JP4087035B2 - 整髪化粧料 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、整髪化粧料に関し、さらに詳しくはセット力に優れ、しなやかさ、べたつきのなさ等の感触及びツヤが良好で、その効果が長時間持続し、また、再整髪性に優れる整髪化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、整髪化粧料には、毛髪をセットする目的で、種々の皮膜形成性ポリマーが使用されている。しかしながら、これらの皮膜形成性ポリマーを単独で用いた整髪化粧料は、乾燥時にべたつきを感じたり、乾燥後にごわつきを感じたり、また、フレーキングを起こして剥れやツヤの低下等を引き起こす等の欠点があった。これらの欠点を改善するために、可塑剤や油剤と皮膜形成性ポリマーとを組み合わせる等の試みがなされているが、油性感を感じたり、セット力が低下する等の弊害を生じる場合が多かった。
【0003】
一方、毛髪の保護、保湿等の目的で様々な植物の抽出物が整髪化粧料中に配合されている。また、これらの植物抽出物と、上記皮膜形成性ポリマーとを併用することにより、べたつき感やごわつき感を減少させる等の試みがなされているが、再整髪性が劣る等の欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記事情において、上記欠点を解消する技術が求められていた。すなわち、本発明の目的は、セット力に優れ、しなやかさ、べたつきのなさ等の感触及びツヤが良好で、その効果が長時間持続し、また、再整髪性に優れる整髪化粧料を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、本発明の目的を達成するために鋭意研究を行った結果、(A)キク科の植物より得られる抽出物又は圧搾物の1種又は2種以上と、(B)リンドウ科、サトイモ科又はミカン科に属する植物より得られる抽出物又は圧搾物の1種又は2種以上と、(C)トクサ科、アオイ科、ユキノシタ科、シナノキ科又はナデシコ科に属する植物より得られる抽出物又は圧搾物の1種又は2種以上と、(D)皮膜形成性ポリマーの1種又は2種以上とを含有し、場合によっては、さらにシロキサン化合物、ペプチド誘導体、ローヤルゼリー又はその抽出物からなる群より選ばれる1種又は2種以上を含有することを特徴とする整髪化粧料によって上記欠点が改善されることを見出し、本発明を完成した。
【0006】
すなわち、本発明の請求項1は、(A)キク科の植物(アルニカ、カワラヨモギ、ヨモギ、モウコヨモギ、カミツレ、ローマカミツレ、ゴボウ、セイヨウノコギリソウ、トウキンセンカ、フキタンポポ、ベニバナ、ヤグルマギク、レタス、ノコギリソウ、オトコヨモギ、ヤブタバコ、フジバカマ、タンポポ、タカサブロウ)より得られる抽出物又は圧搾物の1種又は2種以上と、(B)リンドウ科(ゲンチアナ、センブリ、ムラサキセンブリ、ミツガシワ)、サトイモ科(ショウブ、ミズバショウ)又はミカン科(キハダ、オレンジ、サンショウ、ウンシュウミカン、ダイダイ、ユズ、レモン、グレープフルーツ)に属する植物より得られる抽出物又は圧搾物の1種又は2種以上と、(C)トクサ科(トクサ、スギナ)、アオイ科(ビロウドアオイ、ウスベニアオイ)、ユキノシタ科(ユキノシタ、アマチャ、アジサイ)、シナノキ科(シナノキ(セイヨウシナノキ、セイヨウボダイジュ))又はナデシコ科(サボンソウ、ハコベ)に属する植物より得られる抽出物又は圧搾物の1種又は2種以上と、(D)皮膜形成性ポリマーの1種又は2種以上とを、含有することを特徴とする整髪化粧料である。
【0007】
また、本発明の請求項2は、さらに、シロキサン化合物、ペプチド誘導体、ローヤルゼリー又はその抽出物からなる群より選ばれる1種又は2種以上を含有する請求項1記載の整髪化粧料である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成について詳述する。
【0009】
本発明で用いられる成分(A)、成分(B)、成分(C)に挙げられる植物の抽出物又は圧搾物は、それぞれの葉、根、茎、花、皮、枝、果実、果皮等の1種又は2種以上の部位から適当な溶媒により抽出又は直接圧搾することにより得ることができ、圧搾と抽出を組合わせて行なっても良い。
【0010】
抽出溶媒としては、エタノール、メタノール、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等のアルコール類、冷水、熱水等の水、スクワラン、ヒマワリ油、パラフィン油、エステル油等の油類、アセトン、酢酸エチル等から選ばれる1種又は2種以上の混液が使用可能であり、これらの中では、水やアルコール類等の極性溶媒から選ばれる1種又は2種以上の混液が望ましい。
【0011】
また、別の方法として、上記抽出液をシリカゲルクロマトグラフィー等の吸着系クロマトグラフィーを用いて分画して得られる抽出物を用いることもできる。また、抽出液中の溶媒を蒸留後さらに適当な溶媒に溶解したり、上記抽出液の濃縮物あるいは乾燥粉末を、本発明に使用することもできる。
【0012】
これらの植物抽出物又は圧搾物は、本発明組成物中に、合計でエキス分(乾燥残分相当)として0.0001〜5質量%(以下、単に%で示す)配合されることが望ましく、さらに望ましくは0.001〜1%である。0.0001%未満では、配合しても本発明の効果が十分発揮されない場合があり、5%を越えると、最終製品の製造工程上好ましくない。また、良好な効果が得られるためのこれら成分の配合比はエキス分で(A)/((B)+(C))=1/100〜100/1であることが望ましい。
【0013】
本発明で用いられるキク科の植物としては、アルニカ、カワラヨモギ、ヨモギ、モウコヨモギ、カミツレ、ローマカミツレ、ゴボウ、セイヨウノコギリソウ、トウキンセンカ、フキタンポポ、ベニバナ、ヤグルマギク、レタス、ノコギリソウ、オトコヨモギ、ヤブタバコ、フジバカマ、タンポポ、タカサブロウ等が挙げられる。
【0014】
リンドウ科の植物としては、ゲンチアナ、センブリ、ムラサキセンブリ、ミツガシワ等、サトイモ科の植物としては、ショウブ、ミズバショウ等が挙げられる。
【0015】
ミカン科の植物としては、キハダ、オレンジ、サンショウ、ウンシュウミカン、ダイダイ、ユズ、レモン、グレープフルーツ等が挙げられる。
【0016】
トクサ科の植物としては、トクサ、スギナ等、アオイ科の植物としては、ビロウドアオイ、ウスベニアオイ等が挙げられる。
【0017】
ユキノシタ科の植物としては、ユキノシタ、アマチャ、アジサイ等が挙げられる。
【0018】
シナノキ科の植物としては、シナノキ(セイヨウシナノキ、セイヨウボダイジュ)等が挙げられる。
【0019】
ナデシコ科の植物としては、サボンソウ、ハコベ等が挙げられる。
【0020】
これらの植物から得られる抽出物は、化粧品種別配合成分規格(粧配規)に適合するもの又はこれに準ずるものが好適に用いられ、成分(A)としては、「カワラヨモギエキス」(粧配規収載名;以下同様)、「ゴボウエキス」、「ヤグルマギクエキス」、成分(B)としては、「ゲンチアナエキス」、「ムラサキセンブリエキス」、「ショウブ根エキス」、「サンショウエキス」、「レモンエキス」、成分(C)としては、「スギナエキス」、「ゼニアオイエキス」、「ユキノシタエキス」、「シナノキエキス」、「サボンソウエキス」より選ばれることが、特に好ましい。
【0021】
本発明で用いられる被膜形成性ポリマーとしては、毛髪に付着して皮膜を形成し得るものであれば特に制限されず、アニオン性、カチオン性、両性、ノニオン性の各合成ポリマー又はそれらの塩、天然系ポリマー又はその誘導体のいずれも使用できる。
【0022】
アニオン性ポリマーの具体例としては、メチルビニルエーテル/無水マレイン酸アルキルハーフエステル共重合体(商品名:ガントレッツES−225、ES−425、SP−215[ISP社製]等)、酢酸ビニル/クロトン酸共重合体(商品名:レジン28−1310[ナショナル・スターチ社製]、ルビセットCA[BASF社製]等)、酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル共重合体(商品名:レジン28−2930[ナショナル・スターチ社製」等)、酢酸ビニル/クロトン酸/プロピオン酸ビニル共重合体(商品名:ルビセットCAP[BASF社製]等)、酢酸ビニル/マレイン酸モノブチルエステル/イソボロニルアクリレート共重合体(商品名:ADVANTAGE CP[ISP社製]等)、(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合体(商品名:プラスサイズL53PB[互応化学社製]、ダイヤホールド[三菱化学社製]、ルビマー100P[BASF社製]等)、アクリル酸/アクリル酸アルキルエステル/アルキルアクリルアミド共重合体(商品名:ウルトラホールド8、ウルトラホールド・ストロング[BASF社製]、アンフォマーV−42[ナショナル・スターチ社製]等)、アクリル酸/アクリル酸ヒドロキシエステル共重合体(アキュダイン258[Rohm&Haas社製])、ポリビニルピロリドン/アクリレート/(メタ)アクリル酸共重合体(商品名:ルビフレックスVBM35[BASF社製]等)、カルボキシビニルポリマー(カーボポール980、981[BF GOODRICH社製]等)、架橋型ポリアクリル酸(PEMULEN TR−1、TR−2[BF GOODRICH社製]等)、アクリル酸/メタクリル酸ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテル共重合体(アキュリン22[Rohm&Haas社製])、シリコーン変性アクリル系ポリマー(商品名:FZ−3148[日本ユニカー社製]、KP−545[信越化学工業社製]等)等が挙げられる。
【0023】
カチオン性ポリマーの具体例としては、ビニルイミダゾリウムトリクロライド/ビニルピロリドン共重合体(商品名:ルビカットFC370、FC550、FC905、HM552、[BASF社製]等)、ヒドロキシエチルセルロース/ジメチルジアリルアンモニウムクロリド(商品名:セルコートH−100、L−200[ナショナル・スターチ社製]等)、ビニルピロリドン/四級化ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体(商品名:ガフカット734、755N[ISP社製]等)、ポリビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート/ビニルカプロラクタム共重合体(商品名:コポリマーVC−713[ISP社製]等)、ビニルピロリドン/メタクリルアミドプロピル塩化トリメチルアンモニウム共重合体(商品名:ガフカットHS−100[ISP社製]等)、アルキルアクリルアミド/アクリレート/アルキルアミノアルキルアクリルアミド/ポリエチレングリコールメタクリレート共重合体等が挙げられる。
【0024】
両性ポリマーの具体例としては、ジアルキルアミノエチルメタクリレート/メタクリル酸アルキルエステル共重合体のモノクロル酢酸両性化物(商品名:ユカフォーマー301、AM−75、SM[三菱化学社製]等)、アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル/アクリル酸オクチルアミド共重合体(商品名:アンフォマー28−4910、LV−71[ナショナル・スターチ社製]等)等が挙げられる。
【0025】
ノニオン性ポリマーの具体例としては、ポリビニルピロリドン(商品名:ルビスコールK−12、17、30、60、80、90[BASF社製]、PVP K−15、30、60、90[ISP社製]等)、ポリビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体(商品名:ルビスコールVA28E、37E、55E、64E、73E[BASF社製]、PVP/VA E−735、E−635、E−535、E−335、S−630、W−735[ISP社製]等)、ポリビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート共重合体(商品名:コポリマー845、937、958[ISP社製]等)、酢酸ビニル/N−ビニル−5−メチル−2−オキサゾリン共重合体(商品名:Dowlex[ダウ・ケミカル社製]等)、水分散性ポリエステル樹脂(商品名:Eastman AQ 38S、55S[イーストマン・ケミカルプロダクツ社製]等)等が挙げられる。
【0026】
天然系ポリマー及びその誘導体の具体例としては、グアーガム、ローカストビーンガム、アラビアガム、キサンタンガム、プルラン、カラギーナン等の天然多糖類、キトサン塩、カルボキシメチルキチン、ヒドロキシプロピルキトサン等のキチン誘導体、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子化合物、メチルセルロース、ニトロセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース系高分子化合物、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子化合物などが挙げられる。
【0027】
なお、これらの皮膜形成性ポリマーのうち、イオン性基を有するものについては、イオン性基の一部又は全部を中和して塩に変換したものを用いても良い。
上記の皮膜形成性ポリマーはそれぞれ単独で又は2種以上を混合して使用することができる。
【0028】
これらの皮膜形成性ポリマーは、本発明組成物中に0.05〜15%配合されることが望ましく、さらに望ましくは0.1〜10%配合される。0.05%未満ではセット保持性が十分に得られにくく、また15%を超えて配合すると、ごわつき感を生じる場合がある。
【0029】
本発明で用いられるシロキサン化合物は、例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素含有変性シリコーン、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン、ベタイン基含有変性シリコーン(特開平3−130294号公報に記載の方法に従って得られるシロキサン化合物等)又はこれらの共変性シリコーン等が挙げられる。優れたコンディショニング効果を付与するためには、これらシロキサン化合物のうち不揮発性のもの、特にジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、フッ素基含有変性シリコーン及びアルコキシ変性シリコーン等が望ましく、その中でもパーフルオロポリオキシアルキレン変性シリコーン又は25℃における動粘度が1000mm2/s〜10000000mm2/sであるジメチルポリシロキサンがさらに望ましい。
【0030】
これらのシロキサン化合物は一種又は二種以上を混合して使用することができ、使用性を損なわない範囲で十分なコンディショニング効果を与えるためには、本発明組成物中に0.01〜25%配合されることが望ましい。
【0031】
本発明で使用されるペプチド誘導体としては、天然ペプチド、合成ペプチド、タンパク質(蛋白質)を酸、アルカリ又は酵素で部分加水分解して得られる蛋白質加水分解物等が挙げられ、また、これらペプチドのカチオン化物、アシル化物、アルキルエステル化物、シリル化物等の誘導体を用いることもできる。天然ペプチドとしては、例えば、グルタチオン、バシトラシンA、インシュリン、グルカゴン、オキシトシン、バソプレシン等が挙げられ、合成ペプチドとしては、例えば、ポリグリシン、ポリリシン、ポリグルタミン酸、ポリセリン等が挙げられる。
【0032】
蛋白質加水分解物のタンパク源となるタンパク質としては、例えば、コラーゲン、ゼラチン、ケラチン、絹フィブロイン、セリシン、カゼイン、コンキオリン、エラスチン、鶏等の卵の卵黄タンパク、卵白タンパク等の動物由来のものや、大豆、アーモンド、小麦、ビール粕、トウモロコシ、米、イモ類の蛋白質等の植物由来のもの、さらには、サッカロミセス属、カンディタ属、エンドミコプシス属の酵母菌や、ビール酵母菌、清酒酵母菌より分離した酵母蛋白質、キノコ類(担子菌)やクロレラより分離したタンパク等の微生物由来のものが挙げられる。
【0033】
これらのペプチド誘導体は、使用性を損なわない範囲で十分なコンディショニング効果を与えるためには、これらペプチド誘導体のうちでも、特に動物又は植物より得られるコラーゲン、ケラチン、コンキオリン、絹フィブロイン、小麦蛋白質、大豆蛋白質等の蛋白質加水分解物又はこれらのカチオン化物、アシル化物、アルキルエステル化物、シリル化物等の誘導体が望ましく、その分子量は、特に規定されるものではないが、平均分子量50〜50000が好ましく、さらに平均分子量200〜10000が好ましい。また、これらのペプチド誘導体の好ましい配合量は、本発明の整髪化粧料中に、乾燥物換算で0.0001〜10%、より好ましくは0.001〜5%である。0.0001%未満では、配合しても本発明の効果が発揮されない場合があり、10%を越えると、乾燥後ごわつき感が生じる場合があり好ましくない。
【0034】
本発明に用いられるローヤルゼリーは、ヨーロッパミツバチ又はトウヨウミツバチの分泌物であり、また、ローヤルゼリーの抽出物はローヤルゼリーより適当な溶媒により抽出することにより得ることができる。抽出溶媒としては、エタノール、メタノール、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等のアルコール類、冷水、熱水等から選ばれる1種又は2種以上の混液が使用可能である。これらのローヤルゼリー又はその抽出物として、「ローヤルゼリー」、「ローヤルゼリーエキス」、「油溶性ローヤルゼリーエキス」として粧配規に収載されているもの又はこれに準ずるものが好適に用いられる。これらのローヤルゼリー又はその抽出物の好ましい配合量は、本発明の整髪化粧料中に、乾燥物換算で0.00001〜5%、より好ましくは0.0001〜1%である。0.00001%未満では、配合しても本発明の効果が発揮されない場合があり、5%を越えると、乾燥後べたつき感が生じる場合があり好ましくない。
【0035】
本発明の整髪化粧料は、前記の必須成分に加えて必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で整髪化粧料に通常使用されている任意の成分を使用することができる。これらの成分としては、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、油分、紫外線吸収剤、防腐剤、保湿剤、他の動植物由来の抽出物、香料、水、アルコール、増粘剤、噴射剤、色剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、薬剤等が挙げられる。
【0036】
また本発明の整髪化粧料は、頭髪に使用するものを広く指し、例えば、ヘアーローション、ヘアーリキッド、ヘアーミルク、ヘアークリーム、ヘアーフォーム、ヘアースプレー、ヘアージェル等の整髪を目的としたものに加え、本発明の整髪化粧料は、シャンプー、ヘアーリンス、ヘアートリートメント、パーマ剤、染毛剤等として用いた場合にも本発明の目的とする効果を得ることができる。
【0037】
【実施例】
次に本発明を実施例をもって詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。
【0038】
実施例に先立ち、各実施例及び比較例1〜8で採用した試験法、評価法を説明する。
【0039】
なお、実施例13〜22では、植物抽出物として以下のものを用いた。
カワラヨモギ抽出物:「インチンコウ抽出液BG」(丸善製薬社製)
ゴボウ抽出物:「ゴボウ抽出液BG」(丸善製薬社製)
ヤグルマギク抽出物:「ヤグルマソウ抽出液BG」(丸善製薬社製)
カミツレ抽出物:「カミツレ抽出液BG」(丸善製薬社製)
ゲンチアナ抽出物:「ゲンチアナ抽出液BG」(丸善製薬社製)
ムラサキセンブリ抽出物:
(特開平5−213723公報記載の試験例2に記載の抽出物)
ショウブ根抽出物:「ショウブ抽出液」(丸善製薬社製)
サンショウ抽出物:「サンショウ抽出液BG」(丸善製薬社製)
レモン果実抽出物:「レモン抽出液BG」(丸善製薬社製)
スギナ抽出物:「スギナ抽出液BG」(丸善製薬社製)
ウスベニアオイ抽出物:「ウスベニアオイ抽出液BG」(丸善製薬社製)
ユキノシタ抽出物:「ユキノシタ抽出液BG」(丸善製薬社製)
シナノキ抽出物:「シナノキ抽出液BG」(丸善製薬社製)
サボンソウ抽出物:「サボンソウ抽出液BG」(丸善製薬社製)
ブドウ抽出物:「アカブドウ抽出液BG」(丸善製薬社製)
オタネニンジン抽出物:「ニンジン抽出液BG」(丸善製薬社製)
クワ抽出物:「ソウハクヒ抽出液BG」(丸善製薬社製)
リンゴ果実抽出物:「リンゴ抽出液BG−J」(丸善製薬社製)
アロエ抽出物:「アロエベラ抽出液−JC」(丸善製薬社製)
チャノキ抽出物:「ウーロン茶抽出液BG」(丸善製薬社製)
カンゾウ抽出物:「カンゾウ抽出液BG」(丸善製薬社製)
セイヨウキズタ抽出物:「セイヨウキズタ抽出液BG−J」(丸善製薬社製)
ヘチマ抽出物:「ヘチマ抽出液BG」(丸善製薬社製)
ホップ抽出物:「ホップ抽出液BG」(丸善製薬社製)
セイヨウトチノキ抽出物:「マロニエ抽出液BG−J」(丸善製薬社製)
【0040】
(1)セット力試験法
長さ15cm、重さ1gの毛束に整髪化粧料の試料を0.5gを均等に塗布し、直径2cmのロッドに巻き、45℃の高温室内に6時間放置して、完全に乾燥させた。乾燥後、ロッドをはずして、毛束の見かけの長さ(L)を測定した。次に温度25℃湿度90%の恒温恒湿室に毛束を吊し、30分後に取り出し、再び毛束の見かけの長さ(L0)を測定した。
【0041】
セット力を次式にて求めた。
セット力(%)=(15−L0)÷(15−L)×100
(この値が100に近いほどセット力が高いことを示す。)
【0042】
評価基準は、以下の通りである。
◎:非常に良好 セット力80%以上
○:良好 セット力50%以上、80%未満
△:やや悪い セット力30%以上、50%未満
×:悪い セット力30%未満
【0043】
(2)官能試験
20名の被験者に整髪化粧料の試料を使用し、整髪を実施した。その後被験者本人が、しなやかさ(ごわつきのなさ)、べたつきのなさについて官能評価した。評価基準は、以下の通りである。
【0044】
しなやかさ
◎:非常に良好 ごわつきがないと答えた被験者の数が18人以上
○:良好 ごわつきがないと答えた被験者の数が12人以上、18人未満
△:やや悪い ごわつきがないと答えた被験者の数が8人以上、12人未満
×:悪い ごわつきがないと答えた被験者の数が8人未満
【0045】
べたつきのなさ
◎:非常に良好 べたつかないと答えた被験者の数が18人以上
○:良好 べたつかないと答えた被験者の数が12人以上、18人未満
△:やや悪い べたつかないと答えた被験者の数が8人以上、12人未満
×:悪い べたつかないと答えた被験者の数が8人未満
【0046】
(3)ツヤ試験法
長さ15cm、重さ1gの毛束に整髪化粧料の試料を0.5gを均等に塗布し、自然乾燥させる。乾燥後、毛髪5本を任意に選択し、ゴニオフォトメーター(村上色彩研究所社製)により光の反射率を求め、整髪化粧料を塗布していない毛髪の光の反射率をブランクとし、ブランクと比較をした。評価基準は、以下の通りである。
【0047】
◎:非常に良好 ブランクと比較し光の反射率が150%以上
○:良好 ブランクと比較し光の反射率が100%以上、150%未満
△:やや悪い ブランクと比較し光の反射率が80%以上、100%未満
×:悪い ブランクと比較し光の反射率が80%未満
【0048】
(4)再整髪性
20名の被験者に整髪化粧料の試料を使用し、整髪を実施した。3時間後、再度櫛を通し整髪を行い再整髪性を評価した。評価基準は、以下の通りである。
【0049】
◎:非常に良好 整髪しやすいと答えた被験者の数が18人以上
○:良好 整髪しやすいと答えた被験者の数が12人以上、18人未満
△:やや悪い 整髪しやすいと答えた被験者の数が8人以上、12人未満
×:悪い 整髪しやすいと答えた被験者の数が8人未満
【0050】
実施例1〜12、比較例1〜8
【0051】
【表1】
Figure 0004087035
【0052】
(1)ジアルキルアミノエチルメタクリレート/メタクリル酸アルキルエステル共重合体のモノクロル酢酸両性化物(純分30%)(商品名:ユカフォーマー301[三菱化学社製])
(2)ジメチルポリシロキサン(動粘度100000mm2/s;25℃)の乳化物(純分50%)(商品名:シリコンBY22−029[東レ・ダウコーニングシリコーン社製])
(3)商品名:プロモイスWK[成和化成社製]
(4)商品名:ローヤルゼリー抽出液[丸善製薬社製]
【0053】
【表2】
Figure 0004087035
【0054】
(1)ジアルキルアミノエチルメタクリレート/メタクリル酸アルキルエステル共重合体のモノクロル酢酸両性化物(純分30%)(商品名:ユカフォーマー301[三菱化学社製])
(2)ジメチルポリシロキサン(動粘度100000mm2/s;25℃)の乳化物(純分50%)(商品名:シリコンBY22−029[東レ・ダウコーニングシリコーン社製])
(3)商品名:プロモイスWK[成和化成社製]
(4)商品名:ローヤルゼリー抽出液[丸善製薬社製]
【0055】
常法により表1及び表2に記載の組成の整髪化粧料(ヘアーローション)を調製し、セット力、しなやかさ、べたつきのなさ、ツヤ、及び再整髪性について評価したところ、表1に示すように、本発明の必須成分を用いた実施例1〜12の整髪化粧料はいずれも優れた性能を示していた。また、表2に示すように必須成分のいずれかを欠いた比較例1〜8の整髪化粧料はセット力、しなやかさ、べたつきのなさ、ツヤ、及び再整髪性について劣っていた。
【0056】
Figure 0004087035
【0057】
常法により上記組成のヘアークリームを調製し、セット力、しなやかさ、べたつきのなさ、ツヤ、及び再整髪性について評価したところ、いずれの特性も優れており、良好な結果を得た。
【0058】
Figure 0004087035
【0059】
常法により上記組成のヘアーセットローションを調製し、セット力、しなやかさ、べたつきのなさ、ツヤ、及び再整髪性について評価したところ、いずれの特性も優れており、良好な結果を得た。
【0060】
Figure 0004087035
【0061】
常法により上記組成のヘアーフォームを調製し、セット力、しなやかさ、べたつきのなさ、ツヤ、及び再整髪性について評価したところ、いずれの特性も優れており、良好な結果を得た。
【0062】
Figure 0004087035
【0063】
常法により上記組成のヘアーリキッドを調製し、セット力、しなやかさ、べたつきのなさ、ツヤ、及び再整髪性について評価したところ、いずれの特性も優れており、良好な結果を得た。
【0064】
Figure 0004087035
Figure 0004087035
【0065】
常法により上記組成のヘアージェルを調製し、セット力、しなやかさ、べたつきのなさ、ツヤ、及び再整髪性について評価したところ、いずれの特性も優れており、良好な結果を得た。
【0066】
Figure 0004087035
【0067】
常法により上記組成のヘアーミルクを調製し、セット力、しなやかさ、べたつきのなさ、ツヤ、及び再整髪性について評価したところ、いずれの特性も優れており、良好な結果を得た。
【0068】
Figure 0004087035
【0069】
常法により上記組成のヘアースプレーを調製し、セット力、しなやかさ、べたつきのなさ、ツヤ、及び再整髪性について評価したところ、いずれの特性も優れており、良好な結果を得た。
【0070】
Figure 0004087035
Figure 0004087035
Figure 0004087035
【0071】
常法により上記組成のスタイリングシャンプーを調製し、毛髪を洗浄した。洗浄後の髪のまとまり易さ(セット力)、しなやかさ、べたつきのなさ、ツヤ、及び再整髪性を官能評価したところ、いずれの特性も優れており、良好な結果を得た。
【0072】
Figure 0004087035
【0073】
常法により上記組成のヘアーリンスを調製し、毛髪に塗布し直ちに温水ですすいだ。すすぎ後の髪のまとまり易さ(セット力)、しなやかさ、べたつきのなさ、ツヤ、再整髪性を官能評価したところ、いずれの特性も優れており、良好な結果を得た。
【0074】
Figure 0004087035
【0075】
常法により上記組成のヘアートリートメントを調製し、毛髪に塗布し3分後に温水ですすいだ。すすぎ後の髪のまとまり易さ(セット力)、しなやかさ、べたつきのなさ、ツヤ、及び再整髪性を官能評価したところ、いずれの特性も優れており、良好な結果を得た。
【0076】
【発明の効果】
以上記載のごとく、本発明により、セット力に優れ、しなやかさ、べたつきのなさ等の感触及びツヤが良好で、その効果が長時間持続し、再整髪性に優れる整髪化粧料を提供することができる。

Claims (2)

  1. (A)キク科の植物(アルニカ、カワラヨモギ、ヨモギ、モウコヨモギ、カミツレ、ローマカミツレ、ゴボウ、セイヨウノコギリソウ、トウキンセンカ、フキタンポポ、ベニバナ、ヤグルマギク、レタス、ノコギリソウ、オトコヨモギ、ヤブタバコ、フジバカマ、タンポポ、タカサブロウ)より得られる抽出物又は圧搾物の1種又は2種以上と、(B)リンドウ科(ゲンチアナ、センブリ、ムラサキセンブリ、ミツガシワ)、サトイモ科(ショウブ、ミズバショウ)又はミカン科(キハダ、オレンジ、サンショウ、ウンシュウミカン、ダイダイ、ユズ、レモン、グレープフルーツ)に属する植物より得られる抽出物又は圧搾物の1種又は2種以上と、(C)トクサ科(トクサ、スギナ)、アオイ科(ビロウドアオイ、ウスベニアオイ)、ユキノシタ科(ユキノシタ、アマチャ、アジサイ)、シナノキ科(シナノキ(セイヨウシナノキ、セイヨウボダイジュ))又はナデシコ科(サボンソウ、ハコベ)に属する植物より得られる抽出物又は圧搾物の1種又は2種以上と、(D)皮膜形成性ポリマーの1種又は2種以上とを、含有することを特徴とする整髪化粧料。
  2. さらに、シロキサン化合物、ペプチド誘導体、ローヤルゼリー又はその抽出物からなる群より選ばれる1種又は2種以上を含有する請求項1記載の整髪化粧料。
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