JP4792251B2 - ネットワークストレージアクセス用端末及びそれを用いた遠隔データ蓄積システム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークストレージアクセス用端末及びそれを用いた遠隔データ蓄積システムに関する。
近年、USBメモリやSDカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)ドライブ等の記憶装置は、小型・軽量化が進められ、その携帯性が増したことから、パーソナルコンピュータ用/その他の機器用(以下、PC用/非PC用と称する)を問わず情報保持・交換手段として汎用されている。一方、今日では、ネットワーク上に配設されたストレージ装置に適宜アクセスして情報の書き込み/読み出しを行うような環境も整いつつあるが、このようなネットワーク上のストレージ装置へのアクセスに際し、USB端末や当該USB端末が起動するソフトウェアをキーとし、セキュリティを提供する技術も開発されている。この他、特許文献1では、無線アンテナを介して外部からアクセス可能なディジタルメモリを備えたコンパクト無線記憶装置が開示されている
特開2004−310772号公報
しかしながら、上記USBメモリ等の記憶装置を用いる場合においては、データを交換する為には物理的な持ち運びが必要となる場合もあり、そのような場合に紛失や衝撃によるデータ消失等といった危険が伴ってしまう。また、極めて大容量のデータを保持するのには限界があり、また容量に比例して記憶装置自体が高価なものとなってしまう。
一方、前述したUSB端末を用いた技術では、当該USB端末は単にキー情報やソフトウェアを提供するものであり、その処理は接続先のPC等の端末に委ねられている。つまり、ソフトウェアの立ち上げ等は、どの端末でも使えるというわけではなく、特に非PC等にそのような処理を任せるのは難しい。また、認証情報やストレージ情報へのアクセスは接続先端末の持つネットワーク環境に依存してしまうといった問題もある。
さらに、特許文献1に開示の技術は、単に外部からアクセス可能なメモリを備えるのみであり、ネットワーク上のストレージ装置の利用については開示されていない。
本発明の目的とするところは、接続先がPC用/非PC用であるかを問わず、標準的なインタフェースに接続するだけで、接続先のデバイスにネットワーク上のストレージ装置の利用制御などの処理負担をかけることなく、また接続先デバイスのネットワーク環境に依存することなく、ネットワーク上のストレージ装置を利用、即ち独自に各種処理や通信を可能とすることにある。
本発明の第1の発明によれば、ネットワーク上の認証サーバ、処理サーバ、ストレージ装置と通信自在であり、外部機器と上記ストレージ装置とをストレージ接続するネットワークストレージアクセス用端末であって、上記外部機器と通信を行うためのインタフェース部と、上記認証サーバとの間で所定の認証処理を行う認証処理部と、上記処理サーバよりストレージ装置の接続先情報を受け、当該接続先情報に基づいてネットワーク上のストレージ装置との間でパスを張り、更に上記外部機器に対して上記ストレージ装置の記憶領域に係るフォルダ名や権限の情報を少なくとも含むストレージ情報を送信し、当該外部機器に対して接続先のストレージ装置を確認させる無線接続処理部と、上記外部機器よりデータを受けた場合に、所定のデータ処理、変換を行い、ストレージ接続先のストレージ装置に送信するデータ処理・変換部とを具備し、上記ネットワークストレージアクセス用端末は、少なくとも外部機器のステータスに変化が生じた場合には、当該情報を処理サーバにアップロードし、処理サーバは当該情報を受けて、ストレージ装置とのパスを張り直し、その後、接続先変更完了通知をネットワークストレージアクセス用端末に送信する、ことを特徴とするネットワークストレージアクセス用端末、である。
接続先情報は外部機器の種別に基づいて決定されてもよい。
本発明によれば、接続先がPC用/非PC用であるかを問わず、標準的なインタフェースに接続するだけで、接続先のデバイスにネットワーク上のストレージ装置の利用制御などの処理負担をかけることなく、また接続先デバイスのネットワーク環境に依存することなく、ネットワーク上のストレージ装置を利用、即ち独自に各種処理や通信を可能とする、ネットワークストレージアクセス用端末及びそれを用いた遠隔データ蓄積システムを提供することにある。
以下、図面を参照して、本発明の一実施の形態について説明する。一実施の形態として、ネットワークストレージアクセス用端末のインタフェース部の規格にUSBを用いている端末(以下、「USB端末」と称する)を例にあげて説明する。
本発明の一実施の形態に係るUSB端末は、着脱自在なストレージメディアに対応しているPC/非PCに対しては標準的なストレージとして振舞うが、実際には、それ自身が持つ制御機能、通信機能によりネットワーク上にあるストレージ管理サーバ群に無線アクセスするものである。ストレージ管理サーバ群とは、一例として、認証サーバ、処理サーバ、ストレージ装置で構成される一群を意味する。ネットワーク上のストレージ装置にデータを蓄積することから、使用容量を状況に応じて増減することが可能である。また、紛失してもデータはUSB端末自体には保存されていないため、セキュリティを維持できる。また、接続先デバイスでの特殊な処理を必要とせず、データの保存先がネットワーク上のストレージ装置にあることを意識させない。これにより、ユーザの操作負担も軽減される。以下、詳述する。
先ず、図1には本発明の一実施の形態に係るUSB端末及びそれを用いた遠隔データ蓄積システムの構成を示し説明する。図1に示されるように、USB端末5は、無線インタフェース部5a、無線接続処理部5b、データ処理・変換部5c、認証処理部5d、設定情報DB5f、認証情報DB5g、外部入力部5h、端末情報DB5i、USBインタフェース部5eを備えている。尚、上記無線接続処理部5b、データ処理・変換部5c、認証処理部5dは、例えばCPU等の主制御部が不図示のメモリに予め記憶されたコンピュータプロラムを読み出し実行することで実現される機能である。USB端末5は、無線基地局(AP)4を介して、遠隔地に配設されたストレージ管理サーバ群である認証サーバ1や処理サーバ2、ストレージ装置3と通信自在となっている。
このような構成において、USB端末5は、無線インタフェース部5aを介して、IEEE802.11等の無線LAN規格に基づいて、無線基地局4と通信を行なう。
すなわち、USB端末5は、無線接続処理5bにより接続可能な無線基地局4を探索した後、認証処理部5dにより認証サーバ1との間で所定の認証を行なう。その後、認証成立の場合には、デバイス6からUSBインタフェース部5eを介して受信したデータをデータ処理・変換部5cにて処理・変換した後、無線インタフェース部5a、無線基地局4を介して処理サーバ2を介して或いは直接ストレージ装置3に送信する。ストレージ装置3では、端末に割り当てられた所定の領域に当該データを記憶する。
尚、これらの処理に際しては設定情報DB5f、認証情報DB5g、端末情報DB5iが適宜参照されることになる。
また、外部入力部5hは、例えば接続先切替スイッチや指紋読み取り装置等を概念上含んでいる。そして、これらによる入力がなされた場合には、認証処理部5dは、設定情報DB5fの対応する内容を適宜更新する。
USB端末5は、例えば図2(a)に示されるように、端末ID(電話番号やMacアドレス等)、認証キー(パスワード等)、外部入力部5hからの情報(スイッチのON/OFF、指紋データ等)、接続されたデバイス6の情報(機種名、種別、メーカ等)、無線基地局4の接続先情報(接続可能な無線基地局4の一覧等)、処理サーバ2の接続先情報(サーバアドレス等)を保持している。より詳細には、例えば、端末情報DB5iにて端末IDを保持し、認証情報DB5gにて認証キーを保持し、設定情報DB5fにて外部入力部5hからの情報、接続されたデバイス6の情報、無線基地局4の接続先情報、処理サーバ2の接続先情報をテーブル等により保持している。USBインタフェース部5eにパーソナルコンピュータやデジタルカメラ等(非PC)のデバイス6が接続されると、それを検知し、前述したような一連の処理が自動的に開始される。このとき、接続されたデバイス6の情報が設定情報DB5fに記憶されることになる。
認証サーバ1は、Radiusサーバ等により構成されており、認証情報DB1bを備え、当該認証情報DB1bを参照して、所定の認証処理を統括して行なう。この認証情報DB1bの認証テーブルの一例は図2(b)に示される通りであり、端末IDとユーザ情報、パスワード、バイオメトリクス情報、課金情報等が対応付けられている。尚、バイオメトリクス情報は、認証時に外部入力部5hによる指紋読み取りにより得たバイオメトリクス情報を認証に用いるUSB端末5の場合にのみ、参照される。
処理サーバ2は、接続先情報DB2bを有している。この接続先情報DB2bの一例は図2(c)に示される通りである。即ち、接続先情報DB2bでは、端末IDとフォルダ名、ストレージアドレス、権限、接続種別、有効期限、接続先切替スイッチ等が対応付けられている。処理サーバ2は、この接続先情報DB2bを参照して、USB端末5から送信された端末ID等のキー情報に基づいてストレージ装置3のストレージアドレスを選定し、USB端末5との間でパスを張り、例えばTCP/IPのセッションを成立させる。
以下、図3のフローチャートを参照して、本発明の一実施の形態による遠隔データ蓄積システムにより、ストレージ装置3に処理サーバ2経由でパスを張り、ローカルストレージとして認識されるための一例の処理について詳細に説明する。
USB端末5をデバイス6のポートに差し込み、デバイス6にストレージデバイスの存在を認識させた後(ステップS1)、無線接続処理部5bがリクエスト(端末ID、認証キー、無線基地局4の接続先情報を含む)を発信することで無線通信可能な無線基地局4を探索する(ステップS2)。このリクエストに対して無線基地局4から応答がなされると(ステップS3)、USB端末5は、接続されたデバイス6の情報を得て、設定情報DB5fに格納する(ステップS4)。続いて、USB端末5は、無線基地局4を介して、接続要求(端末ID、認証キー、外部入力部5hからの情報、接続されたデバイス6の情報、無線基地局4の接続先情報、処理サーバ2の接続先情報等を含む)を処理サーバ2に送信する(ステップS5,S7)。これは、USB端末5にて、ローカルに持つ情報(図2(a)参照)を基に端末単体で無線接続処理を行うためである(ステップS6)。端末単体で無線接続処理を行うとは、USB端末5で無線接続の制御を行い、接続デバイス6は接続処理を行わないことをいう。
この接続要求を受けると、認証サーバ1は、接続要求に含まれる情報(例えば、端末IDと認証キー等)と認証情報DB1bの認証情報(図2(b)のテーブル)との整合性を検出し、両者の整合性がとれた場合に端末IDをキーとしてストレージアドレスを検索し(図2(c)のテーブル)、所定のストレージ装置3への接続処理を開始し(ステップS8)、無線基地局4を介してUSB端末5に認証許可を通知することになる(ステップS9,S10)。USB端末5は、この接続許可の通知を受けると、無線基地局4と無線接続を行う(ステップS11)。処理サーバ2は、無線基地局4を介してUSB端末5との間でパスを張る(ステップS12)。これにより、例えばTCP/IPのセッションが成立する。続いて、処理サーバ2は、図2(c)のテーブルにて端末IDをキーとして特定されたストレージアドレスのストレージ装置3にアクセスし(ステップS13)、処理サーバ2とストレージ装置3との間でパスを張る(ステップS12)。その後、処理サーバ2はストレージ装置3との接続完了通知(図2(c)で特定されたフォルダ名や権限等を含む)をUSB端末5へと送信する(ステップS15)。この接続完了通知を受けると、USB端末5はデバイス6にストレージ情報(上記フォルダ名や権限の情報を含む)を送信する(ステップS16)。以上により、デバイス6とストレージ装置6との間でのストレージ接続が成立し、以降、データ通信が可能となる(ステップS17)。
次に、図4のフローチャートを参照して、本発明の一実施の形態による遠隔データ蓄積システムにより、ストレージ装置3に直接パスを張り、ローカルストレージとして認識されるための一例の処理について詳細に説明する。
USB端末5をデバイス6のポートに差し込み、デバイス6にストレージデバイスの存在を認識させた後(ステップS21)、無線接続処理部5bがリクエスト(端末ID、認証キー、無線基地局4の接続先情報を含む)を発信することで無線通信可能な無線基地局4を探索する(ステップS22)。このリクエストに対して無線基地局4から応答がなされると(ステップS23)、USB端末5は、接続されたデバイス6の情報(デバイス6の機器の種別など)を得て、設定情報DB5fに格納する(ステップS24)。続いて、USB端末5は、無線基地局4を介して接続要求(端末ID、認証キー、外部入力部5hからの情報、接続されたデバイス6の情報、無線基地局4の接続先情報、処理サーバ2の接続先情報等を含む)を処理サーバ2に送信する(ステップS25,S27)。これは、USB端末5にて、ローカルに持つ情報(図2(a)参照)を基に端末単体で無線接続処理を行うためである(ステップS26)。
この接続要求を受けると、認証サーバ1は、接続要求に含まれる情報(例えば、認証IDと認証キー等)と認証情報DB1bの認証情報(図2(b)のテーブル)との整合性を検出し、両者の整合性がとれた場合に端末IDをキーとしてストレージアドレスを検索し(図2(c)のテーブル)、所定のストレージ装置3への接続処理を開始し(ステップS28)、無線基地局4を介してUSB端末5に認証許可を通知することになる(ステップS29,S30)。USB端末5は、この接続許可の通知を受けると、無線基地局4と無線接続を行う(ステップS31)。これ以降の処理が図3と異なる。
処理サーバ2は、無線基地局4を介してUSB端末5に該当ストレージ装置3の接続先情報(例えば、図2(c)のフォルダ名、ストレージアドレス等)を配布する(ステップS32)。これを受けて、USB端末5は、ストレージ装置3との間でパスを張る(ステップS33)。これにより、例えばTCP/IPのセッションが成立する。続いて、USB端末5はデバイス6にストレージ情報(上記フォルダ名や権限の情報を含む)を送信する(ステップS34)。以上により、デバイス6とストレージ装置6との間でのストレージ接続が成立し、これ以降、データ通信が可能となる(ステップS35)。
最後に、図5のフローチャートを参照して、本発明の一実施の形態による遠隔データ蓄積システムにより、接続したデバイス6の種別や外部入力部5hからの情報により、接続先を変更するための一例の処理について詳細に説明する。
デバイス6にステータスの変化が生じ(ステップS50)、或いは外部入力部5hの接続先切替スイッチの操作がなされると、本処理に入る。即ち、USB端末6が外部入力部5hやデバイス6からのステータス変更情報を得ると(ステップS51)処理サーバ2に対して当該情報をアップロードする(ステップS52)。例えば、接続先切替スイッチがスイッチ1からスイッチ2に変更された場合、当該情報が処理サーバ2にアップロードされる。処理サーバ2は、USB端末5より得た情報を基にマウントするストレージ先を変更すべく(ステップS53)、ストレージ装置3に接続変更要求(例えば接続種別等の情報を含む)をなす(ステップS54)。一例として、端末IDが“09012345678”の場合、ストレージアドレス“/sv02/kyouyuu”のストレージに変更される(図2(c)のテーブル)。デバイス6のステータスに変化が生じた例としては、デバイス6がデジタルビデオカメラの場合、デジタルビデオからデジタルカメラに変更した場合、デジタルビデオの映像とデジタルカメラの画像の保存場所を変更することができる。この場合、USB端末5はステップ50でデジタルカメラへの変更を受信すると、接続種別を含む当該情報を処理サーバ2にアップロードし(ステップ51、52)、処理サーバ2は受信した接続種別に基づいて接続するストレージを変更することとなる(図2(c)のテーブル)(ステップ53、54)
ストレージ装置3は、この接続変更要求を受けると、ストレージ先を変更し、当該ストレージ先と処理サーバ2との間でパスを張りなおす(ステップS55)。その後、処理サーバ2は、接続先変更完了通知をUSB端末5に送信する(ステップS56)。この通知を受けると、USB端末5は、デバイス6に対してストレージ情報の反映を行い(ステップS57)、これ以降、デバイス6と新たなストレージ先との間でストレージ接続がなされ(ステップS58)、データ通信が可能となる。
以上詳述したように、本発明の一実施の形態によれば、ネットワーク上の認証サーバ1や処理サーバ2、ストレージ装置3と無線基地局4を介して通信自在であり、PC或いはデジタルカメラ等の非PCである外部機器(デバイス)6とストレージ装置3とをストレージ目的で接続する為のUSB端末5であって、デバイス6と通信を行うUSBインタフェース部5eと、認証サーバ1との間で所定の認証処理を行う認証処理部5dと、処理サーバ2よりストレージ装置3の接続先情報を受け、当該接続先情報に基づいてネットワーク上のストレージ装置3との間でパスを張り、更にデバイス6に対してストレージ装置3の記憶領域に係るフォルダ名や権限の情報を少なくとも含むストレージ情報を送信し、当該デバイス6に対して接続先のストレージ装置3を確認させる無線接続処理部5bと、デバイス6より例えば画像ファイル等のデータを受けた場合には、所定のデータ処理、変換を行い、ストレージ接続先のストレージ装置3に送信するデータ処理・変換部5cとを有することを特徴とするUSB端末が提供される。また、外部機器6の種別によって、接続先情報を決定してもよい。例えば、端末IDが“09012345678”で外部機器6がPCの場合は、ストレージアドレスが“/sv01/wakamatsu” “/sv02/kyouyuu” “/sv03/japan−telecom” “/sv01/photo”のストレージに接続され、外部機器6がcameraの場合は“/sv01/photo”に接続される。
或いは、認証サーバ1と、処理サーバ2と、ストレージ装置3と、PC或いはデジタルカメラ等の非PCであるデバイス6が接続されるUSB端末5とがネットワークを介して通信自在に構成された遠隔データ蓄積システムであって、デバイス6のデータを蓄積するためのストレージ装置3と、USB端末5の認証を行う認証サーバ1と、USB端末5の認証が成立した場合、USB端末5との間及びストレージ装置3との間でパスを張り、USB端末5に対して接続完了通知を送信する処理サーバ2と、デバイス6通信を行うためのUSBインタフェース部5eと、認証サーバ1との間で所定の認証処理を行う認証処理部5dと、処理サーバ2よりストレージ装置3と接続完了通知を受けると、接続されたデバイス6に対してストレージ装置3の記憶領域に係るフォルダ名や権限の情報を少なくとも含むストレージ情報を送信し、当該デバイス6に対して接続先のストレージ装置3を確認させる無線接続処理部5bと、上記デバイス6よりデータを受けた場合に所定のデータ処理、変換を行い、ストレージ接続先のストレージ装置3に送信するデータ処理・変換部5cと、を備えたUSB端末5と、を有することを特徴とする遠隔データ蓄積システムが提供される。また、外部機器6の種別に基づいてストレージアドレスが特定され、ストレージ装置3とUSB端末5の間でパスが形成される。
USB端末5は、デバイス6のステータスに変化が生じた場合、或いは外部入力部5hの切替スイッチ等が操作された場合、当該情報を処理サーバ2にアップロードし、処理サーバ2は当該情報を受けて、ストレージ装置3とのパスを張り直し、その後、接続先変更完了通知をUSB端末5に送信する。処理サーバ2は、USB端末5の端末IDとフォルダ名、ストレージ装置のストレージアドレス、ユーザの権限、接続種別、接続先切替スイッチを含むテーブルを保持した接続先情報DB2bを有し、当該テーブルを参照して上記USB端末5の端末IDに基づいて対応するストレージ装置を特定し、パスを張る。
このように、本発明の一実施の形態によれば、接続先がPC用/非PC用であるかを問わず、接続先のデバイス6に処理負担をかけることなく、また接続先のデバイス6のネットワーク環境に依存することなく、ネットワーク上のストレージ装置3を利用することが可能である。つまり、このUSB端末は、標準的なストレージとして振舞いつつも、実際には、それ自身が持つ制御機能、通信機能によりネットワーク上にあるストレージ装置3に無線アクセスし、データを蓄積することを可能とする。ストレージ装置3の使用容量は適宜増減することができる。また、基本的にUSB端末自体にデータを保存しないことから、紛失等の場合でもセキュリティを維持することができる。特に、ストレージ装置との間のパスを張る処理を処理サーバ2側が主導となって行う場合、接続中に権限が外部から変更された場合でも即座に対応することができ、分散したストレージ装置3を使用する場合であってもUSB端末5に処理負担を掛けることもないといった利点がある。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、その主旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能である。例えば、USB端末5に表示部を設け、デバイス6からストレージ装置3へのデータ送信状況等を適宜表示するようにしてもよい。また、請求項記載のネットワークストレージアクセス用端末は、インタフェース部がUSB規格に限定されず、SDインタフェースやコンパクトフラッシュ(登録商標)用インタフェースを有するものであってもよい。さらに、ネットワークストレージアクセス端末における無線インタフェース部は、例えば無線LAN通信機能をモジュール化したカードや携帯電話データ通信カードなどを挿入接続可能な構成を取ることにより、代替することもできる。また、デバイス6からのデータを一時的にネットワークストレージアクセス用端末に蓄積し、ネットワーク上のストレージ装置3に送出する方法であってもよい。この場合は、デバイス6からのデータは、ネットワークストレージアクセス用端末内のキャッシュメモリ(不図示)に一時的に蓄えられる。またデータ送出のタイミングとしては、無線通信区間(無線基地局4と無線インタフェース部間)の状態やストレージ装置のCPU使用率、トラヒック状況などに応じて送出することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係るUSB端末及びそれを用いた遠隔データ蓄積システムの構成を示す概念図である。 (a)はUSB端末5が認定情報DB5fにて保持するテーブル、(b)は認証サーバ1が認証情報DB1bにて保持する認証テーブル、(c)は処理サーバ2が接続先情報DB2bにて保持する接続先テーブルの一例である。 本発明の一実施の形態に係る遠隔データ蓄積システムによるローカルストレージ動作を詳細に説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る遠隔データ蓄積システムによる他のローカルストレージ動作を詳細に説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る遠隔データ蓄積システムによる接続先変更にかかる動作を詳細に説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…認証サーバ、2…処理サーバ、3…ストレージ装置、4…無線基地局、5…USB端末、5a…無線インタフェース部、5b…無線接続処理部、5c…データ処理・変換部、5d…認証処理部、5e…USBインタフェース部、5f…認定情報、5g…認証情報、5h…外部入力部、5i…端末情報DB、6…接続先デバイス。

Claims (5)

  1. ネットワーク上の認証サーバ、処理サーバ、ストレージ装置と通信自在であり、外部機器と上記ストレージ装置とをストレージ接続するネットワークストレージアクセス用端末であって、
    上記外部機器と通信を行うためのインタフェース部と、
    上記認証サーバとの間で所定の認証処理を行う認証処理部と、
    上記処理サーバよりストレージ装置の接続先情報を受け、当該接続先情報に基づいてネットワーク上のストレージ装置との間でパスを張り、更に上記外部機器に対して上記ストレージ装置の記憶領域に係るフォルダ名や権限の情報を少なくとも含むストレージ情報を送信し、当該外部機器に対して接続先のストレージ装置を確認させる無線接続処理部と、
    上記外部機器よりデータを受けた場合に、所定のデータ処理、変換を行い、ストレージ接続先のストレージ装置に送信するデータ処理・変換部とを具備し、
    上記ネットワークストレージアクセス用端末は、少なくとも外部機器のステータスに変化が生じた場合には、当該情報を処理サーバにアップロードし、処理サーバは当該情報を受けて、ストレージ装置とのパスを張り直し、その後、接続先変更完了通知をネットワークストレージアクセス用端末に送信する、ことを特徴とするネットワークストレージアクセス用端末。
  2. 上記ネットワークストレージアクセス用端末は、上記外部機器から受信した外部機器の種別及び上記接続先情報に基づいて、外部機器の種別に基づくネットワーク上のストレージ装置との間でパスを張ることを特徴とする請求項1に記載のネットワークストレージアクセス用端末。
  3. 認証サーバと、処理サーバと、ストレージ装置と、外部機器が接続されるネットワーク
    ストレージアクセス用端末とがネットワークを介して通信自在に構成された遠隔データ蓄
    積システムであって、
    上記外部機器のデータを蓄積するためのストレージ装置と、
    上記ネットワークストレージアクセス用端末の認証を行う認証サーバと、
    上記ネットワークストレージアクセス用端末の認証が成立した場合、ネットワークストレージアクセス用端末との間及び上記ストレージ装置との間でパスを張り、上記ネットワークストレージアクセス用端末に対して接続完了通知を送信する処理サーバと、
    上記外部機器と通信を行うためのインタフェース部と、上記認証サーバとの間で所定の認証処理を行う認証処理部と、上記処理サーバより上記ストレージ装置と接続完了通知を受けると、上記外部機器に対して上記ストレージ装置の記憶領域に係るフォルダ名や権限の情報を少なくとも含むストレージ情報を送信し、当該外部機器に対して接続先のストレージ装置を確認させる無線接続処理部と、上記外部機器よりデータを受けた場合に所定のデータ処理、変換を行い、ストレージ接続先のストレージ装置に送信するデータ処理・変換部と、を備えたネットワークストレージアクセス用端末と、
    具備し、
    上記ネットワークストレージアクセス用端末は、少なくとも外部機器のステータスに変化が生じた場合には、当該情報を処理サーバにアップロードし、処理サーバは当該情報を受けて、ストレージ装置とのパスを張り直し、その後、接続先変更完了通知をネットワークストレージアクセス用端末に送信する、ことを特徴とする遠隔データ蓄積システム。
  4. 上記処理サーバは、外部機器の種別に基づいて上記ストレージ装置との間でパスを張ることを特徴とする請求項3に記載の遠隔データ蓄積システム。
  5. 上記処理サーバは、ネットワークストレージアクセス用端末の端末IDとフォルダ名、ストレージ装置のストレージアドレス、ユーザの権限、接続種別を含むテーブルを保持した接続先情報DBを有し、当該テーブルを参照して上記ネットワークストレージアクセス用端末の端末IDに基づいて対応するストレージ装置を特定し、パスを張ることを更に特徴とする請求項3または4に記載の遠隔データ蓄積システム。
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