JP4083107B2 - 農業用防虫ネット - Google Patents

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本発明は、野菜類、花卉類、果樹類などの栽培に使用する農業用防虫ネットに関する。
無農薬野菜は農薬撒布野菜に比べて食味が大幅に改善され甘くおいしいこと、農薬撒布は労力が掛かることなどの観点から、野菜類、花卉類、果樹類を無農薬で栽培することが要望されている。そして、野菜類、花卉類、果樹類などの農作物の栽培において、葉や果実を害虫の食害から守る手法の一つとして防虫ネットが注目されている。この農業用防虫ネットは、基本的には、栽培している野菜類、花卉類又は果樹類の上面全体をべた掛け、トンネル型或はハウス型に覆って害虫の侵入を防ぐものである。したがって、対象とする害虫が通り抜けられない大きさの目合い(隣接する糸条間の距離)を有するネットが用いられる。この観点から、目合いの小さい防虫ネットほどいろいろな大きさの害虫の侵入を防げるので防虫効果が大きい。
従来、農業用防虫ネットには、寒冷紗、平織ネットなどの編織物が用いられ、その素材の糸には、通常、合成繊維の長繊維糸又は短繊維糸が用いられている。長繊維糸の場合は、モノフィラメント糸の形態、或はマルチフィラメント糸の形態で用いられる。モノフィラメント糸の形態で用いる場合は、使用時に目ずれが起り易いため(目ずれが起ると、目合いが大きくなる部分が生じ、そこから害虫が侵入する)、編織物を構成する糸条の交点を接着剤で接着したり、糸条同士を熱接着して、目ずれを防ぐことが行われている(例えば、特許文献1)。一方、短繊維糸やマルチフィラメント糸(通常、24フィラメント程度のマルチフィラメント糸が多い)を用いた場合は、目ずれは起こりにくくなるが、使用時に糸の繊維と繊維の間に砂や埃が入り込み、汚れやすく、しかもこの汚れが落ちにくいという問題点がある。また、防虫ネットをマーキゼット構造の編物にして使用時の目ずれや伸縮によるオープニングの変形を防ぐ提案がある(特許文献2)。更に、防虫ネットの糸条を構成する繊維に異形断面繊維を用いて、防虫ネット自体に反射光を発生させて防虫忌避効果を付することが提案されている(特許文献1)。
特開2000−217497号公報 特開2002−382726号公報
農業用防虫ネットは、栽培している野菜類、花卉類、果樹類などの上面全体を覆って使用するため、防虫ネットの目合いが小さいほど害虫の侵入には有効であるが、その反面、目合いが小さいほどネットハウス内やネットトンネル内への透光率が低下して日射量が低下したり、風通しが悪くなり、野菜類や花卉類の成育に影響を及ぼし、収穫量や品質の低下につながる。そして、この防虫ネットが汚れると、更に透光率が低下し作物成育に悪影響を及ぼす。この汚れによる透光率の低下は目合いが小さいものほど大きい。本発明は、上記問題点を鑑み、通気性、透光性が改良され、汚れずらい農業用防虫ネットを提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、ポリエチレンテレフタレート長繊維糸の経編物からなる農業用防虫ネットであって、上記のポリエチレンテレフタレート長繊維糸は、酸化チタンを含まないか、或いは酸化チタンを0.01質量%以下含有したポリエチレンテレフタレート長繊維2〜12本で構成され繊度が30〜120dtexであり、且つ経編物の目合いが0,7mm以下であることを特徴とする農業用防虫ネットである。ポリエチレンテレフタレート長繊維は、極限粘度0.5〜0.75のポリエチレンテレフタレートからなるものが好ましい。また、ポリエチレンテレフタレート長繊維は異形断面を有するものが好ましい。
本発明の農業用防虫ネットは、防虫効果、強度、耐久性にすぐれており、通気性、透光性が良いため、野菜類、花卉類、果樹類を良く成育できる。また、使用中に、汚れが少ないため、透光性の低下が少い効果がある。すなわち、酸化チタンを含まないか、或いは酸化チタンを0.01質量%以下含有したポリエステル長繊維を用いたので、その繊維の輝きが害虫忌避性を発揮して防虫効果が良く、異形断面繊維を用いると更にその防虫効果が増大する。また、2〜12本という極めて少ない本数のポリエステル長繊維で構成されたポリエステル長繊維糸を素材にしているので、同じ目合いの農業用防虫ネットに比し、通気性、透光性に優れている。また、ポリエステル長繊維糸を構成する長繊維の本数が少ないので、使用中に砂や埃の付着による汚れが少なく、そのため使用中の透光性の低下が少ない効果がある。
本発明の農業用防虫ネットの素材の糸は、ポリエチレンテレフタレート長繊維(フィラメント)からなる糸、すなわちポリエチレンテレフタレート長繊維糸(マルチフィラメント糸)である。本発明では、ポリエチレンテレフタレート長繊維糸として、特にポリエチレンテレフタレート長繊維2〜12本、好ましくは2〜6本で構成されたものを用いる。このポリエチレンテレフタレート長繊維は、紡糸した長繊維を2〜12本、好ましくは2〜6本集めて引揃えたもの、或はこれに更に撚り掛けしたものでもよいし、また、フィラメント2〜12本、好ましくは2〜6本を引き揃えた状態にして紡糸したもの、或はこれに更に撚り掛けしたものでもよい。後者のフィラメント2〜12本を引き揃えた状態にして紡糸した長繊維糸が、取り扱い易く好ましい。なお、短繊維糸を素材にした編織物は、表面にケバがあるため、長繊維糸を素材にした編織物に比し通気性と強度が劣る。
本発明では、ポリエチレンテレフタレート長繊維2〜12本で構成されたポリエチレンテレフタレート長繊維糸を用いるが、ポリエチレンテレフタレート長繊維一本で編織成した防虫ネット、すなわちモノフィラメントで編織成した防虫ネットの場合は、取り付け作業中(オープニング中)や使用中にその一本のフィラメントが切れるとその部分の目合いが大きくなり防虫に不都合をきたす。またポリエチレンテレフタレート長繊維一本で編織成した防虫ネットは目ずれを起こしやすい。一方、ポリエチレンテレフタレート長繊維(フィラメント)を13本以上で構成した場合は、通気性、透光性が劣る。また、この場合は、使用中に糸の繊維の間に砂や埃が入って汚れやすくなり、しかもこの汚れは落しずらい。ところが、ポリエチレンテレフタレート長繊維を12本以下で構成した長繊維糸の場合は、糸を構成する繊維が少ないため糸の繊維間に溜まったゴミが落ちやすくなり、その結果汚れにくくなる。
特に、ポリエチレンテレフタレート長繊維2〜3本で構成されたポリエチレンテレフタレート長繊維糸を用いるが好ましい。ポリエチレンテレフタレート長繊維糸を構成する長繊維が2〜3本の範囲にあれば、総繊度が同じであっても、嵩高になりずらいため、このポリエチレンテレフタレート長繊維糸を素材とする防虫ネットは、上述した汚れずらさや通気性が良くなり、また繊維間で光が反射し合わないため、見た目も透明で、透光性に特に優れているので、野菜類、花卉類、果樹類をさらにより良く成育できる。
また、本発明で用いるポリエチレンテレフタレート長繊維2〜12本で構成されたポリエチレンテレフタレート長繊維糸の繊度は、30〜120dtexである。この意味するところは、例えば、3本のポリエチレンテレフタレート長繊維からなる長繊維糸であれば、30dtex3f〜120dtex3fという意味である。ポリエチレンテレフタレート長繊維2〜12本で構成された長繊維糸の総繊度が30〜120dtexであれば、ポリエチレンテレフタレート長繊維(フィラメント)1本当りの繊度は2.5dtex〜60dtexである。ポリエチレンテレフタレート長繊維の材質が同じであれば、1本当たりの繊度が大きい方が、耐候性が良い。上記の繊度があれば、実用上充分な耐候性もあり、且つ、余り厚くなったり、重くなったりしないため、取り扱いも容易である。
本発明で用いるポリエチレンテレフタレート長繊維は、極限粘度0.5〜0.75のポリエチレンテレフタレートからなるものが好ましい。さらに好ましくは極限粘度0.65〜0.75のポリエチレンテレフタレートからなるものである。極限粘度0.5以上のポリエチレンテレフタレート長繊維の場合は、繊維の本数が少なくても、強度が充分保てる。また、0.75以下のポリエチレンテレフタレート長繊維の場合は、繊度の大きいフィラメントでも紡糸が容易である。
また、ポリエチレンテレフタレート繊維は、通常、つや消しのために酸化チタンを配合して紡糸する。その配合量は一般に1.0〜2.0質量%である。本発明ではこの配合量を0〜0.01質量%、すなわち酸化チタンを配合しないか、配合しても0.01質量%以下にする。このように配合量しないか、配合してもその配合量を少なくすることによって、つや消しされていない、いわゆる輝きがあるブライトの合成繊維が得られる。この輝きが害虫忌避性を発揮する。農業用防虫ネットは、屋外に曝された状態で使用されるため、強度の他、特に紫外線に対する耐光性が要求される。そのため紫外線に対する耐光性がよいポリエチレンテレフタレート繊維を用いる。ポリエチレンテレフタレート繊維は、害虫忌避性、強度、耐光性、透湿性、ネットにしたときの透光性などの点が優れている。
また、本発明では、ポリエチレンテレフタレート長繊維糸を構成する長繊維として、通常の断面円形の繊維の他に、異形断面を有するいわゆる異形断面繊維が好ましく用いられる。異形断面繊維とは、断面が円形でない特殊な形状を有する繊維をいう。本発明では、断面形状が、扁平、三角形、星型、H字状、Y字状、X字状、M字状、N字状、V字状、*状など種々の形状のポリエチレンテレフタレート長繊維が採用できる。これらの異形断面繊維はその断面形状や異形度によって様々な反射光を発する。異形度(異径断面に外接する円の直径を、異径断面に内接する円の直径で除した値)は1.0〜2.0が好ましい。異形度が大きいほどキラキラした反射光が発生する。このキラキラとした外へ向けての反射光が害虫忌避性を発揮する。
異形断面繊維を素材にした防虫ネットは、ネットハウス内やネットトンネル内への光透過性が優れており、また光の散乱が強いため散光性に優れており、内部の植物の成育を良くする。断面が扁平(断面が扁平な矩形で、テープ状を呈する)の長繊維及び三角形(多少丸味がある三角形であってもよい)の長繊維は、これらの効果が特に優れている。更に、扁平糸で編成したネットは、微風時には風通しがよく、また10m/秒以上の強風時には風が扁平面で相殺されて弱まる。そのため、植物の成育が良く、また果実の風による落下などの風害を防止できる。
本発明の農業用防虫ネットは経編で編成する。従来、防虫ネットには寒冷紗が多用されているが、これは取り付け作業中や使用中に目ずれが発生し、目合いが広がった箇所から害虫が侵入する恐れがあった。そのため、編織糸の交点を接着剤で接着したり、糸条同士を熱接着させて目ずれを防止している。この手法によると、防虫ネットが固くなり、取扱いが困難になる。また、接着剤や熱接着による接着部分は他の部分に比し紫外線に弱く、この紫外線による脆弱化によりヒョウやアラレなどで接着部分が外れて目合いが部分的に広がりやすくなる。本発明は、経編で編成することによって、目ずれを防止したものであり、接着部を必要としない。そして、接着部分がないことによって、強度が弱くなる部分がなくヒョウやアラレに対し破れにくい。経編としては、マーキゼット構造、チュール構造などが好ましく、特にマーキゼット構造が好ましい。
この経編物の目の数は、好ましくは経緯方向とも2.54cm(1インチ)当り25個以上である。目合いでは、0.7mm以下である。このような目合いにすることによって、一般に農作物に食害を引き起こす害虫の侵入を阻止することができる。目合いを0.7mm以下にすることによって、アブラナ科野菜(コマツナ、ハクサイ、チンゲンサイ、ダイコン、カブ)などの葉菜類を食害するキスジノミハムシ、ハダニ、アブライ、コナガ、ハイマダラノメイガなどの侵入を阻止することができる。
以下、実施例によって本発明を詳細に説明する。
実施例1〜実施例4
極限粘度が0.7のポリエチレンテレフタレート100質量部に酸化チタン0.01質量部を配合し、溶融紡糸して断面形状が三角形で、異形度が1.3の長繊維を紡糸した。そして、表1の実施例1〜4、比較例1〜4に示すように、繊度と引き揃え本数を変えて長繊維糸を作成した。これらの長繊維糸を用いて、目合いが0.7mmのマーキゼット構造の編目を有する農業用防虫ネットを作成した。なお、極限粘度〔η〕は、フェノール/テトラクロロエタン=6/4の混合溶剤中20℃にて常法により測定した。
実施例5
極限粘度0.4のポリエチレンテレフタレートを用いた以外は、実施例2と同様にして防虫ネットを作成した。
実施例6
紡糸時の口金の吐出口の形状を円形(異形度1.0)にした以外は、実施例2と同様にして防虫ネットを作成した。
Figure 0004083107
〔栽培試験〕
上記の実施例1〜6、及び比較例1〜4の農業等防虫ネットを用いて栽培試験を行なった。これらの防虫ネットをトンネル状に設置し、その中でコカブを栽培し、防虫効果並びに成育状態及び収量、更に栽培時のトンネル内の透光率、取り扱い易さを調査した。コカブの栽培は、7月下旬に幅1.0mの畝に播種し、これを長さ方向に8区分(15mづつ)し、それぞれ区分を実施例1〜6、比較例1〜4の防虫ネットでトンネル形に覆って栽培し、播種の40日後に収穫した。
1.成育状態とカブ数量
それぞれについて、収穫時における、根径を全数測定した。基準としては以下の通りである。
3L :9cm以上10cm未満
2L :8cm以上9cm未満
L :7cm以上8cm未満
M :6cm以上7cm未満
S :5cm以上6cm未満
規格外:5cm未満
(10cm以上のものは見出されなかった。)
その結果を表2に示す。
Figure 0004083107
表2にみるように、実施例1〜6の防虫ネットを用いた場合は、サイズ、総個数(収穫量)も良好であったが、比較例3の場合は、平均サイズが小さく、収穫数量もわずかではあるが少なかった。サイズの違いは、特に透光性の違いによると考えられる。また、比較例3では、後述するが、防虫ネットに既に破れていた部分があり、そこから、虫が入り総個数が減った。比較例4は繊度が大きいので透光性が悪く、そのため平均サイズが小さかった。
2.防虫効果
面積2.0m×1.0mの区画中の株について、食害を受けたコカブの株数を調査して防虫効果を調べた。表3に結果を示す。
Figure 0004083107
表3にみるように、実施例1〜6の防虫ネットを用いた場合は食害が全くなかったが、比較例1の場合、引き揃え本数が1本のため、小さい穴が空き、そこから虫が入り、食害を受けた。比較例3の場合、繊度が低いため強度が充分でなく、穴が空き、虫が入り食害を受けた。
3.透光率
それぞれについて、栽培初期と栽培後(栽培終了時)の透光率を測定した。表4にその結果を示す。
Figure 0004083107
表4にみるように、実施例1〜6の防虫ネットを用いた場合は、栽培初期の透光性が良く、栽培終了時における透光性の低下も少なかったが、比較例2では、栽培初期の透光性は実施例のものに比し若干の低下で済んだものの、フィラメントの間に土が入り込み、栽培終了時には、透光性が悪かった。比較例4では、糸の繊度が大きいため栽培初期既に透光性が悪かった。
4.耐候性
栽培終了時に破けて5cm以上の穴の数を数えた。その結果を表6に示す。
Figure 0004083107
表5に示すように、実施例1〜6の防虫ネットには穴は存在しなかった(なお、実施例4では穴が存在したが、小さい穴で済んでいた)。比較例1の場合は、防虫ネットを構成する糸がモノフィラメント(引き揃え本数が1本)であるため、栽培初期の取り扱い時に、穴が空いてしまった。比較例4では、繊度が低いため、使用中に穴が空いてしまった。
5.扱いやすさ
それぞれの防虫ネットについて、10人の農家に聞き取りを行った。その結果は次のとおりであった。すなわち、実施例1〜6、比較例2〜3の防虫ネットについては全員が特に問題なかったと回答した。比較例1の防虫ネットについては5人が硬くて使いづらいと回答した。比較例4の防虫ネットについては4人が重くて使いづらいと回答した。
以上の栽培試験から、実施例1〜6の防虫ネットは、成育状態及び収量、防虫効果、トンネル内の透光率、取り扱い易さのいずれの評価項目でも優れているが、比較例1〜6の防虫ネットは、これらの評価項目のいずれかが劣ることが分かる。

Claims (3)

  1. ポリエチレンテレフタレート長繊維糸の経編物からなる農業用防虫ネットであって、上記のポリエチレンテレフタレート長繊維糸は、酸化チタンを含まないか、或いは酸化チタンを0.01質量%以下含有したポリエチレンテレフタレート長繊維2〜12本で構成され繊度が30〜120dtexであり、且つ経編物の目合いが0,7mm以下であることを特徴とする農業用防虫ネット。
  2. ポリエチレンテレフタレート長繊維が、極限粘度0.5〜0.75のポリエチレンテレフタレートからなることを特徴とする請求項1記載の農業用防虫ネット。
  3. ポリエチレンテレフタレート長繊維が異形断面を有する請求項1又は2記載の農業用防虫ネット。
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