JP4084259B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

本発明は、接続箱本体と、この接続箱本体の開口部を覆うカバーとを有するヒューズボックス等の電気接続箱に関する。
この種の電気接続箱として図3に示すものがある(例えば特許文献1参照)。
この電気接続箱1は、図3に示すように、接続箱本体2と、この接続箱本体2の開口部2aを覆うカバー3とを有し、カバー3には弾性係止アーム4が、接続箱本体2には被係止部5が、それぞれ設けられている。弾性係止アーム4は、撓み変形自在に形成され、その先端に係止突起4aが設けられている。被係止部5は、接続箱本体2に両端が固定され、接続箱本体2との間にアーム挿入孔5aが形成されている。
上記構成において、接続箱本体2の開位置にあるカバー3を閉位置に移動すると、弾性係止アーム4の係止突起4aが被係止部5に突き当たる。この状態より弾性係止アーム4を閉口位置側に更に押圧すると、弾性係止アーム4が撓み変形してその先端側がアーム挿入孔5aに挿入される。
そして、弾性係止アーム4の係止突起4aが被係止部5を越えると、弾性係止アーム4が弾性復帰変形して係止突起4aが被係止部5に係止され、ロック状態になる。また、ロック状態にあって、弾性係止アーム4を弾性変形させると、係止突起4aが被係止部5より離間され、ロック状態が解除される。
特開平5−252634号公報 特開2002−281641号公報
しかしながら、前記従来の電気接続箱1では、弾性係止アーム4の弾性復帰力によってロック状態が保持されているに過ぎないため、電気接続箱1の共振等によりロックが外れるという問題があった。
一方、電気接続箱1の内部にはスペア部品(例えばヒューズ等)や治具部品を収容しておくことが便利であるが、このスペア部品や治具部品の部品保管スペースが電気接続箱の省スペース化及びコンパクト化を阻害する一要因にもなっていた。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、接続箱本体とカバーとのロック強度の向上を図り、しかも、内部の部品保管スペースを削減して全体の省スペース化及びコンパクト化を図ることができる電気接続箱を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、接続箱本体と、この接続箱本体の開口部を覆うカバーとを有し、前記接続箱本体と前記カバーとのいずれか一方に係止突起を有する弾性係止アームを、他方に前記弾性係止アームの前記係止突起が係止される被係止部を、それぞれ設け、前記弾性係止アームの弾性変形より前記係止突起が前記被係止部との干渉が回避され、前記弾性係止アームの弾性復帰変形により前記係止突起が被係止部に係止される電気接続箱において、前記弾性係止アーム、前記接続箱本体或いは前記カバーに固定された基端アーム部と、この基端アーム部の先端に設けられた折り曲げアーム部と、この折り曲げアーム部の先端に設けられた先端アーム部とで略U字状に形成し、前記先端アーム部の外面に前記係止突起を設けると共に、前記カバー或いは前記接続箱本体に両端が固定された係止枠の内面に前記被係止部を設け、前記係止枠内に前記折り曲げアーム部が挿入されて前記係止突起が前記被係止部に係止された際に、前記先端アーム部が弾性変形するためのスペース部品保管スペースとしたことを特徴とする。
この電気接続箱では、振動や衝撃等が弾性係止アームに伝達しても弾性係止アームは収容された部品によって部品保管スペース側には変位できない。また、弾性係止アームに形成された部品保管スペースに部品を収容するため、接続箱本体内の部品保管スペースが削減されて全体の省スペース化及びコンパクト化が図られる。
請求項2の発明は、請求項1記載の電気接続箱であって、前記部品保管スペースにスペア部品或いは治具部品を収容自在にしたことを特徴とする。
この電気接続箱では、接続箱本体内のスペア部品或いは治具部品の部品保管スペースが削減されて全体の省スペース化及びコンパクト化が図られる。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、弾性係止アームに、固定された基端アーム部と自由端側である先端アーム部との間に該先端アーム部が弾性変形するためのスペースを形成し、このスペースを部品保管スペースとして用いたので、振動や衝撃等が弾性係止アームに伝達しても弾性係止アームは部品によって部品保管スペース側には変位できないため、接続箱本体とカバーのロック強度を向上させることができる。さらに、弾性係止アームに形成された部品保管スペースに部品を収容するため、接続箱本体の内部の部品保管スペースを削減することができ、その分電気接続箱全体の省スペース化及びコンパクト化を図ることができる。
請求項2の発明によれば、部品保管スペースにスペア部品或いは治具部品を収容自在したので、接続箱本体の内部の部品保管スペースを削減することができ、その分、電気接続箱全体の省スペース化及びコンパクト化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は本発明の一実施形態を示し、図1は部品保管スペースにヒューズを保管したヒューズボックスの要部の側面図、図2は部品保管スペースにヒューズプラーを保管したヒューズボックスの要部の側面図である。
図1及び図2に示すように、ヒューズボックス(電気接続箱)10は、合成樹脂製のボックス本体(接続箱本体)11と、このボックス本体11の図示しない開口部を覆う合成樹脂製のカバー12とを有する。ボックス本体11には図示しない所望のヒューズ回路が形成され、このヒューズ回路の一構成部品としてのヒューズ13(図1ではヒューズボックス10の外側のものを示す)が装着されている。ヒューズ13は、一般にはボックス本体11の開口部より着脱自在に配置されている。カバー12はボックス本体11の開口部を開放する開位置と開口部を覆う閉位置との間で変移できるようになっている。
カバー12には弾性係止アーム14が、ボックス本体11には被係止部15が、それぞれ設けられている。弾性係止アーム14は、カバー12に固定された基端アーム部14aと、この基端アーム部14aの先端に設けられた折り曲げアーム部14bと、この折り曲げアーム部14bの先端に設けられ、基端アーム部14aに略平行に配置された自由端側である先端アーム部14cと、この先端アーム部14cの先端に固定された押圧操作部14dとから略U字状に一体突出形成されている。そして、先端アーム部14cの外面に係止突起14eが設けられている。また、基端アーム部14aと先端アーム部14cとの間には、先端アーム部14cが弾性変形するためのスペースが形成されており、このスペースが部品保管スペース16になっている。この部品保管スペース16には、図1に示すヒューズ(スペア部品)13や、図2に示すヒューズ13の抜き差しをするヒューズプラー(治具部品)17が収容自在になって保管されるようになっている。
被係止部15は、ボックス本体11に両端が固定された係止枠18を有し、この係止枠18の内面が段部とされることによって設けられている。係止枠18とボックス本体11との間にはアーム挿入孔19が形成されている。
上記構成において、ボックス本体11の開位置にあるカバー12を閉位置に移動すると、弾性係止アーム14の係止突起14eが係止枠18の上面に突き当たる。この状態より弾性係止アーム14の押圧操作部14dを押圧すると、弾性係止アーム14が強制的に弾性変形させ、弾性係止アーム14の先端側がアーム挿入孔19に挿入される。そして、押圧操作部14dへの押圧を解除し、且つ、弾性係止アーム14の係止突起14eが被係止部15を越えると、弾性係止アーム14が弾性復帰変形して係止突起14eが被係止部15に係止され、ロック状態になる。次に、弾性係止アーム14の部品保管スペース16にヒューズ13或いはヒューズプラー17を挿入によって収容する。
このようにヒューズボックス10をロックした状態にあって、振動や衝撃等が弾性係止アーム14に伝達しても、弾性係止アーム14はヒューズ13或いはヒューズプラー17によって部品保管スペース16側、即ち、弾性変形方向には変位できないため、ボックス本体11とカバー12のロック強度が向上する。つまり、2重ロック構造になっている。
また、弾性係止アーム14に形成された部品保管スペース16にヒューズ13或いはヒューズプラー17を収容自在にするため、ボックス本体11の内部の部品保管スペースを削減したり、無くすことができ、その分、ヒューズボックス10のコンパクト化(省スペース化)を図ることができる。さらに、弾性係止アーム14と被係止部15とのロック状態が半嵌合状態(係止突起14eが被係止部15に係止されていない状態)である場合に、部品保管スペース16にヒューズ13或いはヒューズプラー17を収容することができないため、カバー12の半嵌合を確実に防止することができる。
さらに、ヒューズボックス10を開く時には、弾性係止アーム14の部品保管スペース16からヒューズ13或いはヒューズプラー17を取り外し、弾性係止アーム14を弾性変形させると、係止突起14eが被係止部15より離間され、ロック状態の解除になる。このロック解除状態としてからカバー12を開位置に変移すれば良い。
前記実施形態では、弾性係止アーム14の部品保管スペース16にヒューズ13或いはヒューズプラー17を収容自在にしたので、ボックス本体11の内部にヒューズ13或いはヒューズプラー17の各部品を保管するスペースを削減することができ、その分、ボックス本体11の省スペース化、即ち、ボックス本体11全体のコンパクト化を図ることができる。
前記実施形態にあって、弾性係止アーム14と被係止部15との組み合わせが複数箇所にある場合には、一箇所の弾性係止アーム14の部品保管スペース16にヒューズプラー17を、その以外の弾性係止アーム14の部品保管スペース16にヒューズ13を収容するようにしても良い。
尚、前記実施形態では、カバー12に弾性係止アーム14を、ボックス本体11に被係止部15を設けたが、ボックス本体11に弾性係止アーム14を、カバー12に被係止部15を設けても良い。また、電気接続箱がヒューズボックス10の場合を示したが、リレーボックス等に適用しても良い。さらに、部品保管スペース16にヒューズ13或いはヒューズプラー17を保管する例を示したが、これら以外のスペア部品や治具部品等を保管しても良い。また、弾性係止アーム14の部品保管スペース16は多少の形状変更が可能であるため、保管する部品の大きさ、形状に合わせて設計変更することが好ましい。例えば、リレーボックスの場合には、弾性係止アームの部品保管スペースをリレー等の収容に提起した形状に変更し、リレー部品等を収容するようにする。
本発明の一実施形態を示し、部品保管スペースにヒューズを保管したヒューズボックスの要部の側面図である。 本発明の一実施形態を示し、部品保管スペースにヒューズプラーを保管したヒューズボックスの要部の側面図である。 従来例の電気接続箱の斜視図である。
符号の説明
10 ヒューズボックス(電気接続箱)
11 ボックス本体(接続箱本体)
12 カバー
13 ヒューズ(スペア部品)
14 弾性係止アーム
14a 基端アーム部
14c 先端アーム部
14e 係止突起
15 被係止部
16 部品保管スペース
17 ヒューズプラー(治具部品)

Claims (2)

  1. 接続箱本体と、この接続箱本体の開口部を覆うカバーとを有し、前記接続箱本体と前記カバーとのいずれか一方に係止突起を有する弾性係止アームを、他方に前記弾性係止アームの前記係止突起が係止される被係止部を、それぞれ設け、前記弾性係止アームの弾性変形より前記係止突起が前記被係止部との干渉が回避され、前記弾性係止アームの弾性復帰変形により前記係止突起が被係止部に係止される電気接続箱において、
    前記弾性係止アーム、前記接続箱本体或いは前記カバーに固定された基端アーム部と、この基端アーム部の先端に設けられた折り曲げアーム部と、この折り曲げアーム部の先端に設けられた先端アーム部とで略U字状に形成し、前記先端アーム部の外面に前記係止突起を設けると共に、前記カバー或いは前記接続箱本体に両端が固定された係止枠の内面に前記被係止部を設け、前記係止枠内に前記折り曲げアーム部が挿入されて前記係止突起が前記被係止部に係止された際に、前記先端アーム部が弾性変形するためのスペース部品保管スペースとしたことを特徴とする電気接続箱。
  2. 請求項1記載の電気接続箱であって、
    前記部品保管スペースに、スペア部品或いは治具部品を収容自在にしたことを特徴とする電気接続箱。
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