JP4081691B2 - 支柱用支持具 - Google Patents

支柱用支持具 Download PDF

Info

Publication number
JP4081691B2
JP4081691B2 JP2006223612A JP2006223612A JP4081691B2 JP 4081691 B2 JP4081691 B2 JP 4081691B2 JP 2006223612 A JP2006223612 A JP 2006223612A JP 2006223612 A JP2006223612 A JP 2006223612A JP 4081691 B2 JP4081691 B2 JP 4081691B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
annular
support
column
columnar body
annular groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006223612A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008025322A (ja
Inventor
衛 佐藤
Original Assignee
衛 佐藤
佐藤 久嗣
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 衛 佐藤, 佐藤 久嗣 filed Critical 衛 佐藤
Priority to JP2006223612A priority Critical patent/JP4081691B2/ja
Publication of JP2008025322A publication Critical patent/JP2008025322A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4081691B2 publication Critical patent/JP4081691B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

本発明は、道路、公共施設、公園等における公共施設、あるいは歩車道の区分帯、駐車場の区画支柱に使用される支柱等の設置に際して使用される支柱用支持具に関するものである。
技術の背景
図8は、従来の支柱用支持具の縦断図面である(特許文献1参照)。図において、コンクリート基礎23と、仕切用ポール22との間に介在し、この仕切用ポール22を傾倒自在に支持する仕切用ポール22の弾性支持構造21において、この弾性支持構造21は仕切用ポール22より幾分大径に構成される受入口27と、仕切用ポール22の一部に直接当接し、この仕切用ポール22を支承する支承部28と、コンクリート基礎23または、このコンクリート基礎23に対して設けられる基礎ブロックの取付面に係合する接合面29と、仕切用ポール22の傾倒を弾性をもつて許容する弾性部30とにより構成されている。
次に、前記弾性支持構造21は、ゴム、またはウレタンを素材とした一体の部材により構成され、その接合面29の形状は中央にくびれ部31を挟んで上端、下端に向かって径寸法が漸増するように構成されている。
実開平5−94321号公報
しかし、従来の支柱用支持具には、次のような問題点があった。図8に示すように、弾性部30に於て仕切用ポール22は横方向からの衝撃、あるいは接触による押圧に対して、フランジ受部32、及び支承部28を前方に押圧すると共に、仕切用ポール本体24の基端部26は受入口27を後方に押圧して軸心部をずらしながら傾倒する。この押圧が解除された後は、前記弾性部30の弾性による復元力によって、元の垂直な立設状態に復帰する。
このように、この弾性支持構造21は、仕切用ポール本体24を所定の軸心部に固定する手段を施していないために傾倒のとき前記仕切用ポール本体24を支えるための支点部がないために、軸心部をずらしながら傾倒する。また押圧が解除された後の復帰力は極めて弱く、前記フランジ受部32、及び支承部28、更には軸心部には経年と共に遊びが生じてこの仕切用ポール本体24を所定の軸心部に垂直状態に維持することは困難である。
課題を解決するための手段
本発明の支柱用支持具は、次の(1)から(3)に記載のものである。
(1)一対の弾性柱状体より成り、各柱状体は、軸心部に支柱を挿通する貫通穴を有し、 かつ、一端部に環状欠切部を有し、前記各柱状体の貫通穴は、両柱状体をそれらの環状欠 切部側の端面を突き合わせて同軸的に重ね合わせたとき、互に連通して支柱を挿脱可能に 挿入する穴となり、前記各柱状体の環状欠切部は、両柱状体をそれらの環状欠切部側の端 面を突き合わせて同軸的に重ね合わせたとき、その重ねた合わせ部の周囲に断面U字形の 環状溝を形成することを特徴とする支柱用支持具。
(2)前記環状溝に嵌合する環状固定具を備えていることを特徴しする上記(1)に記載の支柱用支持具。
(3)軸心部に支柱を挿通する貫通穴を有し、かつ軸心方向中間部の外周に軸心部を中心 とする環状溝を有する弾性柱状体と、前記環状溝に嵌める環状固定具とより成り、前記環状固定具は、左右一対の半円環状固定具とより構成したことを特徴とする支柱用支持具。
発明の効果
本発明は、弾性柱状体にて成る上部柱状体と下部柱状体により構成されている。その中間部に設けられているU字状の環状溝がコンクリート、あるいは支柱を固定する環状固定具によって固定されることによって、この弾性柱状体の軸心部に遊びが生じることはなく、支柱は所定の軸心部に垂直状態に立設することができる。
前記支柱は、横方向からの衝撃、あるいは接触による押圧が加わったとき、前記環状溝を支点として上部柱状体と下部柱状体との相互の弾性力によって全方向に柔軟に傾倒し、地上部分からの折れ曲がりや折損等の損害を防止することができる。
また、この押圧が解除された支柱は前記両柱状体の相互の弾性力による復元力によって所定の立設状に復帰する。
従って、前記のように支柱の損害を防止できることから、補修工事等に要する諸経費の負担は大幅に軽減されると共に、歩車道の区別帯に於ける損傷のままの支柱の放置が是正されることから通行人の安全な通行を図ることができる。
次に、この支柱、及び支柱用支持具は挿脱自在に設置できることから、新設、あるいは補修工事に於ける工期の短縮、及び諸経費の大幅な軽減を図ることがでる。
更に、この支柱用支持具は、形状、及び構成が簡素なことから工業的に量産可能であり、更に流通過程に於いても大量に行うことができることから、いずれのコストも大幅に軽減可能であり、新規で低廉な製品を提供することができる。
以下、発明の実施の形態について第1図から第図にもとづいて説明する。
図1,2の支柱用支持具は、請求項1の実施例を示す。
これは図1に示すように、全体がゴム、あるいはウレタンを素材とする弾性樹脂材にて円柱状体に形成されている。
この円柱状体の軸心部には支柱を挿通する貫通穴5が設けられており、その外径は支柱の外径よりやや大きく形成されている。前記円柱状体2者を同軸的に重ね合わせて接合したとき、その重ね合わせ部に両者にまたがるU字状の環状溝8が形成される。この環状溝8は、軸心部方向に同心円部の形状を成しており、前記環状溝8を挟んで上部柱状体1a及び下部柱状体1bの両者にて構成して支柱用支持具1を形成する。
この場合、前記上部柱状体1aと下部柱状体1bの重ね合わせ部7を固着して一体に形成しても良い。また前記柱状体は異形、あるいは異径とを組み合わせて形成しても良い。
尚、前記柱状体の外形は、楕円柱状体、あるいは多角柱状体等の多種の形状の実施例も考えられる。
また、前記環状溝の形状に於いても楕円溝、あるいは偏心円溝等の多種の態様も考えられる。
本発明の実施例1は以上のような構成で、これを使用するときは、実施例1の支柱用支持具1は、図2に示すように、上部柱状体1a及び下部柱状体1bの両者の環状欠切部6、6を同軸的に重ね合わせて接合し、あるいはその重ね合わせ部7を固着して一体に形成し地中に埋設して固定材にて固設する。その固定材が安定した後に、同軸的に接合している貫通穴5に、支柱13を挿脱自在に押通して立設する。
図3、4の支柱用支持具2は、請求項2の実施例を示す。
これは、図3、4に示すように、前記支柱用支持具1の環状溝8に支柱を固定する環状固定具10を上部柱状体1aと下部柱状体1bの両者にて上下より挟持して嵌合し、この両柱状体の環状欠切部6、6を同軸的に重ね合わせて接合し一体にして支柱用支持具2を形成する。
この場合、環状固定具10を嵌合した後に、前記接合部7は固着して一体に形成しても良い。
本発明の実施例2は以上のような構成で、これを使用するときは、図5に示すように、前記支柱用支持具2は、地面に穿設した穴部に固定材にて固設する。この固定材が安定した後に前記同軸的に接合している貫通穴5に支柱13を挿脱自在に挿通して立設する。あるいは地面に固設した前記柱状体が挿脱自在にできる穴部に、前記支柱用支持具2を嵌挿して設置し、上記同様貫通穴5に支柱13を挿脱自在に挿通して立設する。
図6、7の支柱用支持具3は、請求項3の実施例を示す。
これは図6、7に示すように、前記円柱状体の軸心部に支柱を挿通する貫通穴5を設け、前記軸心部方向中間部に同心円溝に形成されたU字状の環状溝8を設ける。この環状溝8に支柱を固定する半円環状固定具11a、及び11bの両者を左右より挟持して嵌合し、この両者の端部を接合して支柱用支持具3を形成する。
この場合、前記環状固定具11a、及び11bを嵌合して接合した後に、この接合部9は固着して一体にして形成しても良い。
本発明の実施例3は以上のような構成で、これを使用するときは、前記支柱用支持具3は前項図5に示すように、前記同様にこの支柱用支持具3を設置して、貫通穴5に支柱13を挿脱自在に挿通して立設する。
実施例1の支柱用支持具の斜視図 実施例1の支柱用支持具の使用状態を示す縦断図面 実施例2の支柱用支持具の斜視図 実施例2の支柱用支持具の分解斜視図 実施例2の支柱用支持具の使用状態を示す縦断図面 実施例3の支柱用支持具の斜視図 実施例3の支柱用支持具の分解斜視図 従来の支柱用支持具の縦断図面
符号の説明
1. 支柱用支持具
1a 上部柱状体
1b 下部柱状体
2. 支柱用支持具
3. 支柱用支持具
5. 貫通穴
6. 環状欠切部
7. 重ね合わせ部
8. 環状溝
9. 接合部
10 環状固定具
11a半円環状固定具
11b半円環状固定具
13 支柱

Claims (3)

  1. 一対の弾性柱状体より成り、各柱状体は、軸心部に支柱を挿通する貫通穴を有し、かつ 、一端部に環状欠切部を有し、前記各柱状体の貫通穴は、両柱状体をそれらの環状欠切部 側の端面を突き合わせて同軸的に重ねあわせたとき、互に連通して支柱を挿脱可能に挿入 する穴となり、前記各柱状体の環状欠切部は、両柱状体をそれらの環状切部側の端面を突 き合わせて同軸的に重ね合わせたとき、その重ね合わせた部の周囲に断面U字形の環状溝 を形成することを特徴とする支柱用支持具。
  2. 前記環状溝に嵌合する環状固定具を備えていることを特徴とする請求項1に記載の支柱用支持具。
  3. 軸心部に支柱を挿通する貫通穴を有し、かつ軸心方向中間部の外周に軸心部を中心とす 環状溝を有する弾性柱状体と、前記環状溝に嵌める環状固定具とより成り、前記環状固定具は、左右一対の半円環状固定具とより構成したことを特徴とする支柱用支持具。
JP2006223612A 2006-07-24 2006-07-24 支柱用支持具 Expired - Fee Related JP4081691B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006223612A JP4081691B2 (ja) 2006-07-24 2006-07-24 支柱用支持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006223612A JP4081691B2 (ja) 2006-07-24 2006-07-24 支柱用支持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008025322A JP2008025322A (ja) 2008-02-07
JP4081691B2 true JP4081691B2 (ja) 2008-04-30

Family

ID=39116240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006223612A Expired - Fee Related JP4081691B2 (ja) 2006-07-24 2006-07-24 支柱用支持具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4081691B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008025322A (ja) 2008-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009197539A (ja) 支柱用支持具
JP2007162289A (ja) 建築用鉄骨構造
KR101556232B1 (ko) 지지대를 구비한 하이브리드 받침철물
JP4081691B2 (ja) 支柱用支持具
CN104947940A (zh) 变形钢筋连接装置
JP6690909B2 (ja) 足場押圧部材及び足場ユニット
JP6446346B2 (ja) 斜め柱の設置方法
JP2009068235A (ja) 支柱保持具
JP2017172139A5 (ja)
KR200404527Y1 (ko) 족장구조물의 결합장치
KR100428425B1 (ko) 트러스 구조물
JP2014118671A (ja) 組立式基礎
JP3160266U (ja) 組立式置物棚
KR20130140311A (ko) 리브없는 구조의 신호등 지주장치
KR100658985B1 (ko) 건축용 거푸집 지지 장치
JP6415770B1 (ja) 支柱構造体及びその施工方法
KR20120015695A (ko) 써포터 지지유닛 및 이를 이용한 판넬 지지모듈
JP4718234B2 (ja) 柱接合装置
JP4944500B2 (ja) 柱部材
JP2019024277A (ja) 柱補強構造及び柱補強構造の構築方法
JP2006063742A (ja) 支柱補強構造
KR101477754B1 (ko) 볼트공이 없는 무천공형 울타리용 지주
KR200335579Y1 (ko) 합벽지지대
KR20100004496U (ko) 건물 기둥용 거푸집 지지장치
JP2005180130A (ja) 墓石

Legal Events

Date Code Title Description
A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20071127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees