JP4081591B2 - 塩素の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、塩素の製造方法に関するものである。更に詳しくは、本発明は、塩化水素、酸素及び水分を含有するガスを原料として、触媒の存在下に該原料中の塩化水素を酸素で酸化する塩素の製造方法であって、触媒層内の温度分布を平滑化させることによって、触媒層を有効に活用でき、かつ触媒の安定した活性を維持することができる塩素の製造方法であり、触媒コスト、運転の安定性及び容易性の観点から特に優れた塩素の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
塩素は1,2−ジクロロエタン、ホスゲンなどの原料として有用であり、塩化水素の酸化によって得られることもよく知られている。たとえば、塩化水素を触媒を用いて分子状酸素で接触酸化し、塩素を製造する方法としては、従来からDeacon触媒と呼ばれる銅系の触媒が従来優れた活性を有するとされ、塩化銅と塩化カリウムに第三成分として種々の化合物を添加した触媒が多数提案されている。また、Deacon触媒以外にも、酸化クロム又はこの化合物を触媒として用いる方法、酸化ルテニウム又はこの化合物を触媒として用いる方法も提案されている。しかしながら、塩化水素の酸化反応は14kcal/mol−塩素の発熱反応であるために、触媒層での急激な発熱を抑えることが重要である。たとえば、雑誌「触媒」(Vol.33 No.1(1991))には、酸化クロムを触媒とした純塩化水素と純酸素の反応では、固定床反応形式ではホットスポットの除去が困難であり、実装置では流動床反応器の採用が必要であることが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
かかる状況において、本発明が解決しようとする課題は、塩化水素、酸素及び水分を含有するガスを原料として、触媒の存在下に該原料中の塩化水素を酸素で酸化する塩素の製造方法であって、触媒層内の温度分布を平滑化させることによって、触媒層を有効に活用でき、かつ触媒の安定した活性を維持することができるために、触媒コスト、運転の安定性及び容易性の観点から特に優れた塩素の製造方法を提供する点に存するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、塩化水素、酸素及び水分を含有するガスを原料として、触媒の存在下に該原料中の塩化水素を酸素で酸化する塩素の製造方法に係るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明においては、塩化水素、酸素及び水分を含有するガスを原料として用いる必要がある。このことにより、触媒層内の温度分布を平滑化させることによって、触媒層を有効に活用でき、かつ触媒の安定した活性を維持することができるために、触媒コストを低く抑制し、運転の安定性及び容易性を確保しうる。該原料中の塩化水素、酸素及び水分の3成分の合計の濃度は、通常80体積%以上、好ましくは90体積%以上のものが用いられる。該濃度が低すぎると生成した塩素の分離及び/又は未反応酸素のリサイクルが煩雑になることがある。
【0006】
塩化水素、酸素及び水分を含有するガスを得る方法としては、塩化水素及び水分を含有するガスと酸素を含有するガスを混合する方法、塩化水素を含有するガスと酸素及び水分を含有するガスを混合する方法、塩化水素を含有するガスと酸素を含有するガスと水を気化させて得た水蒸気を含有するガスを混合する方法、塩化水素を含有するガスと酸素を含有するガスと塩酸の一部又は全量を気化させて得た水蒸気と塩化水素を含有するガスを混合する方法などをあげることができる。
【0007】
塩化水素及び水分を含有するガス、又は塩化水素を含むガスとしては、塩素化合物の熱分解反応や燃焼反応、有機化合物のホスゲン化反応又は塩素化反応、焼却炉の燃焼等において発生した塩化水素を含むいかなるものを使用することができる。
【0008】
酸素を含むガス、又は酸素及び水分を含有するガスとしては、酸素又は空気を使用することができる。また、塩化水素を酸素で酸化することによって生成した塩素と分離された未反応酸素を含むガスは、酸素を含むガス、又は酸素及び水分を含有するガスの一部として使用することができる。
【0009】
塩化水素1モルに対する酸素の理論モル量は0.25モルであるが、理論モル量以上供給することが好ましく、塩化水素1モルに対し酸素0.25〜2モルが更に好ましい。酸素の量が過小であると、塩化水素の転化率が低くなる場合があり、一方、酸素の量が過多であると、生成した塩素と未反応酸素の分離が困難になる場合がある。
【0010】
本発明においては、該原料中における水分の塩化水素に対するモル比が0.001〜1.0であることが好ましく、更に好ましくは0.005〜1.0、最も好ましくは0.01〜1.0のものが用いられる。水分の塩化水素に対するモル比が過小な場合には、触媒層内の温度分布を平滑化することが困難になることがあり、該モル比が過大な場合には、塩化水素の転化率が低くなることがある。
【0011】
本発明の触媒としては、酸化ルテニウムを含む触媒が好ましく、更に好ましくは酸化ルテニウム及び酸化チタンを含む触媒が用いられる。酸化ルテニウムを含む触媒は、たとえば、特開平10−182104号公報、特開平10−338502号公報に記載されている。酸化ルテニウム及び酸化チタンを含む触媒は、たとえば、特開平10−194705号公報に記載されている。
【0012】
触媒中の酸化ルテニウムの含有量は、0.1〜20重量%が好ましい。酸化ルテニウムの量が過小であると触媒活性が低く塩化水素の転化率が低くなる場合があり、一方酸化ルテニウムの量が過多であると触媒価格が高くなる場合がある。
【0013】
触媒の形状は、球形粒状、円柱形ペレット状、押出形状、リング形状、ハニカム状あるいは成型後に粉砕分級した適度の大きさの顆粒状等で用いられる。この際、触媒直径としては5mm以下が好ましい。触媒直径が5mmを越えると、活性が低下する場合がある。触媒直径の下限は特に制限はないが、過度に小さくなると、触媒充填層での圧力損失が大きくなるため、通常は0.5mm以上のものが用いられる。なお、ここでいう触媒直径とは、球形粒状では球の直径、円柱形ペレット状では断面の直径、その他の形状では断面の最大直径を意味する。
【0014】
本発明の反応方式としては、固定床気相流通方式又は流動層気相流通方式等があげられるが、固定床気相流通方式が好ましい。流動層気相流通方式は、触媒がガスに同伴されて飛散する場合がある。
【0015】
触媒の使用量(体積)は、0.1MPa下の塩化水素の供給速度との比GHSVで表すと、通常10〜20000h-1で行われる。原料を触媒充填層に流す方向は、上向きでも下向きでもよい。反応圧力は、通常0.1〜5MPa、好ましくは0.1〜1MPa、更に好ましくは0.1〜0.8MPaで行われる。反応温度は、通常200〜500℃、好ましくは200〜380℃で行われる。反応温度が低すぎる場合は、塩化水素の転化率が低くなる場合があり、一方、反応温度が高すぎる場合は、触媒成分が揮発する場合がある。
【0016】
反応器としては、単一又は直列に連結された複数の固定床反応管で、反応管の外側にジャケット部を有したものがあげられる。反応管内の温度は、ジャケット部の熱媒体によって制御される。反応で生成した反応熱は、熱媒体を通じて、スチ−ムを発生させて回収することができる。熱媒体としては、溶融塩、有機熱媒体及び溶融金属等をあげることができるが、熱安定性や取り扱いの容易さ等の点から溶融塩が好ましい。溶融塩の組成としては、硝酸カリウム50重量%と亜硝酸ナトリウム50重量%の混合物、硝酸カリウム53重量%と亜硝酸ナトリウム40重量%と硝酸ナトリウム7重量%の混合物などをあげることができる。反応管に使用される材質としては、金属、ガラス、セラミック等があげられる。金属材料としては、Ni、SUS316L、SUS310、SUS304、ハステロイB、ハステロイC及びインコネル等があげられるが、中でもNiが好ましい。
【0017】
【実施例】
以下、本発明を実施例により説明する。
実施例1
1〜2mmφの球形の酸化チタン担持5重量%金属ルテニウム触媒(N.E.ケムキャット社製)に塩化カリウム水溶液を触媒の表面に水が浮き出るまで含浸させた後、空気中60℃で乾燥した。塩化カリウムの添加量の計算値は、触媒中のRu原子とのモル比が1:1になるようにした。次に、この触媒を空気中60℃で4時間乾燥し、さらに、空気中で室温から350℃まで約1時間で昇温し、同温度で3時間焼成して球形の固体を得た。得られた固体に純水を加え、触媒を濾過した。ろ液に0.2mol/lの硝酸銀水溶液を加えても、白濁しなくなるまで、合計5時間かけて、この操作を5回繰り返した。次に得られた固体を空気中60℃で4時間乾燥し、酸化チタン担持6.6重量%酸化ルテニウム触媒を得た。
同様な調製方法で得られた酸化チタン担持6.6重量%酸化ルテニウム触媒を溶融塩浴(硝酸カリウム:亜硝酸ナトリウム=1:1重量比)を備えた内径18mmのニッケル製反応管(外径6mmの温度測定用鞘管)に121.98g(120ml)充填した。塩化水素4.8Nl/min及び酸素2.4Nl/minを電気炉で380℃に加熱した内径30mmのニッケル製予熱管(外径6mmの温度測定用鞘管)に供給して予熱し、水3.47g/min(塩化水素に対する水分のモル比は0.9)を電気炉で380℃に加熱した内径2mmのステンレス製予熱管に供給して水蒸気に気化させた。続いて、予熱された塩化水素と酸素の混合ガスを水蒸気と混合した後、塩浴温度を314.3℃に加熱した反応管に供給して反応を開始した。さらに塩浴温度を上げ319.9℃になったところで触媒層内の温度分布を測定すると、反応熱のために触媒層内最高温度(以下、H.S.と略す)と塩浴温度の差(以下、ΔTと略す)は24.9℃(H.S.の位置は触媒層入口より20cm)となった。またこの時、反応管入口部の圧力は0.85kgf/cm2(ゲージ圧)(0.18MPa相当)であった。出口のガスを7.5重量%よう化カリウム水溶液にサンプリングして、生成した塩素と未反応の塩化水素と生成水と供給水を吸収させ、よう素滴定法及び中和滴定法によってそれぞれ塩素の生成量及び未反応塩化水素量を測定した。塩化水素の塩素への転化率は33.7%であった。
【0018】
実施例2
触媒の充填量を122.24g(120ml)としたこと、塩浴温度を286.0℃に加熱したこと、及び水を0.40g/min(塩化水素に対する水分のモル比は0.1)で供給したこと以外は、実施例1と同様にして反応を開始した。さらに塩浴温度を上げ296.0℃になったところで触媒層内の温度分布を測定すると、ΔTは25.4℃(H.S.の位置は触媒層入口より20cm)となった。またこの時、反応管入口部の圧力は0.80kgf/cm2(ゲージ圧)(0.18MPa相当)であった。出口のガスを分析すると、塩化水素の塩素への転化率は30.3%であった。
【0019】
実施例3
塩浴温度を275.3℃に加熱したことと、水を0.04g/min(塩化水素に対する水分のモル比は0.01)で供給したこと以外は、実施例2と同様にして反応を開始した。さらに塩浴温度を上げ287.4℃になったところで触媒層内の温度分布を測定すると、ΔTは24.7℃(H.S.の位置は触媒層入口より15cm)となった。またこの時、反応管入口部の圧力は0.70kgf/cm2(ゲージ圧)(0.17MPa相当)であった。出口のガスを分析すると、塩化水素の塩素への転化率は30.7%であった。
【0020】
比較例1
塩浴温度を266.4℃に加熱したことと、水の供給を行わなかったこと以外は、実施例2と同様にして反応を開始した。さらに塩浴温度を上げ281.4℃になったところで触媒層内の温度分布を測定すると、ΔTは24.5℃(H.S.の位置は触媒層入口より15cm)となった。またこの時、反応管入口部の圧力は0.70kgf/cm2(ゲージ圧)(0.17MPa相当)であった。出口のガスを分析すると、塩化水素の塩素への転化率は27.7%であった。
【0021】
実施例4
塩浴温度を284.5℃に加熱したことと、塩素を0.48Nl/minで供給したこと以外は実施例2と同様にして反応を開始した。さらに塩浴温度を上げ306.2℃になったところで触媒層内の温度分布を測定すると、ΔTは25.3℃(H.S.の位置は触媒層入口より30cm)となった。またこの時、反応管入口部の圧力は0.90kgf/cm2(ゲージ圧)(0.19MPa相当)であった。出口のガスを分析すると、塩化水素の塩素への転化率は33.5%であった。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明により、塩化水素、酸素及び水分を含有するガスを原料として、触媒の存在下に該原料中の塩化水素を酸素で酸化する塩素の製造方法であって、触媒層内の温度分布を平滑化させることによって、触媒層を有効に活用でき、かつ触媒の安定した活性を維持することによって、触媒コスト、運転の安定性及び容易性の観点から特に優れた塩素の製造方法を提供することができた。
Claims (4)
- 塩化水素、酸素及び水分を含有するガスを原料として、触媒の存在下に該原料中の塩化水素を酸素で酸化する塩素の製造方法であって、固定床気相流通方式で、反応温度200〜500℃、反応圧力0.1〜5MPaで塩化水素の酸化を行うことを特徴とする塩素の製造方法。
- 原料中における水分の塩化水素に対するモル比が0.001〜1.0である請求項1記載の塩素の製造方法。
- 酸化ルテニウムを含む触媒を用いる請求項1記載の塩素の製造方法。
- 酸化ルテニウム及び酸化チタンを含む触媒を用いる請求項1記載の塩素の製造方法。
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