JP4086843B2 - コンタクトピンモジュール、および、それを備える半導体装置用ソケット - Google Patents

コンタクトピンモジュール、および、それを備える半導体装置用ソケット Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置の試験に用いられるコンタクトピンモジュールおよびそれを備える半導体装置用ソケットに関する。
バーンイン試験等に用いられる半導体装置用ソケットは、一般に、ICソケットと称され、例えば、特許文献1にも示されるように、半導体装置の各端子とプリント配線基板の各電極とをそれぞれ、電気的に相互に接続するコンタクトピンの集合体としてのコンタクトピンモジュールを内部に備えている。そのようなコンタクトピンモジュールは、例えば、半導体装置の各端子に電気的に接続されるコンタクトピン群と、プリント配線基板の各電極に電気的に接続されるコンタクトピン群とが同一平面上に相対向して連なって一体に形成されるリードフレームと、積層される各リードフレーム相互間に配される絶縁部材と、積層された各リードフレームおよび絶縁部材をまとめて挟持する二枚のサイドプレートと、を含んで構成されている。
このようなコンタクトピンモジュールを組み立てるにあたっては、先ず、所定枚数のリードフレームが絶縁部材を介してその厚さ方向に順次、積み重ねられた後、次に、積層されたリードフレームおよび絶縁部材が相対向してサイドプレート相互間に配置され、そして、締結部材により、サイドプレート、リードフレームおよび絶縁部材が一体化されることにより、その組み立てが完了することとなる。これにより、上述のコンタクトピン群が半導体装置の各端子に対応して格子状に形成されることとなる。
また、ICソケットにおいては、組立て作業の簡略化の観点から例えば、特許文献2にも示されるように、複数のコンタクトユニットをソケット本体内に配置する方法が提案されている。この方法は、複数のコンタクトユニットをソケット本体内に収容するにあたり、各コンタクトユニットの薄板間隔片が個別にソケット本体の内壁面に所定の間隔をもって形成される各差込み溝に挿入されることにより、絶縁部材を介すことなく、各コンタクトユニットがソケット本体内に所定の間隔をもって所定の方向に配列されるものである。
特開2002−202344号公報 特開2003−45594号公報
上述のようなコンタクトピンモジュールにおいては、製造コストの低減を図るために構成部品の部品点数、および組み立て工数をより低減することが要望される。
しかしながら、従来の組み立て方法のような、絶縁部材を介してリードフレームを積み重ねる作業は、自動化が困難なので手作業であり、かつ、目視により薄板状のリードフレームの必要枚数の確認を伴う煩雑な作業である。また、リードフレームおよび絶縁部材における厚さ方向の製造誤差が累積することにより、組み立て完了したコンタクトピンモジュールがソケット本体内に組み込まれるとき、組み込み調整作業が必要とされる場合がある。
以上の問題点を考慮し、本発明は、半導体装置の試験に用いられるコンタクトピンモジュールおよびそれを備える半導体装置用ソケットであって、コンタクトピンモジュールの組み立て作業を簡略化でき、しかも、コンタクトピンモジュールの組み立ての自動化も容易に図ることができるコンタクトピンモジュールおよびそれを備える半導体装置用ソケットを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係るコンタクトピンモジュールは、複数の端子部を有する第1の接続部と、第1の接続部の各端子部に連なり第1の接続部の各端子部と一体に形成される複数の端子部を有する第2の接続部と、第1の接続部の各端子部と第2の接続部の各端子部との間の中間部分に配され、複数の中間部分を共通の平面上に支持する支持部材と、を含むリードフレームと、リードフレームにおける第1の接続部の端子部が通過するスリットと、スリットに連通するリードフレーム収容部と、リードフレーム収容部を形成する内壁部にスリットに向かって形成されリードフレームの支持部材の係止片部の一部分が係合される溝部とを有するミディアムガイド部材を含んでなる案内部材ユニットと、リードフレームにおける第2の接続部の端子部が貫通される複数の透孔を案内部材ユニットのミディアムガイド部材におけるスリットに対応して有するとともに、内壁部における透孔の列における少なくとも一方の端部近傍に、リードフレームの支持部材における共通の係止片部の他の部分が係合される溝部をミディアムガイド部材における溝部に向かい合って有し、案内部材ユニットのミディアムガイド部材と連結されてリードフレームを内側に収容するベース部材と、を備えて構成される。
本発明に係る半導体装置用ソケットは、上述のコンタクトピンモジュールと、コンタクトピンモジュールを収容するソケット本体と、を備えて構成される。
以上の説明から明らかなように、本発明に係るコンタクトピンモジュールおよびそれを備える半導体装置用ソケットによれば、ベース部材が、リードフレームにおける第2の接続部の端子部が貫通される複数の透孔を案内部材ユニットのミディアムガイド部材におけるスリットに対応して有するとともに、内壁部における透孔の列における少なくとも一方の端部近傍に、リードフレームの支持部材における共通の係止片部の他の部分が係合される溝部をミディアムガイド部材における溝部に向かい合って有し、案内部材ユニットのミディアムガイド部材と連結されてリードフレームを内側に収容するのでリードフレームの支持部材における共通の係止片部をミディアムガイド部材における溝部、および、ベース部材の溝部に係合させた後、ベース部材とミディアムガイド部材とを連結することによりコンタクトピンモジュールの組み立てが完了する。
従って、コンタクトピンモジュールの組み立て作業を簡略化でき、しかも、コンタクトピンモジュールの組み立ての自動化も容易に図ることができる。
図2および図3は、それぞれ、本発明に係るコンタクトピンモジュールの一例を備える半導体装置用ソケットの外観を概略的に示す。
図3においては、半導体装置用ソケットは、所定の試験電圧が供給されるとともに装着された半導体装置からの短絡等をあらわす異常検出信号をそれぞれ送出する入出力部を有するプリント配線基板32上における所定の位置に縦横に複数個配されている。なお、図3においては、代表して、1個の半導体装置用ソケットが示され、他の半導体装置用ソケットの図示が省略されている。
半導体装置用ソケットは、プリント配線基板32上に配され被検査物としての半導体装置が1個づつ装着される収容部を有するソケット本体36と、ソケット本体36の内部に配され半導体装置とプリント配線基板32とを電気的に接続するコンタクトピンモジュール34と、コンタクトピンモジュール34の上面に載置され、半導体装置38の各電極のコンタクトピンモジュール34の端子部に対する位置合わせを行うとともに半導体装置38を保持する位置決め部材40と、ソケット本体部36において、位置決め部材40の上方にコンタクトピンモジュール34を包囲するように、昇降動可能に配され後述する押圧部材42A、42B、42C、および42Dを選択的に回動させるカバー部材44と、カバー部材44の上昇動作に応じて半導体装置38の各端子を位置決め部材40を介してコンタクトピンモジュール34に対して押圧する押圧部材42Aおよび42Bとを主な要素として含んで構成されている。
被検査物としての半導体装置38は、Ball Grid Array型(以下、BGA型ともいう)であり、例えば、略正方形の半導体素子とされる。半導体装置38において後述する位置決め部材40に対向する面には、位置決め部材40の透孔を介してコンタクトピンモジュール34に電気的に接続されるべきボール形の電極が端子として全面にわたって所定の相互間隔で複数個形成されている。
ソケット本体部36は、例えば、耐熱性のあるプラスチック材料で成形されている。
ソケット本体部36の下面部は、プリント配線基板32上の所定位置に載置され、例えば、プリント配線基板32の透孔を介して固定用ビスがソケット本体部36の雌ねじ孔にねじ込まれることにより、固定されている。ソケット本体部36の下部には、図4および図5に示される下方側整列板/位置決め板70が嵌合される凹部が形成されている。
ソケット本体部36における略中央部分には、コンタクトピンモジュール34が収容されるモジュール収容部36Mが形成されている。モジュール収容部36Mの周囲には、図4および図5に示されるように、押圧部材42A、42B、42Cおよび42Dに対応して相対向して凹部36Aおよび36Bがそれぞれ設けられている。凹部36Aおよび36B内には、それぞれ、図4および図5に示されるように、後述するカバー部材44のアーム部材44Aおよび44Bの下端と、押圧部材42Aおよび42B、42Cおよび42Dの基端部とが挿入される。また、図3において、凹部36Aにおける紙面に垂直方向の両端部には、それぞれ、コイルスプリング46の一端が配されるスプリング受け部36ASが形成されている。凹部36Bにおける紙面に垂直方向の両端部には、それぞれ、コイルスプリング46の一端が配されるスプリング受け部36BSが形成されている。
凹部36Aとモジュール収容部36Mとの間には、凹部36Aに連通する切欠部を形成する一対のガイド部材36TAが形成されている。ガイド部材36TAは、押圧部材42Aが移動可能に配される切欠部を挟んで相対向する壁部を有している。各壁部には、それぞれ、後述する押圧部材42Aの案内ピンを案内する溝が所定角度傾いて形成されている。
凹部36Bとモジュール収容部36Mとの間には、押圧部材42Bが移動可能に配される切欠部を形成する一対のガイド部材36TBが形成されている。ガイド部材36TBは、その切欠部を挟んで相対向する壁部を有している。各壁部には、それぞれ、後述する押圧部材42Bの案内ピンを案内する溝が所定角度傾けられて形成されている。
なお、押圧部材42Cおよび42Dに対応する凹部36Aおよび36Bの構造、またはその周辺の構造は、上述の押圧部材42Aおよび42Bに対応する凹部36Aおよび36Bの構造等と同様とされるのでその重複説明を省略する。
モジュール収容部36Mは、小径部36maおよび大径部36mbから構成されている。小径部36maおよび大径部36mbは、それぞれ、ソケット本体部36における略正方形の開口部36Eに連通し収容されるコンタクトピンモジュール34のソケット本体部36の開口部36Eに対する相対位置を位置決めする。なお、開口部36E、小径部36maおよび大径部36mbは、それぞれ、共通の中心軸線上に形成されている。
小径部36maには、コンタクトピンモジュール34のミディアムガイド部材12の頭部が所定の隙間をもって係合される。また、大径部36mbには、ミディアムガイド部材12の基部およびベース部材14の外周部が所定の隙間をもって係合される。さらに、小径部36maと大径部36mbとの境界部分に形成される段部には、ミディアムガイド部材12の基部と頭部との間に形成される段部が係合される。従って、コンタクトピンモジュール34および端子部60dは、そのソケット本体部36の開口部36Eの周縁および位置決め部材40に対して位置決めされることとなる。
また、下方側整列板/位置決め板70は、コンタクトピンモジュール34におけるプリント配線基板32側の端子部16bおよび18bを整列しかつ支持している。即ち、下方側整列板/位置決め板70は、プリント配線基板32側の端子部16bおよび18bに対応して複数の貫通孔を有するとともに、プリント配線基板32の孔に嵌合される位置決めピンを有している。これにより、プリント配線基板32側の端子部16bおよび18bとプリント配線基板32の電極パッドとの相対位置が位置決めされる。その際、プリント配線基板32側の端子部16bおよび18bは、例えば、プリント配線基板32がソケット本体部36に対し固定用ビスで固定されるとき、プリント配線基板32側の端子部16bおよび18bの先端は、所定の接触力でプリント配線基板32の電極パッドに接触することとなる。なお、プリント配線基板32の構造は、斯かる例に限られることなく、端子部16bおよび18bの先端が挿入される穴が形成される貫通接続または層間接続可能な構造を有するプリント配線基板であってもよい。
位置決め部材40は、図2に示されるように、半導体装置38の4隅を支持する位置決め部と、その位置決め部の中心線と共通の中心軸線上に形成される平板状部とを含んで構成されている。
その平板状部には、半導体装置38の各端子にそれぞれ対応して比較的小なる凹部が縦横に内部に形成されている。また、その凹部は、コンタクトピンモジュール34の端子部16aおよび18aが移動可能に挿入される透孔に連通している。その凹部とその透孔とは、共通の中心軸線上にあるように平板状部の内部に形成されている。
従って、その凹部により、半導体装置38の各端子の平板状部に対する相対位置が位置決めされ、かつ、半導体装置38の各端子のコンタクトピンモジュール34の端子部16aおよび18aに対する相対位置が位置決めされることとなる。
位置決め部材40は、図示が省略される支持機構により、押圧部材42Aおよび42Bの押圧方向に沿った所定の範囲内で移動可能に支持されている。その支持機構は、位置決め部材40を上方に向けて付勢するスプリングを含んで構成されている。
図3において、ソケット本体部36における紙面に垂直方向の両端部には、それぞれ、カバー部材44における8個の爪部44Nが移動可能に係合される溝36Gがカバー部材44の移動方向に沿って形成されている。また、各溝36Gの端部には、それぞれ、図3に示されるような、カバー部材44が最上端位置をとるとき、その爪部44Nの先端が係止されている。なお、図3においては、カバー部材44が最上端位置に静止したときの状態を示す。
枠状のカバー部材44は、図2に示されるように、半導体装置38またはガイド部材36TAおよび36TBの上端部の外周が通過する開口部44aを中央部に有している。カバー部材44における上述の凹部36Aおよび36Bに対向する面には、アーム部材44Aおよび44Bが、それぞれ凹部36Aおよび36Bに向けて垂直に突出している。
アーム部材44Aは、押圧部材42Aの基端部を挟持するように所定距離、離隔して一対設けられている。各アーム部材44Aは、アーム部材44Aと押圧部材42Aとを結合する結合ピンCPが挿入される孔を有している。
アーム部材44Bも、押圧部材42Bの基端部を挟持するように所定距離、離隔して一対設けられている。各アーム部材44Bは、アーム部材44Bと押圧部材42Bとを結合する結合ピンCPが挿入される孔を有している。
カバー部材44における両端部には、それぞれ、図3に示されるように、ソケット本体部36の溝36Gに係合される爪部44Nがソケット本体部36に向けて突出している。
また、カバー部材44においてソケット本体部36におけるスプリング受け部36ASおよび36BSに対向する部分には、それぞれ、スプリング受け部が4箇所に設けられている。スプリング受け部には、カバー部材44をソケット本体部36から離隔する方向に付勢するコイルスプリング46の他端が配されている。即ち、スプリング受け部とスプリング受け部36ASおよび36BSとの間には、それぞれ、コイルスプリング46が配されている。
押圧部材42Aは、結合ピンCPが回動可能に挿入される孔42ahを有する基端部と、半導体装置38の上面に選択的に当接される押圧面部42APと、基端部と押圧面部42APとを連結する連結部とを含んで構成されている。
押圧部材42Aの連結部には、上述の双方の溝(不図示)に移動可能に係合するガイドピン(不図示)が設けられている。
押圧部材42Bは、結合ピンCPが回動可能に挿入される孔42bhを有する基端部と、半導体装置38の上面に選択的に当接される押圧面部42BPと、基端部と押圧面部42BPとを連結する連結部とを含んで構成されている。
押圧部材42Bの連結部には、上述の双方の溝(不図示)に移動可能に係合するガイドピン(不図示)が設けられている。
従って、カバー部材44が、コイルスプリング46の付勢力に抗してソケット本体部36に近接するように押圧される場合、押圧部材42Aおよび42Bの基端部がそれぞれ、同期して下降せしめられるとともに、各ガイドピンが溝に案内され移動されることにより、押圧部材42Aおよび42Bの押圧面部42APおよび42BPが、互いに離隔されるように押圧部材42Aおよび42Bが回動される。即ち、ソケット本体部36のモジュール収容部36Mの上方、即ち、位置決め部材40の上方が開放されることとなる。
一方、カバー部材44が、コイルスプリング46の付勢力により、上昇せしめられる場合、押圧部材42Aおよび42Bの基端部がそれぞれ、同期して上昇せしめられるとともに、各ガイドピンが溝に案内され移動されることにより、押圧部材42Aおよび42Bの押圧面部42APおよび42BPが、互いに近接されるように押圧部材42Aおよび42Bが回動される。即ち、押圧部材42Aおよび42Bの押圧面部42APおよび42BPが、それぞれ、ソケット本体部36の位置決め部材40内に進入されることとなる。
なお、押圧部材42Cおよび42Dの構成は、それぞれ、その幅寸法が押圧部材42Aおよび42Bの幅寸法に比して大とされる点を除き、押圧部材42Aおよび42Bの構造および動作と同様とされる。
コンタクトピンモジュール34は、図1および図7に示されるように、互いに略平行となるように内部に配される複数のリードフレーム22と、後述する各リードフレーム22の端子部16aおよび18aをそれぞれ案内する透孔10aを複数個有するアッパガイド部材10と、リードフレーム22の支持プレート20の両端を支持するベース部材14と、アッパガイド部材10とベース部材14との間に配されアッパガイド部材10とベース部材14とを連結するミディアムガイド部材12とを主な要素として含んで構成されている。
各リードフレーム22は、図7、図8および図9に示されるように、半導体装置38の端子に電気的に接続される第1の接続部としての第1のコンタクトピン群と、第1のコンタクトピン群と同一の平面上に形成されプリント配線基板32の電極に電気的に接続される第2の接続部としての第2のコンタクトピン群と、第1のコンタクトピン群と第2のコンタクトピン群との中間の連結部に設けられ、その連結部を支持する支持プレート20とを含んで形成されている。
リードフレーム22における第1のコンタクトピン群および第2のコンタクトピン群は、複数のコンタクトピン16ai,18ai(i=1〜n,nは正の整数)を含んで構成されている。コンタクトピン16ai,18aiは、それぞれ、点対称となるように配されている。コンタクトピン16ai,18aiの構造は、互いに同一とされるのでコンタクトピン16aiについて説明し、コンタクトピン18aiについての説明を省略する。
リードフレーム22における第1のコンタクトピン群および第2のコンタクトピン群の一部を形成するコンタクトピン16aiは、それぞれ、1本のリードから構成されている。なお、コンタクトピン16aiの数量は、半導体装置38の端子数および配列形式、または、プリント配線基板32の電極パッドの数量に応じて設定される。コンタクトピン16aiの相互間距離も半導体装置38の端子相互間のピッチ、プリント配線基板32の電極パッド相互間のピッチに応じて設定されている。
コンタクトピン16aiは、第1のコンタクトピン群の端子群の一部を形成する端子部16aと、支持プレート20に支持される連結線部と、端子部16aと連結線部とを連結する湾曲部と、第2のコンタクトピン群の端子群の一部を形成する端子部16bと、端子部16bと上述の連結線部とを連結する直線部とを含んで構成されている。
その湾曲部は、半導体装置38の端子と端子部16aの先端との間の適正な接触力に応じて板厚、幅、曲率半径が設定される。従って、湾曲部の曲げ剛性(ばね定数)、即ち、湾曲部の変位により生じる弾性力が半導体装置38の端子と端子部16aの先端との間の適正な接触力に応じて設定されることとなる。その際、互いに隣接するコンタクトピン16aiの湾曲部の曲率半径は、各端子部16aの接触力を略同一とするために略同一に設定されている。その連結線部は、端子部16bと略同一直線上に直線状に形成されている。
樹脂材料で成形される支持プレート20は、連結線部の外周を被覆するように形成されている。また、支持プレート20は、中央部に開口部を有している。さらに、支持プレート20の両端部には、それぞれ、各リードフレーム22に対し共通の結合ピン58が挿入される透孔20aが形成されている。各透孔20aの周囲には、後述するベース部材14の溝部に挿入される係止片部20bが形成されている。係止片部20bの厚さは、他の部分の厚さに比して薄く設定されている。
リードフレーム22を製造するにあたっては、上述の特許文献1にも示されるような、薄板状のフレーム部材素材に対する所定のエッチング処理、および、樹脂の被覆処理等の加工が施される工程を含む一連の工程により同様に製造される。
アッパガイド部材10は、例えば、樹脂材料により成形され、図6および図9に示されるように、各リードフレーム22の各端子部16a、18aに対応して形成され上述のリードフレーム22の各端子部16a、18aを案内する透孔10aを平坦面部に有している。従って、図6および図9に示されるように、透孔10aは、縦横に複数個形成されることとなる。なお、図9においては、代表して、1個のリードフレーム22を示し、他のリードフレーム22の図示が省略されている。
各透孔10aの周縁には、各端子部16a、18aを誘い込むすり鉢状部、即ち、所定の勾配のテーパ部を有する断面が形成されている。
アッパガイド部材10の長辺側の一方の端面には、後述するミディアムガイド部材12の突起部12Paが係合される凹部10Raが所定の間隔で形成されている。また、アッパガイド部材10の長辺側の他方の端面には、後述するミディアムガイド部材12の突起部12Paおよび12Pbがそれぞれ、係合される凹部10Ra,凹部10Rbが所定の間隔で形成されている。アッパガイド部材10の長辺側の一方の端面における凹部10Raに隣接して連結部材としての爪部10Nが一体に4箇所に形成されている。各爪部10Nは、図8に示されるように、後述するミディアムガイド部材12の凹部12R内に設けられる爪部12NBに係合するものとされる。
同様に、アッパガイド部材10の長辺側の他方の端面における凹部10Raに隣接して連結部材としての爪部10Nが一体に2箇所に形成されている。その爪部10Nは、上述のミディアムガイド部材12の凹部12Rに相対向して設けられる凹部12R内に設けられる爪部12NBに係合するものとされる。
アッパガイド部材10の短辺側の両端面には、リードフレーム22の両端におけるコンタクトピン16ai、18aiが挿入されるスリット10sが透孔10aの各列に対応してそれぞれ、形成されている。
例えば、樹脂材料で作られるベース部材14の長辺側の両端部には、それぞれ、後述するミディアムガイド部材12における位置決め部としての円弧部12Aが係合される凹部14Rが所定の間隔で2箇所に形成されている。各長辺における凹部14Rと凹部14Rとの間には、図8に示されるミディアムガイド部材12の各凹部12R内に設けられる爪部12NAにそれぞれ係合される連結部材としての爪部14Nが設けられている。
ベース部材14の短辺側の両端部には、それぞれ、装着されるリードフレーム22の支持プレート20の係止片部20bが挿入される溝14gが所定の間隔で形成されている。
各溝14g相互間は、隔壁14wにより仕切られている。これにより、装着されるリードフレーム22相互間には、所定の隙間が形成されることとなる。なお、図8は、リードフレーム22の中心軸線に沿った断面形状を示す。
ベース部材14における各溝14gが形成される部分よりもさらに内側部分には、各リードフレーム22の第2のコンタクトピン群が通過する凹部14bを内部に有している。凹部14bを形成する底部には、挿入される各端子部16bおよび18bを案内する透孔14aが、縦横に形成されている。ベース部材14の内側において、各透孔14aの周縁には、端子部16bおよび18bを誘い込むすり鉢状部、即ち、所定の勾配のテーパ部を有する断面が形成されている。
例えば、樹脂材料で作られるミディアムガイド部材12における長辺側の一方の端部には、図9に示されるように、アッパガイド部材10の凹部10Raに係合される突起部12Paが所定の間隔で形成されている。また、ミディアムガイド部材12における長辺側の他方の端部には、その突起部12Paに対向して突起部12Paおよび12Pbが形成されている。突起部12Pbの幅は、突起部12Paの幅に比して小とされる。このように突起部12Pbの幅と、突起部12Paの幅とが異なるのは、組み立て作業のとき、誤った組み付け方向の組み付けを回避するためである。
各長辺における突起部12Paおよび突起部12Pbに隣接して凹部12Rが形成されている。各凹部12Rを形成する内壁には、上述の爪部10Nおよび14Nがそれぞれ、係合される突起片12NBおよび12NAが形成されている。突起片12NBおよび12NAは、所定の間隔をもって上下方向に形成されている。
上述の各凹部12Rに隣接した下端部には、それぞれ、円弧部12Aが形成されている。円弧部12Aから所定距離、離隔した位置には、上述の結合ピン58が挿入される透孔12hが形成されている。
ミディアムガイド部材12の頭部における平坦面部12USには、上述のアッパガイド部材10の透孔10a、および、ベース部材14の透孔14aに対応して複数のスリット12SAおよび12SBが形成されている。即ち、一組のスリット12SAおよび12SBは、それぞれ、その長辺に対して略平行に一直線上に形成されている。隣接するスリット12SA相互間は、比較的薄い隔壁により仕切られている。隔壁には、図8に示されるように、端子部16aを誘い込む所定の勾配のテーパが形成されている。
隣接スリット12SB相互間も同様に比較的薄い隔壁により仕切られている。その隔壁にも端子部18aを誘い込む所定の勾配のテーパが形成されている。
図7に示されるように、スリット12SAには、コンタクトピン18aiが挿入され、一方、スリット12SBには、コンタクトピン18bが挿入されている。各スリット12SAと各スリット12SBとの間には、補強のための仕切壁12wが相対向する隔壁を連結するように形成されている。仕切壁12wは、最も内側に対向配置されるコンタクトピン16aiとコンタクトピン18aiとの間となる位置に形成されている。
ミディアムガイド部材12における平坦面部12USの下方となる基部の内部には、スリット12SAおよび12SBに連通するリードフレーム収容部12bが形成されている。複数のリードフレーム22を収容するリードフレーム収容部12bを形成する壁部のうち短辺側の内壁面の下部には、図11に示されるように、それぞれ、溝部12gが、ベース部材14の溝部14gに対向して複数個形成されている。各溝部12gには、図13に示されるように、各リードフレーム22の支持プレート20の各係止片部20bが挿入される。なお、図11においては、1個のリードフレーム22を代表して示す。
従って、アッパガイド部材10およびミディアムガイド部材12により、リードフレーム22の第1の接続部を案内する案内部材ユニットが形成されることとなる。
なお、案内部材ユニットは、斯かる例に限られることなく、アッパガイド部材10およびミディアムガイド部材12が、射出成形等により、一体に形成されるものでもよい。
次に、コンタクトピンモジュール34を組立てるにあたっては、図10および11に示されるように、先ず、アッパガイド部材10およびミディアムガイド部材12が、その平坦部と平坦面部12USとが互いに平行に近接せしめられ、爪部10Nが突起片部12NBに係合されるとともに、突起部12Paおよび12Pbが凹部10Raおよび10Rbに係合されることにより、連結される。その際、図8に示されるように、アッパガイド部材10の下端面がミディアムガイド部材12の平坦面部12USに当接している。
次に、所定数のリードフレーム22がそれぞれ、合体されたミディアムガイド部材12のリードフレーム収容部12b内に配置される。その際、各リードフレーム22の端子部16aおよび18aの先端が、ミディアムガイド部材12の平坦面部12USに対し略垂直となるように内側からスリット12SAおよび12SBを介して透孔10aに挿入される。また、図13に示されるように、各リードフレーム22の支持プレート20の各係止片部20bが各溝12gに挿入される。即ち、リードフレーム22のミディアムガイド部材12に対する挿入方向は、アッパガイド部材10とミディアムガイド部材12とを互いに組み付ける方向と同一方向となる。
これにより、各リードフレーム22の端子部16aおよび18aの先端が、図12に示されるように、透孔10aを介して所定長さだけ突出する。
そして、図1および図14に示されるように、円弧部12Aが凹部14Rに係合されるとともに、ベース部材14の爪部14Nがミディアムガイド部材12の突起片部12NAに係合されることにより、ベース部材14が、合体されたミディアムガイド部材12に対して連結されるのでコンタクトピンモジュール34についての組み立てが完了する。その際、各リードフレーム22の支持プレート20の各係止片部20bが、溝部14gに挿入され、また、端子部16bおよび18bがそれぞれ、透孔14aに挿入される。これにより、図14に示されるように、各リードフレーム22の端子部16bおよび18bの先端が、透孔14aを介して所定長さだけ突出する。なお、図14においては、代表して、複数個のリードフレーム22のうちの1個のリードフレーム22の端子部16bおよび18bの先端を示す。
従って、従来の方法のような各リードフレーム22を互いに積み重ね、締結する作業が必要とされず、しかも、リードフレーム22の所定枚数を誤ることもなく、確実にコンタクトピンモジュール34を組み立てることができることとなる。
上述のように、リードフレーム22の端子部16bおよび18bのベース部材14の透孔14aに対する挿入方向は、アッパガイド部材10とミディアムガイド部材12とを互いに組み付ける方向と同一方向となる。従って、コンタクトピンモジュール34を構成する各構成部品の組み付け方向が互いに同一とされるのでコンタクトピンモジュール34の自動組み立ても容易に可能となる。
組み立てられたコンタクトピンモジュール34は、図3に示されるように、ソケット本体36のコンタクトモジュール収容部36M内に配置された後、各結合ピン58が、ソケット本体36の孔、および、ミディアムガイド部材12の透孔12h、支持プレート20の透孔20aを介して一方向から挿入されることにより、コンタクトピンモジュール34は、図4および図5に示されるように、ソケット本体36と結合される。
かかる構成において、半導体装置38の試験を行うにあたっては、先ず、図示が省略される作業ロボットのアームの先端がカバー部材44の上面に当接されてコイルスプリング46の付勢力に抗して下方に向けて押圧される。これにより、押圧部材42Aおよび42Bが開放状態とされる。また、半導体装置38が、図示が省略される搬送ロボットの搬送アームにより吸引保持されてカバー部材44の開口部44aおよび位置決め部材40の位置決め部の真上となる位置まで搬送される。
次に、搬送アームHAにより吸引保持された半導体装置38は、押圧部材42Aおよび42Bの間に形成された空間を通じて下降せしめられて位置決め部を通じて平板状部に位置決めされ装着される。その際、半導体装置38の各端子は、平板状部の凹部内にそれぞれ配されている。
続いて、カバー部材44は、作業ロボットの先端がカバー部材44の上面に当接された状態で上昇されるとき、コイルスプリング46の付勢力により開放位置から試験位置まで上昇せしめられる。
その際、押圧部材42Aおよび42Bにおける押圧面部42AP、42BPは、それぞれ、略同一のタイミングで、回動されて半導体装置38をコンタクトピンモジュール34に向けて押圧することとなる。これにより、半導体装置38は、押圧部材42Aおよび42Bにおける押圧面部42AP、42BPにより押圧され、その結果、半導体装置38は平板状部に向けて所定の圧力で均等に押圧されることとなる。また、コンタクトピンモジュール34の端子部16aおよび18aが変位せしめられ、所定の接触力で半導体装置38の端子に当接することとなる。その際、その作用される押圧力は、コンタクトピンモジュール34の端子部16bおよび18bには伝達されない。
そして、カバー部材44が試験位置に維持されるもとでプリント配線基板32の入出力部に検査信号が供給されるとき、コンタクトピンモジュール34を通じてその検査信号が半導体装置38に供給されるとともにその回路の異常が検出されるとき、半導体装置38からの異常検出信号が入出力部を通じて外部の故障診断装置に供給されることとなる。
半導体装置38の検査が終了した場合、その半導体装置38を取り出し、新たな半導体装置38を装着するために作業ロボットにおけるアームの先端が、上述と同様に、カバー部材44の上面に当接されてコイルスプリング46の付勢力に抗して下方に向けて押圧される。試験された半導体装置38は、位置決め部材40から搬送アームHAにより取り出され、また、試験される新たな半導体装置38は、上述と同様に、装着されることとなる。
なお、上述の例においては、コンタクトピンモジュール34を構成するミディアムガイド部材12およびベース部材14には、それぞれ、溝部12g、および、14gが設けられているが、斯かる例に限られることなく、ミディアムガイド部材12およびベース部材14のうちの少なくとも一方に支持プレート20の保持用の溝部が設けられてもよい。
本発明における上述の一例においては、被検査物としての半導体装置38は、Ball Grid Array型とされるが、斯かる例に限られることなく、例えば、LGA型の半導体装置においても適用され得る。
本発明に係るコンタクトピンモジュールの一例の外観を示す斜視図である。 本発明に係るコンタクトピンモジュールの一例を備える半導体装置用ソケットの平面図である。 図2に示される例における正面図である。 図2に示される例における部分断面図である。 図2に示される例における部分断面図である。 図1に示される例における平面図である。 図1に示される例における部分断面図である。 図1に示される例における部分断面図である。 図1に示される例における各構成部品を分解して示す斜視図である。 図1に示される例における組み立ての説明に供される斜視図である。 図1に示される例における組み立ての説明に供される斜視図である。 図1に示される例における組み立ての説明に供される斜視図である。 図1に示される例における組み立ての説明に供される斜視図である。 図1に示される例において底面部側から見た斜視図である。
符号の説明
10 アッパガイド部材
12 ミディアムガイド部材
14 ベース部材
22 リードフレーム
32 プリント配線基板
36 ソケット本体

Claims (7)

  1. 複数の端子部を有する第1の接続部と、該第1の接続部の各端子部に連なり該第1の接続部の各端子部と一体に形成される複数の端子部を有する第2の接続部と、前記第1の接続部の各端子部と前記第2の接続部の各端子部との間の中間部分に配され、複数の該中間部分を共通の平面上に支持する支持部材と、を含むリードフレームと、
    前記リードフレームにおける第1の接続部の端子部が通過するスリットと、該スリットに連通するリードフレーム収容部と、該リードフレーム収容部を形成する内壁部に該スリットに向かって形成され前記リードフレームの支持部材の係止片部の一部分が係合される溝部とを有するミディアムガイド部材を含んでなる案内部材ユニットと、
    前記リードフレームにおける第2の接続部の端子部が貫通される複数の透孔を前記案内部材ユニットのミディアムガイド部材におけるスリットに対応して有するとともに、内壁部における該透孔の列における少なくとも一方の端部近傍に、該リードフレームの支持部材における共通の前記係止片部の他の部分が係合される溝部を前記ミディアムガイド部材における溝部に向かい合って有し、該案内部材ユニットのミディアムガイド部材と連結されて前記リードフレームを内側に収容するベース部材と、
    を具備して構成されるコンタクトピンモジュール。
  2. 前記第1の接続部の複数の端子部は、半導体装置の端子に電気的に接続され、且つ、前記第2の接続部の複数の端子部は、該半導体装置への検査信号が入出力される信号入出力部に接続される基板の電極部に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1記載のコンタクトピンモジュール。
  3. 前記案内部材ユニットは、さらに、前記リードフレームにおける第1の接続部の端子部が貫通される透孔を複数個有し、前記ミディアムガイド部材に連結されるアッパガイド部材を備えることを特徴とする請求項1または2記載のコンタクトピンモジュール。
  4. 前記ミディアムガイド部材におけるスリット相互間を仕切る隔壁は、挿入される前記第1の接続部の端子部を案内するテーパ部を有することを特徴とする請求項1記載のコンタクトピンモジュール。
  5. 複数の端子部を有する第1の接続部と、該第1の接続部の各端子部に連なり該第1の接続部の各端子部と一体に形成される複数の端子部を有する第2の接続部と、前記第1の接続部の各端子部と前記第2の接続部の各端子部との間の中間部分に配され、複数の該中間部分を共通の平面上に支持する支持部材と、を含むリードフレームと、
    前記リードフレームにおける第1の接続部の端子部が通過するスリットと、該スリットに連通するリードフレーム収容部と、該リードフレーム収容部を形成する内壁部に該スリットに向かって形成され前記リードフレームの支持部材の係止片部の一部分が係合される溝部とを有するミディアムガイド部材と、
    前記リードフレームにおける第1の接続部の端子部が貫通される複数の透孔と、前記ミディアムガイド部材と連結する連結部材とを有するアッパガイド部材と、
    前記ミディアムガイド部材におけるスリットに対応して形成され前記リードフレームにおける第2の接続部の端子部が貫通される複数の透孔と、内壁面部における該透孔の列における少なくとも一方の端部近傍に、前記ミディアムガイド部材における溝部に向かい合って形成され該リードフレームの支持部材における共通の前記係止片部の他の部分が係合される溝部と、該ミディアムガイド部材と連結する連結部材とを有し、前記リードフレームを内側に収容するベース部材と、
    を具備して構成されるコンタクトピンモジュール。
  6. 請求項1または請求項5記載のコンタクトピンモジュールと、
    前記コンタクトピンモジュールを収容するソケット本体と、
    を具備して構成される半導体装置用ソケット。
  7. 前記ソケット本体は、半導体装置に対して検査信号を前記コンタクトピンモジュールを介して供給するとともに該半導体装置からの出力信号を該コンタクトピンモジュールを介して送出する信号入出力部における該コンタクトピンモジュールの接続部、および、該半導体装置の接続端子に対し該コンタクトピンモジュールを収容することを特徴とする請求項6記載の半導体装置用ソケット。
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