JP2011037780A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘアカラー、パーマ等の化学的処理で損傷し、弱体化し柔らかくなった毛髪や加齢に伴う衰えにより細く柔らかくなった毛髪に、ハリ・コシ、ボリューム感を与え、且つ毛髪に自然なツヤを付与し、さらに毛髪の柔軟性を改善させる毛髪化粧料を提供する。
【解決手段】(A)毛髪固定用高分子化合物と(B)ザクロ科植物抽出物を含有することを特徴とする毛髪化粧料であり、好ましくは、さらに(C)アミノ酸および/またはその塩を含有し、より好ましくは、さらに(D)油脂類を含有する毛髪化粧料である。
【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪化粧料に関し、更に詳細には、ヘアカラー、パーマ等の化学的処理で損傷し、弱体化し柔らかくなった毛髪や加齢に伴う衰えにより細く柔らかくなった毛髪に、ハリ・コシ、ボリューム感を与え、且つ毛髪に自然なツヤを付与し、さらに毛髪の柔軟性を改善させる毛髪化粧料に関する。
毛髪は、日常のヘアケア、ヘアメイク行動により多くの損傷を受けている。特にヘアカラー、パーマ、ブリーチ等の化学的処理により毛髪の構成蛋白質の溶出や構造変化を促進し、又はシャンプー等の洗髪行為でも主成分である界面活性剤により毛髪の脂質や毛髪構成蛋白質までが溶出され、毛髪損傷に拍車をかけている。このような弱体化した毛髪や加齢による変化で細く柔らかくなった毛髪は、ハリ・コシ、ボリューム感がないためスタイリングしづらいという問題を有している。
そこで、髪の細さや、ハリ・コシのなさを改善するため、以前から、例えば育毛有効成分を配合した育毛剤や養毛剤などが利用されてきた。しかしながら、従来の育毛剤や養毛剤では、髪は太くならず、ハリ・コシを与えるほどの効果は期待できないという問題があった。そのため、ヘアスプレーやセット剤を活用して毛髪にハリ・コシ、ボリューム感を与えようとする試みも行われているが、ヘアスプレーやセット剤を利用することにより、ハリ・コシは付与されるものの、髪がごわつくなどの欠点があった。
従来、毛髪化粧料においては、髪にハリ・コシ、ボリューム感を与えるための技術が検討され、種々提案されている。例えば、コラーゲン誘導体やケラチン誘導体等の成分を毛髪に浸透、補充する方法が知られている(特許文献1,2参照)。また、毛髪表面を天然高分子によりコートする方法(特許文献3〜5参照)、毛髪固定用高分子化合物と分岐鎖脂肪酸エステル等を組み合わせて配合する毛髪固定用化粧料(特許文献6参照)、両親媒性高分子と6−ベンジルアミノプリン及びその誘導体を含有する養育毛組成物(特許文献7参照)などが報告されている。
しかしながら、これら従来の技術では、細く柔らかい毛髪にハリ・コシ、ボリューム感を与え、且つ毛髪に自然なツヤを付与し、さらに毛髪の柔軟性を改善させるなどのスタイリングしやすくする効果に関して満足できるものではなかった。
特開昭60−243010号公報 特開平2−53712号公報 特開昭62−36308号公報 特開平2−53712号公報 特開平4−308525号公報 特開平4−244010号公報 特開2006−213637号公報
本発明は、上記状況を鑑みて、ヘアカラー、パーマ等の化学的処理で損傷し、弱体化し柔らかくなった毛髪や加齢に伴う衰えにより細く柔らかくなった毛髪に、ハリ・コシ、ボリ
ューム感を与え、且つ毛髪に自然なツヤを付与し、さらに毛髪の柔軟性を改善させる毛髪化粧料を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、鋭意研究を重ねた結果、毛髪固定用高分子化合物を含有する毛髪化粧料において、さらにザクロ科植物抽出物を組み合わせることにより、毛髪化粧料の上記問題が解決されることを見出した。
すなわち、本発明の毛髪化粧料は、
(A)毛髪固定用高分子化合物と、
(B)ザクロ科植物抽出物
を含有することを特徴としている。
本発明の毛髪化粧料は、さらに(C)アミノ酸および/またはその塩を含有することが好ましい。
さらに、(D)油脂類を含有することが好ましい。
本発明の毛髪化粧料によれば、ヘアカラー、パーマ等の化学的処理で損傷し、弱体化し柔らかくなった毛髪や加齢に伴う衰えにより細く柔らかくなった毛髪に、ハリ・コシ、ボリューム感を与え、且つ毛髪に自然なツヤを付与し、さらに毛髪の柔軟性を改善させることができる。
以下、本発明の毛髪化粧料について詳細に説明する。
本発明の(A)成分である毛髪固定用高分子化合物としては、毛髪に付着して皮膜を形成し得るものであれば特に制限されず、両性ポリマー、アニオンポリマー、カチオンポリマー、ノニオンポリマー、天然高分子又はそれらの誘導体のいずれでも使用することができる。これら毛髪固定用高分子化合物の具体例を、入手可能な商品名と共に以下列挙する。
両性ポリマーの具体例としては、ユカフォーマーAM−75、SM(以上、三菱化学社製)等のジアルキルアミノエチルメタクリレート/メタクリル酸アルキルエステル共重合体のモノクロル酢酸両性化物、アンフォマー28−4910、LV−71(以上、ナショナル・スターチ社製)等のアクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル/アクリル酸オクチルアミド共重合体などを挙げることができ、中でもユカフォーマーSMを好ましく使用することができる。
アニオンポリマーの具体例としては、ガントレッツES−225、ES−425、SP−215(以上、ISP社製)等のメチルビニルエーテル/無水マレイン酸アルキルハーフエステル共重合体;レジン28−1310(ナショナル・スターチ社製)、ルビセットCA(BASF社製)等の酢酸ビニル/クロトン酸共重合体;レジン28−2930(ナショナル・スターチ社製)等の酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル共重合体;ルビセットCAP(BASF社製)等の酢酸ビニル/クロトン酸/プロピオン酸ビニル共重合体;ADVANTAGE CP(ISP社製)等の酢酸ビニル/マレイン酸モノブチルエステル/イソボロニルアクリレート共重合体;プラスサイズL53P(互応化学社製)、ダイヤホールド(三菱化学社製)等の(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合体;ウルトラホールド8、ウルトラホールド・ストロング(以上、BASF社製)、アンフォマーV−42(ナショナル・スターチ社製)等のアクリル酸/アクリル酸ア
ルキルエステル/アルキルアクリルアミド共重合体;ルビフレックスVBM35(BASF社製)等のポリビニルピロリドン/アクリレート/(メタ)アクリル酸共重合体などを挙げることができ、中でも、プラスサイズL53Pを好ましく使用することができる。
カチオンポリマーの具体例としては、ルビカットFC370、FC550、FC905、HM552、MonoCP(以上、BASF社製)等のビニルイミダゾリウムトリクロライド/ビニルピロリドン共重合体;セルカットH−100、L−200(以上、ナショナル・スターチ社製)等のヒドロキシエチルセルロース/ジメチルジアリルアンモニウムクロリド;ガフカット734、755N(以上、ISP社製)等のビニルピロリドン/四級化ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体;コポリマー845、937、958(以上、ISP社製)等のポリビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート共重合体;コポリマーVC−713(ISP社製)等のポリビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート/ビニルカプロラクタム共重合体;ガフカットHS−100(ISP社製)等のビニルピロリドン/メタクリルアミドプロピル塩化トリメチルアンモニウム共重合体等を挙げることができ、特にガフカット755Nを好ましく使用することができる。
ノニオンポリマーの具体例としては、ルビスコールK12、17、30、60、80、90、ルビセット クリア(以上、BASF社製)、PVP K15、30、60、90(以上、ISP社製)等のポリビニルピロリドン;ルビスコールVA28E、37E、55E、64E、73E(以上、BASF社製)、PVP/VA E−735、E−635、E−535、E−335、S−630、W−735(以上、ISP社製)等のポリビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体;ルビスコールVAP343(BASF社製)等のポリビニルピロリドン/酢酸ビニル/プロピオン酸ビニル三元共重合体;Dowlex(ダウ・ケミカル社製)等の酢酸ビニル/N−ビニル−5−メチル−2−オキサゾリン共重合体等を挙げることができ、中でもルビセット クリアを好ましく使用することができる。
天然高分子またはその誘導体の具体例としては、グアーガム、ローカストビーンガム、アラビアガム、キサンタンガム、プルラン、カラギーナン等の天然多糖類;キトサン塩、カルボキシメチルキチン、ヒドロキシプロピルキトサン等のキチン誘導体;カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子化合物、メチルセルロース、ニトロセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC)、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース系高分子化合物;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子化合物などを挙げることができ、中でもキサンタンガムを好ましく使用することができる。
なお、これらの毛髪固定用高分子化合物のうち、酸性基を有するものについては、感触等の点から、酸性基の一部又は全部を中和して塩に変換したものが好ましい。そのような塩としては、特に制約はなく、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩;アンモニウム塩、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、2−アミノ−2−メチルプロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、アミノメルカプトプロパンジオール、トリイソプロパノールアミン、グリシン、ヒスチジン、アルギニン等の有機塩基塩を挙げることができる。
本発明においては、これら毛髪固定用高分子化合物中から一種または二種以上を適宜選択して用いることができ、その配合量としては、純分で毛髪化粧料中に0.1〜15質量%、好ましくは0.1〜10質量%とする。0.1質量%未満であると、毛髪に十分なハリ・コシを付与できず、15質量%を超えると毛髪の乱れを直す際に櫛やブラシの通り性が低下する。また、仕上がりの感触が不自然に重くなる。
本発明の(B)成分であるザクロ科植物抽出物としては、ザクロ科(Punicaceae)、ザクロ属(Punica)の植物:ザクロ(Punica granatum L.)の花、花穂、果皮、果実、茎、葉、枝、枝葉、幹、樹皮、根茎、根皮、根、種子又は全草、及びザクロ科(Punicaceae)、ザクロ属(Punica)の植物:ヒメザクロ(Punica granatum L. var. nana Pers.)の花、花穂、果皮、果実、茎、葉、枝、枝葉、幹、樹皮、根茎、根皮、根、種子又は全草等から得られる抽出物が挙げられる。
これら植物抽出物は、公知抽出方法により、常温もしくは熱時に溶媒で抽出した抽出液をそのままか、あるいは濃縮、あるいは乾固して用いることができる。抽出溶媒は、アセトン、エタノール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等の極性有機溶媒又は水であり、これらを単独もしくは2種以上の混合溶媒して用いることができる。
本発明においては、これらザクロ科植物抽出物の一種あるいは二種以上を用いてもよく、固形分で化粧料全量に対して0.001〜1質量%、好ましくは0.005〜0.5質量%配合できる。植物抽出物の配合量が0.001質量%に満たないと、毛髪の自然なツヤと柔軟性を十分に改善出来ず、1質量%を越えて配合すると使用感を損ない好ましくない。
本発明の(C)成分であるアミノ酸および/またはその塩としては、(以下、単にアミノ酸と記す)は、通常化粧料等に使用可能なアミノ酸であれば特に限定されないが、具体的にはグリシン、L−ロイシン、L−アルギニン、L−グルタミン酸、L−システイン、L−シスチン、L−チロシン、L−アラニン、L−バリン、L−スレオニン、L−セリン、L−アスパラギン酸、L−リジン、L−トリプトファン、L−ヒスチジン、L−メチオニン、L−イソロイシン、L−フェニルアラニンまたはこれらの塩等が例示される。
本発明において、アミノ酸は必要に応じて一種または二種以上を併用して用いることができ、その配合量は化粧料全量に対して好ましくは0.01〜5質量%、より好ましくは0.1〜2質量%とする。
本発明の(D)成分である油脂類としては、アボガド油、アーモンド油、ウイキョウ油、エゴマ油、オリーブ油、オレンジ油、オレンジラファー油、ゴマ油、カカオ脂、カミツレ油、カロット油、キューカンバー油、牛脂脂肪酸、ククイナッツ油、サフラワー油、シア脂、液状シア脂、大豆油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、パーシック油、ヒマシ油、綿実油、落花生油、タートル油、ミンク油、卵黄油、パーム油、パーム核油、モクロウ、ヤシ油、ユチャ油、牛脂、豚脂又はこれら油脂類の水素添加物(硬化油等)等を挙げることができ、中でもユチャ油を好ましく使用することができる。
これらの油脂類は、一種または二種以上を適宜選択して用いることができ、その配合量としては、毛髪化粧料中に0.001〜3質量%、好ましくは0.001〜1質量%とする。
本発明において、毛髪固定用高分子化合物及びザクロ科植物抽出物、さらに成分(C)であるアミノ酸、及び成分(D)である油脂類と併用することにより、自然なツヤを付与し、且つその毛髪のごわつきをなくし、毛髪の柔軟性を改善することが期待できる。
また、本発明の毛髪化粧料は、必要に応じて、例えば他の油脂類、液状油分、他の高分子化合物、界面活性剤、粉体、シリコーン類、pH調整剤、保湿剤、紫外線吸収剤、色素、液状アルコール、植物エキス、殺菌剤、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、薬剤、香料等を本発明の効果を損なわない範囲で用いることができる。
本発明の毛髪化粧料は、他の成分との併用や容器の機構により、液状、乳液状、クリーム状、ゲル状、ムース状等、種々の形態にて実施することができ、シャンプー、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアパック、ヘアクリーム、ヘアローション、ヘアスタイリングムース、ヘアスプレー、ヘアジェル等の毛髪用製品として用いることができる。使用方法としては、毛髪に塗布した後洗い流すタイプ、または乾いた毛髪に塗布するタイプのいずれの製品にも用いることができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、これらの実施例により本発明の技術範囲が限定されるものではない。なお、実施例及び比較例に記載の毛髪化粧料について、毛髪のハリ・コシ、ボリューム感、ツヤ、柔軟性に関する試験法を下記に示す。
(ハリ・コシ、ボリューム感)
10名の専門パネルを対象に、実施例及び比較例で示した毛髪化粧料2gを毛束(長さ10cm、重さ2gのバージン毛髪)に塗布し、その時の毛髪のハリ・コシ、ボリューム感について官能試験を行い、下記に示す判定基準により評価を行った。
判定基準(ハリ・コシ、ボリューム感がある、またはハリ・コシ、ボリューム感がない)
◎:パネルの8名以上がハリ・コシ、ボリューム感があると判断
○:パネルの6名以上8名未満がハリ・コシ、ボリューム感があると判断
△:パネルの4名以上6名未満がハリ・コシ、ボリューム感があると判断
×:ハリ・コシ、ボリューム感があると判断したパネルが4名未満
(ツヤ)
10名の専門パネルを対象に、実施例及び比較例で示した毛髪化粧料2gを毛束(長さ10cm、重さ2gのバージン毛髪)に塗布し、その時の毛髪のツヤについて官能試験を行い、下記に示す判定基準により評価を行った。
判定基準(ツヤがある、またはツヤがない)
◎:パネルの8名以上がツヤがあると判断
○:パネルの6名以上8名未満がツヤがあると判断
△:パネルの4名以上6名未満がツヤがあると判断
×:ツヤがあると判断したパネルが4名未満
(柔軟性)
10名の専門パネルを対象に実施例及び比較例で示した毛髪化粧料2gを毛束(長さ10cm、重さ2gのバージン毛髪)に塗布し、その時の毛髪の柔軟性について官能試験を行い、下記に示す判定基準により評価を行った。
判定基準(柔軟性がある、または柔軟性がない)
◎:パネルの8名以上が柔軟性があると判断
○:パネルの6名以上8名未満が柔軟性があると判断
△:パネルの4名以上6名未満が柔軟性があると判断
×:柔軟性があると判断したパネルが4名未満
実施例1〜5、比較例1〜3
表1に示す処方の毛髪化粧料を常法に従って作成し、前記の諸試験を実施して評価を行った。その結果を併せて表1に示す。なお、(B)ザクロ化
Figure 2011037780
表1から明らかであるように、実施例の毛髪化粧料は、比較例と比べて毛髪のハリ・コシ、ボリューム感、ツヤ、柔軟性に関する試験のいずれの評価においても優れていた。
以下、本発明の毛髪化粧料のその他の処方例を実施例としてあげる。なお、これらの実施例の毛髪化粧料についても、上記のハリ・コシ、ボリューム感、ツヤ、柔軟性に関する試験を検討したところ、いずれの実施例においても、優れた特性を有し、良好であった。下記の各実施例に用いたザクロ科植物抽出物(※)は、ザクロ果実から、50%1.3−ブチレングリコール水溶液にて抽出した固形分1%の抽出物である。
実施例6(ヘアミスト)
配合量(質量%)
(1)エタノール 30.0
(2)ジメチコンコポリオール 3.0
(3)ポリオキシエチレン(17)ポリオキシエチレン(17)
ブチルエーテル 3.0
(4)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 2.0
(5)(VP/メタクリルアミド/ビニルイミダゾール)コポリマー 6.0
(6)(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/
メタクリル酸ステアリル)コポリマー 2.0
(7)ザクロ科植物抽出物(※) 30.0
(8)アルギニン 0.5
(9)グルタミン酸ナトリウム 0.5
(10)加水分解シルク 0.5
(11)加水分解コラーゲン 0.5
(12)グルコシルトレハロース 0.5
(13)ユチャ油 0.01
(14)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 0.01
(15)フェノキシエタノール 0.01
(16)香料 適 量
(17)純水 残 分
(製法)
(1)〜(17)を均一に混合攪拌してヘアミストを得た。
実施例7(ヘアトリートメント)
配合量(質量%)
(1)PG 5.0
(2)酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体 2.0
(3)ミツロウ 2.0
(4)ワセリン 2.0
(5)セテアリルアルコール 1.0
(6)ステアリン酸グリセリル(SE) 1.0
(7)ステアリン酸 1.0
(8)セテスー30 1.0
(9)ザクロ科植物抽出物(※) 20.0
(10)アルギニン 0.2
(11)グルタミン酸ナトリウム 0.2
(12)セテスー10 0.5
(13)オレスー8 0.5
(14)フェノキシエタノール 0.3
(15)パラベン 0.3
(16)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 0.1
(17)香料 適 量
(18)純水 残 分
(製法)
(3)〜(8)及び(12)〜(16)を80℃で均一に混合溶解し、(1)〜(2)
及び(9)〜(11)と(18)を80℃で均一に混合溶解したものを加えて乳化し、冷却を行う。60℃で(17)を加えて、室温まで冷却してヘアクリームを得た。
実施例8(ヘアフォーム)
配合量(質量%)
(1)エタノール 20.0
(2)ポリクオタニウムー11 10.0
(3)ソルビトール 2.0
(4)セテスー15 1.0
(5)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0
(6)ザクロ科植物抽出物(※) 20.0
(7)アルギニン 0.2
(8)グルタミン酸ナトリウム 0.2
(9)オリーブ油 0.1
(10)香料 適 量
(11)純水 残 分
(12)LPG 10.0
(製法)
(1)〜(11)を均一混合攪拌し、原液とする。(12)と一緒に缶に充填してヘアフォームを得た。

Claims (3)

  1. (A)毛髪固定用高分子化合物と、
    (B)ザクロ科植物抽出物
    を含有することを特徴とする毛髪化粧料。
  2. さらに、成分(C)アミノ酸および/またはその塩を含有する請求項1記載の毛髪化粧料。
  3. さらに、成分(D)油脂類を含有する請求項1又は2記載の毛髪化粧料。
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