JP2005255534A - 染毛用前処理剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】染毛前に使用することにより、染毛剤の染色性、均染性及び染色堅牢性を向上させ、更には、毛髪損傷が極めて少なく、毛髪のコンディショニング効果に優れた染毛用前処理剤を提供する。
【解決手段】トリメチルグリシンを配合することを特徴とする染毛用前処理剤。さらに、動植物由来のタンパク加水分解物及び/又はその誘導体を配合した該染毛用前処理剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、酸化型染毛剤の染毛用前処理剤に関し、詳しくは、染毛前に使用することにより、染色剤の染色性、均染性及び染色堅牢性を向上させ、更には、毛髪損傷が極めて少なく、毛髪のコンディショニング効果に優れた染毛用前処理剤に関する。
従来、染毛前に使用することにより、染毛剤の染色性、均染性及び染色堅牢性を向上させ、更には、毛髪損傷を少なくする方法として、タンパク加水分解物を配合する方法(特許文献1参照)やケラチン加水分解物を配合する方法(特許文献2参照)、ケラチン加水分解物とその他のタンパク加水分解物を組み合わせて使用する方法(特許文献3参照)、特定のケラチン加水分解物の誘導体を配合する方法(特許文献4参照)、特定の分子量のケラチン加水分解物とタンパク加水分解物を組み合わせて使用する方法(特許文献5)、γ−ケラトースとシリル化タンパク加水分解物を組み合わせて使用する方法(特許文献6参照)など試みてきたが、その効果は充分ではなかった。
一方、頭髪のブラッシング性、しっとり感、コンディショニング効果、感触を向上する成分として、トリメチルグリシンが知られていた。(特許文献7、8、9)
特開平10−226629号公報 特開平10−291919号公報 特表平11−139940号公報 特開平13−302472号公報 特開平14−114644号公報 特開平14−114653号公報 特開昭57−502166号公報 特開平2−46002号公報 特開平6−293619号公報
上記事情において、本発明の目的とするところは、染毛前に使用することにより、染毛剤の染色性、均染性及び染色堅牢性を向上させ、更には、毛髪損傷が極めて少なく、毛髪のコンディショニング効果に優れる染毛用前処理剤を提供することにある。
本発明者は、鋭意研究した結果、トリメチルグリシンを後述の染毛用前処理剤に配合すると、上記欠点が改善することを見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明の請求項1は、(A)トリメチルグリシンを配合することを特徴とする染毛用前処理剤である。本発明の請求項2は、さらに(B)動植物由来のタンパク加水分解物及び/又はその誘導体を配合することを特徴とする請求項1に記載の染毛用前処理剤である。本発明の請求項3は、さらに(C)両性ポリマーを配合することを特徴とする請求項1又は2記載の染毛用前処理剤である。本発明の請求項4は、両性ポリマーが塩化ジメチルジアリルアンモニウムとアクリル酸とからなる共重合体、又は、塩化ジメチルジアリルアンモニウムとアクリル酸メチルとからなる共重合体である請求項3記載の染毛用前処理剤である。
本発明によって、染毛前に使用することにより、染色剤の染色性、均染性及び染色堅牢性を向上させ、更には、毛髪損傷が極めて少なく、毛髪のコンディショニング効果に優れる染毛用前処理剤を提供することができる。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明で用いられる成分(A)のトリメチルグリシンは、ベタイン、グリシルベタイン、アルキルジメチルベタイン等の名称で知られており、砂糖大根、麦芽、キノコ類、果実等に多く含まれている成分である。その染毛用前処理剤への配合量は0.01〜5質量%、好ましくは0.05〜2質量%である。0.01質量%より少ないと、毛髪に充分なしっとり感、しなやかさ、損傷防止効果、及び、均染性、染色堅牢性が得られない場合があり、5質量%を超えると乾燥後、毛髪にべとつき、ごわつきといった感触を与える場合があるため、好ましくない。
本発明の染毛用前処理剤組成物には上記成分(A)に加え、染色性、均染性、染色堅牢性の向上、毛髪損傷防止効果、毛髪のコンディショニング効果の点から、さらに(B)動植物由来のタンパク加水分解物及び/又はその誘導体を配合することが望ましい。成分(B)としては、具体的に、ケラチン、コラーゲン、絹フィブロイン、ゼラチン、セリシン、カゼイン、コンキオリン、エラスチン、卵黄タンパク、卵白タンパク、大豆タンパク、アーモンドタンパク、小麦タンパク、トウモロコシタンパク、米タンパク、エンドウ豆タンパク、カラス麦タンパク、ビール粕タンパク、米糠タンパク、イモ類タンパク、綿実タンパクなどの動植物由来のタンパクを酸、アルカリ又は酵素で部分的に加水分解して得られるペプチドや、その誘導体としては、タンパク質加水分解物のカチオン化物、アシル化物、アルキルエステル化物、シリル化物などが挙げられる。
本発明の染毛用前処理剤には、本発明の効果を高める目的で、微生物由来のタンパク加水分解物及び/又はその誘導体も配合することができ、具体例としては、サッカロミセス属、カンディタ属、エンドミコプシ属の酵母菌や、ビール酵母菌、清酒酵母菌より分類した酵母タンパク、キノコ類(担子菌)やクロレラより分離したタンパク、及び、それらのタンパクを酸、アルカリ又は酵素で部分的に加水分解して得られるペプチドや、その誘導体としては、タンパク質加水分解物のカチオン化物、アシル化物、アルキルエステル化物、シリル化物などが挙げられる。
これらの中でも、動物由来のケラチン、コラーゲン、絹フィブロイン、コンキオリン、植物由来の大豆タンパク、小麦タンパク、及び、これらのカチオン化物、シリル化物が毛髪損傷防止効果の点で特に好ましい。
本発明ではこれらのうちの1種又は2種以上を配合し、その配合量は染毛用前処理剤に対して乾燥物換算で0.0001〜10質量%が好ましく、より好ましくは0.001〜
5質量%である。0.0001質量%より少ないと、配合しても本発明の効果が発揮されない場合があり、10質量%を超えると乾燥後ごわつき感が生じる場合があり好ましくなく、又、経時変化による着色や不快臭の原因となる場合がある。
また、染色性、均染性、染色堅牢性の向上、毛髪損傷防止効果、毛髪のコンディショニング効果の点から、さらに(C)両性ポリマーを配合することが望ましい。成分(C)の具体例としては、ジアルキルアミノエチルメタクリレート/メタクリル酸アルキルエステル共重合体のモノクロル酢酸両性化物(商品名:ユカフォーマー301、AM−75、SM[三菱化学社製]等)、アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル/アクリル酸オクチルアミド共重合体(商品名:アンフォーマー28−4910、LV−71[ナショナル・スターチ社製]等)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリル酸/アクリルアミド共重合体、塩化メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム/アクリル酸/アクリル酸メチル共重合体(商品名:マーコート280、295、3330、3331、2001[オンデオ・ナルコ社製]等)等が挙げられ、特に塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリル酸共重合体が好ましい。
これらの両性ポリマーは1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、その配合量は染毛用前処理剤に対して純分として0.1〜10質量%が好ましく、より好ましくは0.3〜5質量%である。0.1質量%より少ないと、配合しても本発明の効果が発揮されない場合があり、10質量%を超えると期待される効果がそれ以上上がらないので好ましくない。
本発明の染毛用前処理剤には本発明の効果を高める目的で、アミノ酸及び/又はその塩類も配合することができる。具体例としては、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、トレオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、シスチン、システイン、メチオニン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、アルギニン、ヒスチジン、リシン等が挙げられる。アミノ酸の塩類としては、例えば、金属塩として1価金属塩であるナトリウム、カリウム、2価金属塩であるカルシウム、マグネシウムが挙げられる。また、これらのアミノ酸又はその塩類は1種又は2種以上を組み合わせて用いる事ができる。好ましい配合量は0.1〜5質量%である。
本発明の染毛用前処理剤には本発明の効果を高める目的で、シリコーン誘導体も配合することができる。具体例としてはジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、オルガノポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、ポリオキシアルキレン変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、パーフルオロアルキルポリオキシアルキレン変性シリコーン、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン、アクリル変性シリコーン等が挙げられ、特に好ましくはジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、ポリオキシアルキレン変性シリコーンである。好ましい配合量は0.1〜5質量%である。
本発明の染毛用前処理剤には本発明の効果を高める目的で、天然多糖類及び/又はその誘導体も配合することができる。具体例としてはキサンタンガム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びカルボキシメチルセルロースなどが挙げられ、好ましい配合量は0.1〜10質量%である。
本発明の染毛用前処理剤には本発明の効果を損なわない範囲で、糖類、炭化水素類、ロウ類、動植物油脂、カチオン性ポリマー、アニオン性ポリマー、非イオン性ポリマー、高級アルコール類、高級脂肪酸類、低級アルコール類、有機溶剤又は浸透促進剤、多価アル
コール類、エステル類、エーテル類、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性活性剤、非イオン性界面活性剤、防腐剤、キレート剤、安定化剤、酸化防止剤、pH調整剤、各種植物抽出物、生薬抽出物、ビタミン類、色素、香料、顔料、紫外線吸収剤などを適宜配合することが可能である。
また、本発明の染毛用前処理剤は、固形、液体、クリーム状、ジェル状、ローション状、エアゾールフォーム、ポンプフォーム、スクイズフォーム、ミスト等様々な形態のものとして用いることができ、望ましくはジェル状、ローション状として用いられる。
次に本発明を実施例をもって詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。実施例に先立ち、各実施例で採用した試験法、評価法を説明する。
a)染毛試験
実施例、比較例に基づき調整された染毛用前処理剤10gを15%白髪混じりの人毛30gの毛束に塗布し、続いて下記の染毛剤第1剤20gと染毛剤第2剤(酸化剤)20gに混合し塗布した。室温で30分放置してから洗浄し、風乾した。それぞれの毛束について、20名の被験者によって目視により染色状態及び均染性を観察した。評価基準は以下の通りである。
◎・・・染毛用前処理剤を用いないものより良いと答えた人数が16名以上
○・・・染毛用前処理剤を用いないものより良いと答えた人数が11〜15名
△・・・染毛用前処理剤を用いないものより良いと答えた人数が6〜10名
×・・・染毛用前処理剤を用いないものより良いと答えた人数が5名以下
染色剤第1剤 質量%
パラフェニレンジアミン 1.0
レゾルシン 0.7
メタアミノフェノール 0.1
強アンモニア水(28%) 3.0
モノエタノールアミン 1.0
セタノール 7.0
パラフィン 0.5
重質流動イソパラフィン 1.0
ワセリン 1.0
ミツロウ 0.5
セチル硫酸ナトリウム 0.2
ポリオキシエチレン(12)セチルエーテル 1.0
ポリオキシエチレン(25)ラウリルエーテル 1.5
プロピレングリコール 9.0
チオグリコール酸アンモニウム液 0.6
エデト酸二ナトリウム 0.1
香料 0.3
精製水 残 余

染色剤第2剤(酸化剤) 質量%
過酸化水素水(35%) 16.0
セタノール 6.0
流動パラフィン 4.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルエーテル 5.0
ラウリル硫酸ナトリウム 1.0
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.1
精製水 残 余
b)官能試験
染毛試験を行った毛束を用いて、20名の被験者によって触診により毛髪の痛み具合、毛髪のなめらかさ等の感触を評価した。評価基準は以下の通りである。
◎・・・染毛用前処理剤を用いないものより良いと答えた人数が16名以上
○・・・染毛用前処理剤を用いないものより良いと答えた人数が11〜15名
△・・・染毛用前処理剤を用いないものより良いと答えた人数が6〜10名
×・・・染毛用前処理剤を用いないものより良いと答えた人数が5名以下
b)染色堅牢性試験
染毛試験を行った毛束を市販のシャンプーで洗浄、風乾を繰り返しで30回行った。シャンプー処理した毛束とシャンプー処理していない毛束とを、20名の被験者によって目視により染色状態を評価した。評価基準は以下の通りである。
◎・・・染毛用前処理剤を用いないものより良いと答えた人数が16名以上
○・・・染毛用前処理剤を用いないものより良いと答えた人数が11〜15名
△・・・染毛用前処理剤を用いないものより良いと答えた人数が6〜10名
×・・・染毛用前処理剤を用いないものより良いと答えた人数が5名以下
実施例1〜11及び比較例1〜5の染毛前処理剤を調製し、前記試験を実施した。表1にそれぞれの組成及び試験結果を示した。表中の処方の単位はすべて質量%である。
Figure 2005255534
表1から明らかなように、本発明の染毛用前処理剤は、染毛前に使用することにより、染毛剤の染色性、均染性及び染色堅牢性を向上させ、更には、毛髪損傷が極めて少なく、毛髪のコンディショニング効果に優れている事が認められた。
実施例12
質量%
トリメチルグリシン 1.0
大豆タンパク加水分解物(商品名:プロモイスWS[成和化成社製]) 5.0
シリル化加水分解小麦タンパク 2.0
(商品名:プロモイスWG−SIG[成和化成社製])
塩化メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム
/アクリル酸/アクリル酸メチル共重合体液 5.0
(商品名:マーコート2001[オンデオ・ナルコ社製]
加水分解ケラチン液 0.5
(商品名:プロモイスWG−SIG[成和化成社製])
水溶性コラーゲン液(3) 0.1
(商品名:ネプチゲンN[一丸ファルコス社製])
L−アルギニン 0.3
グリシン 0.01
グルタミン酸ナトリウム 0.1
L−プロリン 0.01
L−アラニン 0.01
ジメチルポリシロキサン 1.0
(10mm2/s;25℃)
メチルフェニルポリシロキサン 0.5
(商品名:シリコンKF−56[信越化学工業社製])
オクチルドデカノール 0.5
パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 0.1
スクワラン 0.1
サフラワー油 0.1
ローズヒップ油 0.1
ブドウ種子油 0.1
米胚芽油 0.1
ホホバ油 0.1
ツバキ油 0.1
オリーブ油 0.1
D−パントテニルアルコール 0.1
L−アスコルビン酸硫酸エステル二ナトリウム 0.01
アスコルビン酸 0.01
グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.01
ローヤルゼリーエキス 0.1
(商品名:ローヤルゼリー抽出液[丸善製薬社製])
スギナエキス(商品名:スギナ抽出液BG[丸善製薬社製]) 0.1
ウスベニアオイエキス 0.1
(商品名:ウスベニアオイ抽出液BG[丸善製薬社製])
カワラヨモギエキス 0.1
(商品名:インチンコウ抽出液BG[丸善製薬社製])
ショウブ根エキス(商品名:ショウブ抽出液[丸善製薬社製]) 0.1
ユキノシタエキス(商品名:ユキノシタ抽出液BG[丸善製薬社製]) 0.1
サボンソウエキス(商品名:サボンソウ抽出液BG[丸善製薬社製]) 0.1
ニンジンエキス(商品名:ニンジンエキスBG[丸善製薬社製]) 0.1
ムラサキセンブリエキス 0.1
(商品名:ムラサキセンブリ抽出液[丸善製薬社製])
加水分解コンキオリン液 0.1
(商品名:真珠たん白抽出液K[丸善製薬社製])
海藻エキス 0.1
混合植物抽出液(1) 0.1
混合植物抽出液(3) 0.1
混合植物抽出液(6) 0.1
ソルビトール 0.5
トレハロース 0.5
ヒドロキシプロピルセルロース 1.5
キサンタンガム 1.0
エタノール 10.0
1,3−ブチレングリコール 3.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.5
ポリオキシエチレンオレイルエーテル 0.5
エデト酸二ナトリウム 0.1
パラオキシ安息香酸エステル 0.1
緑色3号 0.0001
香料 0.1
精製水 残 余
尚、混合植物抽出液(1)、混合植物抽出液(3)、混合植物抽出液(6)は「化粧品種別配合成分規格」(厚生省薬務局審査課監修、薬事日報社平成9年発行)に収載されている。
実施例12記載の配合組成で調製された染毛用前処理剤20gを頭髪に塗布した。続いて前記染毛剤第1剤と染毛剤第2剤(酸化剤)とを1:1の割合で混合し、使用したところ、染色性、均染性及び染色堅牢性に優れ、更には毛髪損傷が極めて少なく、毛髪のコンディショニング効果に優れている事が認められた。
尚、上記の処方にて用いた香料は下記のものである。
Figure 2005255534
以上の説明から明らかなように本発明の染毛用前処理剤は、染毛前に使用することにより、染毛剤の染色性、均染性及び染色堅牢性を向上させ、更には、毛髪損傷が極めて少なく、毛髪のコンディショニング効果に優れた染毛用前処理剤を提供することができる。

Claims (4)

  1. (A)トリメチルグリシンを配合することを特徴とする染毛用前処理剤。
  2. さらに、(B)動植物由来のタンパク加水分解物及び/又はその誘導体を配合することを特徴とする請求項1に記載の染毛用前処理剤。
  3. さらに、(C)両性ポリマーを配合することを特徴とする請求項1又は2記載の染毛用前処理剤。
  4. 両性ポリマーが、塩化ジメチルジアリルアンモニウムとアクリル酸とからなる共重合体、又は、塩化ジメチルジアリルアンモニウムとアクリル酸メチルとからなる共重合体である請求項3記載の染毛用前処理剤。
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