JP4084900B2 - プレススルーパックの処理方法 - Google Patents

プレススルーパックの処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4084900B2
JP4084900B2 JP35360298A JP35360298A JP4084900B2 JP 4084900 B2 JP4084900 B2 JP 4084900B2 JP 35360298 A JP35360298 A JP 35360298A JP 35360298 A JP35360298 A JP 35360298A JP 4084900 B2 JP4084900 B2 JP 4084900B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
cyclic olefin
general formula
ring
bonded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35360298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000169593A (ja
Inventor
瀬 敏 行 広
中 睦 浩 田
本 陽 造 山
戸 茂 木
田 裕 士 中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Shionogi and Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Shionogi and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc, Shionogi and Co Ltd filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP35360298A priority Critical patent/JP4084900B2/ja
Publication of JP2000169593A publication Critical patent/JP2000169593A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4084900B2 publication Critical patent/JP4084900B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【0001】
【発明の技術分野】
本発明はプレススルーパックの処理方法に関し、さらに詳しくは、環状オレフィン系樹脂製のフィルムまたはシートからなるプレススルーパックを軟化または流動化させるプレススルーパックの処理方法に関するものである。
【0002】
【発明の技術的背景】
従来から医薬品の包装用として、環状オレフィン系樹脂などの樹脂からなるフィルムまたはシートを底材として用い、該底材をポケット形状に成形し、その中に固形剤(錠剤、カプセル剤など)を充填し、アルミ箔などからなる蓋材で密封したプレススルーパック(PTP)が用いられている。そしてPTPは、通常ばらばらに切り離せるようにミシン目が入っている。このPTPは携帯などに便利であるが、最近錠剤等が入ったPTP、または錠剤等を取り出した空のPTPと錠剤等とを一緒に飲んでしまう誤飲事故が増加している。PTPは、レントゲンに映らないことが多く、発見することが困難であり、また角が尖っているので食道などを傷つけたり、食道などに穴があき重篤症状をきたすことがある。このため、PTPの誤飲事故に対する対策が求められている。
【0003】
【発明の目的】
本発明は、上記のような従来技術に鑑みてなされたものであって、プレススルーパックの処理方法を提供することを目的としている。
【0004】
【発明の概要】
本発明に係るプレススルーパックの処理方法は、
(A)下記(A-1) 、(A-2) 、(A-3) および(A-4) よりなる群から選ばれる少なくとも1種の環状オレフィン系樹脂からなるフィルムまたはシートからなるプレススルーパックと、テルペン系炭化水素化合物とを接触させて、環状オレフィン系樹脂を軟化または流動化させることを特徴としている;
(A-1) エチレンと下記一般式(I)または(II)で表される環状オレフィンとを共重合させて得られるエチレン・環状オレフィンランダム共重合体
(A-2) 下記一般式(I)または(II)で表される環状オレフィンの開環重合体または共重合体、
(A-3) 上記(A-2) 開環重合体または共重合体の水素化物、および
(A-4) 上記(A-1) 、(A-2) または(A-3) のグラフト変性物
【0005】
【化3】
Figure 0004084900
【0006】
(式中、nは0または1であり、mは0または正の整数であり、kは0または1であり、R1 〜R18ならびにRa およびRb は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基であり、R15〜R18は互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、かつ該単環または多環が二重結合を有していてもよく、またR15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよい。)
【0007】
【化4】
Figure 0004084900
【0008】
(式中、pおよびqは0または1以上の整数であり、rおよびsは0、1または2であり、R21〜R39はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素基、脂環族炭化水素基、芳香族炭化水素基またはアルコキシ基であり、R29(またはR30)が結合している炭素原子と、R33またはR31が結合している炭素原子とは直接あるいは炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、また、r=s=0のときR35とR32またはR35とR39とは互いに結合して単環または多環の芳香族環を形成していてもよい。)。
【0009】
本発明では、前記テルペン系炭化水素化合物がリモネンであることが好ましい。
【0010】
【発明の具体的説明】
以下、本発明に係るプレススルーパックの処理方法について具体的に説明する。
【0011】
本発明に係るプレススルーパックの処理方法は、環状オレフィン系樹脂製のフィルムまたはシートからなるプレススルーパックと、テルペン系炭化水素化合物とを接触させて環状オレフィン系樹脂を軟化または流動化させる。
【0012】
環状オレフィン系樹脂
プレススルーパックに用いられるフィルムまたはシートを形成する環状オレフィン系樹脂は、
(A-1) エチレンと下記一般式(I)または(II)で表される環状オレフィンとを共重合させて得られるエチレン・環状オレフィンランダム共重合体
(A-2) 下記一般式(I)または(II)で表される環状オレフィンの開環重合体または共重合体、
(A-3) 上記(A-2) 開環重合体または共重合体の水素化物、および
(A-4) 上記(A-1) 、(A-2) または(A-3) のグラフト変性物
よりなる群から選ばれる少なくとも1種の環状オレフィン系樹脂である。
【0013】
まず環状オレフィン系樹脂を調製するために使用される単量体である一般式(I)または(II)で表される環状オレフィンについて説明する。
環状オレフィン系樹脂を調製するために使用される環状オレフィンは下記一般式(I)または(II)で表すことができる。
【0014】
【化5】
Figure 0004084900
【0015】
上記一般式(I)中、nは0または1であり、mは0または正の整数であり、kは0または1である。なおkが1の場合には、Ra およびRb は、それぞれ独立に、下記の原子または炭化水素基であり、kが0の場合には、それぞれの結合手が結合して5員環を形成する。
【0016】
1 〜R18ならびにRa およびRb は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基である。
ここでハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子である。
【0017】
また炭化水素基としては、それぞれ独立に、通常炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数3〜15のシクロアルキル基、芳香族炭化水素基を挙げることができる。より具体的には、アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、アミル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基およびオクタデシル基を挙げることができ、シクロアルキル基としては、シクロヘキシル基を挙げることができ、芳香族炭化水素基としては、フェニル基、ナフチル基などを挙げることができる。これらの炭化水素基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。
【0018】
さらに上記式(I)において、R15〜R18がそれぞれ結合して(互いに共同して)単環または多環を形成していてもよく、しかもこのようにして形成された単環または多環は二重結合を有していてもよい。ここで形成される単環または多環の具体例を下記に示す。
【0019】
【化6】
Figure 0004084900
【0020】
なお上記例示において、1または2の番号が付された炭素原子は、上記一般式(I)においてそれぞれR15(R16)またはR17(R18)が結合している炭素原子を示している。
【0021】
またR15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよい。このようなアルキリデン基は、通常は炭素原子数2〜20のアルキリデン基であり、このようなアルキリデン基の具体的な例としては、エチリデン基、プロピリデン基およびイソプロピリデン基を挙げることができる。
【0022】
【化7】
Figure 0004084900
【0023】
上記一般式(II)中、pおよびqは0または正の整数であり、rおよびsは0、1または2である。
またR21〜R39は、それぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、炭化水素基またはアルコキシ基である。
【0024】
ハロゲン原子は、上記式(I)におけるハロゲン原子と同じ意味である。
また炭化水素基としては、それぞれ独立に炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数1〜20のハロゲン化アルキル基、炭素原子数3〜15のシクロアルキル基または芳香族炭化水素基を挙げることができる。より具体的には、アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、アミル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基およびオクタデシル基を挙げることができ、シクロアルキル基としては、シクロヘキシル基を挙げることができ、芳香族炭化水素基としては、アリール基およびアラルキル基、具体的には、フェニル基、トリル基、ナフチル基、ベンジル基およびフェニルエチル基などを挙げることができる。アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基およびプロポキシ基などを挙げることができる。
【0025】
これらの炭化水素基およびアルコキシ基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子で置換されていてもよい。
ここで、R29およびR30が結合している炭素原子と、R33が結合している炭素原子またはR31が結合している炭素原子とは、直接あるいは炭素原子数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよい。すなわち上記二個の炭素原子がアルキレン基を介して結合している場合には、R29およびR33で表される基が、またはR30およびR31で表される基が互いに共同して、メチレン基(-CH2-) 、エチレン基(-CH2CH2-)またはプロピレン基(-CH2CH2CH2-) のうちのいずれかのアルキレン基を形成している。
【0026】
さらに、r=s=0のとき、R35とR32またはR35とR39とは互いに結合して単環または多環の芳香族環を形成していてもよい。この場合の単環または多環の芳香族環として、たとえば下記のようなr=s=0のときR35とR32がさらに芳香族環を形成している基を挙げることができる。
【0027】
【化8】
Figure 0004084900
【0028】
ここでqは一般式(II)におけるqと同じ意味である。
上記のような一般式(I)または(II)で示される環状オレフィンを、より具体的に下記に例示する。
【0029】
環状オレフィン系樹脂を形成する環状オレフィンの例としては、
【0030】
【化9】
Figure 0004084900
【0031】
で示されるビシクロ[2.2.1]-2-ヘプテン(=ノルボルネン)(上記式中において、1〜7の数字は、炭素の位置番号を示す。)およびこの化合物に炭化水素基が置換した誘導体を挙げることができる。
【0032】
この炭化水素基としては、5-メチル、5,6-ジメチル、1-メチル、5-エチル、5-n-ブチル、5-イソブチル、7-メチル、5-フェニル、5-メチル-5-フェニル、5-ベンジル、5-トリル、5-(エチルフェニル)、5-(イソプロピルフェニル)、5-(ビフェニリル)、5-(β-ナフチル)、5-(α-ナフチル)、5-(アントリル)、5,6-ジフェニルのような基を例示することができる。
【0033】
さらに他の誘導体としては、シクロペンタジエン-アセナフチレン付加物、
1,4-メタノ-1,4,4a,9a- テトラヒドロフルオレン、
1,4-メタノ-1,4,4a,5,10,10a-ヘキサヒドロアントラセンなどのビシクロ[2.2.1]-2-ヘプテン誘導体を例示することができる。
【0034】
この他、
トリシクロ[4.3.0.12,5]-3-デセン、
2-メチルトリシクロ[4.3.0.12,5]-3-デセン、
5-メチルトリシクロ[4.3.0.12,5]-3-デセンなどのトリシクロ[4.3.0.12,5]-3-デセン誘導体、
トリシクロ[4.4.0.12,5]-3-ウンデセン、
10-メチルトリシクロ[4.4.0.12,5]-3-ウンデセンなどのトリシクロ[4.4.0.12,5]-3-ウンデセン誘導体、
【0035】
【化10】
Figure 0004084900
【0036】
で示されるテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]-3-ドデセン(上記式中において、1〜12の数字は、炭素の位置番号を示す。)およびこれに炭化水素基が置換した誘導体ならびに水素原子の少なくとも一部が他の原子で置換された化合物を挙げることができる。
【0037】
ここで炭化水素基または置換原子として、8-メチル、8-エチル、8-プロピル、8-ブチル、8-イソブチル、8-ヘキシル、8-シクロヘキシル、8-ステアリル、5,10-ジメチル、2,10-ジメチル、8,9-ジメチル、8-エチル-9-メチル、11,12-ジメチル、2,7,9-トリメチル、2,7-ジメチル-9-エチル、9-イソブチル-2,7-ジメチル、9,11,12-トリメチル、9-エチル-11,12-ジメチル、9-イソブチル-11,12-ジメチル、5,8,9,10-テトラメチル、8-エチリデン、8-エチリデン-9-メチル、8-エチリデン-9-エチル、8-エチリデン-9-イソプロピル、8-エチリデン-9-ブチル、8-n-プロピリデン、8-n-プロピリデン-9-メチル、8-n-プロピリデン-9-エチル、8-n-プロピリデン-9-イソプロピル、8-n-プロピリデン-9-ブチル、8-イソプロピリデン、8-イソプロピリデン-9-メチル、8-イソプロピリデン-9-エチル、8-イソプロピリデン-9-イソプロピル、8-イソプロピリデン-9-ブチル、8-クロロ、8-ブロモ、8-フルオロ、8,9-ジクロロ、8-フェニル、8-メチル-8-フェニル、8-ベンジル、8-トリル、8-(エチルフェニル)、8-(イソプロピルフェニル)、8,9-ジフェニル、8-(ビフェニリル)、8-(β-ナフチル)、8-(α-ナフチル)、8-(アントリル)、5,6-ジフェニル等の基または原子を例示することができる。
【0038】
さらには、(シクロペンタジエン-アセナフチレン付加物)とシクロペンタジエンとの付加物などのテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]-3-ドデセン誘導体、
ペンタシクロ[6.5.1.13,6.02,7.09,13]-4-ペンタデセンおよびその誘導体、
ペンタシクロ[7.4.0.12,5.19,12.08,13]-3-ペンタデセンおよびその誘導体、
ペンタシクロ[8.4.0.12,5.19,12.08,13]-3-ヘキサデセンおよびその誘導体、
ペンタシクロ[6.6.1.13,6.02,7.09,14]-4-ヘキサデセンおよびその誘導体、
ヘキサシクロ[6.6.1.13,6.110,13.02,7.09,14]-4-ヘプタデセンおよびその誘導体、
ヘプタシクロ[8.7.0.12,9.14,7.111,17.03,8.012,16]-5-エイコセンおよびその誘導体、
ヘプタシクロ[8.7.0.13,6.110,17.112,15.02,7.011,16]-4-エイコセンおよびその誘導体、
ヘプタシクロ[8.8.0.12,9.14,7.111,18.03,8.012,17]-5-ヘンエイコセンおよびその誘導体、
オクタシクロ[8.8.0.12,9.14,7.111,18.113,16.03,8.012,17]-5-ドコセンおよびその誘導体、
ノナシクロ[10.9.1.14,7.113,20.115,18.02,10.03,8.012,21.014,19]-5-ペンタコセンおよびその誘導体などを挙げることができる。
【0039】
前記一般式(I)または一般式(II)で示される環状オレフィンの具体例は上記の通りであるが、これら化合物のより具体的な構造については、本出願人の出願に係る特開平7−145213号明細書の段落番号[0032]〜[0054]に示されており、本発明においてもここに例示されるものを環状オレフィンとして使用することができる。
【0040】
上記のような一般式(I)または(II)で表される環状オレフィンは、シクロペンタジエンと対応する構造を有するオレフィン類とのディールス・アルダー反応により製造することができる。
【0041】
これらの環状オレフィンは、単独であるいは2種以上組み合わせて用いることができる。
環状オレフィン系樹脂は、上記のような一般式(I)または(II)で表される環状オレフィンを用いて、たとえば特開昭60−168708号、同61−120816号、同61−115912号、同61−115916号、同61−271308号、同61−272216号、同62−252406号および同62−252407号などの公報において本出願人が提案した方法に従い、適宜条件を選択することにより製造することができる。
【0042】
(A-1) エチレン・環状オレフィンランダム共重合体は、エチレンと上記環状オレフィンとがランダムに結合した共重合体であり、エチレンから誘導される構成単位を通常は20〜95モル%、好ましくは30〜90モル%の割合で、そして、環状オレフィンから誘導される構成単位を通常は5〜80モル%、好ましくは10〜70モル%の割合で含有している。なおエチレンから誘導される構成単位および環状オレフィンから誘導される構成単位の組成比は、13C−NMRによって測定される。
【0043】
この(A-1) エチレン・環状オレフィンランダム共重合体では、上記のようなエチレンから誘導される構成単位と環状オレフィンから誘導される構成単位とが、ランダムに配列して結合し、実質的に線状構造を有している。この共重合体が実質的に線状であって、実質的にゲル状架橋構造を有していないことは、この共重合体が有機溶媒に溶解した際に、この溶液に不溶分が含まれていないことにより確認することができる。たとえば極限粘度[η]を測定する際に、この共重合体が135℃のデカリンに完全に溶解することにより確認することができる。
【0044】
(A-1) エチレン・環状オレフィンランダム共重合体において、上記一般式(I)または(II)で表される環状オレフィンの少なくとも一部は、下記一般式(III)または(IV)で示される繰り返し単位を構成していると考えられる。
【0045】
【化11】
Figure 0004084900
【0046】
上記一般式(III)において、n、m、kおよびR1 〜R18ならびにRa およびRb は一般式(I)と同じ意味である。
【0047】
【化12】
Figure 0004084900
【0048】
上記一般式(IV)においてp、q、r、s、およびR21〜R39は一般式(II)と同じ意味である。
また(A-1) エチレン・環状オレフィンランダム共重合体は、本発明の目的を損なわない範囲で必要に応じて他の共重合可能なモノマーから誘導される構成単位を有していてもよい。
【0049】
このような他のモノマーとしては、上記のようなエチレンまたは環状オレフィン以外のオレフィンを挙げることができ、具体的には、
プロピレン、1-ブテン、1-ペンテン、1-ヘキセン、3-メチル-1-ブテン、3-メチル-1-ペンテン、3-エチル-1-ペンテン、4-メチル-1-ペンテン、4-メチル-1-ヘキセン、4,4-ジメチル-1-ヘキセン、4,4-ジメチル-1-ペンテン、4-エチル-1-ヘキセン、3-エチル-1-ヘキセン、1-オクテン、1-デセン、1-ドデセン、1-テトラデセン、1-ヘキサデセン、1-オクタデセンおよび1-エイコセンなどの直鎖状または分岐状の炭素原子数3〜20のα−オレフィン;
シクロブテン、シクロペンテン、シクロヘキセン、3,4-ジメチルシクロペンテン、3-メチルシクロヘキセン、2-(2-メチルブチル)-1-シクロヘキセンおよびシクロオクテン、3a,5,6,7a-テトラヒドロ-4,7-メタノ-1H-インデンなどのシクロオレフィン;
1,4-ヘキサジエン、4-メチル-1,4-ヘキサジエン、5-メチル-1,4-ヘキサジエン、1,7-オクタジエン、ジシクロペンタジエンおよび5-ビニル-2-ノルボルネンなどの非共役ジエン類を挙げることができる。
【0050】
これらの他のモノマーは、単独であるいは組み合わせて用いることができる。
(A-1) エチレン・環状オレフィンランダム共重合体において、上記のような他のモノマーから誘導される構成単位は、通常は20モル%以下、好ましくは10モル%以下の量で含有されていてもよい。
【0051】
(A-1) エチレン・環状オレフィンランダム共重合体は、エチレンと前記一般式(I)または(II)で表される環状オレフィンとを用いて上記公報に開示された製造方法により製造することができる。これらのうちでも、この共重合を炭化水素溶媒中で行い、触媒として該炭化水素溶媒に可溶性のバナジウム化合物および有機アルミニウム化合物から形成される触媒を用いて(A-1) エチレン・環状オレフィンランダム共重合体を製造することが好ましい。
【0052】
また、この共重合反応では固体状4族メタロセン系触媒を用いることもできる。ここで固体状4族メタロセン系触媒とは、シクロペンタジエニル骨格を有する配位子を含む遷移金属化合物と、有機アルミニウムオキシ化合物と、必要により配合される有機アルミニウム化合物とからなる触媒である。ここで4族の遷移金属としては、ジルコニウム、チタンまたはハフニウムであり、これらの遷移金属は少なくとも1個のシクロペンタジエニル骨格を含む配位子を有している。ここで、シクロペンタジエニル骨格を含む配位子の例としてはアルキル基が置換していてもよいシクロペンタジエニル基またはインデニル基、テトラヒドロインデニル基、フロオレニル基を挙げることができる。これらの基は、アルキレン基など他の基を介して結合されてもよい。また、シクロペンタジエニル骨格を含む配位子以外の配位子は、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロゲン等である。
【0053】
さらに有機アルミニウムオキシ化合物および有機アルミニウム化合物は、通常オレフィン系樹脂の製造に使用されるものを用いることができる。このような固体状4族メタロセン系触媒については、例えば特開昭61−221206号、同64−106号および特開平2−173112号公報等に記載されている。
【0054】
(A-2) 環状オレフィンの開環重合体または開環共重合体において、上記一般式(I)または(II)で表される環状オレフィンの少なくとも一部は、下記一般式(V)また(VI)で表される繰り返し単位を構成していると考えられる。
【0055】
【化13】
Figure 0004084900
【0056】
上記一般式(V)において、n、m、kおよびR1 〜R18ならびにRa およびRb は前記一般式(I)と同じ意味である。
【0057】
【化14】
Figure 0004084900
【0058】
上記一般式(VI)において、p、q、r、sおよびR21〜R39は前記一般式(II)と同じ意味である。
このような開環重合体または開環共重合体は、前記公報に開示された製造方法により製造することができ、例えば、上記一般式(I)で表される環状オレフィンを開環重合触媒の存在下に、重合または共重合させることにより製造することができる。
【0059】
このような開環重合触媒としては、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、インジウムまたは白金のような金属の、ハロゲン化物、硝酸塩またはアセチルアセトン化合物と、還元剤とからなる触媒、あるいは、チタン、パラジウム、ジルコニウムまたはモリブテンのような金属の、ハロゲン化物またはアセチルアセトン化合物と、有機アルミニウム化合物とからなる触媒を用いることができる。
【0060】
(A-3) 開環重合体または共重合体の水素化物は、上記のようにして得られる開環重合体または共重合体(A-2) を、従来公知の水素添加触媒の存在下に水素化して得られる。
【0061】
この(A-3) 開環重合体または共重合体の水素化物において、前記一般式(I)または前記一般(II)で表される環状オレフィンのうち少なくとも一部は、下記一般式(VII)または(VIII)で表される繰り返し単位を有していると考えられる。
【0062】
【化15】
Figure 0004084900
【0063】
上記一般式(VII)において、n、m、kおよびR1 〜R18ならびにRa およびRb は前記一般式(I)と同じ意味である。
【0064】
【化16】
Figure 0004084900
【0065】
上記一般式(VIII)において、p、q、r、s、R21〜R39は前記一般式(II)と同じ意味である。
(A-4) 環状オレフィン系樹脂のグラフト変性物は、上記エチレン・環状オレフィンランダム共重合体(A-1) のグラフト変性物、上記環状オレフィンの開環重合体または共重合体(A-2) のグラフト変性物、あるいは上記開環重合体または共重合体の水素化物(A-3) のグラフト変性物である。
【0066】
この変性剤としては、通常は不飽和カルボン酸類が用いられる。ここで使用される不飽和カルボン酸類の例としては、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、テトラヒドロフタル酸、イタコン酸、シトラコン酸、クロトン酸、イソクロトン酸およびエンドシス-ビシクロ[2.2.1] ヘプト-5-エン-2,3-ジカルボン酸(ナジック酸TM)などの不飽和カルボン酸、ならびに、これらの不飽和カルボン酸の誘導体、たとえば不飽和カルボン酸無水物、不飽和カルボン酸ハライド、不飽和カルボン酸アミド、不飽和カルボン酸イミドおよび不飽和カルボン酸のエステル化合物などを挙げることができる。
【0067】
上記不飽和カルボン酸の誘導体の具体的な例としては、無水マレイン酸、無水シトラコン酸、塩化マレニル、マレイミド、マレイン酸モノメチル、マレイン酸ジメチル、グリシジルマレエートなどを挙げることができる。
【0068】
これらの変性剤うちでも、α,β−不飽和ジカルボン酸およびα,β−不飽和ジカルボン酸無水物、たとえばマレイン酸、ナジック酸およびこれら酸の無水物が好ましく用いられる。これらの変性剤は、2種以上を組合わせて用いることもできる。
【0069】
環状オレフィン系樹脂のグラフト変性物における変性率は、10モル%以下であることが望ましい。
このような環状オレフィン系樹脂のグラフト変性物は、所望の変性率になるように環状オレフィン系樹脂に変性剤を配合してグラフト重合させて製造することもできるし、予め高変性率の変性物を調製し、次いでこの変性物と未変性の環状オレフィン系樹脂とを混合することにより製造することもできる。
【0070】
環状オレフィン系樹脂と変性剤とから環状オレフィン系樹脂のグラフト変性物を得るには、従来公知のポリマーの変性方法を広く適用することができる。たとえば溶融状態にある環状オレフィン系樹脂に変性剤を添加してグラフト重合(反応)させる方法、あるいは環状オレフィン系樹脂の溶媒溶液に変性剤を添加してグラフト反応させる方法などによりグラフト変性物を得ることができる。
【0071】
このようなグラフト反応は、通常60〜350℃の温度で行われる。
またグラフト反応は、有機過酸化物およびアゾ化合物などのラジカル開始剤の共存下に行うことができる。
【0072】
PTPを形成するフィルムまたはシートは、上記のような(A-1) 、(A-2) 、(A-3) および(A-4) からなる群より選ばれる1種の環状オレフィン系樹脂から形成されていてもよく、また前記群より選ばれる2種以上の環状オレフィン系樹脂の組成物から形成されていてもよい。
【0073】
このような環状オレフィン系樹脂は、メルトフローレート(MFR;ASTMD1238、260℃、2.16kg荷重下)は、0.01〜200g/10分、好ましくは0.1〜100g/10分の範囲にあり、軟化点温度(TMA;サーマル・メカニカルアナライザーで測定)は、30℃以上、好ましくは70℃以上であり、X線回折法によって測定される結晶化度は、通常は0〜20%、好ましくは0〜2%である。
【0074】
本発明で用いられるPTPの代表的形態は、上記環状オレフィン系樹脂からなるシートを底材として用い、該底材をポケット形状に成形し、その中に固形剤(錠剤、カプセル剤など)を充填し、アルミ箔からなる蓋材で密封した包装体である。また蓋材として環状オレフィン系樹脂を単独または他の樹脂と複合化したシートまたはフィルムを用いることもできる。
【0075】
テルペン系炭化水素化合物
本発明で用いられるテルペン系炭化水素化合物は、2個以上のイソプレンが頭尾結合することにより形成される化合物であって、ミルセン、オシメン、リモネン、テルピノレン、テルピネン、フェランドレン、シルベストレン、サピネン、カレン、ピネン、カンフェン、トリシクレン、フェンチェン、ビサボレン、ジンギベレン、クルクメン、カジネン、セスキベニヘン、サンタレン、カリオフィレン、セドレン、ロンギホレン、カンホレン、ホドカルプレン、ミレン、フィロクレデン、トタレン、スクアランなどが挙げられる。これらのなかでは、特にリモネンが好ましい。
【0076】
これらのテルペン系炭化水素化合物は、1種単独でまたは2種以上組合わせて用いることができる。また、エタノールなどのアルコール類、水などで希釈して用いてもよい。
【0077】
処理方法
本発明に係るPTPの処理方法は、前記環状オレフィン系樹脂からなるフィルムまたはシートからなるPTPと前記テルペン系炭化水素化合物とを接触させることにより環状オレフィン系樹脂を軟化または流動化させる。
【0078】
環状オレフィン系樹脂からなるPTPとテルペン系炭化水素化合物とを接触させる方法としては、PTPにテルペン系炭化水素化合物をスプレーなどの方法により直接吹き付ける方法、PTPにテルペン系炭化水素化合物を注ぎ掛ける方法、PTPをテルペン系炭化水素化合物中に浸漬する方法などがある。これらの方法によりPTPとテルペン系炭化水素化合物とを接触させ、環状オレフィン系樹脂を軟化または流動化させる。
【0079】
PTPを形成する環状オレフィン系樹脂が軟化または流動化したPTPは、見掛けの容積が大幅に減少するため、保管時に広いスペースを必要としない。また、流動化した環状オレフィン系樹脂を含む液状物は、たとえば濾過などの方法により蓋材を分離した後、精製することにより環状オレフィン系樹脂が回収され、再使用可能となる。
【0080】
また、PTPを誤飲した場合に食道に停滞したPTPを軟化または流動化させるときは、食道鏡、胃カメラなどを用いて食道内に停滞しているPTPを確認しつつ、カテーテル等を用いてリモネンをPTPに注ぎ掛けて環状オレフィン系樹脂を軟化または流動化させる。
【0081】
本発明に係るPTPの処理方法をPTPを誤飲した場合に適用すると、PTPを軟化または流動化させることができ患者の身体的負担を軽減することができる。
【0082】
PTPとテルペン系炭化水素化合物とを接触させる際のテルペン系炭化水素化合物の量は、PTPを形成する環状オレフィン系樹脂が軟化または流動化する量であれば特に限定されないが、通常PTPを形成する環状オレフィン系樹脂の重量の0.1〜100倍、好ましくは0.15〜50倍の量である。環状オレフィン系樹脂からなるPTPと液状炭化水素系化合物とを接触させる際の温度は、特に限定されないが通常0〜200℃の範囲である。また、PTPを誤飲した場合において、環状オレフィン系樹脂からなるPTPと液状炭化水素系化合物とを接触させる際の温度は、通常10〜40℃の範囲である。環状オレフィン系樹脂が軟化または流動化するまでの時間は、テルペン系炭化水素化合物の種類、環状オレフィン系樹脂の種類、ガラス転移温度、雰囲気の温度によって異なるが、通常約1分〜24時間の範囲である。
【0083】
【発明の効果】
本発明に係る環状オレフィン系樹脂からなるPTPの処理方法は、PTPを容易に軟化または流動化させることができる。
【0084】
【実施例】
以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0085】
【実施例1】
環状オレフィン系樹脂として、エチレンとテトラシクロドデセンとから得られたエチレン・テトラシクロドデセンランダム共重合体(サーマルメカニカルアナライザーで測定した軟化温度:90℃、示差走査型熱量計(DSC)で測定したガラス転移温度:80℃、260℃、2160gの条件で測定したメルトフローレート(MFR):30g/10分)からなる厚み300μmのシートを用意し、圧空成形機にて100℃の条件でポケットを成形しPTPの底材とした。次いでこの底材をリモネンに30分浸漬した後、状態変化を観察した。結果を表1に示す。
【0086】
【実施例2】
実施例1で用いたものと同じ環状オレフィン樹脂からなる厚み240μmのシートを中間層とし、その両側に30μmのポリプロピレン製フィルムがラミネートされてなるシートを用いたこと以外は、実施例1と同じ方法で底材の成形と評価を行った。結果を表1に示す。
【0087】
【比較例1】
実施例1において環状オレフィン系樹脂の代わりに300μmの厚みの塩化ビニル樹脂製シートを用いた以外は、実施例1と同じ方法で底材の成形と評価を行った。結果を表1に示す。
【0088】
【比較例2】
実施例1において環状オレフィン系樹脂の代わりに300μmの厚みのポリプロピレン製シートを用いた以外は、実施例1と同じ方法で底材の成形と評価を行った。結果を表1に示す。
【0089】
【表1】
Figure 0004084900

Claims (2)

  1. 下記(A-1) 、(A-2) 、(A-3) および(A-4) よりなる群から選ばれる少なくとも1種の環状オレフィン系樹脂からなるフィルムまたはシートからなるプレススルーパックと、テルペン系炭化水素化合物とを接触させて、環状オレフィン系樹脂を軟化または流動化させることを特徴とするプレススルーパックの処理方法;
    (A-1) エチレンと下記一般式(I)または(II)で表される環状オレフィンとを共重合させて得られるエチレン・環状オレフィンランダム共重合体
    (A-2) 下記一般式(I)または(II)で表される環状オレフィンの開環重合体または共重合体、
    (A-3) 上記(A-2) 開環重合体または共重合体の水素化物、および
    (A-4) 上記(A-1) 、(A-2) または(A-3) のグラフト変性物
    Figure 0004084900
    (式中、nは0または1であり、mは0または正の整数であり、kは0または1であり、R1 〜R18ならびにRa およびRb は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基であり、R15〜R18は互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、かつ該単環または多環が二重結合を有していてもよく、またR15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよい。)
    Figure 0004084900
    (式中、pおよびqは0または1以上の整数であり、rおよびsは0、1または2であり、R21〜R39はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素基、脂環族炭化水素基、芳香族炭化水素基またはアルコキシ基であり、R29(またはR30)が結合している炭素原子と、R33またはR31が結合している炭素原子とは直接あるいは炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、また、r=s=0のときR35とR32またはR35とR39とは互いに結合して単環または多環の芳香族環を形成していてもよい。)。
  2. 前記テルペン系炭化水素化合物が、リモネンである請求項1に記載のプレススルーパックの処理方法。
JP35360298A 1998-12-11 1998-12-11 プレススルーパックの処理方法 Expired - Fee Related JP4084900B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35360298A JP4084900B2 (ja) 1998-12-11 1998-12-11 プレススルーパックの処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35360298A JP4084900B2 (ja) 1998-12-11 1998-12-11 プレススルーパックの処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000169593A JP2000169593A (ja) 2000-06-20
JP4084900B2 true JP4084900B2 (ja) 2008-04-30

Family

ID=18431956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35360298A Expired - Fee Related JP4084900B2 (ja) 1998-12-11 1998-12-11 プレススルーパックの処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4084900B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000169593A (ja) 2000-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100679961B1 (ko) 열가소성 수지의 성형체 및 조성물
TW387904B (en) Cycloolefin copolymer composition
EP0920989A2 (en) Polyolefin multi-layer laminates and uses thereof
US7122584B2 (en) Flexible resin pellet and process for producing the same
JP3856875B2 (ja) ノルボルネン系樹脂組成物およびその用途
EP0726291A1 (en) Cycloolefin resin composition
JP3946892B2 (ja) 環状オレフィン系樹脂成形体の処理方法
JP4084900B2 (ja) プレススルーパックの処理方法
JP3798202B2 (ja) ポリオレフィン系樹脂組成物およびそれから得られる成形体
KR100573261B1 (ko) 폴리올레핀계 수지 조성물 및 그 성형체
JPH08134794A (ja) 環状オレフィン系樹脂で被覆された表面加工紙
JP3633672B2 (ja) 環状オレフィン系樹脂組成物成形体
JP3942737B2 (ja) 環状オレフィン系樹脂積層体
JPH1087752A (ja) 環状オレフィン系樹脂ペレット
JPH08134800A (ja) 環状オレフィン系樹脂積層紙
JP6906605B2 (ja) 成形用環状オレフィン系樹脂組成物、成形体および樹脂
JP4229553B2 (ja) 環状オレフィン系樹脂成形体の製造方法
JPH0919494A (ja) 医療・医薬用成形体
JPH0933691A (ja) 中性子遮蔽材
JPH08136446A (ja) 環状オレフィン系樹脂からなる分析セル
JP3843289B2 (ja) 環状オレフィン系樹脂成形体の製造方法
JP2000119474A (ja) 環状オレフィン系樹脂組成物およびその用途
KR100697028B1 (ko) 연질 수지 펠렛 및 그 제조 방법
JP2001122346A (ja) 青果物用鮮度保持包装材
JPH08231652A (ja) 環状オレフィン系共重合体組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140222

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees