受信し、暗証番号の照合が正常に終了した場合には暗証番号を受け付ける旨の暗証番号照合結果を外部装置に送信する。その後、外部装置がサポートしているファイル処理の情報と外部装置が送受信可能なファイルの種類の情報とを含むファイル転送サポート情報要求を外部装置から受信するとともに、当該移動体通信端末がサポートしているファイル処理の情報と当該移動体通信端末が送受信可能なファイルの種類の情報とを含むファイル転送サポート情報応答を外部装置に送信することにより、外部装置との間のファイル転送を伴うファイル処理が可能なファイル転送モードの待機状態になる。
そして、上記ファイル転送モードの待機状態にあるときに、外部装置から送信されてくるコマンドデータをデータ送受信手段で受信すると、このコマンドデータに基づいて、外部装置から送信されてきたファイルをファイル記憶手段に書き込んだり、ファイル記憶手段内のファイルを読み出して外部装置に送信したりする特定のファイル処理を行うことができる。
しかも、上記外部装置との間のファイルの送受信を近距離用の有線又は無線の非公衆通信により行うことができるので、メモリーカードを用いる必要がなく、公衆無線回線からなる移動体通信網を介した場合に比してより高速にサイズの大きなファイルの書き込みや読み出しができる。
請求項2の移動体通信端末では、ファイル転送モードに遷移した後であって外部装置から暗証番号照合要求を受信する前に、外部装置からの製造番号読出要求に応答して、移動体通信端末の製造番号を外部装置へ送信する。外部装置は、受信した製造番号に基づいて、その移動体通信端末の機種に対応する適切なコマンドデータを移動体通信端末に送信できるようになる。
請求項3の移動体通信端末では、ファイル転送モードに遷移した後であって外部装置から暗証番号照合要求を受信する前に、外部装置からの能力通知要求に応答して、移動体通信端末の通信能力の通知データを外部装置へ送信する。外部装置は、受信した通信能力の通知データに基づいて、ファイル転送モードにおける移動体通信端末との間のデータ送受信時の通信条件を設定することができる。また、移動体通信端末では、外部装置に送信した通信能力の通知データに基づいて、ファイル転送モードにおける外部装置との間のデータ送受信時の通信条件を設定する。このように外部装置及び移動体通信端末において、同じ通信能力の通知データに基づいて通信条件を設定することにより、ファイル転送モードにおける通信を確実に行うことができるようなる
求項の移動体通信端末では、ファイル転送モードの待機状態に、外部装置からリスト取得要求を受信すると、ファイル管理手段で管理されているファイル及びフォルダーのリスト情報を作成して外部装置へ送信する。
請求項の移動体通信端末では、ファイル転送モードの待機状態に、外部装置からファイル読出要求を受信すると、そのファイル読出要求で指定されている特定のファイルをファイル記憶手段から読み出して外部装置へ送信する。
請求項の移動体通信端末では、ファイル転送モードの待機状態に、外部装置からファイル書込要求を受信すると、そのファイル書込要求とともに受信したファイルをファイル書込要求で指定されているファイル記憶手段内の所定のフォルダーに保存する。
請求項の移動体通信端末では、ファイル転送モードの待機状態に、外部装置からフォルダー作成要求を受信すると、そのフォルダー作成要求で指定されたフォルダーをファイル記憶手段内に作成する。
請求項の移動体通信端末では、ファイル転送モードの待機状態に、外部装置から削除要求を受信すると、その削除要求で指定された特定のファイル又はフォルダーをファイル記憶手段内から削除する。
請求項の外部装置では、移動体通信端末にファイル転送モード要求を送信することにより移動体通信端末を通常の動作モードからファイル転送モードへ遷移させた後、暗証番号を含む暗証番号照合要求を移動体通信端末に送信し、移動体通信端末において暗証番号の照合が正常に終了し暗証番号が受け付けられた旨の暗証番号照合結果を移動体通信端末から受信する。その後、当該外部装置がサポートしているファイル処理の情報と当該外部装置が送受信可能なファイルの種類の情報とを含むファイル転送サポート情報要求を移動体通信端末に送信するとともに、移動体通信端末がサポートしているファイル処理の情報と移動体通信端末が送受信可能なファイルの種類の情報とを含むファイル転送サポート情報応答を移動体通信端末から受信することにより、移動体通信端末をファイル転送モードの待機状態にさせることができる。
そして、ファイル転送サポート情報要求及びファイル転送サポート情報応答の送受信によってファイル転送モードの待機状態にある移動体通信端末に、移動体通信端末における特定のファイル処理に対応するコマンドデータを送信する。このコマンドデータを送信することにより、コマンドデータに対応する特定のファイル処理を移動体通信端末で実行させることができる。
請求項10の外部装置では、製造番号読出要求に応答して移動体通信端末から送信されてきた製造番号に基づいて、その移動体通信端末の機種に対応する適切なコマンドデータを送信できる。
請求項11の外部装置では、能力通知要求に応答して移動体通信端末から送信されてきた通信能力の通知データに基づいて、移動体通信端末との間のデータ送受信時の通信条件を設定し、ファイル転送モードにおける通信を確実に行うことができる。
請求項12の外部装置では、リスト取得要求を送信することにより、移動体通信端末内のファイル及びフォルダーのリスト情報を取得することができる。
請求項13の外部装置では、ファイル読出要求を送信することにより、移動体通信端末内に保存されている特定のファイルを取得することができる。
請求項14の外部装置では、ファイル書込要求を保存対象のファイルとともに送信することにより、ファイル書込要求で指定した移動体通信端末内の所定のフォルダーに、上記保存対象のファイルを保存することができる。
請求項15の外部装置では、フォルダー作成要求を送信することにより、そのフォルダー作成要求で指定したフォルダーを、移動体通信端末内に作成することができる。
請求項16の外部装置では、削除要求を送信することにより、その削除要求で指定した特定のファイル又はフォルダーを、移動体通信端末内から削除することができる。
なお、上記「移動体通信端末」としては、PDC(Personal Digital Cellular)方式、GSM(Global System for Mobile Communication)方式、TIA(Telecommunications Industry Association)方式等の携帯電話機、IMT(International Mobile Telecommunications)−2000で標準化された携帯電話機、TD−SCDMA(Time Division Synchronous Code Division Multiple Access)方式の一つであるTD−SCDMA(MC:Multi Carrier)方式の携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、自動車電話機等の電話機のうち、アプリケーションプログラム実行可能なものが挙げられる。また、この「移動体通信端末」としては、上記電話機のほか、電話機能を有しないPDA(Personal Digital Assistance)等の移動型の移動体通信端末も挙げられる。
また、上記「外部装置」としては、パーソナルコンピュータ等のコンピュータ装置のほか、移動体通信端末との間でデータを送受信するためのデータ送受信手段及び制御手段を内蔵した装置が挙げられる。
また、上記移動体通信端末で実行させる「ファイル処理」としては、ファイルリストの作成・送信処理、フォルダリスト作成・送信処理、ファイル読出処理及びファイル書込処理がある。また、この「ファイル処理」としては、ファイル削除処理、フォルダー作成処理、フォルダー指定処理なども挙げられる。
また、上記移動体通信端末と上記外部装置との間でデータ送受信するための近距離用の有線の非公衆通信は、例えば16芯のインターフェースケーブル等を用いて行うことができる。また、近距離用の無線の非公衆通信は、赤外線を用いて行ったり、Bluetooth(登録商標)やIEEE802.11等で規格された無線通信を用いて行ったりすることができる。
また、上記移動体通信端末及び上記外部装置における制御及びデータ処理は、その移動体通信端末及び外部装置に設けられたコンピュータで所定のプログラムを実行することによって実現することもできる。このコンピュータで用いるプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記録したFD,CD−ROM等の記録媒体を用いて行なってもいいし、コンピュータネットワーク等の通信ネットワークを用いて行なってもよい。
請求項1乃至16の発明によれば、外部装置からのコマンドデータに基づいて、外部装置から送信されてきたファイルを移動体通信端末に書き込んだり、移動体通信端末内のファイルを読み出して外部装置に送信したりする特定のファイル処理を行うことができる。しかも、移動体通信端末と外部装置との間のファイル送受信を近距離用の有線又は無線の非公衆通信により行うことができるので、メモリーカードを用いる必要がなく、公衆無線回線からなる移動体通信網を介した場合に比してより高速にサイズの大きなファイルの書き込みや読み出しができるという効果がある。
特に、請求項2及び10の発明によれば、移動体通信端末の機種に対応する適切なコマンドデータを送信することにより、外部接続装置と通信する移動体通信端末の機種が変わったときでもファイル転送モードを確実に実行できるという効果がある。
特に、請求項3及び11の発明によれば、ファイル転送モードにおける移動体通信端末と外部装置との間の通信を確実に行うことができるという効果がある。
特に、請求項及び12の発明によれば、移動体通信端末のファイル管理手段で管理されているファイル及びフォルダーのリスト情報を作成して外部装置に送信する処理を外部装置から実行し、上記リスト情報を取得できるという効果がある。
特に、請求項及び13の発明によれば、移動体通信端末のファイル記憶手段から特定のファイルを読み出す処理を外部装置から実行できるという効果がある。
特に、請求項及び14の発明によれば、移動体通信端末に送信したファイルをファイル記憶手段内の所定のフォルダーに書き込んで保存する処理を外部装置から実行できるという効果がある。
特に、請求項及び15の発明によれば、移動体通信端末内にフォルダーを作成する処理を外部装置から実行できるという効果がある。
特に、請求項及び16の発明によれば、移動体通信端末内の特定のファイル又はフォルダーを削除する処理を外部装置から実行できるという効果がある。
以下、本発明を携帯電話機やPHS等の移動体通信端末(以下「移動機」という。)及びその移動機にインターフェースケーブルを接続したパーソナルコンピュータ等の外部装置に適用した実施形態について説明する。
まず、外部装置10及び移動機20を用いた移動機操作システム、並びにそれを含む通信システムの概略構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る移動機20と外部装置10とをインターフェースケーブル11を接続して構成したファイル転送システムを含む通信システム全体の説明図である。このファイル転送システムでは、外部装置10から移動機20に所定のコマンドを送信することにより、移動機20内のファイル処理を外部装置10から実行できる。例えば、外部装置10から移動機20に所定のコマンドを送信することにより、移動機20内のファイルリストを取得したり、移動機20内にファイルを書き込んだり、移動機20内のファイルを外部装置10に読み出したりすることができる。なお、本実施形態では、インターフェースケーブル11として、通常の携帯電話機で広く用いられている16芯のシリアルインターフェースケーブルを使用している。
図3は移動機20の外観図であり、図4は移動機20のハードウェア構成を示す概略構成図である。この移動機20は、の移動機であり、システムバス200、CPU201、RAM202やROM203等からなるデータ記憶手段、入力装置204、出力装置205、移動体通信網用通信装置206、外部接続用インターフェース装置207、撮像手段としての撮像デバイス29を備えている。CPU201やRAM202等の構成要素は、システムバス200を介して、互いに各種データや後述のプログラムの命令等のやり取りを行っている。上記出力装置205は、画像表示手段である液晶ディスプレイ(LCD)27、スピーカ28等から構成されている。上記移動体通信網用通信装置206は、移動体通信網40を介して他の移動機や各種サーバ41、42、43と通信するためのものである。
また、上記撮像デバイス29としては、CCD(Charge Coupled Device)カメラやCMOSカメラを用いることができる。また、使用環境に応じて、信号処理機能を備えた高速撮像が可能な人工網膜カメラや、赤外線やガンマ線等の可視光線以外の波長領域に感度を有するカメラを用いてもよい。この撮像デバイス29は、人物や風景等の画像を撮影したり、接写機能により1次元や2次元のコード画像を撮影したりするときに用いられる。
また、上記外部接続用インターフェース装置207は、外部装置10との間で通信を行うためのものである。
図5は、外部装置10のハードウェア構成の一例を示す概略構成図である。この外部装置10は、システムバス100、CPU101、RAM102やROM103等からなる内部記憶装置、ハードディスクドライブ(HDD)や光ディスクドライブ等からなる外部記憶装置104、マウスやキーボード等からなる入力装置105、ディスプレイやプリンタ等からなる出力装置106、インターフェースケーブル11を介して移動機20と通信するための移動機接続用インターフェース装置107を備えている。この外部装置10においてCPU101やRAM102等の構成要素はお互いに、システムバス100を介して、データやプログラムの命令等のやり取りを行っている。外部装置10を所定の手順に従って動作させるためのプログラムはROM103や外部記憶装置104に記憶されており、必要に応じてCPU101やRAM102上の作業エリアに呼び出されて実行される。
図1は、本実施形態のファイル転送システムを構成する移動機20及び外部装置10の機能ブロック図である。
移動機20は、図4に示したハードウェア上で所定のプログラムを実行することにより、図1に示すデータ送受信手段210、制御手段211、ファイル記憶手段212、ファイル管理手段213の各機能を実現している。
上記データ送受信手段210は、移動機20のCPU201、外部接続用インターフェース装置207等により構成され、インターフェースケーブル11を介して外部装置10との間でデータを送受信する機能を有している。
上記制御手段211は、移動機20のCPU201、RAM202等により構成され、通常キー操作動作モードとファイル処理動作モードとを選択的に実行する機能を有している。通常キー操作動作モード(以下「通常モード」という。)は、利用者が上記キーを操作したときにそのキー操作に応じて移動機20を動作させる動作モードである。ファイル処理動作モード(以下「ファイル転送モード」という。)は、データ送受信手段210で外部装置10から受信したコマンドデータに基づいて、コマンドデータに対応するファイル処理を特定し、その特定されたファイル処理を行うように移動機20を動作させる動作モードである。
上記ファイル記憶手段212は、移動機20のRAM202等により構成され、ファイルを記憶している。
上記ファイル管理手段213は、移動機20のCPU201、RAM202等により構成され、ファイル記憶手段212に保存するファイルを階層構造のフォルダーによって管理する機能を有している。
一方、外部装置10は、図5に示したハードウェア上で所定のプログラムを実行することにより、図1に示すデータ送受信手段110、制御手段111及びデータ記憶手段112の各機能を実現している。
上記データ送受信手段110は、外部装置10のCPU101、移動機接続用インターフェース装置107等により構成され、インターフェースケーブル11を介して移動機20との間でデータを送受信する機能を有している。
上記データ記憶手段112は、移動機20に送信するコマンドデータに関する情報や、移動機20との間で送受信するファイルのデータ等を記憶している。このデータの読み出しや保存は、制御手段111で制御される。
上記制御手段111は、移動機20におけるファイル処理を実行させるためのコマンドデータを生成して移動機20に送信するように、上記データ送受信手段110を制御する機能を有している。
前述の通り、本実施形態ではインターフェースケーブル11として16芯のシリアルケーブルを用いている。よって、移動機20及び外部装置10には同ケーブル用のコネクタが設けられており、これらのケーブル及びコネクタは16芯シリアル端子を有している。
本実施形態では、16個のシリアル端子のうちの特定の端子を「上りシリアル信号用端子」、「下りシリアル信号用端子」、「シリアル信号用接地端子」、「移動機操作部制御用端子」として割り当てている。なお、本実施形態では、上記「上りシリアル信号用端子」を介して外部装置10から移動機20に送信されるシリアル信号を「上りシリアル信号」といい、上記「下りシリアル信号用端子」を介して移動機20から外部装置10に送信されるシリアル信号を「下りシリアル信号」という。
上記「移動機操作部制御用端子」は移動機20の操作部(各種キー)を制御する信号を送受信するための端子である。この信号によって外部装置10から移動機20にコマンドデータが伝送される。
図6及び図7は、上記移動機20と外部装置10との間で送受信されるシリアル信号の信号フォーマットを例示したものである。図6の信号フォーマットは、移動機20と外部装置10との間で送受信されるメッセージを識別するメッセージ識別情報のブロックのみで構成されている。図7の信号フォーマットは、上記メッセージ識別情報のブロックと、それに続けて送信される付加情報のブロックとにより構成されている。この付加情報は、後述の製造番号情報、対応通信速度、暗証番号等の情報である。付加情報のブロックは、単一のブロックで構成してもいいし、複数のブロックで構成してもよい。
また、これらのシリアル信号は複数ビットを1単位として送受信される。このシリアル信号の1単位は特定のビット構成に限定されるものではなく、種々のビット構成を採用し得る。例えば、スタートビット(1ビット)、データビット(8ビット)、偶数パリティ及びストップビット(1ビット)の合計11ビットでシリアル信号の1単位を構成することができる。
次に、上記構成の外部装置10と移動機20との間の通信処理、並びに移動機20で実行される動作モード及び各種機能について説明する。
〔ファイル転送モードへの遷移〕
図8は、移動機20の動作モードを通常モードからファイル転送モードへ遷移させる処理のフローチャートであり、図9は同処理のシーケンス図である。
(1)ファイル転送モードへの遷移は、「無線装置識別要求」(ファイル転送モード要求)−「無線装置識別リセット」/「無線装置識別表示」(ファイル転送モード応答)の送受信処理によって開始する(A−2)。
上記「無線装置識別要求」(ファイル転送モード要求)は、前述の図6の信号フォーマットで送受信される。同図に示すメッセージ種別情報ブロック(メッセージ種別の識別情報を入れるブロック)には、「無線装置識別要求」に対応するメッセージ識別情報が入る。移動機20は、外部装置10から受信した受信信号のメッセージ種別情報ブロックの内容を確認することにより、当該受信信号が「無線装置識別要求」(ファイル転送モード要求)であることを認識する。
上記「無線装置識別要求」(ファイル転送モード要求)を送信後、一定時間経過しても移動機20から外部装置10へ「無線装置識別リセット」/「無線装置識別表示」(ファイル転送モード応答)が送信されない場合、外部装置10は「移動機20がファイル転送モードへ遷移できない状態にある(電源が入っていない場合も含む)」と判断し、その旨ユーザに通知する等して終了処理を実行する。
上記「無線装置識別リセット」/「無線装置識別表示」(ファイル転送モード応答)は、前述の図6の信号フォーマットで送受信される。同図に示すメッセージ情報種別のブロックには、「無線装置識別リセット」/「無線装置識別表示」に対応するメッセージ識別情報が入る。外部装置10は、移動機20から受信した受信信号のメッセージ種別情報ブロックの内容を確認することにより、当該受信信号が「無線装置識別リセット」/「無線装置識別表示」(ファイル転送モード応答)であることを認識する。
(2)外部装置10及び移動機20は、製造番号読出要求/応答(A−3)、能力通知要求/応答(A−4)、暗証番号照合要求/応答(A−5,A−6)を送受信することによって、ファイル転送モード初期設定を完了する。
上記「製造番号読出要求」は、前述の図6の信号フォーマットで送受信される。同図に示すメッセージ情報種別のブロックには、「製造番号読出要求」に対応する識別情報が入る。移動機20は、外部装置10から受信した受信信号のメッセージ種別情報ブロックの内容を確認することにより、当該受信信号が「製造番号読出要求」であることを認識する。
上記「製造番号読出応答」は、前述の図7の信号フォーマットで送受信される。同図に示すメッセージ情報種別のブロックには「製造番号読出応答」に対応する識別情報が入り、付加情報のブロックには移動機20の製造番号に対応する情報が入る。外部装置10は、移動機20から受信した受信信号のメッセージ種別情報ブロックの内容を確認することにより、当該受信信号が「製造番号読出応答」であることを認識する。また、付加情報ブロックの内容を確認することにより、移動機20の製造番号を認識する。
(3)「能力通知要求」/「能力通知応答」は、外部装置10及び移動機20が対応している通信速度を設定して送受信する。相手側より通知された対応通信速度と自分側の対応通信速度を比較して、最高の通信速度を選択して以降の通信を行う。
上記「能力通知要求」は、前述の図7の信号フォーマットで送受信される。同図に示すメッセージ種別情報のブロックには、「能力通知要求」に対応する識別情報が入り、付加情報のブロックには、外部装置10のサポートする通信速度を示す情報が入る。具体的には、上記付加情報のブロックを複数のビットで構成し、各ビットと通信速度とを対応させ、外部装置10がサポートしている通信速度に対応するビットに「1」を入れる。例えば、第1ビットを「600bps」、第2ビットを「2400bps」、第3ビットを「4800bps」、第4ビットを「9600bps」、第5ビットを「14400bps」、第6ビットを「19200bps」として割り当て、外部装置10のサポートする通信速度に対応するビットに「1」を入れる。このとき、外部装置10が通信速度9600bpsと19200bpsとをサポートしている場合には、第4ビットと第6ビットに「1」を入れる。
移動機20は、外部装置10から受信した受信信号のメッセージ種別情報ブロックの内容を確認することにより、当該受信信号が「能力通知要求」であることを認識する。また、受信信号の付加情報ブロックの内容を確認することにより、外部装置10のサポートしている通知速度を認識する。
上記「能力通知応答」は、前述の図7の信号フォーマットで送受信される。同図に示すメッセージ種別情報のブロックには「能力通知応答」に対応する識別情報が入り、付加情報ブロックには、移動機20のサポートする通信速度を示す情報が入る。具体的には前述の「能力通知要求」と同様であり、付加情報ブロックを複数のビットで構成し、各ビットと通信速度とを対応させ、移動機20がサポートしている通信速度に対応するビットに「1」を入れる。
以上のようにして、外部装置10及び移動機20は互いのサポートしている通信速度を認識することができ、最高の通信速度を選択して以降の通信を行う。
(4)「暗証番号照合要求」/「暗証番号応答」ではセキュリティ確保のための照合を行う。「暗証番号要求」を受信した移動機20は暗証番号を照合し、暗証番号が異なる場合は「暗証番号応答(拒否)」を送信する。
上記「暗証番号照合要求」は、前述の図7の信号フォーマットで送受信される。同図に示すメッセージ種別情報のブロックには「暗証番号照合要求」に対応する識別情報が入り、付加情報のブロックには暗証番号が入る。移動機20は、外部装置10から受信した受信信号のメッセージ種別情報ブロックの内容を確認することにより、当該受信信号が「暗証番号照合要求」であることを認識する。また、受信信号の付加情報ブロックの内容を確認することにより、外部装置10からの暗証番号を認識する。
上記「暗証番号応答」は、前述の図7の信号フォーマットで送受信される。同図に示すメッセージ種別情報のブロックには「暗証番号応答」に対応する識別情報が入り、付加情報のブロックには暗証照合結果(受付/拒否)が入る。移動機20は、暗証番号照合要求によって外部装置10から受信した暗証番号と、内部に記憶している暗証番号とを照合する。その結果、照合一致した場合には、付加情報ブロックに「受付」と入れ、不一致であった場合には付加情報ブロックに「拒否」と入れる。
(5)暗証番号の照合が正常に終了した後、最初に必ずファイル転送サポート情報要求/応答の送受信を行い、移動機20−外部装置10間で互いの機能についてネゴシエーションを行う。
上記「ファイル転送サポート情報要求」は、図10の信号フォーマットで送受信される。この「ファイル転送サポート情報要求」の信号フォーマットは、メッセージ識別情報のブロックと、4つのブロックからなる付加情報のブロックとにより構成されている。メッセージ種別情報ブロックには「ファイル転送サポート情報要求」に対応する識別情報が入る。第1付加情報ブロックは継続フラグブロックであり、継続あり又は継続なしを表す情報が入る。また、第2付加情報ブロックはデータ長ブロックであり、データ長ブロックの直後からチェックサムブロックの直前までのデータ長(例えばバイト長)を表す情報が入る。また、第3付加情報ブロックは、複数のサブブロックからなるサポート情報ブロックであり、次の(a)〜(e)等を表すサポート情報が入る。また、第4付加情報はチェックサムブロックである。
〔サポート情報〕
(a)カメラ画素数
(b)対応フォーマットサイズ
(c)サポート処理
(d)外部装置が受信可能なファイルの種類
(e)外部装置が送信可能なファイルの種類
上記対応フォーマットサイズのサブブロックは、例えば複数のビットで構成され、各ビットとサポートデータサイズとが対応し、外部装置10がサポートしているデータサイズに対応するビットに「1」が入る。例えば、第1ビットを「128バイト」、第2ビットを「256バイト」、第3ビットを「512バイト」、第4ビットを「1024バイト」、第5ビットを「2048バイト」、第6ビットを「4096バイト」、第7ビットを「8192バイト」として割り当てられ、外部装置10のサポートするデータサイズに対応するビットに「1」を入れる。このとき、外部装置10が「128バイト、512バイト、2048バイト」をサポートしている場合には、第1ビット、第3ビット、第5ビットに「1」を入れる。
また、上記サポート処理のサブブロックは、例えば複数のビットで構成され、各ビットとサポート処理とを対応させ、外部装置10がサポートしている処理に対応するビットに「1」を入れる。例えば、第1ビットを「ファイルリスト取得処理」、第2ビットを「ファイル読出処理」、第3ビットを「ファイル消去処理」、第4ビットを「ファイル書込処理」、第5ビットを「フォルダー作成処理」、第6ビットを「フォルダー指定処理」として割り当て、外部装置10のサポートする機能に対応するビットに「1」を入れる。このとき、外部装置10が前記機能全てをサポートしている場合には、第1ビット〜第6ビットに「1」を入れる。
また、上記外部装置が送受信能なファイルの種類のサブブロックは、例えば複数のビットで構成され、各ビットとファイルの種類とを対応させ、外部装置10が送受信可能なファイルの種類に対応するビットに「1」を入れる。例えば、表1に示すように各ビットを互いに異なるファイルの種類に割り当て、外部装置10が送受信可能なファイルに対応するビットに「1」を入れる。
Figure 0004088607
移動機20は、外部装置10から受信した受信信号のメッセージ種別情報ブロックの内容を確認することにより、当該受信信号が「ファイル転送サポート情報要求」であることを認識する。また、受信信号の付加情報のブロックの内容を確認することにより、外部装置10のサポートしている処理等を認識する。
上記「ファイル転送サポート情報応答」は、前述の図10の信号フォーマットで送受信される。この「ファイル転送サポート情報応答」の信号フォーマットは、メッセージ識別情報のブロックと、4つのブロックからなる付加情報のブロックとにより構成されている。メッセージ種別情報ブロックには「ファイル転送サポート情報応答」に対応する識別情報が入る。第1付加情報ブロックは継続フラグブロックであり、継続あり又は継続なしを表す情報が入る。また、第2付加情報ブロックはデータ長ブロックであり、データ長ブロックの直後からチェックサムブロックの直前までのデータ長(例えばバイト長)を表す情報が入る。また、第3付加情報ブロックは、複数のサブブロックからなるサポート情報ブロックであり、次の(a)〜(e)等を表すサポート情報が入る。また、第4付加情報はチェックサムブロックである。
〔サポート情報〕
(a)カメラ画素数
(b)対応フォーマットサイズ
(c)サポート処理
(d)移動機が受信可能なファイルの種類
(e)移動機が送信可能なファイルの種類
なお、上記対応フォーマットサイズ、サポート処理及びファイルの種類としては、上記「ファイル転送サポート情報要求」の場合と同様な情報が挙げられる。
外部装置10は、移動機20から受信した受信信号のメッセージ種別情報ブロックの内容を確認することにより、当該受信信号が「ファイル転送サポート情報応答」であることを認識する。また、外部装置10は、受信信号の付加情報のブロックの内容を確認することにより、移動機20がサポートしている処理等を認識する。
(6)上記ファイル転送サポート情報要求/応答の送受信処理(A−7)が完了した後、外部装置10から移動機20に「ファイル転送サポート情報転送終了」が送信される。この「ファイル転送サポート情報転送終了」を移動機20が受信することによって、外部装置10及び移動機20はともにファイル転送モード待受状態に遷移し(A−8)、ファイル転送モードの信号および手順で動作を行うことができるようになる。上記「ファイル転送サポート情報転送終了」を送受信した直後の信号から、対応フォーマットサイズでの通信を行う。
ファイル転送モード待受状態においては、移動機20及び外部装置10は任意にファイルリスト取得処理を実施できる。また、ファイル転送待受状態においてはファイル転送サポート情報でのネゴシエーションの結果対応可能な機能について処理を行うことができる。
図11及び図12は、上記ファイル転送モードへの遷移処理において、移動機20及び外部装置10の各ディスプレイに表示されるメッセージを例示したシーケンス図である。図12は、図11のシーケンスに続いて実行される処理のシーケンスを示している。
ファイル転送モードへの遷移を開始するにあたって、外部装置10のディスプレイに、「ファイル転送モード開始YES/NO」というメッセージが表示される。この表示を見て利用者が「YES」を選択する操作をすると、上記「無線装置識別要求」が外部装置10から移動機20に送信される。
外部装置10から2回目の「無線装置識別要求」を受信した移動機20のディスプレイには、「ファイル転送モード遷移中。しばらくお待ちください。」というメッセージが表示される。
上記「製造番号読出要求」/「製造番号読出応答」及び「能力通知要求」/「能力通知応答」の送受信が完了すると、外部装置10のディスプレイには、「移動機の暗証番号を入力してください。・・・」というメッセージが表示される。利用者が暗証番号を入力すると、入力した暗証番号とともに「暗証番号照合要求」が外部装置10から移動機20へ送信される。この「暗証番号照合要求」を受信した移動機20のディスプレイには、「暗証番号照合中」というメッセージが表示される。
移動機20での暗証番号の照合処理において照合に成功した場合は、「暗証番号応答(受付)」が移動機20から外部装置10へ送信される。この「暗証番号応答(受付)」を受信した外部装置10のディスプレイには、「暗証番号照合OK」というメッセージが表示される。一方、暗証番号の照合に失敗した場合は、「暗証番号応答(拒否)」が移動機20から外部装置10へ送信される。この「暗証番号応答(拒否)」を受信した外部装置10のディスプレイには、「暗証番号が違います。もう一度入力してください」というメッセージが表示される。このメッセージ表示を見て利用者は再度、暗証番号を入力する。ここで、暗証番号の照合に所定回数(図11の例では3回)失敗した場合は、「異常強制終了(暗証番号照合失敗)」が移動機20から外部装置10へ送信される。この「異常強制終了(暗証番号照合失敗)」を受信した外部装置10のディスプレイには、「最初からやり直してください。」というメッセージが表示され、移動機20は通常モードになり、外部装置10のディスプレイには上記「ファイル転送モード開始YES/NO」というメッセージが表示される。
上記移動機20での暗証番号の照合処理において照合に成功し、外部装置10のディスプレイに「暗証番号照合OK」というメッセージが表示された後、「ファイル転送サポート情報要求」が外部装置10から移動機20に送信される。このとき、外部装置10のディスプレイには、「しばらくお待ち下さい。」というメッセージが表示される。上記「ファイル転送サポート情報要求」を受信した移動機20が「ファイル転送サポート情報応答」を外部装置10に送信すると、移動機20のディスプレイに「ファイル転送モード初期設定完了しました。」というメッセージが表示される。そして、外部装置10のディスプレイに「ファイル転送モード初期設定完了」というメッセージが表示され、ファイル転送モードへの遷移処理が終了する。
その後、外部装置10のディスプレイに「移動機からファイルリストを受信しますYES/NO」というメッセージが表示される。この表示を見て利用者が「YES」を選択すると、「ファイルリスト要求」が外部装置10から移動機20に送信される。この「ファイルリスト要求」を受信した移動機20は、ディスプレイのピクト領域に電池ピクト及びオフラインモードピクトを表示するとともに、最上位フォルダー中のファイル/フォルダーのリスト情報を付加情報とした「ファイルリスト応答」を外部装置10に送信する。外部装置10は、「ファイルリスト応答」とともに受信したファイル/フォルダーのリスト情報をディスプレイ上に表示することができる。
〔ファイルリスト/フォルダリスト取得処理〕
図13は任意のファイル/フォルダーについて実行可能なファイルリスト/フォルダリスト取得処理のフローチャートであり、図14は同処理のシーケンス図である。ファイル転送モードでは、移動機20及び外部装置10は任意にファイルリスト取得処理及びフォルダリスト取得処理を実行できる。
移動機20は「ファイルリスト要求」を受信(B−2)すると、ファイルリスト取得処理が可能な否か判断する(B−3)。ここで、ファイルリスト取得処理が可能であると判断したとき、移動機20は「ファイルリスト応答」とともに、カレントフォルダ内のファイル名のリストと、そのファイルを指定するための外部出力用管理番号とを外部装置10に出力する(B−4)。外部装置10は、上記「ファイルリスト応答」とともに受信したファイルリストをディスプレイに表示するとともに、上記管理番号を用いてファイルの指定を移動機20に対して行うことができる(B−5)。
フォルダリスト取得についても同様に、「ファイルリスト要求」を受信(B−2)し、フォルダリスト取得処理が可能な否か判断する(B−3)。ここで、フォルダリスト取得処理が可能であると判断したとき、移動機20は「ファイルリスト応答」とともに、カレントフォルダ内のフォルダー名のリストと、そのフォルダーを指定するための外部出力用管理番号とを外部装置10に出力する(B−4)。
なお、上記ファイル及びフォルダーのリストはひとまとまりの「ファイルリスト応答」として移動機20から送信される。また、移動機20は上記「ファイル転送サポート情報応答」において、移動機20からの送信が非対応に設定されているファイル/フォルダーについてはリスト化しない。また、外部装置10からの「ファイル転送サポート情報要求」において受信が非対応に設定されているファイル/フォルダーについても同様である。但し、ファイルが著作権により転送できない場合は、ファイルのリストのみ転送する。
また、複数言語対応モード設定時には、デフォルトのフォルダーで、複数言語対応モード設定時に移動機画面上対応言語に変換されるものは、フォルダー名を同様に変換して送出する。
上記「ファイルリスト要求」は、前述の図7の信号フォーマットで送受信される。同図に示すメッセージ種別情報のブロックには「ファイルリスト要求」に対応する識別情報が入り、付加情報のブロックにファイル(フォルダー)指定外部出力用管理番号が入る。移動機20は、外部装置10から受信した受信信号のメッセージ種別情報ブロックの内容を確認することにより、当該受信信号が「ファイルリスト要求」であることを認識する。また、移動機20は、受信信号の付加情報ブロックの内容を確認することにより、リスト対象のファイル(フォルダー)の管理番号を認識する。
上記「ファイルリスト応答」は、図15の信号フォーマットで送受信される。この「ファイルリスト応答」の信号フォーマットは、メッセージ識別情報のブロックと、4つのブロックからなる付加情報のブロックとにより構成されている。メッセージ種別情報ブロックには「ファイルリスト応答」に対応する識別情報が入る。
第1付加情報ブロックは応答/拒否情報ブロックであり、応答/拒否の識別情報、拒否理由を表す情報、継続あり又は継続なしを表す情報等が入る。また、第2付加情報ブロックはデータ長ブロックであり、データ長ブロックの直後からチェックサムブロックの直前までのデータ長(例えばバイト長)を表す情報が入る。また、第3付加情報ブロックは、複数のサブブロックからなるリスト情報ブロックであり、次の(a)〜(g)等を表すリスト情報が入る。また、第4付加情報はチェックサムブロックである。
〔リスト情報〕
(a)ファイル(フォルダー)指定外部出力用管理番号
(b)ファイル数
(c)移動機内ファイル使用フラグ
(d)ファイル名長(フォルダー名長)
(e)ファイル名(フォルダー名)
(f)ファイルサイズ
(g)更新日時
上記移動機内ファイル使用フラグのサブブロックは、例えば複数のビットで構成され、各ビットと互いに異なる複数の識別情報とがそれぞれ対応している。例えば、移動機20内で壁紙等の特定に用途で使用されているか否かを識別するビット、著作権の有無を識別するビット、ファイル/フォルダーを識別するビット、ファイル転送の可否を識別するビット、プロテクトの有無を識別するビットなどで構成される。
なお、外部装置10から開けないフォルダーを指定してリストを取得しようとしたとき等には、移動機20はリスト情報を送信しないでファイル転送モードの状態に戻る(B−3,B−1)。すなわち、図16に示すように、移動機20は、外部装置10からの「ファイルリスト要求」に対してリスト情報を含まない「ファイルリスト応答(拒否)」を返信する。
〔ファイル読出処理〕
図17はファイルリスト表示によって得られたファイル指定外部出力用管理番号を用いてそのファイルを取得するファイル読出処理のフローチャートであり、図18は同処理のシーケンス図である。外部装置10はファイルリスト表示によって得られたファイル指定外部出力用管理番号を用いて、そのファイルを取得することができる。外部装置10はこの処理を行う前にファイルリストを取得する。
外部装置10は予めファイルリスト要求によって読み出したファイル指定外部出力用管理番号を用いて、「ファイル読出要求」に読み出したいファイルのファイル指定外部出力用管理番号を設定して移動機20へ送信する(C−2)。移動機20は、外部装置10から指定されたファイルが著作権を持っている等の理由によりファイル読み出しが可能な否か判断し(C−3)、読み出し可能な場合に「ファイル読出応答」によってファイルデータを転送する(C−4)。「ファイル読出応答」の継続データがある場合、外部装置10は「継続データ要求」を送出し、これを受けた移動機20は継続データを転送する。指定されたファイルデータの転送が全て終了するまでこれを繰り返し、移動機20は最後の「ファイル読出応答」に"継続無し"を設定する。
上記「ファイル読出要求」は、前述の図7の信号フォーマットで送受信される。同図に示すメッセージ種別情報のブロックには「ファイル読出要求」に対応する識別情報が入り、付加情報のブロックにファイル指定外部出力用管理番号が入る。移動機20は、外部装置10から受信した受信信号のメッセージ種別情報ブロックの内容を確認することにより、当該受信信号が「ファイル読出要求」であることを認識する。また、移動機20は、受信信号の付加情報ブロックの内容を確認することにより、読み出し対象のファイルの管理番号を認識する。
上記「ファイル読出応答」は、図19の信号フォーマットで送受信される。この「ファイル読出応答」の信号フォーマットは、メッセージ識別情報のブロックと、4つのブロックからなる付加情報のブロックとにより構成されている。メッセージ種別情報ブロックには「ファイル読出応答」に対応する識別情報が入る。
第1付加情報ブロックは継続フラグブロックであり、継続あり又は継続なしを表す情報等が入る。また、第2付加情報ブロックはデータ長ブロックであり、データ長ブロックの直後からチェックサムブロックの直前までのデータ長(例えばバイト長)を表す情報が入る。また、第3付加情報ブロックは、複数のサブブロックからなるファイル情報ブロックであり、ファイル指定外部出力用管理番号及び読み出し対象のファイルデータ(バイナリデータ)等を表すファイル情報が入る。また、第4付加情報はチェックサムブロックである。
なお、上記ファイル読出処理時に、外部装置10から指定されたファイルが著作権を持っているファイルである場合など、外部装置10に読み出しできない場合は、移動機20が判断してファイルの読み出しを拒否し、ファイル転送モードに戻る(C−3,C−1)。すなわち、図20に示すように、移動機20は、「ファイルリスト応答」で外部装置10へリストを転送したファイルのうち、転送不可等の理由によりファイルデータ本体は外部装置10へ転送できない場合、「ファイル読出拒否」を外部装置10に返信してファイルの読み出しを拒否する。この場合、ファイル転送モード待受状態は維持される。また、移動機20はリストを送出していないファイルの読出要求に対しては拒否する。
〔フォルダー指定処理〕
図21はフォルダー指定処理のシーケンス図である。外部装置10はファイルリスト(フォルダリスト)取得によって得られたファイル指定外部出力用管理番号を用いて、そのファイル及びフォルダーを指定することができる。
フォルダー指定処理をサポートする移動機20は、カレントフォルダ以外に存在するファイル、フォルダーに対してサポート処理(ファイルリスト取得処理、ファイル読出処理、ファイル消去処理、ファイル書込処理、フォルダー作成処理)を実行できる。外部装置10から、指定したいファイル(フォルダー)指定外部出力用管理番号を設定した要求を移動機20に送信することにより、各サポート処理を実行できる。ファイルリスト取得処理を例に取ると、移動機20は、カレントフォルダに存在しないファイル(フォルダー)指定外部出力用管理番号を設定した「ファイルリスト要求」を受信した場合も、通常と同じように配下のファイルリストを外部装置10に送信する。但し、フォルダー指定処理を受け付けるのは移動機20が既にファイル(フォルダー)指定外部出力用管理番号を送出済みの番号に対してのみである。一旦通常モードに戻った場合は、全ての番号が未送出の状態となる。
〔ファイル消去処理〕
図22はファイル消去のフローチャートであり、図23は同処理のシーケンス図である。外部装置10は、ファイルリスト取得によって得られたファイル指定外部出力用管理番号を用いてそのファイルを移動機20内部から消去することができる。また、フォルダー管理番号を指定した場合は、指定したフォルダー、及びその配下のファイル/フォルダーを全て消去することができる。
外部装置10は消去したいファイルのファイル指定外部出力用管理番号を指定した「ファイル消去要求」を送出する(D−2)。この「ファイル消去要求」を受信した移動機20は、消去対象のファイルが消去可能などうかを判断し、消去可能であると判断した場合に該当のファイルを消去した後、「ファイル消去応答(成功)」を送出する(D−4)。その後、外部装置10は「ファイルリスト要求」を送信してファイルリストの更新を行うことが望ましい。
また、フォルダーを消去したい場合はファイル指定外部出力用管理番号に当該フォルダーの番号を設定する(D−2)。これを受けた移動機20は、消去対象のフォルダーが消去可能などうかを判断し、消去可能であると判断した場合に指定フォルダー配下のファイル及びフォルダーを一括消去する(D−4)。但し、指定されたフォルダー配下に1つでも消去不可能なファイルが存在する場合は、「ファイル消去応答(失敗)」を送出してフォルダー消去を行わない。このとき、ファイル転送モード突入時のネゴシエーションにより、ファイル読出不可となった種別のファイルは消去不可の扱いとする。また、指定されたフォルダー自体が消去不可の場合もフォルダー消去を行わない。ファイルリストで取得した情報で、"プロテクト有り"に設定されているファイルは、外部装置10からの消去は不可とする。
また、最上位のフォルダーを指定して、ファイル消去要求を行うと、全てのファイル、フォルダーの消去を行うことができる(全消去)。この場合も消去不可のファイル、若しくは消去不可のフォルダーが1つでも存在する場合は消去を実施しない。但し、消去不可のフォルダーについてはこの判定に含めない。
カレントフォルダが消去された場合は、1つ上のフォルダーにカレントを移動する。
上記「ファイル消去要求」は、前述の図7の信号フォーマットで送受信される。同図に示すメッセージ種別情報のブロックには「ファイル消去要求」に対応する識別情報が入り、付加情報のブロックにファイル指定外部出力用管理番号が入る。移動機20は、外部装置10から受信した受信信号のメッセージ種別情報ブロックの内容を確認することにより、当該受信信号が「ファイル消去要求」であることを認識する。また、移動機20は、受信信号の付加情報ブロックの内容を確認することにより、消去対象のファイルの管理番号を認識する。
上記「ファイル消去応答」は、図24の信号フォーマットで送受信される。この「ファイル消去応答」の信号フォーマットは、メッセージ識別情報のブロックと、2つのブロックからなる付加情報のブロックとにより構成されている。メッセージ種別情報ブロックには「ファイル消去応答」に対応する識別情報が入る。第1付加情報ブロックは管理番号ブロックであり、ファイル指定外部出力用管理番号を表す情報等が入る。また、第2付加情報ブロックは消去結果情報ブロックであり、消去処理が成功したか否かを表す情報及びその理由等を表すファイル情報が入る。
なお、フォルダー消去指定時、そのフォルダーがOPEN不可である場合は、消去を行わずに「ファイル消去応答(失敗(ファイル消去規制))」を送出し、ファイル転送モードに戻る(D−3,D−1)。すなわち、図25に示すように、移動機20は、外部装置10からの「ファイル消去要求」に対して「ファイル消去応答(失敗)」を返信する。外部装置10のディスプレイには、失敗理由に基づいた表示がなされる。
〔ファイル書込処理〕
図26はファイル書込処理のフローチャートであり、図27は同処理のシーケンス図である。外部装置10は、移動機20に対して書き込もうとするファイルが書込み可能であるかどうかを移動機20に問い合わせ、書込可能である場合にはカレントフォルダにファイルを書き込むことができる。
外部装置10において書き込むファイルが選択されると(E−2)、外部装置10は、移動機20へのファイル書込に先立って「ファイル書込認証要求」を送信する(E−3)。「ファイル書込認証要求」には書込もうとするファイルのファイルサイズ、ファイル名等の情報が設定されており、移動機20はこれらの情報を元に書込可能かどうかを判断する(E−4)。書込可能である場合は「ファイル書込認証応答(成功)」を送信し、書込不可である場合は図28に示すように「ファイル書込認証応答(失敗)」を送信する。「ファイル書込認証応答(失敗)」を受信した外部装置10はそのファイルの書込処理を停止する。但し、この場合、ファイル転送モード待受状態は維持される(E−4,E−1)。
上記「ファイル書込認証応答(成功)」を受信した場合、外部装置10はファイルデータを伴う「ファイル書込要求」を移動機20に送信することにより(E−5)、移動機20にファイルを書き込むことができる(E−6)。同一ファイル名で管理可能な移動機については同一ファイル名で、同一ファイル名で管理出来ない移動機の場合は重複しないように管理する。移動機20は、ファイルの書き込み処理が完了すると、「ファイル書込応答(成功)」を外部装置10に送信する。
上記「ファイル書込認証要求」は、図29の信号フォーマットで送受信される。この「ファイル書込認証要求」の信号フォーマットは、メッセージ識別情報のブロックと、4つのブロックからなる付加情報のブロックとにより構成されている。メッセージ種別情報ブロックには「ファイル書込認証要求」に対応する識別情報が入る。
第1付加情報ブロックは継続フラグブロックであり、継続あり又は継続なしを表す情報等が入る。また、第2付加情報ブロックはデータ長ブロックであり、データ長ブロックの直後からチェックサムブロックの直前までのデータ長(例えばバイト長)を表す情報が入る。また、第3付加情報ブロックは、複数のサブブロックからなる書込ファイル情報ブロックであり、次の(a)〜(e)等を表すリスト情報が入る。また、第4付加情報はチェックサムブロックである。
〔書込ファイル情報〕
(a)ファイル(フォルダー)指定外部出力用管理番号
(b)ファイル/フォルダー識別
(c)ファイルサイズ
(d)ファイル名長(フォルダー名長)
(e)ファイル名(フォルダー名)
上記「ファイル書込認証応答」は、前述の図7の信号フォーマットで送受信される。この「ファイル書込認証応答」の信号フォーマットは、メッセージ識別情報のブロックと付加情報のブロックとにより構成されている。メッセージ種別情報ブロックには「ファイル書込認証応答」に対応する識別情報が入る。付加情報ブロックにはファイル書込認証処理が成功したか否かを表す情報及びその理由等を表すファイル情報が入る。
上記「ファイル書込要求」は、図30の信号フォーマットで送受信される。この「ファイル書込要求」の信号フォーマットは、メッセージ識別情報のブロックと、4つのブロックからなる付加情報のブロックとにより構成されている。メッセージ種別情報ブロックには「ファイル書込要求」に対応する識別情報が入る。
第1付加情報ブロックは継続フラグブロックであり、継続あり又は継続なしを表す情報等が入る。また、第2付加情報ブロックはデータ長ブロックであり、データ長ブロックの直後からチェックサムブロックの直前までのデータ長(例えばバイト長)を表す情報が入る。また、第3付加情報ブロックは、書き込み対象のファイルデータが入る。また、第4付加情報はチェックサムブロックである。
上記「ファイル書込応答」は、図31の信号フォーマットで送受信される。この「ファイル書込応答」の信号フォーマットは、メッセージ識別情報のブロックと、3つのブロックからなる付加情報のブロックとにより構成されている。メッセージ種別情報ブロックには「ファイル書込応答」に対応する識別情報が入る。
第1付加情報ブロックは書込結果情報ブロックであり、ファイル書き込みが成功したか失敗下かを表す情報等が入る。また、第2付加情報ブロックは管理番号ブロックであり、ファイル指定外部出力用管理番号を表す情報等が入る。また、第3付加情報ブロックはファイル情報ブロックであり、実際に移動機20に書き込んだファイル(フォルダー)のファイル名長(フォルダー名長)のデータが入る。
書込認証時のファイル種別の認識は拡張子で行うものとし、対応ファイルであれば書き込みを行う。但し、拡張子判断で移動機20内部に保存不可であるファイルの場合は、「ファイル書込認証応答」(失敗:保存不可ファイル)を送信して書込みを拒否する。
書込認証で書込可能と判断された場合ファイルの書込みを行う。書込みを行いファイルのシグネチャチェックを行った結果、エラーである場合は壊れアイコン表示を行う。この場合も転送可/不可の管理は拡張子によって判断する。
〔フォルダー作成処理〕
図32はフォルダー作成処理のフローチャートであり、図33は同処理のシーケンス図である。
外部装置10は、上記「ファイル書込認証要求」のファイル/フォルダー識別ビットを"フォルダー"に設定することによって、指定したフォルダー上に新規フォルダーを作成することができる。フォルダー作成時の信号シーケンスについては上記ファイル書込処理時と同様である。フォルダー作成成功後のカレントフォルダは書き込み前と同じとする。"フォルダー指定処理"が非対応である場合は新規作成フォルダーが存在するフォルダーとなる。また、外部装置10が設定したフォルダー名が移動機20の対応するフォルダー名長を超えた場合は、超えた分を削除して表示する。
〔電池残量低下時の動作〕
図34は電池残量低下時の動作のフローチャートであり、図35は同動作のシーケンス図である。
移動機20は外部装置10から何らかのファイル処理を要求された時(G−2)、電池残量を確認して要求されたファイル処理を完了できるかどうか判断する(G−3)。ここで、ファイル処理が完了できると判断した場合は、外部装置10から要求されたファイル処理を実施する(G−4)。一方、ファイル処理が完了できない(ファイル処理中に電池切れを起こす)と判断した場合、移動機20はファイル転送モード異常終了通知(電池残量低下)を送出して通常モードに遷移する(G−5)。
なお、図35はファイル書き込み処理時について示しているが、他のファイル処理時も同様に動作する。
〔ファイル転送モード解除処理〕
図36は、ファイル転送モード解除処理のフローチャートであり、図37及び図38は同処理のシーケンス図である。
移動機20及び外部装置10は、「ファイル転送モード終了通知」を送出することによってファイル転送モードの解除を行う。
図37に示すように外部装置10から「ファイル転送モード終了通知」を送出した場合、移動機20は「ファイル転送モード終了通知応答」を送出してファイル転送モードを解除し(H−2)、通常モードへ遷移する(H−3)。一方、図38に示すように移動機20から「ファイル転送モード終了通知」を送出した場合は、外部装置10から「ファイル転送モード終了通知応答」を送出してファイル転送モードを解除し(H−2)、通常モードへ遷移する(H−3)。
〔ファイル指定外部出力用管理番号〕
移動機20内で割り当てるファイル指定外部出力用管理番号については、移動機20内に保存されているファイル及びフォルダーについてユニークに割り当てる。これによって外部装置10からファイルを指定することが可能である。
なお、上記実施形態では、外部装置10と移動機20との間の通信としてシリアルインターフェースケーブルによる有線のシリアル通信を採用した場合について説明したが、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信や赤外線通信などの無線通信を採用してもよい。また、通信方式も、シリアル通信に限定されるものではなく、本発明は、パラレル通信などの他の通信方式を採用した場合にも同様に適用できるものである。
本発明の実施形態に係るファイル転送システムを構成する移動機及び外部装置の機能ブロック図。 実施形態に係る移動機と外部装置とをインターフェースケーブルを接続して構成したファイル転送システムを含む通信システム全体の説明図。 移動機の外観図。 移動機のハードウェア構成の一例を示す概略構成図。 外部装置のハードウェア構成の一例を示す概略構成図。 移動機と外部装置との間で送受信されるシリアル信号の信号フォーマットの説明図。 他の信号フォーマットの説明図。 ファイル転送モード遷移処理のフローチャート。 同ファイル転送モード遷移処理のシーケンス図。 同処理で送受信する「ファイル転送サポート情報要求」の信号フォーマットの説明図。 ファイル転送モードへの遷移処理において移動機及び外部装置の各ディスプレイに表示されるメッセージを例示したシーケンス図。 図11のシーケンスに続いて実行される処理のシーケンス図。 ファイルリスト/フォルダリスト取得処理のフローチャート。 同ファイルリスト/フォルダリスト取得処理のシーケンス図。 同処理で送受信する「ファイルリスト要求」の信号フォーマットの説明図。 ファイルリスト/フォルダリスト読み出しを拒否する場合のシーケンス図。 ファイル読出処理のフローチャート。 同ファイル読出処理のシーケンス図。 同処理で送受信する「ファイル読出応答」の信号フォーマットの説明図。 ファイル読み出しを拒否する場合のシーケンス図。 フォルダー指定処理のシーケンス図。 ファイル消去処理のフローチャート。 同ファイル消去処理のシーケンス図。 同処理で送受信する「ファイル消去応答」の信号フォーマットの説明図。 ファイル消去を失敗した場合のシーケンス図。 ファイル書込処理のフローチャート。 同ファイル書込処理のシーケンス図。 ファイル書込認証に失敗した場合のシーケンス図。 ファイル書込処理で送受信する「ファイル書込認証要求」の信号フォーマットの説明図。 同ファイル書込処理で送受信する「ファイル書込要求」の信号フォーマットの説明図。 同ファイル書込処理で送受信する「ファイル書込応答」の信号フォーマットの説明図。 フォルダー作成処理のフローチャート。 同フォルダー作成処理のシーケンス図。 電池残量低下時の動作のフローチャート。 同電池残量低下時の動作のシーケンス図。 ファイル転送モード解除処理のフローチャート。 同ファイル転送モード解除処理のシーケンス図。 同ファイル転送モード解除処理のシーケンス図。
符号の説明
10 外部装置
11 インターフェースケーブル
20 移動機
40 移動体通信網

Claims (16)

  1. 近距離用の有線又は無線の非公衆通信により外部装置との間でデータを送受信するためのデータ送受信手段と、ファイルを記憶するためのファイル記憶手段と、該ファイル記憶手段に保存するファイルを管理するファイル管理手段とを備えた移動体通信端末であって、
    上記外部装置から受信したコマンドデータに基づいて、該外部装置から受信したファイルを上記ファイル記憶手段に書き込んだり該ファイル記憶手段内のファイルを読み出して該外部装置へ送信したりするファイル処理を行うように動作するファイル転送モードと、通常の動作モードとを切り換えて実行可能な制御手段備え
    上記制御手段は、上記外部装置からファイル転送モード要求を受信して上記通常の動作モードから上記ファイル転送モードへ遷移した後、該外部装置から暗証番号を含む暗証番号照合要求を受信し、該暗証番号の照合が正常に終了した場合には該暗証番号を受け付ける旨の暗証番号照合結果を該外部装置に送信し、その後、該外部装置がサポートしているファイル処理の情報と該外部装置が送受信可能なファイルの種類の情報とを含むファイル転送サポート情報要求を該外部装置から受信するとともに、当該移動体通信端末がサポートしているファイル処理の情報と当該移動体通信端末が送受信可能なファイルの種類の情報とを含むファイル転送サポート情報応答を該外部装置に送信することにより、該外部装置との間のファイル転送を伴うファイル処理が可能な該ファイル転送モードの待機状態になるように制御することを特徴とする移動体通信端末。
  2. 請求項1の移動体通信端末において、
    上記制御手段は、上記ファイル転送モードに遷移した後であって上記外部装置から上記暗証番号照合要求を受信する前に、上記移動体通信端末の製造番号の読み出しを要求する製造番号読出要求を上記外部装置から受信し、該製造番号読出要求に応答する製造番号読出応答を該製造番号とともに該外部装置へ送信するように、上記データ送受信手段を制御することを特徴とする移動体通信端末。
  3. 請求項1の移動体通信端末において、
    上記制御手段は、上記ファイル転送モードに遷移した後であって上記外部装置から上記暗証番号照合要求を受信する前に、上記移動体通信端末の通信能力の通知を要求する能力通知要求を上記外部装置から受信し、該能力通知要求に応答する能力通知応答を該通信能力の通知データとともに該外部装置へ送信するように、上記データ送受信手段を制御し、該通信能力の通知データに基づいて、該ファイル転送モードにおける該外部装置との間のデータ送受信時の通信条件を設定することを特徴とする移動体通信端末
  4. 求項1、2又は3の移動体通信端末において、
    上記制御手段は、上記ファイル転送モードの待機状態に、上記外部装置からリスト取得要求を受信したとき、上記ファイル管理手段で管理されているファイル及びフォルダーのリスト情報を作成して該外部装置へ送信するように、該ファイル管理手段及び該データ送受信手段を制御することを特徴とする移動体通信端末。
  5. 請求項1、2又は3の移動体通信端末において、
    上記制御手段は、上記ファイル転送モードの待機状態に、上記外部装置からファイル読出要求を受信したとき、該ファイル読出要求で指定されているファイルを上記ファイル記憶手段から読み出して該外部装置へ送信するように、該ファイル管理手段及び該データ送受信手段を制御することを特徴とする移動体通信端末。
  6. 請求項1、2又は3の移動体通信端末において、
    上記制御手段は、上記ファイル転送モードの待機状態に、上記外部装置からファイル書込要求を受信したとき、該ファイル書込要求とともに受信したファイルを該ファイル書込要求で指定されている上記ファイル記憶手段内の所定のフォルダーに保存するように、該ファイル管理手段及び該データ送受信手段を制御することを特徴とする移動体通信端末。
  7. 請求項1、2又は3の移動体通信端末において、
    上記制御手段は、上記ファイル転送モードの待機状態に、上記外部装置からフォルダー作成要求を受信したとき、該フォルダ作成要求で指定されたフォルダーを作成するように、該ファイル管理手段及び該データ送受信手段を制御することを特徴とする移動体通信端末。
  8. 請求項1、2又は3の移動体通信端末において、
    上記制御手段は、上記ファイル転送モードの待機状態に、上記外部装置からファイル又はフォルダーを削除するための削除要求を受信したとき、該削除要求で指定された特定のファイル又はフォルダーを削除するように、該ファイル管理手段及び該データ送受信手段を制御することを特徴とする移動体通信端末。
  9. 近距離用の有線又は無線の非公衆通信により移動体通信端末との間でデータを送受信するためのデータ送受信手段を備えた外部装置であって
    上記移動体通信端末にファイル転送モード要求を送信することにより該移動体通信端末を通常の動作モードから該ファイル転送モードへ遷移させた後、暗証番号を含む暗証番号照合要求を該移動体通信端末に送信し、該移動体通信端末において該暗証番号の照合が正常に終了し該暗証番号が受け付けられた旨の暗証番号照合結果を該移動体通信端末から受信し、その後、当該外部装置がサポートしているファイル処理の情報と当該外部装置が送受信可能なファイルの種類の情報とを含むファイル転送サポート情報要求を該移動体通信端末に送信するとともに、該移動体通信端末がサポートしているファイル処理の情報と該移動体通信端末が送受信可能なファイルの種類の情報とを含むファイル転送サポート情報応答を該移動体通信端末から受信し、該ファイル転送サポート情報要求及びファイル転送サポート情報応答の送受信によって該ファイル転送モードの待機状態になった該移動体通信端末に対し、該移動体通信端末にファイルを送信して書き込んだり該移動体通信端末内のファイルを読み出して受信したりするファイル処理を実行させるためのコマンドデータを生成して送信するように、上記データ送受信手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とする外部装置。
  10. 請求項の外部装置において、
    上記制御手段は、上記移動体通信端末が上記ファイル転送モードに遷移した後であって該移動体通信端末に上記暗証番号照合要求を送信する前に、該移動体通信端末の製造番号の読み出しを要求する製造番号読出要求を該移動体通信端末に送信し、該製造番号読出要求に応答する製造番号読出応答を該製造番号とともに該移動体通信端末から受信するように、上記データ送受信手段を制御し、該製造番号に基づいてコマンドデータを生成することを特徴とする外部装置。
  11. 請求項の外部装置において、
    上記制御手段は、上記移動体通信端末が上記ファイル転送モードに遷移した後であって該移動体通信端末に上記暗証番号照合要求を送信する前に、該移動体通信端末の通信能力の通知を要求する能力通知要求を該移動体通信端末に送信し、該能力通知要求に応答する能力通知応答を該通信能力の通知データとともに該移動体通信端末から受信するように、上記データ送受信手段を制御し、該通信能力の通知データに基づいて該移動体通信端末との間のデータ送受信時の通信条件を設定することを特徴とする外部装置
  12. 求項9、10又は11の外部装置において、
    上記制御手段は、上記移動体通信端末内のファイル及びフォルダーのリスト情報を取得するためのリスト取得要求を、上記ファイル転送モードの待機状態にある移動体通信端末に送信するように、上記データ送受信手段を制御可能なことを特徴とする外部装置。
  13. 請求項9、10又は11の外部装置において、
    上記制御手段は、上記移動体通信端末内に保存されている特定のファイルを取得するためのファイル読出要求を、上記ファイル転送モードの待機状態にある移動体通信端末に送信するように、上記データ送受信手段を制御可能なことを特徴とする外部装置。
  14. 請求項9、10又は11の外部装置において、
    上記制御手段は、上記移動体通信端末内の所定のフォルダーにファイルを保存するためのファイル書込要求を保存対象のファイルとともに、上記ファイル転送モードの待機状態にある移動体通信端末に送信するように、上記データ送受信手段を制御可能なことを特徴とする外部装置。
  15. 請求項9、10又は11の外部装置において、
    上記制御手段は、上記移動体通信端末内のフォルダーを作成するためのフォルダー作成要求を、上記ファイル転送モードの待機状態にある移動体通信端末に送信するように、上記データ送受信手段を制御可能なことを特徴とする外部装置。
  16. 請求項9、10又は11の外部装置において、
    上記制御手段は、上記移動体通信端末内の特定のファイル又はフォルダーを削除するためのフォルダー作成要求を、上記ファイル転送モードの待機状態にある移動体通信端末に送信するように、上記データ送受信手段を制御可能なことを特徴とする外部装置。
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