JP3904535B2 - 農業用防虫ネット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、野菜類、花卉類、果樹類などの栽培に使用する農業用防虫ネットに関する。
【0002】
【従来の技術】
無農薬野菜は農薬撒布野菜に比して食味が大幅に改善され甘くおいしいこと、農薬撒布には労力が掛かることなどの観点から、野菜類、花卉類、果樹類を無農薬で栽培することが要望されている。そして、野菜類、花卉類、果樹類などの農作物の栽培において、葉や果実を害虫の食害から守る手法の一つとして防虫ネットが注目されている。この防虫ネットは、基本的には、栽培している野菜類、花卉類又は果樹類の上面全体をトンネル型に或はハウス型に覆って害虫の侵入を防ぐものである。したがって、対象とする害虫が通り抜けられない大きさの目合い(隣接する糸条間の距離)を有するネットが用いられる。この観点から、目合いの小さい防虫ネットほどいろいろな大きさの害虫の侵入を防げるので防虫効果が大きい。
【0003】
従来、防虫ネットには通常寒冷紗などの編織物が用いられているが、使用時に編織物を構成する糸がずれる、いわゆる目ずれを起こしやすい。目ずれが起こると目合いが大きくなる部分が生じ、そこから害虫が侵入する。そのため、目ずれを起こさないように、編織物を構成する糸条の交点を接着剤で接着したり、糸条同士を熱接着することが行われている(例えば、特許文献1)。また、防虫ネットをマーキゼット構造の編物にして使用時の目ずれや伸縮によるオープニングの変形を防ぐ提案がある(特許文献2)。更に、防虫ネットの糸条を構成する繊維に異形断面繊維を用いて、防虫ネット自体に反射光を発生させて防虫忌避効果を付することが提案されている(特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−217497号公報
【特許文献2】
特開2002−382726号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
防虫ネットは、栽培している野菜類、花卉類、果樹類などの上面全体を覆って使用するため、防虫ネットの目合いが小さいほど害虫の侵入には有効であるが、その反面、目合いが小さいほどネットハウス内やネットトンネル内への透光率が低下して日射量が低下したり、風通し悪くなり、野菜類や花卉類の成育に影響を及ぼし、収穫量や品質の低下につながる問題点がある。
本発明は、従来の同じ大きさの目合いの防虫ネットより防虫効果が優れており、しかも、目合いを小さくしても、通気性、透光性があり、それより大きな目合いの防虫ネットと同等に野菜類、花卉類、果樹類を良く成育できる農業用防虫ネットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、酸化チタン含有量が0.01質量%以下であり、且つ異形断面を有するポリエステル長繊維糸の経編物からなる農業用防虫ネットである。長繊維糸の断面は扁平或は三角形が好ましい。経編物の目数が2.54cm当り12個以上が好ましい。また経編物はマーキゼット構造が好ましい。更に、これらの農業用防虫ネットにポリビニルアルコールを固着させるのが好ましい。また防縮加工しておくのが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の農業用防虫ネット(以下、単に防虫ネットという)は、酸化チタン含有量が0.01質量%以下であり、且つ異形断面を有するポリエステル繊維の長繊維糸を経編で編成したものである。防虫ネットは、屋外に曝された状態で使用される。そのため、強度の他、特に紫外線に対する耐光性が要求される。そのため本発明では紫外線に対する耐光性がよいポリエステル繊維が用いられる。ポリエステル繊維としては、ポリエチレンテレフタレートなどの芳香族系ポリエステル繊維、ポリ乳酸などの脂肪族系ポリエステル繊維が用いられる。ポリ乳酸繊維は、澱粉などを原料とし生分解性を有するので、廃棄処理が容易である利点がある。本発明で用いるポリエステル長繊維糸はモノフィラメント糸でもマルチフィラメント糸でもよいが、マルチフィラメント糸が好ましい。短繊維糸を素材にした編織物は、表面にケバがあるため、長繊維糸を素材にした編織物に比し通気性と強度が劣る。
【0008】
ポリエチレンテレフタレート繊維、ポリ乳酸繊維などの合成繊維は、通常、つや消しのために酸化チタンを配合して紡糸する。その配合量は一般に1.0〜2.0質量%である。本発明ではこの配合量を0.01質量%以下にする。このように配合量を少なくすることによって、つや消しされていない、いわゆる輝きがあるブライトの合成繊維が得られる。この輝きが害虫忌避性を発揮する。この害虫忌避性、更には強度、耐光性、透湿性、ネットにしたときの透光性などの点からポリエチレンテレフタレート繊維、ポリ乳酸繊維が好ましい。繊維の強度、耐光性が大きいと防虫ネットの寿命が長くなる。また、繊維の透湿性、ネットにしたときの透光性が良好であると、植物の成育が良くなる。
【0009】
また、本発明では、異形断面を有するポリエステル長繊維糸を用いる。異形断面繊維とは、円形でない特殊な断面構造を有する繊維をいう。本発明では、断面形状が、扁平、三角形、星型、H字状、Y字状、X字状、M字状、N字状、V字状、*状など種々の形状のポリエステル長繊維糸が採用できる。これらの異形断面繊維はその断面形状や異形度によって様々な反射光を発する。異形度(繊維の断面周長を、その断面積と同面積の円の周長で除した値)は1.0〜2.0が好ましい。異形度が大きいほどキラキラした反射光が発生する。このキラキラとした反射光が害虫忌避性を発揮する。また、異形断面糸を素材にした防虫ネットは、ネットハウス内やネットトンネル内への光透過性が優れており、また光の散乱が強いため散光性に優れており、内部の植物の成育を良くする。断面が扁平(断面が扁平な矩形で、テープ状を呈する)の長繊維糸及び三角形(多少丸味がある三角形であってもよい)の長繊維糸は、これらの効果が特に優れている。更に、扁平糸で編成したネットは、微風時には風通しがよく、また10m/秒以上の強風時には風が扁平面で相殺されて弱まる。そのため、植物の成育が良く、また果実の風による落下などの風害を防止できる。
【0010】
本発明の防虫ネットを構成するポリエステルの長繊維糸、ポリ乳酸の長繊維糸の繊度は16.7〜222.2デシテックス(15〜200デニール)が好ましく、更に好ましくは55.5〜166.5デシテックス(50〜150デニール)である。防虫ネットは経編で編成する。従来、防虫ネットには寒冷紗が多用されているが、これは使用中或はオープニング中に目ずれが発生し、目合いが広がった箇所から害虫が侵入する恐れがあった。そのため、編織糸の交点を接着剤で接着したり、糸条同士を熱接着させて目ずれを防止している。この手法によると、防虫ネットが固くなり、取扱いが困難になる。また、接着剤や熱接着による接着部分は他の部分に比し紫外線に弱く、この紫外線による脆弱化によりヒョウやアラレなどで接着部分が外れて目合いが部分的に広がりやすくなる。本発明は、経編で編成することによって、目ずれを防止したものであり、接着部を必要としない。そして、接着部分がないことによって、強度が弱くなる部分がなくヒョウやアラレに対し破れにくい。経編としては、マーキゼット構造、チュール構造などが好ましく、特にマーキゼット構造が好ましい。
【0011】
この経編物の目の数は、好ましくは経緯方向とも2.54cm(1吋)当り12個以上、更に好ましくは2.54cm当り25個以上である。目合いでは、好ましくは約2〜0.5mm、更に好ましくは1mm以下、特に好ましくは0.7mm以下である。このような目合いにすることによって、一般に農作物に食害を引き起こす害虫の侵入を阻止することができる。目合いを1mm以下、好ましくは0.7mm以下にすることによって、アブラナ科野菜(コマツナ、ハクサイ、チンゲンサイ、ダイコン、カブ)などの葉菜類を食害するキスジノミハムシ、ハダニ、アブライ、コナガ、ハイマダラノメイガなどの侵入を阻止することができる。
【0012】
本発明では、防虫ネットを構成する糸条として、酸化チタン含有量が0.01質量%以下であり、且つ異形断面を有する長繊維糸、すなわち上記した如く、糸条自体が害虫忌避性を有する糸条を用いたので、この面からも害虫の侵入を阻止でき、したがって、比較的大きな目合いの防虫ネットであっても、より小さな目合いの防虫ネットと同等の害虫侵入阻止能を有する。また、本発明の防虫ネットは、酸化チタンの含有量が少く、また異形断面糸で編成されているので、防虫ネットにしたときの透光率が高く内部への日射量が多くなり、防虫ネットの目合いが小さくても、それより大きな目合いの防虫ネットの場合と同等に野菜類や花卉類や果樹類が良く成育する。
【0013】
また、上記の農業用防虫ネットにポリビニルアルコールを固着することによって、農業用防虫ネットが親水性となり、ネットの内部の結露を防止することができ、また吸湿性を持たせることができる。更に、親水性を付与することによって静電気発生を低減できるので、使用中にネットの静電気発生に基づくゴミ、ホコリなどの付着を減少でき、そのためネットの光透過性を維持できる。ポリビニルアルコールの固着は、農業用防虫ネットを、例えば、重合度が1700程度で鹸化度が約99%のポリビニルアルコールの0.1〜10.0%の稀薄液に浸漬し、その後絞って加熱乾燥して行う。この時には、ポリビニルアルコールの濃度を調整して防虫ネットの網目間にポリビニルアルコールの膜が生じないようにする。また、この浸漬液に必要に応じて顔料、染料などの着色剤や紫外線防止剤などの機能性添加剤を配合してもよい。
【0014】
また、従来、農業用防虫ネットは、編織成したネットの生機をそのまま使用しており、そのタテ方向の収縮率は3〜10%もある。そのため、長尺の農業用防虫ネットにおいては使用中に日光や雨に曝されなどして収縮寸法が大きく、例えば50mの防虫ネットでは150〜500cmも収縮し、繰り返し使用中にネットの展張りに不都合が生じる。熱処理による防縮加工によりタテ方向の収縮率を抑えることによって展張り作業が容易になる。このタテ方向の収縮率を1%以下に抑えるのが好ましい。この防縮加工は、上記のポリビニルアルコール固着を行うときに同時に行ってもよい。
【0015】
実施例1
ポリエチレンテレフタレート100質量部に酸化チタン0.01質量部を配合し、熔融紡糸して断面形状が三角形で、異形度が1.28のマルチフィラメント糸を製造した。そのマルチフィラメント糸(フィラメント数24、繊度55.5デシテックス)を用いて、目合いが0.7mmのマーキゼット構造の編目を有する防虫ネットを作成した。
【0016】
実施例2
ポリエチレンテレフタレート100質量部に酸化チタン0.01質量部を配合し、熔融紡糸して断面形状が扁平な矩形で、異形度が1.65のマルチフィラメント糸を製造した。そのマルチフィラメント糸(フィラメント数24、繊度55.5デシテックス)を用いて、目合いが0.7mmのマーキゼット構造の編目を有する防虫ネットを作成した。
【0017】
〔栽培試験〕
上記の防虫ネットを用いて、コマツナを栽培試験し、防虫効果並びに成育状態及び収量、更に栽培時のトンネル内の平均気温、透光率を調査した。比較のために、同時に、酸化チタン1.5質量%配合した断面三角形のポリプロピレン糸を素材にした目合い0.8mmの防虫ネット(比較例1)及び酸化チタン1.5質量%配合した断面円形のポリプロピレン糸を素材にした目合い1.0mmの防虫ネット(比較例2)を用いて、コマツナを栽培試験し、防虫効果並びに成育状態及び収量、更に栽培時のトンネル内の平均気温、透光率を調査した。コマツナの栽培は、6月下旬及び7月下旬に幅1.3mの畝に播種し、これを長さ方向に3区分(15mづつ)し、それぞれ区分を実施例1、実施例2、比較例1及び比較例2の防虫ネットでトンネル形に覆って栽培し、播種の20日後に収穫した。また、比較例1の場合には、播種後10日目に殺虫剤散布した。
【0018】
1.防虫効果
コマツナの葉の食害を、面積1.3m×1.0mの区画中の株について、食害を受けた株数、及びそれぞれの株について食害を受けた葉の枚数を調査して防虫効果を調べた。6月蒔きのコマツナの食害は表1に示したとおりであり、7月蒔きのコマツナの食害は表2に示したとおりであった。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
表1、表2に見るとおり、実施例1及び実施例2の防虫ネットを用いた場合の収穫時の食害率は、それぞれ、6月蒔き16%、16%、7月蒔き15%、16%であり、また比較例1の場合の食害率は、6月蒔き13%、7月蒔き13%と低かったのに対し、比較例2の場合は6月蒔き89%、7月蒔き100%と高かった。
【0022】
2.成育状態及び収量
また、それぞれについて、収穫時における、一株当りの平均草丈(草丈)、一株当りの平均葉数(葉数)、葉色、収穫した一株当たりの質量(全質量)、食害葉などを除いて商品として市販できる状態に調整した一株当たりの質量(調製株質量)、及び収量を調べた。その結果を表3、表4に示す。表3は6月蒔きのコマツナの結果であり、表4は7月蒔きのコマツナの結果である。
【0023】
【表3】
【0024】
【表4】
【0025】
表3、表4に見るように、実施例1及び実施例2の防虫ネットを用いた場合の株は、比較例1及び比較例2の防虫ネットを用いた場合の株に比し、草丈、葉数、葉色等の成育状態は大きな変化が無かったが、調整後の1株の質量及び収量(袋数)は、比較例1及び比較例2に比して高かった。
【0026】
3.トンネル内の平均温度及び透光率
また、それぞれについて、栽培時のトンネル内の平均気温及び透光率を測定した。その結果を表5、表6に示す。表5は6月蒔きのときのトンネル内の測定結果であり、表6は7月蒔きのときのトンネル内の測定結果である。
【0027】
【表5】
【0028】
【表6】
【0029】
表5、表6に見るように、実施例1及び実施例2の防虫ネットを用いたときのトンネル内の平均気温は、比較例1及び比較例2の防虫ネットを用いたときとほぼ同じであるが、実施例1及び実施例2の防虫ネットを用いたときのトンネル内の透光率は、目合いが0.7mmと比較例1及び比較例2の防虫ネットの目合いに比し小さいにもかかわらず大きかった。
【0030】
以上のとおり、本発明の実施例1及び実施例2の防虫ネットは、目合いが0.7mmと小さいため、風通しや日射量が低下して、気温が上昇してしまい、コマツナが徒長したり、葉色が淡くなることが予想されたが、実際には、目合いが0.8mmの比較例1の防虫ネット及び目合いが1.0mmの比較例2の防虫ネットの場合と成育状態はほとんど変わらず、かえって収量が最も高かった。本発明の実施例1及び実施例2の防虫ネットは、目合いが0.7mmと最小であるにもかかわらず、トンネル内の透光率が大きい特徴があり、これがコマツナの成育、収量に影響したものと考えられる。勿論、本発明の実施例1及び実施例2の防虫ネットは、目合いが0.7mmと小さいため、小さな害虫の侵入を防ぐことができ、防虫効果がよかった。
【0031】
【発明の効果】
本発明の防虫ネットは、従来の同じ大きさの目合いの防虫ネットより防虫効果が優れており、また通気性、透光性がすぐれているため、より大きな目合いの防虫ネットと同等に野菜類、花卉類、果樹類を良く成育できる効果がある。したがって、本発明の防虫ネットは、目合いを小さくして害虫の侵入をより完全に防げるようにしても、植物の成育を妨げることが少ない。また、この防虫ネットを使用し、農薬を撒布することなく収穫した野菜や果実は、食味が良く、残留農薬がなく健康に良い。
Claims (7)
- 酸化チタン含有量が0.01質量%以下であり、且つ異形断面を有するポリエステル長繊維糸の経編物からなる農業用防虫ネット。
- 長繊維糸の断面が扁平である請求項1記載の農業用防虫ネット。
- 長繊維糸の断面が三角形である請求項1記載の農業用防虫ネット。
- 経編物の目数が2.54cm当り12個以上である請求項1〜3のいずれかに記載の農業用防虫ネット。
- 経編物がマーキゼット構造である請求項1〜4のいずれかに記載の農業用防虫ネット。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の農業用防虫ネットにポリビニルアルコールを固着してなる農業用防虫ネット。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の農業用防虫ネットに熱処理によって防縮性を付与してなる農業用防虫ネット。
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