JP4085194B2 - トロリコンベヤ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、自動車工場で車ボディを搬送するために用いられるトロリコンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のトロリコンベヤとしては、図3に示すように、搬送物を支持するロードトロリ301を牽引するための先頭トロリ302が、前トロリ本体311および後トロリ本体312によって構成され、前トロリ本体311の前後方向の2か所に垂直前走行ローラ313が取付られるとともに、後トロリ本体312の前後方向の2か所に垂直走行ローラ314が取付られ、前トロリ本体311の前後方向の2か所に水平前ガイドローラ315が取付られるとともに、後トロリ本体312の前後方向の2か所に水平後ガイドローラ316が取付られ、前トロリ本体311および後トロリ本体312が、水平ピン321および垂直ピン322を介して、互いの水平方向および垂直方向の揺動を自由とするように連結されており、後端をロードトロリ301に連結した連結ロッド331の前端が、後トロリ本体312に連結されているものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記コンベヤにおいて、各トロリ301、302が上り坂や下り坂を走行する場合や、前トロリ本体311がストッパによって停止させられる場合等に、前トロリ本体311および後トロリ本体312に、これを前後から押し潰そうとするように搬送物の荷重が作用する。そのため、各トロリ301、302と走行レール間の隙間の分だけ、前トロリ本体311および後トロリ本体312が上下および左右方向に屈曲させられる。そうすると、前トロリ本体311および後トロリ本体312が楔の作用をして、搬送物の荷重が拡大されてレールに作用する。その結果、レールが上下および左右方向に押し広げられるように変形したり、レールに摩耗が発生する。
【0004】
とくに、前トロリ本311体および後トロリ本体312のそれぞれ前後方向2か所ずつに取付けられた前後の走行ローラ313、314およびガイドローラ315、316の間隔は、これを大きく設定することにより、上記の楔作用を抑制することになるが、同間隔は、各トロリ本体311、312の長さに制約されて大きくすることに限界があった。
【0005】
この発明の目的は、走行レールが変形したり、摩耗したりすることを防止できるトロリコンベヤを提供するすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明によるトロリコンベヤは、搬送物を支持するロードトロリを牽引するための先頭トロリが、前トロリ本体および後トロリ本体によって構成され、前トロリ本体の前後方向の2か所に水平前ガイドローラが取付られるとともに、後トロリ本体の前後方向の2か所に水平後ガイドローラが取付られ、前トロリ本体および後トロリ本体が、互いの水平方向の揺動を自由とするように連結されているトロリコンベヤにおいて、前トロリ本体の前後方向の1か所にのみ垂直前走行ローラが取付られるとともに、後トロリ本体の前後方向の1か所にのみ垂直後走行ローラが取付られ、前トロリ本体および後トロリ本体が、互いの垂直方向の揺動を拘束するように連結されており、後端をロードトロリに連結した連結ロッドの前端が、前トロリ本体に連結されていることを特徴とするものである。
【0007】
この発明によるトロリコンベヤでは、前トロリ本体の前後方向の1か所にのみ垂直前走行ローラが取付られるとともに、後トロリ本体の前後方向の1か所にのみ垂直後走行ローラが取付られ、前トロリ本体および後トロリ本体が、互いの垂直方向の揺動を拘束するように連結されているから、前後の走行ローラ間の間隔を大きく設定することが可能である。したがって、レールを変形させようとする楔の作用を小さくすることができる。
【0008】
また、後端をロードトロリに連結した連結ロッドの前端が、前トロリ本体に連結されているから、搬送物の荷重は後トロリ本体ではなく、前トロリ本体に作用させられる。したがって、前トロリ本体および後トロリ本体が屈曲することを防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を図面を参照してつぎに説明する。
【0010】
以下の説明において、前後とは、図1を基準として、その左側を前、これと反対側を後といい、左右とは、後方より見て、その左右の側を左右というものとする。
【0011】
図1を参照すると、前向きにのびたパワーレール11と、これの下方を平行に前向きにのびたフリーレール12とが示されている。
【0012】
パワーレール11は、横断面I字状レール部材21よりなる。フリーレール12は、一対の横断面コ字状レール部材22よりなる。両レール部材22は、互いの開口同士を向合わせるように並べられている。
【0013】
パワーレール11とフリーレール12の間をドライブチェーン23がのびている。ドライブチェーン23に連結されたパワートロリ24がパワーレール11上を走行するようになされている。
【0014】
フリーレール12上には、前から後にかけて、先頭トロリ31、第1ロードトロリ41、第2ロードトロリ42、第3ロードトロリ43、第4ロードトロリ44および後尾トロリ51が順次載せられている。
【0015】
先頭トロリ31および第1ロードトロリ41には前連結ロッド61が渡されている。第1ロードトロリ41および第2ロードトロリ42には第1ロードバー71が渡されている。第3ロードトロリ43および第4ロードトロリ44には第2ロードバー72が渡されている。第4ロードトロリ44および後尾トロリ51には後連結ロッド81が渡されている。第1ロードバー71および第2ロードバー72には、図示しない搬送物を積載したハンガー91が吊下げられている。
【0016】
図2に、先頭トロリ31および第1ロードトロリ41並びにこれの周辺部が詳細に示されている。
【0017】
ドライブチェーン23にはドライブフック101がパワートロリ24付近から上下揺動自在に垂下がるように連結されている。
【0018】
先頭トロリ31は、側面視方形状前トロリ本体111および後トロリ本体112を備えている。前トロリ本体111の頂部には、ドライブフック101と係合離脱自在に係合させられたドッグ102が固定されている。
【0019】
前トロリ本体111の上縁前端部には左右一対の垂直前走行ローラ113(図示は左側の前走行ローラのみ)が取付られている。前走行ローラ113よりも低レベルに位置して、前トロリ本体111の前後両縁部高さの中程に一対の水平前ガイドローラ114が取付られている。
【0020】
後トロリ本体112の上縁後端部には左右一対の垂直後走行ローラ115が取付られている。後走行ローラ115よりも低レベルに位置して、後トロリ本体112の前後両縁部高さの中程に一対の水平後ガイドローラ116が取付られている。
【0021】
詳しく図示しないが、左右の前および後走行ローラ113、115は、フリーレール12の両レール部材22の上下フランジで挟まれた状態で下フランジの上に載せられている。前および後ガイドローラ114、116は、同両レール部材22の下フランジで挟まれている。
【0022】
前トロリ本体111の下縁部には前ブラケット117が先端部を前トロリ本体111から後方に突出させるように固定されている。後トロリ本体112の下縁部には後ブラケット118が先端部を後トロリ本体112から前方に突出させるように固定されている。前ブラケット117の先端部には垂直前ピン孔121が上下貫通状にあけられるとともに、後ブラケット118の先端部垂直後ピン孔122が上下貫通状にあけられている。
【0023】
前ブラケット117および後ブラケット118の先端部同士には連結部材123が渡されている。連結部材123は、前ブラケット117の先端部を上下から挟み付けた前向き二股状部124および後ブラケット118の先端部を上下から挟み付けた後向き二股状部125を有している。垂直前連結ピン126が前向き二股状部124を貫通して前ピン孔121にはめ入れられるとともに、垂直後連結ピン127が後向き二股状部125を貫通して後ピン孔122にはめ入れられている。
【0024】
前トロリ本体111の下縁部中央には前水平ピン128が設けられ、これから前吊下ロッド129が揺動自在に垂下させられている。
【0025】
第1ロードトロリ41は、ロードトロリ本体131を有している。ロードトロリ本体131の上縁前後端部には左右一対ずつの垂直走行ローラ132が取付られている。これらの走行ローラ132の直下のレベルに位置して、ロードトロリ本体131の前後両縁部高さの中程には一対の水平ガイドローラ133がそれぞれ取付られている。
【0026】
第2〜第4ロードトロリ44および後尾トロリ51の構成は、第1ロードトロリ41と同一である。
【0027】
ロードトロリ本体131の中央部下よりの位置には後水平ピン134が設けられ、これから後吊下ロッド135が揺動自在に垂下させられている。後吊下ロッド135は、第1ロードバー71の前端部にこれの回転摺動を自在とするように貫通させられている。
【0028】
第1ロードバー71の前端部には前向き二股状ブラケット136が固定され、これに垂直ピン137を介して連結部材138が水平揺動自在に取付られている。連結部材138には前連結ロッド61の後端部が水平ピン139によって連結されている。
【0029】
前連結ロッド61の前端部には前吊下ロッド129に揺動自在にはめ被せられた垂直摺動筒141が固定されている。
【0030】
各トロリ31、41〜44、51が上り坂や下り坂を走行する場合、搬送物の荷重が前連結ロッド61を介して前トロリ本体111に作用し、前トロリ本体111が前走行ローラ113を中心として、上下方向に揺動しようとしても、これを後走行ローラ115が防止するように作用する。搬送物の荷重は、後トロリ本体112には作用させられないため、前トロリ本体111および後トロリ本体112が、例えば、平面から見て、への字状に屈曲させられることもない。
【0031】
【発明の効果】
この発明によれば、走行レールが変形したり、摩耗したりすることを防止できるトロリコンベヤが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるトロリコンベヤの側面図である。
【図2】図1の一部拡大側面図である。
【図3】従来例を示す図2相当の側面図である。
【符号の説明】
31 先頭トロリ
41 ロードトロリ
61 連結ロッド
111 前トロリ本体
112 後トロリ本体
113 前走行ローラ
114 前ガイドローラ
115 後走行ローラ
116 後ガイドローラ

Claims (1)

  1. 搬送物を支持するロードトロリ41を牽引するための先頭トロリ31が、前トロリ本体111および後トロリ本体112によって構成され、前トロリ本体111の前後方向の2か所に水平前ガイドローラ114が取付られるとともに、後トロリ本体112の前後方向の2か所に水平後ガイドローラ116が取付られ、前トロリ本体111および後トロリ本体112が、互いの水平方向の揺動を自由とするように連結されているトロリコンベヤにおいて、前トロリ本体111の前後方向の1か所にのみ垂直前走行ローラ113が取付られるとともに、後トロリ本体112の前後方向の1か所にのみ垂直後走行ローラ115が取付られ、前トロリ本体111および後トロリ本体112が、互いの垂直方向の揺動を拘束するように連結されており、後端をロードトロリ41に連結した連結ロッド61の前端が、前トロリ本体111に連結されていることを特徴とするトロリコンベヤ。
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