JP4086756B2 - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、Mbitの擬似中間調処理した画像データに対して、エッジ部のジャギーを改善する画像処理装置および画像処理方法に関する。
従来から画像処理装置において、低解像のプリンタで発生するジャギーを改善する技術が、いくつか提案されている。
ここでいうジャギーとは、文字のエッジ部などで発生するガタツキのことである。その様子を図21に示す。
図21は、従来の画像処理装置における文字処理状態を説明する模式図であり、例えば文字のエッジ部などで発生するガタツキの状態を示している。
図21において、複数の升目があるが、この1つ1つが例えば300dpiの1画素に相当する。300dpiにおいて文字「あ」を表現した場合に、曲線部などに出現する階段状の部分が前述したジャギーを示している。
このようなジャギーに対して、従来の技術ではパターンマッチングを行い、パターンに一致した箇所に画像データを付加し、ガタツキを改善していた。このような処理のことを、いわゆるスムージング処理や平滑化処理と称することもある。
ここでいうパターンマッチングの詳細については、公知な技術であり、後述する特許文献1にも開示されているため、詳細な説明は省略する。
図22は、従来の画像処理装置における文字処理状態を説明する模式図であり、例えば文字のエッジ部などで発生するガタツキ、すなわち、ジャギーを改善した例を示している。
図22における(a)は、パターンマッチングで一致した画素にハーフトーンのデータを付加した様子を示している。図21の階段形状を形成している画素にハーフトーンデータが付加されている。特に電子写真プロセスを有するようなプリンタでは、このようなハーフトーンをジャギー部に付加するだけ、かなりの画質が改善できる効果がある。
一方、図22に示す(b)は、パターンマッチングで一致した領域の特定の画素範囲を細分化し、細分化した小画素位置に任意にデータを付加した様子を示している。
ここで、画素の細分化とは、300dpiの1画素を複数に分割し部分的にドットを打つ技術である。ここでは、1画素を2つの小画素に分割する例を示している。画素細分化の技術についても後述する特許文献1にも開示されている為、ここでの詳細な説明は省略する。
前述したスムージング処理は、ジャギー部にハーフドットを付加したり、画素分割ドットを付加するものであったが、逆に、フルドットをハーフドットにしたり、フルドットを画素分割ドットにしたりするようなジャギー部の画素を薄くするような処理もあり得ることはいうまでもない。
従来、この種の画像処理装置にける問題を改善する提案として、特許文献1が公開されている。
特開平10−42141号公報
しかしながら、このような装置あるいは手法では、図23に示すような問題があった。
図23は、従来の画像処理装置における文字処理状態を説明する模式図であり、例えば文字のエッジ部などで発生する階段状のガタツキ、すなわち、ジャギーを改善した例を示している。
図23の(a)において、ハーフトーン文字に対して、画像形成処理、例えば、スクリーン処理を施した場合、図23の(b)に示すように、文字の輪郭が断絶されてしまう。
これは、ハーフトーン文字の場合、プリンタの解像度300dpi以上に粗いスクリーン解像度で画像形成処理を施すためである。
その結果、前述したパターンマッチングによるスムージングではジャギーの改善がおこなえなくなってしまう問題があった。
ところで、プリンタの解像度より高いスクリーン解像度は存在しない。なぜならば、プリンタの画素(ドット)を複数まとめることで、擬似的にスクリーン解像度を表現している為である。参考までに、通常のスクリーン解像度(線数)は133線〜175線、高くとも、268線程度である。これ以上高い線数を用いた場合、電子写真プリンタの特性で安定した画質が得られない為、前述したような線数を用いることが多い。
ところで、図23に示した(b)では、拡大しすぎて分かりにくいため、図24にマクロに見た文字の一部を示した。
図24は、従来の画像処理装置における文字処理状態を説明する模式図であり、例えば文字のエッジ部などで発生するガタツキ、すなわち、ジャギー状態をマクロに示した例である。
問題にしているジャギー部は、スクリーン処理によってエッジ部に発生する。
従来例で説明したプリンタ解像度によるエッジ部のジャギーはもちろんのこと、ここでは、スクリーン処理で発生する低線数なジャギーをも問題としており、改善の対象としている。
さらに、JPEGのような非可逆な圧縮をかけた画像に対してスムージング処理を施そうとした場合には、圧縮による劣化で発生したモスキートノイズ(非可逆圧縮の圧縮率を高くして、ファイル容量を小さくしたとき、高域成分を含んだ映像やエッジ部分に発生するノイズ。蚊の群れがエッジ部分にまとわりついているように見えることから、画像処理技術分野においてモスキートノイズとして一般的に用いられている表現である)によって、本来マッチするはずのパターンとマッチせずに、十分なスムージング効果が得られないという問題もあった。
上記問題を解決する為に、特許文献1があげられるが、特許文献1の技術は2値画像を対象としているため、多値画像に対しては十分な効果が得られなかった。さらに、誤差拡散系の画像を対象としているため、様々な画像形成処理への対応が難しいことが指摘されていた。
本発明は、上記の問題点を解消するためになされたもので、本発明の目的は、スクリーン処理などの画像形成処理を施した多値画像データに対して、エッジ部にスムージング処理を施すことができる仕組みを提供することである。
本発明は、Nbitの多値画像データを入力する入力手段と、前記Nbit画像データをMbit(N≧M)画像データに変換する擬似中間調処理手段と、前記Nbit画像データをLbit(N≧L)画像データに変換する第1のビット変換処理手段と、前記Lbit画像データから制御信号を生成する制御信号生成手段と、前記制御信号生成手段により生成される前記制御信号から水平方向と垂直方向のエッジを検出する第1の検出手段と、前記制御信号生成手段により生成される前記制御信号からグラデーションの濃度変化部を検出する第2の検出手段と、前記Lbit画像データをMbit画像データに変換する第2のビット変換処理手段と、前記Lbit画像データに対してスムージング処理を行い、Mbit画像データを生成するスムージング処理手段と、前記第1及び第2の検出手段による各エッジ検出結果に応じて、前記スムージング処理結果、前記第2のビット変換処理手段のビット変換結果、前記擬似中間調処理手段による処理結果を切り替えて出力する画像出力切替え手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、スクリーン処理などの画像形成処理を施した多値画像データに対して、エッジ部にスムージング処理を施すことができる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る画像処理装置を適用可能な複合機の一例を示す概略断面図であり、機械的構成としてカラースキャナ部Aとプリンタ部Bとから構成されている。
図1に示すカラースキャナ部Aにおいて、原稿給送装置201Aは、原稿を最終頁から順に1枚ずつプラテンガラス202A上へ給送する。そして、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス202A上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガラス202A上に搬送されると、ランプ203Aを点灯し、このランプ203Aを搭載したスキャナユニット204Aを移動させて原稿を露光走査する。この走査による原稿からの反射光は、ミラー205A,206A,207Aおよびレンズ208AによってCCDカラーイメージセンサ(以下、単に「CCD」という)209Aへ導かれる。
そして、CCD209Aに入射した反射光は、R,G,Bの3色に色分解され色毎の輝度信号として読み取られる。さらに、CCD209Aから出力される輝度信号はA/D変換によってデジタル信号の画像データとして画像処理部(304(図2参照))に入力し、シェーディング補正、階調補正、量子化(N値化)、スムージング処理などの画像処理が施された後、プリンタ部B(305)へ転送される。
図1に示すプリンタ部Bにおいて、レーザドライバ221Bは、レーザ発光部201Bを駆動するものであり、画像処理部304(図2)から出力された色毎の画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部201Bによって発光させる。このレーザ光は感光ドラム202Bに照射され、感光ドラム202Bにはレーザ光に応じた潜像が形成される。
そして、この感光ドラム202Bの潜像の部分には現像器203Bによって現像剤であるトナーが付着される。なお、図2では、現像器は、図示の簡略化のため、唯一つのみが示されているが、C,M,Y,Kの色毎にトナーが用意され、それに応じて4つの現像器が設けられることは勿論である。また、以上の構成の代わりに感光ドラムや現像器等を色毎に4組設ける構成であってもよい。
上述のレーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット204Bまたはカセット205Bの選択されたいずれかから記録紙が給紙され、転写部206Bへ搬送される。
これにより、感光ドラム202Bに付着した現像剤を記録紙に転写することができる。現像剤が転写された記録紙は、定着部207Bに搬送され、定着部207Bの熱と圧力により現像剤の記録紙への定着が行われる。そして、定着部207Bを通過した記録紙は排出ローラ208Bによって排出され、ソータ220Bはこの排出された記録紙をそれぞれ所定のビンに収納して記録紙の仕分けを行う。
なお、ソータ220Bは、仕分けが設定されていない場合は、最上位のビンに記録紙を収納する。また、両面記録が設定されている場合は、排出ローラ208Bのところまで記録紙を搬送した後、排出ローラ208Bの回転方向を逆転させ、フラッパ209Bによって再給紙搬送路へ導く。多重記録が設定されている場合は、記録紙を排出ローラ208Bまで搬送しないようにフラッパ209Bによって再給紙搬送路210Bへ導く。再給紙搬送路へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写部206Bへ給紙される。
なお、色毎の潜像および現像の処理や定着は、上述の記録紙搬送機構を用いて、潜像形成等を4回分繰り返すことによって実現することは周知の通りである。
ところで、314はネットワークケーブルであり、一般的にイーサネット(登録商標)と呼ばれるシステムである。これは、10Base−Tや10Base5などの物理的なケーブルを用いてTCP/IPなどのプロトコルにより、接続される各ユニット相互の情報授受やデータの転送を行うことができる。無論、ネットワークケーブルを用いた有線に限定されたものではなく、無線を用いても同様な環境構築ができることは言うまでもない。
このようなネットワークケーブル314を介し、PC上からPDL信号や画像bitmap信号を受信し、前述したプリンタで出力することも可能な構成となっている。
〔第1実施形態〕
図2は、図1に示した画像処理装置のデータ処理構成を説明するブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
図2において、画像読み取り部309は、レンズ301、CCDセンサー302、アナログ信号処理部303等により構成され、レンズ301を介してCCDセンサー302に結像された原稿画像300が、CCDセンサー302によりアナログ信号に変換される。変換された画像情報は、アナログ信号処理部303に入力され、サンプル&ホールド、ダークレベルの補正等が行われた後にアナログ・デジタル変換(A/D変換)される。
このようにして変換されたデジタル信号は、図3に示す画像処理部304において、シェーディング補正2101、色補正処理2103、フィルタ処理2104、γ補正処理2102、ビデオカウント処理2106、画像形成処理401、スムージング処理2105などがおこなわれた後、プリンタ305へ出力される。この画像形成処理401とは、入力Nビットの画像をMビットの画像へと変換する処理を行う。具体的には、本実施形態ではNを「8」、Mを「4」とした。処理法については、公知な処理である為、詳細な説明は略するが、スクリーン(ディザ)処理や誤差拡散処理などである。また、ビデオカウント処理2106とは、トナーの消費量を測定するための処理であり、プリンタへ出力される信号値より、トナー消費量を計算するものである。
これによって、トナーの残量をユーザに操作部313を介して知らせる構成となっている。処理の詳細については、周知なものであるため、説明を略する。本提案のポイントを含むスムージング処理2105以外の処理についても、同様に周知なものであるため、説明を略する。
図3は、図2に示した画像処理部304の一般的構成を説明するブロック図であり、図2と同一のものには同一の符号を付してある。
ところで、ネットワーク信号受信部315からの信号が色補正処理2103の後ろに接続されているが、これは、ネットワークを介して受信した信号がCMYKの濃度データであることを想定している為である。もし、受信した信号がRGBの輝度信号であった場合は、不図示ではあるが色補正処理2103の前に接続されるようになることは言うまでもない。また、正確にはネットワークを介して受信した信号はCPU3回路部10を介しているが、ここでは、簡略化して図3のように示してある。
一方、図に示すプリンタ305は、レーザ等からなる露光制御部(図示せず)、画像形成部(図示せず)、転写紙の搬送制御部(図示せず)等により構成され、入力された画像信号を転写紙上に記録する。
また、CPU回路部310は、CPU306、ROM307、RAM308等により構成され、画像読み取り部309、画像処理部304、プリンタ部305、操作部313等や、本装置のシーケンスを統括的に制御する。
操作部313には、RAM311、ROM312が予め用意されており、UI上に文字を表示したり、ユーザが設定した情報を記憶したり、表示したりすることが可能な構成となっている。
ユーザによって操作部313で設定された情報は、CPU回路部310を介して、画像読み取り部309、画像処理部304、プリンタ305などに送られる構成となっている。
以上説明した流れの中で、本提案のポイントは、画像処理部304に含まれている。以下、画像処理部内のスムージング処理2105について説明をおこなう。
図4は、図3に示したスムージング処理部2105の構成を説明する概略ブロック図である。
図4においては、1色分(ImageData)の処理しか示していないが、実際には図4の処理と同様のものが他の色数分設けられている。つまり、CMYK各色、独立に処理する構成となっており、図4はその内の1色を示してある。
まず、はじめに本提案のポイントであるスムージング処理部2105の概略的なフローについて説明する。
多値画像としてNビットのデータが入力される。Nビットデータは、ビット変換部402と画像形成処理部401とにそれぞれ入力され、Lビットの信号とMビットの信号とに変換される。そして、Lビットの信号から1ビットの制御信号が生成される。これらの信号は、詳細は図9または図16に示す画像処理信号生成部404内に設ける画像信号補正部705及び706に入力され、画像信号補正部1及び2においてそれぞれMビットの出力データがセレクタ707に出力される。画像信号補正部705と画像信号補正部706は、スムージング処理に似た処理を実行するものであり、注目画素のデータの有無によって、処理が異なることを特徴としている。詳細な処理は後述するが、入力される画像信号を処理するためのフローはこのようになっている。
以下、図4を用いて、本実施形態の具体的な処理について説明する。
スムージング処理部2105には、8bitの画像データ(ImageData)が入力される。前述したように、これがNビットの入力画像データである。この信号は、前述した色補正やシェーディング補正などが施されたものである。そして、ビット変換部402で8bit→3bit変換が実行される。この変換後のビットが前述したLビット信号である。この処理の詳細を図5に示した。
図5は、図4に示したビット変換部402の機能処理を実行するためのC言語によるプログラムリスト例を示す図であり、図4と同一のものには同一の符号を付してある。
図5において、破線の楕円502で囲まれたInData_K[yy][xx]は入力される8bitデータを表すものである。そして、破線の楕円503で囲まれたInData_K[yy][xx]=n;(nは0から7までの整数)は出力される3bitデータを表している。プログラム処理例501の“arams−>”で記されたものがパラメータを表しており、ここでは、“params−>SevenConversionK7〜1”までの7種類のパラメータが設定されている。
具体的には、8bitのデータが7種類のパラメータの各々に設定されている。例えば、“224,192,160,128,96,64,32”である。入力される8bitのデータ値とパラメータ値とをif文で随時比較し、3bit信号を出力する構成となっている。
上述した処理により、3bit変換された信号は、ビット変換部402から制御信号生成部403と画像信号生成部404へ出力される構成となっている。
次に、図4に示した制御信号生成部403の説明を行う。制御信号生成部403では、スムージング処理を施す箇所を検出するための前処理画像データを生成している。この画像データは1bitであり、詳細は図6の601にC言語で示す。
図6は、図4に示した制御信号生成部403の機能処理を実行するためのプログラムリスト例を示す図であり、図4と同一のものには同一の符号を付してある。
具体的には、図6において、if文602で、パラメータ“reg_Zcheck”より大きい入力データ“InData”の箇所(画素)のみ、出力“OutDataZ”を「1」にし、それ以外は、「0」にする構成となっている。これにより、スムージングを施したい濃度値(或いは輝度値)を任意にコントロール可能とした。
次に、図4に示した画像信号生成部404の機能処理例について、図7を用いて説明する。
図7は、図4に示した画像信号生成部404の機能処理構成を説明するブロック図であり、図4と同一のものには同一の符号を付してある。
図7において、入力される信号は、前述した1bitの像域信号“OutDataZ”と、Lビットと定義した3bit画像信号“InData”と、Mビットと定義した画像形成処理後の4bit信号“InDataS”である。
これらの信号は、後述する処理でエリア処理をおこなうため、FiFoメモリが数ライン用意されている。ライン数の詳細は、FiFoメモリ701の6ライン,FiFoメモリ702の6ライン,FiFoメモリ703の3ラインである。これらの信号を用いて、後述する処理を施した後、4bit信号“OutputData”が出力される構成となっている。以下、各処理の詳細について順に説明する。
まず、図7における乱数生成部704の詳細を、図8に示すプログラムリスト例801のC言語例を参照して説明する。
図8は、図7に示した乱数生成部704の機能処理を実行するためのプログラムリスト例を示す図であり、図7と同一のものには同一の符号を付してある。
図8において、802,803はそれぞれ関数で、関数802は、初期化用であり、はじめに1度しか実行されない。それに対し、関数803は、画素毎に繰り返し処理されるものである。
具体的には、まずはじめに初期化として、関数802において、「0〜25」の26個のレジスタ“p”に0が設定された後、“p[2],p[4],p[8],p[16]”の箇所のみ、1bitのパラメータ値“params−>rd1,rd2,rd3,rd4”が設定される処理となっている。
そして、画素毎に関数803による演算を繰り返して乱数rd(out)を生成する処理となっている。
ここで、関数803の演算とは、“p[0]=((p[25]^p[24]^p[23]^p[22])&1)”でイクスクルシーブル・オア(XOR)演算をおこない、p[0]に結果を代入する。そして、for文で各データをシフトし、p[17]の1bit信号を乱数値として出力するものである。
このようにして求められた1bitの乱数値は、図7に示した画像信号補正部705と画像信号補正部706に出力される構成となっている。
以下、画像信号補正部705について、図9を参照して説明する。
図9は、図7に示した画像信号補正部705の詳細構成を説明するブロック図であり、図7と同一のものには同一の符号を付してある。
図7に示したように、前述した“OutDataZ”,“InData”,“InDataS”,“rd”が入力され、補正信号として4bitの“OUTData_0”が出力される構成となっている。
内部の処理は、大きく分けて3つであり、第1の補正部用の第1のエッジ検出手段102と、第1の補正部用の第2のエッジ検出手段101と、そして、第1の補正部用の画像出力切り替え手段103である。
図10は、図9に示した第1の補正部用の第2のエッジ検出手段101の機能処理を実行するためのプログラムリスト例を示す図であり、図9と同一のものには同一の符号を付してある。
図10に示すように、第1の補正部用の第2のエッジ検出手段101の処理は、大きく分けてカウント処理902とカウント処理904の2つに分かれている。
カウント処理902の方は、水平方向(x方向)に0データのドットをカウントする処理となっている。その様子をカウント例903に示した。
一方、カウント処理904の方は、垂直方向(y方向)に0データのドットをカウントする処理となっている。その様子をカウント例905に示した。
これらのカウント処理は共に前述した1bitの像域信号からエッジを検出する処理であるが、いずれも、ラプラシアンのようなフィルタ処理ではなく、ドットをカウントすることで水平方向と垂直方向のエッジを検出していることを特徴としている。
具体的な処理については、前述したカウント処理902とカウント処理904に示したとおりである。このような処理によって求めたカウント結果を、3bitのfg_xとfg_yとして出力する構成になっている。
次に、図9に示したもう一つのエッジ検出手段102について説明する。
図11は、図9に示した第1の補正部用の第1のエッジ検出手段102の機能処理を実行するためのC言語によるプログラムリスト例を示す図であり、図9と同一のものには同一の符号を付してある。本処理は、大きく分けて3段階の処理になっている。
まず、プログラム1002に示した部分であるが、検出処理1005に示したようにパラメータ“EdgeSizeB”の領域内に0の像域信号があるかどうか検出する。その結果が、edge信号である。
次に、プログラム1003に示した部分であるが、カウント処理1006に示したように15x7の画素領域内に、パラメータ“reg_Zcheck”と同じ値が何画素あるかをカウントする。その結果が、fg信号である。
そして、最後に、前述したfgのカウント値がパラメータ“thre_B”以上の場合は、前述したedge信号を「0」にし、それ以外は、そのまま、edge信号を出力する構成となっている。
ここでの特徴は、前述したようにラプラシアンのようなフィルタを用いずにエッジ処理をおこなっていること、そして、パラメータ“reg_Zcheck”と同じ値がエリア内に存在するかをチェックし、同じ値が任意の数あった場合のみ、前述したedgeの情報をクリアすることである。
これにより、前述した図6の像域信号生成部における任意濃度以上にスムージング補正をかける設定による弊害を打ち消すことが可能となる。弊害とは、制御信号生成部403で生成した信号が、グラデーションのようななだらかな濃度変化の箇所でも、パラメータで設定された濃度の箇所に像域信号“OutDataZ”が生成されてしまうことである。
その結果、本来、スムージング補正をかけるべきでない箇所に補正がかかってしまう弊害があった。それを修正することが可能となる。
以上説明した処理により、1bitのエッジ信号が生成され“EdgeC”が出力される構成となっている。
続いて、補正部1用画像出力切り替え手段103について説明する。
図12は、図9に示した補正部1用画像出力切り替え手段103の機能処理を実行するためのC言語によるプログラムリスト例を示す図であり、図9と同一のものには同一の符号を付してある。
本処理には、図12に示すように、前述した“fg_x”,“fg_y”,“EdgeC”,“InData”,“rd”などが入力され、後述する処理を施した後、4bitの“OUTDATA_0”が出力される構成となっている。
処理の詳細であるが、大きくわけて、1102、1103、1104の3つに分かれている。以下、順に説明する。
まず、プログラム1102は、
((fg_x>=(params−>seriateBKx))||(fg_y>=(params−>seriateBKy)))&&edge!=0−−−(1)
のチェックを行う。params−>seriateBKxとparams−>seriateBKyは、3bitのパラメータである。
具体的には、注目画素のfg_x、もしくは、fg_yが、上記パラメータ以上であるかどうかをチェックし、上記パラメータ以上ならば、さらに、edgeが「0」以外かをチェックしている。このedgeとは、前述したEdgeCと等価なものである。
ここで、edgeが0以外ということは、図11で説明したように任意のエリア内に0のデータが幾つか存在するということを意味している。
要するに、注目画素に「0」以外のデータがあった場合、(1)の比較文は、水平・垂直方向に任意の数以上「0」が続くエッジ部であることを示している。
言い換えると、水平・垂直以外のエッジ部を指し示している。このようなエッジに対し、演算処理1105に示した範囲内の演算を行うことを特徴としている。
この演算とは、パラメータ“params−>mask2”と、入力データ“InData(Data)”との積和演算である。基本的に、この積和演算は、スムージング処理であることを特徴としており、ジャギーの発生するエッジ部にハーフトーンデータを出力するためのデータ作成がおこなわれる構成となっている。
ここで作成されたデータは、最終的に4bitになるようにLUTIのようなテーブル(メモリ)によって、変換されて出力されることを特徴としている。このテーブル変換が第2のビット変換手段としての図12に示す画像出力切替え手段103による処理となる。
次に、プログラム1103は、(1)の条件文にあてはまらないが、
edge!=0−−−(2)
の条件にあてはまる場合の処理を行っている。上記(2)の条件とは、要するに、水平・垂直方向のエッジであることを意味している。そのようなエッジに対しては、プログラム1103に示したような処理を施している。
具体的には、注目画素に0以外のデータがあった場合、Data[yy][xx])+rdのように1bitの乱数を付加し、それ以外は、「0」を出力する処理である。
そもそも、Data(InData)は、3bitにビット変換部402で変換されていた為、LUTEのようなテーブルを用いて4bitに変換して出力する必要がある。この変換が前述同様、第2のビット変換手段としての図12に示す画像出力切替え手段103による処理となる。
ところで、前述した乱数rdの加算は必須ではなく、加算しない場合(0を加算する場合)もあり得ることは言うまでもない。
最後に、プログラム1104は、前述した(1),(2)の条件にあてはまらなかった場合の処理を行っている。
つまり、エッジ以外の箇所である。そのような箇所に対しては、入力されたInDataSの値をそのまま出力する構成となっている。言い換えると、画像形成処理部401で画像形成処理したデータをそのまま出力している。
以上、幾つかの特徴を説明したが、その他の特徴は、エッジ部検出処理のデータが、画像形成処理部401の出力データとは異なることである。その結果、スクリーンのような画像形成処理を施した画像に対しても、問題なくエッジ部にスムージング処理がかけられ、かつ、JPEGのような画像劣化がある画像に対しても、画像形成処理前のデータを3bit化して1bit信号を作成することで、問題なくスムージング処理がかけられる。
次に、図7に示した画像信号補正部706について、図13を用いて説明する。
図13は、図7に示した画像信号補正部706の詳細構成を説明するブロック図であり、図7と同一のものには同一の符号を付してある。
図13に示した処理には、前述した“OutDataZ”,“InData”,“InDataS”,“rd”が入力され、補正信号として4bitの“OUTData_1”が出力される構成となっている。入力される信号は、図1で説明したものと同じである。
内部の処理も、前述した図1と同様に3つに分かれており、補正部2用エッジ検出手段1201と補正部2用エッジ検出手段1202、そして、補正部2用画像出力切り替え手段1203である。
図14は、図13に示した補正部2用エッジ検出手段1201の機能処理を実行するためのC言語によるプログラムリスト例を示す図であり、図13と同一のものには同一の符号を付してある。
図14において、補正部2用エッジ検出手段1201の処理は、大きく分けてプログラム1302とプログラム1304の2つに分かれている。
プログラム1302の方は、水平方向(x方向)に0以外のドットをカウントする処理となっている。その様子をカウント処理1303に示した。
一方、プログラム1304の方は、垂直方向(y方向)に0以外のドットをカウントする処理となっている。その様子をカウント処理1305に示した。これらのカウント処理は共に前述した1bitの像域信号からエッジを検出する処理であるが、いずれも、前述した図1と同様、ラプラシアンのようなフィルタ処理ではなく、ドットをカウントすることで水平方向と垂直方向のエッジを検出していることを特徴としている。ところで、fg_x1,fg_x2のように左右、或いは、fg_y1,fg_y2のように上下に分割してカウントしているところが、前述した補正部1用エッジ検出手段120と異なる。
以上、プログラム1302とプログラム1304に示したような処理によって求めた0以外のカウント結果を、3bitのfg_xとfg_yとして出力する構成になっている。
次に、もう一つのエッジ検出手段である補正部2用エッジ検出手段1202について説明する。
図15は、図13に示した補正部2用エッジ検出手段1202の機能処理を実行するためのC言語によるプログラムリスト例を示す図であり、図13と同一のものには同一の符号を付してある。本処理は、大きく分けて3段階の処理になっている。
まず、プログラム1402に示した部分だが、検出処理1405に示したようにパラメータ“EdgeSizeW”の領域内に1の像域信号があるかどうか検出する。その結果が、edge信号である。
次に、プログラム1403に示した部分だが、カウント処理1406に示したように15×7の領域内に、パラメータ“Zcheck”と同じ値が何画素あるかをカウントする。その結果が、fg信号である。
そして、最後に、前述したfgのカウント値がパラメータ“thre_W”以上の場合は、前述したedge信号を「0」にし、それ以外は、そのまま、edge信号を出力する構成となっている。
ここでの特徴は、前述したようにラプラシアンのようなフィルタを用いずにエッジ処理をおこなっていること、そして、パラメータ“Zcheck”と同じ値がエリア内に存在するかをチェックし、同じ値が任意の数あった場合のみ、前述したedgeの情報をクリアすることである。
これにより、得られる効果は、図11の説明でおこなったものと等価である。効果の内容については、繰り返しになるので、説明を略する。
このような処理により、1bitのエッジ信号が生成され“EdgeC”が出力される構成となっている。
続いて、補正部2用画像出力切り替え手段1203について説明する。
図16は、図13に示した補正部2用画像出力切り替え手段1203の機能処理を実行するためのC言語によるプログラムリスト例を示す図であり、図13と同一のものには同一の符号を付してある。本処理の基本は、前述した補正部1用画像出力切り替え手段103と等価である為、詳細な説明は略する。ただし、fg_x,fg_y,EdgeC(edge)の信号の意味が異なる。これらの意味については、前述したとおりであるが、まとめると、補正部1用画像出力切り替え手段103へ入力されていたfg_x,fg_y,EdgeCは、像域信号(DataZ)が0の数をカウントしていた。
一方、図16に示したfg_x,fg_y,EdgeCは、像域信号(DataZ)が1の数をカウントしている。その点が大きく異なる。その他については、基本的に等価である。
以上説明してきた画像信号補正部1の出力“OUTData_1”と、画像信号補正部2の出力“OUTData_2”とが、図7に示したセレクタ707に入力され、4bitの最終出力信号“OutputData”が出力される構成となっている。このセレクタ707は、注目画素位置のデータに応じて出力を切り替える処理をおこなっている。注目画素のデータとは、前述した像域信号(DataZ=OutDataZ)であり、この信号が「1」のときは、画像信号補正部705の出力を選択し、「0」のときは、画像信号補正部706の出力を選択している。
上記で説明した処理を施した結果が、スムージング処理結果としてプリンタ305に出力される構成となっている。出力されたイメージを図17に示した。
図17は、本発明に係る画像処理装置におけるエッジ処理結果を示す図である。
図23に示す例として比較して、本実施形態によれば、図17に示すように、着目箇所は、エッジ部である。図17に示したようにスクリーンのパターンの間を埋めるようにデータが薄く出力されることを特徴としている。
不図示だが、さらに、JPEGのような非可逆な圧縮処理を施した画像に対しても、問題なくエッジ部の改善ができることも前述したとおりである。
理由は、エッジ検出用の画像を作成する際、3ビットにビット変換し、さらに、その画像より1ビットの像域信号を作成しているため、圧縮による微妙な劣化情報を除去できる効果があるからである。
本構成の特徴は、以上説明してきたとおりであるが、エッジを検出画像と、画像形成された画像とを別々に処理することを特徴としているだけでなく、エッジ検出法にも特徴があることは前述したとおりである。
〔第2実施形態〕
なお、第2実施形態における基本的な装置構成で上述した第1実施形態と同様な部分は、同一番号を付けて説明を省略する。
図18は、本発明の第2実施形態を示す画像処理装置のスムージング処理部を説明するブロック図であり、図4と同一のものには同一の符号を付してある。
図18に示す第2実施形態の特徴は、制御信号生成部2201へ入力される信号である。具体的には、ScreenData(InDataS)である。この信号は、画像形成処理後の信号であり、この信号から、実施例1で説明した像域信号(DataZ)を作成していることを特徴としている。
図19は、図18に示した制御信号生成部2201の機能処理を実行するためのC言語によるプログラムリスト例を示す図である。
図19に示すように、reg_airはレジスタであり、4bitの値を設定することができる構成となっている。このレジスタ値と入力された信号InDataSとを比較し、レジスタ値以上の時は、像域信号OutDataZ(DataZ)を1にし、それ以外は、0にする構成となっている。
本実施形態は、画像形成処理後のデータを使用しているため、画像形成処理に忠実な補正ができることを特徴としている。つまり、図17で説明したような縁取りではなく、従来例で説明したようなプリンタ解像度の問題で発生するジャギーの改善に適していると言える。ただし、従来例と異なる点は、JPEGのような非可逆な圧縮法を用いた画像でも、エッジ部の画質劣化を補うような出力が可能になる効果があることである。
このことから、本実施例は、非可逆な圧縮を用いた場合のFaxのような解像度の低いプリンタに適しているといえる。
上記実施形態によれば、プリンタの解像度によるジャギーはもちろんのこと、画像形成処理により発生するジャギーをも改善することが可能となる。この画像形成処理とは、例えば、スクリーン処理のようなものを指しており、175線や133線のスクリーン処理で発生するジャギーのことである。このようなスクリーンのジャギーは、プリンタの解像度より遥かに低い解像度で発生するため、ハーフトーン文字やラインで顕著に目立っていたが、これを改善することが本発明で可能となった。
また、スクリーン処理のような画像形成処理だけでなく、誤差拡散系の画像形成処理を施した画像に対しても効果がある。誤差拡散系処理を施したハーフトーン文字やラインは、ジャギーとは異なるガタツキがあるが、それをも改善可能とした。
さらに、JPEGのような非可逆な圧縮を施すことにより発生するエッジ部のモスキートノイズに対しても効果がある。つまり、圧縮により発生したエッジ部の劣化を本発明で改善可能とした。
言うまでもないが、本発明を画像処理装置に適用すると、スキャナで読み込んだイメージ画像、PCから送信したPDL画像、共にエッジ部の改善をおこなうことが可能となる。
以下、図20に示すメモリマップを参照して本発明に係る印刷装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図20は、本発明に係る印刷装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における各C言語によるプログラム例(図5〜図8,図10〜図12,図14〜図16,図19のプログラムリストに基づく処理手順参照)に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明に係る画像処理装置を適用可能な複合機の一例を示す概略断面図である。 図1に示した画像処理装置のデータ処理構成を説明するブロック図である。 図2に示した画像処理部の一般的構成を説明するブロック図である。 図3に示したスムージング処理部の構成を説明する概略ブロック図である。 図4に示したビット変換部の機能処理を実行するためのプログラムリスト例を示す図である。 図4に示した制御信号生成部の機能処理を実行するためのプログラムリスト例を示す図である。 図4に示した画像信号生成部の機能処理構成を説明するブロック図である。 図7に示した乱数生成部の機能処理を実行するためのプログラムリスト例を示す図である。 図7に示した画像信号補正部の詳細構成を説明するブロック図である。 図9に示した第1の補正部用の第2のエッジ検出手段の機能処理を実行するためのプログラムリスト例を示す図である。 図9に示した第1の補正部用の第1のエッジ検出手段の機能処理を実行するためのC言語によるプログラムリスト例を示す図である。 図9に示した補正部1用画像出力切り替え手段の機能処理を実行するためのC言語によるプログラムリスト例を示す図である。 図7に示した画像信号補正部の詳細構成を説明するブロック図である。 図13に示した補正部2用エッジ検出手段の機能処理を実行するためのC言語によるプログラムリスト例を示す図である。 図13に示した補正部2用エッジ検出手段の機能処理を実行するためのC言語によるプログラムリスト例を示す図である。 図13に示した補正部2用画像出力切り替え手段の機能処理を実行するためのC言語によるプログラムリスト例を示す図である。 本発明に係る画像処理装置におけるエッジ処理結果を示す図である。 本発明の第2実施形態を示す画像処理装置のスムージング処理部を説明するブロック図である。 図18に示した制御信号生成部の機能処理を実行するためのC言語によるプログラムリスト例を示す図である。 本発明に係る画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。 従来の画像処理装置における文字処理状態を説明する模式図である。 従来の画像処理装置における文字処理状態を説明する模式図である。 従来の画像処理装置における文字処理状態を説明する模式図である。 従来の画像処理装置における文字処理状態を説明する模式図である。
符号の説明
401 画像形成処理部
402 ビット変換部
403 制御信号生成部
404 画像信号生成部
2105 スムージング処理部

Claims (12)

  1. Nbitの多値画像データを入力する入力手段と、
    前記Nbit画像データをMbit(N≧M)画像データに変換する擬似中間調処理手段と、
    前記Nbit画像データをLbit(N≧L)画像データに変換する第1のビット変換処理手段と、
    前記Lbit画像データから制御信号を生成する制御信号生成手段と、
    前記制御信号生成手段により生成される前記制御信号から水平方向と垂直方向のエッジを検出する第1の検出手段と、
    前記制御信号生成手段により生成される前記制御信号からグラデーションの濃度変化部を検出する第2の検出手段と、
    前記Lbit画像データをMbit画像データに変換する第2のビット変換処理手段と、
    前記Lbit画像データに対してスムージング処理を行い、Mbit画像データを生成するスムージング処理手段と、
    前記第1及び第2の検出手段による各エッジ検出結果に応じて、前記スムージング処理結果、前記第2のビット変換処理手段のビット変換結果、前記擬似中間調処理手段による処理結果を切り替えて出力する画像出力切替え手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. Nbitの多値画像データを入力する入力手段と、
    前記Nbit画像データをMbit(N≧M)画像データに変換する擬似中間調処理手段と、
    前記Nbit画像データをLbit画像データ(N≧L)に変換する第1のビット変換処理手段と、
    前記Mbit画像データから制御信号を生成する制御信号生成手段と、
    前記制御信号生成手段により生成される制御信号から水平方向と垂直方向のエッジを検出する第1の検出手段と、
    前記制御信号生成手段により生成される制御信号からグラデーションの濃度変化部を検出する第2の検出手段と、
    前記Lbit画像データをMbit画像データに変換する第2のビット変換手段と、
    前記Lbit画像データに対してスムージング処理を行い、Mbit画像データを生成するスムージング処理手段と、
    前記第1及び第2の検出手段によるエッジ検出結果に応じて、前記スムージング処理結果、前記第2のビット変換手段によるビット変換結果、前記擬似中間調処理手段の処理結果を切り替えて出力する画像出力切替え手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記画像出力切替え手段は、前記第1の検出手段によって検出された水平方向と垂直方向のエッジ部ではあるがグラデーションの濃度変化部ではない画素は、前記スムージング処理結果を出力し、前記スムージング処理が適用されないエッジ部で、かつ前記グラデーションの濃度変化部ではない画素は、前記第2のビット変換手段のビット変換結果を出力し、前記スムージング処理が適用されず、前記第2のビット変換手段のビット変換結果が出力されない画素は、前記擬似中間調処理手段の処理結果を出力することを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 前記擬似中間調処理手段は、ディザ処理、あるいは、誤差拡散処理であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記第1のビット変換処理手段は、ビットシフト処理であることを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  6. 前記第2のビット変換処理手段は、メモリを用いたテーブル変換処理であることを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  7. Nbitの多値画像データを入力する入力ステップと、
    前記Nbit画像データをMbit(N≧M)画像データに変換する擬似中間調処理ステップと、
    前記Nbit画像データをLbit(N≧L)画像データに変換する第1のビット変換処理ステップと、
    前記Lbit画像データから制御信号を生成する制御信号生成ステップと、
    前記制御信号生成ステップにより生成される前記制御信号から水平方向と垂直方向のエッジを検出する第1の検出ステップと、
    前記制御信号生成ステップにより生成される前記制御信号からグラデーションの濃度変化部を検出する第2の検出ステップと、
    前記Lbit画像データをMbit画像データに変換する第2のビット変換処理ステップと、
    前記Lbit画像データに対してスムージング処理を行い、Mbit画像データを生成するスムージング処理ステップと、
    前記第1及び第2の検出ステップによる各エッジ検出結果に応じて、前記スムージング処理結果、前記第2のビット変換処理ステップのビット変換結果、前記擬似中間調処理ステップによる処理結果を切り替えて出力する画像出力切替えステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  8. Nbitの多値画像データを入力する入力ステップと、
    前記Nbit画像データをMbit(N≧M)画像データに変換する擬似中間調処理ステップと、
    前記Nbit画像データをLbit画像データ(N≧L)に変換する第1のビット変換処理ステップと、
    前記Mbit画像データから制御域信号を生成する制御域信号生成ステップと、
    前記制御信号生成ステップにより生成される制御域信号から水平方向と垂直方向のエッジを検出する第1の検出ステップと、
    前記制御信号生成ステップにより生成される制御域信号からグラデーションの濃度変化部を検出する第2の検出ステップと、
    前記Lbit画像データをMbit画像データに変換する第2のビット変換ステップと、
    前記Lbit画像データに対してスムージング処理を行い、Mbit画像データを生成するスムージング処理ステップと、
    第1及び第2の検出ステップによるエッジ検出結果に応じて、前記スムージング処理結果、前記第2のビット変換ステップによるビット変換結果、前記擬似中間調処理ステップの処理結果を切り替えて出力する画像出力切替えステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  9. 前記画像出力切替えステップは、前記第1の検出ステップによって検出された水平方向と垂直方向のエッジ部ではあるがグラデーションの濃度変化部ではない画素は、前記スムージング処理結果を出力し、前記スムージング処理が適用されないエッジ部で、かつ前記グラデーションの濃度変化部ではない画素は、前記第2のビット変換ステップのビット変換結果を出力し、前記スムージング処理が適用されず、前記第2のビット変換ステップのビット変換結果が出力されない画素は、前記擬似中間調処理ステップの処理結果を出力することを特徴とする請求項7または8記載の画像処理方法。
  10. 前記擬似中間調処理ステップは、ディザ処理、あるいは、誤差拡散処理であることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の画像処理方法。
  11. 前記第1のビット変換処理ステップは、ビットシフト処理であることを特徴とする請求項7または8記載の画像処理方法。
  12. 前記第2のビット変換処理ステップは、メモリを用いたテーブル変換処理であることを特徴とする請求項7または8記載の画像処理方法。
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