JP4079296B2 - プリント基板の配線検査方法、検査装置、及び配線パターン生成装置 - Google Patents

プリント基板の配線検査方法、検査装置、及び配線パターン生成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高速な差動信号が実装される配線基板の配線検査方法、該方法を用いた検査装置、及び配線パターン生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、液晶ディスプレイ(LCD)へのデータ転送方式として、低振幅の差動伝送方式が用いられるようになった。差動伝送方式とは、1つの信号から+信号(+線)と−信号(−線)の2相の信号を発生し、2本の信号線を用いて伝送する方式である。この方式では、+線と−線が電磁気的に結合するため、信号線とそのリターン電流の経路でできるアンテナループ面積を零に近づける事ができ、従来のシングルエンドの伝送方式と比較して、ディファレンシャルモードのノイズを減らすことができる。
【0003】
差動信号の実装方法としては、平行で等長に配線にしなければならない。差動信号の配線の検査方法としては、「Allegro User Guide Volume 3B pp 4-85−4-87 CADENCE社」が示すように、2本のネットの合計長または合計遅延を検査する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の検査方法では、図18に示すようなドライバ182からレシーバ183への配線パターン181の場合、ドライバ182からレシーバ183に至る+線と−線の配線パターン長は等しいのでエラーにはならない。しかしながら、区間A,B,Cではそれぞれ配線パターンは平行だが、伝播する信号には迂回部分で生じた位相差がある。このため、+線と−線の電磁気的な結合が崩れ、放射ノイズが発生する原因となる。例えば、図19下段の配線モデルに750MHzの矩形波を入力したときの放射ノイズをシミュレーションしたところ、迂回のずれと750MHzの放射ノイズのノイズレベルとの関係は図19上段のグラフになった。このグラフから分かるように、迂回のずれが大きいほど放射ノイズが大きい。従来の検査方法では、+線と−線の位相差についての配慮がなされていないため、このような配線パターンをチェックすることができないという問題がある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、上述したような差動信号の+線と−線の位相差を検出可能な配線検査方法、該方法を用いた検査装置、及び配線パターン生成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
また請求項に係る発明は、プリント基板の配線検査装置を用いた配線検査方法において、前記配線検査装置が備えるCADデータ入力手段が、プリント基板のCADデータから、該プリント基板の差動信号線路の配線パターンの位置情報を入力するステップと、前記配線検査装置が備える解析座標生成手段が、前記位置情報から、検査対象の配線パターンである差動信号線路の+信号線上の信号の伝播方向に沿って所定配線長間隔で解析座標A1、A2、A3、…を生成し、同様にして、−信号線上の信号の伝播方向に沿って前記+信号線での所定配線長と同じ配線長間隔で解析座標B1、B2、B3、…を生成するステップと、前記配線検査装置が備える角度比較手段が、+信号線及び−信号線の入力点または出力点から同じ配線長にある解析座標の点A1とB1とを結んだ直線L1を求め、次に同じ配線長にある解析座標の点A2とB2とを結んだ直線L2を求め、同様にして+信号線及び−信号線の同じ配線長にある解析座標の点A n とB n と( n =1、2、3、…)を結んだ直線L n を全て求め、それらの各直線 nと前記+信号線及び−信号線とが作る角度θ n1 とθ n2 (θ n1 は直線L n と前記+信号線とが作る角度を表し、θ n2 は直線L n と前記−信号線とが作る角度を表す)をそれぞれ算出し、前記各直線L n 毎にそれらの角度θ n1 とθ n2 を比較するステップと、前記配線検査装置が備える位相差検出手段が、該比較の結果に基づいて、前記θ n1 とθ n2 とがθ n1 ≠θ n2 となる区間を検出することにより、+信号と−信号の位相差を生じる区間を検出するステップとを備えたことを特徴とする。
【0008】
さらに請求項に係る発明は、プリント基板の配線検査装置を用いた配線検査方法において、前記配線検査装置が備えるCADデータ入力手段が、プリント基板のCADデータから、該プリント基板の差動信号線路の配線パターンの位置情報を入力するステップと、前記配線検査装置が備える解析座標生成手段が、前記位置情報から、検査対象の配線パターンである差動信号線路の+信号線上の信号の伝播方向に沿って所定配線長間隔で解析座標A1、A2、A3、…を生成し、同様にして、−信号線上の信号の伝播方向に沿って前記+信号線での所定配線長と同じ配線長間隔で解析座標B1、B2、B3、…を生成するステップと、前記配線検査装置が備える角度比較手段が、+信号線及び−信号線の入力点または出力点から同じ配線長にある解析座標の点A1とB1とを結んだ直線L1を求め、次に同じ配線長にある解析座標の点A2とB2とを結んだ直線L2を求め、同様にして+信号線及び−信号線の同じ配線長にある解析座標の点A n とB n と( n =1、2、3、…)を結んだ直線L n を全て求め、それらの各直線 nと前記+信号線及び−信号線とが作る角度θ n1 とθ n2 (θ n1 は直線L n と前記+信号線とが作る角度を表し、θ n2 は直線L n と前記−信号線とが作る角度を表す)をそれぞれ算出し、前記各直線L n 毎にそれらの角度θ n1 とθ n2 を比較するステップと、前記配線検査装置が備える位相差検出手段が、該比較の結果に基づいて、前記θ n1 とθ n2 とがθ n1 ≠θ n2 となる区間を検出することにより、+信号と−信号の位相差を生じる区間を検出するステップと、前記配線検査装置が備える区間長算出手段が、前記+信号線及び−信号線上の全解析座標について前記位相差を生じる区間の有無を検出し、位相差を生じる区間の区間長の和を求めるステップと、前記配線検査装置が備える判定手段が、前記位相差を生じる区間の区間長の和が所定値よりも小さいか否かを判定するステップと、前記配線検査装置が備える警告出力手段が、前記位相差を生じる区間の区間長の和が所定値よりも小さくなかったとき、警告を出力するステップとを備えたことを特徴とする。
【0009】
また請求項に係る発明は、プリント基板の配線検査を行うプログラムを記憶した記憶媒体であって、コンピュータを、プリント基板のCADデータから、該プリント基板の差動信号線路の配線パターンの位置情報を入力するCADデータ入力手段と、前記位置情報から、検査対象の配線パターンである差動信号線路の+信号線上の信号の伝播方向に沿って所定配線長間隔で解析座標A1、A2、A3、…を生成し、同様にして、−信号線上の信号の伝播方向に沿って前記+信号線での所定配線長と同じ配線長間隔で解析座標B1、B2、B3、…を生成する解析座標生成手段と、+信号線及び−信号線の入力点または出力点から同じ配線長にある解析座標の点A1とB1とを結んだ直線L1を求め、次に同じ配線長にある解析座標の点A2とB2とを結んだ直線L2を求め、同様にして+信号線及び−信号線の同じ配線長にある解析座標の点A n とB n と( n =1、2、3、…)を結んだ直線L n を全て求め、それらの各直線 nと前記+信号線及び−信号線とが作る角度θ n1 とθ n2 (θ n1 は直線L n と前記+信号線とが作る角度を表し、θ n2 は直線L n と前記−信号線とが作る角度を表す)をそれぞれ算出し、前記各直線L n 毎にそれらの角度θ n1 とθ n2 を比較する角度比較手段と、該比較の結果に基づいて、前記θ n1 とθ n2 とがθ n1 ≠θ n2 となる区間を検出することにより、+信号と−信号の位相差を生じる区間を検出する位相差検出手段として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であることを特徴とする。
【0010】
また請求項に係る発明は、プリント基板の配線検査を行うプログラムを記憶した記憶媒体であって、コンピュータを、プリント基板のCADデータから、該プリント基板の差動信号線路の配線パターンの位置情報を入力するCADデータ入力手段と、前記位置情報から、検査対象の配線パターンである差動信号線路の+信号線上の信号の伝播方向に沿って所定配線長間隔で解析座標A1、A2、A3、…を生成し、同様にして、−信号線上の信号の伝播方向に沿って前記+信号線での所定配線長と同じ配線長間隔で解析座標B1、B2、B3、…を生成する解析座標生成手段と、+信号線及び−信号線の入力点または出力点から同じ配線長にある解析座標の点A1とB1とを結んだ直線L1を求め、次に同じ配線長にある解析座標の点A2とB2とを結んだ直線L2を求め、同様にして+信号線及び−信号線の同じ配線長にある解析座標の点A n とB n と( n =1、2、3、…)を結んだ直線L n を全て求め、それらの各直線 nと前記+信号線及び−信号線とが作る角度θ n1 とθ n2 (θ n1 は直線L n と前記+信号線とが作る角度を表し、θ n2 は直線L n と前記−信号線とが作る角度を表す)をそれぞれ算出し、前記各直線L n 毎にそれらの角度θ n1 とθ n2 を比較する角度比較手段と、該比較の結果に基づいて、前記θ n1 とθ n2 とがθ n1 ≠θ n2 となる区間を検出することにより、+信号と−信号の位相差を生じる区間を検出する位相差検出手段と、前記+信号線及び−信号線上の全解析座標について前記位相差を生じる区間の有無を検出し、位相差を生じる区間の区間長の和を求める区間長算出手段と、前記位相差を生じる区間の区間長の和が所定値よりも小さいか否かを判定する判定手段と、前記位相差を生じる区間の区間長の和が所定値よりも小さくなかったとき、警告を出力する警告出力手段として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であることを特徴とする。
【0012】
また請求項に係る発明は、プリント基板の配線検査装置において、プリント基板のCADデータから、該プリント基板の差動信号線路の配線パターンの位置情報を入力するCADデータ入力手段と、前記位置情報から、検査対象の配線パターンである差動信号線路の+信号線上の信号の伝播方向に沿って所定配線長間隔で解析座標A1、A2、A3、…を生成し、同様にして、−信号線上の信号の伝播方向に沿って前記+信号線での所定配線長と同じ配線長間隔で解析座標B1、B2、B3、…を生成する解析座標生成手段と、+信号線及び−信号線の入力点または出力点から同じ配線長にある解析座標の点A1とB1とを結んだ直線L1を求め、次に同じ配線長にある解析座標の点A2とB2とを結んだ直線L2を求め、同様にして+信号線及び−信号線の同じ配線長にある解析座標の点A n とB n と( n =1、2、3、…)を結んだ直線L n を全て求め、それらの各直線 nと前記+信号線及び−信号線とが作る角度θ n1 とθ n2 (θ n1 は直線L n と前記+信号線とが作る角度を表し、θ n2 は直線L n と前記−信号線とが作る角度を表す)をそれぞれ算出し、前記各直線L n 毎にそれらの角度θ n1 とθ n2 を比較する角度比較手段と、該比較の結果に基づいて、前記θ n1 とθ n2 とがθ n1 ≠θ n2 となる区間を検出することにより、+信号と−信号の位相差を生じる区間を検出する位相差検出手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
また請求項に係る発明は、プリント基板の配線検査装置において、プリント基板のCADデータから、該プリント基板の差動信号線路の配線パターンの位置情報を入力するCADデータ入力手段と、 前記位置情報から、検査対象の配線パターンである差動信号線路の+信号線上の信号の伝播方向に沿って所定配線長間隔で解析座標A1、A2、A3、…を生成し、同様にして、−信号線上の信号の伝播方向に沿って前記+信号線での所定配線長と同じ配線長間隔で解析座標B1、B2、B3、…を生成する解析座標生成手段と、+信号線及び−信号線の入力点または出力点から同じ配線長にある解析座標の点A1とB1とを結んだ直線L1を求め、次に同じ配線長にある解析座標の点A2とB2とを結んだ直線L2を求め、同様にして+信号線及び−信号線の同じ配線長にある解析座標の点A n とB n と( n =1、2、3、…)を結んだ直線L n を全て求め、それらの各直線 nと前記+信号線及び−信号線とが作る角度θ n1 とθ n2 (θ n1 は直線L n と前記+信号線とが作る角度を表し、θ n2 は直線L n と前記−信号線とが作る角度を表す)をそれぞれ算出し、前記各直線L n 毎にそれらの角度θ n1 とθ n2 を比較する角度比較手段と、該比較の結果に基づいて、前記θ n1 とθ n2 とがθ n1 ≠θ n2 となる区間を検出することにより、+信号と−信号の位相差を生じる区間を検出する位相差検出手段と、前記+信号線及び−信号線上の全解析座標について前記位相差を生じる区間の有無を検出し、位相差を生じる区間の区間長の和を求める区間長算出手段と、前記位相差を生じる区間の区間長の和が所定値よりも小さいか否かを判定する判定手段と、前記位相差を生じる区間の区間長の和が所定値よりも小さくなかったとき、警告を出力する警告出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】
また請求項に係る発明は、プリント基板の配線パターンを生成する配線パターン生成装置であって、配線パターンの位置情報を生成する手段と、生成した配線パターンの位置情報から、検査対象の配線パターンである差動信号線路の+信号線上の信号の伝播方向に沿って所定配線長間隔で解析座標A1、A2、A3、…を生成し、同様にして、−信号線上の信号の伝播方向に沿って前記+信号線での所定配線長と同じ配線長間隔で解析座標B1、B2、B3、…を生成する解析座標生成手段と、+信号線及び−信号線の入力点または出力点から同じ配線長にある解析座標の点A1とB1とを結んだ直線L1を求め、次に同じ配線長にある解析座標の点A2とB2とを結んだ直線L2を求め、同様にして+信号線及び−信号線の同じ配線長にある解析座標の点A n とB n と( n =1、2、3、…)を結んだ直線L n を全て求め、それらの各直線L n と前記+信号線及び−信号線とが作る角度θ n1 とθ n2 (θ n1 は直線L n と前記+信号線とが作る角度を表し、θ n2 は直線L n と前記−信号線とが作る角度を表す)をそれぞれ算出し、前記各直線L n 毎にそれらの角度θ n1 とθ n2 とを比較する角度比較手段と、該比較の結果に基づいて、前記θ n1 とθ n2 とがθ n1 ≠θ n2 となる区間を検出することにより、差動信号線に位相差を生じる区間があるか否かを検査する手段を備えたことを特徴とする。前記検査の結果、差動信号線路の位相差を生じる区間が長い場合は、位相差を生じる区間がより短くなる配線パターンに変更する手段をさらに備えてもよい。
【0015】
なお、本発明の対象とする配線パターンは、多層の配線パターンでもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
【0017】
図1は、本発明の第1の実施形態の差動信号配線の検査方法の流れを示すフローチャートである。図中、Ldiffとは配線長差の許容値を示す。また、Lmaxとは位相差のある区間の和の許容値を示す。Ldiff及びLmaxの値は予め決めておく。工程11では、差動信号配線の配線座標を抽出する。工程12では、配線長差とLdiffを比較する。工程13では位相差を検出する。工程14では、位相差のある区間の区間長の和とLmaxを比較する。工程15では警告処理をする。以下、各工程についてそれぞれ詳しく説明する。
【0018】
差動信号の配線座標を抽出する工程11では、配線基板のCAD(Computer Aided Design)データから、差動信号線の配線パターンを形成するのに必要な位置情報(始点、終点、屈曲点の座標、層など)を抽出する。
【0019】
配線長差とLdiffを比較する工程12では、工程11で抽出した検査対象の配線の始点、終点、及び屈曲点の座標からその配線の配線長を計算し、その配線の対になる信号線(+線と−線)の配線長差を求め、Ldiffと比較する。Ldiffは0が望ましいが、高密度実装の場合などは必ずしも対になる信号のパターンを等長にすることが難しい。そこで、許容範囲を、信号の伝播速度を考慮して設定する。発明者のシミュレーションによると、250MHzの矩形波信号ではLdiff=10mm相当の値である。そして、配線長差がLdiffより短い場合(16)は位相検出13を行い、配線長差がLdiffより長い場合(17)は警告処理15を行う。
【0020】
次に、位相差検出工程13について説明する。図2に、位相差検出工程13の処理手順を示す。位相差検出工程13は、配線パターンの関数化21と、位相差の有無を解析するための座標の生成22と、位相差の有無の解析23と、解析終了判定24とからなる。位相差検出工程13では、検査対象の配線パターンの始点から終点までの位相差の有無を一定区間毎に調べる。以下、図2の各処理について詳しく説明する。
【0021】
配線パターンの関数化21では、検査対象である配線パターンの始点、終点、及び屈曲点の座標からその配線パターンを関数化する。例えば、図3の配線パターンの場合、+信号線31の配線パターンの関数は、y=Ys1(Xs1≦x≦Xa1),x=Xa1(Ya1≦y≦Yb1),y=yb1(Xb1≦x≦Xc1),x=Xc1(Yd1≦y≦Yc1),y=Yd1(Xd1≦x≦Xe1)となる。また、−信号線32の配線パターンの関数は、y=Ys2(Xs2≦x≦Xa2),x=Xa2(Yb2≦y≦Ya2),y=yb2(Xb2≦x≦Xc2),x=Xc2(Yc2≦y≦Yd2),y=Yd2(Xd2≦x≦Xe2)となる。なお、図3では、図の横方向にx軸を、縦方向にy軸をとっている。
【0022】
位相差の有無を解析するための座標の生成22は、出力ピン側から(入力ピン側からでも同じである)信号の伝播する方向に沿って処理を行う。このため、配線パターンがx軸またはy軸に平行なパターンで構成されている場合は、x軸またはy軸に沿って座標を1づつ移動させながら処理を進める。具体的には、出力ピン側から、配線パターンがy軸に平行な場合は信号の伝播する方向にy座標を1移動させ、配線パターンがx軸に平行な場合は信号の伝播する方向にx座標を1移動させて、位相差の有無を解析する座標(以下、解析座標と呼ぶ)を、終点座標(入力ピン側)と等しくなるまで、順次生成する。例えば、図3の配線パターンでは、図4に示すように、出力ピンの座標(Xs1,Ys1)41及び(Xs2,Ys2)42から、(Xs1+1,Ys1)43及び(Xs2+1,Ys2)44、(Xs1+2,Ys1)45及び(Xs2+2,Ys2)46、…、(Xa1,Ya1)47及び(Xs2+n,Ys2)48、(Xa1,Ya1+1)49及び(Xs2+n+1,Ys2)410、…、(Xs1,Ye1-1)411及び(Xs2,Ye2-1)412、並びに、入力ピンの座標(Xe1,Ye1)413及び(Xe2,Ye2)414を順次生成する。
【0023】
なお、後述する工程23では解析座標(X1,Y1)及び(X2,Y2)を対象として処理を行うので、本工程22では現解析座標を1つ進めて次の解析座標(X1,Y1)及び(X2,Y2)を求め、その解析座標(X1,Y1)及び(X2,Y2)を出力するようにしている。そして、工程22→24→23と処理を行った後、再び工程22に来たとき、前の(X1,Y1)及び(X2,Y2)を現解析座標とし、その現解析座標を1つ進めて次の解析座標(X1,Y1)及び(X2,Y2)を求めて出力する。例えば図3及び図4の例では、工程21から工程22に進んだときには(X1,Y1)=(Xs1,Ys1)かつ(X2,Y2)=(Xs2,Ys2)とし、工程22→24→23の処理を終えて次に工程22に来たときには(X1,Y1)=(Xs1+1,Ys1)かつ(X2,Y2)=(Xs2+1,Ys2)とし、また次に工程22に来たときには(X1,Y1)=(Xs1+2,Ys1)かつ(X2,Y2)=(Xs2+2,Ys2)とし、…という具合である。もちろん、始めに工程22に入ったときに、図4のような処理対象の配線パターン上の全解析座標を求めて保持しておき、工程22に来たとき順番に出力するようにしてもよい。
【0024】
また、位相差の有無を解析するための解析座標の間隔は1ではなく、任意の値mでも構わない。この場合、図5に示すような屈曲点52が出現した場合、(Xn1,Yn1)51の次の解析座標は、m1+m2=mを満たす(Xm1,Ym1)53とする。
【0025】
さらに、図6に示すようにX,Y軸に平行でない配線パターン61や曲線62の場合は、1つ前の解析座標(Xn,Yn)63からパターン長がm64となる位置の座標を次の解析座標(Xm,Ym)65とする。
【0026】
再び図2に戻って、解析終了の判定24では、位相差の有無の解析が終点座標(入力ピン側)まで終了したか否かを判定する。終了している場合は図2の処理を終了し、そうでない場合は次の工程23に進む。
【0027】
次に、位相差の有無の解析23の方法を説明する。図7に、位相差の有無の解析23の手順を示す。図8に、位相差なしの場合と位相差ありの場合の配線の例を示す。
【0028】
位相差の有無の解析23では、まず、工程22から出力された解析座標(X1,Y1)及び(X2,Y2)を通る直線が配線の2本の信号線に対して作る角度θ1,θ2を求める(工程71)。図8に示すように、位相差がない場合はθ1=θ2、位相差がある場合はθ1≠θ2となる。そこで、位相差の有無の判定はこの角度θ1,θ2を比較する事により行う(工程72)。θ1≠θ2である場合は(73)、この解析座標が位相差のある区間の開始点か否かを判定する(工程74)。もし、位相差がある区間の開始点であれば(75)、位相差がある区間が発生したこと及びこの開始座標を記録し(工程76)、処理を終了する。位相差がある区間の開始点でない場合は(712)、この座標の解析を終了する。また、工程72で位相差がないと判断した場合は(711)、この解析座標の点が位相差がある区間の終了点かどうかを調べる(工程77)。もし、終了点であれば(78)、位相差がある区間が終了したこと及びこの終了座標を記録するとともに、該位相差がある区間の開始点と終了点とその間にある屈曲点の座標から、該位相差のある区間の和(配線長)を計算し(工程79)、この座標の解析を終了する。工程77で、位相差のある区間の終了でなければ(710)、この座標の解析を終了する。
【0029】
図17に、工程79で計算する位相差がある区間の和を説明するための配線の例を示す。位相差のある区間の開始点176と終了点177とその間にある屈曲点178の座標から位相差のある区間の和を計算する。例えば、図17の上段の配線パターン171の場合は、開始点176から終了点177に至る配線長を計算する。図17の下段の配線パターン172の場合は、位相差のある区間が2つあるので、それぞれの配線長L1(174)とL2(175)の和L1+L2を計算する。
【0030】
再び図2に戻って、以上のような位相差の有無の解析23を、解析座標を進めながら実行し、検査対象の配線パターン上の全解析座標について解析を行う。結果として、位相差がある区間全てのの開始座標と終了座標、及びそれら位相差のある区間の配線長の和が求められたことになる。
【0031】
再び図1に戻って、工程13の後、工程14に進む。工程14では、位相差のある区間の配線長の和と予め設定した長さLmaxとを比較する。Lmaxは0が望ましいが、Ldiffと同様の理由で、許容範囲をもたせるとよい。
【0032】
工程14で位相差のある区間の配線長の和がLmaxより長い場合は(18)、警告処理(工程15)を行い、処理を終了する。短い場合(位相差のある区間の配線長の和=0を含む)は(19)、対になる信号線のチェックを終了する。
【0033】
警告処理工程15では、対になる信号線に配線長差及び位相差があることを、テキスト表示、信号線のハイライト表示、または警告音などでユーザに知らせる。また、ユーザに対してだけでなく、警告信号などを出力することでシステムやアプリケーションソフトにも知らせることができる。
【0034】
以上説明した差動信号配線の検査方法を、図9の配線パターン96,97の解析に適用した場合について説明する。ここでは、Ldiff=100,Lmax=100と設定する。まず、図1の工程11で、図9の差動信号の配線座標(1000,1010)91,(2000,1010)910,(2000,1110)911,(2050,1110)912,(2050,1010)913,(5000,1010)914,(1000,1000)92,(4000,1000)920,(4000,900)921,(4050,900)922,(4050,1000)923,(5000,1000)924を抽出する(なお、括弧中の数値は座標値である)。そして、これらの座標から、工程12で、配線96と配線97の配線長を、配線96の配線長=4200、配線97の配線長=4200と求め、工程12で配線長差<Ldiffと判定する(16)。
【0035】
次に、位相差の検出工程13を行う。図2で説明した工程13では、まず、配線パターンを関数化する(工程21)。配線96は、y=1010(1000≦x≦2000),x=2000(1010≦y≦1110),y=1110(2000≦x≦2050),x=2050(1010≦y≦1110),y=1010(2050≦x≦5000)、配線97は、y=1000(1000≦x≦4000),x=4000(900≦y≦1000),y=900(4000≦x≦4050),x=4050(900≦y≦1000),y=1000(4050≦x≦5000)と関数化する。
【0036】
次に、解析座標を生成する(工程22)。まず、配線パターンの開始座標(1000,1010)91と(1000,1000)92を解析座標とし、ここでの位相差の有無を解析する(工程23)。まず図7の工程71で、配線と解析座標の点(1000,1010)91及び(1000,1000)92を通る直線とが作る角度をθ1=90°,θ2=90°と求める(図10)。そして、工程72でθ1=θ2と判定する(711)。そこで、工程77で、位相差がある区間の終了か否かを判定する。位相差がある区間の終了ではないので(710)、この座標での解析(工程23)を終了する。
【0037】
そして、工程22で次の解析座標を生成する。図9及び図10に示すように、配線はx軸に平行であるので、x座標を信号の伝播する向きに移動させて(この場合はx座標を+1する)、次の解析座標(1001,1010)101及び(1001,1000)102を生成する。そして、同様に位相差の有無の解析(工程23)を行う。解析座標が、x軸に平行部分の領域A93(図9)内にある場合は、図10に示すように、θ1=θ2=90°で位相差は生じないため、工程23では開始座標(1000,1010)91及び(1000,1000)92と同じ処理を繰り返す。
【0038】
そして、図9の解析座標(2000,1010)910及び(2000,1000)99までの解析が終わると、配線96はy軸に平行になる。そこで、図11に示すように、配線96の解析座標は、y座標を信号の伝播方向に1移動させて、(2000,1011)111となる。配線97はx軸に平行なので、x座標を信号の伝播方向に1移動させて、(2001,1000)112となる。そして、ここでの位相差の有無を解析する(工程23)。まず、図7の工程71で、配線96,97と解析座標(2000,1011)111及び(2001,1000)112が通る直線とが作る角度をTanθ1=1/11、Tanθ2=11と求め、工程72でθ1≠θ2と判定する(73)。そこで位相差がある区間の開始かどうかを判定する(工程74)。この場合、この解析座標は位相差がある区間の開始であるので(75)、位相差が発生したこと、及び位相差発生の開始座標である(2000,1011)111と(2001,1000)112を記録し(工程76)、この解析座標の位相差の有無の解析を終了する。
【0039】
さらに、次に解析する座標を生成する(工程22)。図11に示すように、次の解析座標(2000,1012)113及び(2002,1000)114でもθ1≠θ2となる。そこで、位相差がある区間の開始かどうかを判定する(工程74)。この解析座標は位相差がある区間の開始ではない(712)ので、この座標の位相差の有無の解析(工程23)を終了する。そして、次に解析する座標を生成する(工程22)。解析座標が図9の領域B94内にある間は、(2000,1012)113及び(2002,1000)114と同じ処理を繰り返す。
【0040】
そして、解析座標が図9の(4050,1010)98及び(4050,1000)923になると、図12に示すように、θ1=θ2=90°となる。このため、工程72で位相差がない(711)と判定する。そこで、位相差のある区間の終了か否かを判定する(工程77)。この解析座標は、位相差がある区間の終了(78)であるので、位相差がある区間が終了したこと、及び位相差のある区間の終了座標である(4050,1010)98,(4050,1000)923を記録する(工程79)。さらに、位相差のある区間の配線長の計算を行う(工程79)。この場合、位相差のある区間の配線長は、記録してある配線96の位相差の開始座標(2000,1011)910、終了座標(4050,1010)98、及びそれらの間にある屈曲点の座標(2000,1110)911,(2050,1110)912,(2050,1010)913から求められ、位相差のある区間の配線長=99+50+100+2000=2249(図13)である。そして、この座標の位相差の有無の解析を終了する。
【0041】
次の解析座標121,122(図12)は、θ1=θ2=90°で位相差はなく(711)、また位相差のある区間の終了ではない(710)ので、この座標の位相差の有無の解析を終了する。同様の処理を繰り返し、解析座標が配線パターンの終点座標と等しくなると、工程24で解析終了と判定し、位相差の検出工程13を終了する。そして、位相差のある区間の和=2249であるので、工程14で位相差のある区間の和>Lmaxと判定し、工程15で、位相差のある区間が長いことをテキスト表示、信号線のハイライト表示、警告音、または警告信号などでユーザまたはシステムやアプリケーションソフトに知らせる。
【0042】
なお上記実施の形態では、位相差の有無の判定をθ1=θ2か否かを判定することで行う方法を用いたが、この場合、図14に示すように、位相差が小さい場合でも警告対象になってしまう。このため、位相差の許容範囲を持たせ、|θ1−θ2|<θ0(θ0はあらかじめ決めた値)を判定することで位相差の有無の判定を行うようにしてもよい。また、本実施の形態では、位相差のある区間の和は、位相差のある区間の終了座標の解析時に計算したが、位相差のある区間での解析時に積算していくことで求めてもよい。
【0043】
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。上記第1の実施の形態では、配線基板上の1層の配線パターンを対象とした。一方、複数の配線層を備えた配線基板では、配線層によって信号の伝播速度が異なる。このため、対になる信号の位相を合わせるためには、配線パターンに層の入れ替えが生じる場合は、対になる信号の層が入れ替わる場所はできるだけ近くであることが望ましい。そこで、次に説明する第2の実施の形態では、複数の配線層を備えた配線基板に配線する場合の対になる信号の配線チェック方法を説明する。
【0044】
図15に、本発明の弟2の実施形態の差動信号の配線の検査方法の工程の流れを示す。本検査方法は、対になる信号の配線座標を抽出する工程11と、配線長差と予め設定した長さLdiffを比較する工程12と、層の入れ替えがあるかを判定する工程151と、対になる2線の層が入れ替わる場所の距離が予め設定された距離Lvより短いか否かを判定する工程152と、位相差を検出する工程13と、位相差のある区間の和と予め設定した長さLmaxを比較する工程14と、警告処理をする工程15とで構成される。
【0045】
工程11と12は、図1の同じ番号の工程と同様の処理である。ただし、本実施の形態では、多層にわたる配線が検査対象であるから、配線座標は3次元のxyz座標で表現され、配線長もxyz座標系での長さになる。
【0046】
層の入れ替えがあるか否かを判定する工程151は、2本の配線パターンの層の入れ替えの有無を判定する。層の入れ替えがない場合は(153)、第1の実施形態の方法と同様に、位相差の検出13を行う。層の入れ替えがある場合は(154)、対になる2線の層が入れ替わる場所の距離が予め設定された距離Lvより短いか否かを判定する工程152で、対になる2本の配線の層が入れ替わる位置の距離が予め設定した値Lvより短い距離であるか否かを判定する。対になる2線の層が入れ替わる場所の距離は2信号の配線パターン間隔であることが望ましいが、許容範囲は、パターン間隔と各配線層での信号の伝播速度によって決める。対になる2線の層が入れ替わる場所の距離が距離Lvより短い場合は(155)、第1の実施形態の方法と同様に位相差の検出13を行い、そうでない場合は、警告処理15を行う。
【0047】
位相差検出工程13、位相差のある区間長の和とLmaxとの比較の工程14、及び警告処理工程15は、図1の同じ番号の工程と同様の処理である。警告処理をする工程15では、配線長差が大きいこと、位相差がある区間が長いことを警告することに加えて、2線の層が入れ替わる場所が離れていることを警告する場合がある。
【0048】
図16の上段は、2線の配線長差がLdiffより小さく、層が入れ替わる場所162があり、入れ替わる場所の距離L1(163)及びL2(164)がLvより小さい配線パターン161を示す。配線パターン161において、実線で示した部分と点線で示した部分とは別の層に配線されているものとする。図15の手順でこの配線パターン161を検査する場合、配線長差と予め設定した長さLdiffを比較する工程12で、配線長差がLdiffより小さいと判定し(16)、層の入れ替えがあるかを判定する工程151で、層の入れ替えがあると判定し(154)、2線の層が入れ替わる場所の距離が予め設定された距離Lvより短いかを判定する工程152で、Lvより小さいと判定し(155)、位相差検出工程13を行う。以後、第1の実施の形態と同じ処理を行う。
【0049】
図16の中段は、2線の配線長差がLdiffより小さく、層が入れ替わる場所162があり、入れ替わる場所の距離L3(165)がLvより大きい配線パターン164を示す。配線パターン164において、実線で示した部分と点線で示した部分とは別の層に配線されているものとする。図15の手順でこの配線パターン164を検査する場合、配線長差と予め設定した長さLdiffを比較する工程12で、配線長差がLdiffより小さいと判定し(16)、層の入れ替えがあるかを判定する工程151で、層の入れ替えがあると判定し(154)、配線の層が入れ替わる場所の距離が予め設定された距離Lvより短いかを判定する工程152で、Lvより大きい(156)と判定する。そして、工程15で2線の層が入れ替わる場所が離れていることを警告する。
【0050】
第1及び第2の実施の形態の配線検査方法は、上記検査手順に従って処理を実行するプログラムで具現化できる。また、上記検査手順を実行するプログラムを計算機に実装して動作させることにより、配線検査装置が具現化できる。
【0051】
次に、本発明の差動信号の配線検査方法を配線パターン生成装置に適用した例を説明する。図20は、配線パターン生成装置のパターン生成方法を説明するフローチャートである。配線パターン生成装置での配線パターン生成は、配線パターン生成工程201と、差動信号の配線を検査する工程202と、配線パターンを変更する工程204とからなる。工程201で生成された配線パターンに対して、工程202で、本発明に係る差動信号配線の検査を行う。例えば、上述の実施の形態の検査方法を適用すればよい。工程202でNG、すなわち警告が発生した場合は(206)、工程204で該当する配線パターンを変更する。工程204の配線パターンの変更では、例えば、差動信号線路の位相差がある区間が長い場合、その位相差がある区間を、より短くするような配線パターンに、変更する。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、1層あるいは多層のプリント基板の配線パターンに対して、差動信号配線の位相差検出が可能となり、放射ノイズがより少ない基板を作成することができる。配線パターン生成装置に本発明を適用することで、差動信号線路の位相差がある区間が短くなるような配線パターンを自動生成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る差動信号の配線の検査方法のフローチャート図
【図2】位相差検出工程を表わすフローチャート図
【図3】配線パターンの関数化を説明する図
【図4】解析座標の生成方法を説明する図
【図5】屈曲点での解析座標の生成方法を説明する図
【図6】斜線、曲線の配線パターンでの解析座標の生成方法を説明する図
【図7】位相差の有無の解析工程を表わすフローチャート図
【図8】位相差の有無の判定方法を説明する図
【図9】検査対象の配線パターンを示す図
【図10】領域Aでの位相差の有無を判定する方法を説明する図
【図11】領域Bでの位相差の有無を判定する方法を説明する図
【図12】領域Cでの位相差の有無を判定する方法を説明する図
【図13】位相差のある区間の長さを説明する図
【図14】位相差の発生を説明する図
【図15】第2の実施形態の差動信号線路の検査方法のフローチャート図
【図16】層の入れ替えがある配線パターンを示す図
【図17】位相差がある区間の和を説明する図
【図18】+線と−線の位相差を説明する図
【図19】位相差のある区間と放射ノイズの関係を示す図
【図20】パターン生成方法を説明するフローチャート図
【符号の説明】
11〜19…差動信号配線の検査工程、21〜24…位相差検出工程、31…+信号線、32…−信号線、41〜42…出力ピンの座標、43〜49…屈曲点の座標、410〜412…屈曲点の座標、413〜414…入力ピンの座標、51…前の解析座標(Xn1,Yn1)、52…屈曲点、53…次の解析座標た(Xm1,Ym1)、61…X、Y軸に平行でない配線パターン61、62…曲線の配線パターン、63…1つ前の解析座標(Xn,Yn)、64…パターン長m、65…次の解析座標(Xm,Ym)、71〜77,710…位相差の有無の解析工程、81…解析座標(X1,Y1)、82…解析座標(X2,Y2)、83…解析座標(X1,Y1)と(X2,Y2)を通る直線、84…配線と解析座標が作る角度θ1、85…配線と解析座標が作る角度θ2、93…領域A、94…領域B、95…領域C、96,97…配線パターン、98,99…解析座標、91,910〜914…配線座標、92,920〜924…配線座標、101,102…解析座標、98,99…解析座標、111,112,113,114,121,122…解析座標、151〜155層入れ替えの検査工程、161…配線パターン、162…層が入れ替わる場所、163…入れ替わる場所の距離L1、164…入れ替わる場所の距離L2、165…入れ替わる場所の距離L3、171…配線パターン、172…配線パターン、173…位相差のある区間の長さ、174…位相差のある区間の長さL1、175…位相差のある区間の長さL2、176…開始点、177…終了点、178…屈曲点、201,202,205〜206…配線パターンの生成工程。

Claims (8)

  1. プリント基板の配線検査装置を用いた配線検査方法において、
    前記配線検査装置が備えるCADデータ入力手段が、プリント基板のCADデータから、該プリント基板の差動信号線路の配線パターンの位置情報を入力するステップと、
    前記配線検査装置が備える解析座標生成手段が、前記位置情報から、検査対象の配線パターンである差動信号線路の+信号線上の信号の伝播方向に沿って所定配線長間隔で解析座標A1、A2、A3、…を生成し、同様にして、−信号線上の信号の伝播方向に沿って前記+信号線での所定配線長と同じ配線長間隔で解析座標B1、B2、B3、…を生成するステップと、
    前記配線検査装置が備える角度比較手段が、+信号線及び−信号線の入力点または出力点から同じ配線長にある解析座標の点A1とB1とを結んだ直線L1を求め、次に同じ配線長にある解析座標の点A2とB2とを結んだ直線L2を求め、同様にして+信号線及び−信号線の同じ配線長にある解析座標の点A n とB n と( n =1、2、3、…)を結んだ直線L n を全て求め、それらの各直線 nと前記+信号線及び−信号線とが作る角度θ n1 とθ n2 (θ n1 は直線L n と前記+信号線とが作る角度を表し、θ n2 は直線L n と前記−信号線とが作る角度を表す)をそれぞれ算出し、前記各直線L n 毎にそれらの角度θ n1 とθ n2 を比較するステップと、
    前記配線検査装置が備える位相差検出手段が、該比較の結果に基づいて、前記θ n1 とθ n2 とがθ n1 ≠θ n2 となる区間を検出することにより、+信号と−信号の位相差を生じる区間を検出するステップと
    を備えたことを特徴とする配線検査方法。
  2. プリント基板の配線検査装置を用いた配線検査方法において、
    前記配線検査装置が備えるCADデータ入力手段が、プリント基板のCADデータから、該プリント基板の差動信号線路の配線パターンの位置情報を入力するステップと、
    前記配線検査装置が備える解析座標生成手段が、前記位置情報から、検査対象の配線パターンである差動信号線路の+信号線上の信号の伝播方向に沿って所定配線長間隔で解析座標A1、A2、A3、…を生成し、同様にして、−信号線上の信号の伝播方向に沿って前記+信号線での所定配線長と同じ配線長間隔で解析座標B1、B2、B3、…を生成するステップと、
    前記配線検査装置が備える角度比較手段が、+信号線及び−信号線の入力点または出力点から同じ配線長にある解析座標の点A1とB1とを結んだ直線L1を求め、次に同じ配線長にある解析座標の点A2とB2とを結んだ直線L2を求め、同様にして+信号線及び−信号線の同じ配線長にある解析座標の点A n とB n と( n =1、2、3、…)を結んだ直線L n を全て求め、それらの各直線 nと前記+信号線及び−信号線とが作る角度θ n1 とθ n2 (θ n1 は直線L n と前記+信号線とが作る角度を表し、θ n2 は直線L n と前記−信号線とが作る角度を表す)をそれぞれ算出し、前記各直線L n 毎にそれらの角度θ n1 とθ n2 を比較するステップと、
    前記配線検査装置が備える位相差検出手段が、該比較の結果に基づいて、前記θ n1 とθ n2 とがθ n1 ≠θ n2 となる区間を検出することにより、+信号と−信号の位相差を生じる区間を検出するステップと、
    前記配線検査装置が備える区間長算出手段が、前記+信号線及び−信号線上の全解析座標について前記位相差を生じる区間の有無を検出し、位相差を生じる区間の区間長の和を求めるステップと、
    前記配線検査装置が備える判定手段が、前記位相差を生じる区間の区間長の和が所定値よりも小さいか否かを判定するステップと、
    前記配線検査装置が備える警告出力手段が、前記位相差を生じる区間の区間長の和が所定値よりも小さくなかったとき、警告を出力するステップと
    を備えたことを特徴とする配線検査方法。
  3. プリント基板の配線検査を行うプログラムを記憶した記憶媒体であって、
    コンピュータを、
    プリント基板のCADデータから、該プリント基板の差動信号線路の配線パターンの位置情報を入力するCADデータ入力手段と、
    前記位置情報から、検査対象の配線パターンである差動信号線路の+信号線上の信号の伝播方向に沿って所定配線長間隔で解析座標A1、A2、A3、…を生成し、同様にして、−信号線上の信号の伝播方向に沿って前記+信号線での所定配線長と同じ配線長間隔で解析座標B1、B2、B3、…を生成する解析座標生成手段と、
    +信号線及び−信号線の入力点または出力点から同じ配線長にある解析座標の点A1とB1とを結んだ直線L1を求め、次に同じ配線長にある解析座標の点A2とB2とを結んだ直線L2を求め、同様にして+信号線及び−信号線の同じ配線長にある解析座標の点A n とB n と( n =1、2、3、…)を結んだ直線L n を全て求め、それらの各直線 nと前記+信号線及び−信号線とが作る角度θ n1 とθ n2 (θ n1 は直線L n と前記+信号線とが作る角度を表し、θ n2 は直線L n と前記−信号線とが作る角度を表す)をそれぞれ算出し、前記各直線L n 毎にそれらの角度θ n1 とθ n2 を比較する角度比較手段と、
    該比較の結果に基づいて、前記θ n1 とθ n2 とがθ n1 ≠θ n2 となる区間を検出することにより、+信号と−信号の位相差を生じる区間を検出する位相差検出手段と
    して機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  4. プリント基板の配線検査を行うプログラムを記憶した記憶媒体であって、
    コンピュータを、
    プリント基板のCADデータから、該プリント基板の差動信号線路の配線パターンの位置情報を入力するCADデータ入力手段と、
    前記位置情報から、検査対象の配線パターンである差動信号線路の+信号線上の信号の伝播方向に沿って所定配線長間隔で解析座標A1、A2、A3、…を生成し、同様にして、−信号線上の信号の伝播方向に沿って前記+信号線での所定配線長と同じ配線長間隔で解析座標B1、B2、B3、…を生成する解析座標生成手段と、
    +信号線及び−信号線の入力点または出力点から同じ配線長にある解析座標の点A1とB1とを結んだ直線L1を求め、次に同じ配線長にある解析座標の点A2とB2とを結んだ直線L2を求め、同様にして+信号線及び−信号線の同じ配線長にある解析座標の点A n とB n と( n =1、2、3、…)を結んだ直線L n を全て求め、それらの各直線 nと前記+信号線及び−信号線とが作る角度θ n1 とθ n2 (θ n1 は直線L n と前記+信号線とが作る角度を表し、θ n2 は直線L n と前記−信号線とが作る角度を表す)をそれぞれ算出し、前記各直線L n 毎にそれらの角度θ n1 とθ n2 を比較する角度比較手段と、
    該比較の結果に基づいて、前記θ n1 とθ n2 とがθ n1 ≠θ n2 となる区間を検出することにより、+信号と−信号の位相差を生じる区間を検出する位相差検出手段と、
    前記+信号線及び−信号線上の全解析座標について前記位相差を生じる区間の有無を検出し、位相差を生じる区間の区間長の和を求める区間長算出手段と、
    前記位相差を生じる区間の区間長の和が所定値よりも小さいか否かを判定する判定手段と、
    前記位相差を生じる区間の区間長の和が所定値よりも小さくなかったとき、警告を出力する警告出力手段と
    して機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  5. プリント基板の配線検査装置において、
    プリント基板のCADデータから、該プリント基板の差動信号線路の配線パターンの位置情報を入力するCADデータ入力手段と、
    前記位置情報から、検査対象の配線パターンである差動信号線路の+信号線上の信号の伝播方向に沿って所定配線長間隔で解析座標A1、A2、A3、…を生成し、同様にして 、−信号線上の信号の伝播方向に沿って前記+信号線での所定配線長と同じ配線長間隔で解析座標B1、B2、B3、…を生成する解析座標生成手段と、
    +信号線及び−信号線の入力点または出力点から同じ配線長にある解析座標の点A1とB1とを結んだ直線L1を求め、次に同じ配線長にある解析座標の点A2とB2とを結んだ直線L2を求め、同様にして+信号線及び−信号線の同じ配線長にある解析座標の点A n とB n と( n =1、2、3、…)を結んだ直線L n を全て求め、それらの各直線 nと前記+信号線及び−信号線とが作る角度θ n1 とθ n2 (θ n1 は直線L n と前記+信号線とが作る角度を表し、θ n2 は直線L n と前記−信号線とが作る角度を表す)をそれぞれ算出し、前記各直線L n 毎にそれらの角度θ n1 とθ n2 を比較する角度比較手段と、
    該比較の結果に基づいて、前記θ n1 とθ n2 とがθ n1 ≠θ n2 となる区間を検出することにより、+信号と−信号の位相差を生じる区間を検出する位相差検出手段と
    を備えたことを特徴とする配線検査装置。
  6. プリント基板の配線検査装置において、
    プリント基板のCADデータから、該プリント基板の差動信号線路の配線パターンの位置情報を入力するCADデータ入力手段と、
    前記位置情報から、検査対象の配線パターンである差動信号線路の+信号線上の信号の伝播方向に沿って所定配線長間隔で解析座標A1、A2、A3、…を生成し、同様にして、−信号線上の信号の伝播方向に沿って前記+信号線での所定配線長と同じ配線長間隔で解析座標B1、B2、B3、…を生成する解析座標生成手段と、
    +信号線及び−信号線の入力点または出力点から同じ配線長にある解析座標の点A1とB1とを結んだ直線L1を求め、次に同じ配線長にある解析座標の点A2とB2とを結んだ直線L2を求め、同様にして+信号線及び−信号線の同じ配線長にある解析座標の点A n とB n と( n =1、2、3、…)を結んだ直線L n を全て求め、それらの各直線 nと前記+信号線及び−信号線とが作る角度θ n1 とθ n2 (θ n1 は直線L n と前記+信号線とが作る角度を表し、θ n2 は直線L n と前記−信号線とが作る角度を表す)をそれぞれ算出し、前記各直線L n 毎にそれらの角度θ n1 とθ n2 を比較する角度比較手段と、
    該比較の結果に基づいて、前記θ n1 とθ n2 とがθ n1 ≠θ n2 となる区間を検出することにより、+信号と−信号の位相差を生じる区間を検出する位相差検出手段と、
    前記+信号線及び−信号線上の全解析座標について前記位相差を生じる区間の有無を検出し、位相差を生じる区間の区間長の和を求める区間長算出手段と、
    前記位相差を生じる区間の区間長の和が所定値よりも小さいか否かを判定する判定手段と、
    前記位相差を生じる区間の区間長の和が所定値よりも小さくなかったとき、警告を出力する警告出力手段と
    を備えたことを特徴とする配線検査装置。
  7. プリント基板の配線パターンを生成する配線パターン生成装置であって、
    配線パターンの位置情報を生成する手段と、
    生成した配線パターンの位置情報から、検査対象の配線パターンである差動信号線路の+信号線上の信号の伝播方向に沿って所定配線長間隔で解析座標A1、A2、A3、…を生成し、同様にして、−信号線上の信号の伝播方向に沿って前記+信号線での所定配線長と同じ配線長間隔で解析座標B1、B2、B3、…を生成する解析座標生成手段と、
    +信号線及び−信号線の入力点または出力点から同じ配線長にある解析座標の点A1とB1とを結んだ直線L1を求め、次に同じ配線長にある解析座標の点A2とB2とを結んだ直線L2を求め、同様にして+信号線及び−信号線の同じ配線長にある解析座標の点A n とB n と( n =1、2、3、…)を結んだ直線L n を全て求め、それらの各直線L n と前記+信号線及び−信号線とが作る角度θ n1 とθ n2 (θ n1 は直線L n と前記+信号線とが作る角度を表し、θ n2 は直線L n と前記−信号線とが作る角度を表す)をそれぞれ算出し、前記各直線L n 毎にそれらの角度θ n1 とθ n2 とを比較する角度比較手段と、
    該比較の結果に基づいて、前記θ n1 とθ n2 とがθ n1 ≠θ n2 となる区間を検出することにより、差動信号線に位相差を生じる区間があるか否かを検査する手段
    を備えたことを特徴とする配線パターン生成装置。
  8. 請求項に記載の配線パターン生成装置において、
    前記検査の結果、差動信号線路の位相差を生じる区間が長い場合は、位相差を生じる区間がより短くなる配線パターンに変更する手段を備えたことを特徴とする配線パターン生成装置。
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